JPH08234876A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH08234876A
JPH08234876A JP7035037A JP3503795A JPH08234876A JP H08234876 A JPH08234876 A JP H08234876A JP 7035037 A JP7035037 A JP 7035037A JP 3503795 A JP3503795 A JP 3503795A JP H08234876 A JPH08234876 A JP H08234876A
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JP
Japan
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power save
power
electronic device
mode
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Application number
JP7035037A
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English (en)
Inventor
Kazumi Fukano
和美 深野
Junko Komine
順子 小峰
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Microcomputers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、パワーセーブ機能を備えた電子装
置に関し、電子装置の未使用時の電力消費量の軽減およ
び、上記パワーセーブ状態から通常の動作状態に戻るま
でにかかる時間の短縮を図る。 【構成】 パワーセーブ機能を備えた電子装置におい
て、電子装置の未使用時には、パワーセーブ状態を複数
段階に分けて停止し、該電子装置のパワーセーブ状態か
ら通常状態への復帰要因を検出したとき、上記複数段階
に分けた各パワーセーブ状態から、該電子装置を通常の
動作状態に復帰するように構成する。上記パワーセーブ
状態として、1段階で停止するか、複数段階に分けて停
止するかのパワーセーブモードを設け、該パワーセーブ
モードの選択手段を備える。又、上記複数段階のパワー
セーブモードにおいて、複数段階の数、各段階でのパワ
ーセーブ値,現段階から下位段階に変更する時間の設定
手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パワーセーブ機能を備
えた電子装置に係り、特に、電子装置の未使用時の電力
消費量の軽減および、該パワーセーブ状態から通常の動
作状態に復帰する迄の時間の短縮を図る機能を備えた電
子装置に関する。
【0002】業務の効率化が要求される近年、電子装置
の処理能力の高速化と、消費電力の軽減が要求されてい
る。このため、高性能・省電力型の電子装置の開発が進
められているが、使用される間隔が不定期な電子装置に
関しては、一定時間未使用状態が続いた際に、電力の供
給をおさえるパワーセーブ機能が用いられている。
【0003】
【従来の技術】図6、図7は、電子装置の従来のパワー
セーブ機能を説明する図であり、図6(a) は、電子装置
の構成例を示し、図6(b) は、従来のパワーセーブ機能
の問題点を説明し、図7は、従来のパワーセーブ処理を
流れ図で示している。
【0004】従来の電子装置、例えば、通常のデータ処
理装置、より具体的には、プリンタ装置においては、図
6(a) に示されているような構成になっており、印刷処
理プログラム 20 による印刷処理が実行されていないと
きには、該プリンタ装置は、中央処理装置(CPU) 1 が主
記憶装置(MM) 2上に展開されている節電プログラムA21
aを実行することにより、タイマA 22aに、予め、設定
されている時間 TO を計数した後、パワーセーブ状態に
して該プリンタ装置内の図示されていない各電子回路へ
の電力を供給を抑止する。
【0005】即ち、図7の流れ図において、中央処理装
置(CPU) 1 で、プリンタ装置での印刷処理の終了を検出
すると、タイマA 22aが起動され、予め、設定されてい
る時間 TO を計数する。{図7の処理ステップ 100,101
参照} 次の印刷処理の依頼がなければ、該計数を続け、その途
中で、印刷処理の依頼を検出すると、パワーセーブ状態
となるのを抑止する。この場合には、図6(b)に示され
ているように、予め、設定されている時間 TO を計数し
ている途中であるので、該プリンタ装置はパワーセーブ
状態ではないから、すぐ印刷処理に入ることができる。
{図7の処理ステップ 102〜104 参照} 然しながら、上記予め、設定されている時間 TO を計数
してしまうと、プリンタ装置は、予め、定められている
パワーセーブ状態{図6(b) 参照}になって、プリンタ
装置内部の電子回路への電力供給を抑止する。そして、
次の印刷処理要求があるまで、該電力供給の抑止状態が
続く。{図7の処理ステップ 105,106,107参照} 該パワーセーブ状態になっていると、該プリンタ装置で
は、例えば、図示されていない熱定着ローラの温度が室
内温度まで低下してしまう。
【0006】この状態で、次の印刷処理要求を検出する
と、該パワーセーブ状態を解除する。{図7の処理ステ
ップ 107,103参照} 即ち、従来のパワーセーブ機構では、図6(b) に示され
ているように、一定時間(T0)、該プリンタ装置の未使用
状態が続いたときに入るパワーセーブ状態は、一段階の
みであった。
【0007】このようなパワーセーブ機構では、該プリ
ンタ装置に供給する電力を一度に最低限におさえてしま
うため、通常状態に復帰する際にかかる時間は、例え
ば、上記熱定着ローラが所定の温度に暖まるまでに所定
の時間を必要とするとか、電源装置に組み込まれている
平滑コンデンサへの充電時間に所定の時間がかかるた
め、電源投入時から起動までにかかる時間と大差なく、
トータルでの処理時間を大幅に遅らせることとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、パワーセーブ
を行うまでの時間 TO を長く設定すると、その間の電力
は無駄に消費されるためパワーセーブの利点は得られな
くなり、パワーセーブを行うまでの時間 TO を短く設定
すると、パワーセーブ状態に入って、すぐに通常の運用
状態にする場合でも、長時間待たされてしまうといった
問題を生じていた。
【0009】本発明は上記従来の欠点に鑑み、多段階に
パワーセーブを行うことで、不定期に使用される電子装
置の消費電力量の軽減と、該パワーセーブ状態から通常
の動作状態に復帰するのに要する時間の短縮とを両立さ
せることができるパワーセーブ機能を備えた電子装置を
提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。上記の問題点は下記の如くに構成されたパワ
ーセーブ機能を備えた電子装置よって解決される。
【0011】(1) 電子装置が未使用時にパワーセーブ状
態となり、該パワーセーブ状態にて復帰要因を検出した
とき、通常の動作状態に復帰する電子装置において、前
記パワーセーブ状態として、消費電力が異なる複数段
階、例えば、3段階のパワーセーブ状態を設け、前記未
使用状態のとき、該未使用状態の経過時間 t0,t1,t2 に
応じて、前記パワーセーブ状態の段階を消費電力量が少
なくなるように変更する変更手段と、前記復帰要因が検
出されたとき、そのときのパワーセーブ状態から通常の
動作状態に復帰する手段と、を有するように構成する。
【0012】(2) 電子装置が未使用状態となって、所定
の時間を経過したとき、通常の動作状態から所定のパワ
ーセーブ状態に変更して、そのパワーセーブ状態を維持
する第1のモードと、該電子装置の未使用状態の経過時
間に応じて、パワーセーブの状態を前記複数の段階を順
次変更する第2のモードとを有し、前記第1のモード
と、第2のモードのいずれかを選択する選択手段を有す
るように構成する。
【0013】(3) 前記電子装置であって、前記パワーセ
ーブ状態の段階数、又は、各段階でのパワーセーブ値,
又は、各段階のパワーセーブ状態を維持する時間の設定
を行う手段を有するように構成する。
【0014】
【作用】図1は本発明の原理説明図である。前述の図6
(b),図7に示すように、従来のパワーセーブ機能では、
処理終了から設定された時間 TO をカウントし、新たに
処理の依頼を受けるとパワーセーブを解除するという容
易な制御であった。
【0015】これに対し、本発明では図1に示すよう
に、多段、例えば、図1の例では3段階のパワーセーブ
実行時には、各パワーセーブ段階に応じた設定時間 t0,
t1,t2をカウントし、該設定時間が経過するとさらに1
段階下のパワーセーブ状態に移行する。また、その間に
電子装置に何らかの操作、例えば、処理準備依頼、具体
的には、該プリンタ装置では、レディ状態, オンライン
状態にしただけだと該段階での設定時間のカウントを継
続しており、この状態で新たな処理の依頼を受けると直
ちに該段階でのパワーセーブ状態を解除することで、パ
ワーセーブ状態に入って間もない場合での、通常の動作
状態への復帰にかかる時間を短縮することができる。
【0016】又、本発明の多段パワーセーブ機能と、従
来のパワーセーブ機能 (即ち、1段のパワーセーブ機
能)と、該パワーセーブ機能なしのモードを選択できる
ようにしている。この選択手段により、ユーザの要求に
合わせて、柔軟に対処することができる。
【0017】又、該多段パワーセーブ機能の段数と、該
段数の数と、各パワーセーブ段での下位のパワーセーブ
段への移行時間 t0,t1,t2,〜を任意に設定する手段を設
けるようにしている。この各パワーセーブ段階での下位
のパワーセーブ段への移行時間 t0,t1,t2,〜を任意に設
定する手段を設けることにより、ユーザの要求に合わせ
て、任意のパワーセーブ状態を実現することができる。
【0018】即ち、本発明では、図1の如く未使用状態
の時間をタイマカウントによって監視し、規定時間(t
0)を経過すると、電力供給量をREADY状態からW
1だけ下げる様にし、その間に装置に何らかの操作また
は、処理依頼を受けると、現状態の電力供給量から1段
階上がるか、またはREADY状態に戻ることが出来る
様にしている。
【0019】従って、例えば、規定時間が図1に示され
ているように、t1,t2の状態では、電力供給量が最
終パワーセーブ状態に至っていない為、この状態で処理
依頼を受けると短時間でREADY状態とすることが可
能となる。
【0020】又、本発明では、多段にパワーセーブを行
うようにしている為、処理依頼がない場合、最終パワー
セーブ状態に至るまでの消費電力量を軽減することが可
能となる。
【0021】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。前述の図1は、本発明の原理説明図であり、図2〜
図5は、本発明の一実施例を示した図であって、図2
は、電子装置の構成例を示し、図3は、パワーセーブモ
ードの設定態様を模式的に示し、図4は、該設定された
パワーセーブの態様例を示し、図5は、本発明によるパ
ワーセーブ機構の動作を流れ図で示している。
【0022】本発明においては、電源投入より装置起動
までに所定時間を要する電子装置において、パワーセー
ブ状態を複数段階に分けておき、電子装置の未使用時に
は、該複数段階の各パワーセーブ状態を段階的に維持す
るようにし、該電子装置の該パワーセーブ状態から、通
常の動作状態に復帰する要因を検出したとき、上記複数
段階に分けた各パワーセーブ状態から、該電子装置を通
常の動作状態に復帰させる手段、上記パワーセーブ機能
として、通常の動作状態から1段階で所定のパワーセー
ブ状態になる第1のモードか、該電子装置の未使用状態
の経過時間に応じて、複数段のパワーセーブ状態を順次
変更していく第2のモードを設け、該第1のモードか、
第2のモードかのいずれかを選択する選択手段、又、上
記複数段階のパワーセーブモード(第2のモード)にお
いて、複数段階の数、各段階でのパワーセーブ値,現段
階から下位段階に変更する時間を設定する手段が本発明
を実施するのに必要な手段である。尚、全図を通して同
じ符号は同じ対象物を示している。
【0023】以下、図1を参照しながら、図2〜図5に
よって、本発明のパワーセーブ機能を備えた電子装置の
構成と動作を説明する。先ず、図2は、本発明が適用さ
れている電子装置の構成例を示した図であって、汎用の
データ処理装置であっても良いし、従来例で説明したプ
リンタ装置等であっても良いことは言う迄もないことで
ある。
【0024】この電子装置には、通常のデータ処理機能
(データ処理プログラム)20の他に、本発明の節電プロ
グラムB 21bと、複数段階のパワーセーブモードである
か否か(即ち、上記第1のモードか、第2のモードか)
を指示するモードフラグ 22と、該複数段階のパワーセ
ーブモード(即ち、第2のモード)での段階の数と、各
段階でのパワーセーブ値 W1,W2,W3 と, 現段階から下位
段階に変更する時間 t0,t1,t2 を記憶するパワーセーブ
態様記憶部 23 と、上記パワーセーブ態様を入力する入
力機構 (例えば、キーボード, 前述のプリンタ装置で
は、オペパネ設定部 30)と、液晶表示部 (オペレーショ
ンパネル) 31が備えられている。
【0025】前述のように、所定の処理が終了すると、
本発明の節電プログラムB 21bが起動され、予め、上記
モードフラグ 22 と、上記パワーセーブ態様記憶部 23
に記憶されているパワーセーブ態様が参照され、多段階
のパワーセーブ機能が動作する。
【0026】図3は、本発明の電子装置のオペレーショ
ンパネルの表示例を示している。このオペレーションパ
ネルは、該電子装置が、前述のプリンタ装置の場合に
は、該プリンタ装置をレディー状態(或いは、オンライ
ン状態)等を設定する操作ボタン (オペパネ設定部) 30
の操作に伴って、該プリンタ装置の状態が表示される、
例えば、液晶(LED) 表示部 31 {図2参照}であり、該
電子装置が汎用のデータ処理装置の場合には、ディスプ
レイ 31 である。
【0027】以下の実施例では、例えば、プリンタ装置
での、上記液晶表示部 31 での表示例を示している。図
2のオペパネ設定部(汎用のデータ処理装置ではキーボ
ード)30で多段パワーセーブ設定を行う。この操作によ
り、上記モードフラグ 22 が多段パワーセーブモード
{このモードフラグ 22 は、パワーセーブ無しモード
と、従来の1段パワーセーブモード (第1のモード)
と、多段パワーセーブモード(第2のモード)の3モー
ドを指示することができるものとする}となる。
【0028】次に、図3に示されているように、液晶表
示部 (汎用のデータ処理装置ではディスプレイ) 31に表
示されている表示例において、でパワーセーブ設定あ
りを選択し、で多段パワーセーブ設定ありを選択し、
で多段パワーセーブの段階数(3回)を設定し、〜
で各段階の時間(5分/2分/1分)を設定すると、
該設定内容が図2の主記憶装置(MM) 2のパワーセーブ態
様記憶部 23 の領域 23a〜23c に登録される。
【0029】ここで、該プリンタ装置での印刷処理部 4
で印刷が終了すると、上記パワーセーブ態様記憶部 23
の領域 23cから1段階目の時間 (5分)をタイマB 22b
にセットし、カウントを行う。
【0030】該タイマB 22bでのタイマカウントが終了
するまでに、図示されていないホスト装置からの印刷デ
ータが受信されなければ、上記パワーセーブ態様記憶部
23の領域 23bの一段階のパワーセーブ値W1を本発明
の節電プログラムB 21b中のパワーセーブ処理部に設定
し、パワーセーブを行う。この処理を、上記パワーセー
ブ態様記憶部 23 の領域 23aの多段パワーセーブ段階数
(本実施例では、前述のように、3段階)繰り返す。
【0031】上記領域 23aに記憶されている多段パワー
セーブ数(3段階)のパワーセーブを繰り返す途中で、
印刷処理部 4のデータ受信部で、ホストからの印刷デー
タを受信した場合、印刷処理部 4で印刷を行い、上記パ
ワーセーブ態様記憶部 23 の領域 23a〜23c の領域を初
期値(設定値)に変える。
【0032】図4は、上記パワーセーブ態様記憶部 23
の領域 23a〜23c に記憶されているパワーセーブの態様
を示したものである。本図から明らかなように、本発明
の多段パワーセーブ機能では、印刷処理といった通常の
処理が終了すると、上記パワーセーブ態様記憶部 23 の
領域 23a〜23c に記憶されているパワーセーブの態様
で、パワーセーブが行われる。
【0033】本図に示した例では、処理の終了後、t0(=
5分) 後に、第1段階でのパワーセーブ状態(動作時に
比較してパワーセーブ値W1だけ消費電力を削減した状
態)に入る。図5は、上記、本発明のパワーセーブ動作
を流れ図で示したもので、前述の節電プログラムB 21b
の動作を示している。
【0034】データ処理、本実施例では、プリンタ装置
での印刷処理が終了すると、本節電プログラムB 21bに
入り、前述のモードフラグ 22 が参照される。該モード
フラグ 22 の状態が、上記多段パワーセーブモード(第
2モード)であることが認識されると、図1, 図4に示
した該パワーセーブに入る迄の時間 t0(=5分) をカウン
トする動作に入る。{図5の処理ステップ 200,201,202
参照} この段階で、処理準備依頼、具体的には、プリンタ装置
であると、該プリンタ装置を印刷処理ができるレディー
状態, 或いは、オンライン状態にする為の所定のボタン
操作が行われたかどうか調べられ、該処理準備依頼があ
ると、実際の処理、本実施例では印刷処理要求 (具体的
には、ホストからの印刷データの受信)の有無が調べら
れ、該印刷データの受信があると、即、パワーセーブに
入るのを解除して、該印刷処理に入る。{図5の処理ス
テップ 203,204,205,206参照} 上記処理ステップ 203で、処理準備依頼がないと、非処
理準備状態が続いているので、上記パワーセーブに入る
迄の時間 t0(=5分) をカウントする動作を続け、該パワ
ーセーブに入る迄の時間 t0(=5分) の計数が終了する
と、上記モードフラグ 22 が本発明の多段パワーセーブ
モード(第2モード)であるかどうかが調べられ、該多
段パワーセーブモード(第2モード)であることが認識
されると、1段階下のパワーセーブ状態に遷移して、該
1段目のパワーセーブ状態での時間t1(=2分) の計数に
入る。{図5の処理ステップ 203,204,207,208,209,21
0,211参照} この状態で、上記処理準備の依頼があるかどうかが調べ
られ、該処理準備の依頼がないと、処理ステップ 212,2
17,209に移り、該1段階目のパワーセーブ状態での時間
t1(=2分) の計数が終了すると、更に、下位のパワーセ
ーブ状態 (本実施例では、前述のように、3段階のパワ
ーセーブであるので、最終パワーセーブ状態である)で
の時間 t2(=1分) の計数に入る。以下、最終段のパワー
セーブ状態になる迄、同じ処理が繰り返される。{図5
の処理ステップ 212,217,209〜211,212 参照} 上記の処理ステップ 212において、上記処理準備依頼が
あり、実際の処理、具体的には、ホストからのデータ受
信があると、処理ステップ 205に遷移し、パワーセーブ
の解除が行われ、印刷処理が実行される。この場合、本
発明によるパワーセーブ機構では、多段階によるパワー
セーブを行っていて、最終段のパワーセーブ状態ではな
いので、各段階に対応して、該パワーセーブ状態から通
常の動作状態に復帰するまでの時間の短縮を図ることが
できる。{図5の処理ステップ 213,205,206参照} 上記の処理ステップ 212において、処理準備依頼があっ
ても、実際の処理要求(印刷データの受信) がなく、各
パワーセーブ状態で、予め、設定されている時間(t1,t
2, 〜) の経過が終了すると、上記パワーセーブ態様記
憶部 23 の領域 23a〜23c が参照され、下位のパワーセ
ーブ状態があると、該パワーセーブ状態での時間がタイ
マB 22bに設定され、そのパワーセーブ段階での時間の
計数が行われる。{図5の処理ステップ 212,213,214,2
15,210,211参照} このようにして、最終段階 (本実施例では、図1,図4
に示されているように、3段階)のパワーセーブ状態に
なると、上記処理ステップ 214から処理ステップ 215に
遷移し、次の処理ステップ 216で最終パワーセーブ状態
であることが認識されると、処理ステップ 203に移り、
この状態で、処理依頼が検出され、実際の処理要求があ
ると、パワーセーブ状態が解除され、従来でのパワーセ
ーブ機能での通常の動作状態への復帰時間を経て、実際
の処理 (印刷処理) が実行される。{図5の処理ステッ
プ 216,203〜205 参照} 上記の最終パワーセーブ状態で、何の処理準備依頼もな
ければ、タイマB 22bは、継続して時間計数を続けるの
みの動作となる。{図5の処理ステップ 203,207,208,2
02参照} この状態で、処理ステップ 203,204において、実際の処
理が検出されたときは、節電レベルは再下位の状態とな
っているので、従来と同じ長時間の復帰時間が必要とな
る。
【0035】このように、本発明のパワーセーブ機能に
おいては、電源投入より装置起動までに所定時間を要す
る電子装置において、パワーセーブ状態を複数段階に分
けておき、電子装置の未使用時には、上記複数段階のパ
ワーセーブ状態の何れかに維持させるようにし、該電子
装置の該パワーセーブ状態から通常の動作状態に復帰す
る要因を検出したとき、上記複数段階に分けた各パワー
セーブ状態から、該電子装置を通常の動作状態に復帰さ
せるように構成する。上記パワーセーブ機能として、1
段階のパワーセーブ状態にするか、複数段階に分けたパ
ワーセーブ状態にするかのパワーセーブモード (モード
フラグ) を設け、該パワーセーブ機能の選択手段を備え
る。又、上記複数段階のパワーセーブ状態において、複
数段階の数、各段階でのパワーセーブ値,現段階から下
位段階に変更する時間の設定手段を備えるようにしたと
ころに特徴がある。
【0036】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、、本発明
によればパワーセーブを多段に行うため、電子装置を該
パワーセーブ状態から通常の動作状態に復帰するまでに
かかる時間の短縮や消費電力の軽減が可能となる。ま
た、装置の使用頻度により段階や時間が設定出来ること
で、ユーザの環境に応じたパワーセーブ状態の設定が可
能となり、信頼性の向上と消費電力の軽減に寄与すると
ころが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例を示した図(その1)
【図3】本発明の一実施例を示した図(その2)
【図4】本発明の一実施例を示した図(その3)
【図5】本発明の一実施例を示した図(その4)
【図6】電子装置の従来のパワーセーブ機構を説明する
図(その1)
【図7】電子装置の従来のパワーセーブ機構を説明する
図(その2)
【符号の説明】
1 中央処理装置(CPU) 2 主記憶装置
(MM) 20 データ処理プログラム 21a 節電プログ
ラムA 21b 節電プログラムB 22a タイマA 22b タイマB 23 パワーセーブ態様記憶部 30 キーボード, 又は、オペパネ設定部 31 ディスプレイ, 又は、液晶表示部 4 印刷処理部 100 〜107,200 〜217 処理ステップ 〜 液晶表示部での表示例 W1〜W3 パワーセーブ値 t0〜t3 各パワーセーブ段階での時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子装置が未使用時にパワーセーブ状態と
    なり、該パワーセーブ状態にて復帰要因を検出したと
    き、通常の動作状態に復帰する電子装置において、 前記パワーセーブ状態として、消費電力が異なる複数段
    階のパワーセーブ状態を設け、 前記未使用状態のとき、該未使用状態の経過時間に応じ
    て、前記パワーセーブ状態の段階を消費電力量が少なく
    なるように変更する変更手段と、 前記復帰要因が検出されたとき、そのときのパワーセー
    ブ状態から通常の動作状態に復帰する手段と、 を有することを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】電子装置が未使用状態となって、所定の時
    間を経過したとき、通常の動作状態から所定のパワーセ
    ーブ状態に変更して、そのパワーセーブ状態を維持する
    第1のモードと、 該電子装置の未使用状態の経過時間に応じて、パワーセ
    ーブの状態を前記複数の段階を順次変更する第2のモー
    ドとを有し、 前記第1のモードと、第2のモードのいずれかを選択す
    る選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載の
    電子装置。
  3. 【請求項3】前記電子装置であって、前記パワーセーブ
    状態の段階数、又は、各段階でのパワーセーブ値,又
    は、各段階のパワーセーブ状態を維持する時間の設定を
    行う手段を有することを特徴とする請求項2に記載の電
    子装置。
JP7035037A 1995-02-23 1995-02-23 電子装置 Pending JPH08234876A (ja)

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JP (1) JPH08234876A (ja)

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