JPH1014134A - 安定化電源回路 - Google Patents

安定化電源回路

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JPH1014134A
JPH1014134A JP8160062A JP16006296A JPH1014134A JP H1014134 A JPH1014134 A JP H1014134A JP 8160062 A JP8160062 A JP 8160062A JP 16006296 A JP16006296 A JP 16006296A JP H1014134 A JPH1014134 A JP H1014134A
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capacitor
circuit
charging
time
converter
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Shinji Kaneko
真二 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】瞬断復帰時の充電電流を大きくすることなく最
大瞬断許容時間を大幅に伸ばせるようにする。 【解決手段】出力保持回路50は充放電時間の異なる2
つの充放電回路50A,50Bで構成される。瞬断が発
生するとコンデンサC1が放電を開始し、ダイオードD
の順方向降下電圧VFまで出力電圧Vaが低下すると、
今度はコンデンサC2が放電を開始する。コンデンサC
2による放電を行うことによって瞬断開始から保証電圧
Vx以下になるまでの時間が長くなり、コンデンサC1
だけの場合よりも出力保持時間が長く、最大瞬断許容時
間が伸びる。充電時の瞬時インピーダンスは、第1の充
放電回路の方が第2の充放電回路よりも遥かに小さいの
で、充電時には最初にコンデンサC1が充電される。瞬
断復帰時の充電電流の値は従来よりも僅かに大きいだけ
なので前段のコンバータの素子は破壊されない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンピュータ装
置などに適用できる安定化電源回路に関する。詳しく
は、AC−DCコンバータの出力段に接続される出力保
持回路の出力保持時間を長くして交流瞬断による電源瞬
断を回避すると共に、出力保持回路に設けられた充放電
コンデンサへの充電電流を制限して、この充電電流によ
るAC−DCコンバータの破壊を防止できるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置などでは、これに供給
される交流電源が瞬断したときでも、コンピュータ装置
の駆動電圧が規定値以上の電圧となっているように、最
近では並列運転を行う安定化電源回路が使用されるよう
になってきている。
【0003】図4はその一例を示す従来例であって、こ
の並列運転を行う電源回路10は、通常リダンタント
(Redundant)安定化電源回路と呼ばれている。
【0004】図4において、端子11には交流電源(A
C100V)が接続され、これがACフィルタ12で混
入ノイズが除去されると共に、その後並列接続された一
対のコンバータ(本例ではAC−DCコンバータ)20
A,20Bに交流電源が与えられて安定化された所定値
の出力電圧が得られる。コンバータ20Aと20Bは均
等使用であって、それぞれの出力電流は電流加算器13
(実際には使用されていない)で電流加算されて負荷1
5に供給される。
【0005】このように並列運転させておけば、片方の
出力電圧が瞬断しても別の出力電圧で補うことができる
から、交流電源が復帰するまでの僅かな時間でも、負荷
15に対する保証電圧を確保できる。
【0006】コンバータ20A,20Bとしては高調波
を規制できると共に、力率を改善するために、通常図5
に示すように直列2段のコンバータ構成が採用されてい
る。その初段のコンバータ30はAC−DCコンバータ
であり、後段のコンバータ40はDC−DCコンバータ
が使用される。
【0007】そして、AC−DCコンバータ30の出力
電圧Vaが所定電圧まで上昇した段階でDC−DCコン
バータ40が動作するように、AC−DCコンバータ3
0ではイネーブル信号ENが生成され、このイネーブル
信号ENによってDC−DCコンバータ40のDC変換
動作が行われるようになされている。そのため、段間に
は充放電用コンデンサC1が接続され、蓄えられた出力
電圧VaをDC−DCコンバータ40に与えるようにし
ている。
【0008】AC−DCコンバータ30は高調波規制と
力率を改善するための回路構成となされている。図6は
その一例を示す系統図であって、同図はブーストアップ
コンバータとして構成されている。
【0009】端子31に供給された交流電源は整流回路
32で全波整流され、その後ブースト回路33で高調波
出力が抑制されると共に力率改善がなされる。そのた
め、入力電圧Vとブースト回路33を流れる電流Iが制
御回路34に供給され、高周波制御信号Scでブースト
回路33のスイッチングトランジスタ(図示はしない)
が制御される。
【0010】ブーストされた出力電圧は整流平滑機能を
持った保護回路35を経て出力電圧Vaとなされる。こ
の出力電圧Vaは制御回路34にフィードバックされ
る。制御回路34では上述したイネーブル信号ENも同
時に生成される。
【0011】図6のようなAC−DCコンバータ30と
DC−DCコンバータ40を組み合わせた図5に示す安
定化電源回路20A(20B)の動作を図7以下を参照
して説明する。
【0012】図7は電源立ち上げ時の動作であって、時
点t1で電源がオンされると第1の出力電圧Va(AC
−DCコンバータ30の出力電圧)が上昇し始める。こ
の電圧VaがコンデンサC1に蓄えられる。本例では出
力電圧Vaは250ボルトDCとなるように100ボル
トの交流電圧がコンバート(昇圧)される。
【0013】この出力電圧VaはDC−DCコンバータ
40の入力電圧となるが、このコンバータ40では安定
化された第2の出力電圧Vbが得られるように入力電圧
をダウンコンバートする。負荷15としてコンピュータ
装置に設けられたIC回路を示すと、第2の出力電圧V
bとしては5ボルトDC程度が適当である。
【0014】負荷15を安定駆動するための電圧(許容
電圧)は5ボルトに対して±5%程度であるが、説明の
都合上この±5%の数値を無視すると、DC−DCコン
バータ40で常に安定した第2の出力電圧Vbを得るに
は、ある値以上の入力電圧Vaでなければならない。こ
の保証電圧をVxとすれば、図5の場合180ボルト程
度までである。これ以上入力電圧Vaが低下すると安定
した第2の出力電圧Vbを保証できなくなる。
【0015】そのため、その入力電圧VaがDC−DC
コンバータ40の保証電圧Vx以上になったとき始めて
コンバート動作が実行されるようにイネーブル信号EN
(図7B)が生成される。同図のように時点t2でイネ
ーブル信号ENが得られると、安定化された第2の出力
電圧Vbが得られる(図7C)。
【0016】上述したコンデンサC1の働きで交流電源
が瞬断した場合でも出力電圧Vbはゼロにはならない。
したがってコンデンサC1は出力保持手段として機能す
る。通常この出力保持時間としては20msec程度とな
るようにコンデンサC1の容量が設定されている場合が
多い。出力保持時間以上の瞬断があると、第2の出力電
圧Vbはもはや保証範囲を超えた電圧値となってしま
う。
【0017】図8はそのときの動作を示すもので、同図
A,Bに示すように出力保持時間Tbよりも長い時間T
aの間、交流電源が瞬断した例である。時点t3で交流
電源の瞬断が発生すると、その時点から第1の出力電圧
Vaが下がり始める。その時定数はほぼ出力電圧Vaと
コンデンサC1の値で決まる。
【0018】第1の出力電圧Vaが保証電圧Vx以下に
なると(時点t4)、イネーブル信号ENがローレベル
となり(図8A〜C)、DC−DCコンバータ40の動
作が停止し、第2の出力電圧Vbは時点t4からゼロと
なる(図8D)。その後交流電源が復帰し(時点t
5)、AC−DCコンバータ30への入力電圧がAC1
00ボルトに戻り、第1の出力電圧Vaが保証電圧Vx
を超えると第2の出力電圧Vbも元の電圧に復帰する
(時点t6)。
【0019】このような瞬断状態のときのコンデンサC
1に対する充電電流I1に注目すると、図8Eのように
瞬断開始と同時にコンデンサC1への充電が停止して放
電状態となり、瞬断が止まるとコンデンサC1への充電
が再開される。上述したようにそのときの充電電流(シ
ョート電流若しくは突入電流)I1′は、瞬断停止時の
出力電圧VaとコンデンサC1の容量でほぼ決まる。し
たがって充電電流は比較的大きな値となるが、このよう
な充電電流I1′が流れたときでもAC−DCコンバー
タ30の構成素子が破壊されるおそれのある電流Imax
を超えないように出力電圧VaやコンデンサC1の容量
が選ばれている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
源回路をコンピュータ装置の電源として使用する場合に
は僅かな電源瞬断でもデータの破壊につながるので許さ
れない。図5に示すコンピュータ20A,20Bを用い
た電源回路10では最大瞬断許容時間は大凡20msec
であるから、本来ならこの最大瞬断許容時間は2倍以上
であった方が好ましい。
【0021】そうするためにはコンデンサC1の容量を
最大瞬断許容時間に見合って大きな値とすればよい。例
えば最大瞬断許容時間を50msec(=Ta′)とした
ときには、その容量(C1とする)をC1×2.5とす
ればよい。
【0022】そうした場合には図9A〜Cに示すように
瞬断時間Taが、最大瞬断許容時間Ta′以内であると
きには、第2の出力電圧Vbの瞬断は発生しない(同図
D)。その反面、時点t8として示す瞬断復帰時にコン
デンサC1を流れる充電電流I1′も大きくなる。単純
にコンデンサC1の容量が2.5倍になるのでその充電
電流I1′の値も図8Eの2.5倍以上になる。その結
果、AC−DCコンバータ20Aの構成素子を破壊する
おそれがある電流Imaxを遥かに超え(同図E)、AC
−DCコンバータ20Aの破壊につながる。
【0023】このような素子破壊はコンバータの構成が
AC−DCコンバータ以外でも発生することは容易に理
解できる。もちろん並列運転構成ではなく、コンバータ
1個の電源回路でも発生する。
【0024】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、最大瞬断許容時間を従来より
も長くすると共に、そのときに発生する充電電流値を十
分抑圧できるような安定化電源回路を提案するものであ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、この発明に係る安定化電源回路では、AC−DCコ
ンバータの出力段に出力保持回路が接続され、この出力
保持回路は充放電時間の異なる2つの充放電回路で構成
され、入力電圧が瞬断したとき上記充電時間の速い第1
の充放電回路によって、出力電圧が規定以上に保持され
ると共に、出力電圧が低下したときには充電時間の遅い
第2の充放電回路によって規定以上の出力電圧が保持さ
れるようになされたことを特徴とする。
【0026】この発明では、瞬断が発生すると第1のコ
ンデンサC1が放電を開始し、ダイオードDの順方向降
下電圧VFまで第1の出力電圧Vaが低下すると、今度
は第2のコンデンサC2が放電を開始するから、第2の
コンデンサC2による放電を行うことによって瞬断開始
から保証電圧Vx以下になるまでの時間が長くなる。こ
れによって第1のコンデンサC1だけの場合よりも出力
保持時間が長くなり、最大瞬断許容時間が伸びる。
【0027】一方、充電時の瞬時インピーダンスは、第
1の充放電回路の方が第2の充放電回路よりも遥かに小
さいので、充電時には最初に第1のコンデンサC1が充
電され、これよりも遅れて第2のコンデンサC2が充電
される。
【0028】放電容量は(C1+C2)となり、第1の
コンデンサC1の値を大きくする必要がなくなるから、
瞬断復帰時の充電電流I1′の値は従来よりも僅かに大
きくなるだけで、前段のコンバータの素子を破壊するよ
うなことはない。
【0029】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る安定化電
源回路の一実施形態を図面を参照して詳細に説明する。
【0030】図1に示す実施態様は、図4に示した並列
運転されるリダンダント電源回路に適用した場合であ
り、また1つのコンバータ20A,20Bはそれぞれ図
5に示すような高調波規制と力率を改善する回路構成が
採用され、縦続接続された一対のコンバータ30,40
を有するものに適用した場合である。
【0031】したがってこの発明の一実施態様において
も、図1に示すようにAC−DCコンバータ30とDC
−DCコンバータ40との間には出力保持回路50が設
けられる。この出力保持回路50は第1の充放電回路5
0Aと第2の充放電回路50Bとで構成されている。
【0032】第1の充放電回路50Aは従来と同じく充
放電用のコンデンサC1で構成され、第2の充放電回路
50Bはこの第1の充放電回路50Aと並列接続され、
図のように抵抗器Rと第2のコンデンサC2の直列回路
を有すると共に、抵抗器Rの両端には放電タイミングを
制御するダイオードDが第1のコンデンサC1に対して
逆極性となるように接続されて構成される。
【0033】上述した最大瞬断許容時間を例えば従来の
2.5倍に設定したとすると、第1のコンデンサC1の
値は従来と同じ値(例えば470μF)である。第2の
コンデンサC2の値も第1のコンデンサC1よりも小さ
な値に選ばれると共に抵抗器Rの値は数100Ωに選ば
れる。
【0034】図1のように構成された安定化電源回路1
0の動作を図2を参照して説明すると、交流電源の瞬断
が図2の時点t3からt4までとし、その時間間隔Ta
が最大瞬断許容時間Tb′以下であるときには、瞬断が
復帰する時点t4での第1の出力電圧Vaは保証電圧V
x以下とはならない(図2A,B)。そのため、DC−
DCコンバータ40は安定に動作し(同図C)、安定化
された第2の出力電圧Vbが負荷15に印加され、デー
タの破壊などを惹起することはない。
【0035】これは次のように説明することができる。
第1と第2のコンデンサC1,C2を上述したように選
んだときには、両コンデンサの端子電圧は第1のコンデ
ンサC1側が高い。そのため、時点t3で瞬断が発生す
ると第1のコンデンサC1が放電を開始し、ダイオード
Dの順方向降下電圧VFまで第1の出力電圧Vaが低下
すると、今度は第2のコンデンサC2が放電を開始する
から、第2のコンデンサC2による放電を行うことによ
って瞬断開始から保証電圧Vx以下になるまでの時間が
長くなる。これによって第1のコンデンサC1だけの場
合よりも出力保持時間が長くなり、最大瞬断許容時間が
伸びる。
【0036】このように放電容量が(C1+C2)とな
るから、最大瞬断許容時間を長くするために第1のコン
デンサC1の容量を大きくする必要はない。
【0037】一方、充電時の瞬時インピーダンスは、抵
抗器Rの関係で第1の充放電回路50Aの方が第2の充
放電回路50Bよりも遥かに小さい。第1のコンデンサ
C1の瞬時インピーダンスは数mΩである。その結果、
充電時には最初に第1のコンデンサC1が充電され、こ
れよりも遅れて第2のコンデンサC2が充電される。
【0038】第1のコンデンサC1の値は従来と同じ値
を採用できるから、時点t4での瞬断復帰時の充電電流
I1′の値は図2Eに示すように従来よりも僅かに大き
くなるだけである。
【0039】これは、時点t4での第1の出力電圧Va
は保証電圧Vxよりも高い値となっているからで、コン
デンサC1の値が同じでも従来例として示す図8E(V
a<Vx)よりも僅かに大きな充電電流が流れることに
なる。この程度の充電電流では前段のコンバータ30の
素子を破壊するようなことはない。
【0040】このように図1のように出力保持回路50
を構成することによって瞬断復帰時の充電電流を大きく
することなく最大瞬断許容時間を従来よりも大幅に伸ば
すことができる。
【0041】図3はこの発明の他の実施態様を示すもの
で、図1と同一部分の説明は割愛する。
【0042】この実施態様では、第1と第2の充放電回
路50A,50Bとで出力保持回路50が構成される
も、第2の充放電回路50Bは図のようにダイオード
D、抵抗器R、第2のコンデンサC3がこの順序で直列
接続され、ダイオードDにはAC−DCコンバータ30
で発生させた第3の出力電圧Vcが印加される。そし
て、抵抗器RとコンデンサC3の接続中点とDC−DC
コンバータ40の入力端との間にスイッチ52が設けら
れて第2の充放電回路50Bが構成される。
【0043】第3の出力電圧Vcは、ブースト回路33
に設けられたトランス(図示はしない)の補助巻線を利
用して発生させることができる。この出力電圧Vcとし
て、 Vc=2Va のように選らんだときには、コンデンサC3の値を、 C3=C1/2 のように選ぶことができる。
【0044】このように構成した場合、瞬断が起き、第
1の出力電圧Vaが例えば保証電圧Vx近くまで降下し
たときにスイッチ52をオンさせれば、今度は第2のコ
ンデンサC3の充電電圧がDC−DCコンバータ40の
入力電圧として印加されるようになる。このときの放電
時定数は電圧VcとコンデンサC3の値で決まるから、
上述したような関係に選んであるときには、第1のコン
デンサC1とほぼ同じような放電特性となる。その結
果、最大瞬断許容時間を従来のほぼ2倍まで伸ばすこと
ができる。
【0045】上述した実施態様は図4に示す並列運転の
電源回路であって、図5のように一対のコンバータを有
するものに適用した。この発明はこれに限らず単一のA
C−DCコンバータで構成された電源回路であって並列
運転構成のものにも、AC−DCコンバータで構成され
た単一電源回路にも適用できる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明では、入力
電圧が瞬断したとき上記充電時間の速い第1の充放電回
路によって、出力電圧が規定以上に保持されると共に、
出力電圧が低下したときには充電時間の遅い第2の充放
電回路によって規定以上の出力電圧が保持されるように
したもである。
【0047】これによれば、瞬断復帰時の充電電流を大
きくすることなく最大瞬断許容時間を従来よりも大幅に
伸ばすことができる。したがってこの発明はコンピュー
タ装置などの電源回路に適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る安定化電源回路の一実施態様を
示す要部の系統図である。
【図2】その動作説明図である。
【図3】この発明に係る安定化電源回路の他の実施態様
を示す要部の系統図である。
【図4】従来の並列運転構成の安定化電源回路の系統図
である。
【図5】それに使用されるコンバータの系統図である。
【図6】AC−DCコンバータの具体例を示す系統図で
ある。
【図7】動作説明の波形図である。
【図8】動作説明の波形図である。
【図9】動作説明の波形図である。
【符号の説明】
10・・・安定化電源回路、20A,20B・・・コン
バータ、30・・・AC−DCコンバータ、40・・・
DC−DCコンバータ、50・・・出力保持回路、50
A,50B・・・充放電回路、C1,C2,C3・・・
充放電コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 AC−DCコンバータの出力段に出力保
    持回路が接続され、 この出力保持回路は充放電時間の異なる2つの充放電回
    路で構成され、 入力電圧が瞬断したとき上記充電時間の速い第1の充放
    電回路によって、出力電圧が規定以上に保持されると共
    に、 出力電圧が低下したときには充電時間の遅い第2の充放
    電回路によって規定以上の出力電圧が保持されるように
    なされたことを特徴とする安定化電源回路。
  2. 【請求項2】 上記第1の充放電回路はコンデンサで構
    成され、第2の充放電回路はコンデンサと抵抗器の直列
    回路に対して、放電タイミングを制御するダイオードが
    接続されて構成されたことを特徴とする請求項1記載の
    安定化電源回路。
  3. 【請求項3】 上記第2の充放電回路は、コンデンサと
    抵抗器とダイオードの直列回路で構成され、 そのコンデンサは上記第1の充放電回路を構成するコン
    デンサよりも小容量のコンデンサが使用されると共に、 上記第1の充放電回路に印加される電圧よりも高い電圧
    で充電されるようになされたことを特徴とする請求項1
    記載の安定化電源回路。
  4. 【請求項4】 AC−DCコンバータの後段にDCコン
    バータが接続され、 上記AC−DCコンバータは高調波を規制すると共に、
    力率を改善する回路構成となされたことを特徴とする請
    求項1記載の安定化電源回路。
  5. 【請求項5】 交流電源に対してAC−DCコンバータ
    が並列接続されて共通の負荷を駆動するようになされる
    と共に、 一対のAC−DCコンバータが並列運転されれるように
    なされ、 そのそれぞれに上記出力保持回路が接続されたことを特
    徴とする請求項1記載の安定化電源回路。
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