JPH10185570A - 動揺計測装置 - Google Patents

動揺計測装置

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JPH10185570A
JPH10185570A JP8357030A JP35703096A JPH10185570A JP H10185570 A JPH10185570 A JP H10185570A JP 8357030 A JP8357030 A JP 8357030A JP 35703096 A JP35703096 A JP 35703096A JP H10185570 A JPH10185570 A JP H10185570A
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JP
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digital
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gyro
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JP8357030A
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Inventor
Mineo Iwasaki
峯夫 岩崎
Isao Maki
勲 槇
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Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動揺角や変位量を高精度で計測する。 【解決手段】 角速度をA−D変換手段31でディジタ
ル信号に変換した後、積分フィルター20,21におい
て低周波の誤差成分を除去して動揺角を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動揺計測装置に係
り、特に船体、浮体等の動揺による動揺角や変位量を求
めてヒービング量(上下動)を高精度に測定するための
ヒービング計測装置に関するものである。また、本発明
に係る動揺計測装置は、地震の加速度計から変位を計測
する場合にも使用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来、ロ−リング、ピッチング等を計測
する動揺計は、一般に機械式ジャイロで構成されてい
る。
【0003】また角速度計を用いて、その出力である角
速度を積分し動揺角を測定する手法が知られている。
【0004】また、従来のヒービング計測装置は、加速
度センサーをジンバル上に設置するなどして鉛直に保持
し、上下方向の加速度を2回積分することによりヒービ
ングを測定している。そして、ジンバルの振動を抑制す
るためジンバルを油等につけて制振させている。このヒ
ービング計測装置により得られる加速度には重力加速度
が含まれるため重力加速度の成分を除去する必要があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
機械式ジャイロによる動揺計は、ローターを高速回転さ
せる機構を有するため、定期的に軸受等を交換する必要
があり、体積的にも大型になってしまうという問題があ
る。
【0006】また、角速度計により動揺角を測定するも
のでは、角速度計からの出力に低周波の誤差成分(ドリ
フト等)を含んでいると、それが積分され発散してしま
い、高精度にリアルタイムに動揺角を測定することがで
きないという問題がある。
【0007】また、従来のヒービング計測装置では、ジ
ンバル上に加速度センサーを設置してヒービング測定す
ると、船体や浮体の動揺周期がジンバル自身の固有振動
周波数に近づいた場合、加速度センサーが発振する可能
性があり、上下方向の加速度が正確に得られない。そこ
で、従来のものはジンバルを油などにつけて粘性を与
え、制振するなどの方法により行っているが、応答性が
悪くなり高精度な加速度を測定することができない。
【0008】また加速度センサーが傾くことによって除
去すべき重力加速度が大きく変化すると、真の加速度よ
りも重力加速度のほうが大きいため真の加速度が得られ
ないという問題がある。
【0009】本発明は、角速度センサーや加速度センサ
ーからの出力を高精度で積分し、動揺角や変位量を正確
に計測することができる動揺計測装置を提供することを
その目的とする。
【0010】また、本発明は、船体、浮体の傾きやジン
バル自身の固有振動周波数に影響されずにリアルタイム
で加速度センサーの傾きを補正してヒービング量を正確
に測定することのできる動揺計測装置を提供することを
その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動揺計測装
置は、動揺角又は変位量を計測する動揺計測装置であっ
て、加速度検出手段又は角速度検出手段からの出力信号
をディジタル信号に変換するディジタル変換手段と、前
記ディジタル変換手段からの出力に含まれる低周波の誤
差成分を除去するデジタル積分フィルターとを備えるよ
うにしたものである。
【0012】また、本発明に係る動揺計測装置は、前記
デジタル積分フィルターの出力を該デジタル積分フィル
ターにフィードバックさせる手段を備えるようにしたも
のである。
【0013】また、本発明に係る動揺計測装置は、前記
デジタル積分フィルターにおいて、下式に従ってm回積
分出力するようにしたものである。
【数2】ただし、 n:ループの数(積分回数以上
の数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素
【0014】更に、本発明に係る動揺計測装置は、前記
デジタル積分フィルターを、下式の伝達関数に従った低
周波カットフィルターの特性を有するように前記定数k
1 〜kn を設定したものである。
【数3】 ただし、 n:ループの数(積分回数以上の数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の代表的な実施形態
を添付図面に従って説明する。図1乃至図5に示すヒー
ビング計測装置は、センサー部1とこのセンサー部1を
X軸−Y軸回りに揺動可能に支持するジンバル機構2を
有している。
【0016】センサー部1は支持板3を有しており、こ
の支持板3の上面部にはZ軸方向(上下方向)の変位量
を検出するための加速度検出手段としての加速度センサ
ー4が固定され、下面部には図2及び図3に示すよう
に、X軸方向の傾斜角を検出するための角速度検出手段
としてのジャイロセンサー5と、Y軸方向の傾斜角を検
出するための角速度検出手段としてのジャイロセンサー
6が互いに直角となるように固定されている。ジャイロ
センサー5,6としては振動ジャイロ、光ジャイロ等の
既知のセンサーが使用できる。
【0017】上記ジンバル機構2は四方形の外枠10と
内枠9を備えており、外枠10のY軸方向の両端部には
軸受部11,11が固定され、外枠10の四隅部にはそ
れぞれ脚部8が固定されている。また内枠9には図2及
び図3に示すように軸ピン13,13が外側に突出する
ように固定されており、これら軸ピン13,13が軸受
部11,11にベアリングを介して枢支されている。
【0018】一方、前記支持板3にはX軸方向の両側部
に軸受部7,7が固定され、前記内枠9には軸ピン1
4,14が内側に突出するように固定されており、この
軸ピン14,14が支持板3の軸受部7,7にベアリン
グを介して回動可能に枢支されている。なお、軸受部1
1,11は外枠10の対向する二辺の中央部に固定さ
れ、軸受部7,7は支持板3の軸受部11,11と直交
する方向の端縁中央部に固定されている。
【0019】ジンバル機構2を上述のように構成するこ
とにより、加速度センサー4及びジャイロセンサー5,
6を固定した支持板3は、軸受部7,7を中心に内枠9
に対してY軸方向に揺動し、この内枠9は外枠10の軸
受部11,11を中心にX軸方向に揺動する。外枠10
は浮体の適所に固定されている。このため、浮体が揺動
しても支持板3はX軸−Y軸方向に回動自在に揺動する
ため、支持板3に固定された加速度センサー4は常に垂
直になるように制御される。
【0020】図6は前記加速度センサー4及びジャイロ
センサー5,6の出力信号の処理経路を示したブロック
図である。加速度センサー4からは浮体の上下方向の揺
動に伴う加速度が出力され、ジャイロセンサー5からは
浮体のX軸方向の揺動に伴う角速度が出力される。また
ジャイロセンサー6からは浮体のY軸方向の揺動に伴う
角速度が出力される。
【0021】ジャイロセンサー5で検出された角速度の
出力信号は、低周波の信号をカットオフして出力するX
軸傾斜角出力手段としての積分フィルタ20において1
回積分された後、そのX軸回りの傾斜角度の信号が傾斜
補正手段としての傾き補正処理部22に入力される。
【0022】同じようにジャイロセンサー6で検出され
た角速度はY軸傾斜角出力手段としての積分フィルター
21で1回積分され、Y軸回りの傾斜角度の出力信号と
して前記傾き補正処理部22に入力される。
【0023】つまり、本発明に係るヒービング計測装置
は、ジンバル機構2の固有振動周波数を船舶、浮体等の
動揺周波数よりも高く設定する。したがって、このジン
バル機構2により船舶、浮体等の低い周波数の動揺成分
は補正される。すなわち、機械的な制御が行われる。
【0024】一方、積分フィルター20、21は、ジン
バル機構2により補正される低い周波数の動揺成分をこ
の積分フィルターで除去しようとすると、位相遅れが生
ずる恐れがある。そこで、本発明に係るヒービング計測
装置では、船舶、浮体等の低い周波数の動揺成分はジン
バル機構で補正を行い、高い周波数成分の補正は積分フ
ィルター20、21で行うことにより位相遅れのない補
正を行うようにしている。例えば、船舶、浮体等の動揺
周期が例えば10秒であるとすると、ジンバルは1秒程
度の高い周波数で振動するように設定がなされる。この
ような設定は、適宜最適な値(周波数)で振動するよう
に設定がなされている。
【0025】一方、加速度センサー4で検出された加速
度の出力信号は、傾き補正処理部22に入力され、前記
積分フィルター20,21からの入力されたX軸−Y軸
の傾斜角をもとに以下の式に基づく演算処理がなされ、
加速度センサー4の傾きが補正される。
【0026】
【数1】
【0027】ただし、α:真の加速度 αm :加速度センサーから得られる加速度 θA :X軸傾斜角 θB :Y軸傾斜角 G:重力加速度
【0028】傾き補正処理部22で補正された加速度の
出力信号はヒービング量出力手段としての2回積分フィ
ルター23において2回積分される。即ち、1回の積分
により速度変化が得られ、2回の積分によって変位量
(ヒービング量)が得られる。この2回積分フィルター
23は直列に配列された2個の積分フィルターで構成し
てもよく、1個の積分フィルターに傾き補正処理部22
からの出力信号を2回パスさせてもよい。積分フィルタ
ー23の出力信号は例えばパーソナルコンピュータのモ
ニターに出力表示したり、測深機のデータ補正等に利用
される。
【0029】ヒービング計測装置は、浮体の動揺に伴っ
て傾斜したとき、ジンバル機構2もその固有振動周波数
で振動する。しかし上述のように傾斜の補正が可能であ
るためジンバル機構を制振する必要がなく高精度な加速
度の測定が可能となる。またジンバル機構2の固有振動
周波数を船舶などの動揺の周波数より高く設定すること
により積分フィルター20,21の低周波カットオフを
低くし位相遅れのない補正が可能となり正確に加速度を
得ることができる。
【0030】ところで、上記のような動揺計測装置とし
てのヒービング計測装置において、図6に示す積分フィ
ルター20,21及び2回積分フィルター23を用いて
動揺角並びに変位量を得る具体的な構成並びに作用につ
いて図7乃至図9を用いて説明する。
【0031】図7は、本発明の積分フィルター20、2
1を使用したジャイロセンサー5、6のブロック図であ
る。
【0032】振動ジャイロや光ジャイロ等のジャイロセ
ンサー5、6から出力されたアナログ信号は、A−D変
換手段31によりデジタル信号に変換される。このデジ
タル信号は、積分フィルター20、21において低周波
成分がカットオフされた後、D−A変換手段32におい
てアナログ信号に変換されて動揺角が表示される。積分
フィルター20、21の出力は、そのままディジタル信
号として取り出すことができるので、モニター等の表示
手段にアナログ信号に変換せずにそのまま入力表示する
ことも可能である。
【0033】図8は、本発明の2回積分フィルター23
を使用した加速度センサー4のブロック図であり、加速
度センサー4の出力は上述と同様にA−D変換手段33
を介して2回積分フィルター23において低周波成分が
カットオフされた後、D−A変換手段34を経て変位量
が測定される。この2回積分フィルター23の出力も図
7と同様にそのままディジタル信号として取り出すこと
ができる。
【0034】前記積分フィルター20,21若しくは2
回積分フィルター23では、図9に示すようにA−D変
換手段31,33からの出力をフィードバックさせて積
分している(多重積分フィードバックル−プ)。これは
ジャイロセンサー5、6又は加速度センサー4の出力に
含まれる低周波の誤差成分を除去するためのものであ
り、多重積分フィードバックル−プ手法により積分する
ことによって、高周波成分が除去されて低周波成分が残
り、従って、フィードバックの成分は低周波成分とな
る。これは、積分フィルター(ローパスフィルターL.
P.F.)を通した信号は、低周波成分であるためこの
出力信号を更に入力に減算(フィードバック)すれば、
低周波を除去して積分することができる。
【0035】図9に示す多重フィードバックループは、
式(2)に置き換えることができる。ただし、式(2)
はm回積分出力を得る場合である。
【0036】
【数2】
【0037】ただし、n:ループの数(積分回数以上の
数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素 上記式(2)の伝達関数をもつデジタルフィルターをs
−z変換すると、IIR型のデジタル積分フィルターが
得られる。
【0038】上記式(2)を用いて、例えば5回積分フ
ィードバックを用いて2回積分を行う場合について説明
する。但し、n>mの関係にあり、n=5,m=2の場
合である。
【0039】この場合の伝達関数H(z)は、次のよう
になる。すなわち、
【0040】H(z)=s5-2 /s5 +k14 +k2
3 +k32 +k4 s+k5
【0041】上記伝達関数H(z)は、分母は5次で分
子は3次である。従って、この伝達関数H(z)全体の
次数は、1/s2 と等しい。故に、H(z)は2回積分
を行う。
【0042】これをブロック線図で表すと、図10に示
すようになる。図10に示すように、点線部は、m=
1,3,4のときの出力を示している。
【0043】上記のように多重フィードバック積分フィ
ルターを用いると、所望する積分回数より次数の高い積
分フィードバックを必要とする。
【0044】しかして、前記定数k1 , K2 〜kn の値
を正しく設定しておかないと発散するおそれがある。そ
こで、本発明では前記定数k1 , K2 〜kn の値を正し
く設定することによって高精度の積分フィルターとして
いる。
【0045】これは次のようにして求める。即ち、上記
(2)式の分子のmをm=0とすると、下式(3)の伝
達関数が得られる。これが低周波カットフィルターとな
るように定数k1 ,k2 〜kn を決定する。この定数は
既に知られたものが用いられる。例えばバターワースや
チェビシェフの低周波カットフィルターは定数k1 ,K
2 〜kn が知られている。
【0046】
【数3】
【0047】ただし、n:ループの数(積分回数以上の
数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素
【0048】このように、m回積分の安定フィルター
は、既に知られているn次の低周波カットフィルターの
分子をsm で除し、sn-m とした伝達係数のIIR型フ
ィルターとすることにより安定なm回積分のフィルター
となる。
【0049】前記した伝達関数H(z)をm=0とした
場合についてこれをブロック線図で示したものが図11
である。
【実施例】
【0050】具体例として、バターワースの低周波カッ
トフィルターの定数を用いて1回積分のフィルターを求
めた例を表1に、同じく2回積分のフィルターを求めた
例を表2に示す。ここで、ωc は低周波カット周波数
で、センサー精度等により決まる。高精度なものほどω
c が低く設定できる。
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】上記実施例のように例えば2回積分のフィ
ルターは、表2のような積分フルターで作成できるが、
表1に示す1回積分のフィルターを2回通過させてもよ
い。従って、m回積分のフィルターは、1個のm回積分
フィルターを使う以外、各種の組み合わせでも作成する
ことができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、角速度セ
ンサーや加速度センサーからの出力を高精度で積分し、
動揺角や変位量を正確に計測することができる。
【0055】また、本発明によれば、船体、浮体の傾き
やジンバル自身の固有振動周波数に影響されずにリアル
タイムで加速度センサーの傾きを補正してヒービング量
を正確に測定することのできる。
【0056】更に、本発明によれば、従来の機械式ジャ
イロに比べ、小型で可動部がないため軸受の交換が不要
であり、メンテナンスの安価な動揺計測装置が製作でき
る。また、加速度センサーから動揺変位を求めることも
リアルタイムに高精度で実施できる。なお、本発明は加
速度センサーを用いる地震計の地盤変動速度、地盤変位
の計測にも用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の実施態様を示す斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の実施態様を示す平面図である。
【図3】図3は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の実施態様を示す底面図である。
【図4】図4は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の実施態様を示す正面図である。
【図5】図5は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の実施態様を示す側面図である。
【図6】図6は、本発明に係る動揺計測装置としてのヒ
ービング計測装置の各センサーからの出力信号の処理経
路を示すブロック図である。
【図7】図7は、本発明に係る積分フィルターを使用し
た動揺計測装置のブロック図である。
【図8】図8は、本発明に係る2回積分フィルターを使
用した動揺計測装置のブロック図である。
【図9】図9は、本発明に係る多重フィードバック積分
フィルターのブロック線図である。
【図10】図10は、本発明に係る多重フィードバック
積分フィルターのブロック線図である。
【図11】図11は、本発明に係る多重フィードバック
積分フィルターのブロック線図である。
【符合の説明】
1 センサー部 2 ジンバル機構 3 支持板 4 加速度センサー(加速度検出手段) 5 X軸ジャイロセンサー(角速度検出手段) 6 Y軸シャイロセンサー(角速度検出手段) 7 軸受部 8 脚部 9 内枠 10 外枠 11 軸受部 13 軸ピン 14 軸ピン 20 積分フィルター(傾斜角出力手段) 21 積分フィルター(傾斜角出力手段) 22 傾き補正処理部(傾斜補正手段) 23 積分フィルター(ヒービング量出力手段) 31,33 A−D変換手段 32,34 D−A変換手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動揺角又は変位量を計測する動揺計測装
    置であって、 加速度検出手段又は角速度検出手段からの出力信号をデ
    ィジタル信号に変換するディジタル変換手段と、 前記ディジタル変換手段からの出力に含まれる低周波の
    誤差成分を除去するデジタル積分フィルターとを備えた
    ことを特徴とする動揺計測装置。
  2. 【請求項2】 前記デジタル積分フィルターの出力を該
    デジタル積分フィルターにフィードバックさせる手段を
    備えたことを特徴とする請求項1に記載の動揺計測装
    置。
  3. 【請求項3】 前記デジタル積分フィルターにおいて、
    下式に従ってm回積分出力するようにしたことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の動揺計測装置。 【数2】 ただし、 n:ループの数(積分回数以上の数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素
  4. 【請求項4】 前記デジタル積分フィルターを、下式の
    伝達関数に従った低周波カットフィルターの特性を有す
    るように前記定数k1 〜kn を設定したことを特徴とす
    る請求項3に記載の動揺計測装置。 【数3】 ただし、 n:ループの数(積分回数以上の数) k1 〜kn :定数 s:ラプラス演算子 sn :n回の微分要素 1/sn :n回の積分要素
JP8357030A 1996-12-26 1996-12-26 動揺計測装置 Pending JPH10185570A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003093566A (ja) * 2001-09-26 2003-04-02 Microstone Corp 運動識別方法および運動センシングモジュール
CN108645405A (zh) * 2018-04-09 2018-10-12 浙江大学 一种光学陀螺与加速度计高度融合的惯性传感单元

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