JPH10139292A - エレベータ - Google Patents
エレベータInfo
- Publication number
- JPH10139292A JPH10139292A JP8302670A JP30267096A JPH10139292A JP H10139292 A JPH10139292 A JP H10139292A JP 8302670 A JP8302670 A JP 8302670A JP 30267096 A JP30267096 A JP 30267096A JP H10139292 A JPH10139292 A JP H10139292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- elevator
- stop
- button
- limit amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 効率的な運転が可能なエレベータを得る。
【解決手段】 制限量をデータベース６に登録（ステッ
プ１０）する。エレベータの運用が開始されると（ステ
ップ１１）、まず人荷を積み込む（ステップ１２）。選
択ボタン４の選択状況を認識し（ステップ１３）、重量
センサ２より積載重量を認識し（ステップ１４）、要求
ボタン５の選択状況を認識し（ステップ１５）、入力デ
ータとして処理を行う（ステップ１６）。制限量を取得
して（ステップ１７）、制限量を超えているかどうかを
判定（ステップ１８）する。ＹＥＳの場合は、指定階ま
での途中の階は通過するように、制御部７に要求（ステ
ップ１９）する。指定階まで運転されると（ステップ２
０）、途中階への選択があったかどうかを判定（ステッ
プ２１）する。ＹＥＳの場合はステップ１３へ、ＮＯの
場合はステップ１２へ戻る。
プ１０）する。エレベータの運用が開始されると（ステ
ップ１１）、まず人荷を積み込む（ステップ１２）。選
択ボタン４の選択状況を認識し（ステップ１３）、重量
センサ２より積載重量を認識し（ステップ１４）、要求
ボタン５の選択状況を認識し（ステップ１５）、入力デ
ータとして処理を行う（ステップ１６）。制限量を取得
して（ステップ１７）、制限量を超えているかどうかを
判定（ステップ１８）する。ＹＥＳの場合は、指定階ま
での途中の階は通過するように、制御部７に要求（ステ
ップ１９）する。指定階まで運転されると（ステップ２
０）、途中階への選択があったかどうかを判定（ステッ
プ２１）する。ＹＥＳの場合はステップ１３へ、ＮＯの
場合はステップ１２へ戻る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータに関し、
特にエレベータのスルー機能に関する。
特にエレベータのスルー機能に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータは、階層を持つ建物におい
て、上下階への人荷の運搬を可能とし、搭載されている
（停止階）選択ボタンで選んだ指定階への昇降と、停止
を可能とする。また、各階に上下階への（上昇・下降）
要求ボタンが設置されていて、その階からの人荷の積載
を可能とする。
て、上下階への人荷の運搬を可能とし、搭載されている
（停止階）選択ボタンで選んだ指定階への昇降と、停止
を可能とする。また、各階に上下階への（上昇・下降）
要求ボタンが設置されていて、その階からの人荷の積載
を可能とする。
【０００３】従来、エレベータの積載限界重量を超える
人荷の搭載が行われた場合に、エレベータ内部に重量超
過を示すブザーが鳴ったり、エレベータを待っている人
に”満員”を表示したりする機能はあったが、これ以上
の機能については不充分であった。
人荷の搭載が行われた場合に、エレベータ内部に重量超
過を示すブザーが鳴ったり、エレベータを待っている人
に”満員”を表示したりする機能はあったが、これ以上
の機能については不充分であった。
【０００４】実開昭６３−３５７７５号公報には、乗客
重量を検知するセンサを設け、追加できる乗客数を表示
する方法が提案されている。
重量を検知するセンサを設け、追加できる乗客数を表示
する方法が提案されている。
【０００５】また、実開昭６３−１４２３６８号公報に
は、積載可能残重量を検知して、表示する方法が提案さ
れている。
は、積載可能残重量を検知して、表示する方法が提案さ
れている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来エレベータは、機
内の選択ボタンと、各階の要求ボタンとの双方の要求に
従って運用されてきた。しかし、これ以上の積載が不可
であるにもかかわらず、ボタンによる選択だけに基づい
て、エレベータを運転することは非効率的である。
内の選択ボタンと、各階の要求ボタンとの双方の要求に
従って運用されてきた。しかし、これ以上の積載が不可
であるにもかかわらず、ボタンによる選択だけに基づい
て、エレベータを運転することは非効率的である。
【０００７】上記実開平６３−３５７７５あるいは実開
平６３−１４２３６８号公報に記載された提案は、エレ
ベータにあと何人積載できるか、あるいは積載可能残重
量がいくらかを表示することで、各階に待っているエレ
ベータの利用者に要求ボタンの選択を判断させ、エレベ
ータのより効率的な運用を期待するものであった。
平６３−１４２３６８号公報に記載された提案は、エレ
ベータにあと何人積載できるか、あるいは積載可能残重
量がいくらかを表示することで、各階に待っているエレ
ベータの利用者に要求ボタンの選択を判断させ、エレベ
ータのより効率的な運用を期待するものであった。
【０００８】これらの提案はいずれもエレベータ内部に
いる利用者より、各階でエレベータを待っている利用者
を主体に考えられている。しかし、各階でエレベータを
待っている利用者の判断だけでは、エレベータの効率的
な運転には不充分である。
いる利用者より、各階でエレベータを待っている利用者
を主体に考えられている。しかし、各階でエレベータを
待っている利用者の判断だけでは、エレベータの効率的
な運転には不充分である。
【０００９】本発明の目的は、効率的な運転が可能なエ
レベータを提供することである。
レベータを提供することである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明による本体内に積
載重量を検知する重量センサと、指定階で停止すること
を要求する停止階選択ボタンとを有し、前記停止階選択
ボタンと各階に設けられた停止要求ボタンとからの入力
によって制御されるエレベータは、制限量が予め登録さ
れた制限量登録手段と、前記積載重量が前記制限量登録
手段に登録された制限量を超えているときに前記停止要
求ボタンからの入力を無視し前記指定階へ直行するよう
に制御するスルー制御手段とを含むことを特徴とする。
載重量を検知する重量センサと、指定階で停止すること
を要求する停止階選択ボタンとを有し、前記停止階選択
ボタンと各階に設けられた停止要求ボタンとからの入力
によって制御されるエレベータは、制限量が予め登録さ
れた制限量登録手段と、前記積載重量が前記制限量登録
手段に登録された制限量を超えているときに前記停止要
求ボタンからの入力を無視し前記指定階へ直行するよう
に制御するスルー制御手段とを含むことを特徴とする。
【００１１】本発明の作用は次の通りである。エレベー
タ内に搭載されている選択ボタンを優先させ、停止要求
のあった階が選択ボタンで選択されていない場合、現搭
載重量からさらなる人荷の搭載が可能かどうかを判断
し、可能ならば要求のあった階に停止し、不可能ならば
エレベータをその階は通過させ、指定階へ直行させる。
タ内に搭載されている選択ボタンを優先させ、停止要求
のあった階が選択ボタンで選択されていない場合、現搭
載重量からさらなる人荷の搭載が可能かどうかを判断
し、可能ならば要求のあった階に停止し、不可能ならば
エレベータをその階は通過させ、指定階へ直行させる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【００１３】図１は本発明によるエレベータの実施例の
構成を示すブロック図である。図１において、本発明の
エレベータ（システム）は、エレベータ本体１に搭載さ
れた重量センサ２、同じくエレベータ本体１に搭載され
た停止階選択ボタン４、各階に設けられた停止要求ボタ
ン５及び表示部８、エレベータ本体１の積載制限量や積
載制限人数等の制限値を登録したデータベース６、エレ
ベータ本体１を運転・制御するエレベータ制御部７、停
止階選択ボタン４、停止要求ボタン５、重量センサ２、
エレベータ本体１のデータベース６に登録された制限量
等の入力データを処理し、エレベータ制御部７に与える
入力データ処理部３から構成される。
構成を示すブロック図である。図１において、本発明の
エレベータ（システム）は、エレベータ本体１に搭載さ
れた重量センサ２、同じくエレベータ本体１に搭載され
た停止階選択ボタン４、各階に設けられた停止要求ボタ
ン５及び表示部８、エレベータ本体１の積載制限量や積
載制限人数等の制限値を登録したデータベース６、エレ
ベータ本体１を運転・制御するエレベータ制御部７、停
止階選択ボタン４、停止要求ボタン５、重量センサ２、
エレベータ本体１のデータベース６に登録された制限量
等の入力データを処理し、エレベータ制御部７に与える
入力データ処理部３から構成される。
【００１４】本発明の実施例の動作は、図２，３の入力
データ処理部３のフローチャートに示すように、図２に
おいてエレベータシステム運用前に、積載制限重量と積
載制限人数をデータベース６に登録（ステップ１０）す
る。エレベータシステムの運用が開始されると（ステッ
プ１１）、まず人荷を積み込む（ステップ１２）。エレ
ベータ本体１内の選択ボタン４の選択状況を認識し（ス
テップ１３）、重量センサ２より積載重量を認識し（ス
テップ１４）、各階の要求ボタン５の選択状況を認識し
（ステップ１５）、これらのデータを入力データとして
処理を行う（ステップ１６）。
データ処理部３のフローチャートに示すように、図２に
おいてエレベータシステム運用前に、積載制限重量と積
載制限人数をデータベース６に登録（ステップ１０）す
る。エレベータシステムの運用が開始されると（ステッ
プ１１）、まず人荷を積み込む（ステップ１２）。エレ
ベータ本体１内の選択ボタン４の選択状況を認識し（ス
テップ１３）、重量センサ２より積載重量を認識し（ス
テップ１４）、各階の要求ボタン５の選択状況を認識し
（ステップ１５）、これらのデータを入力データとして
処理を行う（ステップ１６）。
【００１５】データベース６より、積載制限重量及び積
載制限人数（制限量）を取得して（ステップ１７）、現
在の積載重量が制限量を超えているかどうかを判定（ス
テップ１８）する。越えている（ＹＥＳ）場合は、エレ
ベータ本体１内の選択ボタン４で選択されている階（指
定階）までの途中の階で、要求ボタン５での要求があっ
ても無視して通過（スルー制御）するように、制御部７
に要求（ステップ１９）する。エレベータ本体１が指定
階まで運転されると（ステップ２０）、指定階への到着
までに、途中階への選択があったかどうかを判定（ステ
ップ２１）する。ＹＥＳの場合はステップ１３へ、ＮＯ
の場合はステップ１２へ戻る。
載制限人数（制限量）を取得して（ステップ１７）、現
在の積載重量が制限量を超えているかどうかを判定（ス
テップ１８）する。越えている（ＹＥＳ）場合は、エレ
ベータ本体１内の選択ボタン４で選択されている階（指
定階）までの途中の階で、要求ボタン５での要求があっ
ても無視して通過（スルー制御）するように、制御部７
に要求（ステップ１９）する。エレベータ本体１が指定
階まで運転されると（ステップ２０）、指定階への到着
までに、途中階への選択があったかどうかを判定（ステ
ップ２１）する。ＹＥＳの場合はステップ１３へ、ＮＯ
の場合はステップ１２へ戻る。
【００１６】ステップ１８がＮＯ（搭載重量が制限量を
超えていない）の場合（）は、図３のを経て、途中
階で要求があった階での停止を行うように制御部７に要
求し（ステップ２２）、選択ボタン４による指定階、あ
るいは要求ボタン５による停止要求階まで運転（ステッ
プ２３）する。ついで（）、図２のを経てステップ
１２へ戻る。
超えていない）の場合（）は、図３のを経て、途中
階で要求があった階での停止を行うように制御部７に要
求し（ステップ２２）、選択ボタン４による指定階、あ
るいは要求ボタン５による停止要求階まで運転（ステッ
プ２３）する。ついで（）、図２のを経てステップ
１２へ戻る。
【００１７】なお、スルー制御を行った場合、停止要求
ボタン５による停止要求を無視した階に対して、入力デ
ータ処理部３は”満員”あるいは”通過”を該当階の表
示部８に表示する。
ボタン５による停止要求を無視した階に対して、入力デ
ータ処理部３は”満員”あるいは”通過”を該当階の表
示部８に表示する。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、エレベー
タ本体の現在搭載重量が制限量を超えている場合は、途
中階の停止要求ボタンからの停止要求を無視して、エレ
ベータ本体内の停止階選択ボタンから選択された指定階
まで直行（スルー制御）でき、エレベータの混雑時の運
用の効率が上げられる効果がある。
タ本体の現在搭載重量が制限量を超えている場合は、途
中階の停止要求ボタンからの停止要求を無視して、エレ
ベータ本体内の停止階選択ボタンから選択された指定階
まで直行（スルー制御）でき、エレベータの混雑時の運
用の効率が上げられる効果がある。
【図１】本発明の実施例のブロック図である。
【図２】本発明の実施例の入力データ処理部のフローチ
ャートである。
ャートである。
【図３】本発明の実施例の入力データ処理部のフローチ
ャートの一部である。
ャートの一部である。
１ エレベータ本体 ２ 重量センサ ３ 入力データ処理部 ４ 停止階選択ボタン ５ 停止要求ボタン ６ データベース ７ エレベータ制御部 ８ 表示部
Claims (4)
- 【請求項１】 本体内に積載重量を検知する重量センサ
と、指定階で停止することを要求する停止階選択ボタン
とを有し、前記停止階選択ボタンと各階に設けられた停
止要求ボタンとからの入力によって制御されるエレベー
タであって、制限量が予め登録された制限量登録手段
と、前記積載重量が前記制限量登録手段に登録された制
限量を超えているときに前記停止要求ボタンからの入力
を無視し前記指定階へ直行するように制御するスルー制
御手段とを含むことを特徴とするエレベータ。 - 【請求項２】 前記制限量が、積載制限量あるいは積載
制限人数であることを特徴とする請求項１記載のエレベ
ータ。 - 【請求項３】 前記スルー制御手段は、前記停止要求ボ
タンからの入力を無視した階に停止しないことを表示す
る不停止表示手段を有することを特徴とする請求項１あ
るいは２記載のエレベータ。 - 【請求項４】 前記不停止表示手段が、”満員”あるい
は”通過”と表示することを特徴とする請求項３記載の
エレベータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8302670A JPH10139292A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | エレベータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8302670A JPH10139292A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | エレベータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10139292A true JPH10139292A (ja) | 1998-05-26 |
Family
ID=17911780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8302670A Withdrawn JPH10139292A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | エレベータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10139292A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119877A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-05-12 | Inventio Ag | エレベータ装置の制御方法およびエレベータ装置 |
| CN102126655A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-07-20 | 上海电机学院 | 一种电梯调度方法 |
-
1996
- 1996-11-14 JP JP8302670A patent/JPH10139292A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005119877A (ja) * | 2003-10-10 | 2005-05-12 | Inventio Ag | エレベータ装置の制御方法およびエレベータ装置 |
| CN102126655A (zh) * | 2010-12-30 | 2011-07-20 | 上海电机学院 | 一种电梯调度方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040203 |