JPH10146479A - ミシン - Google Patents

ミシン

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JPH10146479A
JPH10146479A JP8309571A JP30957196A JPH10146479A JP H10146479 A JPH10146479 A JP H10146479A JP 8309571 A JP8309571 A JP 8309571A JP 30957196 A JP30957196 A JP 30957196A JP H10146479 A JPH10146479 A JP H10146479A
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JP
Japan
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sewing
moving
needle
work cloth
head
Prior art date
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JP8309571A
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English (en)
Inventor
Atsuya Hayakawa
敦也 早川
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US08/902,075 priority patent/US5826525A/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/04Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by memory aspects
    • D05B19/08Arrangements for inputting stitch or pattern data to memory ; Editing stitch or pattern data
    • D05B19/085Physical layout of switches or displays; Switches co-operating with the display
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines
    • D05B19/02Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit
    • D05B19/12Sewing machines having electronic memory or microprocessor control unit characterised by control of operation of machine
    • D05B19/16Control of workpiece movement, e.g. modulation of travel of feed dog
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05DINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES D05B AND D05C, RELATING TO SEWING, EMBROIDERING AND TUFTING
    • D05D2205/00Interface between the operator and the machine
    • D05D2205/12Machine to the operator; Alarms
    • D05D2205/16Display arrangements
    • D05D2205/18Screens

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  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)
  • Automatic Embroidering For Embroidered Or Tufted Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、縫針を上下動させることなく加
工布を頭部に対して相対移動させることのできるミシン
を提供する。 【解決手段】 このミシンにおいては、ステップS21
にて、縫製データを加工布上の縫製位置に応じた画像で
表示するディスプレイを備え、そのディスプレイ上にて
表示される画像上で、ステップS25,27にて任意の
点を指示し、ステップS33にて、縫針を上下動させる
ことなく移動手段を制御して加工布を相対移動させ、頭
部による針落位置を前記指示点まで移動させるようにし
ている。従って、加工布を一針分ずつ移動させる場合に
比べ、きわめて迅速に移動を完了できる。また、針落位
置の移動先を画面上で確認できるので、その指定も容易
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はミシンに関し、詳し
くは、縫針を上下動させることなく加工布を頭部に対し
て相対移動させることのできるミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、刺繍ミシン等の技術分野で
は、縫針を上下動させることなく加工布を頭部に対して
相対移動させることのできるいわゆるステッチバック・
フォワード機能を備えたミシンが知られている。例え
ば、刺繍ミシンでは、加工布を保持したワーク保持枠
を、頭部の下で2次元的に移動させるものが知られてい
る。この種の刺繍ミシンでは、縫製データに記憶された
針落位置が頭部の真下に配設されるようにワーク保持枠
を移動させ、続いて縫針を下ろして縫製を行っている。
【0003】また、この種の刺繍ミシンでは、糸切れを
センサ等で検出し、糸切れ検出時にはミシンを停止する
ことが行われている。更に、この種の刺繍ミシンでは、
上記一針データを逆に辿っていくことにより、ワーク保
持枠の位置を一針分ずつ戻すことが考えられている。こ
の構成を採用した場合、ワーク保持枠を糸切れが発生し
た針落位置まで戻し、そこから縫製を再開することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この場合、
ワーク保持枠を一針分ずつ戻しているので操作性・迅速
性において課題が生じる。例えば、糸切れが発生してか
らミシンが停止するまでに、ワーク保持枠が何針分も移
動していた場合、その途中の針落位置を順次辿っていか
なければならない。この課題は、現在の停止位置に対応
する針落位置が糸切れが発生した針落位置に距離的にき
わめて近い場合にも発生する。また、従来は縫針と加工
布との位置関係を目視によって確認している。このた
め、針落位置を目的位置まで正確に戻す作業には熟練を
要していた。
【0005】そこで、本発明は、加工布を頭部に対して
相対移動させ、針落位置を所望の位置に移動させること
が、容易にかつ迅速にできるミシンを提供することを目
的としてなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達するためになされた請求項1記載の発明は、縫針
を駆動して加工布に縫目を形成する頭部と、該頭部に対
して上記加工布を相対移動させる移動手段と、縫製デー
タに基づいて上記頭部および上記移動手段を制御し、上
記加工布に上記縫製データに応じた縫製を行う制御手段
と、を備えたミシンにおいて、上記縫製データを、上記
加工布上の縫製位置に応じた画像で表示する表示手段
と、該表示手段が表示する画像上で任意の点を指示する
指示手段と、上記縫針を上下動させることなく上記移動
手段を制御して上記加工布を相対移動させ、上記頭部に
よる針落位置を上記指示手段に指示された点まで移動さ
せる移動制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0007】このように構成された本発明では、表示手
段は、縫製データを、加工布上の縫製位置に応じた画像
で表示する。表示手段が表示する画像上で、指示手段に
より任意の点を指示すると、移動制御手段が次のような
動作を行う。すなわち、縫針を上下動させることなく、
移動手段を制御して加工布を頭部に対して相対移動さ
せ、頭部による針落位置を指示手段に指示された点まで
移動させる。
【0008】このように、本発明では、針落位置の移動
先を画像上で指示し、その位置に応じて加工布を移動さ
せているので、加工布を一針分ずつ移動させる場合に比
べ、きわめて迅速に移動を完了することができる。ま
た、針落位置の移動先を画像上で確認することができる
ので、その指定もきわめて容易である。従って、本発明
では、加工布を頭部に対して相対移動させ、針落位置を
所望の位置に移動させることを、容易にかつ迅速に実行
することができる。
【0009】請求項2記載の発明は、縫針を駆動して加
工布に縫目を形成する頭部と、該頭部に対して上記加工
布を相対移動させる移動手段と、一針データに基づいて
上記頭部および上記移動手段を制御し、上記加工布に上
記一針データに応じた縫製を行う制御手段と、を備えた
ミシンにおいて、上記一針データを、上記加工布上の針
落位置に応じた画像で表示する表示手段と、該表示手段
が表示する画像上で、上記針落位置に沿って点を移動さ
せる点移動手段と、上記縫針を上下動させることなく上
記移動手段を制御して上記加工布を相対移動させ、上記
頭部による針落位置を上記点移動手段による移動後の点
まで、他の針落位置に関わらず直接移動させる移動制御
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0010】このように構成された本発明では、表示手
段は、一針データを、加工布上の針落位置に応じた画像
で表示する。点移動手段は、表示手段が表示する画像上
で、針落位置に沿って点を移動させる。すると、移動制
御手段は、縫針を上下動させることなく、移動手段を制
御して加工布を頭部に対して相対移動させ、頭部による
針落位置を点移動手段による移動後の点まで移動させ
る。また、この移動は、他の針落位置に関わらず直接移
動して行われる。
【0011】このため、本発明でも、請求項1記載の発
明と同様、加工布を一針分ずつ移動させる場合に比べ、
迅速に移動を完了することができる。しかも、この移動
は、他の針落位置に関わらず直接移動して行われるの
で、きわめて迅速である。また、本発明では、針落位置
の移動先を、一針データの針落位置に沿って点を移動さ
せて指定している。針落位置の移動先は、制御に用いら
れる一針データの針落位置である場合が多い。このた
め、本発明では、針落位置の移動先をきわめて容易に指
定することができる。従って、本発明では、加工布を頭
部に対して相対移動させ、針落位置を所望の位置に移動
させることを、容易にかつ迅速に実行することができ
る。
【0012】請求項3記載の発明は、請求項2記載の構
成に加え、上記制御手段が、縫製中に上記縫針を上げた
まま上記移動手段を制御して上記加工布を相対移動させ
るフィード、または、上記頭部を制御して上記縫目を形
成する糸の色替えを実行可能に構成され、上記点移動手
段が、上記フィードまたは上記色替えが実行される針落
位置まで上記点を移動させることを特徴としている。
【0013】このように、本発明では、点移動手段が、
フィードまたは色替えが実行される針落位置まで上記点
を移動させている。針落位置の移動先は、一針データの
針落位置の内でも、フィードまたは色替えが実行される
針落位置である場合が多い。このため、本発明では、請
求項2記載の発明の効果に加えて、針落位置の移動先を
一層容易にかつ迅速に指定することができるといった効
果が生じる。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載の構成に加え、上記縫目を形成する糸の糸
切れを検出する糸切れ検出手段と、上記糸切れ検出手段
により糸切れが検出されたとき、上記制御手段による上
記頭部および上記移動手段の制御を停止すると共に、そ
の停止中に上記移動制御手段による上記移動手段の制御
を許可する制御切替手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0015】このように構成された本発明では、糸切れ
検出手段が糸切れを検出すると、制御切替手段は、制御
手段による頭部および移動手段の制御を停止すると共
に、その停止中に移動制御手段による移動手段の制御を
許可する。このため、糸切れが発生すると即座にミシン
の動作を停止し、頭部の針落位置を所望の位置(例えば
糸切れが発生した針落位置)へ移動させることが即座に
実行可能となる。従って、本発明では、請求項1〜3に
記載の発明の効果に加えて、糸切れ後の縫製再開を迅速
に行うことができるといった効果が生じる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明が適用された刺繍ミシ
ンの構成を表す斜視図である。なお、本刺繍ミシンは、
以下に示すように3頭立ての刺繍ミシンである。
【0017】すなわち、図1に示すように、本刺繍ミシ
ンは左右方向に延びるベースフレーム1を有し、その上
面後部には、ミシン支持板2が配設されている。ミシン
支持板2の後端部には、左右方向に延びる支持フレーム
3が立設され、この支持フレーム3には、3つの頭部
4,5,6が所定間隔で設けられている。また、ベース
フレーム1の上面には、これらの頭部4,5,6と対向
する位置に、ベッド部7,8,9が設けられている。
【0018】頭部4,5,6の各々の前端部には、左右
方向に1列に配設された12本の縫針11を上下動可能
に支持するケース12が、左右方向に移動可能に支承さ
れている。また、ミシン支持板2の前方には、ベッド部
7〜9の上面と同じ高さになるように作業用テーブル1
3が配設されている。この作業用テーブル13と、その
両側に配設された補助テーブル14,15との上方に
は、矩形のワーク保持枠16が設けられている。このワ
ーク保持枠16は、図示しない加工布を保持可能に構成
されると共に、X軸方向(左右方向)およびY軸方向
(前後方向)に移動可能に設けられている。更に、一方
の補助テーブル15の後方には、縫製に関するメッセー
ジを表示するディスプレイ18aを備え、種々の指令を
実行するための操作パネル18が設けられている。
【0019】次に、ベースフレーム1内には、図2に示
すように、ワーク保持枠16をX軸方向またはY軸方向
へ移動させるX軸モータ21およびY軸モータ23と、
各頭部4〜5を貫通して設けられた図示しない共通の主
軸を駆動する主軸モータ25と、各頭部4〜5のケース
12を同時に左右方向に移動させ上記主軸の駆動力が伝
達される縫針11を変更する針棒移動モータ27とが内
蔵されている。そして、これらの各モータ21〜27
は、同じくベースフレーム1に内蔵された電子制御回路
40に、操作パネル18と共に接続されている。
【0020】電子制御回路40は、CPU41,ROM
42,RAM43を中心に構成されており、この他、各
モータ21〜27および操作パネル18とデータの送受
信を行う入出力ポート45と、記憶媒体としてのフロッ
ピディスク(図示せず)にデータの読み書きを行うフロ
ッピディスクドライバ47とを備えている。また、CP
U41,ROM42,RAM43,入出力ポート45,
およびフロッピディスクドライバ47は、バス49を介
してデータの送受信可能に接続されている。なお、入出
力ポート45の各モータ21〜27との送受信部には図
示しない周知の駆動回路が設けられている。また、入出
力ポート45には、図示しないコネクタを介してマウス
51を接続することも可能とされている。更に、入出力
ポート45は、マウス51の代わりにスタイラスペン等
を接続可能に構成してもよい。
【0021】次に、この電子制御回路40が実行する処
理について説明する。縫製データ71(図4)を記憶し
たフロッピディスクをフロッピディスクドライバ47に
挿入し、電源投入後、操作パネル18に所定の操作を行
うと、ROM42に記憶されたプログラムに基づき、電
子制御回路40は図3のフローチャートに示すメインル
ーチンを実行する。
【0022】図3に示すように、処理を開始すると、電
子制御回路40は、先ずS1(Sはステップを表す:以
下同様)にてフロッピディスクドライバ47を介して縫
製データ71を読み出す。続くS3では、その縫製デー
タ71によって縫製される刺繍模様をディスプレイ18
aに表示し、続いて、操作パネル18に縫製の開始指示
がなされるまで待機する(S5)。縫製の開始指示がな
されると(S5:YES)S7へ移行し、上記各モータ
21〜27をその縫製データ71に基づいて駆動する縫
製処理を開始する。
【0023】ここで、縫製データ71は、図4に例示す
るように、加工布上の針落点(針落位置)の座標を記憶
した針落点データ73を多数羅列して構成され、所々に
縫針11の変更を指示する色替えデータ75を有してい
る。また、針落点データ73には必要に応じて後述のフ
ィードコマンド(図示せず)が付与され、縫製データ7
1の末尾にはデータの終了を表す終了データ77が付与
されている。
【0024】上記縫製処理は、図3とは別ルーチンによ
って次のように実行される。すなわち、針落点データ7
3を読み込んだときは、X軸モータ21およびY軸モー
タ23を駆動して加工布上の針落点をその針落点データ
73に指示された座標と一致させ、同時に主軸モータ2
5を駆動して縫針11を上下動させ加工布に縫目を形成
する。なお、その針落点データ73にフィードコマンド
が付与されている場合は、縫針11を下ろさずにそのま
ま次の針落点へ移動する。また、色替えデータ75を読
み込んだときは、針棒移動モータ27を駆動してケース
12を移動させ、上下動する縫針11を予め設定された
順序で変更する。
【0025】図3へ戻って、続くS11では、終了デー
タ77の検出によって上記縫製処理が終了したか否かを
判断し、終了していない場合(NO)はS13へ移行す
る。S13では、図示しない糸切れセンサによっていず
れかの頭部4〜6における糸切れを検出したか否かを判
断し、糸切れを検出していない場合(NO)はS11に
戻る。この間、上記縫製処理が続行され、ディスプレイ
18aには縫製の進行状態に関わる表示がなされる。
【0026】縫製が終了し(S11:YES)または糸
切れを検出した場合(S13:YES)は、S15にて
各モータ21〜27へ停止指令を出力し、刺繍ミシンを
停止して一旦処理を終了する。なお、縫製中に操作パネ
ル18等から停止が指示された場合も、S11にて肯定
判断して刺繍ミシンを停止する(S15)。
【0027】このように、刺繍ミシンが停止された場
合、次の縫製位置移動処理が実行可能となる。次に、こ
の縫製位置移動処理について、図5のフローチャートを
用いて説明する。なお、電子制御回路40は、刺繍ミシ
ンの停止中に操作パネル18から所定の入力がなされた
とき、ROM42に記憶されたプログラムに基づきこの
処理を実行する。
【0028】処理を開始すると、先ず、S21にて現在
の縫製位置をディスプレイ18aに表示する。このとき
の表示を図6に例示する。ディスプレイ18aには、枠
81が表示され、その中に縫製データ71に対応した刺
繍模様83を表示する。そして、現在の縫製位置(すな
わち頭部4〜6の針落点)を十字カーソル85で指示す
る。また、枠81の内側下方には、次のようなスイッチ
部90を表示する。すなわち、このスイッチ部90は、
後述のスイッチ94〜98による送り量を設定するため
の3つの針数設定スイッチ91,色替え位置スイッチ9
2,およびフィード位置スイッチ93と、スイッチ91
〜93にて設定された量ずつ十字カーソル85を移動さ
せるための連続戻しスイッチ94,戻しスイッチ95,
停止スイッチ96,送りスイッチ97,および連続送り
スイッチ98と、後述の縫製位置移動指令を入力するた
めの移動スイッチ99と、から構成されている。
【0029】図5に戻って、続くS23では、縫製位置
の指定方法が次の直接指定であるか順序指定であるかを
判断する。直接指定とは、マウス51の操作により、十
字カーソル85の移動先をディスプレイ18aの画面上
に直接指定する方法である。スイッチ部90以外の画面
上でマウス51がクリックされると、S23で直接指定
と判断し、S25へ移行する。このステップへ移行する
と、このステップへ移行する際にマウス51がクリック
された位置に十字カーソル85を移動させ、その位置に
十字カーソル85を固定する。
【0030】また、スイッチ91〜93のいずれかの上
でマウス51がクリックされると、S23で順序指定と
判断して、S27へ移行する。このステップでは、十字
カーソル85の移動先が次のようにして指定される。送
りスイッチ97上でマウス51がクリックされると、こ
のステップへ移行する際に選択されたスイッチ91〜9
3に応じた針数だけ先の針落点へ、十字カーソル85を
移動させる。例えば、針数設定スイッチ91が選択され
た場合はその針数設定スイッチ91に表示された針数分
だけ先の針落点へ、色替え位置スイッチ92が選択され
た場合は次に色替えデータ75が現れる針落点へ、フィ
ード位置スイッチ93が選択された場合は次にフィード
コマンドが現れる針落点へ、それぞれ移動させる。
【0031】また、連続送りスイッチ98上でマウス5
1がクリックされた場合は、十字カーソル85を上記針
数づつまたは上記針落点毎に連続的に送り、戻しスイッ
チ95が選択された場合は十字カーソル85を上記針数
だけまたは上記針落点まで戻し、連続戻しスイッチ94
が選択された場合は十字カーソル85を上記針数づつま
たは上記針落点毎に連続的に戻す。そして、停止スイッ
チ96上でマウス51がクリックされると、十字カーソ
ル85をそのときの位置に固定する。
【0032】このようにして、十字カーソル85が所望
の位置に固定されると(S25,S27)、続くS31
へ移行し、移動スイッチ99を介して縫製位置移動指令
が入力されるまで待機する。縫製位置移動指令が入力さ
れると(S31:YES)、S33にてX軸モータ21
およびY軸モータ23を駆動し、頭部4〜6の針落点を
十字カーソル85が示す位置に移動させて処理を終了す
る。なお、この移動は、主軸モータ25および針棒移動
モータ27は停止したままで、すなわち、縫針11およ
びケース12は停止したままで行われる。また、この移
動は、X軸モータ21およびY軸モータ23を同時に駆
動して最短距離で行ってもよく、各モータ21,23を
順次駆動して行ってもよい。以上の処理により、頭部4
〜6の針落点が所望の位置に配設され、そこから縫製を
開始することができる。
【0033】このように、本刺繍ミシンでは、マウス5
1またはスイッチ部90の操作により、針落点の移動先
を十字カーソル85で指示し、その位置に応じてワーク
保持枠16を移動させることができる。このため、加工
布を所望の位置に迅速に移動させることができる。ま
た、針落点の移動先をディスプレイ18aの画面上で確
認することができるので、その指定もきわめて容易であ
る。このため、本刺繍ミシンでは、加工布を頭部4〜6
に対して移動させて、針落点を所望の位置に移動させる
ことを、容易にかつ迅速に実行することができる。
【0034】針落点の移動先は、縫製データ71に指示
された針落点である場合が多いが、この場合、スイッチ
部90に指示を与えれば十字カーソル85を針落点に沿
って移動させることができる。また、フィードまたは色
替えといった特殊な針落点を指定して十字カーソル85
を移動させたり、10針分ずつまたは100針分ずつ移
動させたりすることもできる。従って、本刺繍ミシンで
は、十字カーソル85を所望の位置に移動させることを
一層容易にかつ迅速に行うことができる。一方、縫製位
置の直接指定では、針落点の移動先を、縫製データ71
に拘束されず自由に指定することができる。更に、本刺
繍ミシンでは、糸切れを検出したとき(S13:YE
S)即座にミシンを停止し(S15)、図5の縫製位置
移動処理を実行可能とすることができる。このため、糸
切れ後の縫製再開をきわめて迅速に行うことができる。
【0035】なお、上記実施の形態において、ワーク保
持枠16,X軸モータ21,およびY軸モータ23が移
動手段に、S7の処理によって開始される縫製処理およ
びその処理のプログラムを記憶したROM42の記憶領
域が制御手段に、ディスプレイ18a,S21の処理,
およびその処理のプログラムを記憶したROM42の記
憶領域が表示手段に、マウス51,S25の処理,およ
びその処理のプログラムを記憶したROM42の記憶領
域が指示手段に、マウス51,スイッチ部90,S27
の処理,およびその処理のプログラムを記憶したROM
42の記憶領域が点移動手段に、S33の処理およびそ
の処理のプログラムを記憶したROM42の記憶領域が
移動制御手段に、前述の糸切れセンサ,S13の処理お
よびその処理のプログラムを記憶したROM42の記憶
領域が糸切れ検出手段に、S15の処理,刺繍ミシンの
停止に応じて図5の処理を許可する周知のフラグ処理,
およびそれらの処理のプログラムを記憶したROM42
の記憶領域が制御切替手段に、それぞれ相当する。
【0036】なお、本発明は上記実施の形態になんら限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の形態で実施することができる。例えば、本発明
は刺繍ミシン以外にも、ポケットの周囲を服地に縫いつ
けるいわゆるポケットセッター等、種々のミシンに適用
することができる。また、上記実施の形態では、ベース
フレーム1に内蔵された電子制御回路40によって上記
処理を行っているが、ミシンとは別体に設けられたパー
ソナルコンピュータ等により図3〜図6で説明した処理
を実行し、通信ケーブルまたは電波の送受信部を介して
駆動信号を送信し、ミシンを制御してもよい。更に、糸
切れを検出して停止した場合、図6の画面に糸切れが発
生した位置を指示してもよい。この場合、その糸切れが
発生した位置に自動的に針落点を移動させる処理も可能
となる。
【0037】また更に、上記実施の形態では、縫製デー
タとして一針データを使用しているが、本発明は、ブロ
ックデータやアウトラインデータ等によって縫製を行う
ミシンに対しても適用することができる。この場合も、
マウス51等による縫製位置の直接指定(S25)は上
記実施の形態と同様の処理で行うことができる。また、
縫製位置の直接指定のみを行う場合、十字カーソル85
は特に表示しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された刺繍ミシンの構成を表す斜
視図である。
【図2】その刺繍ミシンの制御系の構成を表すブロック
図である。
【図3】その制御系で実行される処理のメインルーチン
を表すフローチャートである。
【図4】その制御系で使用される縫製データを例示する
説明図である。
【図5】その制御系で実行される縫製位置移動処理を表
すフローチャートである。
【図6】その処理における表示画面を例示する説明図で
ある。
【符号の説明】
4,5,6…頭部 11…縫針 12
…ケース 16…ワーク保持枠 18…操作パネル 21
…X軸モータ 23…Y軸モータ 25…主軸モータ 27
…針棒移動モータ 40…電子制御回路 47…フロッピディスクドラ
イバ 51…マウス 71…縫製データ 73…針落点データ 75
…色替えデータ 83…刺繍模様 85…十字カーソル 90
…スイッチ部 91…針数設定スイッチ 92…位置スイッチ 93
…フィード位置スイッチ 94…連続戻しスイッチ 95…戻しスイッチ 9
6…停止スイッチ 97…送りスイッチ 98…連続送りスイッチ
99…移動スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫針を駆動して加工布に縫目を形成する
    頭部と、 該頭部に対して上記加工布を相対移動させる移動手段
    と、 縫製データに基づいて上記頭部および上記移動手段を制
    御し、上記加工布に上記縫製データに応じた縫製を行う
    制御手段と、 を備えたミシンにおいて、 上記縫製データを、上記加工布上の縫製位置に応じた画
    像で表示する表示手段と、 該表示手段が表示する画像上で任意の点を指示する指示
    手段と、 上記縫針を上下動させることなく上記移動手段を制御し
    て上記加工布を相対移動させ、上記頭部による針落位置
    を上記指示手段に指示された点まで移動させる移動制御
    手段と、 を備えたことを特徴とするミシン。
  2. 【請求項2】 縫針を駆動して加工布に縫目を形成する
    頭部と、 該頭部に対して上記加工布を相対移動させる移動手段
    と、 一針データに基づいて上記頭部および上記移動手段を制
    御し、上記加工布に上記一針データに応じた縫製を行う
    制御手段と、 を備えたミシンにおいて、 上記一針データを、上記加工布上の針落位置に応じた画
    像で表示する表示手段と、 該表示手段が表示する画像上で、上記針落位置に沿って
    点を移動させる点移動手段と、 上記縫針を上下動させることなく上記移動手段を制御し
    て上記加工布を相対移動させ、上記頭部による針落位置
    を上記点移動手段による移動後の点まで、他の針落位置
    に関わらず直接移動させる移動制御手段と、 を備えたことを特徴とするミシン。
  3. 【請求項3】 上記制御手段が、縫製中に上記縫針を上
    げたまま上記移動手段を制御して上記加工布を相対移動
    させるフィード、または、上記頭部を制御して上記縫目
    を形成する糸の色替えを実行可能に構成され、 上記点移動手段が、上記フィードまたは上記色替えが実
    行される針落位置まで上記点を移動させることを特徴と
    する請求項2記載のミシン。
  4. 【請求項4】 上記縫目を形成する糸の糸切れを検出す
    る糸切れ検出手段と、 上記糸切れ検出手段により糸切れが検出されたとき、上
    記制御手段による上記頭部および上記移動手段の制御を
    停止すると共に、その停止中に上記移動制御手段による
    上記移動手段の制御を許可する制御切替手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記
    載のミシン。
JP8309571A 1996-11-20 1996-11-20 ミシン Pending JPH10146479A (ja)

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