JPH10164506A - 信号送出装置、符号化装置及び記録媒体 - Google Patents

信号送出装置、符号化装置及び記録媒体

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Publication number
JPH10164506A
JPH10164506A JP31836196A JP31836196A JPH10164506A JP H10164506 A JPH10164506 A JP H10164506A JP 31836196 A JP31836196 A JP 31836196A JP 31836196 A JP31836196 A JP 31836196A JP H10164506 A JPH10164506 A JP H10164506A
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JP
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Application number
JP31836196A
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English (en)
Inventor
Akihiko Tao
昭彦 田尾
Shigeki Takeuchi
成樹 竹内
Shina Ueno
詩奈 上野
Yoko Komori
陽子 小森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】テレビジヨン放送システムの使い勝手を向上さ
せ得る信号送出装置、符号化装置及び記録媒体を実現し
難かつた。 【解決手段】映像信号を符号化するためのプログラムを
設定する際、指定された映像信号の符号化の開始点から
終了点までの符号化時間を、所定フレーム未満の端数は
切り捨て、かつ所定フレーム以上の端数は繰り上げるよ
うにして所定単位で演算して表示手段に表示すると共
に、このとき端数を切り捨てることにより算出した符号
化時間が表示手段に表示されている状態において所定の
ボタンが操作されると、当該端数を繰り上げることによ
り算出される符号化時間を表示手段に表示する一方、端
数を繰り上げることにより算出した符号化時間が表示手
段に表示されている状態においてボタンが操作される
と、当該端数を切り捨てることにより算出される符号化
時間を表示手段に表示する制御手段を設けるようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。
【0002】発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 発明の実施の形態 (1)実施例によるテレビジヨン放送システムの全体構
成(図1) (2)CMインサーシヨン装置の構成(図2) (3)エンコード制御部の構成(図2及び図3) (4)エンコーダ部の構成(図2〜図4) (5)エンコード制御部のCPUの処理 (5−1)各種メニユープログラムの流れ(図4及び図
5) (5−2)エンコードリスト作成画面でのCPUの処理
(図2、図4及び図6) (5−3)エンコード画面でのCPUの処理(図2、図
4及び図7) (5−4)エンコードリスト画面でのCPUの処理(図
2、図4及び図8) (5−5)ライブエンコード画面でのCPUの処理(図
2、図4及び図9) (5−6)ユーテイリテイメインメニユーでのCPUの
処理(図2〜図6、図10〜図12) (6)実施例の動作及び効果(図2〜図12) (7)他の実施例 発明の効果
【0003】
【発明の属する技術分野】本発明は信号送出装置、符号
化装置及び記録媒体に関し、例えばCATV(Cable Te
levision)用のテレビジヨン放送システムに適用して好
適なものである。
【0004】
【従来の技術】従来、この種のテレビジヨン放送システ
ムとして、第1の記録媒体に記録された番組の映像信号
及び音声信号を予め設定された番組送出プログラムに従
つて再生して出力する番組出力部の当該出力と、第2の
記録媒体に圧縮符号化して記録されたCM(コマーシヤ
ル)の映像信号及び音声信号を予め設定されたCM送出
プログラムに従つて再生して出力するCMインサーシヨ
ン装置の当該出力とを順次切り換えながら外部に送出す
ることにより、番組の合間にCMが挿入されてなるテレ
ビジヨン放送を行い得るようになされたものがある。
【0005】この場合かかる構成のテレビジヨン放送シ
ステムでは、CMの提供会社や広告代理店から1本又は
複数本ずつビデオテープに記録されて供給されるCMの
映像信号及び音声信号を、依頼された放送時間(例えば
15秒)に編集して上述の第2の記録媒体に記録する機能
がCMインサーシヨン装置に設けられている。
【0006】実際上このCMインサーシヨン装置では、
ビデオテープに記録された各CMの映像信号(及び音声
信号)をビデオテープレコーダにより順次再生し、得ら
れた映像信号に基づく映像をモニタに表示することによ
り、オペレータが当該モニタを目視しながら各CMの映
像信号及び音声信号に対するエンコードの開始点(以
下、これをエンコード開始点と呼ぶ)及びエンコードの
終了点(以下、これをエンコード終了点と呼ぶ)等を入
力し、エンコードプログラムを作成し得るようになされ
ている。
【0007】なおこのときCMインサーシヨン装置で
は、オペレータにより指定入力されたエンコード開始点
及びエンコード終了点と、このときビデオテープレコー
ダから供給されるそのビデオテープに記録されたタイム
コードとに基づいてエンコードの開始から終了までの時
間を1秒単位で算出し、得られた時間(以下、これをエ
ンコード時間と呼ぶ)をプログラムの1つのデータとし
て記憶する。
【0008】さらにこのCMインサーシヨン装置では、
このようにして作成されたプログラムに従つて、そのビ
デオテープに記録された各CMの映像信号及び音声信号
を指定されたエンコード開始点からエンコード時間分だ
けエンコードし、かくして得られたエンコードデータを
上述のように第2の記録媒体に記録する一方、この後こ
のようにして第2の記録媒体に記録したCMのエンコー
ドデータを上述のようにCM送出プログラムに従つて再
生し、デコードして出力するようになされている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで放送局では、
通常、番組の合間に挿入する1回のCMの放送時間枠
(以下、これをCM放送時間枠と呼ぶ)が番組編集プロ
グラムにより予め決められており、この1回のCM放送
時間枠内に複数本のCMを放送するようになされてい
る。
【0010】この場合各CM放送時間枠は、CMの提供
会社や広告代理店から依頼された時間に基づいて、その
CM放送時間枠内で放送する各CMの時間を積算するこ
とにより決定されている。
【0011】ところが国や地域によつては、依頼される
CMの放送時間に対してその依頼主からビデオテープに
記録されて与えられるCMの映像信号が少ないことがあ
る(多くは依頼された時間よりも長い)。
【0012】このためこのような場合には、CMの編集
担当者が他の同じCM放送時間枠で放送予定のCMに対
する映像信号のエンコード時間をその分長めに設定する
などして、トータルでのエンコード時間を決められたC
M放送時間枠内に収めていたが、このような調整作業は
非常に煩雑であつた。
【0013】従つて、例えばビデオテープに記録された
CMのエンコード時間を容易に設定し、調整することが
できれば、このような調整作業を容易化し、かくするに
つきテレビジヨン放送システムの使い勝手を向上させ得
るものと考えられる。
【0014】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、テレビジヨン放送システムの使い勝手を向上させ得
る信号送出装置、符号化装置及び記録媒体を提案しよう
とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、信号送出装置及び符号化装置にお
いて、記録媒体にタイムコードと共に記録された映像信
号を符号化するためのプログラムを設定する際、記録媒
体から映像信号及びタイムコードが再生されている状態
において、指定された映像信号の符号化の開始点から指
定された符号化の終了点までの時間でなる符号化時間
を、所定フレーム未満の端数は切り捨て、かつ所定フレ
ーム以上の端数は繰り上げるようにして所定単位で演算
して表示手段に表示すると共に、このとき端数を切り捨
てることにより算出した符号化時間が表示手段に表示さ
れている状態において所定のボタンが操作されると、当
該端数を繰り上げることにより算出される符号化時間を
表示手段に表示する一方、端数を繰り上げることにより
算出した符号化時間が表示手段に表示されている状態に
おいてボタンが操作されると、当該端数を切り捨てるこ
とにより算出される符号化時間を表示手段に表示する制
御手段を設けるようにした。
【0016】この結果この信号送出装置及び符号化装置
では、オペレータが符号化時間を柔軟に設定することが
できる。
【0017】また本発明においては、記録媒体から映像
信号及びタイムコードが再生されている状態において、
タイムコードに基づいて、指定された映像信号に対する
符号化の開始点及び符号化の終了点までの時間でなる符
号化時間を、所定フレーム未満の端数は切り捨て、かつ
所定フレーム以上の端数は繰り上げるようにして所定単
位で演算し、演算結果を表示手段に表示させるステツプ
と、端数を切り捨てるようにして算出した符号化時間が
表示手段に表示されている状態において所定のボタンが
操作されると、当該端数を繰り上げるようにして算出さ
れる符号化時間を表示手段に表示させる一方、端数を繰
り上げるようにして算出した符号化時間が表示手段に表
示されている状態においてボタンが操作されると、当該
端数を切り捨てるようにして算出される符号化時間を表
示手段に表示させるステツプとを有するプログラムを記
録媒体に記録するようにした。
【0018】この結果オペレータが符号化時間を柔軟に
設定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0020】(1)実施例によるテレビジヨン放送シス
テムの全体構成 図1において、1は全体として本発明を適用したテレビ
ジヨン放送システムを示し、複数チヤンネル分(この実
施例では6チヤンネル分)のカートマシン2A〜Fと、
各カートマシン2A〜2Fにそれぞれ対応して設けられ
た制御部3A〜3Fと、CMインサーシヨン装置4とか
ら構成されている。
【0021】この場合各制御部3A〜3Fは、それぞれ
予め入力された番組編成プログラムに従つて対応するカ
ートマシン2A〜2Fに制御信号S1A〜S1Fを送出
する。
【0022】各カートマシン2A〜2Fは、供給される
制御信号S1A〜S1Fに基づいて、番組放送時間中は
指定されたビデオテープから指定された番組の映像及び
音声信号VA1 〜VA6 を再生し、これを内蔵されたス
イツチヤ(図示せず)を介して外部に出力する。
【0023】また各カートマシン2A〜2Fは、供給さ
れる制御信号S1A〜S1Fに基づいて、それぞれCM
の挿入開始時刻の所定時間前(1秒ないし2秒前)にな
ると、トリガ信号でなるGPI(General Perpose Inte
rface )信号S2A〜S2FをCMインサーシヨン装置
4に送出する。
【0024】CMインサーシヨン装置4は、GPI信号
2A〜2Fが与えられると、各チヤンネル毎に予め設定
されたCMの送出プログラムリスト(以下、これをプレ
イリストと呼ぶ)のうちの対応するプレイリストに従つ
て、対応するCMの映像及び音声信号CVA1 〜CV6
を設定された時刻から再生し、これを対応するカートマ
シン2A〜2Fに出力する。
【0025】このときカートマシン2A〜2Fは、CM
の挿入時間中はCMインサーシヨン装置4から供給され
る映像及び音声信号CVA1 〜CAV6 を選択するよう
にスイツチヤを切り換えており、かくしてこれを外部に
送出する。
【0026】これによりこのテレビジヨン放送システム
1では、予め設定された番組編成プログラムに基づい
て、各チヤンネル毎に、予め設定された時刻に予め設定
された番組の映像及び音声信号VA1 〜VA6 と、予め
設定されたCMの映像及び音声信号CAV1 〜CAV6
とを順次切り換えながら送出し得、かくして番組の合間
にCMが挿入されてなるテレビジヨン信号を複数チヤン
ネルで並列的に出力し得るようになされている。
【0027】(2)CMインサーシヨン装置の構成 ここでCMインサーシヨン装置4は、図2に示すよう
に、例えばビデオテープに記録されて供給されるCMの
映像及び音声信号を予め設定されたプログラムリスト
(以下、これをエンコードリストと呼ぶ)に従つて圧縮
符号化し、多重化するエンコード処理部10と、かくし
て得られた各CMのエンコードデータを順次ハードデイ
スクに記録して保持すると共に、当該保持したCMのエ
ンコードデータを各チヤンネル毎に対応するプレイリス
トに従つて指定された時刻に再生し、デコードして出力
するプレイアウト部11と、各チヤンネル毎にCMの送
出状態をモニタリングするためのモニタリング部12
と、プレイリストを作成するためのプレイリスト作成部
13とから構成されている。
【0028】この場合エンコード処理部10において
は、エンコード制御部20の制御のもとに、ビデオテー
プに記録された各CMの映像及び音声信号をビデオテー
プレコーダ21により再生し、得られた映像音声信号に
基づく映像及び音声をそれぞれモニタ22に表示し、又
はスピーカ23から放音し得るようになされ、これによ
りオペレータが映像及び音声を確認しながらビデオテー
プに記録された各CMのエンコードの開始点及び終了
点、ID(以下、これをクリツプIDと呼ぶ)及びタイ
トル等をエンコード制御部10に入力し、エンコードリ
ストを作成し得るようになされている。
【0029】またエンコード処理部10においては、こ
のようにして作成されたエンコードリストに従つて、エ
ンコード制御部20の制御のもとに、ビデオテープに記
録された各CMの映像及び音声信号をビデオテープレコ
ーダ21により再生し、これらをエンコーダ部24にお
いて圧縮符号化し、多重化する一方、かくして得られた
各CMのエンコードデータD1をプレイアウト部11の
ビデオサーバ25に送出する。
【0030】このときエンコード処理部10には、ハー
ドデイスク装置でなるライブラリユニツト26と、カセ
ツトテープレコーダでなるストリーマ27とが設けられ
ており、エンコード制御部20の制御のもとに、エンコ
ーダ部24から出力される各CMのエンコードデータD
1をライブラリユニツト26に一時保持し、又はストリ
ーマ27を介してカセツトテープに記録し得るようにな
されている。
【0031】一方プレイアウト部11においては、エン
コード制御部20からインサーネツト28を介して与え
られる制御信号に基づいて、プレイアウト制御部29の
制御のもとに、エンコード処理部10のエンコーダ部2
0からビデオサーバ25に供給される各CMのエンコー
ドデータD1を当該ビデオサーバ25に接続されたハー
ドデイスク装置でなる複数のメデイアユニツト30A〜
30Gのうちの指定されたメデイアユニツト30A〜3
0Gに与え、これをハードデイスクに記録させる。
【0032】またプレイアウト部11においては、プレ
イアウト制御部29の制御のもとに、オペレータにより
予め設定された各チヤンネル毎のプレイリストに従い、
各カートマシン2A〜2Fから供給されるGIP信号S
2A〜S2Fに応動して、対応するメデイアユニツト3
0A〜30Gから対応するCMのエンコードデータD1
を読み出し、これをビデオサーバ25においてデコード
した後、得られた映像及び音声信号CVA1 〜CVA6
を上述のように対応するカートマシン2A〜2F(図
1)に送出する。
【0033】さらにプレイアウト部11においては、プ
レイアウト制御部29の制御のもとに、エンコード処理
部10のストリーマ27によりカセツトテープに記録さ
れたCMのエンコードデータD1をストリーマ31によ
り再生し、これをビデオサーバ25を介してオペレータ
により指定されたメデイアユニツト30A〜30Fに与
え、ハードデイスクに記録する。
【0034】これに対してモニタリング部12は、各チ
ヤンネルにそれぞれ対応して設けられた複数のパーソナ
ルコンピユータ32A〜32Fから構成されている。
【0035】この場合各パーソナルコンピユータ32A
〜32Fは、それぞれインサーネツト28を介してプレ
イアウト部11のプレイアウト制御部29から所望チヤ
ンネルのプレイリストのデータを読み出し、これをCR
T画面上に表示し得るようになされており、これにより
オペレータが各チヤンネル毎のCMの送出状態を管理し
得るようになされている。
【0036】また各パーソナルコンピユータ32A〜3
2Fには、それぞれプレイリストを作成するためのプロ
グラム及びプレイリストを編集するためのプログラム等
が搭載されており、かくしてオペレータがこれら各パー
ソナルコンピユータ32A〜32Fを介してプレイリス
トを作成し、又はプレイアウト部11のプレイアウト制
御部29に入力されたプレイリストを編集し得るように
なされている。
【0037】一方プレイリスト作成部13は、プレイリ
ストを作成するためのプログラムが搭載されたパーソナ
ルコンピユータ13でなり、当該プログラムに基づいて
オペレータが所望のプレイリストを作成し得るようにな
されている。またプレイリスト作成部13は、作成され
たプレイリストのデータをフロツピイデイスクに記録し
得るようになされ、これによりオペレータが作成したプ
レイリストのデータをフロツピイデスイクを介してプレ
イアウト部11のプレイアウト制御部29に供給し得る
ようになされている。
【0038】(3)エンコード制御部の構成 ここで実際上エンコード処理部10のエンコード制御部
20は、図3に示すように、CPU(Central Processi
ng Unit )40、ROM(Read Only Memory)41、R
AM(Random Access Memory)42、VRAM(Video
RAM)43、がシステムバス51に接続されると共
に、当該システムバスにキーボードインターフエース4
4、マウスインターフエース45、シリアルインターフ
エース46、パラレルインターフエース47、SCSI
(Small Computer Systems Interface)インターフエー
ス48、デイジタルアナログコンバータ49又はインサ
ーネツトインターフエース50をそれぞれ介してキーボ
ード52、マウス53、エンコーダ部24、プリンタ5
4、ハードデイスク55、CRT(Cathode Ray Tube)
56並びにプレイアウト制御部29及びモニタリング部
12の各パーソナルコンピユータ32A〜32Fが接続
されることにより構成されている。
【0039】この場合CPU40は、システムバス51
及びSCSLインターフエース48を介してハードデイ
スク55からプログラムを読み出し、これをRAM42
の所定領域内に格納する一方、RAM42に書き込んだ
各種データを必要に応じてシステムバス51及びSCS
Iインターフエース48を順次介してハードデイスク5
5に記録し得るようになされている。
【0040】またCPU40は、RAM42に格納した
プログラムに基づき得られる画像データをVRAM43
に格納する一方、当該VRAM43に格納された画像デ
ータを定期的に読み出し、これをデイジタルアナログコ
ンバータ49を介してCRT56に与えることにより、
当該画像データに基づく画像をCRT56上に表示させ
るようになされている。
【0041】さらにCPU40は、オペレータの操作に
応動してマウス53から出力される操作入力信号S11
をマウスインターフエース45を介して順次取り込み、
これに応じた画像データを順次VRAM43に格納する
ことにより、マウス53の操作に応動して移動するよう
なカーソルをCRT56の画面上に表示させる。
【0042】さらにCPU40は、オペレータのキー操
作に応動してキーボード52から出力されるキー入力信
号S12をキーボードインターフエース44を介してR
AM42に取り込み、これに応じた画像データをVRA
M43に格納することにより、入力された数字又は文字
をCRT56の画面上の対応する位置に表示させる。さ
らにCPU40は、VRAM43から格納された画像デ
ータを読み出し、これをパラレルインターフエース47
を介してプリンタ54に与えることにより、CRT56
の画面上に表示された画像と同じ画像をプリンタ54に
プリントさせ得るようになされている。
【0043】さらにCPU40は、シリアルインターフ
エース部46を介してエンコーダ部24と交信し得るよ
うになされ、かくして必要に応じてエンコーダ部24を
制御し、かつエンコーダ部24から供給されるデータを
取り込み得るようになされている。
【0044】さらにCPU40は、イーサネツトインタ
ーフエース50を介してプレイアウト部11のプレイア
ウト制御部29と交信し得るようになされ、かくして必
要に応じてプレイアウト制御部29に対してデータを送
信し、及び当該プレイアウト制御部29に制御信号を与
えてこれを制御し得るようになされている。
【0045】(4)エンコーダ部の構成 一方エンコーダ部においては、図4に示すように、マイ
クロコンピユータ構成のペリフエラルデバイス制御部6
0と、映像データエンコード部61と、音声データエン
コード部62と、多重化部63と、MPEG2ビツトス
トリームデータデコード部64とがシステムバス65に
接続されることにより構成されている。この場合ペリフ
エラルデバイス制御部60は、エンコード制御部20か
ら供給される制御信号に基づいてビデオテープレコーダ
21を駆動制御する。
【0046】また映像データエンコード部61は、ペリ
フエラルデバイス制御部60の制御のもとに、ビデオテ
ープレコーダ21から第1の映像入力端子に供給される
映像信号V1又は外部機器(図示せず)から第2の映像
入力端子に供給される映像信号V2をMPEG2規格に
従つてエンコードし、かくして得られた画像符号化デー
タVE1を多重化部63に送出する。
【0047】音声データエンコード部62は、ペリフエ
ラルデバイス制御部60の制御のもとに、ビデオテープ
レコーダ21から第1の音声入力端子に供給される音声
信号A1又は外部機器(図示せず)から第2の音声入力
端子に供給される音声信号A2をMPEG1規格に従つ
てエンコードし、かくして得られた音声符号化データA
E1を多重化部63に送出する。
【0048】多重化部63は、ペリフエラルデバイス制
御部60の制御のもとに、供給される画像符号化データ
VE1及び音声符号化データAE1を多重化し、かくし
て得られたエンコードデータD1をデータバス65に出
力する。
【0049】MPEG2ビツトストリームデータデコー
ド部64は、ペリフエラルデバイス制御部60の制御の
もとに、多重化部63からシステムバス65に出力され
たエンコードデータD1を取り込み、これを画像符号化
データ及び音声符号化データに分離した後、これらをそ
れぞれデコードする。またMPEG2ビツトストリーム
データデコード部64は、かくして得られた映像信号V
3及び音声信号A3をそれぞれモニタ22又はオーデイ
オアンプ66に送出することにより、当該映像信号V3
に基づく映像をモニタ22に表示させ、かつ音声信号A
3に基づく音声をスピーカ23から放音させる。
【0050】さらにペリフエラルデバイス制御部60
は、エンコード制御部20の制御のもとに、多重化部6
3からシステムバス65に出力されたエンコードデータ
D1を取り込み、これを予めエンコード制御部20によ
り設定されたライブラリユニツト26又はプレイアウト
部11のビデオサーバ25に送出する。
【0051】このようにしてこのエンコーダ部24にお
いては、エンコード制御部20の下に、ビデオテープレ
コーダ21から出力されるビデオテープから再生された
CMの映像信号V1及び音声信号A1や、外部機器から
供給される映像信号V2及び音声信号A2に基づく映像
をモニタ22に表示し、音声をスピーカ23から放音さ
せ得る一方、これら映像信号V1、V2及び音声信号A
1、A2を符号化し、多重化してエンコードデータD1
として指定されたライブラリユニツト26又はプレイア
ウト部11のビデオサーバ25に送出し得るようになさ
れている。
【0052】(5)エンコード制御部のCPUの処理 (5−1)各種メニユープログラムの流れ ここでこの実施例のエンコード制御部20の場合、ハー
ドデイスク55には、エンコードリストを作成するたた
めのプログラムや、当該エンコードリストに従つてエン
コーダ部24にエンコード動作を実行させるためのプロ
グラム等の各種プログラムからなるソフトウエアが格納
されている。
【0053】この場合CPU40は、各プログラムの実
行時には、当該プログラムに対応する所定のメニユー画
面をCRT56に表示するようになされている。この場
合各プログラムのメニユー画面(すなわち各種プログラ
ム)は図5に示すような流れで呼び出すことができ、か
くしてオペレータが当該流れに従つて所望のプログラム
をCPU40に実行させることができると共に、この際
CRT56に表示される対応するメニユー画面を目視確
認しながら必要なコマンド等を入力し得るようになされ
ている。
【0054】(5−2)エンコードリスト作成画面での
CPUの処理 実際上CPU40は、電源が投入された立ち上がり時、
ROM41に格納されているBIOS(Basic Input/Ou
tput System )に基づいてハードデイスク55から各種
プログラムをRAM42に読み出し、当該プログラムに
基づいてまず図6のような初期メニユー画面70をCR
T56に表示させる。
【0055】この状態においてCPU40は、カーソル
(図示せず)がエンコードマーク71上に移動されてマ
ウス53(図3)がクリツクされると、図7のようなエ
ンコードリスト作成画面80をCRT56に表示させ
る。
【0056】この状態においてCPU40は、キーボー
ド52(図3)を介してオペレータの所望するエンコー
ドリストのリスト名が入力されると、これをリスト名表
示部81に表示させる。
【0057】またCPU40は、カーソルがいずれかの
ビデオ操作用ボタンマーク82A〜82H上に移動され
てマウス53がクリツクされると、エンコーダ部24
(図4)のペリフエラルデバイス制御部60を介してビ
デオテープレコーダ21(図4)を制御することによ
り、指定されたビデオ操作用ボタンマーク82A〜82
Hに応じた動作を当該ビデオテープレコーダ21に実行
させる。
【0058】このときCPU40は、ビデオテープレコ
ーダ21に再生動作や変速再生動作を実行させた場合に
は、エンコーダ部24(図4)のペリフエラルデバイス
制御部60を制御することにより、ビデオテープレコー
ダ21から出力される映像信号及び音声信号に基づく映
像をモニタ22(図4)に表示させ、音声をスピーカ2
3(図4)から放音させる。
【0059】またこのときCPU40は、ビデオテープ
レコーダ21からエンコーダ部24のペリフエラルデバ
イス制御部60を介して供給されるタイムコード(時、
分、秒、フレーム)情報を順次取り込み、これをエンコ
ードリスト作成画面80のタイムコード表示部83に表
示させる。
【0060】さらにCPU40は、ビデオテープレコー
ダ21がビデオテープに記録されているCMの映像及び
音声信号を再生している状態において、カーソルがマー
クインボタンマーク84A上に移動されてマウス53が
クリツクされると、そのときのタイムコードをそのとき
再生しているCMに対するエンコードの開始点としてR
AM42に取り込み、これをエンコードリスト作成画面
80のインタイムコード表示部85Aに表示させる一
方、この後カーソルがアウトボタンマーク84B上に移
動されてマウス53がクリツクされると、そのときのタ
イムコードをそのCMに対するエンコードの終了点とし
てRAM42に取り込み、これをエンコードリスト作成
画面80のマークアウトタイムコード表示部85Bに表
示させる。さらにこの後CPU40は、指定されたエン
コード開始点のタイムコードと、指定されたエンコード
終了点のタイムコードとからそのCMのエンコード時間
を算出してRAM42に格納すると共に、これをエンコ
ードリスト作成画面80のデユレーシヨン表示部86に
表示させる。
【0061】なおこの際CPU40は、算出結果として
15フレーム未満の端数がでたときには、当該端数フレー
ムを切り捨てた時間をデユレーシヨン表示部86に表示
させると共に、その横に調整用ボタンマーク87を表示
させ、かつ当該調整用ボタンマーク87上に「+1」を
表示させる。またCPU40は、算出結果として15フレ
ーム以上の端数がでたときには、当該端数フレームを切
り上げることにより算出された時間をデユレーシヨン表
示部86に表示させると共に、その横に調整用ボタンマ
ーク87を表示させ、かつ当該調整用ボタンマーク87
上に「−1」を表示させる。さらにCPU40は、算出
結果として端数フレームがでなかつたときには、調整用
ボタンマーク87をエンコードリスト作成画面80上に
表示させることなく、算出結果をそのままデユレーシヨ
ン表示部86に表示させる。
【0062】さらにCPU40は、調整用ボタンマーク
87上に「+1」が表示された状態において、当該調整
用ボタンマーク87上にカーソルが移動されてマウス5
3がクリツクされると、このときRAM42に格納して
いるエンコード時間を1秒加算した時間に書き換えると
共に、当該書き換えた時間をデユレーシヨン表示部86
に表示させ、かつ調整用ボタンマーク87上に「+1」
に代えて「−1」を表示させる。
【0063】これに対してCPU40は、調整用ボタン
マーク87上に「−1」が表示された状態において、当
該調整用ボタンマーク87上にカーソルが移動されてマ
ウス53がクリツクされると、このときRAM42に格
納しているエンコード時間を1秒減算した時間に書き換
えると共に、当該書き換えた時間をデユレーシヨン表示
部86に表示させ、かつ調整用ボタンマーク87上に
「−1」に代えて「+1」を表示させる。
【0064】さらにCPU40は、この状態においてカ
ーソルがプレビユボタンマーク88上に移動されてマウ
スがクリツクされると、エンコーダ部24のペリフエラ
ルデバイス制御部60を介してビデオテープレコーダ2
1を制御することより、ビデオテープに記録されたその
CMの指定されたエンコード開始点からエンコード時間
の範囲の映像信号及び音声信号を再生させる一方、当該
映像信号に基づく映像をモニタ22に表示させ、かつ当
該音声信号に基づく音声をスピーカ23から放音させ
る。
【0065】これによりこのエンコード制御部20にお
いては、オペレータがCMの指定したエンコード開始点
からエンコード時間の範囲の映像信号及び音声信号に基
づく映像及び音声をエンコード前に予め確認し得るよう
になされている。
【0066】なおCPU40は、このときマウス53が
操作されてカーソルがプレビユ停止用ボタンマーク89
上に移動されてマウス53がクリツクされると、エンコ
ーダ部24のペリフエラルデバイス制御部60を介して
ビデオテープレコーダ21を制御することより、当該ビ
デオテープレコーダ21に再生動作を停止させる。
【0067】さらにCPU40は、キーボード52を介
してそのCMのクリツプID、タイトル及び備考情報が
入力されると、これらをそれぞれRAM42に取り込む
と共に、これらクリツプID、タイトル及び備考情報を
それぞれエンコードリスト作成画面80のクリツプID
表示部90、タイトル表示部91及びデイスクリプシヨ
ン表示部92に表示させる。
【0068】さらにCPU40は、この後カーソルが登
録ボタンマーク93上に移動されてマウス53がクリツ
クされると、このときRAM42に取り込まれているク
リツプID、タイトル、備考情報、エンコード開始点、
エンコード終了点及びエンコード時間の各データをRA
M42内の所定の登録データ記憶領域に移し替え、これ
らをそれぞれエンコードリスト作成画面80のクリツプ
リスト表示部94の対応する表示領域内に表示させる。
【0069】このようにしてこのエンコード制御部20
においては、ビデオテープに記録されたCMのクリツプ
ID、タイトル、備考情報、エンコード開始点、エンコ
ード終了点及びエンコード時間を登録することができ、
この後同様にしてそのビデオテープに記録された各CM
のクリツプID、タイトル、備考情報、エンコード開始
点、エンコード終了点及びエンコード時間を登録し得る
ようになされている。なおCPU40は、カーソルがク
リツプリスト表示部94内の当該クリツプリスト表示部
94に表示されたいずれかのクリツプIDに対応する位
置に移動されてマウス53がクリツクされ、この後カー
ソルがデリートボタンスイツチ95上に移動されて再び
マウス53がクリツクされると、このときRAM42の
登録データ記憶領域に記録されているそのクリツプID
に対応するCMの全てのデータを消去し、かつエンコー
ドリスト作成画面80のクリツプリスト表示部94から
そのCMに対応するクリツプID、タイトル及び備考情
報を消去する。
【0070】さらにCPU40は、この後カーソルがセ
ーブ用ボタンマーク96上に移動されてマウス53のボ
タンがクリツクされると、このときRAM42の登録デ
ータ記憶領域内に記録されている各CMのエンコード開
始点、エコード終了点、エンコード時間、クリツプI
D、タイトル及び備考情報等のデータを、このとき入力
されているそのエンコードリストのリスト名に「.en
c」を付加したフアイル名でハードデイスク55に記録
する。
【0071】このようにしてこのエンコード制御部20
においては、作成されたエンコードリストのデータをフ
アイルとしてハードデイスク55に記録することがで
き、かくして複数のエンコードリストのデータを管理す
ることができるようになされている。
【0072】なおCPU40は、作成されたエンコード
リストがハードデイスクに記録されないまま、カーソル
がメインメニユーボタンマーク97上に移動されてマウ
ス53のボタンがクリツクされると、このエンコードリ
スト作成画面80上に警告用のウインド(図示せず)を
表示させる。またCPU40は、この状態で当該ウイン
ド内の「OK」と表示されたボタンマーク上にカーソル
が移動されてマウス53がクリツクされると、このとき
RAM42の登録データ記憶領域内に記録されている各
CMのエンコード開始点及びエコード終了点等の各種デ
ータをハードデイスク55に記録することなくCRT5
6に初期メニユー画面70(図6)を表示させる。
【0073】(5−3)エンコード画面でのCPUの処
理 一方CPU40は、このエンコードリスト作成画面80
がCRT53に表示された状態において、カーソルがエ
ンコードボタンマーク98上に移動されてマウス53が
クリツクされると、図8のようなエンコード画面110
をCRT56に表示させる。
【0074】このときこのエンコード画面110では、
直前のエンコードリスト作成画面80を用いて作成され
たエンコードリストのリスト名がリスト名表示部111
に表示され、そのエンコードリストを構成する登録され
た各CMのクリツプID、タイトル、エンコード開始
点、エンコード終了点、エンコード時間及び備考情報の
うち、クリツプID、タイトル、エンコード開始点及び
エンコード終了点、エンコード時間がそれぞれクリツプ
データ表示部112の対応する表示領域112A〜11
2E内に表示される。
【0075】またこのエンコード画面110では、予め
設定されたエンコーダ部24(図4)のビデオ入力及び
オーデイオ入力の信号形態名と、ビデオ出力及びオーデ
イオ出力の信号形態名がそれぞれインプツトセレクト表
示部113及びアウトプツトセレクト表示部114に表
示される。
【0076】さらにこのエンコード画面110では、先
行して設定されたエンコーダ部24のデータ送出先の記
録メデイアユニツト名(エンコード処理部10のライブ
ラリユニツト26(図2)又はプレイアウト部11のい
ずれかのメデイアユニツト30A〜30G(図2))が
デバイス指定表示部115に表示される一方、その記録
メデイアユニツトのデータ記録残量時間と、全ての記録
メデイアユニツトのデータ記録残量時間の合計値とがそ
れぞれ残量時間表示部116及びトータル残量時間表示
部117に表示される。
【0077】この状態においてCPU40は、カーソル
がデバイス選定用ボタンマーク118上に移動されてマ
ウス53がクリツクされると、全ての記録メデイアユニ
ツト名が縦方向に列記されてなるウインド(図示せず、
以下、これをデバイス選定用ウインドと呼ぶ)をこのエ
ンコード画面110上に重ねて表示させる。
【0078】またCPU40は、この状態においてカー
ソルがデバイス選定用ウインド内のいずれかの記録メデ
イアユニツト名に対応する位置にまで移動されてマウス
53がクリツクされると、当該デバイス選定用ウインド
を閉じさせ、指定された記録メデイアユニツト名をデバ
イス指定表示部115に表示させる一方、これと同時に
エンコーダ部24のペリフエラルデバイス制御部60に
制御信号を送出して、データ送出先を指定された記録メ
デイアデバイスに設定する。
【0079】なおこのときエンコード画面110の残量
表示部116には、指定された記録メデイアユニツトの
データ記録残量時間が表示される。
【0080】このようにこのエンコード制御部20で
は、エンコード画面110上で容易にエンコーダ部24
のデータ送出先を変更し、設定することができるように
なされている。
【0081】一方CPU40は、この後カーソルがエン
コード開始用スイツチマーク119上に移動されてマウ
ス53がクリツクされると、エンコーダ部24のペリフ
エラルデバイス制御部60を介してビデオテープレコー
ダ21を制御することにより、当該ビデオテープレコー
ダ21に再生動作を実行させる。
【0082】またこれと同時にCPU40は、エンコー
ダ部24のペリフエラルデバイス制御部60(図4)を
制御することにより、当該エンコーダ部24の映像デー
タエンコード部61(図4)及び音声データエンコード
部62(図4)に、ビデオテープレコーダ21から出力
される各CMの映像信号及び音声信号のうち、エンコー
ド開始点として指定されたタイムコードから設定された
エンコード時間の範囲を順次エンコードさせる一方、か
くして得られるエンコードデータD1(図4)を設定し
たライブラリユニツト26又はプレイアウト部11のビ
デオサーバ25に送出させる。
【0083】さらにCPU40は、このとき設定したエ
ンコードデータD1の送出先がプレイアウト部11のい
ずれかのメデイアユニツト30A〜30Gである場合に
は、プレイアウト制御部29を介してビデオサーバ25
を制御し、エンコーダ部24から当該ビデオサーバ25
に供給されるエンコードデータD1を指定されたメデイ
アユニツト30A〜30Gに送出させることにより、こ
れを当該メデアユニツト30A〜30Gのハードデイス
クに記録させる。
【0084】このようにしてこのエンコード制御部20
は、プログラムに基づいてオペレータにより指定された
記録メデイアユニツト(エンコード処理部10のライブ
ラリユニツト26又はプレイアウト部11のいずれかの
メデイアユニツト30A〜30G)のハードデイスクに
記録させるようになされている。
【0085】なおCPU40は、このときエンコード画
面110のストツプボタンマーク120上にカーソルが
移動されてマウス53がクリツクされると、エンコーダ
部24のペリフエラルデバイス制御部60を制御するこ
とにより当該エンコーダ部24にエンコード動作を停止
させると共に、当該ペリフエラルデバイス制御部60を
介してビデオテープレコーダ21を制御することにより
再生動作を停止させ、かつ必要に応じてプレイアウト部
11のプレイアウト制御部29を介してビデオサーバ2
5及び対応するメデイアユニツト30A〜30Gを制御
することによりこれらの動作を停止させる。
【0086】(5−4)エンコードリスト画面でのCP
Uの処理 一方CPU40は、エンコードリスト作成画面80がC
RT56に表示された状態において、カーソルがロード
ボタンマーク99上に移動されてマウス53がクリツク
され、又はエンコード画面110(図8)がCRT56
に表示された状態において、カーソルがロードボタンマ
ーク121上に移動されてマスク53がクリツクされる
と、図9のようなエンコードリストテーブル画面130
をCRT53に表示させる。
【0087】この際CPU40は、ハードデイスク55
に記録されている複数のフアイルの中から最後に「.e
nc」が付加されたフアイルを検索し、得られた各フア
イルのフアイル名を「.enc」を除去して(すなわち
オペレータにより入力されたエンコードリスト名に戻し
て)エンコードリストテーブル画面130のエンコード
リスト名表示部131に列記させる。
【0088】この状態においてCPU40は、カーソル
がエンコードリスト表示部131内の当該エンコードリ
スト表示部131に表示されたいずれかのエンコードリ
スト名に対応する位置にまで移動されてマウス53がク
リツクされると、エンコードリスト表示部131のその
エンコードリストに対応する段を青色に着色させる。ま
たCPU40は、この状態においてカーソルがオープン
ボタンマーク132上に移動されてマウスのボタンがク
リツクされると、ハードデイスク55から指定されたエ
ンコードリストのデータを読み出してRAM42に格納
すると共に、当該読み出したデータに基づいて図8のエ
ンコード画面110をCRT56に表示させる。なおこ
のときのこのエンコード画面56では、指定されたエン
コードリストのリスト名がリスト名表示部111に表示
され、そのエンコードリストを構成する各CMのクリツ
プID、タイトル、エンコード開始点及びエンコード終
了点、エンコード時間がそれぞれクリツプデータ表示部
112の対応する表示領域112A〜112Eに表示さ
れる。
【0089】これに対してCPU40は、エンコードリ
ストテーブル画面130のエンコードリスト表示部13
1の指定されたエンコードリスト名に対応する段が青色
に着色された状態において、カーソルがデリートボタン
マーク133上に移動されてマウス53がクリツクされ
ると、ハードデイスク55に記録されたそのエンコード
リストに対応するフアイルのデータを消去させる。
【0090】さらにCPU40は、エンコードリストテ
ーブル画面130のキヤンセルボタンマーク134上に
カーソルが移動されてマウス53がクリツクされると、
直ちにCRT56にエンコード画面110(図8)を表
示させる。
【0091】(5−5)ライブエンコード画面でのCP
Uの処理 一方CPU40は、エンコードリスト作成画面80(図
7)のライブエンコードボタンマーク100上にカーソ
ルが移動されてマスク53がクリツクされると、図10
のようなライブエンコード画面140をCRT56に表
示させる。
【0092】この場合このライブエンコード画面140
は、上述したエンコーダ部24の第2の映像入力端子及
び第2の音声入力端子に供給されるCMの映像信号及び
音声信号を予めエンコードリストを作成することなくエ
ンコーダ部24に所望状態にエンコードさせるための設
定画面である。
【0093】この場合CPU40は、ライブエンコード
画面140のビデオ入力設定ボタンマーク141上にカ
ーソルが移動されてマウス53がクリツクされると、
「Composite 」及び「Component [DUB] 」等のエンコー
ダ部24のビデオ入力として設定可能な複数の信号形態
名が表記されたウインド(図示せず、以下、これをビデ
オ入力設定ウインドと呼ぶ)をライブエンコード画面1
40上に重ねて表示させる。
【0094】この状態においてCPU40は、カーソル
がビデオ入力設定ウインド内のいずれかの信号形態名上
に移動されてマウス53がクリツクされることにより1
つの信号形態が指定されると、エンコード部24のペリ
フエラルデバイス制御部60に制御信号を送出すること
により当該エンコード部24のビデオ入力を指定された
信号形態に設定すると共に、これと同時にビデオ入力設
定ウインドを閉じさせ、かつ指定された信号形態名をビ
デオ入力表示部142に表示させる。
【0095】またCPU40は、カーソルがオーデイオ
入力設定ボタンマーク143上に移動されてマウス53
がクリツクされると、エンコーダ部24のオーデイオ入
力として設定可能な「ch1/ch2 」及び「ch3/ch4 」等の
入力設定が表記されたウインド(図示せず、以下、これ
をオーデイオ入力設定ウインドと呼ぶ)をライブエンコ
ード画面140上に重ねて表示させる。
【0096】この状態においてCPU40は、カーソル
がオーデイオ入力設定ウインド内のいずれかの入力設定
(すなわち「ch1/ch2 」、「ch3/ch4 」等)上に移動さ
れてマウス53がクリツクされると、エンコード部24
のペリフエラルデバイス制御部60に制御信号を送出す
ることにより当該エンコーダ部24のオーデイオ入力を
指定された入力設定に設定すると共に、これと同時にオ
ーデイオ入力設定ウインドを閉じさせ、かつ指定された
入力設定をオーデイオ入力表示部144に表示させる。
【0097】さらにCPU40は、これと同様にしてエ
ンコーダ部24のビデオ出力及びオーデイオ出力が設定
されると、これらをそれぞれビデオ出力表示部146及
びオーデイオ出力表示部148に表示させる一方、エン
コーダ部24のビデオ出力及びオーデイオ出力をそれぞ
れ指定された出力設定に設定する。
【0098】このようにしてこのエンコード制御部20
では、ライブエンコード画面140を用いてエンコーダ
部24のビデオ入力、オーデイオ入力、ビデオ出力及び
オーデイオ出力を容易に設定することができるようにな
されている。
【0099】さらにCPU40は、このライブエンコー
ド画面140がCRT56に表示されている状態におい
て、キーボード52を介してこれからエンコードしよう
とするCMのクリツプID、タイトル及び備考情報が入
力されると、これらをそれぞれRAM42の登録データ
記憶領域に書き込むと共に、これらクリツプID、タイ
トル及び備考情報をそれぞれライブエンコード画面14
0のクリツプID表示部149、タイトル表示部150
及び備考情報表示部151に表示させる。
【0100】さらにCPU40は、カーソルがデバイス
設定ボタンマーク152上に移動されてマウス53がク
リツクされると、全ての記録メデイアユニツト(エンコ
ード処理部10のライブラリユニツト26及びプレイア
ウト部11の各メデイアユニツト30A〜30G)のユ
ニツト名が表記されたウインド(以下、これをデバイス
設定ウインドと呼ぶ)をライブエンコード画面140上
に重ねて表示させる。CPU40は、この状態において
カーソルがデバイス設定ウインド内のいずれかのユニツ
ト名に対応する位置にまで移動されてマウス53がクリ
ツクされると、エンコーダ部24のペリフエラルデバイ
ス制御部60に制御信号を送出してデータ出力先を指定
された記録メデイアユニツトに設定する一方、これと同
時にデバイス設定ウインドを閉じさせ、かつ指定された
ユニツト名をデバイス設定表示部153に表示させる。
またこの際CPU40は、指定された記録メデイアユニ
ツトのデータ記録残量時間を残量時間表示部154に表
示させる。
【0101】さらにCPU40は、この後スタートボタ
ンマーク155上にカーソルが移動されてマスク53が
クリツクされると、エンコード画面110(図8)のス
タートボタンマーク119がクリツクされたときと同様
に処理することにより、第2の映像入力端子及び第2の
音声入力端子に供給されるCMの映像信号及び音声信号
をエンコーダ部24に圧縮符号化させ、多重化させた
後、かくして得られたエンコードデータD1を指定され
た記録メデイアユニツトのハードデイスクに記録させ
る。
【0102】このようにしてこのエンコード制御部20
においては、第2の映像入力端子及び第2の音声入力端
子に供給されるCMの映像信号及び音声信号を、オペレ
ータがエンコードリストを作成することなく所望状態に
エンコードさせて、指定された記録メデイアユニツトの
ハードデイスクに記録させるようになされている。
【0103】なおCPU40は、このときライブエンコ
ード画面140のストツプボタンマーク156上にカー
ソルが移動されてマウス53がクリツクされると、エン
コード画面110(図8)のストツプボタンマーク12
0がクリツクされたときと同様に処理することにより、
エンコード動作を停止させる。
【0104】さらにこのライブエンコード画面140に
は、エンコードリスト作成画面80(図7)の各ビデオ
操作用ボタンマーク82A〜82Gと同様のビデオ操作
用ボタンマーク157A〜157Hが表示されている。
【0105】この場合CPU40は、いずれかのビデオ
操作ボタンマーク157A〜157H上にカーソルが移
動されてマウス53がクリツクされたときには、エンコ
ードリスト作成画面80(図7)の対応するビデオ操作
用ボタンマーク82A〜82Gがクリツクされたときと
同様にしてビデオテープレコーダ21を制御するように
なされている。
【0106】またライブエンコード画面140には、タ
イムコード表示部158が設けられており、CPU40
は、エンコードリスト作成画面80(図7)のタイムコ
ード表示部86にタイムコードを表示するときと同様に
してビデオテープレコーダ21から供給されるタイムコ
ードを表示するようになされている。
【0107】これによりこのエンコード制御部20にお
いては、ビデオテープレコーダ21の映像出力端子及び
音声出力端子をそれぞれエンコーダ部21の第2の映像
入力端子及び第2の音声入力端子に接続することによつ
て、ビデオテープに記録されて供給されるCMの映像信
号及び音声信号をエンコードリストを作成することなく
エンコード部24にエンコードさせ得るようになされて
いる。
【0108】(5−6)ユーテイリテイメインメニユー
でのCPUの処理 一方CPU40は、CRT56にメインメニユー画面7
0(図6)が表示された状態において、カーソルがユー
テイリテイボタンマーク73上に移動されてマウス53
がクリツクされると、図11のようなユーテイリテイメ
インメニユー画面160を表示させる。
【0109】CPU40は、この状態においてカーソル
が「VST INPUT/OUTPUT」に対応するボタンマーク上に移
動されてマウス53がクリツクされると、図12に示す
ようなウインド(以下、これをインプツト/アウトプツ
ト設定ウインドと呼ぶ)170をユーテイリテイメイン
メニユー画面160に重ねて表示させる。
【0110】この場合このインプツト/アウトプツト設
定ウインド170は、エンコード画面110(図8)の
メニユーでエンコードを実行するときのエンコーダ部2
4のビデオ入力、オーデイオ入力、ビデオ出力及びオー
デイオ出力を設定するためのウインドであり、このイン
プツト/アウトプツト設定ウインド170を用いて指定
されたビデオ入力及びオーデイオ入力がエンコード画面
110(図8)のインプツトセレクト表示部113に表
示され、ビデオ出力及びオーデイオ出力が当該エンコー
ド画面110のアウトプツトセレクト表示部114に表
示される。
【0111】ここでCPU40は、インプツト/アウト
プツト設定ウインド170のビデオ入力設定ボタンマー
ク171上にカーソルが移動されてマウス53がクリツ
クされると、「Composite 」及び「Component [DUB] 」
等のエンコーダ部24のビデオ入力として設定可能な複
数の設定名が表記されたビデオ入力設定ウインド(図示
せず)をインプツト/アウトプツト設定ウインド170
上に重ねて表示させる。
【0112】この状態においてCPU40は、カーソル
がビデオ入力設定ウインド内のいずれかの設定名上に移
動されてマウス53がクリツクされることにより1つの
設定名が指定されると、ビデオ入力設定ウインドを閉じ
させ、かつ指定された設定名をビデオ入力表示部172
に表示させる。
【0113】またCPU40は、カーソルがオーデイオ
入力設定ボタンマーク173上に移動されてマウス53
がクリツクされると、エンコーダ部24のオーデイオ入
力として設定可能な「ch1/ch2 」及び「ch3/ch4 」等の
設定名が表記されたオーデイオ入力設定ウインドをイン
プツト/アウトプツト設定ウインド170上に重ねて表
示させる。
【0114】この状態においてCPU40は、カーソル
がオーデイオ入力設定ウインド内のいずれかの設定名
(すなわち「ch1/ch2 」、「ch3/ch4 」等)上に移動さ
れてマウス53がクリツクされると、指定された設定名
をオーデイオ入力表示部174に表示させる。
【0115】さらにCPU40は、これと同様にしてビ
デオ出力設定ボタンマーク175上にカーソルが移動さ
れてマウス53がクリツクされると、エンコーダ部24
のビデオ出力として設定可能な複数の設定名が表記され
たビデオ出力設定ウインド(図示せず)をインプツト/
アウトプツト設定ウインド170上に重ねて表示させ
る。
【0116】この状態においてCPU40は、カーソル
がビデオ出力設定ウインド内のいずれかの設定名上に移
動されてマウス53がクリツクされることにより1つの
設定名が指定されると、ビデオ出力設定ウインドを閉じ
させた後、指定された設定名をビデオ出力表示部176
に表示させる。
【0117】またCPU40は、カーソルがオーデイオ
出力設定ボタンマーク177上に移動されてマウス53
がクリツクされると、エンコーダ部24のオーデイオ出
力として設定可能な設定名が表記されたオーデイオ出力
設定ウインドをインプツト/アウトプツト設定ウインド
170上に重ねて表示させる。
【0118】この状態においてCPU40は、カーソル
がオーデイオ出力設定ウインド内のいずれかの設定名上
に移動されてマウス53がクリツクされると、指定され
た設定名をオーデイオ出力表示部178に表示させる。
【0119】さらにCPU40は、この後登録ボタンマ
ーク179上にカーソルが移動されてマウス53がクリ
ツクされると、このときビデオ入力表示部172、オー
デイオ入力表示部174、ビデオ出力表示部176及び
オーデイオ出力表示部178にそれぞれ表示されている
ビデオ入力、オーデイオ入力、ビデオ出力及びオーデイ
オ出力をハードデイスク55に記録し、この後電源が投
入された立ち上がり時には電源が投入された立ち上がり
時にこのインプツト/アウトプツト設定ウインド170
を用いて指定された状態にエンコーダ部24のビデオ入
力、オーデイオ入力、ビデオ出力及びオーデイオ出力を
設定する。
【0120】(6)実施例の動作及び効果 以上の構成において、このテレビジヨン放送システム1
のCMインサーシヨン装置4ではエンコード制御部20
のCRT56にエンコードリスト作成画面80(図7)
が表示され、かつビデオテープレコーダ21が再生動作
を実行している状態において、マークインボタンマーク
84Aをクリツクすることによりエンコード開始点を指
定すると、そのときのタイムコードがタイムコード表示
部85Aに表示され、この後マークアウトボタン84B
をクリツクすることによりエンコード終了点を指定する
と、そのときのタイムコードがタイムコード表示部85
Bに表示される。
【0121】さらにこのとき指定されたエンコード開始
点及び終了点に基づいてエンコード時間が秒単位で演算
され、算出結果として15フレーム未満の端数がでたとき
には、当該端数フレームを切り捨てた時間がデユレーシ
ヨン表示部86に表示され、かつその横に「+1」の文
字が表示された調整用ボタンマーク87が表示される。
【0122】この状態において調整用ボタンマーク87
をクリツクすると、デユレーシヨン表示部86に、先行
して表示されていたエンコード時間に1秒加算したエン
コード時間が表示され、かつ調整用ボタンマーク87上
の文字が「−1」に変化する。
【0123】これに対して指定されたエンコード開始点
及び終了点に基づいくエンコード時間の演算結果として
15フレーム以上の端数がでたときには、当該端数フレー
ムを繰り上げた時間がデユレーシヨン表示部86に表示
され、かつその横に「+1」の文字が表示された調整用
ボタンマーク87が表示される。
【0124】この状態において調整用ボタンマーク87
をクリツクすると、デユレーシヨン表示部86に、先行
して表示されていたエンコード時間から1秒減算したエ
ンコード時間が表示され、かつ調整用ボタンマーク87
上の文字が「+1」に変化する。
【0125】このようにこのエンコード制御部20は、
エンコード時間の調整が容易であり、従つてこのCMイ
ンサーシヨン装置4を用いることによつて、上述したよ
うなCM時間枠内に収まるように各CMのエンコード時
間をそれぞれ調整する調整作業を容易に行うことができ
る。
【0126】以上の構成によれば、指定されたエンコー
ド開始点及び終了点に基づいてエンコード時間を算出す
る際、15フレーム未満の端数フレームがでたときにはこ
れを切り捨て、15フレーム以上の端数フレームがでたと
きにはこれを繰り上げた時間をデユレーシヨン表示部8
6に表示すると共に、かつ端数フレームの切り捨て又は
繰り上げをオペレータが調整するための調整用ボタンマ
ーク87を表示するようにしたことにより、エンコード
時間の調整を容易に行い得るようにすることができる。
かくするにつきCM時間枠内に収まるように各CMのエ
ンコード時間を調整する調整作業を容易に行い得るよう
にすることができ、かくしてテレビジヨン放送システム
1の使い勝手を向上させることができる。
【0127】(7)他の実施例 なお上述の実施例においては、本発明に係る信号送出装
置をCATV用のテレビジヨン放送システム1に適用す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、この他種々のテレビジヨン放送システムに適用す
ることができる。
【0128】また上述の実施例においては、本発明に係
る符号化装置をCMインサーシヨン装置に適用するよう
にした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
例えば編集装置等、記録媒体に記録された映像信号を符
号化するこの他種々の映像信号処理装置に適用すること
ができる。
【0129】さらに上述の実施例においては、CMイン
サーシヨン装置4のエンコード処理部10における符号
化手段としてのエンコーダ部24を図4のように構成す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、要は、ビデオテープレコーダ21(又は他の再生
手段)から供給されるビデオテープ(又は他の記録媒
体)から再生された映像信号を符号化することができる
のであれば、符号化手段の構成としては、この他種々の
構成を適用することができる。
【0130】さらに上述の実施例においては、CMイン
サーシヨン装置4のエンコード処理部4における制御手
段としてのエンコード制御部20を図3のように構成す
るようにした場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、要は、ビデオテープから再生された映像信号のう
ち、予め設定されたプログラム(エンコードリスト)に
従つて指定された範囲を符号化するようにエンコーダ部
24を制御することができるのであれば、エンコード制
御部20の構成としては、この他種々の構成を適用でき
る。
【0131】さらに上述の実施例においては、エンコー
ド制御部20の各種プログラムをハードデイスク55に
記録しておくようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、この他の記録媒体に記録しておくよう
にしても良い。
【0132】さらに上述の実施例においては、エンコー
ド制御部20における入力手段をマウス56及びキーボ
ード52で構成するようにした場合について述べたが、
本発明はこれに限らず、この他種々の入力手段を適用で
きる。
【0133】さらに上述の実施例においては、エンコー
ド制御部20において、映像信号と共に供給されるタイ
ムコードに基づいて、指定された映像信号のエンコード
開始点から指定されたエンコード終了点までのエンコー
ド時間を、15フレーム未満の端数は切り捨て、かつ15フ
レーム以上の端数は繰り上げるようにして秒単位で算出
する演算手段として、当該エンコード制御部20を司る
CPU42を併用するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、演算手段を別途設けるよう
にしても良い。またこのとき端数の切り捨て及び繰り上
げを15フレームを境として行うようにしたが、これ以外
であつても良い。さらにこのとき実施例では、エンコー
ド時間を秒単位で算出するようにしたが、これ以外の単
位てあつても良い。
【0134】さらに上述の実施例においては、端数フレ
ームの切り捨て又は繰り上げを入力するボタンをCRT
56の画面上に表示するようにした場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、例えばキーボード52のい
ずれかのキーにその機能をもたせるようにしても良い。
【0135】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、信号送出
装置及び符号化装置において、記録媒体にタイムコード
と共に記録された映像信号を符号化するためのプログラ
ムを設定する際、記録媒体から映像信号及びタイムコー
ドが再生されている状態において、指定された映像信号
の符号化の開始点から指定された符号化の終了点までの
時間でなる符号化時間を、所定フレーム未満の端数は切
り捨て、かつ所定フレーム以上の端数は繰り上げるよう
にして所定単位で演算して表示手段に表示すると共に、
このとき端数を切り捨てることにより算出した符号化時
間が表示手段に表示されている状態において所定のボタ
ンが操作されると、当該端数を繰り上げることにより算
出される符号化時間を表示手段に表示する一方、端数を
繰り上げることにより算出した符号化時間が表示手段に
表示されている状態においてボタンが操作されると、当
該端数を切り捨てることにより算出される符号化時間を
表示手段に表示する制御手段を設けるようにしたことに
より、オペレータが符号化時間を柔軟に設定することが
でき、かくしてテレビジヨン放送システムの使い勝手を
向上させ得る信号送出装置及び符号化装置を実現でき
る。
【0136】また記録媒体から映像信号及びタイムコー
ドが再生されている状態において、タイムコードに基づ
いて、指定された映像信号に対する符号化の開始点及び
符号化の終了点までの時間でなる符号化時間を、所定フ
レーム未満の端数は切り捨て、かつ所定フレーム以上の
端数は繰り上げるようにして所定単位で演算し、演算結
果を表示手段に表示させるステツプと、端数を切り捨て
るようにして算出した符号化時間が表示手段に表示され
ている状態において所定のボタンが操作されると、当該
端数を繰り上げるようにして算出される符号化時間を表
示手段に表示させる一方、端数を繰り上げるようにして
算出した符号化時間が表示手段に表示されている状態に
おいてボタンが操作されると、当該端数を切り捨てるよ
うにして算出される符号化時間を表示手段に表示させる
ステツプとを有するプログラムを記録媒体に記録するよ
うにしたことにより、オペレータが符号化時間を柔軟に
設定することができ、かくしてテレビジヨン放送システ
ムの使い勝手を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例によるテレビジヨン放送システムの全体
構成を示すブロツク図である。
【図2】本発明を適用したCMインサーシヨン装置の全
体構成を示すブロツク図である。
【図3】エンコード制御部の構成を示すブロツク図であ
る。
【図4】エンコーダ部の構成を示すブロツク図である。
【図5】各種メニユー画面への推移の説明に供する略線
図である。
【図6】メインメニユー画面を示す略線図である。
【図7】エンコードリスト作成画面を示す略線図であ
る。
【図8】エンコード画面を示す略線図である。
【図9】エンコードリストテーブル画面を示す略線図で
ある。
【図10】ライブエンコード画面を示す略線図である。
【図11】ユーテイリイテイメインメニユー画面を示す
略線図である。
【図12】インプツト/アウトプツト設定ウインドを示
す略線図である。
【符号の説明】
1……テレビジヨン放送システム、2A〜2F……カー
トマシン、4……CMインサーシヨン装置、10……エ
ンコード処理部、11……アウトプツト部、20……エ
ンコード制御部、21……ビデオテープレコーダ、22
……モニタ、3……スピーカ、24……エンコーダ部、
25……ビデオサーバ、26……ライブラリユニツト、
29……プレイアウト制御部、30A〜30G……メデ
イアユニツト、40……CPU、41……ROM、42
……RAM、43……VRAM、52……キーボード、
53……マウス、55……ハードデイスク、56……C
RT、60……ペリフエラルデバイス制御部、61……
映像データデコード部、62……音声データデコード
部、63……多重化部、64……MPEG2ビツトスト
リームデータデコード部、70……メインメニユー画
面、80……エンコードリスト作成画面、110……エ
ンコード画面、130……エンコードリストテーブル画
面、140……ライブエンコード画面、160……ユー
テイリテイメインメニユー画面、170……インプツト
/アウトプツト設定ウインド、A1〜A3……音声信
号、CVA1〜CAV6……映像及び音声信号、D1…
…エンコードデータ、V1〜V3……映像信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小森 陽子 東京都品川区北品川6丁目7番35号ソニー 株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体にタイムコードと共に記録された
    映像信号を再生し、符号化して記憶する一方、当該記憶
    した符号化された映像信号を予め設定された第1のプロ
    グラムに従つて読み出し、復号して外部に送出する信号
    送出装置において、 上記記録媒体に記録された上記映像信号を上記タイムコ
    ードと共に再生する再生手段と、 上記再生手段により再生された上記映像信号を符号化す
    る符号化手段と、 上記再生手段により再生された上記映像信号のうち、予
    め設定された第2のプログラムに従つて、予め指定され
    た符号化の開始点から予め設定された符号化時間までの
    範囲を符号化するように上記符号化手段を制御する制御
    手段とを有し、 上記制御手段は、 上記第2のプログラムを設定する際、上記記録媒体から
    上記映像信号及び上記タイムコードが再生されている状
    態において、指定された上記映像信号の上記符号化の開
    始点から指定された上記符号化の終了点までの時間でな
    る符号化時間を、所定フレーム未満の端数は切り捨て、
    かつ上記所定フレーム以上の端数は繰り上げるようにし
    て所定単位で演算して表示手段に表示すると共に、この
    とき上記端数を切り捨てることにより算出した上記符号
    化時間が上記表示手段に表示されている状態において所
    定のボタンが操作されると、当該端数を繰り上げること
    により算出される上記符号化時間を上記表示手段に表示
    する一方、上記端数を繰り上げることにより算出した上
    記符号化時間が上記表示手段に表示されている状態にお
    いて上記ボタンが操作されると、当該端数を切り捨てる
    ことにより算出される上記符号化時間を上記表示手段に
    表示することを特徴とする信号送出装置。
  2. 【請求項2】上記ボタンは、上記表示手段に表示された
    上記符号化時間の近傍に表示されたマークでなることを
    特徴とする請求項1に記載の信号送出装置。
  3. 【請求項3】記録媒体にタイムコードと共に記録された
    映像信号のうち、予め設定されたプログラムに従つて、
    予め指定された符号化の開始点から予め設定された符号
    化時間の範囲を符号化する符号化装置において、 上記プログラムを設定する際、上記記録媒体から上記映
    像信号が再生されている状態において、上記符号の開始
    点、符号化の終了点を指定入力するための入力手段と、 このとき上記映像信号と共に再生されて供給される上記
    タイムコードに基づいて、上記入力手段を介して指定さ
    れた上記映像信号の上記符号化の開始点から指定された
    上記符号化の終了点までの時間でなる上記符号化時間
    を、所定フレーム未満の端数は切り捨て、かつ上記所定
    フレーム以上の端数は繰り上げるようにして所定単位で
    演算する演算手段と、 上記演算手段により算出された上記符号化時間を表示す
    る表示手段と、 コマンドを入力するためのボタンとを具え、 上記演算手段は、上記端数を切り捨てるようにして算出
    した上記符号化時間が上記表示手段に表示されている状
    態において上記ボタンが操作されると、当該端数を繰り
    上げるようにして算出される上記符号化時間を上記表示
    手段に表示する一方、上記端数を繰り上げるようにして
    算出した上記符号化時間が上記表示手段に表示されてい
    る状態において上記ボタンが操作されると、当該端数を
    切り捨てるようにして算出される上記符号化時間を上記
    表示手段に表示することを特徴とする符号化装置。
  4. 【請求項4】上記ボタンは、上記表示手段に表示された
    上記符号化時間の近傍に表示されたマークでなることを
    特徴とする請求項3に記載の符号化装置。
  5. 【請求項5】記録媒体に記録された映像信号及びタイム
    コードを再生させる第1のステツプと、 上記記録媒体から上記映像信号及び上記タイムコードが
    再生されている状態において、上記タイムコードに基づ
    いて、指定された上記映像信号に対する符号化の開始点
    及び符号化の終了点までの時間でなる符号化時間を、所
    定フレーム未満の端数は切り捨て、かつ上記所定フレー
    ム以上の端数は繰り上げるようにして所定単位で演算
    し、演算結果を表示手段に表示させる第2のステツプ
    と、 上記端数を切り捨てるようにして算出した上記符号化時
    間が上記表示手段に表示されている状態において所定の
    ボタンが操作されると、当該端数を繰り上げるようにし
    て算出される上記符号化時間を上記表示手段に表示させ
    る一方、上記端数を繰り上げるようにして算出した上記
    符号化時間が上記表示手段に表示されている状態におい
    て上記ボタンが操作されると、当該端数を切り捨てるよ
    うにして算出される上記符号化時間を上記表示手段に表
    示させる第3のステツプとを有するプログラムが記録さ
    れた記録媒体。
  6. 【請求項6】上記第2のステツプでは、 上記ボタンとして、上記表示手段に表示された上記符号
    化時間の近傍に所定マークを表示させることを特徴とす
    る請求項5に記載の記録媒体。
JP31836196A 1996-11-28 1996-11-28 信号送出装置、符号化装置及び記録媒体 Pending JPH10164506A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6519410B1 (en) 1999-03-09 2003-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, apparatus and method for recording or reproducing the recording medium
JP2005176393A (ja) * 2000-06-22 2005-06-30 Yamaha Corp コンテンツ再生制御装置の広告情報供給方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6519410B1 (en) 1999-03-09 2003-02-11 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Information recording medium, apparatus and method for recording or reproducing the recording medium
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