JPH10194585A - 平判枚葉自動選別装置 - Google Patents
平判枚葉自動選別装置Info
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- JPH10194585A JPH10194585A JP441597A JP441597A JPH10194585A JP H10194585 A JPH10194585 A JP H10194585A JP 441597 A JP441597 A JP 441597A JP 441597 A JP441597 A JP 441597A JP H10194585 A JPH10194585 A JP H10194585A
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- Japan
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- sheet
- paper sheet
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動選別装置の場合は、枚葉紙の欠陥検出部
は、平坦な検出面が必要となるが、従来の方式では、欠
陥検出部は紙がベルトより開放されるために、枚葉紙の
バタツキがあり、検出精度が十分に得られない問題があ
った。 【解決手段】本発明は、シート状に断裁され積載された
枚葉紙を一枚ずつ間欠的に送り出す給紙装置、送り出さ
れた枚葉紙の表面の欠陥を検出するための反射光型の欠
陥検出器、サクションベルトおよびサクションボックス
からなる第１の欠陥検出装置、枚葉紙の裏面の欠陥を検
出するための反射光型の欠陥検出器、サクションベルト
およびサクションボックスからなる第２の欠陥検出装
置、透過型の第３の欠陥検出装置、不良紙堆積部、良紙
堆積部を有し、各欠陥検出器からの検出信号を受けて、
枚葉紙の不良紙を選別し不良紙堆積部に排紙することを
特徴とする平判枚葉自動選別装置である。
は、平坦な検出面が必要となるが、従来の方式では、欠
陥検出部は紙がベルトより開放されるために、枚葉紙の
バタツキがあり、検出精度が十分に得られない問題があ
った。 【解決手段】本発明は、シート状に断裁され積載された
枚葉紙を一枚ずつ間欠的に送り出す給紙装置、送り出さ
れた枚葉紙の表面の欠陥を検出するための反射光型の欠
陥検出器、サクションベルトおよびサクションボックス
からなる第１の欠陥検出装置、枚葉紙の裏面の欠陥を検
出するための反射光型の欠陥検出器、サクションベルト
およびサクションボックスからなる第２の欠陥検出装
置、透過型の第３の欠陥検出装置、不良紙堆積部、良紙
堆積部を有し、各欠陥検出器からの検出信号を受けて、
枚葉紙の不良紙を選別し不良紙堆積部に排紙することを
特徴とする平判枚葉自動選別装置である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート状に断裁さ
れ積載された紙（以下枚葉紙という）の欠陥を、連続的
かつ自動的に検出し、欠陥の有する枚葉紙を連続的に選
別する平判枚葉自動選別装置に関するものである。
れ積載された紙（以下枚葉紙という）の欠陥を、連続的
かつ自動的に検出し、欠陥の有する枚葉紙を連続的に選
別する平判枚葉自動選別装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】枚葉紙の選別方式としては、抄紙機、コ
ーターの検出器により欠陥が検出され、マーキングした
部分が断裁排除された後、その付近を人間の目で検紙す
る選別が一般的である。また、自動選別装置としては、
枚葉紙を連続的に送りだして、２列に配置した上下のベ
ルトで挟持して搬送し、それらの搬送装置の上下に設け
られた各種の検出器を設置し欠陥を検出して不良品を系
外へ排出する装置としては特公平７−２０７９７号公報
に記載されている。この装置は上下ベルトで枚葉紙を挟
持するため、挟持した部分の検出ができず、その為上下
ベルトを複数段とし、検出器を複数配置して欠陥を検出
することによりベルトで挟持された部分の検出を補って
いる。また、枚葉紙をグリッパーで常時保持して搬送
し、その途中で検出胴上で各種欠陥検出器を用いて欠陥
を検出する装置としては、特公平６−７４１１２号公報
に記載されている。
ーターの検出器により欠陥が検出され、マーキングした
部分が断裁排除された後、その付近を人間の目で検紙す
る選別が一般的である。また、自動選別装置としては、
枚葉紙を連続的に送りだして、２列に配置した上下のベ
ルトで挟持して搬送し、それらの搬送装置の上下に設け
られた各種の検出器を設置し欠陥を検出して不良品を系
外へ排出する装置としては特公平７−２０７９７号公報
に記載されている。この装置は上下ベルトで枚葉紙を挟
持するため、挟持した部分の検出ができず、その為上下
ベルトを複数段とし、検出器を複数配置して欠陥を検出
することによりベルトで挟持された部分の検出を補って
いる。また、枚葉紙をグリッパーで常時保持して搬送
し、その途中で検出胴上で各種欠陥検出器を用いて欠陥
を検出する装置としては、特公平６−７４１１２号公報
に記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動選別装置の場合
は、枚葉紙の欠陥検出部は、平坦な検出面が必要となる
が、従来の方式では、欠陥検出部は紙がベルトより開放
されるために、枚葉紙のバタツキがあり、検出精度が十
分に得られない問題があった。本発明は、枚葉紙を平坦
に保ちながら検出部を通過させ、精度の高い欠陥検出が
可能となる平判枚葉自動選別検出装置を提供することを
目的とする。
は、枚葉紙の欠陥検出部は、平坦な検出面が必要となる
が、従来の方式では、欠陥検出部は紙がベルトより開放
されるために、枚葉紙のバタツキがあり、検出精度が十
分に得られない問題があった。本発明は、枚葉紙を平坦
に保ちながら検出部を通過させ、精度の高い欠陥検出が
可能となる平判枚葉自動選別検出装置を提供することを
目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、シート状に断
裁され積載された枚葉紙を一枚ずつ間欠的に送り出す給
紙装置、送り出された枚葉紙の表面の欠陥を検出するた
めの反射光型の欠陥検出器、サクションベルトおよびサ
クションボックスからなる第１の欠陥検出装置、枚葉紙
の裏面の欠陥を検出するための反射光型の欠陥検出器、
サクションベルトおよびサクションボックスからなる第
２の欠陥検出装置、透過型の第３の欠陥検出装置、不良
紙堆積部、良紙堆積部を有し、各欠陥検出器からの検出
信号を受けて、枚葉紙の不良紙を選別し不良紙堆積部に
排紙することを特徴とする平判枚葉自動選別装置であ
る。
裁され積載された枚葉紙を一枚ずつ間欠的に送り出す給
紙装置、送り出された枚葉紙の表面の欠陥を検出するた
めの反射光型の欠陥検出器、サクションベルトおよびサ
クションボックスからなる第１の欠陥検出装置、枚葉紙
の裏面の欠陥を検出するための反射光型の欠陥検出器、
サクションベルトおよびサクションボックスからなる第
２の欠陥検出装置、透過型の第３の欠陥検出装置、不良
紙堆積部、良紙堆積部を有し、各欠陥検出器からの検出
信号を受けて、枚葉紙の不良紙を選別し不良紙堆積部に
排紙することを特徴とする平判枚葉自動選別装置であ
る。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明は、給紙装置より給紙され
た、枚葉紙は上下の搬送ベルトで搬送されるが、検出部
においては上部ベルトは無しとし、下部のサクションベ
ルトの下にサクションボックスを配置し、枚葉紙を下部
サクションベルトに吸引して搬送するため、枚葉紙は検
査部おいて平坦性を保持しつつ搬送され、その間に、反
射光型検出器により枚葉紙表面のストリーク、シワ等の
欠陥を検出するため、高い精度で欠陥が検出可能とな
る。また、透過型欠陥検出器では枚葉紙の穴、汚れ（黒
点）等を検出し、これらの欠陥検出器の欠陥信号を制御
装置に入力して、制御装置に予め入力されている欠陥設
定値と比較し、枚葉紙の良、不良を判断した制御装置の
出力信号により不良枚葉紙の振分けゲートを作動切り替
えて平判枚葉紙の選別を精度よく自動的に行うことがで
きるものである。
た、枚葉紙は上下の搬送ベルトで搬送されるが、検出部
においては上部ベルトは無しとし、下部のサクションベ
ルトの下にサクションボックスを配置し、枚葉紙を下部
サクションベルトに吸引して搬送するため、枚葉紙は検
査部おいて平坦性を保持しつつ搬送され、その間に、反
射光型検出器により枚葉紙表面のストリーク、シワ等の
欠陥を検出するため、高い精度で欠陥が検出可能とな
る。また、透過型欠陥検出器では枚葉紙の穴、汚れ（黒
点）等を検出し、これらの欠陥検出器の欠陥信号を制御
装置に入力して、制御装置に予め入力されている欠陥設
定値と比較し、枚葉紙の良、不良を判断した制御装置の
出力信号により不良枚葉紙の振分けゲートを作動切り替
えて平判枚葉紙の選別を精度よく自動的に行うことがで
きるものである。
【０００６】本発明の平判枚葉自動選別装置を図面に基
づき詳細に説明する。図１は本発明に係わる平判枚葉自
動選別装置の概略側面図であり、図２は欠陥検出部の拡
大概略図、図３は第１〜３の欠陥検出装置の関係を示す
拡大概略図、図４は枚葉紙選別部の概略図である。本発
明の平判枚葉自動選別装置は、給紙装置、第１の欠陥検
出装置、第２の欠陥検出装置、第３の欠陥検出装置、不
良紙堆積部、良紙堆積部、制御装置から構成されるもの
である。
づき詳細に説明する。図１は本発明に係わる平判枚葉自
動選別装置の概略側面図であり、図２は欠陥検出部の拡
大概略図、図３は第１〜３の欠陥検出装置の関係を示す
拡大概略図、図４は枚葉紙選別部の概略図である。本発
明の平判枚葉自動選別装置は、給紙装置、第１の欠陥検
出装置、第２の欠陥検出装置、第３の欠陥検出装置、不
良紙堆積部、良紙堆積部、制御装置から構成されるもの
である。
【０００７】図１において、給紙装置１はリフター３上
に積載された枚葉紙２をフィードロール４により一枚ず
つ連続して給紙コンベア５へ供給するものである。給紙
コンベア５上ではサイド合わせ装置６により位置決めさ
れた枚葉紙２は第１の欠陥検出装置に送られる。
に積載された枚葉紙２をフィードロール４により一枚ず
つ連続して給紙コンベア５へ供給するものである。給紙
コンベア５上ではサイド合わせ装置６により位置決めさ
れた枚葉紙２は第１の欠陥検出装置に送られる。
【０００８】第１の欠陥検出装置は、検査部の上部に光
源７と受光器８からなる欠陥検出器が設置され、検査部
への枚葉紙２の搬送は上下に設けられたベルトによって
行われが、上部ベルト９、１１は検査部を除いて、その
前後に配置される。下部ベルトは穴空きのサクションベ
ルト１３が用いられ、その検査部に当たる下部にはサク
ションボックス１７が配置されている。
源７と受光器８からなる欠陥検出器が設置され、検査部
への枚葉紙２の搬送は上下に設けられたベルトによって
行われが、上部ベルト９、１１は検査部を除いて、その
前後に配置される。下部ベルトは穴空きのサクションベ
ルト１３が用いられ、その検査部に当たる下部にはサク
ションボックス１７が配置されている。
【０００９】上部ベルト９は複数のガイドロール１０に
架設された無端ベルトである。図１において、上部ベル
ト１１は、穴空きのサクションベルトからなる無端ベル
トで、複数のガイドロール１２、テンションロール１９
と反転ロール１８に架設され、第２の欠陥検出装置の下
部のサクションベルトとしての機能を兼ね備えた一体構
造としているが、分割して、第１の欠陥検出装置の上部
ベルト（この場合は上部ベルトはサクションベルトを用
いなくてもよい）と第２の欠陥検出装置の下部ベルト
（サクションベルト）にすることも可能である。サクシ
ョンベルト１３は複数のガイドロール１４、テンション
ロール１５と反転ロール１６に架設された無端ベルトで
ある。
架設された無端ベルトである。図１において、上部ベル
ト１１は、穴空きのサクションベルトからなる無端ベル
トで、複数のガイドロール１２、テンションロール１９
と反転ロール１８に架設され、第２の欠陥検出装置の下
部のサクションベルトとしての機能を兼ね備えた一体構
造としているが、分割して、第１の欠陥検出装置の上部
ベルト（この場合は上部ベルトはサクションベルトを用
いなくてもよい）と第２の欠陥検出装置の下部ベルト
（サクションベルト）にすることも可能である。サクシ
ョンベルト１３は複数のガイドロール１４、テンション
ロール１５と反転ロール１６に架設された無端ベルトで
ある。
【００１０】第１の欠陥検出装置の下部ベルト１３は全
巾のサクションベルトでなくともよく、この場合は、約
７５mm巾の無端ベルトを紙巾に応じて複数本掛ければよ
い。枚葉紙２ののシワの発生防止のため、検査部前後で
は、巾方向でサクションが交互にされており、ベルトの
間は同厚の部材で塞がれている。その部分の枚葉紙２の
浮き上がりを抑える目的で、検査部を除いて紙ガイダー
４６が取り付けられている。
巾のサクションベルトでなくともよく、この場合は、約
７５mm巾の無端ベルトを紙巾に応じて複数本掛ければよ
い。枚葉紙２ののシワの発生防止のため、検査部前後で
は、巾方向でサクションが交互にされており、ベルトの
間は同厚の部材で塞がれている。その部分の枚葉紙２の
浮き上がりを抑える目的で、検査部を除いて紙ガイダー
４６が取り付けられている。
【００１１】第１の欠陥検出装置へ搬送された枚葉紙２
は、上部ベルト９とサクションベルト１３により検査部
へ搬送され、検査部ではサクションベルト１３の下部に
設けられたサクションボックス１７の吸引力により、枚
葉紙２はサクションベルト１３に軽く吸引され平坦に保
持されて検査部を通過する。上部ベルト９は検査部の前
でターンしており、検査部の上面は枚葉紙２の表面の検
査が可能なスペースが十分に得られる様になっている。
検査部では、光源７から低入射角で光が当てられ、反射
した光を受光器８で受光し、その信号を制御装置４７へ
入力する。検査部で検査を終了した枚葉紙２は上部ベル
ト１１とサクションベルト１３によって搬送され、反転
ロール１６と上部ベルト１１に挟持されて搬送反転され
第２の欠陥検出装置へ送りだされる。
は、上部ベルト９とサクションベルト１３により検査部
へ搬送され、検査部ではサクションベルト１３の下部に
設けられたサクションボックス１７の吸引力により、枚
葉紙２はサクションベルト１３に軽く吸引され平坦に保
持されて検査部を通過する。上部ベルト９は検査部の前
でターンしており、検査部の上面は枚葉紙２の表面の検
査が可能なスペースが十分に得られる様になっている。
検査部では、光源７から低入射角で光が当てられ、反射
した光を受光器８で受光し、その信号を制御装置４７へ
入力する。検査部で検査を終了した枚葉紙２は上部ベル
ト１１とサクションベルト１３によって搬送され、反転
ロール１６と上部ベルト１１に挟持されて搬送反転され
第２の欠陥検出装置へ送りだされる。
【００１２】第２の欠陥検出装置は、第１の欠陥検出装
置と基本的には同様の構成のものであり、第１の欠陥検
出装置の出口で反転ロール１６によって反転された枚葉
紙２の裏面が検査対称となるものである。
置と基本的には同様の構成のものであり、第１の欠陥検
出装置の出口で反転ロール１６によって反転された枚葉
紙２の裏面が検査対称となるものである。
【００１３】図２においては、選別装置全体の設置長さ
を短くするために第１の欠陥検出装置の下側に第２の欠
陥検出装置を配置した構造としているが、選別装置の設
置場所に余裕がある場合は、直列に配置してもかまわ
ず、この場合は、反転ロール１６は必要がなく、欠陥検
出器の取付位置を下側に、サクションボックス２５を上
側に配置すればよい。第２の欠陥検出装置の搬送用の上
部ベルトは第１の欠陥検出装置の下部ベルトであるサク
ションベルト１３によって代用される。第２の欠陥検出
装置のサクションベルトは第１の欠陥検出装置の上部ベ
ルト１１で代用されることは前に述べた通りである。第
２の欠陥検出装置の検査部後半の上部ベルト２０は複数
のガイドロール２１とテンションロール２２に架設され
た無端ベルトである。
を短くするために第１の欠陥検出装置の下側に第２の欠
陥検出装置を配置した構造としているが、選別装置の設
置場所に余裕がある場合は、直列に配置してもかまわ
ず、この場合は、反転ロール１６は必要がなく、欠陥検
出器の取付位置を下側に、サクションボックス２５を上
側に配置すればよい。第２の欠陥検出装置の搬送用の上
部ベルトは第１の欠陥検出装置の下部ベルトであるサク
ションベルト１３によって代用される。第２の欠陥検出
装置のサクションベルトは第１の欠陥検出装置の上部ベ
ルト１１で代用されることは前に述べた通りである。第
２の欠陥検出装置の検査部後半の上部ベルト２０は複数
のガイドロール２１とテンションロール２２に架設され
た無端ベルトである。
【００１４】反転された枚葉紙２は、第２の欠陥検出装
置の上部ベルト（第１の欠陥検出装置のサクションベル
ト１３）と下部ベルトであるサクションベルト（第１の
欠陥検出装置の後半の上部ベルト１１）に挟持され検出
部に搬送される。検査部では枚葉紙２はサクションベル
ト１１の下部に設けられたサクションボックス２５の吸
引によって平坦に保持されて検査部を通過する。その間
に光源２３から低入射角で光が当てられ、反射した光を
受光器２４で受光し、その信号を制御装置４７へ入力す
る。検査部で検査を終了した枚葉紙２は後半の上部ベル
ト２０とサクションベルト１１によって搬送され、反転
ロール１８により反転され第３の欠陥検出装置へ送りだ
される。
置の上部ベルト（第１の欠陥検出装置のサクションベル
ト１３）と下部ベルトであるサクションベルト（第１の
欠陥検出装置の後半の上部ベルト１１）に挟持され検出
部に搬送される。検査部では枚葉紙２はサクションベル
ト１１の下部に設けられたサクションボックス２５の吸
引によって平坦に保持されて検査部を通過する。その間
に光源２３から低入射角で光が当てられ、反射した光を
受光器２４で受光し、その信号を制御装置４７へ入力す
る。検査部で検査を終了した枚葉紙２は後半の上部ベル
ト２０とサクションベルト１１によって搬送され、反転
ロール１８により反転され第３の欠陥検出装置へ送りだ
される。
【００１５】第３の欠陥検出装置は、光源２６と検出器
２７を枚葉紙２の通過部の上下に配置した透過型検出器
からなっている。反転ロール１８により反転された枚葉
紙２は、第２の欠陥検出装置の上部ベルト２０と下部ベ
ルト（サクションベルト１１）に挟持され第３の検出部
に搬送された枚葉紙２は、光源２６からのスリット光が
照射され、それを検出器２７で検出し、その測定信号を
制御装置４７へ入力し枚葉紙２の穴、汚れ（黒点）等を
判定する。第３の検出部を通過した枚葉紙２は上部ベル
ト２８と下部ベルト３０によって挟持され次へ搬送され
る。上部ベルト２８は複数のガイドロール２９に架設さ
れた無端ベルトである。下部ベルト３０は複数のガイド
ロール３１とテンションロール３２に架設された無端ベ
ルトである。なお、第３の欠陥検出装置は、第１の欠陥
検出装置の前に設けることもできる。
２７を枚葉紙２の通過部の上下に配置した透過型検出器
からなっている。反転ロール１８により反転された枚葉
紙２は、第２の欠陥検出装置の上部ベルト２０と下部ベ
ルト（サクションベルト１１）に挟持され第３の検出部
に搬送された枚葉紙２は、光源２６からのスリット光が
照射され、それを検出器２７で検出し、その測定信号を
制御装置４７へ入力し枚葉紙２の穴、汚れ（黒点）等を
判定する。第３の検出部を通過した枚葉紙２は上部ベル
ト２８と下部ベルト３０によって挟持され次へ搬送され
る。上部ベルト２８は複数のガイドロール２９に架設さ
れた無端ベルトである。下部ベルト３０は複数のガイド
ロール３１とテンションロール３２に架設された無端ベ
ルトである。なお、第３の欠陥検出装置は、第１の欠陥
検出装置の前に設けることもできる。
【００１６】枚葉紙２の良否判定は、第１の欠陥検出装
置で枚葉紙２の表面のストリーク、シワ等を検出し、第
２の欠陥検出装置の枚葉紙２の裏面のストリーク、シワ
等を検出し、第３の欠陥検出装置で穴、汚れ（黒点）等
を検出し、各欠陥検出装置からの検出信号を制御装置４
７で一括処理し、その結果を制御装置４７に予め設定さ
れている判定レベルと比較して枚葉紙２の良否を判定
し、その結果信号を振分けゲート３３に送る。
置で枚葉紙２の表面のストリーク、シワ等を検出し、第
２の欠陥検出装置の枚葉紙２の裏面のストリーク、シワ
等を検出し、第３の欠陥検出装置で穴、汚れ（黒点）等
を検出し、各欠陥検出装置からの検出信号を制御装置４
７で一括処理し、その結果を制御装置４７に予め設定さ
れている判定レベルと比較して枚葉紙２の良否を判定
し、その結果信号を振分けゲート３３に送る。
【００１７】枚葉紙２は、完全に無欠陥の場合は良紙２
ａと判断される。紙面にストリーク、シワ、汚れ（黒
点）等の欠陥がある場合、制御装置４７はその大きさを
画素数でカウントし、その内容を高速で演算処理する。
その結果が、欠陥の種類毎に設定されたレベル以上にな
った場合、枚葉紙２は不良紙２ｂとして判断される。
ａと判断される。紙面にストリーク、シワ、汚れ（黒
点）等の欠陥がある場合、制御装置４７はその大きさを
画素数でカウントし、その内容を高速で演算処理する。
その結果が、欠陥の種類毎に設定されたレベル以上にな
った場合、枚葉紙２は不良紙２ｂとして判断される。
【００１８】振分けゲート３３は、下部ベルト３０の先
に取り付けられ、良紙２ａの場合は、枚葉紙２が振分け
ゲート３３の上面を通過する。振分けゲート３３が不良
紙２ｂの信号を受けた場合、不良紙２ｂが通過する寸前
に振分けゲート３３が立ち上がり、不良紙２ｂは振分け
ゲート３３の下部に当りながら、下部ベルト３４により
搬送され、不良紙堆積部３５に落とされる。
に取り付けられ、良紙２ａの場合は、枚葉紙２が振分け
ゲート３３の上面を通過する。振分けゲート３３が不良
紙２ｂの信号を受けた場合、不良紙２ｂが通過する寸前
に振分けゲート３３が立ち上がり、不良紙２ｂは振分け
ゲート３３の下部に当りながら、下部ベルト３４により
搬送され、不良紙堆積部３５に落とされる。
【００１９】良紙２ａは振分けゲート３３を過ぎてか
ら、再度上下の無端ベルト３６、３７に挟持されて、良
紙堆積部４１に搬送されるが、一枚毎高速で堆積する
と、良好な揃いにならない為、搬送途中で良紙２ａを重
ねるオーバーラップ機構を備えている。
ら、再度上下の無端ベルト３６、３７に挟持されて、良
紙堆積部４１に搬送されるが、一枚毎高速で堆積する
と、良好な揃いにならない為、搬送途中で良紙２ａを重
ねるオーバーラップ機構を備えている。
【００２０】オーバーラップ機構では、良紙２ａはサク
ションボックス３８に一部が吸引されキャッチロール３
９にて減速し、低速ベルト４０により搬送されて良紙堆
積部４１に堆積される。良紙２ａの枚数はカウンターで
計測され、所定枚数毎にテープが挿入される。良紙堆積
部４１は、リフター４２上に良紙２ａを堆積するもので
あり、良紙２ａを良好に揃えるために、サイドジャガー
４３、フロントジャガー４４及びシートストッパー４５
が設けられている。
ションボックス３８に一部が吸引されキャッチロール３
９にて減速し、低速ベルト４０により搬送されて良紙堆
積部４１に堆積される。良紙２ａの枚数はカウンターで
計測され、所定枚数毎にテープが挿入される。良紙堆積
部４１は、リフター４２上に良紙２ａを堆積するもので
あり、良紙２ａを良好に揃えるために、サイドジャガー
４３、フロントジャガー４４及びシートストッパー４５
が設けられている。
【００２１】良紙２ａ、不良紙２ｂの枚数は自動的に計
算され、パレット毎、あるいは時間、日毎などのデータ
ーとしてディスプレーに表示することや、プリンターに
よって出力することも可能である。
算され、パレット毎、あるいは時間、日毎などのデータ
ーとしてディスプレーに表示することや、プリンターに
よって出力することも可能である。
【００２２】
【発明の効果】本発明によれば、枚葉紙を一枚毎正確に
搬送し、平坦に保持去れた状態で、表面裏面の検査が正
確に行われ、かつ透過光検査も加え、精度の高い選別作
業を高速で行うことができる。
搬送し、平坦に保持去れた状態で、表面裏面の検査が正
確に行われ、かつ透過光検査も加え、精度の高い選別作
業を高速で行うことができる。
【図１】本発明の平版枚葉自動選別装置の側面概略図。
【図２】欠陥検出部の拡大概略図。
【図３】第１〜３の欠陥検出装置の関係を示す拡大概略
図。
図。
【図４】枚葉紙選別部の概略図。
１ 給紙装置 ２ 枚葉紙 ２ａ 良紙 ２ｂ 不良紙 ３ リフター ４ フィードロール ５ 給紙コンベア ６ サイド合わせ装置 ７ 光源 ８ 受光器 ９ 上部ベルト １０ ガイドロール １１ 上部ベルト（サクションベルト） １２ ガイドロール １３ サクションベルト １４ ガイドロール １５ テンションロール １６ 反転ロール １７ サクションボックス １８ 反転ロール １９ テンションロール ２０ 上部ベルト ２１ ガイドロール ２２ テンションロール ２３ 光源 ２４ 受光器 ２５ サクションボックス ２６ 光源 ２７ 検出器 ２８ 上部ベルト ２９ ガイドロール ３０ 下部ベルト ３１ ガイドロール ３２ テンションロール ３３ 振分けゲート ３４ 下部ベルト ３５ 不良紙堆積部 ３６ 上部ベルト ３７ 下部ベルト ３８ サクションボックス ３９ キャッチロール ４０ 低速ベルト ４１ 良紙堆積部 ４２ リフター ４３ サイドジャガー ４４ フロントジャガー ４５ シートストッパー ４６ 紙ガイダー ４７ 制御装置
Claims (1)
- 【請求項１】 シート状に断裁され積載された枚葉紙を
一枚ずつ間欠的に送り出す給紙装置、送り出された枚葉
紙の表面の欠陥を検出するための反射光型の欠陥検出
器、サクションベルトおよびサクションボックスからな
る第１の欠陥検出装置、枚葉紙の裏面の欠陥を検出する
ための反射光型の欠陥検出器、サクションベルトおよび
サクションボックスからなる第２の欠陥検出装置、透過
型の第３の欠陥検出装置、不良紙堆積部、良紙堆積部を
有し、各欠陥検出器からの検出信号を受けて、枚葉紙の
不良紙を選別し不良紙堆積部に排紙することを特徴とす
る平判枚葉自動選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP441597A JPH10194585A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 平判枚葉自動選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP441597A JPH10194585A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 平判枚葉自動選別装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10194585A true JPH10194585A (ja) | 1998-07-28 |
Family
ID=11583674
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP441597A Pending JPH10194585A (ja) | 1997-01-14 | 1997-01-14 | 平判枚葉自動選別装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10194585A (ja) |
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