JPH10168360A - 塗料組成物 - Google Patents

塗料組成物

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JPH10168360A
JPH10168360A JP8335211A JP33521196A JPH10168360A JP H10168360 A JPH10168360 A JP H10168360A JP 8335211 A JP8335211 A JP 8335211A JP 33521196 A JP33521196 A JP 33521196A JP H10168360 A JPH10168360 A JP H10168360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、シートコートにおいて裏面汚しを
生じない塗料を提供することを目的とする。 【解決手段】 バインダー成分と、平均粒子径が0.2
5μm以上で0.2μm以下の粒子数が全粒子数の15
%以下であり、前記バインダー成分を0.5重量%以上
吸着する二酸化チタンとを含有することを特徴とする塗
料組成物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、白色の塗料組成物
に関し、詳しくはシートコート用(枚葉用)塗料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、耐腐食性や美観を向上せしめ
て商品を差別化するために、金属・プラスチックフィル
ム・紙等の包装材料には種々の塗料が塗装されており、
白色塗料には白さに優れるという点から二酸化チタンが
使用される。
【0003】塗装方法としては各種の塗装方法が挙げら
れる。塗装方法を塗装の手段という面から分類すれば、
フローコート、ロールコート、ナイフコート、スプレー
塗装、刷毛塗り等の塗装手段が挙げられ、またグラビア
印刷方式やグラビアオフセット印刷方式等も上記塗装手
段に準ずる手段として適用できる。塗装方法を塗装され
る基材の形状という面から分類すれば、長尺物を連続的
に搬送し連続的に塗装するコイルコート、比較的短いシ
ート状のものを搬送し塗装するシートコート(枚葉塗
装)等が挙げられる。
【0004】比較的短いシート状のものを搬送し塗装す
るシートコートは、シートを搬送しアプリケーションロ
ール(塗料をシートに転移するためのロール)とバック
アップロールの間を通過せしめる際に塗料をアプリケー
ションロールからシートに転移せしめる塗装方法であ
る。シートコートは、被塗装物がシートであるためにシ
ートとシートの間に必然的に間隙が生じ、その間隙部分
ではアプリケーションロールとバックアップロールが直
接接触するので、アプリケーションロール上の塗料がバ
ックアップロールに転移してしまい、塗料の付いたバッ
クアップロールをそのまま使用すると、本来塗料を塗装
すべきではないシートの裏面に塗料が付着してしまう。
バックアップロールに転移した塗料がシートの裏面に付
着しないようにするためには、バックアップロールにド
クターブレードを接触せしめ転移した塗料を掻き取る必
要がある。しかし、バックアップロールにドクターブレ
ードを接触せしめても、塗料がシートの裏面に付着して
しまう(以下、「裏面汚し」と略す)ことが、しばしば
起こり、その改善が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シートコー
トにおいて裏面汚しを生じない塗料を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち、第1の発明は、バ
インダー成分と、平均粒子径が0.25μm以上で0.
2μm以下の粒子数が全粒子数の15%以下であり、前
記バインダー成分を0.5重量%以上吸着する二酸化チ
タンとを含有することを特徴とする塗料組成物である。
【0007】第2の発明は、二酸化チタンが、平均粒子
径0.35μm以下であり、バインダー成分を10重量
%以下吸着することを特徴とする第1の発明記載の塗料
組成物である。
【0008】第3の発明は、二酸化チタンの比表面積が
8〜40m2 /gであることを特徴とする第1の発明ま
たは第2の発明記載の塗料組成物である。
【0009】第4の発明は、塗料組成物中の二酸化チタ
ンを含有する粗大粒子の粒子径が20μm以下であるこ
とを特徴とする第1の発明ないし第3の発明いずれか記
載の塗料組成物である。
【0010】第5の発明は、回転数Arpm で求めた粘度
をηA 、回転数A×10rpm で求めた粘度をηB とした
時、TI値=ηA /ηB =1〜2であることを特徴とす
る第1の発明ないし第4の発明いずれか記載の塗料組成
物である。
【0011】第6の発明は、バインダー成分が、アクリ
ル系樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、ポリエステル樹
脂からなる群より選ばれる少なくとも1種以上であるこ
とを特徴とする第1の発明ないし第5の発明いずれか記
載の塗料組成物である。
【0012】第7の発明は、バインダー成分が、水性で
あることを特徴とする第1の発明ないし第6の発明いず
れか記載の塗料組成物である。
【0013】第8の発明は、バインダー成分が、紫外線
若しくは電子線で硬化し得るバインダー成分、又は紫外
線若しくは電子線で硬化し得るバインダー成分とその他
のバインダー成分との混合物であることを特徴とする第
1の発明ないし第5の発明いずれか記載の塗料組成物で
ある。
【0014】第9の発明は、シートコート用塗料である
ことを特徴とする第1の発明ないし第8の発明いずれか
記載の塗料組成物である。
【0015】第10の発明は、金属用またはプラスチッ
クフィルム被覆金属用であることを特徴とする第1の発
明ないし第9の発明いずれか記載の塗料組成物である。
【0016】第11の発明は、金属が、鉄またはアルミ
ニウムであることを特徴とする第10の発明記載の塗料
組成物である。
【0017】第12の発明は、プラスチックフィルム
が、ポリエステルフィルムであることを特徴とする第1
0の発明または第11の発明記載の塗料組成物である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明において用いられる二酸化
チタンは、平均粒子径が0.25μm以上で0.2μm
以下の粒子数を全粒子数の15%以下含有する二酸化チ
タンであって、後述するバインダー成分を0.5重量%
以上吸着する二酸化チタンである。平均粒子径が0.2
5μm未満だったり、0.2μm以下の粒子数が全粒子
数の15%を越えると、微細な粒子の割合が増加するの
で、バックアップロールにドクターブレードを接触せし
めても、バックアップロールとドクターブレード間を微
細な粒子がすり抜け易く、裏面汚しを発生し易くなる。
本発明において用いられる二酸化チタンの平均粒子径及
び0.2μm以下の粒子数を全粒子数に対する割合は、
10%ヘキサメタリン酸ソーダに二酸化チタンを分散機
にて良く分散させ、レーザー散乱(LA−700:HO
RIBA製)にて求めた。
【0019】また、二酸化チタンが後述するバインダー
成分を0.5重量%未満しか吸着しないと、塗料組成物
中の二酸化チタンを含有する粒子が小さいので、上記と
同様に二酸化チタンを含有する粒子がバックアップロー
ルとドクターブレード間をすり抜け易く、裏面汚しを発
生し易くなる。二酸化チタンに対するバインダー成分の
吸着率は、以下のようにして求める。一定量(V1 g)
のバインダー成分を含有する有機溶剤溶液又は水溶液
に、二酸化チタンXgを分散せしめた後に、遠心分離に
よって下層の二酸化チタンと上層のバインダー成分の有
機溶剤溶液又は水溶液とを分離する。分離した後、バイ
ンダー成分の有機溶剤溶液又は水溶液中のバインダー成
分量を(V2 g)を求め、二酸化チタン分散前後でのバ
インダー成分量の差(V1 −V2 )から二酸化チタン単
位重量当たりのバインダー成分の吸着率((V1 −V2
/X)×100)を求める。なお、遠心分離等の作業性
の観点から吸着率を求める際に使用するバインダー成分
の有機溶剤溶液又は水溶液は、固形分10重量%程度に
希釈した比較的低濃度のものを用いることが好ましい。
【0020】本発明において用いられる二酸化チタン
は、平均粒子径が0.35μm以下であり、後述するバ
インダー成分を10重量%以下吸着する二酸化チタンで
あることが好ましい。裏面汚しの抑制・防止という観点
からは、二酸化チタンの平均粒径は0.25μm以上で
あれば良いが、粒子が大きくなると形状がいびつで凹凸
の顕著な粒子が増加し、分散性が悪化し、塗料中又は塗
膜中にブツとして残りやすい。そこで、塗膜の均一性と
いう点からは、二酸化チタンの平均粒径は0.35μm
以下であることが好ましい。
【0021】また、二酸化チタンがバインダー成分を1
0重量%よりも多く吸着すると、塗料としての粘度が増
大し、塗装性が著しく悪化する。粘度の増加を抑制し、
塗装性を確保するために、塗料に有機溶剤又は水を添加
して塗料を希釈すると、塗装時にミストが発生しアプリ
ケーションロールの周辺を汚してしまったり、塗料の固
形分が低下するので塗膜として必要な膜厚を確保し難く
なるという問題を生じる。そこで、二酸化チタンとして
は、バインダー成分を10重量%以下吸着するものを使
用することが好ましい。さらに好ましくは1〜7重量
%、最も好ましくは2〜5重量%である。
【0022】さらに、本発明において用いられる二酸化
チタンは、比表面積が8〜40m2/gであることが好
ましい。比表面積は、窒素によるBET法の吸着比表面
積であり、マルチソーブ12(湯浅アイオニクス社製)
を用いて求めた値であるが、係る比表面積が8m2 /g
未満だと、一般的に後述するバインダー成分が吸着し難
くなる傾向にあり、裏面汚しが発生し易くなるので好ま
しくない。一方、比表面積が40m2 /gを越えると、
粒子が凝集し易くなり、塗料中又は塗膜中にブツが生じ
やすいので好ましくない。
【0023】本発明において用いられる二酸化チタン
は、上述したように平均粒子径が0.25μm以上で
0.2μm以下の粒子数を全粒子数の15%以下含有す
る二酸化チタンであって、後述するバインダー成分を
0.5重量%以上吸着する二酸化チタンであれば、ルチ
ル型またはアナタ−ゼ型のどちらでも良いが、隠蔽性に
優れるという点からはルチル型が好ましく、白色度に富
むという点からはアナタ−ゼ型が好ましい。また、通常
の硫酸法によって製造されるものでも又は塩素法によっ
て製造されるものいずれでも良いし、湿式法、乾式法等
で粉砕、整粒されたものでも良い。
【0024】二酸化チタンは、一般にその表面を無機化
合物や有機化合物等で処理したものが多く、表面処理剤
としては後述するバインダー成分と親和性に富むものが
好ましい。無機系の表面処理剤としては、水酸化アルミ
ニウム、ケイ酸、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、リン
酸、硫酸等が挙げられ、これらは1種又は2種以上使用
する事も可能である。無機系の表面処理剤としては、水
酸化アルミニウムが好ましく、処理量としては1.5〜
10重量%の範囲が好ましい。処理量が1.5重量%未
満だと分散不良が生じやすく、ドクターの刃の摩耗が起
きやすくなるので好ましくない。一方、処理量が10重
量%を越えると、塗料粘度が高くなる傾向にあり、塗装
性を損なう場合があるので好ましくない。
【0025】二酸化チタンの表面処理剤のうち有機化合
物としては、カチオン系、アニオン系およびノニオン系
の幅広い化合物から選択できる。カチオン系の有機化合
物としては、窒素原子を含む化合物であれば特に制限は
なく、例えばモノエチルアミン、ジエチルアミン、トリ
エチルアミン等のアルキルアミン類,N,N−ジメチル
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン等のアルカノールアミン類やこれらアミノ基を
樹脂中に組み込んだアクリル樹脂、アミノ基を有するエ
ポキシ樹脂、又はアミノ基と酸とを反応させたポリアミ
ド樹脂等が挙げられる。
【0026】アニオン系の有機化合物のうち低分子化合
物としては、カルボン酸を有する酢酸、安息香酸やスル
ホン酸を有するP−トルエンスルホン酸、ナフタレンジ
スルホン酸やリン酸を有するリン酸トリメチル、リン酸
ジエチル等が挙げられる。アニオン系の有機化合物のう
ち高分子化合物としては、カルボン酸、スルホン酸、リ
ン酸等の官能基を樹脂中に含有するアクリル樹脂、エポ
キシ樹脂、ポリエステル樹脂等が挙げられる。
【0027】ノニオン系の有機化合物としては、エチレ
ンオキサイドやプロピレンオキサイドのアルキル、フェ
ニルまたはアミノエーテル化物等やトリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリト−ル等の多価アルコール等が挙
げられる。
【0028】本発明の塗料組成物は、塗料組成物中の二
酸化チタンを含有する粗大粒子の粒子径が20μm以下
であることが好ましい。塗料中に20μmを越える粗大
粒子があると塗料中又は塗膜中にブツが生じやすいばか
りでなく、ドクターブレードの刃こぼれを生じる原因と
なりやすく、その結果掻き取り性が悪くなり裏面汚しが
生じやすくなる。なお、塗料組成物中の分散後の粒子径
は、ツブゲージ(東洋精機社製)を用いて目視判定した
値である。
【0029】本発明の塗料組成物は、裏面汚しを解決す
るためにチキソ性を示すものが好ましいが、TI値が2
を越えると塗料組成物の粘度が回転数に著しく依存する
こととなり、高回転で塗装される場合には塗料組成物の
粘度が著しく低下し、シートに転移し難くなり所定の塗
膜厚を確保し難い。また、転移した後は、チキソ性が大
きいと急激に高粘度となるためレベリング性が悪く、平
滑な塗膜を得難い。従って、裏面汚しの防止と塗装性を
共に達成するためには、TI値、即ち回転数Arpm で求
めた粘度をηA 、回転数A×10rpm で求めた粘度をη
B とした時、TI値=ηA /ηB として求められる値で
あり、チキソ性、つまり構造粘性の程度を評価する尺度
であるが、係るTI値がηA /ηB =1〜2であること
が好ましく、1〜1.5であることがさらに好ましく、
1〜1.3であることが特に好ましい。
【0030】本発明において用いられるバインダー成分
としては、フィルム形成性があれば特に制限はなく、熱
硬化型のものであっても、紫外線又は電子線で硬化し得
るものであっても、熱可塑性のものであっても良いが、
塗膜の種々の耐性という観点からは、熱硬化型、紫外線
又は電子線硬化型であることが好ましく、熱可塑性のも
のは硬化型のものと併用することが好ましい。
【0031】バインダー成分としては、アクリル樹脂、
アルキッド樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フ
ェノキシ樹脂、ポリオール樹脂、キシレン樹脂、ケトン
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、アミノ樹脂、
ウレタン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレン樹
脂、ポリプロピレン樹脂等が挙げられ、これらの1種ま
たは2種以上を使用することができるが、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、変性エポキシ樹脂、アミノ樹脂、ポ
リエステル樹脂から選ばれる群より選ばれる少なくとも
1種以上であることが好ましい。上記バインダー成分
は、必要に応じて酸基、水酸基、エポキシ基、アクリレ
ート基、ビニル基、シアノ基、アミノ基、エーテル基等
を含有していても良く、種々の官能基を有することによ
って、熱硬化性や、紫外線又は電子線硬化性を発現せし
めればよい。
【0032】本発明においてバインダー成分として好適
に用いられるアクリル樹脂としては、エチレン性不飽和
カルボン酸とこれと共重合可能な(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルを含むビニルモノマーの共重合物であ
り、これらは有機溶剤中で種々のモノマーを過酸化物の
存在下90〜160℃の温度でラジカル重合して得られ
る。数平均分子量は2000〜100000であること
が好ましい。エチレン性不飽和カルボン酸としては、
(メタ)アクリル酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル
酸、イタコン酸等があり、これらのエチレン性不飽和カ
ルボン酸は、共重合体を構成するモノマー中5〜30%
が望ましい。他のモノマ−としては、ヒドロキシ(メ
タ)アルキルアクリレート、N−(メトキシメチル)ア
クリルアミド等のN−アルコキシアルキル置換アミド基
含有ビニルモノマー、(メタ)アクリル酸のアルキルエ
ステル、スチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニルモ
ノマー、酢酸ビニル、ビニルエチエーテル等が挙げられ
る。
【0033】本発明においてバインダー成分として好適
に用いられるエポキシ樹脂としては、例えばビスフェノ
ールA、F、S、K型ジグリシジルエーテル、ナフタレ
ン型ジグリシジルエーテル、ビフェニルジグリシジルエ
ーテル、ノボラック型グリシジルエーテル樹脂や、エチ
レングリコール、テトラメチレングリコール等のアルキ
レングリコールのジグリシジルエーテル化物等が挙げら
れる。これらのエポキシ樹脂のエポキシ当量は110〜
4000のものが使用される。2官能グリシジルエーテ
ルとしては、ネオペンチルグリコールジグリシジルエー
テル、エピコート828等が挙げられる。多官能グリシ
ジルエーテルとしては、トリグリシジルトリス(2−ヒ
ドロキシエチル)イソシアヌレート等が挙げられる。
【0034】本発明においては、上記種々のエポキシ樹
脂を変性したものもエポキシ樹脂と同様にバインダー成
分として好適に用いられる。変性エポキシ樹脂として
は、エポキシ樹脂を二価もしくは多価カルボン酸と反応
せしめたものが挙げられる。変性に用いられる二価もし
くは多価カルボン酸ととして、例えば、(無水)フタル
酸、イソフタル酸、テレフタル酸及びこれらの水添物、
または(無水)コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、
セバシン酸等の脂肪族型、またはテトラヒドロ(無水)
フタル酸、(無水)トリメリット酸、(無水)ピロメリ
ット酸及びこれらの水添物、または(無水)マレイン
酸、フマル酸等があり、これらは1種または2種以上の
混合物として使用される。エポキシ基とカルボキシル基
の反応には通常の有機または無機の触媒を用いても良く
反応条件としては、80〜200℃で1〜8時間程度
で、エポキシ当量が5000以上になるまで反応させる
ことが好ましい。数平均分子量としては、400〜10
0000の範囲であることが好ましい。
【0035】本発明においてバインダー成分として好適
に用いられるアミノ樹脂としては、部分的、あるいは完
全にアルキルエーテル化メラミン樹脂、ベンゾグアナミ
ン樹脂、スピログアナミン樹脂、あるいはこれらのハイ
ブリッド化物であって、数平均分子量が380〜200
0のものが好ましい。
【0036】本発明においてバインダー成分として好適
に用いられるポリエステル樹脂としては、2価及び/又
は3価のアルコールと2及び/又は3価のカルボン酸と
を脱水縮合反応して酸価を5以下としたオイルフリーポ
リエステル樹脂あるいはアルキド系ポリエステル樹脂
や、係る酸価が5以下のポリエステル樹脂にさらに2及
び/又は3価のカルボン酸を反応させて酸価を10以上
とした樹脂等が挙げられる。数平均分子量は1000〜
100000の範囲のものが好ましい。
【0037】また、本発明の塗料組成物は、水性塗料組
成物であることが好ましく、そのためには水性のバイン
ダー成分を用いることが好ましい。水性のバインダー成
分は、上記した種々のバインダー成分中にカルボキシル
基を含有せしめ、係るカルボキシル基を塩基性物質で部
分的あるいは、完全に中和して、水性媒体に溶解もしく
は分散せしめれば良い。塩基性物質としては、カルボキ
シル基のプロトンを享受できるものであれば良いが、好
ましくは、1級、2級、3級アミノ基のいずれを有する
有機アミン類でも良い。例えばアンモニア、モノエタノ
ールアミン、ジエチルアミン、ジエタノールアミン、ト
リエチルアミン、トリエタノールアミン等が挙げられ、
これらは1種または2種以上の混合物として用いられ
る。
【0038】上記水性媒体とは、水又は水と親水性溶剤
との混合物が挙げられる。親水性溶剤としては、グリコ
ール類、アルコール類、アミド類等が挙げられる。グリ
コール類としては、エチレングリコール、プロピレング
リコール等のアルキレングリコール類、エチルセロソル
ブ、ブチルセロソルブ、プロピレングリコール等のモノ
アルキレングリコ−ルのモノアルキルエーテル類、ジエ
チレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレング
リコールモノメチルエーテル等のジアルキレングリコー
ルのモノアルキルエーテル類が挙げられる。アルコール
類としては炭素数が1〜8のアルキルアルコール、炭素
数が1−12のアルキルジアルコール等が挙げられる。
アミド類としては、N,N−ジメチルホルムアミド、ア
セトアミド、N- メチル−2−ピロリドン、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミド等が挙げられる。これらは1種また
は2種以上の混合物として用いられる。
【0039】さらに本発明のバインダー成分としては、
紫外線若しくは電子線で硬化し得るバインダー成分、又
は紫外線若しくは電子線で硬化し得るバインダー成分と
その他のバインダー成分との混合物を用いることができ
る。紫外線若しくは電子線で硬化し得るバインダー成分
としては、紫外線照射若しくは電子線照射により発生し
たラジカルやカチオン種と反応し得る官能基を一分子中
に一個以上有する化合物であれば、モノマー、オリゴマ
ー、ポリマー等、特に制限なく使用できる。
【0040】ラジカル重合し得る成分のうち、単官能の
モノマーとしては、(メタ)アクリル酸、(メタ)アク
リル酸のアルキルエステル、ヒドロキシ(メタ)アルキ
ルアクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、ア
クリルアミド、3−クロロ−2−ヒドロキシプロピルメ
タクリレート等の(メタ)アクリル系モノマーや、イタ
コン酸、スチレン、N−ビニルピロリドン等のビニル系
モノマー等が挙げられる。ラジカル重合し得る成分のう
ち、多官能のモノマーとしては、トリエチレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA型エポキ
シの(メタ)アクリル酸付加物等の(メタ)アクリル系
化合物や、ジビニルケトン、ジビニルベンゼン等の2官
能ビニル化合物等が挙げられる。
【0041】カチオン重合し得るモノマーのうち単官能
のものとしては、ラウリルアルコールのグリシジルエー
テル等が挙げられる。また、カチオン重合し得るモノマ
ーのうち、多官能の脂環式エポキシ化合物としては、
3,4−エポキシシクロヘキシルメチル−3,4−エポ
キシシクロヘキサンカルボキシレート等が挙げられる。
【0042】バインダー成分を熱や、紫外線、電子線等
で硬化させる際の硬化助剤としては、プロトン系酸触媒
またはそのアミンブロック剤及び/又はカチオン系酸触
媒及び/又はラジカル系触媒が使用できる。プロトン系
触媒としては、P−トルエンスルホン酸、ドデシルベン
ゼンスルホン酸、ジノリルナフタレンスルホン酸及び又
はそのアミンブロック剤等が挙げられる。カチオン系触
媒としては、トリアリルスルホニウム塩、ヘキサフルオ
ロアンチモネート塩、ヘキサフルオロフォスフェート塩
等が挙げられる。ラジカル系触媒としては、2−ヒドロ
キシ−2−メチル−1−フェニル−プロパノン、2−メ
チル−1−メチルチオフェニル−2−モンフォリノプロ
パノン等が挙げられる。これらの触媒は、樹脂固形分1
00部に対して0.01〜10部添加することができ
る。
【0043】本発明の塗料組成物は、平滑な塗膜を得る
ために必要に応じて、バインダー成分の溶解性や反応性
等を考慮した溶剤で希釈する事も可能である。例として
は、水や、アンモニアまたはジエタノールアミン等のア
ミン類、酢酸またはイソ酪酸等の酸類、ブタノールまた
はシクロヘキサノール等のアルコール類、ブチルセロソ
ルブまたはブチルカルビトール等のグリコールエーテル
類、メチルエチルケトンまたはイソホロン等のケトン
類、トルエンまたはソルベッソ150(丸善石油化学
(株))等の芳香族類、パラフィン系等の脂肪族類、酢
酸エチルまたはセロソルブアセテート等の酢酸エステル
類、メチレンクロライドまたは1、1、1−トリクロロ
エタン等の塩素類、エチレンカーボネートまたはプロピ
レンカーボネート等の炭酸エステル類、N−メチルピロ
リドンまたはN、N−ジメチルホルムアミド等のアミド
類が挙げられる。
【0044】本発明の塗料組成物には、必要に応じて一
般的に用いられている従来公知のレベリング剤、増粘
剤、消泡剤、潤滑剤、酸化防止剤等の添加剤、硫酸バリ
ウム、キナクリドン等の無機または有機顔料その他充填
剤を添加することができる。
【0045】本発明の塗料組成物は、フローコート、ロ
ールコート、スプレー、刷毛塗り等の種々の塗装方法に
よって塗装することができるが、特にロールコート、中
でもシートコートに好適に供される。
【0046】本発明の塗料組成物は、金属やプラスチッ
クフィルム被覆金属に用いられることが好ましい。金属
としては、冷延鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム合
金板等の鉄やアルミニウム等が挙げられる。これらの金
属板は、板厚0.01〜2.0mmのものが好ましく、
クロム、錫、亜鉛、ニッケル等の無機金属、又は複合物
をメッキしたり、蒸着したり、アクリル樹脂等の有機物
の1種又は2種以上を塗装したり、さらには、ジルコニ
ウム、アルマイト、リン酸処理等が施されていてもよい
【0047】プラスチックフィルムとしては、ポリエチ
レンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレー
ト等のポリエステルフィルムが挙げられる。プラスチッ
クフィルム被覆金属は、これらのプラスチックフィルム
を、上記の金属にラミネートしても良いし、プラスチッ
クの溶融物を直に上記の金属上に押し出しても良い。
【0048】本発明の塗料組成物は、種々の条件で硬化
できる。例えば、熱硬化の場合100〜250℃で10
秒〜20分、紫外線硬化の場合20〜80mJ/c
2 、 電子線硬化の場合10〜100kGyであり、ま
たこれらを適宜組み合わせて硬化しても良い。
【0049】
【実施例】
製造例1 アクリル樹脂(A1)の製造 温度計、撹拌機、還流冷却機、滴下ロ−ト、窒素導入管
を備えたフラスコに、ブチルセロソルブ254部を入れ
105℃に昇温し、そこへエチルアクリレート210
部、ブチルアクリレート140部、スチレン140部、
メチルメタクリレート70部、2−ヒドロキシアクリレ
ート70部、アクリル酸70部、パーブチル0(重合開
始剤:日本油脂社製商品名)42部の混合物を4時間か
けて滴下した。反応温度を105−110℃に保ち、重
合を終了し、固形分70%のアクリル樹脂(A1)溶液
を得た。
【0050】製造例2 アクリル樹脂(A2)の製造 製造例1と同様にして固形分70%のアクリル樹脂(A
1)溶液を得、この樹脂溶液に、N,N−ジメチルアミ
ノエタノール(以下DMAEと略す)87部を加えて中
和し、脱イオン水80部を加えて、固形分60%のアク
リル樹脂(A2)溶液を得た。
【0051】製造例3 ポリエステル樹脂(B1)の
製造 製造例1と同様の装置に、ヤシ油脂肪酸255部、無水
フタル酸351部、エチレングリコール221部を仕込
み、210℃に加熱した。酸価が5以下になるまで反応
せしめてから、冷却し、120℃において無水トリメリ
ット酸173部を添加し、170℃に加熱し、酸価が6
0になるまで反応応せしめ、ポリエステル樹脂(B1)
を得た。
【0052】製造例4 ポリエステル樹脂(B2)の
製造 製造例3と同様にしてポリエステル樹脂(B1)を得、
この樹脂に、ブチルセロソルブ200部、DMAE10
6部、蒸留水360部を添加し、固形分60%のポリエ
ステル樹脂(B2)溶液を得た。
【0053】実施例1 固形分の重量でアクリル樹脂(A1)40部、ポリエス
テル樹脂(B1)30部、数平均分子量380のテトラ
メトキシベンゾグアナミン樹脂30部、酸触媒のP−ト
ルエンスルホン酸0.5部、シリコーン系消泡剤0.5
部の混合物に表1に示す二酸化チタン(C1)100部
を混合し、分散機で良く分散させた。
【0054】実施例2〜5,比較例1〜3 バインダー成分及び表1に示す二酸化チタンを表2に示
す組成(固形分)で配合し、実施例1と同様にして塗料
組成物を作製した。
【0055】実施例6 固形分の重量でポリエステル樹脂(B1)40部、エピ
コート828(ビスフェノールA型エポキシ樹脂:油化
シェルエポキシ(株)製)のアクリル酸付加物(M1)
20部、ジビニルベンゼン(M2)20部、2−フェノ
キシエチルアクリレート(M3)20部、ラジカル開始
剤の2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロパ
ン−1−オン3部、シリコーン系消泡剤0.5部を混合
し、分散機で良く分散させ塗料組成物を作製した。
【0056】各塗料組成物の特性(固形分、粗大粒子
径、TI値)、及び各塗料組成物を板厚0.22mmの
ティンフリースチール板に硬化塗膜が100mg/dm
2 になるようにシートコートした際の塗装面の裏面の汚
れ具合を目視で評価した。
【0057】塗料特性試験 ・分散性 ツブゲージ(東洋精機社製)にて塗料組成物中の最大の
粗大粒子径を求めたた。 ・TI値 E型粘度計(東京計器社製)にて、1rpm時の粘度と
10rpm時の粘度とを求め、TI値=1rpm時の粘
度/10rpm時の粘度を求めた。
【0058】・裏面汚し ○・・・白く汚れていない。 △・・・少し白く汚れている。 ×・・・かなり白く汚れている。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】
【0061】
【発明の効果】本発明によりシートコート適性に極めて
優れた塗料組成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シートコートの側面図(模式図)
【符号の説明】
1・・・シート 2・・・アプリケーションロール 3・・・バックアップロール 4・・・ドクターブレード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バインダー成分と、平均粒子径が0.2
    5μm以上で0.2μm以下の粒子数が全粒子数の15
    %以下であり、前記バインダー成分を0.5重量%以上
    吸着する二酸化チタンとを含有することを特徴とする塗
    料組成物。
  2. 【請求項2】 二酸化チタンが、平均粒子径0.35μ
    m以下であり、バインダー成分を10重量%以下吸着す
    ることを特徴とする請求項1記載の塗料組成物。
  3. 【請求項3】 二酸化チタンの比表面積が8〜40m2
    /gであることを特徴とする請求項1または2記載の塗
    料組成物。
  4. 【請求項4】 塗料組成物中の二酸化チタンを含有する
    粗大粒子の粒子径が20μm以下であることを特徴とす
    る請求項1ないし3いずれか記載の塗料組成物。
  5. 【請求項5】 回転数Arpm で求めた粘度をηA 、回転
    数A×10rpm で求めた粘度をηB とした時、TI値=
    ηA /ηB =1〜2であることを特徴とする請求項1な
    いし4いずれか記載の塗料組成物。
  6. 【請求項6】 バインダー成分が、アクリル系樹脂、エ
    ポキシ樹脂、アミノ樹脂、ポリエステル樹脂からなる群
    より選ばれる少なくとも1種以上であることを特徴とす
    る請求項1ないし5いずれか記載の塗料組成物。
  7. 【請求項7】 バインダー成分が、水性であることを特
    徴とする請求項1ないし6いずれか記載の塗料組成物。
  8. 【請求項8】 バインダー成分が、紫外線若しくは電子
    線で硬化し得るバインダー成分、又は紫外線若しくは電
    子線で硬化し得るバインダー成分とその他のバインダー
    成分との混合物であることを特徴とする請求項1ないし
    5いずれか記載の塗料組成物。
  9. 【請求項9】 シートコート用塗料であることを特徴と
    する請求項1ないし8いずれか記載の塗料組成物。
  10. 【請求項10】 金属用またはプラスチックフィルム被
    覆金属用であることを特徴とする請求項1ないし9いず
    れか記載の塗料組成物。
  11. 【請求項11】 金属が、鉄またはアルミニウムである
    ことを特徴とする請求項10記載の塗料組成物。
  12. 【請求項12】 プラスチックフィルムが、ポリエステ
    ルフィルムであることを特徴とする請求項10または1
    1記載の塗料組成物。
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