JPH10141341A - 遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト - Google Patents
遅れ破壊特性に優れた高強度ボルトInfo
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- JPH10141341A JPH10141341A JP30169596A JP30169596A JPH10141341A JP H10141341 A JPH10141341 A JP H10141341A JP 30169596 A JP30169596 A JP 30169596A JP 30169596 A JP30169596 A JP 30169596A JP H10141341 A JPH10141341 A JP H10141341A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】遅れ破壊特性に優れた引張強さ:1420N/
mm2 超えの高強度ボルトを提供する。 【解決手段】本発明のボルトは、重量%で、C>0.3
%を含有する鋼を用いたボルトであって、内部硬さ:H
V>430、表面硬さ:HV<250及び0.1mm<
脱炭深さ≦0.3mmを満たすことを特徴とする引張強
さ:1420N/mm2 超えの遅れ破壊特性に優れた高
強度ボルトである。
mm2 超えの高強度ボルトを提供する。 【解決手段】本発明のボルトは、重量%で、C>0.3
%を含有する鋼を用いたボルトであって、内部硬さ:H
V>430、表面硬さ:HV<250及び0.1mm<
脱炭深さ≦0.3mmを満たすことを特徴とする引張強
さ:1420N/mm2 超えの遅れ破壊特性に優れた高
強度ボルトである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遅れ破壊特性に優
れた高強度ボルトに関する。
れた高強度ボルトに関する。
【0002】
【従来の技術】高強度ボルトはJIS B 1186 「摩擦接合
用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット」やJI
S B 1051 「鋼製のボルト・小ねじの機械的性質」で強
度が規格化されているが、遅れ破壊が問題となるため、
1200N/mm2 級までの強度となっている。一方
で、自動車の軽量化や建築物の高層化に対応し、更なる
高強度化が要望されているが、1200N/mm2 以上
の強度の鋼は未だ確立されていない。遅れ破壊の起点は
表面であり、表面を軟化し、遅れ破壊感受性に優れた鋼
あるいはボルトを造る考え方がある。軟化法では一般的
に脱炭が考えられるが、この思想で出されたものとし
て、特開昭61-79015号公報、特開昭61-82014号公報及び
特開昭62-267420 号公報がある。
用高力六角ボルト・六角ナット・平座金のセット」やJI
S B 1051 「鋼製のボルト・小ねじの機械的性質」で強
度が規格化されているが、遅れ破壊が問題となるため、
1200N/mm2 級までの強度となっている。一方
で、自動車の軽量化や建築物の高層化に対応し、更なる
高強度化が要望されているが、1200N/mm2 以上
の強度の鋼は未だ確立されていない。遅れ破壊の起点は
表面であり、表面を軟化し、遅れ破壊感受性に優れた鋼
あるいはボルトを造る考え方がある。軟化法では一般的
に脱炭が考えられるが、この思想で出されたものとし
て、特開昭61-79015号公報、特開昭61-82014号公報及び
特開昭62-267420 号公報がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61-79015号公報では脱炭を用いるとは言っても、表面硬
さがHV295〜383と比較的高い上、脱炭深さの規
定がなく、遅れ破壊の完全な防止は難しい。特開昭61-8
2014号公報も表面硬さがHV250〜350と比較的高
く、脱炭深さを規定しているものの0.01〜0.1m
mと浅いため、遅れ破壊の完全な防止は難しい。特開昭
62-267420 号公報は高Si添加鋼を用い、直接焼入れし
たものであり、ボルトへの適用は難しい。本発明の目的
は、上記した問題点を解決し、遅れ破壊特性に優れた引
張強さ:1420N/mm2 超えの高強度ボルトを提供
することにある。
61-79015号公報では脱炭を用いるとは言っても、表面硬
さがHV295〜383と比較的高い上、脱炭深さの規
定がなく、遅れ破壊の完全な防止は難しい。特開昭61-8
2014号公報も表面硬さがHV250〜350と比較的高
く、脱炭深さを規定しているものの0.01〜0.1m
mと浅いため、遅れ破壊の完全な防止は難しい。特開昭
62-267420 号公報は高Si添加鋼を用い、直接焼入れし
たものであり、ボルトへの適用は難しい。本発明の目的
は、上記した問題点を解決し、遅れ破壊特性に優れた引
張強さ:1420N/mm2 超えの高強度ボルトを提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。 (1)本発明のボルトは、重量%(以下%は重量%を示
す)で、C>0.3%を含有する鋼を用いたボルトであ
って、内部硬さ:HV>430、表面硬さ:HV<25
0及び0.1mm<脱炭深さ≦0.3mmを満たすこと
を特徴とする引張強さ:1420N/mm2 超えの遅れ
破壊特性に優れた高強度ボルトである。
達成するために、本発明は以下に示す手段を用いてい
る。 (1)本発明のボルトは、重量%(以下%は重量%を示
す)で、C>0.3%を含有する鋼を用いたボルトであ
って、内部硬さ:HV>430、表面硬さ:HV<25
0及び0.1mm<脱炭深さ≦0.3mmを満たすこと
を特徴とする引張強さ:1420N/mm2 超えの遅れ
破壊特性に優れた高強度ボルトである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明者は、1420N/mm2
超えの高強度ボルトにおいて、脱炭による遅れ破壊特性
の向上を確実なものにするよう、鋭意研究を重ねた。そ
の結果、1420N/mm2 超えの高強度ボルトにおい
て、脱炭による遅れ破壊特性を確実に向上させるために
は、ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを最適化
することが有効であるという知見を得た。
超えの高強度ボルトにおいて、脱炭による遅れ破壊特性
の向上を確実なものにするよう、鋭意研究を重ねた。そ
の結果、1420N/mm2 超えの高強度ボルトにおい
て、脱炭による遅れ破壊特性を確実に向上させるために
は、ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを最適化
することが有効であるという知見を得た。
【0006】この知見に基づき、本発明者は、高強度ボ
ルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを一定範囲内に
制限するようにして、遅れ破壊特性に優れた引張強さ:
1420N/mm2 超えの本発明の高強度ボルトを見出
し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は鋼組成及
びボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを下記範囲
に限定することにより、遅れ破壊特性に優れた引張強
さ:1420N/mm2 超えの高強度ボルトを提供する
ことができる。
ルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを一定範囲内に
制限するようにして、遅れ破壊特性に優れた引張強さ:
1420N/mm2 超えの本発明の高強度ボルトを見出
し、本発明を完成させた。すなわち、本発明は鋼組成及
びボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを下記範囲
に限定することにより、遅れ破壊特性に優れた引張強
さ:1420N/mm2 超えの高強度ボルトを提供する
ことができる。
【0007】以下に本発明の成分添加理由、成分限定理
由、ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さの限定理
由について説明する。 (1)成分組成範囲 C>0.3% Cは焼入れ焼戻し処理により引張強度を確保するために
必要であり、0.3%以下では所望の引張強度が得られ
ない。従って、C量は0.3%超えである。
由、ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さの限定理
由について説明する。 (1)成分組成範囲 C>0.3% Cは焼入れ焼戻し処理により引張強度を確保するために
必要であり、0.3%以下では所望の引張強度が得られ
ない。従って、C量は0.3%超えである。
【0008】また、Si,P,S,は本発明の効果を阻
害しない範囲で、それぞれ0.5%、0.015%、
0.015%の混入は許容される。また、必要に応じて
Mn,Cr,Mo,Niを、それぞれ、<2%、<2
%、<0.5%、<2%添加することも可能である。 (2)ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さの範囲 内部硬さ>HV430 内部硬さがHV430以下では所望の引張強度を確保で
きない。従って、HV430超えである。
害しない範囲で、それぞれ0.5%、0.015%、
0.015%の混入は許容される。また、必要に応じて
Mn,Cr,Mo,Niを、それぞれ、<2%、<2
%、<0.5%、<2%添加することも可能である。 (2)ボルトの内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さの範囲 内部硬さ>HV430 内部硬さがHV430以下では所望の引張強度を確保で
きない。従って、HV430超えである。
【0009】表面硬さ<HV250 表面硬さがHV250以上では遅れ破壊感受性が高い。
従って、HV250未満である。 0.1mm<脱炭深さ≦0.3mm 脱炭深さが0.1mm以下では表面硬さが低くても遅れ
破壊抑制の効果がない。また、0.3mmを超えるとボ
ルト実体での強度にばらつきが出やすい。従って、0.
1mm超えで0.3mm以下である。
従って、HV250未満である。 0.1mm<脱炭深さ≦0.3mm 脱炭深さが0.1mm以下では表面硬さが低くても遅れ
破壊抑制の効果がない。また、0.3mmを超えるとボ
ルト実体での強度にばらつきが出やすい。従って、0.
1mm超えで0.3mm以下である。
【0010】なお、上記(2)の範囲に調整するための
鋼の熱処理条件については、本発明では特に規定しない
が、焼入れ温度を750〜900℃に制御することが好
ましい。
鋼の熱処理条件については、本発明では特に規定しない
が、焼入れ温度を750〜900℃に制御することが好
ましい。
【0011】900℃を超えて焼入れした場合、結晶粒
の粗大化により靭性が低下するため、上限を900℃と
するのが好ましい。一方、750℃未満ではフェライト
分率が増え、必要な強度が出ないため、また脱炭深さが
浅いため、下限を750℃とするのが好ましい。
の粗大化により靭性が低下するため、上限を900℃と
するのが好ましい。一方、750℃未満ではフェライト
分率が増え、必要な強度が出ないため、また脱炭深さが
浅いため、下限を750℃とするのが好ましい。
【0012】上記の鋼成分範囲及びボルトの内部硬さ、
表面硬さ及び脱炭深さの範囲に調整することにより、遅
れ破壊特性に優れた引張強さ:1420N/mm2 超え
の高強度ボルトを得ることが可能である。以下に本発明
の実施例を挙げ、本発明の効果を立証する。
表面硬さ及び脱炭深さの範囲に調整することにより、遅
れ破壊特性に優れた引張強さ:1420N/mm2 超え
の高強度ボルトを得ることが可能である。以下に本発明
の実施例を挙げ、本発明の効果を立証する。
【0013】
(実施例1)SCM435(C:0.35%,Si:0.23
%,Mn:0.77%,P:0.009 %,S:0.008 %,C
r:1.06%,Mo:0.15%)のM22ボルトを用い、焼
入れ焼き戻しを行い、所定の強度を付与した。この際、
雰囲気制御を行い、脱炭性とし、焼入れ温度を750〜
900℃に制御し、内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを
変化させた。熱処理後、ボルト軸部を切断し研磨後、硬
さをマイクロビッカース硬度計で測定した。
%,Mn:0.77%,P:0.009 %,S:0.008 %,C
r:1.06%,Mo:0.15%)のM22ボルトを用い、焼
入れ焼き戻しを行い、所定の強度を付与した。この際、
雰囲気制御を行い、脱炭性とし、焼入れ温度を750〜
900℃に制御し、内部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを
変化させた。熱処理後、ボルト軸部を切断し研磨後、硬
さをマイクロビッカース硬度計で測定した。
【0014】硬さは表面から0.025mm間隔で0.
5mmまで測定し、内部は1mm間隔で測定した。表面
硬さは表面から0.025mmの硬さ、内部硬さは表面
から0.5mmより内部の硬さの平均値とした。脱炭深
さは表面硬さが内部硬さと同等になる位置とした。強度
はボルト実体で引張試験を行い、評価した。
5mmまで測定し、内部は1mm間隔で測定した。表面
硬さは表面から0.025mmの硬さ、内部硬さは表面
から0.5mmより内部の硬さの平均値とした。脱炭深
さは表面硬さが内部硬さと同等になる位置とした。強度
はボルト実体で引張試験を行い、評価した。
【0015】遅れ破壊試験は溝付きの2枚重ねの鋼板に
耐力点締め付けを行った供試ボルト100本を3.5%
食塩水中で乾湿繰り返し(1日浸漬、1日乾燥で6カ月
間)を行い、破断本数で評価した。
耐力点締め付けを行った供試ボルト100本を3.5%
食塩水中で乾湿繰り返し(1日浸漬、1日乾燥で6カ月
間)を行い、破断本数で評価した。
【0016】結果を表1に示す。No.1〜3は本発明
例であり、No.4〜6は比較例である。本発明例のN
o.1〜3は、それぞれ100本の試験を行い、1本の
破断もなかった。
例であり、No.4〜6は比較例である。本発明例のN
o.1〜3は、それぞれ100本の試験を行い、1本の
破断もなかった。
【0017】これに対して、比較例のNo.4は表面硬
さが高く、No.5は脱炭深さが浅く、それぞれ本発明
の範囲から外れており、いずれも遅れ破壊特性に劣る。
また、No.6は脱炭をしない通常のボルトでこの場合
は全数破断してしまった。
さが高く、No.5は脱炭深さが浅く、それぞれ本発明
の範囲から外れており、いずれも遅れ破壊特性に劣る。
また、No.6は脱炭をしない通常のボルトでこの場合
は全数破断してしまった。
【0018】
【表1】
【0019】(実施例2)S45C(C:0.44%,S
i:0.26%,Mn:0.81%,P:0.009 %,S:0.007
%,Cr:0.16%)のM12ボルトを用い、実施例1と
同様の試験を行った。
i:0.26%,Mn:0.81%,P:0.009 %,S:0.007
%,Cr:0.16%)のM12ボルトを用い、実施例1と
同様の試験を行った。
【0020】結果を表2に示す。No.1〜3は本発明
例であり、No.4〜6は比較例である。本発明例のN
o.1〜3は、それぞれ100本の試験を行い、1本の
破断もなかった。
例であり、No.4〜6は比較例である。本発明例のN
o.1〜3は、それぞれ100本の試験を行い、1本の
破断もなかった。
【0021】これに対して、比較例のNo.4は表面硬
さが高く、No.5は脱炭深さが浅く、それぞれ本発明
の範囲から外れており、いずれも遅れ破壊特性に劣る。
また、No.6は脱炭をしない通常のボルトでこの場合
は全数破断してしまった。
さが高く、No.5は脱炭深さが浅く、それぞれ本発明
の範囲から外れており、いずれも遅れ破壊特性に劣る。
また、No.6は脱炭をしない通常のボルトでこの場合
は全数破断してしまった。
【0022】
【表2】
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、鋼組成及びボルトの内
部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを特定することにより、
1420N/mm2 超えの強度を有する高強度ボルトで
あっても、遅れ破壊を生じない遅れ破壊特性に優れた高
強度ボルトを提供することができる。また、この技術は
高強度ボルト以外にもPC鋼棒他の高強度鋼においても
適用できるなど、産業上極めて有用な効果をもたらすも
のである。
部硬さ、表面硬さ及び脱炭深さを特定することにより、
1420N/mm2 超えの強度を有する高強度ボルトで
あっても、遅れ破壊を生じない遅れ破壊特性に優れた高
強度ボルトを提供することができる。また、この技術は
高強度ボルト以外にもPC鋼棒他の高強度鋼においても
適用できるなど、産業上極めて有用な効果をもたらすも
のである。
Claims (1)
- 【請求項1】 重量%で、C>0.3%を含有する鋼を
用いたボルトであって、内部硬さ:HV>430、表面
硬さ:HV<250及び0.1mm<脱炭深さ≦0.3
mmを満たすことを特徴とする引張強さ:1420N/
mm2 超えの遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30169596A JPH10141341A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30169596A JPH10141341A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10141341A true JPH10141341A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17900044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30169596A Pending JPH10141341A (ja) | 1996-11-13 | 1996-11-13 | 遅れ破壊特性に優れた高強度ボルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10141341A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009123227A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 高周波熱錬株式会社 | 鋼材、鋼材の製造方法及び鋼材の製造装置 |
WO2011030853A1 (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 高強度ボルト |
WO2011111873A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 新日本製鐵株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
WO2011111872A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 新日本製鐵株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
WO2019150434A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 日産自動車株式会社 | ボルト |
-
1996
- 1996-11-13 JP JP30169596A patent/JPH10141341A/ja active Pending
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009123227A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 高周波熱錬株式会社 | 鋼材、鋼材の製造方法及び鋼材の製造装置 |
CN102597543A (zh) * | 2009-09-10 | 2012-07-18 | 独立行政法人物质·材料研究机构 | 高强度螺栓 |
WO2011030853A1 (ja) * | 2009-09-10 | 2011-03-17 | 独立行政法人物質・材料研究機構 | 高強度ボルト |
US8876451B2 (en) | 2009-09-10 | 2014-11-04 | National Institute For Materials Science | High-strength bolt |
KR101322534B1 (ko) * | 2010-03-11 | 2013-10-28 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 내지연파괴 특성이 우수한 고강도 강재와 고강도 볼트 및 그 제조 방법 |
EP2546380A1 (en) * | 2010-03-11 | 2013-01-16 | Nippon Steel Corporation | High-strength steel and high-strength bolt with excellent resistance to delayed fracture, and manufacturing method therefor |
JP5135557B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2013-02-06 | 新日鐵住金株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
JP5177323B2 (ja) * | 2010-03-11 | 2013-04-03 | 新日鐵住金株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
WO2011111872A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 新日本製鐵株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
EP2546380A4 (en) * | 2010-03-11 | 2013-12-25 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp | HIGH-STRENGTH STEEL AND HIGH-STRENGTH BOLT HAVING EXCELLENT BREAKAGE RESISTANCE AND METHOD OF MANUFACTURING THE SAME |
KR101366375B1 (ko) * | 2010-03-11 | 2014-02-24 | 신닛테츠스미킨 카부시키카이샤 | 내지연 파괴 특성이 우수한 고강도 강재와 고강도 볼트 및 그 제조 방법 |
WO2011111873A1 (ja) * | 2010-03-11 | 2011-09-15 | 新日本製鐵株式会社 | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度鋼材と高強度ボルト、及び、その製造方法 |
US8951365B2 (en) | 2010-03-11 | 2015-02-10 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | High strength steel and high strength bolt excellent in delayed fracture resistance and methods of production of same |
WO2019150434A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2019-08-08 | 日産自動車株式会社 | ボルト |
JPWO2019150434A1 (ja) * | 2018-01-30 | 2021-01-14 | 日産自動車株式会社 | ボルト |
US11333189B2 (en) | 2018-01-30 | 2022-05-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | Bolt |
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