JPH10185663A - スクリューフィーダ - Google Patents

スクリューフィーダ

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JPH10185663A
JPH10185663A JP34976096A JP34976096A JPH10185663A JP H10185663 A JPH10185663 A JP H10185663A JP 34976096 A JP34976096 A JP 34976096A JP 34976096 A JP34976096 A JP 34976096A JP H10185663 A JPH10185663 A JP H10185663A
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JP
Japan
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raw material
weight
screw feeder
hopper
weighing hopper
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Application number
JP34976096A
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English (en)
Inventor
Shinsuke Ueda
伸介 上田
Mitsuo Hatayama
光夫 畑山
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで、高精度かつ確実に原料の定量供
給を行う。 【解決手段】 スクリューフィーダ本体13が駆動を開
始すると、計量ホッパ121からスクリューフィーダ本
体13へ原料が投下され、この原料はスクリューフィー
ダ本体13によって押出成形機側へ送り出される。一
方、制御装置14は、原料が入っている計量ホッパ12
1の時々刻々と変化する重量に関する情報を、ロードセ
ル123からA/D変換器を介して重量データとして受
け取り、複数の重量データに基づいて、原料の単位時間
当たりの減少量を算出して原料の現在切出量を得、予め
設定されている原料の目標切出量と比較し、この比較結
果に基づいて、モータ駆動回路に回転速度制御信号を送
付し、モータ133の回転速度を調節して、上記目標切
出量で押出成形機に原料が供給されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、成形機に安定し
た原料供給を行うためのスクリューフィーダに係り、例
えば、押出成形機において原料の定量取出しのために用
いられるスクリューフィーダに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、押出成形機に原料を
連続的に一定量確実に供給するために、自動制御機能を
備えたスクリューフィーダが用いられている。例えば、
実開昭56−148629号公報に記載のスクリューフ
ィーダでは、図4に示すように、成形品の原料は、ま
ず、計量ホッパ101に溜ホッパー102から供給さ
れ、計量ホッパ101からスクリューフィーダ本体10
3へ投下され、この後、モータ103aによってスクリ
ュー103bが回転することにより、押出成形機へ送り
出される。ここで、計量ユニット104によって原料の
重量が時々刻々と計量されると共に、図示せぬ制御回路
において、予め設定された押出成形機へ送られる原料の
目標切出量と、計量された重量に基づいて算出された重
量の変化割合とが比較され、モータ103aの回転数が
制御されることによって、一定量の原料が供給されるよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報記載のスクリューフィーダにおいては、計量ユニット
104が、原料が入っている計量ホッパ101とスクリ
ューフィーダ本体103とを合わせた重量を計測し、上
記制御回路が、この重量の変化に基づいて、前記モータ
103aの回転数を制御する構成となっているために、
計量ユニット104は、大きな重量を測定する必要か
ら、大がかりな装置とならざるを得ず、コストが嵩むと
いう問題点があった。また、既設のスクリューフィーダ
に上述の自動制御機能を付加するのが困難であるという
欠点もある。さらに、計量ユニット104が、スクリュ
ーフィーダ本体103の駆動に伴う振動の影響を受ける
ために、計量に誤差が生じ、精度の高い制御が難しくな
る虞もある。
【0004】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
もので、コストを抑えることができ、かつ、精度の高
い、確実な自動制御が可能なスクリューフィーダを提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明に係るスクリューフィーダは、
シリンダに原料を連続的に供給するための計量ホッパ
と、該計量ホッパに上記原料を間欠的に供給するための
原料供給部と、該原料供給部と上記計量ホッパとの間に
設けられ、上記原料供給部から上記計量ホッパへの上記
原料の供給を開始/停止させるための開閉扉と、該開閉
扉を駆動する扉駆動手段と、供給された上記原料ごと上
記計量ホッパの重量を測定するための計量手段と、上記
装置各部を制御する他、上記計量手段からの計量結果に
基づいて、上記シリンダ内に装着されたスクリューの回
転を制御することで、上記計量ホッパに供給された上記
原料の切出量を制御する一方、測定された上記計量ホッ
パの重量が、上記開閉扉を開くための条件として予め設
定された上記計量ホッパの重量下限値を下回ると、上記
開閉扉の開を促す開信号を上記扉駆動手段に向けて出力
し、この結果、上記計量ホッパの重量が、上記開閉扉を
閉じるための条件として予め設定された上記計量ホッパ
の重量上限値を上回ると、上記開閉扉の閉を促す閉信号
を上記扉駆動手段に向けて出力する制御部とを備えてな
ることを特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のスクリューフィーダであって、上記制御部は、上記
扉駆動手段に向けて上記開信号を出力してから上記閉信
号を出力するまでの間である上記計量ホッパ内への原料
供給時は、上記スクリューに対して現状の回転速度を保
持させる制御を行うことを特徴としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載のスクリューフィーダであって、上記制御部
は、上記計量手段によって計量された上記計量ホッパの
重量に基づいて、上記原料の単位時間当たりの減少量を
算出し、算出された原料の減少量が、予め設定された上
記原料の単位時間当たりの切出量目標値に一致すべく、
上記スクリューの回転を制御することを特徴としてい
る。
【0008】さらにまた、請求項4記載の発明は、請求
項1,2又は3記載のスクリューフィーダであって、上
記シリンダ及びスクリューが、成形機自体を構成してい
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】この発明の構成によれば、上記計量手段は、原
料が入っている計量ホッパのみの比較的軽い重量を測定
すればよいので、小型化してコストを抑えることができ
る。また、既設のスクリューフィーダに容易に所定の自
動制御機能を付加することができる。また、例えば、計
量手段が、スクリューの駆動に伴う振動の影響を受ける
ようなことがないために、精度の高い確実な制御を行う
ことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。図1は、この発明の一実施例であるス
クリューフィーダの機械的構成を模式的に示す断面図、
図2は、同スクリューフィーダの電気的構成を示すブロ
ック図、また、図3は、同スクリューフィーダの動作を
説明するためのフローチャートである。まず、この例の
スクリューフィーダ1の機械的構成から説明する。スク
リューフィーダ1は、例えば、押出成形機への原料の定
量供給のために用いられ、図1に示すように、原材を一
旦溜め、後述する原料計量部へ間欠的に供給する原料供
給部11と、原料供給部11から供給された原料の時々
刻々と変化する重量を測定する原料計量部12と、原料
計量部12で重量を測定され、投下されてきた原料をス
クリューの回転運動によって押出成形機側へ送り出すス
クリューフィーダ本体13と、装置各部を制御する制御
装置14とから概略構成されている。
【0011】原料供給部11は、底部に開口を有する原
材料が溜められる貯蔵容器111と、貯蔵容器111の
開口を開放し又は塞ぐことによって原料の供給の開始又
は停止を行うための左右一組みの扉からなるシャッタ1
12と、ピストン運動によってシャッタ112を開閉さ
せるための電磁シリンダ113,113とを有してなっ
ている。また、原料計量部12は、原料供給部11から
供給されてきた原料を受け取って重量を計るための計量
ホッパ121と、計量ホッパ121を支えるためのホッ
パ支持板122と、ホッパ支持板122に取り付けら
れ、内部に原料が入っている状態の計量ホッパ121の
重量を測定するロードセル123とから概略なってい
る。
【0012】また、スクリューフィーダ本体13は、軸
の周りにねじがスパイラル状に設けられてなる長尺のス
クリュー131と、スクリュー131を回転自在に収納
するシリンダ132と、スクリュー131に回転運動を
与えるモータ133とから概略構成されている。また、
制御装置14は、ロードセル123によって測定された
原料が入っている計量ホッパ121の重量に基づいて、
電磁シリンダ113,113を介してシャッタ112の
開閉を行うと共に、モータ133の回転制御を行う。な
お、制御装置14は、モータ133の回転速度を検知す
るためのエンコーダ141を備えてなっている。
【0013】次に、この例のスクリューフィーダ1の電
気的構成について説明する。図2に示すように、スクリ
ューフィーダ1は、上述した電磁シリンダ113,11
3と、ロードセル123と、モータ133と、制御装置
14とを有してなっている。制御装置14は、制御装置
各部を制御し、各種演算を行うCPU142と、CPU
142が自動制御のために実行する処理プログラムを格
納するROM143と、CPU142の作業領域が設定
され、かつ、各種データを一時記憶するためのRAM1
44と、CPU142から送出されてきた開閉指示信号
に基づいて、電磁シリンダ113,113を駆動するた
めの電磁シリンダ駆動回路145と、ロードセル123
から送られてきたアナログの重量信号をデジタル信号に
変換しCPU142に入力するA/D変換器146と、
エンコーダ141と、エンコーダ141から送出されて
きた信号に基づいて、モータ133の回転速度に関する
信号をCPU142へ送るエンコーダカウンタ147
と、CPU142から送出されてきた回転速度制御信号
に基づいて、所望の回転速度が得られるようにモータ1
33を駆動するモータ駆動回路148とを備えてなって
いる。
【0014】CPU142は、ROM143に格納され
ている各種処理プログラムをRAM144を用いて実行
することにより、電磁シリンダ駆動回路145やモータ
駆動回路148を始め装置各部を制御する。例えば、A
/D変換器146から入力された計量ホッパ121の重
量に対応した信号に基づいて、原料の単位時間当たりの
減少量を算出したり、また、モータ駆動回路148を介
してモータ133を制御して、所望の回転速度とし、計
量ホッパ121の重量変化にかかわらず、スクリューフ
ィーダ本体13から押出成形機側へ送り出される原料の
単位時間当たりの切出量を予め設定された一定値に維持
されるようにする。また、計量ホッパ121の重量が、
原料のスクリューフィーダ本体13への投下と共に減少
し、予め設定されたシャッタ112開とすべき重量下限
値に達した時は、電磁シリンダ駆動回路145を介して
電磁シリンダ113,113を作動させ、シャッタ11
2を開いて原料を原料供給部11から計量ホッパ121
に供給を開始させると共に、原料の供給が進んで、計量
ホッパ121の重量が、予め設定されたシャッタ112
閉とすべき重量上限値に達した時は、シャッタ112を
閉じさせ原料の供給を停止させる。
【0015】ROM143は、スクリューフィーダ本体
13から押出成形機へ供給される原料の目標切出量や、
シャッタ112の開閉に対応した計量ホッパ121の重
量下限値及び重量上限値等種々の設定値を格納する。ま
た、CPU142が自動制御のために実行する処理プロ
グラムを格納する。この処理プログラムは、原料が入っ
ている状態での時々刻々変化する計量ホッパ121の重
量の単位時間当たりの減少量、すなわち、原料の単位時
間当たりの減少量を算出して、スクリューフィーダ本体
13へ投下される原料の単位時間当たりの切出量を得る
ための手順等が記述されている。RAM144は、CP
U142の作業領域が設定されるワーキングエリアと、
各種データを一時記憶するデータエリアとを有し、デー
タエリアには、各時刻毎に得られた重量データ等が記憶
される。A/D変換器146は、図示せぬサンプルホー
ルド回路、サンプリングメモリ(SRAM)等を備え、
CPU142のサンプリング開始要求に従って、入力さ
れるロードセル123から送られてきたアナログの重量
信号を所定の周波数でサンプリングしてデジタルの重量
信号に順次変換し、得られた重量信号を一旦自身のサン
プリングメモリに格納した後、CPU142に送出す
る。
【0016】次に、図2及び図3を参照して、この例の
動作について説明する。電源が投入されると、CPU1
42は、装置各部のプリセット、カウンタや各種レジス
タの初期設定を行った後(ステップSP10(図
3))、運転開始スイッチが押下されるのを待つ(ステ
ップSP11)。ここで、操作者は、貯蔵容器111に
原料が満たされ、スクリューフィーダ本体13の供給口
が押出成形機に正常に接続されていることを確認し、運
転開始スイッチをオンとする。運転開始スイッチがオン
とされると(ステップSP11)、CPU142は、図
3に示す処理手順に従って動作を開始する。ステップS
P12において、CPU142は、シャッタ開信号を電
磁シリンダ駆動回路145へ出力し、電磁シリンダ11
3,113を動作させてシャッタ112を開状態とし、
原料の計量ホッパ121への供給を開始させる。同時
に、CPU142は、A/D変換器146に、サンプリ
ング開始命令を発行する(ステップSP13)。
【0017】A/D変換器146は、CPU142から
サンプリング開始命令を受けると、ロードセル123か
ら、計測された重量に対応した、連続的に送られてくる
アナログの重量信号を、所定の周波数でサンプリングし
てデジタル信号に変換し、得られたサンプル値を一旦自
身のサンプリングメモリに格納する。この後、CPU1
42からの転送要求に応じて、サンプリングメモリに格
納されたのサンプル値をCPU142に順次送出する。
CPU142は、A/D変換器146からサンプル値を
順次取り込んで、現在重量データとして、RAM144
のデータエリアに格納する(ステップSP14)。次
に、ステップSP15へ進み、得られた現在重量データ
が、ROM143に記憶されている原料が入っている状
態の計量ホッパ121の重量上限値に達したか否かを判
断する。まだ、達していないときは、ステップSP13
に戻り、原料の供給を続行させ、達したと判断したとき
は、シャッタ閉信号を電磁シリンダ駆動回路145へ出
力し、電磁シリンダ113,113を動作させてシャッ
タ112を閉状態とし、原料の供給を停止させる(ステ
ップSP16)。この際、電磁シリンダ駆動回路145
がシャッタ閉信号を受けてから実際にシャッタ112が
完全に閉状態となるまでにわずかな時間差があるので、
予め設定されている計量ホッパ121の重量上限値より
もわずかに多く原料が供給されることとなる。
【0018】次に、ステップSP17へ進み、スクリュ
ーフィーダ本体13を駆動させ、押出成形機への原料の
供給を開始する。ステップSP18においては、作業が
終了した場合、または、不良品の発生等何らかのトラブ
ルが生じた場合に、操作者の判断によって停止スイッチ
が押されたことを検知すると、運転を停止させる。これ
以外の場合は、ステップSP19へ進む。ステップSP
19では、CPU142は、A/D変換器146へのサ
ンプリング開始命令の発行を継続し、A/D変換器14
6は、ロードセル123から送られてくるアナログの重
量信号をデジタル信号に変換する。そして、CPU14
2は、A/D変換器146から得られたサンプル値を、
現在重量データとして、RAM144のデータエリアに
格納する(ステップSP20)。次に、ステップSP2
1へ進み、CPU142は、ROM143に格納されて
いる算出手順に従って、現在重量データを含む複数の重
量データに基づき、原料が入っている状態の計量ホッパ
121の重量の単位時間当たりの減少量、すなわち、原
料の単位時間当たりの減少量を算出する。この原料の単
位時間当たりの減少量は、原料供給部11から計量ホッ
パ121への原料の供給がない場合は、計量ホッパ12
1からスクリューフィーダ本体13への原料の単位時間
当たりの投下量、すなわち、単位時間当たりの切出量に
等しくなる。こうして、原料の(単位時間当たりの)現
在切出量が得られる。この現在切出量は、スクリューフ
ィーダ本体13に投下される原料の切出量であるが、ス
クリューフィーダ本体13から 押出成形機に供給され
る原料の供給量に等しいとみなして良い。
【0019】次に、ステップSP22へ進み、ステップ
SP21で得られた現在切出量が、ROM143に記憶
されている原料の(単位時間当たりの)目標切出量に略
一致しているか否か判断する。もし、一致していない場
合には、ステップSP23において、CPU142は、
モータ駆動回路148に回転速度制御信号を送出し、モ
ータ133を制御して、所望の回転速度とし、スクリュ
ーフィーダ本体13から押出成形機側へ送り出される原
料の単位時間当たりの切出量を予め設定された一定値に
維持されるようにし、ステップSP18に戻る。もし、
現在切出量が目標切出量に略一致している場合には、ス
テップSP24に進み、現在重量データが、ROM14
3に記憶されている原料が入っている状態の計量ホッパ
121の重量の重量下限値に達したか否かを判断する。
もし、現在重量データが重量下限値に達していない場合
は、ステップSP18に戻り、再び、切出量の算出を行
い、現在重量データが重量下限値に達したと判断した場
合には、ステップSP25へ進んで、エンコーダ141
が検知し、エンコーダカウンタ147を介して送られて
きたモータ133の回転速度に関する情報を受け取っ
て、現在重量データが重量下限値に達したときの回転速
度を供給前回転速度として、RAM144に格納する。
【0020】次に、CPU142は、シャッタ開信号を
電磁シリンダ駆動回路145へ出力し、電磁シリンダ1
13,113を動作させてシャッタ112を開状態と
し、再び、原料を計量ホッパ121へ供給せる(ステッ
プSP26)。次に、ステップSP27において、CP
U142は、モータ133の回転速度が、RAM144
に格納されている供給前回転速度に保たれるように、モ
ータ駆動回路148に回転速度制御信号を送出する。そ
して、ステップSP28において、CPU142は、A
/D変換器146へのサンプリング開始命令の発行を継
続し、A/D変換器146は、ロードセル123から送
られてくるアナログの重量信号をデジタル信号に変換す
る。そして、CPU142は、A/D変換器146から
得られたサンプル値を、現在重量データとして、RAM
144のデータエリアに格納する(ステップSP2
9)。
【0021】次に、ステップSP30へ進み、得られた
現在重量データが、ROM143に記憶されている原料
が入っている状態の計量ホッパ121の重量上限値に達
したか否かを判断する。まだ、達していないときは、ス
テップSP27に戻り、原料の供給を続行させ、達した
と判断したときは、シャッタ閉信号を電磁シリンダ駆動
回路145へ出力し、電磁シリンダ113,113を動
作させてシャッタ112を閉状態とし、原料の供給を停
止させる(ステップSP31)。この後、ステップSP
18に戻り、上述した切出量の算出、モータ133の回
転速度の調節等を行い、計量ホッパ121の重量変化に
かかわらず、予め設定された一定の切出量で押出成形機
に原料が供給されるようにする。
【0022】上記構成によれば、ロードセル123は、
原料が入っている計量ホッパ121のみの重量を測定す
ればよいので、比較的軽い重量を測定することとなるた
め、小型化でき、コストを抑えることができる。また、
既設のスクリューフィーダにも容易に自動制御機能を付
加することができる。さらに、例えば、ロードセル12
3が、スクリューフィーダ本体13の駆動に伴う振動の
影響を受けるようなことがないために、精度の高い確実
な制御を行うことができる。
【0023】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述した
実施例においては、押出成形機に適用された場合につい
て述べたが、射出成形機やブロー成形機に適用すること
もできる。また、単軸型のスクリューフィーダ本体13
について述べたが、2軸型としても良い。また、上述し
た実施例においては、原料の目標切出量や原料が入った
計量ホッパ121の重量上限値及び重量下限値を予めR
OM143に格納した場合について述べたが、入力装置
を備えて、この入力装置から目標切出量や重量上限値及
び重量下限値を入力する構成としても良い。また、計量
ホッパ内部の所定の位置にセンサを配置して、計量ホッ
パの重量上限値及び重量下限値を定める構成としても良
い。また、シリンダ及びスクリューが成形機自体を構成
するようにしても良い。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の構成に
よれば、計量手段は、原料が入っている計量ホッパのみ
の比較的軽い重量を測定すればよいので、小型化してコ
ストを抑えることができる。また、既設のスクリューフ
ィーダに容易に所定の自動制御機能を付加することがで
きる。また、例えば、計量手段が、スクリューの駆動に
伴う振動の影響を受けるようなことがないために、精度
の高い確実な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例であるスクリューフィーダ
の機械的構成を模式的に示す断面図である。
【図2】同スクリューフィーダの電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図3】同スクリューフィーダの動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】従来技術を説明するための説明図である。
【符号の説明】 1 スクリューフィーダ 11 原料供給部 112 シャッタ(開閉扉) 113 電磁シリンダ(扉駆動手段) 12 原料計量部 121 計量ホッパ 123 ロードセル(計量手段) 13 スクリューフィーダ本体 131 スクリュー 132 シリンダ 133 モータ 14 制御装置 142 CPU(制御部) 143 ROM 144 RAM 145 電磁シリンダ駆動回路 148 モータ駆動回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダに原料を連続的に供給するため
    の計量ホッパと、 該計量ホッパに前記原料を間欠的に供給するための原料
    供給部と、 該原料供給部と前記計量ホッパとの間に設けられ、前記
    原料供給部から前記計量ホッパへの前記原料の供給を開
    始/停止させるための開閉扉と、 該開閉扉を駆動する扉駆動手段と、 供給された原料ごと前記計量ホッパの重量を測定するた
    めの計量手段と、 前記装置各部を制御する他、前記計量手段からの計量結
    果に基づいて、前記シリンダ内に装着されたスクリュー
    の回転を制御することで、前記計量ホッパに供給された
    前記原料の切出量を制御する一方、 測定された前記計量ホッパの重量が、前記開閉扉を開く
    ための条件として予め設定された前記計量ホッパの重量
    下限値を下回ると、前記開閉扉の開を促す開信号を前記
    扉駆動手段に向けて出力し、この結果、前記計量ホッパ
    の重量が、前記開閉扉を閉じるための条件として予め設
    定された前記計量ホッパの重量上限値を上回ると、前記
    開閉扉の閉を促す閉信号を前記扉駆動手段に向けて出力
    する制御部とを備えてなることを特徴とするスクリュー
    フィーダ。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、前記扉駆動手段に向けて
    前記開信号を出力してから前記閉信号を出力するまでの
    間である前記計量ホッパ内への原料供給時は、前記スク
    リューに対して現状の回転速度を保持させる制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載のスクリューフィーダ。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、前記計量手段によって計
    量された前記計量ホッパの重量に基づいて、前記原料の
    単位時間当たりの減少量を算出し、算出された原料の減
    少量が、予め設定された前記原料の単位時間当たりの切
    出量目標値に一致すべく、前記スクリューの回転を制御
    することを特徴とする請求項1又は2記載のスクリュー
    フィーダ。
  4. 【請求項4】 前記シリンダ及びスクリューが、成形機
    自体を構成していることを特徴とする請求項1,2又は
    3記載のスクリューフィーダ。
JP34976096A 1996-12-27 1996-12-27 スクリューフィーダ Pending JPH10185663A (ja)

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