JPH10161021A - 投影光学系及びそれを備えた露光装置並びにデバイス製造方法 - Google Patents

投影光学系及びそれを備えた露光装置並びにデバイス製造方法

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JPH10161021A
JPH10161021A JP9109746A JP10974697A JPH10161021A JP H10161021 A JPH10161021 A JP H10161021A JP 9109746 A JP9109746 A JP 9109746A JP 10974697 A JP10974697 A JP 10974697A JP H10161021 A JPH10161021 A JP H10161021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな開口数と広い露光領域とを確保しつつ両
側テレセントリックとしながらも、諸収差、特にディス
トーションを極めて良好に補正する。 【解決手段】第1物体の像を第2物体上に形成する投影
光学系は、第1物体側から順に、少なくとも2枚の正レ
ンズを含む部分群G1pを有する正の第1レンズ群G1と;少
なくとも3枚の負レンズを含む部分群G2nと1枚の正レン
ズとを有する負の第2レンズ群G2と;少なくとも3枚の正
レンズを含む部分群G3pと1枚の負レンズとを有する正の
第3レンズ群G3と;少なくとも3枚の負レンズを含む部分
群G4nを有する負の第4レンズ群G4と;少なくとも5枚の
正レンズを含む部分群G5pと最も第2物体側に配置され
て第2物体側に凹面を向けた正レンズG5gとを有する正
の第5レンズ群G5とを備える。この構成に基づいて各部
分群の最適な焦点距離範囲及び正レンズG5gの凹面R5gの
好適な曲率半径の範囲を見いだしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1物体のパターンを
第2物体としての基板等に投影するための投影光学系に
関するものであり、特に、第1物体としてのレチクル
(マスク)上に形成された半導体用または液晶用のパタ
ーンを第2物体としての基板(ウェハ、プレート等)上
に投影露光するのに好適な投影光学系に係るものであ
る。
【0002】
【従来の技術】集積回路のパターンの微細化が進むに従
って、ウェハの焼付けに用いられる投影光学系に対し要
求される性能もますます厳しくなってきている。このよ
うな状況の中で、投影光学系の解像力の向上について
は、露光波長λをより短くするか、あるいは投影光学系
の開口数(N.A.)を大きくする事が考えられる。
【0003】近年においては、転写パターンの微細化に
対応するために、露光用の光源は、g線(436nm) の露光
波長の光を発するものからi線(365nm) の露光波長の光
を発するものが主として用いられるようになってきてお
り、さらには、より短波長の光を発する光源、例えばエ
キシマレーザ(KrF:248nm,ArF:193nm)が用いられようと
している。
【0004】そして、以上の各種の露光波長の光によっ
てレチクル上のパターンをウェハ上に投影露光するため
の投影光学系が提案されている。投影光学系において
は、解像力の向上と共に要求されるのは、像歪を少なく
することである。ここで、像歪とは、投影光学系に起因
するディストーション(歪曲収差)によるものの他、投
影光学系の像側で焼き付けられるウェハの反り等による
ものと、投影光学系の物体側で回路パターン等が描かれ
ているレチクルの反り等によるものがある。
【0005】近年ますます転写パターンの微細化が進
み、像歪の低減要求も一段と厳しくなってきている。そ
こで、ウェハの反りによる像歪への影響を少なくするた
めには、投影光学系の像側での射出瞳位置を遠くに位置
させる、所謂像側テレセントリック光学系が従来より用
いられてきた。
【0006】一方、レチクルの反りによる像歪の軽減に
ついても、投影光学系の入射瞳位置を物体面から遠くに
位置させる、所謂物体側テレセントリック光学系にする
ことが考えられ、またそのように投影光学系の入射瞳位
置を物体面から比較的遠くに位置させる提案がなされて
いる。それらの例としては、特開昭63-118115 号、特開
平4-157412号、特開平5-173065号等のものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上の各特許公報にて
提案された光学系の中には、物体側と像側とが共にテレ
セントリックである、所謂両側テレセントリック投影光
学系が開示されている。しかしながら、以上の各特許公
報にて提案されている両側テレセントリック投影光学系
では、解像力に寄与する開口数(N.A.)が十分に大きく
なく、さらには各収差、特にディストーションの補正が
十分ではなかった。
【0008】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされた
ものであり、大きな開口数と広い露光領域とを確保しつ
つ両側テレセントリックとしながらも、諸収差、特にデ
ィストーションを極めて良好に補正し得る高性能な投影
光学系を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明にかかる投影光学系は、第1物体の像を第
2物体上に形成するものであって、第1物体側から順
に、正の屈折力を有し、3枚の正レンズを含む第1レン
ズ群と、負の屈折力を有し、3枚の負レンズと1枚の正
レンズとを含む第2レンズ群と、正の屈折力を有し、3
枚の正レンズと1枚の負レンズとを含む第3レンズ群
と、負の屈折力を有し、3枚の負レンズを含む第4レン
ズ群と、正の屈折力を有し、6枚の正レンズと1枚の負
レンズとを含む第5レンズ群とを備えるものであり、第
1レンズ群は少なくとも2枚の正レンズを含む部分群G
1pを有し、第2レンズ群は少なくとも3枚の負レンズ
を含む部分群G2nを有し、第3レンズ群は少なくとも
3枚の正レンズを含む部分群G3pを有し、第4レンズ
群は少なくとも3枚の負レンズを含む部分群G4nを有
し、第5レンズ群は少なくとも5枚の正レンズを含む部
分群G5pと最も第2物体側に配置されて第2物体側に
凹面を向けた正レンズG5gとを有し、以下の条件を満
足するものである。
【0010】 0.08 < f1/L< 0.25 (1) 0.03 <-f2/L< 0.1 (2) 0.08 < f3/L< 0.3 (3) 0.035<-f4/L< 0.11 (4) 0.1 < f5p/L<0.25 (5) 0.07 < f5g/L<0.21 (6) 0.25 < R5g/L<0.83 (7) 但し、 L :前記第1物体から前記第2物体までの距離、 f1 :前記第1レンズ群中の部分群G1pの焦点距
離、 f2 :前記第2レンズ群中の部分群G2nの焦点距
離、 f3 :前記第3レンズ群中の部分群G3pの焦点距
離、 f4 :前記第4レンズ群中の部分群G4nの焦点距
離、 f5p:前記第5レンズ群中の部分群G5pの焦点距
離、 f5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの焦点距
離、 R5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの第2物
体側の凹面の曲率半径、である。
【0011】また、本発明において、第5レンズ群は第
1物体側に向けられた第1の凹面N1を有することが好
ましく、この凹面N1の曲率半径をRn1とするとき、
以下の条件を満足することが好ましい。 0.125<-Rn1/L<0.33 (8) また、本発明の好ましい態様においては、第5レンズ群
は、以下の条件を満足する少なくとも4枚の正レンズを
含むものである。
【0012】 -10<(r1+r2)/(r1-r2)<-0.1 (9) 但し、 r1:少なくとも4枚の正レンズの第1物体側の面の曲
率半径、 r2:少なくとも4枚の正レンズの第2物体側の面の曲
率半径、である。
【0013】また、本発明の好ましい態様によれば、第
5レンズ群は、第2物体側に向けられた第2の凹面N2
と、該第2の凹面N2よりも第2物体側に位置し第2物
体側に向けられた第3の凹面N3とを有するものであ
り、このとき以下の条件を満足することが好ましい。 0.16 <Rn2/L< 0.38 (10) 0.055<Rn3/L< 0.11 (11) 但し、 Rn2:前記第2の凹面N2の曲率半径、 Rn3:前記第3の凹面N3の曲率半径、である。
【0014】また、本発明の好ましい態様によれば、第
2レンズ群は少なくとも1つの正レンズを含むものであ
り、該正レンズの第2物体を向いた面の曲率半径をRp
1とするとき以下の条件を満足することが好ましい。 0.23 <-Rp1/L< 0.5 (12)
【0015】
【発明の実施の形態】上述の構成の如き本発明にかかる
投影光学系では、第1物体から順に、正の屈折力を持つ
第1レンズ群G1と、負の屈折力を持つ第2レンズ群G
2と、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3と、負の屈折
力を持つ第4レンズ群G4と、正の屈折力を持つ第5レ
ンズ群G5とを少なくとも有する構成としている。
【0016】ここで、正の屈折力を持つ第1レンズ群G
1は、第1物体から射出するテレセントリックな光束を
第2レンズ群以降のレンズ群に導くと共に、正のディス
トーションを予め発生させて、第1レンズ群G1よりも
第2物体側に配置されるレンズ群、特に第2、第4及び
第5レンズ群で発生する負のディストーションを補正し
ている。
【0017】また、正の屈折力を持つ第3レンズ群G3
も正のディストーションを発生させ、第2、第4及び第
5レンズ群G4,G5で発生する負のディストーション
を補正する役割を担っている。そして、この第3レンズ
群G3と第2レンズ群G2とは、第2物体側から見る
と、正・負の屈折力配置の望遠系を構成しており、これ
により、投影レンズ全系の長大化を防ぐ機能を有してい
る。
【0018】負の屈折力を持つ第2及び第4レンズ群G
2,G4は、主にペッツバール和の補正に寄与してお
り、平坦な像面を達成する機能を有する。そして、正の
屈折力を持つ第5レンズ群G5は、球面収差の発生を極
力避けた状態で第2物体上に光束を導き、結像させる役
割を持つ。次に条件式について説明する。前述したよう
に、本発明にかかる投影光学系では、以下の条件(1)
〜(7)を満足する構成である。
【0019】 0.08 < f1/L< 0.25 (1) 0.03 <-f2/L< 0.1 (2) 0.08 < f3/L< 0.3 (3) 0.035<-f4/L< 0.11 (4) 0.1 < f5p/L<0.25 (5) 0.07 < f5g/L<0.21 (6) 0.25 < R5g/L<0.83 (7) 但し、 L :前記第1物体から前記第2物体までの距離、 f1 :前記第1レンズ群中の部分群G1pの焦点距
離、 f2 :前記第2レンズ群中の部分群G2nの焦点距
離、 f3 :前記第3レンズ群中の部分群G3pの焦点距
離、 f4 :前記第4レンズ群中の部分群G4nの焦点距
離、 f5p:前記第5レンズ群中の部分群G5pの焦点距
離、 f5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの焦点距
離、 R5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの第2物
体側の凹面の曲率半径、である。条件(1)は、第1レ
ンズ群G1中において主たる屈折力を担う部分群G1p
の適正な屈折力を規定するものである。条件(1)の上
限を越えると、第1レンズ群で発生する第2、第4及び
第5レンズ群で発生する負のディストーションを補正し
きれないため好ましくない。また、条件(1)の下限を
越えると高次の正のディストーションの発生する原因と
なるため好ましくない。
【0020】条件(2)は、第2レンズG2中において
主たる負屈折力を担う部分群G2nの適正な負屈折力を
規定するものである。条件(2)の上限を越えると、ペ
ッツバール和の補正が不十分となり、像の平坦性の悪化
を招く。また、条件(2)の下限を越えると正のディス
トーションの発生が大きくなり、第1及び第3レンズ群
だけでは、この大きな正のディストーションの良好な補
正が困難となる。
【0021】条件(3)は、第3レンズ群G3中におい
て主たる屈折力を担う部分群G3pの適正な正屈折力を
規定するものである。条件(3)の上限を越えると、第
2レンズ群とで形成する望遠系のテレ比が大きくなり系
の長大化を招き、第3レンズ群G3での正のディストー
ションの発生量が小さく、第2、第4及び第5レンズ群
で発生する負のディストーションを良好には補正できな
いため好ましくない。また、条件(3)の下限を越える
と、高次の球面収差が発生し良好な結像性能を得ること
ができなくなるため好ましくない。
【0022】条件(4)は、第4レンズ群G4中におい
て主たる負屈折力を担う部分群G4nの適正な屈折力を
規定するものである。条件(4)の上限を越えると、ペ
ッツバール和の補正が不十分となり、像の平坦性の悪化
を招くため好ましくない。また、条件(4)の下限を越
えると高次の球面収差の発生の原因となり像のコントラ
ストの悪化を招く。
【0023】条件(5)は、第5レンズ群G5中におい
て主たる正屈折力を担う部分群G5pの適正な屈折力を
規定するものである。ここで、、条件(5)の上限を越
えると、第5レンズ群G5全体の正屈折力が弱くなり過
ぎ、結果的に投影レンズ全系の長大化を招くため好まし
くない。また、条件(5)の下限を越えると負のディス
トーション及び負の球面収差の発生が大きくなり、像の
悪化を招くため好ましくない。
【0024】条件(6)は、第5レンズ群G5中におい
て部分群G5pよりも第2物体側に配置される正レンズ
G5gの適正な屈折力を規定するものである。条件
(6)の上限を越える場合には、正レンズG5gの屈折
力が弱くなり過ぎ、第5レンズ群G5中における正レン
ズG5gよりも第1物体側に配置されるレンズに負担が
かかり、結果として、球面収差の悪化や投影レンズ系の
長大化を招くため好ましくない。また、条件(6)の下
限を越える場合には、負のディストーション及び負の球
面収差の発生が大きくなり像を悪化させるため好ましく
ない。
【0025】条件(7)は、第5レンズ群G5中におい
て最も第2物体側に配置される正レンズG5gの第2物
体側に向けられた凹面の曲率半径の物像間距離に対する
適切な範囲を規定するものである。この正レンズG5g
の第2物体側のレンズ面では、第2物体側に凹面を向け
ることによって、高開口数の光束に対して負の球面収差
の発生を極力抑えている。ここで、条件(7)の上限を
越える場合には、この凹面で高次の負の球面収差が発生
し投影レンズ系の高開口数化を図ることができないため
好ましくない。また、条件(7)の下限を越える場合に
は、この凹面で光束が発散し過ぎるため効率よく光を曲
げることができず、投影レンズ全系の長大化を招くため
好ましくない。さらに、この場合には、第5レンズ群G
5中の他の正レンズに負担が掛かるため、やはり球面収
差の悪化を招くことになり好ましくない。
【0026】本発明においては、第5レンズ群G5は、
第1物体側に向けられた第1の凹面N1を有することが
好ましく、この凹面N1の曲率半径Rn1が以下の条件
(8)を満足することが好ましい。 0.125<-Rn1/L<0.33 (8) 第5レンズ群G5中の第1物体側に向けられた第1の凹
面N1では、主に第5レンズ群G5中の正レンズから発
生する負の球面収差を補正する機能を担っている。上記
条件(8)では、物像間距離に対する第1の凹面N1の
適切な曲率半径の比を規定している。ここで、条件
(8)の上限を越えると、正レンズから生じる負の球面
収差が補正不足となるため好ましくない。また、条件
(8)の下限を越えると、球面収差が補正過剰となり、
高次の正の球面収差が発生するため好ましくない。
【0027】また、本発明においては、第5レンズ群G
5は、以下の条件を満足する少なくとも4枚の正レンズ
を含むことが好ましい。 -10<(r1+r2)/(r1-r2)<-0.1 (9) 但し、 r1:少なくとも4枚の正レンズの第1物体側の面の曲
率半径、 r2:少なくとも4枚の正レンズの第2物体側の面の曲
率半径、である。上記条件(9)は、第5レンズ群G5
に含まれる正レンズの形状を規定するものである。ここ
で、条件(9)の上限を越えるレンズ形状になる場合に
は、負の球面収差が大きく発生して補正困難になり、条
件(9)の下限を越えるレンズ形状になる場合には、負
のディストーションの発生が大きくディストーションの
良好なる補正が困難になる。第5レンズ群G5は他のレ
ンズ群よりも第2物体側に配置されるため、高い開口数
の光束が通過する。このため、第5レンズ群G5におい
て、上記条件(9)を満足する正レンズが4枚に満たな
い場合には、高い開口数における球面収差の良好な補正
と、広い露光領域全体にわたるディストーションの良好
なる補正とを両立できず好ましくない。また、本発明に
おいて、第5レンズ群G5は、第2物体側に向けられた
第2の凹面N2と、この第2の凹面N2よりも第2物体
側に位置し第2物体側に向けられた第3の凹面N3とを
有することが好ましく、これら第2および第3の凹面N
2,N3は、このとき以下の条件を満足することが好ま
しい。
【0028】 0.16 <Rn2/L< 0.38 (10) 0.055<Rn3/L< 0.11 (11) 但し、 Rn2:第2の凹面N2の曲率半径、 Rn3:第3の凹面N3の曲率半径、である。第5レン
ズ群G5中の第2物体側に向けられた第2の凹面N2及
び第3の凹面N3では、主に第5レンズ群G5中の正レ
ンズから発生する負の球面収差及び負のディストーショ
ンを補正する機能を担っている。上記条件(10)および
(11)では、物像間距離に対する第2及び第3の凹面N
2,N3の適切な曲率半径の比をそれぞれ規定してい
る。ここで、条件(10)及び(11)の上限を越えると、負の
球面収差及び負のディストーションが残存するため好ま
しくなく、条件(10)及び(11)の下限を越えると、特
に球面収差が補正過剰となり高次球面収差の発生原因と
なるため好ましくない。
【0029】また、本発明においては、第2レンズ群G
2中の正レンズにおける第2物体側を向いた面の曲率半
径をRp1とするとき、以下の条件を満足することが好
ましい。 0.23 <-Rp1/L< 0.5 (12) 条件(12)では全系に対する第2レンズ群G2中の正レン
ズの第2物体側に向けられた凸面の曲率半径を規定して
いる。この凸面は、第2、第4及び第5レンズ群G2,
G4,G5で発生する負のディストーションを補正する
役割を担っている。ここで、条件(12)の上限を越える
と、ディストーションの補正が十分行われず、負のディ
ストーションが残存してしまうため好ましくない。ま
た、条件(12)の下限を越えるとディストーションが補
正過剰となり正の高次のディストーションが発生してし
まうため好ましくない。次に図面を参照して本発明の実
施の形態にかかる投影光学系を投影露光装置に適用した
例を示す。図1は本発明の実施の形態にかかる投影光学
系を逐次露光型の投影露光装置に適用した例を示す斜視
図であり、図2は本発明の実施の形態にかかる投影光学
系を走査型露光装置に適用した例を示す斜視図である。
【0030】これら図1および図2の投影露光装置は、
ともに集積回路素子や液晶パネルなどのデバイスの回路
パターンを形成する際の露光工程に用いられる。まず、
図1の例では、投影光学系PLの物体面には、所定の回
路パターンが描かれた投影原板としてのレチクルR(第
1物体)が配置されており、投影光学系PLの像面には
基板としてのウエハW(第2物体)が配置されている。
ここで、レチクルRはレチクルステージRSに保持され
ており、ウエハWは少なくとも図中XY方向に可動なウ
エハステージWSに保持されている。また、レチクルR
の上方(Z方向側)には、紫外域の露光光によってマス
クMの照明領域IAを均一に照明するための照明光学装
置ILが配置されている。この実施の形態において、照
明光学装置ILは、i線(λ=365nm)の紫外域の光を供給
するものである。
【0031】以上の構成により、照明光学装置ILから
供給される紫外域の露光光は、レチクルR上の照明領域
IAを均一に照明する。このレチクルRを通過した露光
光は、投影光学系PLの開口絞りASの位置に光源像を
形成する。すなわち、レチクルRは照明光学装置ILに
よってケーラー照明されている。そして、ウエハW上の
露光領域EAには、レチクルRの照明領域IA内の像が
形成され、これにより、ウエハWにはレチクルRの回路
パターンが転写される。
【0032】次に、図2の例では、レチクルRを保持す
るレチクルステージRSと、ウエハWを保持するウエハ
ステージWSとが、露光中において互いに逆方向へ走査
する点が図1の例とは異なっている。これにより、ウエ
ハWには、レチクルR上の回路パターンの像が走査露光
される。以上の図1および図2の実施の形態では、投影
光学系PLは、第1物体側(マスクM)側および第2物
体側(プレートP側)において、実質的にテレセントリ
ックとなっており、縮小倍率を有するものである。
【0033】
【実施例】次に、図3〜図14を参照して本発明にかか
る投影光学系の実施例について説明する。ここで、図
3、図6、図9及び図12はそれぞれ第1〜第4実施例
の投影光学系のレンズ断面図であり、図4、図7、図1
0及び図13はそれぞれ第1〜第4実施例の投影光学系
の縦収差図、そして、図5、図8、図11及び図14は
それぞれ第1〜第4実施例の投影光学系の横収差図であ
る。 [第1実施例]図3において、第1実施例の投影光学系
は、第1物体(レチクルR)側から順に、正屈折力の第
1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、正
屈折力の第3レンズ群G3と、負屈折力の第4レンズ群
G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とから構成され
る。
【0034】第1レンズ群G1は、第1物体側から順
に、両凸形状の正レンズL11、両凹形状の負レンズL12、
両凸形状の2枚の正レンズL13,L14、第1物体側に凸面
を向けた平凸形状の正レンズL15及び第2物体側に凹面
を向けた平凹形状の負レンズL16から構成されている。
この第1レンズ群G1においては、両凸形状の2枚の正
レンズL13,L14が正屈折力の部分群G1pを構成してい
る。
【0035】第2レンズ群G2は、第1物体側から順
に、両凸形状の正レンズL21、第2物体側に凹面を向け
た平凹形状の負レンズL22、両凹形状の負レンズL23及び
第1物体側に凹面を向けた平凹形状の負レンズL24から
構成されている。第2レンズ群G2においては、3枚の
負レンズL22〜L24が負屈折力の部分群G2nを構成して
いる。
【0036】第3レンズ群G3は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けた形状の正レンズL31、第
1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL3
2、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL33、両凸形状の2枚の正レンズL34,L35、第1物体側
に凸面を向けたメニスカス形状に正レンズL36から構成
されている、ここで、第3レンズ群G3においては、3
枚の正レンズL33〜L35が正屈折力の部分群G3pを構成
している。
【0037】第4レンズ群G4は、第1物体側から順
に、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状のレンズ
L41、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レ
ンズL42、両凹形状の負レンズL43、第1物体側に凹面を
向けたメニスカス形状の負レンズL44及び第2物体側に
凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL45から構成さ
れる。第4レンズ群G4においては、3枚の負レンズL4
2〜L44が負屈折力の部分群G4nを構成している。
【0038】第5レンズ群G5は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL51、両凸形状の正レンズL52、第1物体側に凹面N1
を向けたメニスカス形状の負レンズL53、第2物体側に
凹面N2を向けたメニスカス形状の負レンズL54、両凸
形状の正レンズL55、第1物体側に凸面を向けたメニス
カス形状の3枚の正レンズL56〜L58、第2物体側に凹面
N3を向けたメニスカス形状の負レンズL59及び第2物
体側に凹面を向けた形状のメニスカス形状の正レンズG5
gから構成されている。ここで、第5レンズ群G5で
は、正レンズL51,L52、負レンズL53,L54及び正レンズL5
5〜L57が正屈折力の部分群G5pを構成している。
【0039】なお、第1実施例の投影光学系において
は、開口絞りASは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G
5との間に配置されている。 [第2実施例]図6において、第2実施例の投影光学系
は、第1物体(レチクルR)側から順に、正屈折力の第
1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、正
屈折力の第3レンズ群G3と、負屈折力の第4レンズ群
G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とから構成され
る。
【0040】第1レンズ群G1は、第1物体側から順
に、両凸形状の正レンズL11、両凹形状の負レンズL12、
両凸形状の2枚の正レンズL13,L14及び第2物体側に凹
面を向けたメニスカス形状の負レンズL15から構成され
ている。第1レンズ群G1においては、2枚の正レンズ
L13,L14が正屈折力の部分群G1pを構成している。第
2レンズ群G2は、第1物体側から順に、両凸形状の正
レンズL21、第2物体側に凹面を向けた形状の負レンズL
22、両凹形状の負レンズL23及び第1物体側に凹面を向
けた平凹形状の負レンズL24から構成されている。ここ
で、第2レンズ群G2では、3枚の負レンズL22〜L24が
負屈折力の部分群G2nを構成している。
【0041】第3レンズ群G3は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL31、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負
レンズL32、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状
の正レンズL33、両凸形状の正レンズL34及び第1物体側
に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL35から構成
されている。第3レンズ群においては、3枚の正レンズ
L33〜L35が正屈折力の部分群G3pを構成している。
【0042】第4レンズ群G4は、第1物体側から順
に、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL41、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負
レンズL42、両凹形状の負レンズL43、第1物体側に凹面
を向けたメニスカス形状の負レンズL44及び第2物体側
に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL45から構成
される。第4レンズ群G4においては、3枚の負レンズ
L42〜L44が負屈折力の部分群G4nを構成している。
【0043】第5レンズ群G5は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL51、両凸形状の正レンズL52、第1物体側に凹面N1
を向けたメニスカス形状の負レンズL53、第2物体側に
凹面N2を向けたメニスカス形状の負レンズL54、両凸
形状の正レンズL55、第1物体側に凸面を向けたメニス
カス形状の3枚の正レンズL56〜L58、第2物体側に凹面
N3を向けたメニスカス形状の負レンズL59及び第2物
体側に凹面を向けた形状のメニスカス形状の正レンズG5
gから構成されている。ここで、第5レンズ群G5で
は、正レンズL51,L52、負レンズL53,L54及び正レンズL5
5〜L57が正屈折力の部分群G5pを構成している。
【0044】なお、第2実施例の投影光学系において
は、開口絞りASは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G
5との間に配置されている。 [第3実施例]図9において、第3実施例の投影光学系
は、第1物体(レチクルR)側から順に、正屈折力の第
1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、正
屈折力の第3レンズ群G3と、負屈折力の第4レンズ群
G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とから構成され
る。
【0045】第1レンズ群G1は、第1物体側から順
に、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レン
ズL11、両凸形状の3枚の正レンズL12〜L14及び第2物
体側に凹面を向けた平凹形状の負レンズL15から構成さ
れている。第1レンズ群G1では、2枚の正レンズL12,
L13が正屈折力の部分群G1pを構成している。第2レ
ンズ群G2は、第1物体側から順に、両凸形状の正レン
ズL21、第2物体側に凹面を向けた平凹形状の負レンズL
22、両凹形状の負レンズL23及び第1物体側に凹面を向
けたメニスカス形状の負レンズL24から構成されてい
る。第2レンズ群G2においては、3枚の負レンズL22
〜L24が負屈折力の部分群G2nを構成している。
【0046】第3レンズ群G3は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の2枚の
正レンズL31,L32及び両凸形状の3枚の正レンズL33〜L3
5から構成されている。ここで、第3レンズ群G3にお
いては、3枚の正レンズL33〜L35が正屈折力の部分群G
3pを構成している。第4レンズ群G4は、第1物体側
から順に、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の
正レンズL41、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形
状の負レンズL42、両凹形状の負レンズL43、第1物体側
に凹面を向けた平凹形状の負レンズL44及び第2物体側
に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL45から構成
される。第4レンズ群G4においては、3枚の負レンズ
L42〜L44が負屈折力の部分群G4nを構成している。
【0047】第5レンズ群G5は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL51、両凸形状の2枚の正レンズL52,L53、第1物体側
向けられた凹面N1と第2物体側に向けられた凹面N2
を持つ両凹形状の負レンズL54、両凸形状の正レンズL5
5、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の3枚の
正レンズL56〜L58、第2物体側に凹面N3を向けたメニ
スカス形状の負レンズL59及び第2物体側に凹面を向け
た形状のメニスカス形状の正レンズG5gから構成されて
いる。ここで、第5レンズ群G5では、正レンズL51〜L
53、負レンズL54及び正レンズL55〜L57が正屈折力の部
分群G5pを構成している。
【0048】なお、第3実施例の投影光学系において
は、開口絞りASは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G
5との間に配置されている。 [第4実施例]図12において、第4実施例の投影光学
系は、第1物体(レチクルR)側から順に、正屈折力の
第1レンズ群G1と、負屈折力の第2レンズ群G2と、
正屈折力の第3レンズ群G3と、負屈折力の第4レンズ
群G4と、正屈折力の第5レンズ群G5とから構成され
る。
【0049】第1レンズ群G1は、第1物体側から順
に、両凸形状の正レンズL11、両凹形状の負レンズL12、
両凸形状の2枚の正レンズL13,L14、第1物体側に凸面
を向けた平凸形状の正レンズL15及び第2物体側に凹面
を向けた平凹形状の負レンズL16から構成されている。
この第1レンズ群G1においては、両凸形状の2枚の正
レンズL13,L14が正屈折力の部分群G1pを構成してい
る。
【0050】第2レンズ群G2は、第1物体側から順
に、両凸形状の正レンズL21、第2物体側に凹面を向け
た平凹形状の負レンズL22、両凹形状の負レンズL23及び
第1物体側に凹面を向けた平凹形状の負レンズL24から
構成されている。第2レンズ群G2においては、3枚の
負レンズL22〜L24が負屈折力の部分群G2nを構成して
いる。
【0051】第3レンズ群G3は、第1物体側から順
に、第2物体側に凸面を向けた形状の正レンズL31、第
1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の負レンズL3
2、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL33、両凸形状の2枚の正レンズL34,L35、第1物体側
に凸面を向けたメニスカス形状に正レンズL36から構成
されている、ここで、第3レンズ群G3においては、3
枚の正レンズL33〜L35が正屈折力の部分群G3pを構成
している。
【0052】第4レンズ群G4は、第1物体側から順
に、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL41、第1物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負
レンズL42、両凹形状の負レンズL43、第1物体側に凹面
を向けたメニスカス形状の負レンズL44及び第2物体側
に凸面を向けたメニスカス形状の正レンズL45から構成
される。第4レンズ群G4においては、3枚の負レンズ
L42〜L44が負屈折力の部分群G4nを構成している。
【0053】第5レンズ群G5は、第1物体側から順
に、第1物体側に凹面を向けたメニスカス形状の正レン
ズL51、両凸形状の正レンズL52、第1物体側に凹面N1
を向けたメニスカス形状の負レンズL53、第2物体側に
凹面N2を向けたメニスカス形状の負レンズL54、両凸
形状の正レンズL55、第1物体側に凸面を向けたメニス
カス形状の3枚の正レンズL56〜L58、第2物体側に凹面
N3を向けたメニスカス形状の負レンズL59及び第2物
体側に凹面を向けた形状のメニスカス形状の正レンズG5
gから構成されている。ここで、第5レンズ群G5で
は、正レンズL51,L52、負レンズL53,L54及び正レンズL5
5〜L57が正屈折力の部分群G5pを構成している。
【0054】なお、第4実施例の投影光学系において
は、開口絞りASは、第4レンズ群G4と第5レンズ群G
5との間に配置されている。さて、以下に示す表1〜表
8に数値実施例の諸元の値並びに条件対応数値を掲げ
る。
【0055】但し、各表において、左端の数字は第1物
体側(レチクルR側)からの順序を表し、rはレンズ面
の曲率半径、dはレンズ面間隔、nは365.0nmにおける
屈折率、d0は第1物体(レチクルR)から第1レンズ群
G1の最も第1物体側(レチクルR側)のレンズ面(第
1レンズ面)までの距離、WDは第5レンズ群G5の最
も第2物体側(ウエハW側)のレンズ面から第2物体面
(ウエハW面)までの距離、βは投影光学系の投影倍
率、NAは投影光学系の第2物体側での開口数、φEXは
第2物体面(プレートP面)における露光領域の半径、
Lは物像間距離(第1物体(レチクルR)から第2物体
(ウエハW)までの距離)、f1は第1レンズ群G1中
の部分群G1pの焦点距離、f2は第2レンズ群G2中
の部分群G2nの焦点距離、f3は第3レンズ群G3中
の部分群G3pの焦点距離、f4は第4レンズ群G4中
の部分群G4nの焦点距離、f5pは第5レンズ群G5
中の部分群G5pの焦点距離である。また、各表におい
て、f5gは第5レンズ群中の正レンズG5gの焦点距
離、R5gは第5レンズ群中の正レンズG5gの第2物
体側(ウエハW側)の凹面の曲率半径、Rn1は第5レ
ンズ群G5中の第1物体側(レチクルR側)に向けられ
た第1の凹面N1の曲率半径、Rn2は第5レンズ群G
5中の第2物体側(ウエハW側)に向けられた第2の凹
面N2の曲率半径、Rn3は第5レンズ群G5中の第2
物体側に向けられて第2の凹面N2よりも第2物体側に
位置する第3の凹面N3の曲率半径、Rp1は第2レン
ズ群G2中の正レンズの第2物体側(ウエハW側)に向
けられた面の曲率半径である。
【0056】
【表1】[第1実施例]
【0057】
【表2】[第1実施例の条件対応値] (1) f1/L = 0.151 (2)-f2/L = 0.049 (3) f3/L = 0.181 (4)-f4/L = 0.058 (5) f5p/L = 0.125 (6) f5g/L = 0.129 (7) R5g/L = 0.603 (8)-Rn1/L = 0.216 (9)(r1+r2)/(r1-r2) = -0.603(L55) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.820(L56) (r1+r2)/(r1-r2) = -3.067(L57) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.232(L58) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.273(G5g) (10) Rn2/L = 0.217 (11) Rn3/L = 0.067 (12)-Rp1/L = 0.379
【0058】
【表3】[第2実施例]
【0059】
【表4】[第2実施例の条件対応値] (1) f1/L = 0.153 (2)-f2/L = 0.052 (3) f3/L = 0.167 (4)-f4/L = 0.059 (5) f5p/L = 0.123 (6) f5g/L = 0.126 (7) R5g/L = 0.506 (8)-Rn1/L = 0.214 (9)(r1+r2)/(r1-r2) = -0.428(L55) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.985(L56) (r1+r2)/(r1-r2) = -2.712(L57) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.288(L58) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.319(G5g) (10) Rn2/L = 0.226 (11) Rn3/L = 0.065 (12)-Rp1/L = 0.382
【0060】
【表5】[第3実施例]
【0061】
【表6】[第3実施例の条件対応値] (1) f1/L = 0.153 (2)-f2/L = 0.051 (3) f3/L = 0.157 (4)-f4/L = 0.054 (5) f5p/L = 0.151 (6) f5g/L = 0.121 (7) R5g/L = 0.667 (8)-Rn1/L = 0.287 (9)(r1+r2)/(r1-r2) = -0.323(L55) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.112(L56) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.756(L57) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.739(L58) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.228(G5g) (10) Rn2/L = 0.339 (11) Rn3/L = 0.063 (12)-Rp1/L = 0.239
【0062】
【表7】[第4実施例]
【0063】
【表8】[第4実施例の条件対応値] (1) f1/L = 0.148 (2)-f2/L = 0.050 (3) f3/L = 0.176 (4)-f4/L = 0.055 (5) f5p/L = 0.125 (6) f5g/L = 0.136 (7) R5g/L = 0.624 (8)-Rn1/L = 0.221 (9)(r1+r2)/(r1-r2) = -0.479(L55) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.748(L56) (r1+r2)/(r1-r2) = -3.074(L57) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.169(L58) (r1+r2)/(r1-r2) = -1.279(G5g) (10) Rn2/L = 0.227 (11) Rn3/L = 0.069 (12)-Rp1/L = 0.345 以上の各実施例の諸元の値より、第1〜第4実施例の投
影光学系は、広い露光領域を確保しながら、高い開口数
が達成されている事が理解できる。
【0064】また、図4、図7、図10及び図13はそ
れぞれ第1〜第4実施例の投影光学系の縦収差図を示し
ている。そして、図5、図8、図11及び図14はそれ
ぞれ第1〜第4実施例の投影光学系の子午方向(タンジ
ェンシャル方向)及び球欠方向(サジタル方向)におけ
る横収差図を示している。ここで、各収差図において、
NAは投影光学系の開口数、Yは像高を示しており、ま
た、非点収差図中において、点線は子午的像面(タンジ
ェンシャル像面)、実線は球欠的像面(サジタル像面)
を示している。
【0065】各収差図の比較より、各実施例とも諸収差
がバランス良く補正され、特に広い露光領域の全てにお
いて諸収差が良好に補正されていることが理解される。
なお、以上の各実施例では、光源としてi線の紫外光を
供給するものを用いた例を示したがこれに限ることな
く、193nm,248.8nm の光を供給するエキシマレーザ等の
極紫外光源や、g線(435.8nm)やh線(404.7nm)の光を供
給する水銀アークランプ、さらにはそれ以外の紫外領域
の光を供給する光源を用いたものにも応用し得ることは
言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、大きな開
口数と広い露光領域とを確保しつつ両側テレセントリッ
クとしながらも、諸収差、特にディストーションを極め
て良好に補正し得る高性能な投影光学系を実現できる。
そして、本発明にかかる投影光学系を投影露光装置に適
用すれば、極めて微細な回路パターンをウエハ上の広い
露光領域に形成することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる投影光学系を一括露光型の投影
露光装置に適用した例を概略的に示す斜視図である。
【図2】本発明にかかる投影光学系を走査露光型の投影
露光装置に適用した例を概略的に示す斜視図である。
【図3】第1実施例の投影光学系のレンズ構成図であ
る。
【図4】第1実施例の投影光学系による縦収差図であ
る。
【図5】第1実施例の投影光学系による横収差図であ
る。
【図6】第2実施例の投影光学系のレンズ構成図であ
る。
【図7】第2実施例の投影光学系による縦収差図であ
る。
【図8】第2実施例の投影光学系による横収差図であ
る。
【図9】第3実施例の投影光学系のレンズ構成図であ
る。
【図10】第3実施例の投影光学系による縦収差図であ
る。
【図11】第3実施例の投影光学系による横収差図であ
る。
【図12】第4実施例の投影光学系のレンズ構成図であ
る。
【図13】第4実施例の投影光学系による縦収差図であ
る。
【図14】第4実施例の投影光学系による横収差図であ
る。
【符号の説明】
G1:第1レンズ群、 G2:第2レンズ群、 G3:第3レンズ群、 G4:第4レンズ群、 G5:第5レンズ群、 G1p:第1レンズ群中の部分群、 G2n:第2レンズ群中の部分群、 G3p:第3レンズ群中の部分群、 G4n:第4レンズ群中の部分群、 G5p:第5レンズ群中の部分群、 G5g:第5レンズ群中の正レンズ、

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1物体の像を第2物体上に形成する投影
    光学系において、 前記第1物体側から順に、 正の屈折力を有し、3枚の正レンズを含む第1レンズ群
    と、 負の屈折力を有し、3枚の負レンズと1枚の正レンズと
    を含む第2レンズ群と、 正の屈折力を有し、3枚の正レンズと1枚の負レンズと
    を含む第3レンズ群と、 負の屈折力を有し、3枚の負レンズを含む第4レンズ群
    と、 正の屈折力を有し、6枚の正レンズと1枚の負レンズと
    を含む第5レンズ群とを備え、 前記第1レンズ群は少なくとも2枚の正レンズを含む部
    分群G1pを有し、 前記第2レンズ群は少なくとも3枚の負レンズを含む部
    分群G2nを有し、 前記第3レンズ群は少なくとも3枚の正レンズを含む部
    分群G3pを有し、 前記第4レンズ群は少なくとも3枚の負レンズを含む部
    分群G4nを有し、 前記第5レンズ群は少なくとも5枚の正レンズを含む部
    分群G5pと最も第2物体側に配置されて第2物体側に
    凹面を向けた正レンズG5gとを有し、 以下の条件を満足することを特徴とする投影光学系。 0.08 < f1/L< 0.25 (1) 0.03 <-f2/L< 0.1 (2) 0.08 < f3/L< 0.3 (3) 0.035<-f4/L< 0.11 (4) 0.1 < f5p/L<0.25 (5) 0.07 < f5g/L<0.21 (6) 0.25 < R5g/L<0.83 (7) 但し、 L :前記第1物体から前記第2物体までの距離、 f1 :前記第1レンズ群中の部分群G1pの焦点距
    離、 f2 :前記第2レンズ群中の部分群G2nの焦点距
    離、 f3 :前記第3レンズ群中の部分群G3pの焦点距
    離、 f4 :前記第4レンズ群中の部分群G4nの焦点距
    離、 f5p:前記第5レンズ群中の部分群G5pの焦点距
    離、 f5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの焦点距
    離、 R5g:前記第5レンズ群中の正レンズG5gの第2物
    体側の凹面の曲率半径、である。
  2. 【請求項2】前記第5レンズ群は、第1物体側に向けら
    れた第1の凹面N1を有し、 該凹面N1の曲率半径をRn1とするとき以下の条件を
    満たすことを特徴とする請求項1記載の投影光学系。 0.125<-Rn1/L<0.33 (8)
  3. 【請求項3】前記第5レンズ群は、以下の条件を満足す
    る少なくとも4枚の正レンズを含むことを特徴とする請
    求項1または2記載の投影光学系。 -10<(r1+r2)/(r1-r2)<-0.1 (9) 但し、 r1:前記少なくとも4枚の正レンズの第1物体側の面
    の曲率半径、 r2:前記少なくとも4枚の正レンズの第2物体側の面
    の曲率半径、である。
  4. 【請求項4】前記第5レンズ群は、第2物体側に向けら
    れた第2の凹面N2と、該第2の凹面N2よりも第2物
    体側に位置し第2物体側に向けられた第3の凹面N3と
    を有し、 以下の条件を満足することを特徴とする請求項1乃至3
    の何れか一項記載の投影光学系。 0.16 <Rn2/L< 0.38 (10) 0.055<Rn3/L< 0.11 (11) 但し、 Rn2:前記第2の凹面N2の曲率半径、 Rn3:前記第3の凹面N3の曲率半径、 である。
  5. 【請求項5】前記第2レンズ群は、少なくとも1つの正
    レンズを含み、該正レンズの第2物体を向いた面の曲率
    半径をRp1とするとき以下の条件を満足することを特
    徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の投影光学
    系。 0.23 <-Rp1/L< 0.5 (12)
  6. 【請求項6】前記第2レンズ群中の正レンズは、前記第
    2レンズ群中の部分群G2nよりも第1物体側に配置さ
    れることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載
    の投影光学系。
  7. 【請求項7】前記第3レンズ群中の負レンズは、前記第
    3レンズ群中の部分群G3pよりも第1物体側に配置さ
    れることを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項記載
    の投影光学系。
  8. 【請求項8】前記第4レンズ群の最も第1物体側には、
    第1物体側に凸面を向けたレンズが配置され、前記第4
    レンズ群の最も第2物体側には、第2物体側に凸面を向
    けたレンズが配置されることを特徴とする請求項1乃至
    7の何れか一項記載の投影光学系。
  9. 【請求項9】前記第2レンズ群の最も第1物体側には、
    正レンズが配置され、 前記第2レンズ群の最も第2物体側には、部分群G2n
    が配置されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか
    一項記載の投影光学系。
  10. 【請求項10】前記第5レンズ群中の第1及び第2の凹
    面N1,N2は、前記第5レンズ群中の部分群G5p中
    に位置することを特徴とする請求項1乃至9の何れか一
    項記載の投影光学系。
  11. 【請求項11】前記第1レンズ群中の部分群G1pは、
    正レンズのみからなることを特徴とする請求項1乃至1
    0の何れか一項記載の投影光学系。
  12. 【請求項12】前記第2レンズ群中の部分群G2nは、
    負レンズのみからなることを特徴とする請求項1乃至1
    1の何れか一項記載の投影光学系。
  13. 【請求項13】前記第3レンズ群中の部分群G3pは、
    正レンズのみからなることを特徴とする請求項1乃至1
    2の何れか一項記載の投影光学系。
  14. 【請求項14】前記第4レンズ群中の部分群G4nは、
    負レンズのみからなることを特徴とsる請求項1乃至1
    3の何れか一項記載の投影光学系。
  15. 【請求項15】前記第1物体を照明する照明光学系と、 前記第1物体を支持する第1支持部材と、 請求項1乃至14のいずれか一項記載の投影光学系と、 前記第2物体を支持する第2支持部材とを備えることを
    特徴とする投影露光装置。
  16. 【請求項16】所定の回路パターンが描かれたマスクを
    紫外域の露光光で照明する工程と、 請求項1乃至14のいずれか一項記載の投影光学系を用
    いて前記照明されたマスクの像を基板上に形成する工程
    とを含むデバイス製造方法。
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