JPH10194071A - 側突用エアバッグ組込みシート - Google Patents

側突用エアバッグ組込みシート

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Publication number
JPH10194071A
JPH10194071A JP9014425A JP1442597A JPH10194071A JP H10194071 A JPH10194071 A JP H10194071A JP 9014425 A JP9014425 A JP 9014425A JP 1442597 A JP1442597 A JP 1442597A JP H10194071 A JPH10194071 A JP H10194071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad material
airbag
seat
air bag
padding material
Prior art date
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Pending
Application number
JP9014425A
Other languages
English (en)
Inventor
Zentaro Kimura
村 善 太 郎 木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikeda Corp
Original Assignee
Ikeda Bussan Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ikeda Bussan Co Ltd filed Critical Ikeda Bussan Co Ltd
Priority to JP9014425A priority Critical patent/JPH10194071A/ja
Publication of JPH10194071A publication Critical patent/JPH10194071A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R21/00Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
    • B60R21/02Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
    • B60R21/207Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components in vehicle seats

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 側突用エアバッグ組込みシートのパッド材の
切欠部による端末部をなくし、段差が発生したり、パッ
ド材の硬化した部分や、パッド材の凹凸形状が、表皮材
の皺として表れるのを防止する。外観を向上させる。 【解決手段】 エアバッグモジュール13をサイドフレ
ーム3の側部に固着する。エアバッグモジュール13が
収納される部分のパッド材5の内部に凹部20を形成す
る。パッド材5の凹部20よりエアバッグ本体17が膨
出する方向に位置するパッド材5に断続的なスリット2
2を形成する。パッド材5の断続的なスリット22をサ
イドパッド材5cの後端側を残して略コ字状に形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の側突用エア
バッグ組込みシートに関し、更に詳細に説明すると、シ
ートフレームと、該シートフレームに取付けられるパッ
ド材と、該パッド材を被覆する表皮材とからなる車両用
シートの側部に設けられ、エアバッグモジュールに収納
固着されるガス発生器と、エアバッグ本体とを備える側
突用エアバッグ組込みシートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の側面衝突の際に、その衝撃
荷重により変形するドア等の車体側壁側と着座者との間
の直接的な衝撃を回避するために、種々のエアバッグ装
置が提案されており、例えば、特開平4−50052号
公報、特開平7−215159号公報等に示すような車
両のシート構造がある。
【0003】この車両のシート構造は、図3及び図4に
示す如く、車体側壁側に対向したシートバック1側部外
方に、前記車体側壁側に対して垂直方向で着座者との間
の空間に膨出するエアバッグ装置11が設けられてい
る。このエアバッグ装置11はシートの乗降性及びクッ
ション性を考慮して、シートバック1のパッド材5の後
部に配設されている。
【0004】図4に示す如く、シートバック1のサイド
フレーム3にエアバッグ装置11のエアバッグモジュー
ル13が設けられ、このエアバッグモジュール13、ま
たはサイドフレーム3にガス発生器15が固着され、こ
のガス発生器15の作動時にガス発生器15から噴出さ
れるガスが流入されるようにエアバッグ本体17が前記
エアバッグモジュール13に固着されている。
【0005】前記シートバック1の表皮材7はメイン布
7aと、サイド布7bとを備え、前記エアバッグ本体1
7はメイン布7aとサイド布7bの縫製部8を破断して
膨出する。またエアバッグモジュール13の収納位置の
パッド材5には切欠部5aが形成されている。前記パッ
ド材5の切欠部5aはパッド材5の成形時に一体に形成
している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、パッド材5
の成形時にエアバッグモジュール13の収納位置に対応
する切欠部5aを一体に成形する場合、この切欠部5a
の端末部5bが成形型の合わせ目となっており、切欠部
5aの端末部5bが硬化したり、発泡不良で所望とする
形状が得られなかったりする欠点を有していた。このた
めパッド材5を表皮材7で被覆した場合に、切欠部5a
の端末部5bに段差が発生したり、パッド材5の硬化し
た部分や、パッド材5の凹凸形状が、表皮材7の皺とし
て表れ、外観を悪化させる虞れを有していた。更にシー
トバック1のサイドフレーム3の外側にエアバッグモジ
ュール13が位置し、後席着座者の膝にエアバッグモジ
ュール13が当るとクッション性がないものであった。
【0007】本発明の目的は、車両の側面衝突の際に作
動するエアバッグ装置を備えた側突用エアバッグ組込み
シートのパッド材の切欠部による端末部をなくし、段差
が発生したり、パッド材の硬化した部分や、パッド材の
凹凸形状が、表皮材の皺として表れる虞れがなく、外観
を向上させることができ、また後席着座者の膝にエアバ
ッグモジュールが直接当る虞れがなく、クッション性の
優れた側突用エアバッグ組込みシートを提供するもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上述せる課題に
鑑みてなされたもので、本発明の請求項1に記載の側突
用エアバッグ組込みシートは、シートフレームと、該シ
ートフレームに取付けられるパッド材と、該パッド材を
被覆する表皮材とからなる車両用シートの側部に設けら
れ、エアバッグモジュールに収納固着されるガス発生器
と、エアバッグ本体とを備える側突用エアバッグ組込み
シートにおいて、前記エアバッグモジュールはシートフ
レームの側部に固着され、該エアバッグモジュールが収
納される部分のパッド材の内部に凹部が形成され、前記
パッド材の凹部よりエアバッグ本体が膨出する方向に位
置するパッド材に断続的なスリットが形成されているこ
とを特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載の側突用エアバッ
グ組込みシートは、前記車両用シートの側部のパッド材
の断続的なスリットがパッド材の後端側を残して略コ字
状に形成されていることを特徴とする。
【0010】本発明の請求項1に記載の側突用エアバッ
グ組込みシートによれば、エアバッグモジュールはシー
トフレームの側部に固着され、エアバッグモジュールが
収納される部分のパッド材の内部に凹部が形成され、前
記パッド材の凹部よりエアバッグ本体が膨出する方向に
位置するパッド材に断続的なスリットが形成されている
ので、パッド材の内部の凹部が表皮材に直接当接するこ
とがなく、パッド材の内部の凹部の硬化した部分や、パ
ッド材の凹凸形状が表皮材の皺として表れる虞れがな
く、外観を向上させることができ、エアバッグ本体の膨
出時にはパッド材の断続的なスリット位置のパッド材を
破断してエアバッグ本体が所定の位置より迅速に膨出す
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の側突用エアバッ
グ組込みシートによれば、パッド材の断続的なスリット
がパッド材の後端側を残して略コ字状に形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時にパッド材の後端側がヒ
ンジの作用をなし、パッド材の前面側の略コ字状の断続
的なスリット位置のパッド材が破断してエアバッグ本体
が所定の位置より迅速に膨出する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明に係わる側突用エアバ
ッグ組込みシートを図面を参照して詳述する。図1
(a),(b)及び図2には本発明に係わる側突用エア
バッグ組込みシートの実施の形態が夫々示されており、
この側突用エアバッグ組込みシートは車両用シートの運
転席、助手席またはリア席等に適用することができる。
また車両用シートのシートバックに適用した場合として
説明するが、シートクッションにも同様に適用すること
ができる。
【0013】図1(a),(b)に示す如く、エアバッ
グ装置11はモジュール化され、シートバック1のシー
トフレームのサイドフレーム3に固着されている。シー
トバック1のサイドフレーム3にエアバッグ装置11の
エアバッグモジュール13がボルト,ナット等の固着部
材14により固着されている。
【0014】このエアバッグモジュール13、またはサ
イドフレーム3に、ガス発生器15が固着され、このガ
ス発生器15の作動時にガス発生器15から噴出される
ガスが流入されるようにエアバッグ本体17が前記エア
バッグモジュール13に固着されている。
【0015】図1(b)に示す如く、前記シートバック
1の表皮材7はメイン布7aと、サイド布7bとを備
え、前記エアバッグ本体17はメイン布7aとサイド布
7bの縫製部8を破断して膨出するようになされてい
る。シートバック1のサイドフレーム3にはパッド材5
及び表皮材7が取付けられ、前記パッド材5の内部には
前記エアバッグ装置11のエアバッグモジュール13が
収納される凹部20が形成されている。
【0016】図1(a),(b)及び図2に夫々示す如
く、エアバッグモジュール13と表皮材7のサイド布7
bとが近接する位置に、即ち、パッド材5の内部に形成
された凹部20の位置であるエアバッグモジュール13
の外側に、サイドパッド材5cが形成されている。
【0017】図1(b)及び図2に拡大して示す如く、
前記パッド材5の凹部20よりエアバッグ本体17が膨
出する方向に位置するパッド材5に断続的なスリット2
2が形成されている。この断続的なスリット22は本実
施の形態では、前記パッド材5の凹部20と表皮材7の
破断される縫製部8との間のパッド材5に形成されてい
る。このパッド材5の断続的なスリット22の外側に、
前記サイドパッド材5cが形成されている。
【0018】前記パッド材5の断続的なスリット22は
サイドパッド材5cの後端側を残して略コ字状に形成さ
れている。この断続的なスリット22により、エアバッ
グ本体17の膨出時にサイドパッド材5cの後端側がヒ
ンジの作用をなし、パッド材5の前面側の略コ字状の断
続的なスリット22位置のパッド材5が破断してエアバ
ッグ本体17が所定の位置より迅速に膨出する。
【0019】従って、パッド材5の断続的なスリット2
2や、パッド材5の内部の凹部20が表皮材7のサイド
布7bに段差として表れることがなく、パッド材5の凹
凸形状が発生せず、表皮材7のサイド布7bに、断続的
なスリット22や凹凸形状が皺として発生することがな
い。
【0020】
【発明の効果】以上が本発明に係わる側突用エアバッグ
組込みシートの実施の形態であるが、本発明の請求項1
に記載の側突用エアバッグ組込みシートによれば、エア
バッグモジュールはシートフレームの側部に固着され、
エアバッグモジュールが収納される部分のパッド材の内
部に凹部が形成され、前記パッド材の凹部よりエアバッ
グ本体が膨出する方向に位置するパッド材に断続的なス
リットが形成されているので、パッド材の内部の凹部が
表皮材に直接当接することがなく、パッド材の内部の凹
部の硬化した部分や、パッド材の凹凸形状が表皮材の皺
として表れる虞れがなく、外観を向上させることがで
き、エアバッグ本体の膨出時にはパッド材の断続的なス
リット位置のパッド材を破断してエアバッグ本体が所定
の位置より迅速に膨出する。
【0021】本発明の請求項2に記載の側突用エアバッ
グ組込みシートによれば、パッド材の断続的なスリット
がパッド材の後端側を残して略コ字状に形成されている
ので、エアバッグ本体の膨出時にパッド材の後端側がヒ
ンジの作用をなし、パッド材の前面側の略コ字状の断続
的なスリット位置のパッド材が破断してエアバッグ本体
が所定の位置より迅速に膨出する。
【0022】本発明によれば、側突用エアバッグ組込み
シートのパッド材の切欠部による端末部をなくし、段差
が発生したり、パッド材の硬化した部分や、パッド材の
凹凸形状が、表皮材の皺として表れる虞れがなく、外観
を向上させることができ、また後席着座者の膝にエアバ
ッグモジュールが直接当る虞れがなく、クッション性の
優れた側突用エアバッグ組込みシートを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る側突用エアバッグ組込みシートを
シートバックに適用した状態を夫々示すもので、(a)
は斜視図、(b)は一部断面図。
【図2】本発明に係る側突用エアバッグ組込みシートの
パッド材の一部斜視図。
【図3】従来の側突用エアバッグ組込みシートを示す分
解斜視図。
【図4】従来の側突用エアバッグ組込みシートを示す一
部断面図。
【符号の説明】
1 シートバック 3 サイドフレーム 5 パッド材 5c サイドパッド材 7 表皮材 7a メイン布 7b サイド布 8 縫製部 11 エアバッグ装置 13 エアバッグモジュール 15 ガス発生器 17 エアバッグ本体 20 凹部 22 断続的なスリット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートフレームと、該シートフレームに
    取付けられるパッド材と、該パッド材を被覆する表皮材
    とからなる車両用シートの側部に設けられ、エアバッグ
    モジュールに収納固着されるガス発生器と、エアバッグ
    本体とを備える側突用エアバッグ組込みシートにおい
    て、 前記エアバッグモジュールはシートフレームの側部に固
    着され、該エアバッグモジュールが収納される部分のパ
    ッド材の内部に凹部が形成され、前記パッド材の凹部よ
    りエアバッグ本体が膨出する方向に位置するパッド材に
    断続的なスリットが形成されていることを特徴とする側
    突用エアバッグ組込みシート。
  2. 【請求項2】 前記車両用シートの側部のパッド材の断
    続的なスリットがパッド材の後端側を残して略コ字状に
    形成されていることを特徴とする請求項1に記載の側突
    用エアバッグ組込みシート。
JP9014425A 1997-01-10 1997-01-10 側突用エアバッグ組込みシート Pending JPH10194071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10010024A1 (de) * 2000-03-02 2001-09-20 Lear Corp Gmbh & Co Kg Aufprallschutzvorrichtung
JP2014069669A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Ts Tech Co Ltd 車両用のシート及びエアバッグモジュールの取付部材

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DE10010024A1 (de) * 2000-03-02 2001-09-20 Lear Corp Gmbh & Co Kg Aufprallschutzvorrichtung
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