JPH10198465A - 省電力モード機能搭載装置および省電力モード切換方法 - Google Patents

省電力モード機能搭載装置および省電力モード切換方法

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JPH10198465A
JPH10198465A JP8357174A JP35717496A JPH10198465A JP H10198465 A JPH10198465 A JP H10198465A JP 8357174 A JP8357174 A JP 8357174A JP 35717496 A JP35717496 A JP 35717496A JP H10198465 A JPH10198465 A JP H10198465A
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power
saving mode
power supply
input
power saving
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JP8357174A
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Kiyoshi Iwabuchi
清 岩渕
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Canon Electronic Business Machines HK Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使い勝手を損うことなく、省電力モード状態
への切換時点までの期間中の第2の電源の消耗を十分に
考慮した省電力モード機能を実行することができる省電
力モード機能搭載装置を提供する。 【解決手段】 入力手段52からのキー入力が無くなる
と、パワーオフ処理用のタイマー割込処理の設定が行わ
れ、この割込処理では、電力供給元が太陽電池11およ
び乾電池12の内のいずれの電源であるかを電源検出信
号に基づき判定し、太陽電池11であると、カウンタに
より単位時間当りの計数値の増分が1に設定された計数
を行い、乾電池12であると、カウンタにより単位時間
当りの計数値の増分が2に設定された計数を行う(ステ
ップS210〜230)。この計数値が所定値を超えた
ときには、パワーオフ処理への移行が行われ、CPU5
1の状態がモード状態に切り換えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力手段から入力
された情報に基づき対応する処理を実行する処理手段に
選択的に電力を供給する2つの電源を搭載し、入力手段
からの情報の入力が所定期間無いときに処理手段の状態
を最小限の電力消費で動作可能な省電力モード状態に切
り換える省電力モード機能を有する省電力モード機能搭
載装置および省電力モード切換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUおよびその周辺機器を備え
る携帯情報端末などの装置においては、外部から供給さ
れるエネルギによりCPUおよびその周辺機器が動作可
能な電力を発生するすなわちAC電源、太陽電池などの
第1の電源と、電力供給可能容量が第1の電源の電力供
給可能容量より少ないすなわち電力供給可能容量が限定
されている乾電池などの第2の電源とを内蔵し、第1の
電源への外部からのエネルギ供給が停止したときに、第
1の電源から第2の電源へ切り換えを行うように設定さ
れているとともに、CPUへの入力が所定期間無いとき
にCPUの状態を最小限の電力消費で動作可能な省電力
モード状態に切り換えるための省電力モード機能を実行
するように設定されている。
【0003】この省電力モード機能は、具体的には、C
PUへの入力が無い期間を計測し、この計測した期間が
予め設定した基準期間を超えると、CPUへの入力が所
定期間無いと判定し、CPUの状態を最小限の電力消費
で動作可能な省電力モード状態に切り換える機能であ
り、この機能によって消費電力量が少なく抑制されるこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
省電力モード機能を有する装置では、CPUへの入力が
無い期間が予め設定した基準期間を超えると、CPUの
状態を省電力モード状態に切り換えるから、CPUへの
入力無発生時点から省電力モード状態への切換時点まで
の期間は第1の電源が選択されている場合と第2の電源
が選択されている場合とにおいてほぼ等しくなり、CP
Uへの入力無発生時点から省電力モード状態への切換時
点までの期間中、第2の電源が選択されている場合にお
ける電力消費量は第1の電源が選択されている場合にお
ける電力消費量とほぼ変わらない。よって、第2の電源
が選択されている場合におけるCPUへの入力無発生時
点から省電力モード状態への切換時点までの期間中の第
2の電源の消耗を十分に考慮した省電力モード機能が実
行されていない。
【0005】そこで、第2の電源が選択されている場合
において、CPUへの入力無発生時点から省電力モード
状態への切換時点までの期間中の第2の電源の消耗を少
なくするために、上記基準期間を第2の電源に合わせて
短く設定する方法が考えられるが、この方法では、省電
力モード状態への切換時点までの期間が短くなるから、
電力供給可能容量が十分にある第1の電源が選択されて
いるときでも省電力モード状態への切換発生頻度が増す
ことになり、使い勝手が悪くなる。
【0006】本発明の目的は、使い勝手を損うことな
く、省電力モード状態への切換時点までの期間中の第2
の電源の消耗を十分に考慮した省電力モード機能を実行
することができる省電力モード機能搭載装置および省電
力モード切換方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
入力手段から入力された情報に基づき対応する処理を実
行する処理手段と、外部から供給されるエネルギにより
前記処理手段が動作可能な電力を発生する第1の電源
と、電力供給可能容量が前記第1の電源の電力供給可能
容量より少なく、前記処理手段が動作可能な電力を発生
する第2の電源と、前記第1および第2の電源の内から
一方の電源を選択し、該選択した一方の電源の電力を前
記処理手段に供給する供給手段とを備え、前記入力手段
からの情報の入力が所定期間無いときに、前記処理手段
の状態を最小限の電力消費で動作可能な省電力モード状
態に切り換える省電力モード機能を有する省電力モード
機能搭載装置において、前記選択された一方の電源が前
記第1および第2の電源の内のいずれであるかを検出す
る検出手段と、前記検出手段の検出結果に応じて前記所
定期間の長さを変更する期間変更手段とを設けたことを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の省
電力モード機能搭載装置において、前記期間変更手段
は、前記検出手段の検出結果に応じて1計数値当りの計
数間隔を設定する設定手段と、該設定した計数間隔に基
づき前記入力手段からの情報の入力が無い期間中計数す
る計数手段とを有し、前計数手段の計数値が所定値を超
えたときに前記入力手段からの情報の入力が所定期間無
いと判定し、前記処理手段の状態を前記省電力モード状
態に切り換えることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の省
電力モード機能搭載装置において、前記1計数値当りの
計数間隔は、前記第1の電源が選択されているときに第
1の計数間隔に設定され、前記第2の電源が選択されて
いるときに前記第1の計数間隔より短い第2の計数間隔
に設定されることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、入力手段から入力
された情報に基づき対応する処理を実行する処理手段
と、外部から供給されるエネルギにより前記処理手段が
動作可能な電力を発生する第1の電源と、電力供給可能
容量が前記第1の電源の電力供給可能容量より少なく、
前記処理手段が動作可能な電力を発生する第2の電源
と、前記第1および第2の電源の内から一方の電源を選
択し、該選択した一方の電源の電力を前記処理手段に供
給する供給手段とを備える装置に用いられ、前記処理手
段の状態を最小限の電力消費で動作可能な省電力モード
状態に切り換えるための省電力モード切換方法におい
て、前記選択された一方の電源が前記第1および第2の
電源の内のいずれであるかを検出し、その検出結果を出
力する検出工程と、前記検出結果に応じて所定期間の設
定する期間設定工程と、前記入力手段からの情報の入力
が前記設定された所定期間無いときに、前記処理手段の
状態を前記省電力モード状態に切り換える切換工程とを
含むことを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の省
電力モード切換方法において、前記期間設定工程は、前
記検出結果に応じて1計数値当りの計数間隔を設定する
工程と、計数手段で前記設定した計数間隔に基づき前記
入力手段からの情報の入力が無い期間中計数する工程と
を有し、前計数手段の計数値が所定値を超えたときに前
記入力手段からの情報の入力が所定期間無いと判定し、
前記処理手段の状態を前記省電力モード状態に切り換え
ることを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載の省
電力モード切換方法において、前記1計数値当りの計数
間隔は、前記第1の電源が選択されているときに第1の
計数間隔に設定され、前記第2の電源が選択されている
ときに前記第1の計数間隔より短い第2の計数間隔に設
定されることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図を参照しながら説明する。
【0014】(実施の第1形態)図1は本発明の省電力
モード機能搭載装置の実施の第1形態の構成を示すブロ
ック図である。なお、本実施の形態では、省電力モード
機能搭載装置として携帯情報端末を例に説明する。
【0015】携帯情報端末は、図1に示すように、入力
手段52から入力された情報に基づき対応する処理を実
行するCPU51と、外部から供給される光エネルギに
よりCPU51が動作可能な電力を発生する太陽電池1
1と、電力供給可能容量が太陽電池の電力供給可能容量
より少なく、CPU51が動作可能な電力を発生する乾
電池12と、太陽電池11の電圧が基準電圧以上である
ときに、その電力をライン40に供給し、太陽電池11
の電圧が基準電圧より低くなると、太陽電池11のライ
ン40への電力供給を停止するためのスイッチング回路
20とを備える。
【0016】スイッチング回路20は、具体的には、ツ
ェナーダイオード21と、逆流防止用ダイオード22
と、2つのトランジスタ23,24と、2つの分圧抵抗
R1,R2とから構成され、太陽電池11の電圧が基準
電圧以上であるときに、太陽電池11の電力がトランジ
スタ23、ダイオード22、ライン40を経てCPU5
1に供給される。このライン40への供給に伴いライン
30には対応する電圧が印加され、このライン30に印
加された電圧は電源検出信号としてCPU51に取り込
まれる。これに対し、太陽電池11の電圧が基準電圧よ
り低くなると、トランジスタ23のエミッタ−コレクタ
間の電流経路が遮断され、太陽電池11のライン40へ
の電力供給が遮断される。ライン40への電力供給遮断
に伴いライン30の電圧は基準電位まで低下する。
【0017】太陽電池11の電圧低下に伴い太陽電池1
1のライン40への電力供給が遮断されると、乾電池1
2の電力が逆流防止用ダイオード13およびライン40
経てCPU51へ供給され、CPU51に対する電源が
太陽電池11から乾電池12へ切り換えられることにな
る。このように、CPU51に対する電源は太陽電池1
1の電圧値に応じて太陽電池11は乾電池12のいずれ
かに切り換えられ、CPU51は太陽電池11または乾
電池12により動作することになる。
【0018】入力手段52からのキー入力が所定期間無
いと、CPU51が有する省電力モード機能によりCP
U51の状態を最小限の電力消費で動作可能な省電力モ
ード状態に切り換えるためのパワーオフ処理が実行され
る。省電力モード機能では、CPU51への電力供給元
が太陽電池11および乾電池12の内のいずれの電源で
あるかをライン30から取り込んだ電源検出信号の電圧
値に基づき検出し、この検出結果に応じてCPU51の
内部に設けられているカウンタ(図示せず)の1計数値
当りの計数間隔を設定し、このカウンタで設定した計数
間隔に基づき入力手段52からの情報の入力が無い期間
中計数し、カウンタの計数値が所定値を超えたときに入
力手段51からのキー入力が所定期間無いと判定してパ
ワーオフ処理を実行する。カウンタの計数値が所定値を
超えるまでの期間に入力手段51からの情報の入力があ
ると、この入力されたキーに対するキー処理が実行され
る。本実施の形態では、CPU51への電力供給元が太
陽電池11であると、カウンタの単位時間当りの計数値
の増分を1に設定し、CPU51への電力供給元が乾電
池12であると、カウンタの単位時間当りの計数値の増
分を2に設定することによって、入力手段52からのキ
ー入力が無い時点からパワーオフ処理が実行されるまで
の所定期間をCPU51への電力供給元に応じて変更す
る。
【0019】この省電力モード機能の処理手順について
図2および図3を参照しながら説明する。図2は図1の
省電力モード機能搭載装置におけるキー入力処理を示す
フローチャート、図3は図2のステップS120のパワ
ーオフ処理用のタイマー割込処理を示すフローチャート
である。
【0020】キー入力処理過程において入力手段52か
らのキー入力が無くなると、図2に示すように、CPU
51の内部に設けられているカウンタがリセットされる
(ステップS110)。
【0021】次いで、パワーオフ処理用のタイマー割込
処理の設定が行われる(ステップS120)。パワーオ
フ処理用のタイマー割込処理では、図3に示すように、
まず、CPU51への電力供給元が太陽電池11および
乾電池12の内のいずれの電源であるかをライン30か
ら取り込んだ電源検出信号の電圧値に基づき判定する
(ステップS210)。CPU51への電力供給元が太
陽電池11であると、カウンタの単位時間当りの計数値
の増分が1に設定され、このカウンタで設定した計数値
の増分に基づき計数が行われる(ステップS220)。
これに対し、CPU51への電力供給元が乾電池12で
あると、カウンタの単位時間当りの計数値の増分が2に
設定され、このカウンタで設定した計数値の増分に基づ
き計数が行われる(ステップS230)。
【0022】パワーオフ処理用のタイマー割込処理の設
定が行われると、割込を待つ待機状態が設定される(ス
テップS130)。この割込としては、キー入力、チャ
タリング処理に関する割込と、上述のパワーオフ処理用
のタイマー割込とがある。
【0023】次いで、パワーオフ処理用のタイマー割込
によりカウンタの計数値が取り込まれ、この計数値が所
定値(MAX)を超えたか否かが判定される(ステップ
S140)。計数値が所定値(MAX)を超えていない
ときには、続いてキー入力の有無が判定され(ステップ
S150)、キー入力が有れば、この入力されたキーに
対応する処理を実行するためのキー処理への移行が行わ
れ、キー入力が無ければ、ステップS130からの処理
が繰り返される。
【0024】これに対し、計数値が所定値(MAX)を
超えたときには、入力手段51からのキー入力が所定期
間無いと判断されてパワーオフ処理への移行が行われ、
CPU51の状態が最小限の電力消費で動作可能な省電
力モード状態に切り換えられる。
【0025】また、入力手段52からのキー入力が無い
状態において太陽電池11から乾電池12への切換また
はその逆の切換が行われると、パワーオフ処理用のタイ
マー割込処理により上記切換に応じた計数値の増分に基
づき計数が行われる。
【0026】このように、CPU51への電力供給元が
太陽電池11であると、カウンタの単位時間当りの計数
値の増分が1に設定され(ステップS220)、CPU
51への電力供給元が乾電池12であると、カウンタの
単位時間当りの計数値の増分が2に設定される(ステッ
プS230)から、電力供給可能容量が限定されている
乾電池12によるCPU51の動作中において、CPU
51への入力無発生時点から省電力モード状態への切換
時点までの期間は太陽電池11による動作中における期
間より短くすなわち約半分になり、CPU51への入力
無発生時点から省電力モード状態への切換時点までの期
間中の乾電池12の電力消耗を十分に考慮した省電力モ
ード機能を実行することができる。
【0027】また、逆に、太陽電池11によるCPU5
1の動作中において、CPU51への入力無発生時点か
ら省電力モード状態への切換時点までの期間は乾電池1
2による動作中における期間の約2倍になるから、電力
供給可能容量が十分にある太陽電池11によるCPU5
1の動作中における省電力モード状態への切換発生頻度
は乾電池12による動作中の場合に比してに少なくな
り、使い勝手が損なわれることはない。
【0028】さらに、入力手段52からのキー入力が無
い状態においてCPU51に対する電源の切換が行われ
ると、この切換に応じた計数値の増分に基づき計数が行
われるから、CPU51に対する電源の切換に対応しな
がらCPU51への入力無発生時点から省電力モード状
態への切換時点までの期間の長さを変更することができ
る。
【0029】なお、本実施の形態では、入力手段52か
らのキー入力が無い時点からパワーオフ処理が実行され
るまでの所定期間をCPU51への電力供給元に応じて
変更するために、CPU51への電力供給元が太陽電池
11であるときにカウンタの単位時間当りの計数値の増
分を1に、CPU51への電力供給元が乾電池12であ
るときにカウンタの単位時間当りの計数値の増分を2に
それぞれ設定しているが、それぞれの場合におけるカウ
ンタの単位時間当りの計数値の増分が上記値に限定され
ることはなく、各場合における計数値の増分を他の数値
の組合せで構成することが可能であるこというまでもな
い。また、CPU51への電力供給元に応じて各場合に
おける計数値の増分を適宜選択することによって、入力
手段51からのキー入力が無い時点からパワーオフ処理
が実行されるまでの所定期間をCPU51への電力供給
元に応じて変更することが可能である。
【0030】また、本実施の形態では、電力供給可能容
量が十分にある太陽電池11と電力供給可能容量が限定
されている乾電池12との組合せの例を示しているが、
AC電源と二次電池とが組み合わされている場合におい
ても、同様の効果が得れることはいうまでもない。
【0031】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図4を参照しながら説明する。図4は
本発明の省電力モード機能搭載装置の実施の第2形態の
構成を示すブロック図である。
【0032】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、スイッチング回路の構成において異なり、他の構
成は同じである。
【0033】具体的には、スイッチング回路200は、
図4に示すように、太陽電池11の電圧が基準電圧以上
であるときに、その電力をライン40に供給し、太陽電
池11の電圧が基準電圧より低くなると、太陽電池11
のライン40への電力供給を停止するための回路からな
り、該回路は、LED(発光ダイオード)201からの
光によりオン、オフ動作をするフォトトランジスタ20
2と、分圧抵抗R3と、逆流防止用ダイオード22とか
ら構成されている。また、実施の第1形態と同様に、ラ
イン30に印加された電圧は電源検出信号としてCPU
51に取り込まれる。
【0034】このように、LED201とフォトトラン
ジスタ202との組合せを用いてスイッチング回路20
0を構成することにより、スイッチング回路200の構
成に掛かるコストを低く抑えることができる。
【0035】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図5を参照しながら説明する。図5は
本発明の省電力モード機能搭載装置の実施の第3形態に
おける主要部構成を示すブロック図である。
【0036】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、入力手段からのキー入力が無い時点からパワーオ
フ処理が実行されるまでの所定期間をCPUへの電力供
給元(電源検出信号)に応じて変更するために、電源検
出信号に応じて割込クロックの周期を変更してパワーオ
フ処理用のタイマー割込の周期を変更する点、およびC
PUの内部に設けられているカウンタが太陽電池または
乾電池のいずれの場合でも同じ計数間隔(同じ増分値)
で計数する点で異なる。
【0037】具体的には、図5に示すように、スイッチ
ング回路のライン30に出力された電源検出信号の電圧
値に基づき外部からライン31を介して取り込まれた割
込クロックの周期を変更するための回路が設けられ、該
回路は、割込クロックの周期を1/2周期に分周するた
めの分周器35と、分周器35で1/2周期に分周され
た割込クロック(1/2分周クロック)とライン31に
出力された割込クロック(通常クロック)とのいずれか
一方をライン30に出力された電源検出信号の電圧値に
応じて選択する選択回路36とから構成されている。
【0038】選択回路36は、例えば、電源検出信号を
入力とする反転器36aと、反転器36aの出力および
通常クロックを入力とするNAND素子36bと、電源
検出信号および1/2分周クロックを入力とするNAN
D素子36cと、NAND素子36bの出力およびNA
ND素子36cの出力を入力とするNAND素子36d
とからなり、電源検出信号が太陽電池を示すときには、
1/2分周クロックが割込クロックとしてNAND素子
36dからライン32を介してCPUへ出力され、電源
検出信号が乾電池を示すときには、通常クロックが割込
クロックとしてNAND素子36dからライン32を介
してCPUへ出力される。
【0039】CPUは、ライン32を介して取り込んだ
割込クロックに基づきカウンタの計数値を読み込み、こ
の読み込んだ計数値が所定値を超えたか否かを判定す
る。ライン32を介して取り込んだ割込クロックが通常
クロックであるときのカウンタのカウンタ計数値の読込
み周期は、割込クロックが1/2分周クロックであると
きのカウンタの計数値の読込み周期に比して2倍にな
る。例えば、太陽電池によるCPUの動作中において、
CPUへの入力無発生時点から省電力モード状態への切
換時点までの所定期間は乾電池による動作中における期
間の約2倍になる。よって、上述の実施の第1形態と同
じ効果を得ることができる。
【0040】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
省電力モード機能搭載装置によれば、選択された一方の
電源が第1および第2の電源の内のいずれであるかを検
出する検出手段と、検出手段の検出結果に応じて所定期
間の長さを変更する期間変更手段とを設けたから、選択
された電源に応じた所定期間を設定することができ、使
い勝手を損うことなく、省電力モード状態への切換時点
までの期間中の第2の電源の消耗を十分に考慮した省電
力モード機能を実行することができる。
【0041】請求項2記載の省電力モード機能搭載装置
によれば、期間変更手段が、検出手段の検出結果に応じ
て1計数値当りの計数間隔を設定する設定手段と、該設
定した計数間隔に基づき前記入力手段からの情報の入力
が無い期間中計数する計数手段とを有し、数手段の計数
値が所定値を超えたときに入力手段からの情報の入力が
所定期間無いと判定し、処理手段の状態を省電力モード
状態に切り換えるように構成することができる。
【0042】請求項3記載の省電力モード機能搭載装置
によれば、1計数値当りの計数間隔が、第1の電源が選
択されているときに第1の計数間隔に設定され、第2の
電源が選択されているときに第1の計数間隔より短い第
2の計数間隔に設定されるから、第2の選択されている
場合における所定期間を第1の電源が選択されている場
合における所定期間より短くすることができる。
【0043】請求項4記載の省電力モード切換方法によ
れば、選択された一方の電源が第1および第2の電源の
内のいずれであるかを検出し、その検出結果を出力する
検出工程と、検出結果に応じて所定期間の設定する期間
設定工程と、入力手段からの情報の入力が設定された所
定期間無いときに、処理手段の状態を省電力モード状態
に切り換える切換工程とを含むから、選択された電源に
応じた所定期間を設定することができ、使い勝手を損う
ことなく、省電力モード状態への切換時点までの期間中
の第2の電源の消耗を十分に考慮した省電力モード機能
を実行することができる。
【0044】請求項5記載の省電力モード切換方法によ
れば、期間設定工程が、検出結果に応じて1計数値当り
の計数間隔を設定する工程と、計数手段で設定した計数
間隔に基づき入力手段からの情報の入力が無い期間中計
数する工程とを有し、数手段の計数値が所定値を超えた
ときに入力手段からの情報の入力が所定期間無いと判定
し、処理手段の状態を省電力モード状態に切り換えるよ
うにすることができる。
【0045】請求項6記載の発明は、請求項5記載の省
電力モード切換方法において、前記1計数値当りの計数
間隔は、前記第1の電源が選択されているときに第1の
計数間隔に設定され、前記第2の電源が選択されている
ときに前記第1の計数間隔より短い第2の計数間隔に設
定されるから、第2の選択されている場合における所定
期間を第1の電源が選択されている場合における所定期
間より短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の省電力モード機能搭載装置の実施の第
1形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の省電力モード機能搭載装置におけるキー
入力処理を示すフローチャートである。
【図3】図2のステップS120のパワーオフ処理用の
タイマー割込処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の省電力モード機能搭載装置の実施の第
2形態の構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の省電力モード機能搭載装置の実施の第
3形態における主要部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 太陽電池(第1の電源) 12 乾電池(第2の電源) 20,200 スイッチング回路(供給手段) 36 選択回路 51 CPU(処理手段) 52 入力手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力手段から入力された情報に基づき対
    応する処理を実行する処理手段と、外部から供給される
    エネルギにより前記処理手段が動作可能な電力を発生す
    る第1の電源と、電力供給可能容量が前記第1の電源の
    電力供給可能容量より少なく、前記処理手段が動作可能
    な電力を発生する第2の電源と、前記第1および第2の
    電源の内から一方の電源を選択し、該選択した一方の電
    源の電力を前記処理手段に供給する供給手段とを備え、
    前記入力手段からの情報の入力が所定期間無いときに、
    前記処理手段の状態を最小限の電力消費で動作可能な省
    電力モード状態に切り換える省電力モード機能を有する
    省電力モード機能搭載装置において、前記選択された一
    方の電源が前記第1および第2の電源の内のいずれであ
    るかを検出する検出手段と、前記検出手段の検出結果に
    応じて前記所定期間の長さを変更する期間変更手段とを
    設けたことを特徴とする省電力モード機能搭載装置。
  2. 【請求項2】 前記期間変更手段は、前記検出手段の検
    出結果に応じて1計数値当りの計数間隔を設定する設定
    手段と、該設定した計数間隔に基づき前記入力手段から
    の情報の入力が無い期間中計数する計数手段とを有し、
    前計数手段の計数値が所定値を超えたときに前記入力手
    段からの情報の入力が所定期間無いと判定し、前記処理
    手段の状態を前記省電力モード状態に切り換えることを
    特徴とする請求項1記載の省電力モード機能搭載装置。
  3. 【請求項3】 前記1計数値当りの計数間隔は、前記第
    1の電源が選択されているときに第1の計数間隔に設定
    され、前記第2の電源が選択されているときに前記第1
    の計数間隔より短い第2の計数間隔に設定されることを
    特徴とする請求項2記載の省電力モード機能搭載装置。
  4. 【請求項4】 入力手段から入力された情報に基づき対
    応する処理を実行する処理手段と、外部から供給される
    エネルギにより前記処理手段が動作可能な電力を発生す
    る第1の電源と、電力供給可能容量が前記第1の電源の
    電力供給可能容量より少なく、前記処理手段が動作可能
    な電力を発生する第2の電源と、前記第1および第2の
    電源の内から一方の電源を選択し、該選択した一方の電
    源の電力を前記処理手段に供給する供給手段とを備える
    装置に用いられ、前記処理手段の状態を最小限の電力消
    費で動作可能な省電力モード状態に切り換えるための省
    電力モード切換方法において、前記選択された一方の電
    源が前記第1および第2の電源の内のいずれであるかを
    検出し、その検出結果を出力する検出工程と、前記検出
    結果に応じて所定期間の設定する期間設定工程と、前記
    入力手段からの情報の入力が前記設定された所定期間無
    いときに、前記処理手段の状態を前記省電力モード状態
    に切り換える切換工程とを含むことを特徴とする省電力
    モード切換方法。
  5. 【請求項5】 前記期間設定工程は、前記検出結果に応
    じて1計数値当りの計数間隔を設定する工程と、計数手
    段で前記設定した計数間隔に基づき前記入力手段からの
    情報の入力が無い期間中計数する工程とを有し、前計数
    手段の計数値が所定値を超えたときに前記入力手段から
    の情報の入力が所定期間無いと判定し、前記処理手段の
    状態を前記省電力モード状態に切り換えることを特徴と
    する請求項4記載の省電力モード切換方法。
  6. 【請求項6】 前記1計数値当りの計数間隔は、前記第
    1の電源が選択されているときに第1の計数間隔に設定
    され、前記第2の電源が選択されているときに前記第1
    の計数間隔より短い第2の計数間隔に設定されることを
    特徴とする請求項5記載の省電力モード切換方法。
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