JPH05130972A - 電子内視鏡の先端部 - Google Patents

電子内視鏡の先端部

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JPH05130972A
JPH05130972A JP3298623A JP29862391A JPH05130972A JP H05130972 A JPH05130972 A JP H05130972A JP 3298623 A JP3298623 A JP 3298623A JP 29862391 A JP29862391 A JP 29862391A JP H05130972 A JPH05130972 A JP H05130972A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
tip
electronic endoscope
signal cable
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP3298623A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Itou
慶時 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP3298623A priority Critical patent/JPH05130972A/ja
Publication of JPH05130972A publication Critical patent/JPH05130972A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】挿入部先端の硬質部長を短くすることができる
電子内視鏡の先端部を提供することを目的とする。 【構成】内視鏡の挿入部先端11内に、固体撮像素子3
1に接続された電子回路が配線された回路基板40を配
置し、複数の信号線44を一つの外被チューブ45で束
ねた信号ケーブル43を上記挿入部内に挿通して、上記
信号線44を上記回路基板40に接続した電子内視鏡の
先端部において、上記信号ケーブル43の外被チューブ
45の先端を上記回路基板40の前後両端の間に位置さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の挿入部先端
内に固体撮像素子を内蔵したいわゆる電子内視鏡の先端
部に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆる電子内視鏡においては、内視鏡
の挿入部先端内に、固体撮像素子に接続された電子回路
が配線された回路基板を配置し、複数の信号線を一つの
外被チューブで束ねた信号ケーブルを挿入部内に挿通し
て、各信号線を上記回路基板の配線に接続している。
【0003】図9は、そのような従来の回路基板101
の周辺を示しており、挿入部の前方に向けて配置された
対物光学系102の後端部に直角プリズム103が配置
され、回路基板101に取り付けられた固体撮像素子1
04に観察像が結像する。
【0004】信号ケーブル110の外被チューブ111
の先端は、回路基板101の後端よりやや後方に位置し
ていて、そこから信号線112が前方に延出している。
回路基板101には電子部品類106が取り付けられ、
その回路基板101の後端部付近に、信号線112の先
端がはんだ付けによって接続されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】外被チューブ111が
剥がされた部分では信号ケーブル110が信号線112
だけになっていて機械的強度が弱いので、外被チューブ
111の先端と回路基板101との間は、図9に示され
るように、接着剤120で固められている。
【0006】したがって、内視鏡の挿入部先端の硬質部
の長さは、先端から接着剤120の後端部分までとな
り、硬質部が長くて患者に与える苦痛が大きく、また体
腔内での誘導に際して小まわりがきかないため、目標部
位に対する狙撃性能がよくない等の欠点がある。
【0007】そこで本発明は、挿入部先端の硬質部長を
短くすることができる電子内視鏡の先端部を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡の先端部は、内視鏡の挿入部先
端内に、固体撮像素子に接続された電子回路が配線され
た回路基板を配置し、複数の信号線を一つの外被チュー
ブで束ねた信号ケーブルを上記挿入部内に挿通して、上
記信号線を上記回路基板に接続した電子内視鏡の先端部
において、上記信号ケーブルの外被チューブの先端を上
記回路基板の前後両端の間に位置させたことを特徴とす
る。
【0009】なお、上記信号線と上記回路基板との接続
部が上記回路基板の前端付近に設けられていてもよく、
上記回路基板の上記接続部が内側に折り曲げられていて
もよい。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は、
内視鏡の挿入部先端を示している。
【0011】図中1は、挿入部を形成する細長い可撓管
の先端に形成された湾曲部であり、複数の節輪2がリベ
ット3によって回動自在に連結されている。その外周
は、金属細線製の網状管4及びゴム製の外被チューブ5
によって被覆されている。
【0012】遠隔的に牽引操作される湾曲操作ワイヤ7
は、各節輪2から内方に突設されたワイヤガイド8内に
進退自在に挿通されている。そして、各湾曲操作ワイヤ
7の先端は、ワイヤガイド8に銀ロー付けなどによって
固着されている。9は、ワイヤガイド8の端部に銀ロー
付けなどによって固着された、抜け止め用のストッパパ
イプである。
【0013】11は、連絡筒12を介して湾曲部1の先
端に連結された先端部本体であり、金属製の胴部11b
と、その先端部分に接合された電気絶縁性プラスチック
製の頭部11aとにより形成されている。
【0014】先端部本体11は先端側(図1で左方)か
ら見て円形の断面形状をしており、頭部11a内に対物
光学系13が内蔵されている。対物光学系13は複数の
レンズによって構成されており、その軸方向は先端部本
体11の軸方向と一致していて、前方の物体が被写体と
なる。観察窓14は、対物光学系13の最先端のレンズ
によって形成されている。
【0015】15及び16は、対物光学系13の各レン
ズが嵌め込み接着された鏡枠であり、外側の鏡枠15が
先端部本体の頭部11aに接合されている。17は明る
さ絞り。18はシール用のOリングである。
【0016】照明用ライトガイドファイババンドル21
の出射端部21aは、軸を対物光学系13と平行に先端
部本体の頭部11aに固着されている。そして、その端
面には、出射される照明光の配光角度を拡げるための配
光レンズ(凹レンズ)22が配置されている。
【0017】このようにして配光レンズ22が照明窓2
3を形成しており、照明用ライトガイドファイババンド
ル21中を伝送されてきた照明光によって、先端部本体
11の前方の被写体が照明される。
【0018】先端部本体11の胴部11b内には、固体
撮像素子31が配置されている。固体撮像素子31とし
ては、例えばCCD(電荷結合素子)が用いられる。固
体撮像素子31の受像面31aは正方形又は長方形に形
成されていて、対物光学系13の中心軸に対して平行に
配置されている。
【0019】そして、対物光学系13と固体撮像素子3
1との間には直角プリズム33が配置されていて、対物
光学系13の光軸が、固体撮像素子31の受像面31a
の中心に垂直に交わるように、直角方向に反射されてい
る。
【0020】また、直角プリズム33と対物光学系13
との間には、鏡枠16の後半部に接続された接続筒34
内に、遮光用マスク37と色補正フィルタ35とローパ
スフィルタ36とが介挿されている。
【0021】このような配置により、図1の左方の被写
体の像が、対物光学系13によって、固体撮像素子31
の受像面31aに結像する。固体撮像素子31を取り付
けた回路基板40は、図2に展開して示されるように、
素材として一枚の可撓性のある電気絶縁性プラスチック
板が用いられている。
【0022】回路基板40は、3つ折りに形成されてお
り、先端部本体11の軸方向に沿う図2の破線部に沿っ
て順次折り曲げられて、複数の並列な平面に分けられ
る。回路基板40の、固体撮像素子31が取り付けられ
た平面40aの両側の平面40b,40cには、固体撮
像素子31に接続された電子回路が配線されていて各種
電子部品41が取り付けられている。そして、その両側
の平面40b,40cに設けられたはんだ付け端子42
に、信号ケーブル43の信号線44がはんだ付けされて
いる。
【0023】信号ケーブル43は、複数の信号線44を
一つの外被チューブ45で束ねて、内視鏡挿入部から湾
曲部1にわたって挿通されており、外被チューブ45の
先端を回路基板40の前後両端の間(図1及び図2にお
いて左右両端の間)に位置させることによって、信号ケ
ーブル43が回路基板40から外れた位置でむき出しに
ならないようになっている。
【0024】外被チューブ45の端部は、外周から糸等
で緊縛され、信号線44が露出する外被チューブ45の
口元部分は、接着剤47で固められている。回路基板4
0は、図3に示されるように、先端部本体11の軸方向
から見ると、直角プリズム33の外縁形状と同形状の台
形状に形成されて、直角プリズム33のすぐ後方に配置
されている。したがって、対物光学系13側から見る
と、直角プリズム33の外縁形状と回路基板40とはち
ょうど重なり合っていて、どちらもほとんど出張ってい
ない。
【0025】そして、台形状に折り曲げ形成された回路
基板40の内側の空間部には電気絶縁性のプラスチック
材46が充填され、回路基板40の外側には、図1に示
されるようにシールド部材48及び絶縁テープ49が被
覆され、固体撮像素子31に直角プリズム33が接合さ
れて一つのユニットが形成されている。
【0026】図4及び図5は第2の実施例の回路基板1
40と信号ケーブル43を示しており、信号線44をは
んだ付けするためのすべての端子42を、回路基板14
0の前端付近に配列したものである。このようにするこ
とによって、回路基板140の長さをより短く形成する
ことが可能となる。
【0027】図6ないし図8は第3の実施例を示してお
り、回路基板240の前端に配列したはんだ付け端子4
2部分を内側に折り曲げたものである。このようにする
ことによって、回路基板240の長さをさらに短く形成
することが可能となる。
【0028】
【発明の効果】本発明の電子内視鏡の先端部によれば、
信号ケーブルの外被チューブの先端を回路基板の前後両
端の間に位置させたので、硬質部が基板の後端より後方
に突出せず、したがって、電子内視鏡の先端部の硬質部
長を短く形成することができる。その結果、体腔内への
挿入性が向上して、患者に対する苦痛を小さくすること
ができ、また、誘導に小まわりがきいて、目標部位に対
する狙撃性能が向上する等の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の側面断面図である。
【図2】第1の実施例の回路基板の展開図である。
【図3】第1の実施例の回路基板の背面図である。
【図4】第2の実施例の回路基板の展開図である。
【図5】第2の実施例の回路基板と信号ケーブルの側面
断面図である。
【図6】第3の実施例の回路基板の展開図である。
【図7】第3の実施例の回路基板と信号ケーブルの側面
断面図である。
【図8】第3の実施例の回路基板の背面図である。
【図9】従来例の回路基板と信号ケーブルの斜視図であ
る。
【符号の説明】
11 先端部本体(挿入部先端) 31 固体撮像素子 40 回路基板 43 信号ケーブル 44 信号線 45 外被チューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡の挿入部先端内に、固体撮像素子に
    接続された電子回路が配線された回路基板を配置し、複
    数の信号線を一つの外被チューブで束ねた信号ケーブル
    を上記挿入部内に挿通して、上記信号線を上記回路基板
    に接続した電子内視鏡の先端部において、 上記信号ケーブルの外被チューブの先端を上記回路基板
    の前後両端の間に位置させたことを特徴とする電子内視
    鏡の先端部。
  2. 【請求項2】上記信号線と上記回路基板との接続部が上
    記回路基板の前端付近に設けられている請求項1記載の
    電子内視鏡の先端部。
  3. 【請求項3】上記回路基板の上記接続部が内側に折り曲
    げられている請求項2記載の電子内視鏡の先端部。
JP3298623A 1991-11-14 1991-11-14 電子内視鏡の先端部 Pending JPH05130972A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009125096A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Olympus Medical Systems Corp 撮像ユニット
JP2009240518A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Fujifilm Corp 固体撮像装置及び固体撮像装置の製造方法
CN103300807A (zh) * 2012-03-13 2013-09-18 富士胶片株式会社 电缆连接器和内窥镜设备
JP2015029774A (ja) * 2013-08-05 2015-02-16 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 基板モジュール
JP2016507301A (ja) * 2013-02-07 2016-03-10 オリンパス ビンテル ウント イーベーエー ゲーエムベーハーOlympus Winter & Ibe Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 密閉フィードスルー、密閉フィードスルーの製造方法、プリント回路基板、及び外科器具

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