JPH10182032A - エレベータの据付工法 - Google Patents
エレベータの据付工法Info
- Publication number
- JPH10182032A JPH10182032A JP34575696A JP34575696A JPH10182032A JP H10182032 A JPH10182032 A JP H10182032A JP 34575696 A JP34575696 A JP 34575696A JP 34575696 A JP34575696 A JP 34575696A JP H10182032 A JPH10182032 A JP H10182032A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide rail
- guide
- lowermost
- guide rails
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66B—ELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
- B66B19/00—Mining-hoist operation
- B66B19/002—Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails
Landscapes
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来、かご枠をガイドレールに係合させる際
に、係合部となるガイドローラを一度分解してからガイ
ドレールに係合させ再度組立てねばならないため、ガイ
ドローラの微調整作業を要し作業効率を悪化させてい
た。 【解決手段】 本発明によれば、最下部ガイドレール３
ａを立設した後、中間部ガイドレール３ｂを連結する前
に、予め下枠６ａを最下部ガイドレール３ａに係合させ
て仮置きしておき、その後、ガイドレール３を全行程に
渡って連結する手順としたことにより、従来のようにか
ご枠組立時にガイドローラの組立調整が発生せず、作業
性は向上する。
に、係合部となるガイドローラを一度分解してからガイ
ドレールに係合させ再度組立てねばならないため、ガイ
ドローラの微調整作業を要し作業効率を悪化させてい
た。 【解決手段】 本発明によれば、最下部ガイドレール３
ａを立設した後、中間部ガイドレール３ｂを連結する前
に、予め下枠６ａを最下部ガイドレール３ａに係合させ
て仮置きしておき、その後、ガイドレール３を全行程に
渡って連結する手順としたことにより、従来のようにか
ご枠組立時にガイドローラの組立調整が発生せず、作業
性は向上する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、曲げ加工にて製作
されたガイドレールを有する小型のエレベータの据付工
法に関する。
されたガイドレールを有する小型のエレベータの据付工
法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来におけるこの種のエレベータの一例
としては、特公平７−５５７７７号公報にその開示がみ
られる。
としては、特公平７−５５７７７号公報にその開示がみ
られる。
【０００３】この従来のエレベータの据付工法は、昇降
路頂部に据付用の仮設の巻上機を設置し、この巻上機を
用いてガイドレールを順次連結しながら吊上げて昇降路
全行程にガイドレールを立設し仮固定する。
路頂部に据付用の仮設の巻上機を設置し、この巻上機を
用いてガイドレールを順次連結しながら吊上げて昇降路
全行程にガイドレールを立設し仮固定する。
【０００４】そして、前記ガイドレールのうちの最下部
ガイドレールを芯出し固定した後、この最下部ガイドレ
ールに係合させてかご枠を組付けるものであった。
ガイドレールを芯出し固定した後、この最下部ガイドレ
ールに係合させてかご枠を組付けるものであった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の据付
工法では、かご枠をガイドレールに係合させる際に、か
ご枠をガイドレールに係合させる係合部となるガイドロ
ーラを一度分解してからガイドレールに係合させ再度組
立てねばならないため、ガイドローラの微調整作業を要
し作業効率を悪化させるという問題点があった。
工法では、かご枠をガイドレールに係合させる際に、か
ご枠をガイドレールに係合させる係合部となるガイドロ
ーラを一度分解してからガイドレールに係合させ再度組
立てねばならないため、ガイドローラの微調整作業を要
し作業効率を悪化させるという問題点があった。
【０００６】すなわち、小型エレベータの乗かごの昇降
を案内するガイドレールの形状は、断面略Ｃ字状をして
おり、その対向する辺には強度を上げるためにこの辺と
直行する方向に延長してつば部が形成されている。
を案内するガイドレールの形状は、断面略Ｃ字状をして
おり、その対向する辺には強度を上げるためにこの辺と
直行する方向に延長してつば部が形成されている。
【０００７】そして前記ガイドローラは、前記対向する
辺の一辺を２つのローラにて挟持して係合するよう構成
されており、ローラ間の間隙をこの一辺の板厚分とほぼ
同等となるように組上げた状態で据付現場に搬入されて
いる。
辺の一辺を２つのローラにて挟持して係合するよう構成
されており、ローラ間の間隙をこの一辺の板厚分とほぼ
同等となるように組上げた状態で据付現場に搬入されて
いる。
【０００８】よって、組上げた状態のままガイドレール
のガイド面に係合させようとすると、前記つば部が障害
となりそのまま係合させることができず一度分解させね
ばならない。
のガイド面に係合させようとすると、前記つば部が障害
となりそのまま係合させることができず一度分解させね
ばならない。
【０００９】本発明は上記問題点を鑑みてなされたもの
で、その目的はかご枠とガイドレールの係合作業を容易
に効率良く行うことを可能とするエレベータの据付工法
を提供するにある。
で、その目的はかご枠とガイドレールの係合作業を容易
に効率良く行うことを可能とするエレベータの据付工法
を提供するにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、断面略Ｃ字状でその対応する辺にこの辺と
直行するよう延設されたつば部を有するガイドレールを
順次複数本連結して昇降路の全行程に立設し、このガイ
ドレールに係合させてかご枠を組付けるエレベータの据
付工法において、前記ガイドレールのうち最下部ガイド
レールを立設し、前記かご枠の下辺を形成する下枠に取
付けられたガイドローラを、前記最下部ガイドレールの
上端部から前記つば部を有する辺を挟持するように係合
させて前記下枠を組付けることにより行うことを特徴と
する。
成するため、断面略Ｃ字状でその対応する辺にこの辺と
直行するよう延設されたつば部を有するガイドレールを
順次複数本連結して昇降路の全行程に立設し、このガイ
ドレールに係合させてかご枠を組付けるエレベータの据
付工法において、前記ガイドレールのうち最下部ガイド
レールを立設し、前記かご枠の下辺を形成する下枠に取
付けられたガイドローラを、前記最下部ガイドレールの
上端部から前記つば部を有する辺を挟持するように係合
させて前記下枠を組付けることにより行うことを特徴と
する。
【００１１】本発明ではこのように、最下部ガイドレー
ルを立設した後、前記ガイドローラを最下部ガイドレー
ルの上端部からこのガイドレールを挟持させて係合する
据付工法としたため、ガイドローラを分解せずともかご
枠をガイドレールに係合することができる。
ルを立設した後、前記ガイドローラを最下部ガイドレー
ルの上端部からこのガイドレールを挟持させて係合する
据付工法としたため、ガイドローラを分解せずともかご
枠をガイドレールに係合することができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
１〜図４を用いて説明する。
１〜図４を用いて説明する。
【００１３】図１は本発明の一実施形態を示す昇降路平
面図、図２〜図４は本発明の一実施形態の作業手順を示
す説明図である。
面図、図２〜図４は本発明の一実施形態の作業手順を示
す説明図である。
【００１４】まず、図１と図４により本発明の一適用対
象となるエレベータの主要構造を説明する。このエレベ
ータは５〜６階床程度以下の小型エレベータであり、昇
降路１と乗場側との間の壁に形成された出入口２の左右
に、ガイドレール３がそれぞれ立設されている。これら
２本のガイドレール３は、その形状が断面略Ｃ字状でそ
の対向する辺にこの辺と直行するよう延設されたつば部
を有するガイドレールであり、最下部ガイドレール３ａ
と複数本の中間部ガイドレール３ｂ及び図示しない頂部
ガイドレールを連結板４で連結してなっており、この２
本のガイドレール３の底部にはベースフレーム５が設置
されている。かご枠６は２本のガイドレール３に沿って
昇降できるように設置されており、下枠６ａ、スリング
６ｂ及び上枠６ｃから構成されている。この下枠６ａ及
び上枠６ｃには、下部ガイドローラ７ａ、７ｂ及び上部
ガイドローラ７ｃ、７ｄがガイドレール３に係合するよ
うに取り付けられている。
象となるエレベータの主要構造を説明する。このエレベ
ータは５〜６階床程度以下の小型エレベータであり、昇
降路１と乗場側との間の壁に形成された出入口２の左右
に、ガイドレール３がそれぞれ立設されている。これら
２本のガイドレール３は、その形状が断面略Ｃ字状でそ
の対向する辺にこの辺と直行するよう延設されたつば部
を有するガイドレールであり、最下部ガイドレール３ａ
と複数本の中間部ガイドレール３ｂ及び図示しない頂部
ガイドレールを連結板４で連結してなっており、この２
本のガイドレール３の底部にはベースフレーム５が設置
されている。かご枠６は２本のガイドレール３に沿って
昇降できるように設置されており、下枠６ａ、スリング
６ｂ及び上枠６ｃから構成されている。この下枠６ａ及
び上枠６ｃには、下部ガイドローラ７ａ、７ｂ及び上部
ガイドローラ７ｃ、７ｄがガイドレール３に係合するよ
うに取り付けられている。
【００１５】次に、本発明の据付装置を用いた据付作業
の手順を図１〜図４を用いて説明する。
の手順を図１〜図４を用いて説明する。
【００１６】（１）昇降路頂部にエレベータの構成部品
の搬入用に図示しないホイストを設置する。
の搬入用に図示しないホイストを設置する。
【００１７】（２）図２に示すように、昇降路１の最下
部にてベースフレーム５の芯出し固定を行い、そのベー
スフレーム５に最下部ガイドレール３ａを立設する。
部にてベースフレーム５の芯出し固定を行い、そのベー
スフレーム５に最下部ガイドレール３ａを立設する。
【００１８】（３）上部のホイストを使用して下枠６ａ
を吊り上げ、予め工場で調整して下枠６ａに取り付けら
れた下部ガイドローラ７ａ、７ｂを最下部ガイドレール
３ａの上端部からこのガイドレール３ａを挟持させて最
下部ガイドレール３ａに係合するよう下枠６ａを吊り下
ろし、図３に示すように、ベースフレーム５に取り付け
られたバッファ台８上に仮置きする。
を吊り上げ、予め工場で調整して下枠６ａに取り付けら
れた下部ガイドローラ７ａ、７ｂを最下部ガイドレール
３ａの上端部からこのガイドレール３ａを挟持させて最
下部ガイドレール３ａに係合するよう下枠６ａを吊り下
ろし、図３に示すように、ベースフレーム５に取り付け
られたバッファ台８上に仮置きする。
【００１９】（４）その後、図４に示すように、ガイド
レール３をホイストにて吊り上げ、中間部ガイドレール
３ｂを最下部ガイドレール３ａに連結し、昇降路全行程
に渡ってガイドレール３を仮固定する。
レール３をホイストにて吊り上げ、中間部ガイドレール
３ｂを最下部ガイドレール３ａに連結し、昇降路全行程
に渡ってガイドレール３を仮固定する。
【００２０】（５）仮固定された左右の対向するガイド
レール３の間に、先に係合して仮置きしておいた下枠６
ａをベースとしてスリング６ｂ、上枠６ｃを組立て、か
ご枠６がガイドレール３に昇降可能に設置する。この
時、上部ガイドローラ７ｃ、７ｄはガイドレール３を挟
持しないため、係合時には分解せずともガイドレール３
に係合可能となっている。
レール３の間に、先に係合して仮置きしておいた下枠６
ａをベースとしてスリング６ｂ、上枠６ｃを組立て、か
ご枠６がガイドレール３に昇降可能に設置する。この
時、上部ガイドローラ７ｃ、７ｄはガイドレール３を挟
持しないため、係合時には分解せずともガイドレール３
に係合可能となっている。
【００２１】（６）以後、かご枠６と図示しない巻上機
を上部の図示しないプーリを介して、ロープで連結し、
このかご枠６を利用して作業床を取り付けることによ
り、作業床上でエレベータの据付を行っていく。
を上部の図示しないプーリを介して、ロープで連結し、
このかご枠６を利用して作業床を取り付けることによ
り、作業床上でエレベータの据付を行っていく。
【００２２】このように本実施形態では、上記のように
最下部ガイドレール３ａを立設した後、中間部ガイドレ
ール３ｂを連結する前に、予め下枠６ａを最下部ガイド
レール３ａに係合させて仮置きしておき、その後、ガイ
ドレール３を全行程に渡って連結する手順としたことに
より、従来のようにかご枠組立時にガイドローラの組立
調整が発生せず、作業性は向上する。
最下部ガイドレール３ａを立設した後、中間部ガイドレ
ール３ｂを連結する前に、予め下枠６ａを最下部ガイド
レール３ａに係合させて仮置きしておき、その後、ガイ
ドレール３を全行程に渡って連結する手順としたことに
より、従来のようにかご枠組立時にガイドローラの組立
調整が発生せず、作業性は向上する。
【００２３】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明によれば、最下部ガイドレールを立設した後、前記ガ
イドローラを最下部ガイドレールの上端部からこのガイ
ドレールを挟持させて係合する据付工法としたため、ガ
イドローラを分解せずともかご枠をガイドレールに係合
することができ、かご枠とガイドレールとの係合作業を
容易に効率良く行うことができる。
明によれば、最下部ガイドレールを立設した後、前記ガ
イドローラを最下部ガイドレールの上端部からこのガイ
ドレールを挟持させて係合する据付工法としたため、ガ
イドローラを分解せずともかご枠をガイドレールに係合
することができ、かご枠とガイドレールとの係合作業を
容易に効率良く行うことができる。
【図１】本発明の一実施形態を示す昇降路平面図であ
る。
る。
【図２】本発明の一実施形態の作業手順を示す説明図で
ある。
ある。
【図３】本発明の一実施形態の作業手順を示す説明図で
ある。
ある。
【図４】本発明の一実施形態の作業手順を示す説明図で
ある。
ある。
１ 昇降路 ２ 出入口 ３ ガイドレール ３ａ 最下部ガイドレール ６ かご枠 ６ａ 下枠 ７ａ、７ｂ 下部ガイドローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 断面略Ｃ字状でその対応する辺にこの辺
と直行するよう延設されたつば部を有するガイドレール
を順次複数本連結して昇降路の全行程に立設し、このガ
イドレールに係合させてかご枠を組付けるエレベータの
据付工法において、 前記ガイドレールのうち最下部ガイドレールを立設し、
前記かご枠の下辺を形成する下枠に取付けられたガイド
ローラを、前記最下部ガイドレールの上端部から前記つ
ば部を有する辺を挟持するように係合させて前記下枠を
組付けることにより行うことを特徴とするエレベータの
据付工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34575696A JPH10182032A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | エレベータの据付工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34575696A JPH10182032A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | エレベータの据付工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10182032A true JPH10182032A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=18378767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34575696A Pending JPH10182032A (ja) | 1996-12-25 | 1996-12-25 | エレベータの据付工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10182032A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001044096A1 (en) * | 1999-12-06 | 2001-06-21 | Otis S.P.A. | Method for installing elevators |
| EP2754633A3 (en) * | 2013-01-11 | 2014-11-05 | Kone Corporation | Arrangement in an elevator hoistway |
-
1996
- 1996-12-25 JP JP34575696A patent/JPH10182032A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001044096A1 (en) * | 1999-12-06 | 2001-06-21 | Otis S.P.A. | Method for installing elevators |
| EP2754633A3 (en) * | 2013-01-11 | 2014-11-05 | Kone Corporation | Arrangement in an elevator hoistway |
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