JPH10192225A - 内視鏡の先端部 - Google Patents

内視鏡の先端部

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JPH10192225A
JPH10192225A JP9003438A JP343897A JPH10192225A JP H10192225 A JPH10192225 A JP H10192225A JP 9003438 A JP9003438 A JP 9003438A JP 343897 A JP343897 A JP 343897A JP H10192225 A JPH10192225 A JP H10192225A
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JP
Japan
Prior art keywords
supply nozzle
distal end
endoscope
lens
water supply
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9003438A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Itou
慶時 伊藤
Hirohisa Ueda
裕久 植田
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Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】先端部本体に特別な部品を配置することなく、
送気ノズルと送水ノズルとで、カバーレンズの破損を防
止することができる内視鏡の先端部を提供すること。 【解決手段】送気ノズル43と送水ノズル44と光学レ
ンズ46aとが先端部本体31の先端面から突出して配
置された内視鏡の先端部において、上記光学レンズ46
aの表面が、上記送気ノズル43の突端Aと上記送水ノ
ズル44の突端Bとを底辺として上記先端部本体31の
稜線上に頂角Cを有する二等辺三角形によって形成され
る仮想平面100より突出しないように配置されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は光学レンズが配置
された内視鏡の先端部に関する。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の先端部に設けられた先端部本体
には観察窓が設けられていて、そこに取り付けられるカ
バーレンズは、表面に水滴などが溜まり易くならないよ
うに、先端部本体の表面から突出して配置される。した
がって、カバーレンズが凸レンズ等のように外方に凸の
レンズの場合には突出量も大きくなる。
【0003】また先端部本体には、カバーレンズの表面
を洗浄するための送水ノズルや送気ノズル等が観察窓と
同じ面に突出して配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のように外方に凸
のカバーレンズが先端部本体の表面から突出して配置さ
れた内視鏡の先端部においては、カバーレンズの突出量
が大きいため、内視鏡の挿入部を不用意に取り落とした
りすると、カバーレンズが床等にぶつかって破損し、大
修理が必要になる場合がある。
【0005】先端部本体から突出して配置された送気ノ
ズルと送水ノズルとが、カバーレンズを保護するように
配置されていればそのような事故に至らないが、従来の
ノズルは洗浄性の良さだけを考慮して配置されているの
で、先端部本体から突出して設けられていても、カバー
レンズ保護の役にはたたなかった。
【0006】そこで本発明は、先端部本体に特別な部品
を配置することなく、送気ノズルと送水ノズルとでカバ
ーレンズの破損を防止することができる内視鏡の先端部
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の内視鏡の先端部は、送気ノズルと送水ノズ
ルと外方に凸の光学レンズとが先端部本体の先端面から
突出して配置された内視鏡の先端部において、上記光学
レンズの表面が、上記送気ノズルの突端と上記送水ノズ
ルの突端とを底辺として上記先端部本体の稜線上に頂角
を有する二等辺三角形によって形成される仮想平面より
突出しないように配置されていることを特徴とする。
【0008】なお、上記光学レンズの外表面が凸面であ
ってもよく、或いは平面であってもよい。また、上記光
学レンズが、対物光学系のカバーレンズであってもよ
く、照明用ライトガイドのカバーレンズであってもよ
い。
【0009】
【発明の実施の形態】図面を参照して本発明の実施の形
態を説明する。図3及び図4は、内視鏡の挿入部の先端
部分の側面断面図と正面図である。先端部本体31は、
電気絶縁性プラスチック材からなる一つの部品で形成さ
れていて、細長い可撓管状の挿入部の先端に遠隔操作に
よって屈曲自在に設けられた湾曲部32の先端部分に連
結されている。
【0010】湾曲部32は、多数の節輪33をリベット
34によって回動自在に連結し、その外周に網状管35
を被覆して、さらにその外面をゴムチューブ等からなる
外皮36によって被覆して構成されている。外皮36の
先端部は先端部本体31の外周面に緊縛、接合されてい
る。38は湾曲操作ワイヤである。
【0011】先端部本体31と湾曲部32とは、雌ネジ
が螺設されて先端部本体31の凹部に埋め込まれた金属
製のネジ駒37に、最先端の節輪33がネジ止めされる
ことによって連結されている。
【0012】本実施の形態の内視鏡は、前方を観察する
ようにしたいわゆる前方視型内視鏡であり、先端部本体
31の先端面に、観察窓41、照明窓42、送気ノズル
43、送水ノズル44、及び鉗子チャンネル出口孔45
等が設けられている。先端フードや先端キャップの類
は、先端部本体31には取り付けられていない。
【0013】観察窓41の内側には、対物レンズ群46
が、金属製のレンズ枠47内にスペーサ49で所定の間
隔をとって固着されている。46aは、対物レンズ群4
6の第1レンズであり、観察窓41を塞ぐ観察窓カバー
レンズになっている。
【0014】レンズ枠47の前半部外周部分には、電気
絶縁性のプラスチック材からなる絶縁環51が接合され
ている。絶縁環51の外周面は、先端部本体31の前端
部分に軸線方向に平行に形成された円形断面の孔52内
に嵌挿されていて、その嵌合部にはシール用のOリング
53が装着されている。54は、脱泡された電気絶縁性
の接着剤である。
【0015】レンズ枠47の後端部分に固着された連結
部材48は矩形の外形形状を有していて、その外周部に
は金属製のシールドパイプ55の先端部分が嵌着、接合
されている。
【0016】シールドパイプ55は、円形孔52に連続
して先端部本体31の後端まで貫通形成された矩形孔5
6内に嵌挿されており、シールドパイプ55内には、例
えば電荷結合素子(CCD)からなる固体撮像素子10
が受光面11を前方に向けて固定されている。
【0017】そして、その前面に貼られたカバーガラス
13の前面には、色補正フィルタ58が貼着されてい
る。59は、光路周辺の不要光を遮光するための遮光マ
スクである。
【0018】シールドパイプ55内には、固体撮像素子
10に入出力される信号を処理するための電子部品61
が、配線基板62に取り付けて固体撮像素子10の後側
に配置されている。そして、信号ケーブル63がそこか
ら後方に引き通されている。
【0019】シールドパイプ55内に配置された部品の
外周面とシールドパイプ55の外周面には、各々絶縁テ
ープ64,65が巻き付けられていて、シールドパイプ
55とその内外との間を電気絶縁している。
【0020】照明窓42には、照明光の配光を広げるた
めの照明窓カバーレンズ70が取り付けられていて、そ
の奥に、照明用ライトガイドファイババンドルの射出端
(図示せず)が配置されている。送気ノズル43と送水
ノズル44の奥には、送気チューブ71と送水チューブ
(図示せず)の各出口側端部が配置されている。
【0021】観察窓41に取り付けられた観察窓カバー
レンズ46aは、外表面が凸面の光学レンズであり、そ
の表面が先端部本体31の先端面から突出するように配
置されている。
【0022】また、送気ノズル43と送水ノズル44
は、図3に示されるように、観察窓カバーレンズ46a
よりも高く先端部本体31の先端面から突出しており、
図4に示されるように、送気ノズル43と送水ノズル4
4が、観察窓カバーレンズ46aを間に挟んでその両側
に位置するように配置されている。
【0023】ここで、図2に示されるように、送気ノズ
ル43の突端Aと送水ノズル44の突端Bとを底辺とし
て先端部本体31の稜線上に頂角Cを有する二等辺三角
形を描く。
【0024】そのような二等辺三角形は、線分ABを底
辺としてその両側に描くことができるが、線分ABに対
して観察窓カバーレンズ46aと同方向に頂角Cをとる
ものとする。
【0025】そして、その二等辺三角形によって形成さ
れる仮想の平面100を想定すると、図1に示されるよ
うに、観察窓カバーレンズ46aの表面が仮想平面10
0より突出しないように配置されている。
【0026】したがって、内視鏡の挿入部を不用意に取
り落として、先端部本体31が床等にぶつかっても、床
に当たるのは先端部本体31の稜部と送気ノズル43と
送水ノズル44であり、観察窓カバーレンズ46aは床
にぶつからない。したがって、先端部本体31に特別な
部品を配置することなく、観察窓カバーレンズ46aの
破損が防止される。
【0027】なお、本発明は実施の形態に限定されるも
のではなく、例えば、先端部本体31の稜部と送気ノズ
ル43と送水ノズル44とで破損を防止する対象が、照
明窓カバーレンズ70であってもよい。また、カバーレ
ンズ46a,70の外表面が平面の場合に本発明を適用
してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、光学レンズの表面を、
送気ノズルの突端と送水ノズルの突端とを底辺として先
端部本体の稜線上に頂角を有する二等辺三角形によって
形成される平面より突出しないように配置したことによ
り、挿入部を誤って取り落としたような場合の光学レン
ズの破損を、先端部本体に特別な部品を配置することな
く防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の仮想平面を示す先端部本
体の部分側面図である。
【図2】本発明の実施の形態の仮想平面を示す先端部本
体の正面図である。
【図3】本発明の実施の形態の内視鏡の挿入部先端の側
面断面図である。
【図4】本発明の実施の形態の内視鏡の挿入部先端の正
面図である。
【符号の説明】
31 先端部本体 43 送気ノズル 44 送水ノズル 46a 観察窓カバーレンズ 100 仮想平面

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送気ノズルと送水ノズルと光学レンズとが
    先端部本体の先端面から突出して配置された内視鏡の先
    端部において、 上記光学レンズの表面が、上記送気ノズルの突端と上記
    送水ノズルの突端とを底辺として上記先端部本体の稜線
    上に頂角を有する二等辺三角形によって形成される仮想
    平面より突出しないように配置されていることを特徴と
    する内視鏡の先端部。
  2. 【請求項2】上記光学レンズの外表面が凸面である請求
    項1記載の内視鏡の先端部。
  3. 【請求項3】上記光学レンズの外表面が平面である請求
    項1記載の内視鏡の先端部。
  4. 【請求項4】上記光学レンズが、対物光学系のカバーレ
    ンズである請求項1、2又は3記載の内視鏡の先端部。
  5. 【請求項5】上記光学レンズが、照明用ライトガイドの
    カバーレンズである請求項1、2又は3記載の内視鏡の
    先端部。
JP9003438A 1997-01-13 1997-01-13 内視鏡の先端部 Withdrawn JPH10192225A (ja)

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