JPH10184361A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JPH10184361A
JPH10184361A JP34156796A JP34156796A JPH10184361A JP H10184361 A JPH10184361 A JP H10184361A JP 34156796 A JP34156796 A JP 34156796A JP 34156796 A JP34156796 A JP 34156796A JP H10184361 A JPH10184361 A JP H10184361A
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一郎 平見
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    • F28D1/02Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
    • F28D1/04Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with tubular conduits
    • F28D1/0408Multi-circuit heat exchangers, e.g. integrating different heat exchange sections in the same unit or heat exchangers for more than two fluids
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F19/00Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers
    • F28F19/01Preventing the formation of deposits or corrosion, e.g. by using filters or scrapers by using means for separating solid materials from heat-exchange fluids, e.g. filters

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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱交換器間の隙間下方からの浮遊異物の流入を
確実に防止でき、かつ清掃作業を容易に行える熱交換装
置を提供する。 【解決手段】冷却風の流れ方向に所定間隔で配列された
オイルクーラ20及びラジエータ21と、これらをそれ
ぞれ床面13に対して支持する支持部材16,17と、
オイルクーラ20の前方位置に着脱可能に設けられる前
方ネット部31Aと、熱交換器20,21間に形成され
る隙間の上方位置に着脱可能に設けられる上方ネット部
32と、熱交換器20,21間に形成される隙間の側方
位置に設けられる連結板24Aとを有する熱交換装置に
おいて、前方ネット部31Aと上方ネット部32とを一
体化し、前方ネット部31A及び連結板24Aの下端を
床板13の近傍まで延設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイルクーラ、ラ
ジエータ等の熱交換器を複数個配列した熱交換装置に係
わり、特に、冷却風に搬送される異物等が熱交換器に侵
入するのを防止する熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の熱交換装置に関する公知
技術として、例えば、油圧ショベルに備えられた熱交換
装置に関する特開平7−189695号公報がある。こ
の公知技術による熱交換装置の概略配置を表す、油圧シ
ョベルの部分断面図を図6に示す。この図6において、
熱交換装置100は、履帯2L,2Rを有する下部走行
体2と、下部走行体2に旋回可能に装着された上部旋回
体3と、この上部旋回体3に回動可能に連結され作業フ
ロントの一部を形成するブーム5とを備えた油圧ショベ
ル1のエンジンルーム9に設けられている。エンジンル
ーム9は、上部旋回体3における運転室8の後部に設け
られており、カバー10により覆われた空間内に、エン
ジン11と、このエンジン11により駆動される油圧ポ
ンプ12と、熱交換装置100と、エンジン11のクラ
ンク軸(図示せず)により駆動されるいわゆる吸い込み
式のファン15と、熱交換装置100を通過した冷却風
をファン15へ導く導入板23とが設けられている。こ
のような構成において、エンジン11を作動させて油圧
ポンプ12を駆動することにより作動油を加圧し、この
圧油を、下部走行体2に設けられた走行用油圧モータ
(図示せず)、上部旋回体3に設けられた旋回用油圧モ
ータ(図示せず)、及びブーム5を含む作業フロントを
作動させる複数の油圧シリンダ(図示せず)に供給し、
これら油圧アクチュエータを作動させ、下部走行体2の
走行、上部旋回体3の旋回、及び作業フロントの各種動
作等を行う。このとき、ファン15により誘起される冷
却風が、図6中に矢印で示すように、カバー10に形成
された空気取り入れ口10aからエンジンルーム9内に
流入し、熱交換装置100を冷却した後にエンジン11
の周囲を流れてこれを冷却し、カバー10に形成された
排出口10bからエンジンルーム9外へ排出される。
【0003】熱交換装置100の組立斜視図を図7に、
熱交換装置全体の配置を説明する図を図8に示す。図6
〜図8において、熱交換装置100は、前述した油圧ア
クチュエータからの戻り油を冷却するオイルクーラ20
と、エンジン11の冷却水を冷却するラジエータ21
と、オイルクーラ20とラジエータ21との間に左・右
両側にそれぞれ掛け渡され、これら2つを所定間隔に保
持する2つの連結板24,24と、オイルクーラ20と
ラジエータ21との隙間の下方にヒンジ25aを介し開
閉可能に設けられた底板25と、冷却風に搬送される
虫、枯れ葉、ゴミ等の浮遊異物(以下適宜、単に浮遊異
物という)の侵入を防止する防除ネット30と、オイル
クーラ20の前面の左・右両側に設けられ防除ネット3
0着脱時のガイドとなるスライドガイド33,33とを
有する。
【0004】オイルクーラ20及びラジエータ21は冷
却風の流れ方向に配列されており、幅方向両端近傍にお
いてそれぞれ支持部材16及び17を介しエンジンルー
ム9の床板13に支持されている。底板25は、ファン
15が作動し冷却風が誘起されると、冷却風流路内の負
圧により上方へ回動(図8中矢印参照)して先端部がラ
ジエータ21の下部に当接し、オイルクーラ20とラジ
エータ21との隙間の下方を閉塞するようになってい
る。また、ファン15が停止したときには、底板25は
自重でラジエータ21の下部から離間し、オイルクーラ
20とラジエータ21との隙間の下方を開口させるよう
になっている。
【0005】防除ネット30は、冷却風の最上流側にあ
るオイルクーラ20の前方(冷却風上流側)の面を覆う
前方網状部材、例えば前方ネット部31と、この前方ネ
ット部31の上端部に直角に連設され、オイルクーラ2
0とラジエータ21との間に形成される隙間の上方を覆
う上方防除手段、例えば上方ネット部32とを備えてい
る。これら前方ネット部31及び上方ネット部32は、
それぞれフレーム31a,32a中央の開口部に所定メ
ッシュ数の金網31b,32bを装着して形成されてい
る。また前方ネット部31の面積は、オイルクーラ20
の前面側面積とほぼ同一となっている。スライドガイド
33,33はそれぞれ横断面U字形状であり、長手方向
に溝33aを形成する。そして防除ネット30の装着時
には、この溝33aに対しフレーム31aの左側部分3
1aL及び右側部分31aRを挿通し、上方ネット部3
2をオイルクーラ20の上面に密着させる。このとき、
上方ネット部32の先端はラジエータ21上にまで延
び、オイルクーラ20とラジエータ21との隙間の上方
を完全に覆うようになっている。そしてこの状態で、ス
ライドガイド33に螺合した複数の蝶ねじ34を締め付
け、その先端をフレーム31aの左側部分31aL及び
右側部分31aRに圧接させて防除ネット30を固定す
る。このような構造により、防除ネット30の位置ズレ
を防止しつつその着脱を容易に行えるようになってい
る。連結板24,24は、オイルクーラ20とラジエー
タ21との間に形成される隙間の側方を覆っており、こ
こからの浮遊異物の侵入を防止する側方防除手段として
の機能を果たす。
【0006】上記構成の熱交換装置100において、エ
ンジンルーム9内のファン15が作動し冷却風が誘起さ
れると、冷却風に搬送される浮遊異物は防除ネット30
に確実に捕捉され、内部に入り込むことなく防除され
る。このとき、底板25が上方へ回動してオイルクーラ
20とラジエータ21との隙間の下方を閉塞し、ここか
ら浮遊異物が侵入するのを防ぎ、これら浮遊異物がオイ
ルクーラ20及びラジエータ21に備えられた多数のフ
ィン(図示せず)に付着するのを防止する。また、冷却
風により搬送されるものの中には、防除ネット30を通
過するほど細かい浮遊異物や塵埃等がある。これらが粘
着性がなく乾燥したものである場合には、そのまま冷却
風に搬送されて熱交換装置100の外部に排出される
か、オイルクーラ20とラジエータ21との間で滞留後
ファン15が停止して底板25が開いたときにそこから
落下して排出される。一方、浮遊異物や塵埃等が粘着性
のものであったり湿潤しているものである場合にはオイ
ルクーラ20やラジエータ21のフィン等に付着するた
め、定期的に清掃を行ってこれらフィンへの付着物を取
り除く。この清掃を行う際には、防除ネット30を取り
外した後、オイルクーラ20とラジエータ21との隙間
に上方からエアブローノズルを挿入し、オイルクーラ2
0及びラジエータ21に向けて加圧エアを吹き付けて、
フィン等に付着した異物をパージし開いた底板25から
排出する。このように、防除ネット30を着脱可能とす
ることで容易に清掃作業を行うことができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記公知技術において
は、冷却風流路内の負圧で回動可能な底板25を設ける
ことにより、冷却風流通時の下方からの異物侵入の防止
を図り、かつ、清掃時には防除ネット30を取り外し加
圧エアを送るという簡単な作業のみで異物を排出する。
しかし、例えば油圧ショベルのアイドリング時等、エン
ジン回転数が低い場合には、ファン15の回転数が低下
して冷却風量が低下するため、冷却風流路側と外部側と
の圧力差が小さくなり底板25が十分に上方へ回動しな
い事態が生じかねない。この場合、オイルクーラ20と
ラジエータ21との隙間の下方が十分閉塞されないまま
となるので、ここから浮遊異物が流入してオイルクーラ
20やラジエータ21のフィンに付着し、冷却風の流れ
を阻害して冷却効率を低下させる可能性がある。また、
可動の底板25がオイルクーラ20の下部にぶら下がる
構造であるため、組立工程上、取扱いに慎重を期す必要
があり作業性が悪くなる可能性がある。
【0008】本発明は、上記課題を解決するものであ
り、その第1の目的は、熱交換器間の隙間下方からの浮
遊異物の流入を確実に防止できる熱交換装置を提供する
ことにあり、第2の目的は、組立工程における作業性を
向上できる熱交換装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1及び第2の目的
を達成するために、本発明の第1の概念によれば、冷却
風の流れ方向に所定間隔で複数個配列された熱交換器
と、これら複数の熱交換器をそれぞれ床面に対して支持
する複数の支持手段と、前記複数の熱交換器のうち前記
冷却風の最上流側にあるものの前方位置に着脱可能に設
けられ、浮遊異物の侵入を防止する前方網状部材と、前
記複数の熱交換器間に形成される隙間の上方位置に着脱
可能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する上方防除手
段と、前記複数の熱交換器間に形成される隙間の側方位
置に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する側方防除手段
とを有し、かつ前記前方網状部材と前記上方防除手段と
を一体化した熱交換装置において、前記前方網状部材及
び前記側方防除手段の下端を、前記床面の近傍まで延設
したことを特徴とする熱交換装置が提供される。すなわ
ち、所定間隔で複数個配列された熱交換器のうち最上流
側熱交換器の前方位置には前方網状部材が設けられ、ま
た熱交換器間の隙間上方位置及び側方位置には上方防除
手段及び側方防除手段が設けられている。このとき、こ
れら熱交換器は支持手段で床面に対して支持されてお
り、熱交換器と床面との間に隙間が生じるが、前方網状
部材及び側方防除手段の下端を床面の近傍まで延設する
ことにより、この隙間における防除も可能となる。した
がって、冷却風が上流側から流入するとき、冷却風に搬
送される浮遊異物が熱交換装置の内部に流入しようとし
ても、前方網状部材、上方防除手段、及び側方防除手段
によってブロックされ防除される。但し、細かい異物の
一部は前方網状手段等を通過して熱交換装置の内部に侵
入するが、それらが粘着性がなく乾燥したものである場
合にはそのまま冷却風に搬送されて熱交換装置の外部に
排出される。一方、前方網状手段等を通過した異物が粘
着性・湿潤性の場合には熱交換器の内部に付着するた
め、定期的に清掃を行ってこの付着物を取り除く必要が
ある。ここで本発明においては、前方網状部材と上方防
除手段とは着脱可能でしかも一体化されていることによ
り、この清掃時にはこれらを一体的に取り外して熱交換
器間の隙間を露出させ、その上方から清掃機器を挿入す
ることにより、清掃作業を容易に行うことができる。ま
た、複数の熱交換器の下部の隙間は、床面近傍まで延設
された前方網状部材及び側方防除手段で覆われており、
冷却風量に関係なく異物がブロックされる。したがっ
て、熱交換器の隙間下方を回動底板で閉塞する従来構造
のように、冷却風量が小さいときにも異物ブロック機能
が低下することがないので、熱交換器の隙間下方からの
異物流入を確実に防止できる。さらに、従来構造では回
動底板が熱交換器の隙間下方にぶら下がった状態となる
ために、組立工程上取扱いに慎重を期す必要があり作業
性が悪くなる可能性があったが、本発明においてはその
ような心配がないため、作業性を向上することができ
る。
【0010】また上記第1の目的を達成するために、本
発明の第2の概念によれば、冷却風の流れ方向に所定間
隔で複数個配列された熱交換器と、これら複数の熱交換
器のうち前記冷却風の最上流側にあるものの前方位置に
着脱可能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する前方網
状部材と、前記複数の熱交換器間に形成される隙間の上
方位置に着脱可能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止す
る上方防除手段と、前記複数の熱交換器間に形成される
隙間の側方位置に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する
側方防除手段とを有し、かつ前記前方網状部材と前記上
方防除手段とを一体化した熱交換装置において、前記複
数の熱交換器間に形成される隙間の下方位置に着脱可能
に設けられ、かつ前記前方網状部材に対し折り曲げ自在
に接続され、浮遊異物の侵入を防止する下方防除手段
と、この下方防除手段を前記複数の熱交換器のうち少な
くとも1つの下部に着脱可能に固定する固定手段とを有
することを特徴とする熱交換装置が提供される。すなわ
ち、最上流側熱交換器の前方位置には前方網状部材が設
けられ、熱交換器間の隙間上方位置及び下方位置には上
方防除手段及び下方防除手段が設けられている。これに
より、冷却風が上流側から流入するとき、冷却風に搬送
される浮遊異物は、前方網状部材、上方防除手段、及び
下方防除手段によってブロックされ防除される。そし
て、前方網状部材、上方防除手段、及び下方防除手段は
すべて着脱可能であり、前方網状部材と上方防除手段と
が一体化されるとともに下方防除手段が前方網状部材に
接続されている。したがって、清掃時にはこれらを一度
に取り外して熱交換器間の隙間を露出させ、その上方か
ら清掃機器を挿入することにより、清掃作業を容易に行
うことができる。またこのとき、下方防除手段が前方網
状部材に折り曲げ自在に接続されていることにより、下
方防除手段と前方網状部材との角度を自在に調整し下方
防除手段を円滑に熱交換器間の隙間の下方位置に装着で
き、さらに下方防除手段が固定手段で熱交換器下部に固
定されることにより、冷却風量に関係なく異物の侵入を
ブロックできる。したがって、熱交換器の隙間下方を回
動底板で閉塞する従来構造のように、冷却風量が小さい
ときにも異物ブロック機能が低下することがないので、
熱交換器の隙間下方からの異物流入を確実に防止でき
る。
【0011】好ましくは、上記熱交換装置において、前
記上方防除手段は網状部材であることを特徴とする熱交
換装置が提供される。
【0012】また好ましくは、上記熱交換装置におい
て、前記側方防除手段は板材であることを特徴とする熱
交換装置が提供される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。従来構造を表した図6〜図8と同
等の部材には同一の符号を付し、説明を省略する。本発
明の第1の実施形態を図1及び図2により説明する。図
1は、本実施形態による熱交換装置の組立斜視図であ
り、図2は、熱交換装置全体の配置を説明する図であ
り、それぞれ、従来構造の図7及び図8に対応する。こ
れら図1及び図2において、従来構造と特に異なるの
は、オイルクーラ20とラジエータ21との隙間の下方
に設けられていた底板25を省略するとともに、防除ネ
ット30の前方ネット部31、スライドガイド33,3
3、及び連結板24,24等の上下方向長さを長くし、
それらの下端を床板13近傍まで延設していることであ
る。それらの部材については対応する符号にAを付して
区別する。その他の構造は、従来構造とほぼ同様であ
る。
【0014】本実施形態においては、オイルクーラ20
とラジエータ21との隙間の側方が連結板24A,24
Aで塞がれていることから、冷却風は、オイルクーラ2
0の前面側、及びオイルクーラ20とラジエータ21と
の隙間の上方から流入する。このとき、冷却風に搬送さ
れる浮遊異物が熱交換装置の内部に流入しようとする
が、防除ネット30の前方ネット部31A及び上方ネッ
ト部32によってブロックされ防除される。但し、金網
31Ab,32bの編み目より細かい異物は、防除ネッ
ト30を通過して熱交換装置の内部に侵入する。それら
が粘着性がなく乾燥したものである場合にはそのまま冷
却風に搬送されオイルクーラ20及びラジエータ21を
通過して熱交換装置の外部に排出されるか、オイルクー
ラ20通過後にラジエータ21下部の隙間から熱交換装
置の外部に排出される。一方、防除ネット30を通過し
た異物が粘着性・湿潤性である場合にはオイルクーラ2
0及びラジエータ21の内部に備えられた多数のフィン
(図示せず)に付着するため、定期的に清掃を行ってこ
の付着物を取り除く。ここで本実施形態においては、前
方ネット部31A及び上方ネット部32からなる防除ネ
ット30が着脱可能であることにより、この清掃時には
これを取り外してオイルクーラ20及びラジエータ21
間の隙間を露出させることができる。この状態でその隙
間の上方からエアブローノズルを挿入して加圧エアを吹
き付け、フィン等に付着した異物をパージしラジエータ
21の下方の隙間から排出することができる。このよう
に、防除ネット30を着脱可能とすることで容易に清掃
作業を行うことができる。またこのとき、オイルクーラ
20及びラジエータ21の下部の隙間は、床面近傍まで
延設された前方ネット部31A及び連結板24A,24
Aで覆われており、冷却風量に関係なく異物の侵入が防
止される。したがって、熱交換器の隙間下方を回動底板
25で閉塞する従来構造(図8参照)のように、冷却風
量が小さいときにも異物ブロック機能が低下することが
なく、オイルクーラ20及びラジエータ21の隙間下方
からの異物流入を確実に防止できる。また、上記従来構
造では、可動の底板25がオイルクーラ20の下部にぶ
ら下がった状態となるために、組立工程上取扱いに慎重
を期す必要があり作業性が悪くなる可能性があるが、本
実施形態においてはそのような心配がない。
【0015】本発明の第2の実施形態を図3及び図4に
より説明する。図3は、本実施形態による熱交換装置の
組立斜視図であり、図4は、熱交換装置全体の配置を説
明する図であり、それぞれ、従来構造の図7及び図8に
対応する。これら図3及び図4において、従来構造と特
に異なるのは、オイルクーラ20とラジエータ21との
隙間の下方に設けられていた底板25を省略するととも
に、防除ネット30の前方ネット部31の下端に下方防
除手段、例えば下方ネット部35を接続し、さらにこの
下方ネット部35を、固定手段、例えば下方ネット部3
5に螺合した蝶ねじ36を用いてラジエータ21の下部
に着脱可能に固定することである。下方ネット部35
は、前方ネット部31に対し蝶番37を介して折り曲げ
自在に接続されており、前方ネット部31及び上方ネッ
ト部32同様、フレーム35a中央の開口部に所定メッ
シュ数の金網35bを装着して形成されている。そして
防除ネット30の装着時には、スライドガイド33の溝
33aに対し、フレーム35aの左側部分35aL及び
右側部分35aRの後にフレーム31aの左側部分31
aL及び右側部分31aRを挿通し、フレーム35aを
オイルクーラ20の下方の隙間に差し込みつつ上方ネッ
ト部32をオイルクーラ20の上面に密着させる。そし
て、下方ネット部35を蝶番37を支点として回動さ
せ、端部をラジエータ21の下部に密着させ、蝶ねじ3
6で固定する。その他の構造は、従来構造とほぼ同様で
ある。
【0016】本実施形態において、第1の実施形態同
様、冷却風は、オイルクーラ20の前面側、及びオイル
クーラ20とラジエータ21との隙間の上方から流入す
るが、冷却風に搬送される浮遊異物が熱交換装置の内部
に流入しようとしても、防除ネット30の前方ネット部
31、上方ネット部32、及び下方ネット部35によっ
てブロックされ防除される。また清掃時には、蝶ねじ3
6を外すことにより、前方ネット部31、上方ネット部
32及び下方ネット部35を一体的に取り外してオイル
クーラ20及びラジエータ21間の隙間を露出させるこ
とができる。したがって、第1の実施形態と同様、容易
に清掃作業を行うことができる。またこのとき、下方ネ
ット部35が前方ネット部31に折り曲げ自在に接続さ
れていることにより、下方ネット部35と前方ネット部
31との角度を自在に調節し下方ネット部35を円滑に
オイルクーラ20及びラジエータ21の下部に装着でき
る。また、オイルクーラ20及びラジエータ21の隙間
の下方は、蝶ねじ36で固定された下方ネット部35で
覆われており、冷却風量に関係なく異物の侵入が防止さ
れる。したがって、熱交換器の隙間下方を回動底板25
で閉塞する従来構造(図8参照)と異なり、オイルクー
ラ20及びラジエータ21の隙間下方からの異物流入を
確実に防止できる。なお、上記第2の実施形態において
は、下方ネット部35をラジエータ21に着脱可能に固
定する固定手段として蝶ねじ36を用いたが、これに限
られない。例えば、住居の押入の扉等に利用される図5
に示すようなロック器具70を用いて、下方ネット部3
5をラジエータ21に固定してもよい。また、オーディ
オボードの開き扉等に利用されるマグネットを用いても
よい。これらの場合も、同様の効果を得る。また、上記
第2の実施形態においては、下方ネット部35をラジエ
ータ21のみに固定したが、これに限られず、オイルク
ーラ20の下部にも固定してもよい。この場合も、同様
の効果を得る。さらに、上記第1及び第2の実施形態に
おいては、ファン15がいわゆる吸込式である場合を例
にとったが、吐出式のファンを用いた構造であっても本
発明の概念を適用でき、この場合も同様の効果を得る。
また、上記第1及び第2の実施形態においては、防除ネ
ット30に上方ネット部32を設けることでオイルクー
ラ20とラジエータ21との隙間の上方から冷却風を取
り入れ、連結板24A(又は24)を側方に設けること
でオイルクーラ20とラジエータ21との隙間の側方か
らは冷却風を取り入れない構造としたが、これに限られ
ない。すなわち、オイルクーラ20とラジエータ21と
の間に形成される隙間の上方を覆う上方防除手段とし
て、上方ネット部32の代わりに連結板24のような板
材を前方ネット部31A(又は31)に連設してもよい
し、さらに、オイルクーラ20とラジエータ21との隙
間の側方を覆う側方防除手段として、連結板24A(又
は24)の代わりに上方ネット部32のような網状部材
を固定してもよい。また、第2の実施形態における下方
ネット部35の代わりに、連結板24のような板材を前
方ネット部31A(又は31)に折り曲げ自在に接続し
てもよい。なおこのとき板状部材の端部周辺は例えばウ
レタン等により目張りをするのが好ましい。これらの場
合も、同様の効果を得る。さらに、上記第1及び第2の
実施形態においては、熱交換器として、オイルクーラ2
0とラジエータ21のみを配置したが、これに限られ
ず、例えば油圧ショベルの運転室8のエアコンのコンデ
ンサや、エンジンの吸入空気を予冷するインタークーラ
ー等を含み、3つ以上の熱交換器を配列してもよい。こ
れらの場合も、同様の効果を得る。また、上記第1及び
第2の実施形態においては、前方ネット部31A(又は
31)と上方ネット部32とを連設したが、この製造方
法は、これらを別体で製造して後付けして一体化しても
よいし、はじめから一体で成形してもよい。あるいはフ
レーム31a(又は31Aa),32aのみを一体成形
し、金網31Ab(又は31b),32bを後付けして
一体化する方法でもよい。これらの場合も、同様の効果
を得る。さらに、上記第1及び第2の実施形態において
は、建設機械である油圧ショベルのエンジン室に備えら
れた熱交換装置を例に取って説明したが、これに限られ
ず、他の建設機械や、若しくは自動車・農機その他の機
械のエンジン室に搭載される熱交換装置にも適用するこ
とができる。これらの場合も同様の効果を得る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、清掃時に熱交換器間の
隙間を露出させその上方から清掃機器を挿入することに
より、清掃作業を容易に行うことができる。また、熱交
換器の隙間下方を回動底板で閉塞する従来構造のように
冷却風量が小さいときにも異物ブロック機能が低下する
ことがないので、熱交換器の隙間下方からの異物流入を
確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による熱交換装置の組
立斜視図である。
【図2】図1に示された熱交換装置全体の配置を説明す
る図である。
【図3】本発明の第2の実施形態による熱交換装置の組
立斜視図である。
【図4】図3に示された熱交換装置全体の配置を説明す
る図である。
【図5】固定手段の変形例を表す図である。
【図6】公知技術による熱交換装置の概略配置を表す油
圧ショベルの部分断面図である。
【図7】図6に示された熱交換装置の組立斜視図であ
る。
【図8】図6に示された熱交換装置全体の配置を説明す
る図である。
【符号の説明】
13 床板(床面) 16,17 支持部材 20 オイルクーラ(熱交換器) 21 ラジエータ(熱交換器) 24,24A 連結板(側方防除手段、板材) 30 防除ネット 31,31A 前方ネット部(前方網状部材) 32 上方ネット部(上方防除手段、網状部
材) 36 蝶ねじ(固定手段) 100 熱交換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F28F 9/00 F28F 9/00 E

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷却風の流れ方向に所定間隔で複数個配列
    された熱交換器と、これら複数の熱交換器をそれぞれ床
    面に対して支持する複数の支持手段と、前記複数の熱交
    換器のうち前記冷却風の最上流側にあるものの前方位置
    に着脱可能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する前方
    網状部材と、前記複数の熱交換器間に形成される隙間の
    上方位置に着脱可能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止
    する上方防除手段と、前記複数の熱交換器間に形成され
    る隙間の側方位置に設けられ、浮遊異物の侵入を防止す
    る側方防除手段とを有し、かつ前記前方網状部材と前記
    上方防除手段とを一体化した熱交換器装置において、 前記前方網状部材及び前記側方防除手段の下端を、前記
    床面の近傍まで延設したことを特徴とする熱交換器装
    置。
  2. 【請求項2】冷却風の流れ方向に所定間隔で複数個配列
    された熱交換器と、これら複数の熱交換器のうち前記冷
    却風の最上流側にあるものの前方位置に着脱可能に設け
    られ、浮遊異物の侵入を防止する前方網状部材と、前記
    複数の熱交換器間に形成される隙間の上方位置に着脱可
    能に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する上方防除手段
    と、前記複数の熱交換器間に形成される隙間の側方位置
    に設けられ、浮遊異物の侵入を防止する側方防除手段と
    を有し、かつ前記前方網状部材と前記上方防除手段とを
    一体化した熱交換装置において、 前記複数の熱交換器間に形成される隙間の下方位置に着
    脱可能に設けられ、かつ前記前方網状部材に対し折り曲
    げ自在に接続され、浮遊異物の侵入を防止する下方防除
    手段と、 この下方防除手段を前記複数の熱交換器のうち少なくと
    も1つの下部に着脱可能に固定する固定手段とを有する
    ことを特徴とする熱交換装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載の熱交換装置におい
    て、前記上方防除手段は網状部材であることを特徴とす
    る熱交換装置。
  4. 【請求項4】請求項1又は2記載の熱交換装置におい
    て、前記側方防除手段は板材であることを特徴とする熱
    交換装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006316673A (ja) * 2005-05-11 2006-11-24 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 多重構造冷却装置の異物排出構造
JP2007231801A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 熱交換器の防塵ネット
JP2009241862A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の熱交換装置
WO2018151400A1 (ko) * 2017-02-17 2018-08-23 엘에스엠트론 주식회사 라디에이터 방진 장치 및 이를 포함하는 차량

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