JP3155443B2 - 旋回作業機の上部構造 - Google Patents

旋回作業機の上部構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バックホー等の旋回作
業機の上部構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、バックホー等の土木・建設用の
旋回作業機では、走行機台上に旋回自在に支持された旋
回台に、左右中途の前部にバックホー作業装置支持用の
支持部を、左右中途の後部にエンジンを、左右一側前部
に制御弁及び運転部を、左右他側部に燃料タンク及びオ
イルタンクをそれぞれ搭載している。そしてこれらのエ
ンジン、ラジエータ及びタンクを旋回台カバーで包囲し
ており、この旋回台カバーには、ラジエータの吸引によ
ってエンジンルームへ空気を取り入れる吸入口と排出す
る排出口とが形成されることもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では、エ
ンジンはラジエータによって冷却されるが、ラジエータ
の吸引風はエンジンのみにしか流れなく、燃料タンク及
びオイルタンクが配置されているタンクルームは密閉状
になっていて空気が滞ったままとなり、長時間作業によ
って、また日照によってタンクルーム内の温度が上が
り、燃料及びオイルが昇温することがある。本発明は、
旋回台カバーのタンクルーム前部からラジエータの吸引
によって空気を取り入れ、この空気をタンクの外周を通
らせてエンジンルームへ流すようにすることにより、タ
ンクルーム内の空気を流動させて、燃料及びオイルの昇
温を防止できるようにした旋回作業機の上部構造を提供
することを目的とする。
【0004】本発明は、旋回台カバーのタンクルーム前
部に空気取り入れ口を、エンジンルームに吸入口と排出
口とをそれぞれ形成し、この排出口近傍位置に整風板を
設けておくことにより、エンジンルーム内での空気の流
動を更によくし、燃料及びオイルの昇温を防止及びエン
ジンの冷却効率の向上ができるようにした旋回作業機の
上部構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明における課題解決
のための第1の具体的手段は、走行機台3上に旋回自在
に支持された旋回台4に作業装置6の支持ピン58を支
持する支持部5を設け、旋回台4の後部にエンジン12
及びラジエータ38を、左右一側部にタンクをそれぞれ
搭載し、前記エンジン12、ラジエータ38及びタンク
を旋回台カバー34で包囲した旋回作業機の上部構造に
おいて、前記旋回台カバー34内でエンジン12及びラ
ジエータ38が配置されたエンジンルーム39と支持部
5の一側方でタンクが配置されたタンクルーム40とを
連通し、旋回台カバー34の支持部5側の面にタンクル
ーム40前部と連通していて前記支持ピン58の挿脱孔
を兼ねる空気取り入れ口41を形成し、タンクルーム4
0内にラジエータ38の吸引によって空気取り入れ口4
1からタンクの外周を通ってエンジンルーム39へ空気
が流れる空気流通路42を形成していることである。
【0006】本発明における課題解決のための第2の具
体的手段は、走行機台3上に旋回自在に支持された旋回
台4に作業装置6の支持ピン58を支持する支持部5を
設け、旋回台4の後部にエンジン12及びラジエータ3
8を、左右一側部にタンクをそれぞれ搭載し、前記エン
ジン12、ラジエータ38及びタンクを旋回台カバー3
4で包囲し、この旋回台カバー34にラジエータ38の
吸引によってエンジンルーム39へ空気を取り入れる吸
入口43と排出する排出口44とを形成した旋回作業機
の上部構造において、前記旋回台カバー34内でエンジ
ン12及びラジエータ38が配置されたエンジンルーム
39と支持部5の一側方でタンクが配置されたタンクル
ーム40とを連通し、旋回台カバー34の支持部5側の
面にタンクルーム40前部と連通していて前記支持ピン
58の挿脱孔を兼ねる空気取り入れ口41を形成し、タ
ンクルーム40内にラジエータ38の吸引によって空気
取り入れ口41からタンクの外周を通ってエンジンルー
ム39へ空気が流れる空気流通路42を形成し、エンジ
ンルーム39内の排出口近傍位置に排出空気を排出口4
4に案内する整風板45を設けていることである。
【0007】本発明における課題解決のための第3の具
体的手段は、第1又は第2の具体的手段に加えて、前記
タンクは周囲が旋回台カバー34に対して離れかつ互い
に分離独立した燃料タンク9とオイルタンク10とであ
ることである。
【0008】
【作用】ラジエータ38の吸引作用によって旋回台カバ
ー34の吸入口43からエンジンルーム39へ空気が取
り入れらて、エンジン12を冷却後に整風板45で案内
されて排出口44から排出される。旋回台カバー34内
でこのエンジンルーム39と連通するタンクルーム40
ではその前部に空気取り入れ口41が形成されており、
ラジエータ38の吸引作用及びエンジンルーム39内で
の空気の流動によって、空気取り入れ口41からタンク
ルーム40内に外気が流入され、燃料タンク9及びオイ
ルタンク10の周囲の空気を流動させる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図6、7において、旋回作業機として例示するバ
ックホー1は、左右にクローラ走行装置2を有する走行
機台3に旋回台4が縦軸回り旋回自在に支持され、この
旋回台4の略中央前部のバックホー支持部5にバックホ
ー装置(作業装置)6の下部が支持されている。前記旋
回台4上には、バックホー支持部5の左側に運転部7が
形成され、バックホー装置6との間を仕切りかつ運転部
7を覆う日除け装置8が装着され、バックホー支持部5
の右側に燃料タンク9及びオイルタンク10等が配置さ
れ、これらの後側にパイプ製支持フレーム11及びエン
ジン12が装着され、後部にウエイト16が装着されて
いる。
【0010】前記支持フレーム11に本体カバー13が
取り付けられ、燃料タンク9及びオイルタンク10は本
体カバー13で周囲が覆われかつ上方が保護カバー14
で覆われている。エンジン12は横向きに配置されてい
て、本体カバー13で前上方が覆われかつ後上方及び後
方がボンネット15で包囲されている。これら本体カバ
ー13、保護カバー14及びボンネット15等によっ
て、旋回台4の上部構造物を包囲する旋回台カバー34
が形成されている。バックホー装置6は、バックホー支
持部5にブーム枢支軸17を介して基部が支持されかつ
ブームシリンダ18を介して昇降するブーム19と、こ
のブーム19の先端にアーム枢支軸20を介して支持さ
れかつアームシリンダ21を介して屈伸するアーム22
と、このアーム22の先端にバケット枢支軸23を介し
て支持されかつバケットシリンダ24を介して掻き込み
排土動作するバケット(作業具)25とを有する。
【0011】前記ブーム19はブーム枢支軸17に支持
された基幹ブーム19Aと、この基幹ブーム19Aの先
端に中間支軸28を介して縦軸回り揺動自在に連結され
た中間ブーム19Bと、この中間ブーム19Bの先端に
先端支軸29を介して縦軸回り揺動自在に連結された先
端ブーム19Cとを有する。基幹ブーム19Aと中間ブ
ーム19Bとの間にオフセットシリンダ30が設けら
れ、基幹ブーム19Aと先端ブーム19Cとは平行四連
リンクを構成するための連係リンク31で連結されてお
り、図7に示すように、オフセットシリンダ30の作動
で、基幹ブーム19Aに対して先端ブーム19C、アー
ム22及びバケット25を左右にオフセット動作させる
ようになっている。
【0012】前記バックホー1は、エンジン12で油圧
ポンプ32を駆動し、オイルタンク10のオイルを、制
御弁51を介してクローラ走行装置2の油圧モータに供
給すると共に、前記各油圧シリンダ18、21、24及
び30等へ適宜供給可能になっている。図1〜7におい
て、走行機台3上に旋回自在に支持された平面視略円形
の旋回台4には、左右方向中途部に前端から中央側まで
バックホー支持部5が形成され、このバックホー支持部
5の左側に制御弁51が配置され、また運転台を介して
運転部7が配置されると共に日除け装置8が配置され、
右側に燃料タンク9、オイルタンク10及びバッテリ5
2が搭載され、後側にエンジン12、ラジエータ38及
び油圧ポンプ32等が搭載されると共にエアクリーナ等
が配置されている。前記バッテリ52はオイルタンク1
0の上側に配置されることもある。
【0013】前記旋回台4は基板53上の左右方向中途
部の前部に左右側壁54を立設し、この左右側壁54に
傾斜面を有する底壁55及び垂直な後壁56を固着して
バックホー支持部5を構成している。前記左右側壁54
で基幹ブーム19Aのブーム枢支軸17を支持し、底壁
55の傾斜面に固着したブラケット57にブームシリン
ダ18の支持ピン58を支持している。図1、4におい
て、前記基板53は横長に配置された平面視略長方形の
平板であり、中央部に旋回軸取り付け孔53A、その近
傍に旋回油圧モータ用の取り付け孔53B、その他に複
数の抜き孔及び切欠等を形成している。
【0014】この基板53の左前部上に前記制御弁51
が前後方向に対して傾斜状に配置され、制御弁51の前
部は左右中央寄りで、後部が旋回台4の外周寄りに位置
し、旋回軸取り付け孔53Aに対して前後両端が距離差
の少なくなるようになっている。この制御弁51は、多
数個の弁体51aを直列連結して一体物にしたものであ
り、油圧ポンプ32に接続され、各弁体51aのスプー
ルは操作ロッド又は電磁ソレノイドを介して、操作レバ
ー7A又はスイッチ等によって適宜操作可能になってお
り、操作レバー7Aとの連結はロッド及びリンク等を介
して行われるので、運転部7の操作レバー7Aの近傍に
配置することが好ましい。
【0015】前記制御弁51は旋回台4の外周面に略沿
うように配置されており、この旋回台4の外周の左側部
には点検窓35が形成されていて、点検窓カバー36で
閉鎖されている。前記基板53の後部には後方に突出し
た支持基台63が設けられ、また、基板53の後部の左
右コーナ部には左右取り付け台65が固着され、この左
右取り付け台65上に前記支持フレーム11の左右両端
下部がボルト固定されている。基板53の後部の左右取
り付け台65より前側には、エンジンルーム39と制御
弁51側とを区切る仕切り壁67が設けられている。こ
の仕切り壁67によって、エンジンルーム39側の熱風
が制御弁51に至るのを防止している。
【0016】図1〜5において、前記支持フレーム11
は断面丸形、楕円形又は矩形のパイプを正面視門形(下
向きコ字状)に形成したものであり、前記左右取り付け
台65にエンジン12及びラジエータ38の前上部を跨
ぐように固定しており、この支持フレーム11に旋回台
4上の上部構造を構成する日除け装置8の支柱、エアー
クリーナ、ボンネット15等の各種部材を装着してい
る。旋回台カバー34の本体カバー13、保護カバー1
4及びボンネット15は金属又は合成樹脂で形成され、
本体カバー13は特に耐熱性、耐候性に優れ、高強度の
樹脂で形成することが好ましい。
【0017】前記本体カバー13はエンジン12及びラ
ジエータ38の上方を覆いかつ運転部7の後方を覆うと
共に、燃料タンク9及びオイルタンク10の側方を覆う
形状であり、運転部7の後方を覆う左側部分と燃料タン
ク9及びオイルタンク10の側方を覆う右側部分との間
で左右に2分割されている。左右各分割本体カバー13
R、13Lは、それぞれ左右側部にエンジンルーム39
へ空気を取り入れる吸入口43と、エンジンルーム39
から熱風を排出する排出口44とが形成されており、前
記ラジエータ38は吸引タイプであって、ラジエータ3
8の吸引によって吸入口43から空気を取り入れかつ排
出口44から排出する。
【0018】ラジエータ38の外周と右分割本体カバー
13R及びボンネット15との間には、板材又はスポン
ジ等で隔壁46が形成され、エンジンルーム39をラジ
エータ38の前後で仕切って、ラジエータ38による空
気吸引効率を高めるようにしている。45はエンジンル
ーム39内の排出口近傍位置に設けられた整風板45で
あり、支持フレーム11又は仕切り壁67等に前後方向
傾斜状に取り付けられており、エンジン12冷却後に排
出される空気を排出口44に案内すると共に、その排風
を運転部7から遠のく後側方に排出する。
【0019】このため、この整風板45は、エンジンル
ーム39内の左分割本体カバー13Lと仕切り壁67の
隅部に空気が滞留するのを防止できると共に、旋回台4
が半径の小さいものであっても排風による騒音を運転者
に聞こえ難くすることができる。旋回台4の右側の燃料
タンク9及びオイルタンク10は互いに分離独立して配
置されており、これらを包囲する右分割本体カバー13
Rと保護カバー14とはタンクルーム40を形成してお
り、燃料タンク9及びオイルタンク10はこの右分割本
体カバー13Rとも離れていて、それらの周囲に空気流
通路42が形成され、このタンクルーム40の空気流通
路42は前記エンジンルーム39と連通している。
【0020】タンクルーム40の左側壁を形成している
右分割本体カバー13Rの前部には、ホーン69の音出
口及び支持ピン58の挿脱孔を兼ねた空気取り入れ口4
1が形成されており、外気がタンクルーム40の空気流
通路42に流入可能になっている。空気取り入れ口41
には金網又はパンチングメタル等で形成された蓋を設け
て、ゴミ等の侵入を防止しておくことが好ましい。4
7、48はオイルタンク10と油圧ポンプ32とを接続
しているサクションホース及びパイプであり、サクショ
ンホース47はオイルタンク10の後部からU字状に突
出していてラジエータ38の吸い込み側に位置し、ラジ
エータ38の吸い込み風によってオイルが冷却できるよ
うになっている。
【0021】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、種々変形することができる。例えば、バッ
クホー支持部5は旋回台4の左右中途の前部に前方突出
状に設けられたものでもよく、吸入口43及び排出口4
4は、多数の小孔を穿孔することにより形成している
が、比較的大きな複数の孔を形成して、その内側にパン
チングメタル又は金網を取り付けてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、旋回台カ
バー34内でエンジン12及びラジエータ38が配置さ
れたエンジンルーム39と支持部5の一側方でタンクが
配置されたタンクルーム40とを連通し、旋回台カバー
34の支持部5側の面にタンクルーム40前部と連通し
ていて前記支持ピン58の挿脱孔を兼ねる空気取り入れ
口41を形成し、タンクルーム40内にラジエータ38
の吸引によって空気取り入れ口41からタンクの外周を
通ってエンジンルーム39へ空気が流れる空気流通路4
2を形成しているので、ラジエータ38の吸引作用によ
ってタンクルーム40内の空気が流動され、タンク内の
液体の昇温を防止できる。
【0023】また、旋回台カバー34にラジエータ38
の吸引によってエンジンルーム39へ空気を取り入れる
吸入口43と排出する排出口44とを形成し、旋回台カ
バー34内でエンジン12及びラジエータ38が配置さ
れたエンジンルーム39と支持部5の一側方でタンクが
配置されたタンクルーム40とを連通し、旋回台カバー
34の支持部5側の面にタンクルーム40前部と連通し
ていて前記支持ピン58の挿脱孔を兼ねる空気取り入れ
口41を形成し、タンクルーム40内にラジエータ38
の吸引によって空気取り入れ口41からタンクの外周を
通ってエンジンルーム39へ空気が流れる空気流通路4
2を形成し、エンジンルーム39内の排出口近傍位置に
排出空気を排出口44に案内する整風板45を設けてい
るので、ラジエータ38の吸引作用によってタンクルー
ム40内の空気が流動され、タンク内の液体の昇温を防
止できる上に、エンジンルーム39内の空気の流動も良
好になり、運転者に聞こえる排気音も低減できる。
【0024】更に、タンクは周囲が旋回台カバー34に
対して離れかつ互いに分離独立した燃料タンク9とオイ
ルタンク10とであるので、各タンク9、10を効率よ
く昇温防止でき、燃料及びオイルの昇温を低減して、エ
ンジン効率の維持及び油圧アクチュエータの正常な作動
の維持ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す平面図である。
【図2】同左側面図である。
【図3】同旋回台内部を示す右側面図である。
【図4】旋回台の基板を示す平面図である。
【図5】旋回台内部を示す背面図である。
【図6】バックホーの全体を示す側面図である。
【図7】バックホーの全体を示す平面図である。
【符号の説明】
1 バックホー 3 走行機台 4 旋回台 5 バックホー支持部 6 バックホー装置(作業装置) 9 燃料タンク 10 オイルタンク 11 支持フレーム 12 エンジン 34 旋回台カバー 38 ラジエータ 39 エンジンルーム 40 タンクルーム 41 空気取り入れ口 42 空気流通路 43 吸入口 44 排出口 45 整風板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機台(3)上に旋回自在に支持され
    た旋回台(4)に作業装置(6)の支持ピン(58)を
    支持する支持部(5)を設け、旋回台(4)の後部にエ
    ンジン(12)及びラジエータ(38)を、左右一側部
    にタンクをそれぞれ搭載し、前記エンジン(12)、ラ
    ジエータ(38)及びタンクを旋回台カバー(34)で
    包囲した旋回作業機の上部構造において、 前記旋回台カバー(34)内でエンジン(12)及びラ
    ジエータ(38)が配置されたエンジンルーム(39)
    支持部(5)の一側方でタンクが配置されたタンクル
    ーム(40)とを連通し、旋回台カバー(34)の支持
    部(5)側の面にタンクルーム(40)前部と連通して
    いて前記支持ピン(58)の挿脱孔を兼ねる空気取り入
    れ口(41)を形成し、タンクルーム(40)内にラジ
    エータ(38)の吸引によって空気取り入れ口(41)
    からタンクの外周を通ってエンジンルーム(39)へ空
    気が流れる空気流通路(42)を形成していることを特
    徴とする旋回作業機の上部構造。
  2. 【請求項2】 走行機台(3)上に旋回自在に支持され
    た旋回台(4)に作業装置(6)の支持ピン(58)を
    支持する支持部(5)を設け、旋回台(4)の後部にエ
    ンジン(12)及びラジエータ(38)を、左右一側部
    にタンクをそれぞれ搭載し、前記エンジン(12)、ラ
    ジエータ(38)及びタンクを旋回台カバー(34)で
    包囲し、この旋回台カバー(34)にラジエータ(3
    8)の吸引によってエンジンルーム(39)へ空気を取
    り入れる吸入口(43)と排出する排出口(44)とを
    形成した旋回作業機の上部構造において、 前記旋回台カバー(34)内でエンジン(12)及びラ
    ジエータ(38)が配置されたエンジンルーム(39)
    支持部(5)の一側方でタンクが配置されたタンクル
    ーム(40)とを連通し、旋回台カバー(34)の支持
    部(5)側の面にタンクルーム(40)前部と連通して
    いて前記支持ピン(58)の挿脱孔を兼ねる空気取り入
    れ口(41)を形成し、タンクルーム(40)内にラジ
    エータ(38)の吸引によって空気取り入れ口(41)
    からタンクの外周を通ってエンジンルーム(39)へ空
    気が流れる空気流通路(42)を形成し、エンジンルー
    ム(39)内の排出口近傍位置に排出空気を排出口(4
    4)に案内する整風板(45)を設けていることを特徴
    とする旋回作業機の上部構造。
  3. 【請求項3】 前記タンクは周囲が旋回台カバー(3
    4)に対して離れかつ互いに分離独立した燃料タンク
    (9)とオイルタンク(10)とであることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の旋回作業機の上部構造。
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