JPH10187199A - 半導体記憶媒体記録装置及び半導体記憶媒体再生装置 - Google Patents

半導体記憶媒体記録装置及び半導体記憶媒体再生装置

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JPH10187199A
JPH10187199A JP8343180A JP34318096A JPH10187199A JP H10187199 A JPH10187199 A JP H10187199A JP 8343180 A JP8343180 A JP 8343180A JP 34318096 A JP34318096 A JP 34318096A JP H10187199 A JPH10187199 A JP H10187199A
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Yusaku Unno
雄策 海野
Koichi Nakagawa
浩一 中川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、圧縮方式は記録媒体の特性に応じて定
められており、記録されたデータ間に互換性はなかっ
た。 【解決手段】 複数種類の信号フォーマットに対応し、
入力信号からその主信号を抜き出して共通の信号フォー
マットに変換するフォーマット変換手段と、フォーマッ
ト変換手段によるフォーマット変換後の入力信号を入力
し、複数種類の圧縮方式のうちいずれか一つの方式によ
り圧縮符号化し出力するデータ圧縮手段と、データ圧縮
手段によって圧縮符号化された信号を、圧縮方式の違い
にかかわらず統一データフォーマットで記録する半導体
メモリとで、半導体記憶媒体記録装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶媒体記憶
装置及び半導体記憶媒体再生装置に関し、例えば、音響
信号を記憶又は再生対象とする装置に適用し得る。
【0002】
【従来の技術】現在、半導体メモリを利用した録音再生
装置は、電話機の留守番録音装置やナビゲーション装置
の音声案内など、主に人間の音声を記憶再生する装置と
して実用化されてはいるものの、より広い帯域と高い音
質が要求される音響信号については未だ試作機レベルの
段階にすぎず、装置も大型で製造コストも高かった。
【0003】なお、光や磁気を利用した録音再生装置に
ついては、既に音響信号の録音再生が実用化の段階に達
しており、光ディスクや磁気テープなどを媒体とする小
型録音再生装置が存在している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、録音
再生装置は、現在主に、音声合成装置として用いられる
ものであり、その圧縮技術には、ADPCM(Adaptive
DPCM) 、LPC(LinearPredictive Coding)、CELP
(Code-Excited Linear Predictive Coding)等、人間の
音声を対象とする技術が用いられる。しかし、この圧縮
技術はあくまで音声を対象とするものであり、高音質な
音響信号など、広帯域かつダイナミック・レンジの大き
い信号については適用できなかった。また、コンパクト
デイスク(以下、CDという)プレーヤで使われている
44.1kHzのサンプリング信号でサンプリングした16ビ
ットのステレオ音声信号を1時間分録音するにしても、
これに必要な半導体メモリの容量は 600Mバイトを越
え、半導体メモリの容量が増大した現在においても実用
的な値ではない。
【0005】その一方で、音響信号に対する圧縮技術は
実用化の域に達しており、例えば、国際標準規格である
MPEGオーディオやフィリツプスが開発したPASC
方式やソニーが開発したATRAC方式がある。このう
ち前の二方式は、いずれも、入力音声信号を複数のサブ
バンドに分割し、各サブバンドごとに人間の聴覚特性に
基づいて符号化、すなわち情報圧縮を行うものである。
ここで用いられる聴覚特性の一つは最小可聴限界で、静
寂時に音声周波数によって聞き取れる最小音量が異なっ
ていることである。もう一つはマスキング効果で、大き
な音の周辺の周波数では雑音に対する感度が低くなる現
象である。これらに基づいて、いずれの方式においても
サブバンド内のデータを符号化、すなわち情報圧縮を行
っている。圧縮された音響情報は、それぞれの方式に対
応した記憶媒体に記録される。
【0006】一方、ソニーのATRAC(Adaptive TRan
sform Acoustic Coding) 方式においては、入力音声信
号を 512サンプル(約11.6ミリ秒)ごとに信号波形をフ
ーリエ変換し、周波数スペクトラムに変換する。次に、
前の二つの方式と同じように人間の聴覚特性を利用し
て、スペクトラムの間引きと圧縮を行う。その圧縮デー
タは、直径64ミリの光磁気ディスクで記録再生される。
この方式は磁界変調オーバーライト方式といわれ、記録
時には光磁気ディスクに先行してレーザー・ビームを照
射して加熱し、既に記録されているディスク・スポット
の磁化を消去する。その状態でディスクの裏側から磁界
変調へッドに電流を流し、SかNかの磁界をディスク上
につくる。SとNは圧縮データの0と1に対応する。こ
のように、録音済みのディスクの磁化を消しながら同時
に情報を書き込める方式である。この圧縮方式と光磁気
ディスクを使った録音再生装置はMD(ミニ・ディス
ク)として従来から商品化されている。
【0007】また、同様に商品化された録音再生装置に
フィリップス社が開発したDCC(デジタル・コンパク
ト・カセット)がある。この装置では、前述の圧縮技術
に基づくPASC(Precision Adaptive Subband Codin
g)方式が使われ、記憶媒体としては、磁気テープが使わ
れている。これら二つの方式間では、人間の聴覚特性に
基づく音声データ圧縮方式を使っている以外には全く互
換性はない。両者のデータ圧縮後のデータ速度、フォー
マットも異なっている。さらに、記憶媒体の違いから記
録の変調方式も異なっている。
【0008】光ディスクでは、光ピックアップが連続し
て0又は1が続くとトラックはずれを起こすため、適当
に0と1が交互に現れるような8−14変調が採用され
ているが、DCCでは磁気へッドの感度特性に合わせて
一番効率よく信号の記録再生ができる8−10変調が用
いられている。また、記録再生データの誤りを防くため
のエラー訂正方式もそれぞれ異なっている。このように
MDとDCC方式においては、記憶媒体の違いから相互
にデータの交換ができない。従って、手持ちの装置で方
式の異なる記憶媒体を再生しようとすれば、別の方式の
装置を用意しなければならない。
【0009】さらに、当然のことではあるが、これら録
音再生装置は、記憶媒体を機械的に駆動しなければなら
ないという欠点もある。両方式共記憶媒体の駆動にはモ
ータが使われており、その大きさに制約されて装置全体
の大きさが一定の大きさ以下にはできない。従来の装置
はウォークマン・タイプと称し小形化されているが、装
置の厚み方向がモータで制約され、ICカードのような
薄形の小形化は不可能である。また、振動に対しても弱
く、MDにおいては、ショックプルーフメモリと呼ばれ
る特別なバッファメモリ回路が設けられている。
【0010】もう一つ同じ音声圧縮方式の原理に基づく
ものとして、国際標準になっているMPEGオーディオ
がある。MPEGオーディオによる圧縮データは記憶媒
体への記録だけではなく、放送や通信の伝送容量削減の
ための手段として使われている。このデータについても
先に述べたのと同様に他の圧縮方式による録音再生装置
で処理することはできない欠点がある。
【0011】また、今後は、パーソナルコンピュータに
おけるソフトウェア処理により各種のデータを処理する
ことが望まれるが、互換性のない従来の記憶媒体全てを
処理することは不可能である。
【0012】以上述べたように従来の方法では、記憶媒
体の違いによる圧縮方式の異なる装置間の互換性、小形
化の限界、パーソナルコンピュータへの対応など多くの
欠点があり、満足できるものはなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(A)かかる課題を解決するため、第1の発明において
は、入力信号を圧縮符号化し、記憶媒体に記憶する半導
体記憶媒体記録装置において、以下の手段を備えること
を特徴とする。
【0014】すなわち、(1) 複数種類の信号フォーマッ
トに対応し、入力信号からその主信号を抜き出して特定
の信号フォーマットに変換するフォーマット変換手段
と、(2) フォーマット変換手段によるフォーマット変換
後の入力信号を入力し、複数種類の圧縮方式のうちいず
れか一つの方式により圧縮符号化し出力するデータ圧縮
手段と、(3) データ圧縮手段によって圧縮符号化された
信号を、圧縮方式の違いにかかわらず統一データフォー
マットで記録する半導体メモリとを備えることを特徴と
する。
【0015】また、第2の発明においては、同じく半導
体記憶媒体記録装置において、以下の手段を備えること
を特徴とする。
【0016】すなわち、(1) 複数種類の信号フォーマッ
トに対応し、入力信号からその主信号を抜き出して特定
の信号フォーマットに変換するフォーマット変換手段
と、フォーマット変換手段によるフォーマット変換後の
入力信号を入力し、複数種類の圧縮方式のうちいずれか
一つの方式により圧縮符号化し出力するデータ圧縮手段
と、(2) データ圧縮手段によって圧縮符号化された信号
を、圧縮方式の違いにかかわらず統一データフォーマッ
トにより、外部記憶媒体としての半導体メモリに書き込
む書込制御手段とを備えることを特徴とする。
【0017】このように、記録媒体を半導体メモリとし
たことにより、従来、フォーマットを共通化する上でネ
ックになっていた誤り訂正符号化方式等を共通化でき、
1つの装置で複数種類の圧縮方式に対応できる記録装置
を実現できる。
【0018】(B)さらに、第3の発明においては、記
憶媒体から読み出した信号を伸張復号化して出力する半
導体記憶媒体再生装置において、以下の手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0019】すなわち、(1) 統一データフォーマットで
データが記録されている半導体メモリと、(2) 半導体メ
モリから読み出したデータを入力し、当該データを、複
数種類ある伸張方式のうち送出先の処理に適した伸張方
式で伸張し復号化するデータ伸張手段と、(3) データ伸
張手段において伸張されたデータを、送出先に適した信
号フォーマットに変換して出力するフォーマット変換手
段とを備えることを特徴とする。
【0020】また、第4の発明においては、同じく、半
導体記憶媒体再生装置において、以下の手段を備えたこ
とを特徴とする。
【0021】すなわち、(1) 統一データフォーマットで
データが記録されている外部記憶媒体としての半導体メ
モリからのデータの読み出しを制御する読出制御手段
と、(2) 半導体メモリから読み出したデータを入力し、
当該データを、複数種類ある伸張方式のうち送出先の処
理に適した伸張方式で伸張し復号化するデータ伸張手段
と、(3) データ伸張手段において伸張されたデータを、
送出先に適した信号フォーマットに変換して出力するフ
ォーマット変換手段とを備えることを特徴とする。
【0022】このように、複数種類の伸張方式に対応し
た伸張手段を有しているので、送出先の処理に適した信
号フォーマットへの変換が可能な半導体記憶媒体再生装
置を実現できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
(A)第1の実施形態 以下、本発明に係る半導体記憶媒体記録再生装置の第1
の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0024】(A−1)第1の実施形態の構成 図1は、第1の実施形態に係る記録再生装置の構成を示
すブロック図である。この記録再生装置は、入力端子
1、フォーマット変換器2、出力端子3、圧縮/伸張器
4、制御器5、バッファメモリ6、誤り検出訂正回路
7、半導体メモリ8、アナログデジタル変換回路(以
下、ADコンバータという)9、デジタルアナログ変換
回路(以下、DAコンバータという)10及び表示器1
1からなる。
【0025】入力端子1は、録音時に圧縮前の高音質音
響データとその付加情報データを含むフォーマット化さ
れたデジタル信号を入力するための端子である。
【0026】フォーマット変換器2は、録音時、入力デ
ジタル信号から音響データのみを選択して取り出す一
方、再生時、再生データに付加情報を追加して所定のデ
ジタルフォーマットに変換する装置である。
【0027】出力端子3は、再生時にフォーマット化さ
れたデジタル信号を出力するための端子である。
【0028】圧縮/伸張器4は、高音質の音声信号を圧
縮/伸張する機能を有する装置であり、図2に示すよう
に、複数の圧縮/伸張方式に対応する機能ブロックから
構成されている。この実施形態の場合、ストレートPC
M、ATRAC、ADPCMのそれぞれに対応した圧縮
/伸張回路が内蔵されている。なお、これら3種類の圧
縮/伸張回路は、外部からの指令により適応的に選択さ
れ、圧縮伸張動作を実行するようになっている。
【0029】制御回路5は、機能制御又は各ブロック間
でのデータの入出力を制御する装置である。
【0030】バッファメモリ6は、圧縮/伸張器4から
入力されたデータを一時的に蓄積したり、半導体メモリ
8から読み出されたデータを一時的に蓄積する装置であ
る。
【0031】誤り訂正回路7は、バッファメモリ6から
入力されたデータに誤り訂正処理を施して半導体メモリ
8に出力する装置である。
【0032】半導体メモリ8は、大容量の半導体メモリ
からなり、圧縮/伸張器4において圧縮された音響デー
タを蓄積するための装置である。
【0033】ADコンバータ9及びDAコンバータ10
は、外部機器とのデータのやりとりにアナログ信号が用
いられる場合に使用されるアナログ入出力インターフェ
ースである。
【0034】表示器11は、この記録再生装置の現在の
動作状態を表示するための装置である。
【0035】(A−2)第1の実施形態の動作 次に、かかる構成を有する記録再生装置によるデータの
記録再生動作を説明する。
【0036】ここでは、入力信号の信号源が、CDプレ
ーヤ等の高音質のデジタル・オーディオ信号源であるも
のとする。CDプレーヤにおいて再生されたオーディオ
信号(例えば、コンパクトディスクの場合、44.1kHz
サンプリング、16ピット)は、入力端子1に入力され
る。この信号は、フォーマット変換回路2の入力端子2
aに入る。この部分は実際にはLSl化されており、例
えば、日本楽器のYM3623Bや旭化成のCS841
2CPなどといった製品が存在する。
【0037】フォーマット変換回路2は、フォーマット
化されたデジタル信号を入力すると、ここから付加情報
を除いたオーディオ信号のみを抽出し、クロック信号を
再生する。なお、付加情報のうち信号の再生時に必要と
なるものや装置の制御に必要なものは別に抽出する。こ
の抽出されたオーディオ信号は、所定のサンプリング周
波数でサンプリングされた多ビットのPCM信号であ
る。なお、入力がアナログオーデイオ信号の場合には、
ADコンバータ9においてPCM信号に変換したものを
圧縮/伸張器4に入力する手法が採られる。
【0038】この信号を直接半導体メモリに記録するこ
ともできるが、PCM信号のデータ速度は 1.5Mbps以
上であるため、30分間録音するとしても半導体メモリ8
は 300Mバイト以上の容量を必要とし、録音装置として
使用するには現実的でない。そこで、オーディオ信号の
質を損なわずにデータを圧縮してから半導体メモリ8に
記録する方法を採る。
【0039】高音質のオーディオ信号のデータ圧縮方法
としては、前述したように、人間の心理聴覚特性とサブ
バンド符号化を利用した圧縮符号化、又は、ある入力サ
ンプルごとのスペクトラムが用いられる。この圧縮符号
化を利用した方式には、国際標準規格であるMPEGオ
ーディオを始めとしてPASC方式、ATRAC方式な
どがある。これらの方式は、デジタル・フイルタ演算や
高速フーリエ(FFT)を基本として構成される。
【0040】その他、データ圧縮方法には、人間の音声
にとって有効な別の原理に基づく圧縮方式がある。この
一つとして民生機器に良く使われているADPCM方式
がある。ADPCM方式は、DPCMといわれる信号間
の相関を利用し、信号が変化した分を記録する方式を改
良し、変化を符号化するとき、変化の大きさにより適応
的に変えるものである。この方式は、周波数帯域、ダイ
ナミック・レンジの狭い人間の音声に限定すれば簡単な
回路で構成でき、IC化しても小さい規模で構成でき
る。
【0041】本装置の圧縮/伸張器4は、音響を対象に
した符号化機能(例えば、ATRAC方式)と人間の音
声のみを対象とした符号化機能(例えば、ADPCM)
を備え、外部からの命令により切り替えることができる
ようになっている。前にも述べたように後者は簡単に構
成できるため、この部分は負担にはならず、装置全体と
しても現実的である。
【0042】また、圧縮/伸張器4は、DSP(デジタ
ル信号プロセッサ)の動作プログラムを変更することで
も可能である。これらの処理は、TI社の汎用DSPで
あるTMS57070やTMS320CX5などをLS
IのコアとしたカスタムDSPで実現されている。ま
た、圧縮/伸張器4には、入力されるPCM信号を圧縮
せずに次のブロックに送出する機能もある。これは簡単
なデータ切替器により実現できる。
【0043】これにより装置へのオーディオ信号の種
類、録音の目的により、データの記録が可能となる。す
なわち、音響信号が入力されたときはATRACを、記
録時間は短くなるがさらに高音質で記録したいときはP
CM信号を直接入力し、人間の音声のときはADPCM
を選択すれば良い。なお、圧縮/伸張器4は、複数の高
音質符号化方式を切り替えられるものであっても良い。
このようにすれば、記録データの使用目的や好みの圧縮
方式により記録することができる。
【0044】この機能は、前述のDSPの機能プログラ
ムを変更することにより実現できる。その他に圧縮/伸
張器4は、音質と記録時間の相対的な要求により圧縮率
を変えられるものであっても良い。
【0045】また、圧縮器の圧縮率、すなわち圧縮後の
データ速度を変える方法にはいろいろあるが、人間の聴
覚特性を利用した方法では、マスキング・レベルや最小
可聴限界値を小さくすることで可能である。また、サブ
バンド符号化では、分割バンド数を減らしたり割当ビッ
ト数を少なくすれば良い。
【0046】圧縮/伸張器4からの出力データは、バッ
ファメモリ6、エラー訂正回路7を介して半導体メモリ
8に記憶される。このバッファメモリ6において、圧縮
/伸張器4から入力されたデータのデータ転送フォーマ
ットが半導体メモリ8の書込フォーマットに変換され
る。例えば、圧縮/伸張器4がATRACその他で構成
されている場合、ATRACでは、約 5ミリ秒で 212バ
イトが転送されるが、他は、異なる転送レートとなる。
これらを統一フォーマットとして半導体メモリ8側へ転
送する。
【0047】このとき、圧縮/伸張器4とバッファメモ
リ6の間のデータ転送は、制御器5(マイクロコントロ
ーラ)によって制御される。制御器5は、この外にも半
導体メモリ8への書込や読み出し制御、フォーマット変
換器2で入力データの付加情報から再生時に必要になる
デ・エンファシス情報などを検出し半導体メモリ8ヘオ
ーデイオ信号とともに書き込む制御、装置の動作状態を
示す表示器11の制御を行っている。
【0048】録音には、記録保持のためのバックアップ
なしに電気的に書込/消去ができるフラッシュEEPR
OMが使われる。この種の半導体メモリは、シリアル・
データの入出力インターフェースをもっているので、こ
のような用途には都合が良い。しかし、データの消去/
書込には一定のデータ間隔で(ブロック)行われ、それ
には数ミリ秒の時間を必要とするため、制御器5はバッ
ファメモリ6からの入力のタイミングをこの時間に合わ
せる制御をする。
【0049】さらに、制御器5はメモリ番地の指定やオ
ーディオ・データに必要なサブコードの付加も行う。バ
ッファメモリ6からのデータには、エラー訂正回路7で
誤り検出符号が付加され、半導体メモリ8に書き込まれ
る。また、再生時には、誤り検出と誤り訂正が行われ、
録音時とはちょうど逆のルートにより圧縮/伸張器4に
よりデータが伸張され、フォーマット変換器2の端子2
bより標準化されたCDフォーマットとされ出力端子3
より出力される。このフォーマット変換器2は、ソニー
製のLSlであるCXD2917Qなど製品化されてい
る。なお、圧縮/伸張器4において伸張されたデジタル
オーディオ信号は、DAコンバータ10を通って直接ア
ナログオーディオ信号として再生することもできる。こ
のDAコンバータ(例えば、バーブラウンのPCM17
10U)はディエンファシスの機能をもっており、半導
体メモリ8からの出カデータにディエンファシス情報が
含まれているときは、制御器5がこれを検出してDAコ
ンバータ10を制御する。
【0050】図3及び図4には、主要部の入出力信号が
示されている。ここで図3(A)は、フォーマット変換
器2へ入力される標準化デジタル入力例であり、PCM
データ16ビットの他に同期データやサブコードから構成
されている。この32ビットを1チャンネルとし、2チャ
ンネル(左Lと右Rに相当)でフレームが構成され、1/
44.1k=22.71μ秒の時間内に入っている。一方、図3
(B)は、フォーマット変換器2の出力例であり、オー
ディオデータのみが取り出され、圧縮/伸張器4に入カ
される。
【0051】図4(A)は、圧縮されたデータ出力を示
しており、ある一定時間のエンコード(圧縮)処理の後
で出力される。圧縮データは、 212バイトごとに出力さ
れるので、図に示すように11.6ミリ秒ごとに212×2バイ
トが出力される。また、図4(B)は、バッファメモリ
6からの出力であり、半導体メモリ8の主メモリに使わ
れるフラッシュメモリの入出力タイミングに合わせであ
るのと曲名やエンファシスの有無を判別するサブコード
が付加されている。フラッシュメモリはシリアルにデー
タの入力ができるが、あるデータ単位ブロックで前のデ
ータの消去と新データの書込に数ミリ秒の時間を必要と
するため、データの入力タイミングをこれに合わせる必
要がある。既存のフラッシュメモリには、ブロック消去
/書込時間が圧縮/伸張器4のエンコード/デコードの
時間に比べて極端に短いものや異なるるものがある。こ
のようなフラッシュメモリを使うと入出力のタイミング
をとるのが面倒で、バッファメモリやコントローラの負
担が大きくなる。従って、音楽情報を連続して記録する
ためには、圧縮/伸張器4のエンコード/デコード時間
と付加データを加えた転送時間がフラッシュメモリのブ
ロック消去/書込時間とをほぼ等しくすることが重要で
ある。これは本発明の特長の一つである。
【0052】(A−3)第1の実施形態の効果 以上のように、第1の実施形態によれば、記憶媒体に半
導体メモリ8を用い、複数種類の圧縮方式のいずれでデ
ータ圧縮したかにかかわらず共通の誤り訂正方式で符号
化して半導体メモリ8に記憶する方式を採用したことに
より、音声信号だけでなく、音響信号その他の信号につ
いても要求される品質で記録再生が可能な半導体記憶媒
体記録再生装置を実現できる。
【0053】また、第1の実施形態によれば、従来の記
憶媒体では困難であった1装置複数圧縮方式によるデー
タの半導体記憶媒体記録再生装置が可能となる。
【0054】すなわち、従来存在する各種の記憶媒体に
おいては、おのおのの記憶媒体に合った誤り訂正方式を
使う必要があった。例えば、MDでは、記憶媒体として
磁気ディスクを使っているため、バーストエラーが発生
する恐れがあり、これに対応できるアッデド・オン・ク
ロス・インターリーブ・リードソロモン符号が使われて
いる。また、記憶媒体にテープを用いるDCCでは、C
1、C2リード・ソロモン符号が使われている。また、
記憶媒体からの読み取り誤差を防止するための変調方式
も異なっている。従って、従来の装置では、圧縮方式だ
けを変更したとしても他の方式の装置で記録した記憶媒
体からデータを再生するのは困難である。さらに、従来
のように回転駆動型の記憶媒体では、圧縮後のデータレ
ートが異なることから回転との同期も非常に難しかっ
た。
【0055】しかしながら、本発明に係る半導体記憶媒
体記録再生装置では、圧縮/伸張器4以降の回路を、圧
縮方式の種類によらず共通化でき、半導体メモリ8の入
出力条件さえ決めておけば、比較的簡単に実現できる。
【0056】また、半導体メモリ8の容量については、
圧縮前のオーディオPCM信号のデータレートを1.5Mb
psとし、約1/5に圧縮するとして、30分の録音には約
68Mバイトの半導体メモリが必要であるが、これも商品
レベルでも実現可能なものである。
【0057】また、従来の記録再生装置のほとんどがモ
ータによる機械的な回転駆動部をもち、これにより大き
さが制限されていたが、本発明による装置は全て半導体
化されているため、特に厚さ方向の小形化が可能で、カ
ードタイプとすることもできる。振動に対する対策が必
要ないことも勿論である。
【0058】さらに、データの読み出しの速さについて
も、光ディスクやテープを記憶媒体に使ったものに比べ
て格段速い速度でデータを読み出すことができる。すな
わち、前者が秒のオーダに対し本装置はミリ秒のオーダ
と高速化できる。
【0059】(B)第2の実施形態 以下、本発明に係る半導体記憶媒体記録再生装置の第2
の実施形態を図面を参照しながら説明する。
【0060】(B−1)第2の実施形態の構成 図5は、第2の実施形態に係る半導体記憶媒体記録再生
装置のシステム構成を示すブロック図である。なお、図
5には、図1との同一、対応部分に同一、対応符号が付
されている。第2の実施形態と第1の実施形態との違い
は、記憶媒体を記録再生装置内にもつか、それとも外部
にもつかである。すなわち、この第2の実施形態では、
記録再生装置の外部にメモリカード14を用意する。
【0061】このため第2の実施形態に係る半導体記憶
媒体記録再生装置は、第1の実施形態とその構成の一部
を異にしている。すなわち、この記録再生装置は、入力
端子1、フォーマット変換器2、出力端子3、圧縮/伸
張器4、制御器5、ADコンバータ9、DAコンバータ
10表示器11、シリアルパラレル変換器(以下、S/
P変換器という)12及び先入れ先出し方式のバッファ
メモリ13からなる。
【0062】一方、メモリカード14は、図6の構成か
らなる。メモリカード14は、データバス15、専用コ
ントローラ16(レジスタ19、 512バイトのバッファ
メモリ20、誤り検出/訂正回路21を含む)、コント
ローラ17及びフラッシュメモリ18からなる。ここ
で、データバス15は、外部とのデータのやりとりに用
いられるインターフェース部である。また、フラッシュ
メモリ18は、電源のバツクアップなしに記録データを
保持できるデータ書込と読み出しが可能なフメモリであ
る。
【0063】(B−2)第2の実施形態の動作 次に、かかる構成を有する半導体記憶媒体記録再生装置
によるメモリカード14間でのデータの記録再生動作を
説明する。
【0064】図5に示すように、この第2の実施形態に
おいては、記憶媒体とその周辺をICカード化したもの
を一つの記憶媒体として用いる。この種のICカードに
は、PCカードATA仕様に準拠したフラシュメモリを
使ったカードがある。このカードは、パーソナルコンピ
ュータ・インターフェース(8/16ピットパラレル)
の機能をもち一般に使われている。ただし、メモリとし
てはフラッシュメモリをそのまま配置するのではなく、
前述した比較的長いブロックごとの消去/書込時間を避
けるため、複数のフラッシュメモリが配置され、データ
のアクセス時間が短縮されている。
【0065】第2の実施形態では、図6に示すように、
メモリカード14が記録再生装置の記憶媒体として使わ
れる。このメモリカード14は、外部とのインターフェ
ース用の16ビットPCMClAインターフェースバス1
5を通して与えられる外部命令に基づき、外部との間で
音響データを 512バイト単位でリード/ライトする。ま
ず、外部からの命令は専用コントローラ16により解読
され、次段のコントローラ17へ送出される。なお、専
用コントローラ16は、コントローラ17からの指示に
従いインターフェースバス15の制御、フラシュメモリ
18への書込/読み出し制御を行う。また、データの書
込と読み出し時に必要なデータの誤り/検出も行う。
【0066】この実施形態において用いるレジスタ19
には、データを書き込むメモリ上の格納番地、書込/読
み出しなどカード全体の制御を司る命令が入っている。
外部からの信号は、このレジスタ内に保持されている命
令を選択するものであり、コントローラはこれを解読し
て、カードを制御する。従って、半導体記憶再生装置本
体の制御器5は、直接フラッシュメモリ18への書込み
読み出し制御を行う必要はなく、メモリカードに命令を
送るだけで良いことになる。
【0067】次に、圧縮された音響信号のメモリカード
14への転送動作について説明する。
【0068】まず、圧縮/伸張器4から出力されたシリ
アルデータは、S/P変換器12でパラレルデータに変
換され、FlFOタイプのバッファメモリ13に書き込
まれる。制御器5は、バッファメモリ13を監視してお
り、データ容量が 512バイト以上になるとこれを読み出
してメモリカードにデータを転送する。
【0069】次に、メモリカード14からデータの書込
みが完了し次のデータの書込ができることを示すレディ
信号が発せられると、制御器5はこれを検知して次の 5
12バイトデータを転送する。
【0070】ここで、圧縮/伸張器4として第1の実施
形態で説明したATRAC方式を使うと、バッファメモ
リ13には 212バイトのデータが間欠的に圧縮/伸張器
4から送られてくるため、3回目の 212バイトの転送途
中でFlFO式バッファメモリ13のデータ量が 512バ
イトを越えることになる。そこで、バッファメモリ13
は、入出力が同時に動作するよう設計されている。
【0071】一方、再生時には、制御器5は、バッファ
メモリ13のデータが 511バイト以下になると、メモリ
カード14からデータを読み出しバッファメモリ13に
書き込む。次に、データはS/P変換器12によりシリ
アルデータに変換され、圧縮/伸張器4からの転送要求
によりに転送される。
【0072】(B−3)第2の実施形態の効果 以上のように、第2の実施形態によれば、記憶媒体にメ
モリカード14を用いることにより、ディスク状媒体や
テープ状媒体の場合と同様に小形であって、しかも携帯
に便利な媒体を実現することができる。そればかりでな
く、メモリカード14として、第2の実施形態で述べた
PCカードATA仕様のものを適用するとすれぱ、パー
ソナルコンピュータによる音響データの処理、すなわち
再生も可能である。
【0073】さらに、パーソナルコンピュータでのデー
タの編集や追加データの付加も容易にできる効果もあ
る。当然ではあるが、このメモリカード14を他の画像
データなどの記録用として共用することもできる。
【0074】(C)他の実施形態 なお、上述の実施形態においては、半導体記憶媒体記録
再生装置の一般構成について述べたが、高音質の音響記
録再生装置、パーソナルコンピュータにおける音響デー
タ処理を目的とした装置、長時間に亘る音響信号の繰り
返し再生を目的としたバックグランド音響再生装置にも
適用し得る。
【0075】また、上述の実施形態においては、主に音
響信号を記録対象とする半導体記憶再生装置について述
べたが、映像信号を記録対象とする場合にも適用し得
る。
【0076】さらに、上述の実施形態においては、半導
体記憶再生装置について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、再生専用装置にも適用し得る。
【0077】さらに、上述の実施形態においては、圧縮
/伸張器4に複数種類の圧縮方式又は伸張方式に対応し
た手段を用意する場合について述べたが、同じ圧縮方式
又は伸張方式であってもその圧縮率又は伸張率を可変し
得るようにしても良い。
【0078】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、記録媒体
を半導体メモリとし、圧縮方式によらない統一フォーマ
ットに変換したデータを記録することとしたことによ
り、従来、フォーマットを共通化する上でネックになっ
ていた誤り訂正符号化方式等を共通化でき、1つの装置
で複数種類の圧縮方式に対応できる半導体記憶媒体記録
装置を実現できる。
【0079】また、上述のように本発明によれば、複数
種類の伸張方式に対応した伸張手段を設けたことによ
り、送出先の処理に適した信号フォーマットに変換でき
るようにしたことにより、複数種類の装置へのデータの
読み出しが可能な半導体記憶媒体再生装置を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る半導体記憶再生装置の構
成例を示すブロック図である。
【図2】圧縮/伸張器の構成を示すブロック図である。
【図3】データフォーマットを示す説明図である。
【図4】データフォーマットを示す説明図である。
【図5】第2の実施形態に係る半導体記憶再生装置とメ
モリカードのシステム構成例を示すブロック図である。
【図6】メモリカードの内部構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…フォーマット変換器、4…圧縮/伸張器、5…制御
器、6…バッファメモリ、7…誤り検出訂正回路、8…
半導体メモリ、11…表示器、12…S/P変換器、1
3…バッファメモリ、14…メモリカード、15…デー
タバス、16…専用コントローラ、17…コントロー
ラ、18…フラッシュメモリ。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を圧縮符号化し、記憶媒体に記
    憶する半導体記憶媒体記録装置において、 複数種類の信号フォーマットに対応し、入力信号からそ
    の主信号を抜き出して特定の信号フォーマットに変換す
    るフォーマット変換手段と、 上記フォーマット変換手段によるフォーマット変換後の
    入力信号を入力し、複数種類の圧縮方式のうちいずれか
    一つの方式により圧縮符号化し出力するデータ圧縮手段
    と、 上記データ圧縮手段によって圧縮符号化された信号を、
    圧縮方式の違いにかかわらず統一データフォーマットで
    記録する半導体メモリとを備えることを特徴とする半導
    体記憶媒体記録装置。
  2. 【請求項2】 入力信号を圧縮符号化し、記憶媒体に記
    憶する半導体記憶媒体記録装置において、 複数種類の信号フォーマットに対応し、入力信号からそ
    の主信号を抜き出して特定の信号フォーマットに変換す
    るフォーマット変換手段と、 上記フォーマット変換手段によるフォーマット変換後の
    入力信号を入力し、複数種類の圧縮方式のうちいずれか
    一つの方式により圧縮符号化し出力するデータ圧縮手段
    と、 上記データ圧縮手段によって圧縮符号化された信号を、
    圧縮方式の違いにかかわらず統一データフォーマットに
    より、外部記憶媒体としての半導体メモリに書き込む書
    込制御手段とを備えることを特徴とする半導体記憶媒体
    記録装置。
  3. 【請求項3】 上記データ圧縮手段は、なんらの圧縮を
    行わず入力信号をそのまま出力する機能を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体記憶媒
    体記録装置。
  4. 【請求項4】 上記半導体メモリには、再生時に必要な
    データ又は付加情報データが記憶されることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の半導体記憶媒体記録装
    置。
  5. 【請求項5】 上記データ圧縮手段は、同じ圧縮方式で
    あってもその圧縮率を可変し得る機能を備えることを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の半導体
    記憶媒体記録装置。
  6. 【請求項6】 上記半導体メモリにフラッシュメモリを
    用いる場合、その消去又は書込時間を含むブロック転送
    時間を、上記データ圧縮手段による圧縮符号化処理時間
    と符号化転送時間に合わせたことを特徴とする請求項1
    〜請求項5のいずれかに記載の半導体記憶媒体記録装
    置。
  7. 【請求項7】 記憶媒体から読み出した信号を伸張復号
    化して出力する半導体記憶媒体再生装置において、 統一データフォーマットでデータが記録されている半導
    体メモリと、 上記半導体メモリから読み出したデータを入力し、当該
    データを、複数種類ある伸張方式のうち送出先の処理に
    適した伸張方式で伸張し復号化するデータ伸張手段と、 上記データ伸張手段において伸張されたデータを、送出
    先に適した信号フォーマットに変換して出力するフォー
    マット変換手段とを備えることを特徴とする半導体記憶
    媒体再生装置。
  8. 【請求項8】 記憶媒体から読み出した信号を伸張復号
    化して出力する半導体記憶媒体再生装置において、 統一データフォーマットでデータが記録されている外部
    記憶媒体としての半導体メモリからのデータの読み出し
    を制御する読出制御手段と、 上記半導体メモリから読み出したデータを入力し、当該
    データを、複数種類ある伸張方式のうち送出先の処理に
    適した伸張方式で伸張し復号化するデータ伸張手段と、 上記データ伸張手段において伸張されたデータを、送出
    先に適した信号フォーマットに変換して出力するフォー
    マット変換手段とを備えることを特徴とする半導体記憶
    媒体再生装置。
  9. 【請求項9】 上記データ伸張手段は、なんらの伸張を
    行わず入力信号をそのまま出力する機能を有することを
    特徴とする請求項7又は請求項8に記載の半導体記憶媒
    体再生装置。
  10. 【請求項10】 上記データ伸張手段は、同じ伸張方式
    であってもその伸張率を可変し得る機能を備えることを
    特徴とする請求項7〜請求項9のいずれかに記載の半導
    体記憶媒体再生装置。
  11. 【請求項11】 上記半導体メモリにフラッシュメモリ
    を用いる場合、その消去又は書込時間を含むブロック転
    送時間を、上記データ伸張手段による伸張符号化処理時
    間に合わせたことを特徴とする請求項7〜請求項10の
    いずれかに記載の半導体記憶媒体再生装置。
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