JPH1013068A - ヒートシンク取付構造 - Google Patents

ヒートシンク取付構造

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JPH1013068A
JPH1013068A JP16547196A JP16547196A JPH1013068A JP H1013068 A JPH1013068 A JP H1013068A JP 16547196 A JP16547196 A JP 16547196A JP 16547196 A JP16547196 A JP 16547196A JP H1013068 A JPH1013068 A JP H1013068A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat sink
mounting plate
fin
integrated circuit
circuit device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16547196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yamauchi
健史 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子装置の平置き、縦置きの如何にかかわら
ず、放熱フィンの方向を冷却効果を高める方向に配置す
ることができるヒートシンク取付構造を提供する。 【解決手段】 集積回路装置の表面に装着されるヒート
シンク取付構造において、IC13に密着されているI
C取付板14Aと、このIC取付板14A上に設けられ
るフィン取付板14Bと、このフィン取付板14Bに取
り付けられた放熱フィン14Cと、IC取付板14Aに
設けられた回転軸14Dとを備え、この回転軸14Dを
中心に前記放熱フィン14Cが取り付けられたフィン取
付板14Bを回転可能に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器を構成し
ている電子回路パッケージに実装されているIC(集積
回路装置)に装着されるヒートシンク取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば、以下に示すようなものがあった。図7はかかる
従来の平置き型の電子機器の冷却用ヒートシンクの配置
を示す図、図8は従来の縦置き型の電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの配置を示す図である。
【0003】図7において、自然空冷にて設計された電
子機器の筐体1が平置きの状態に設置されており、筐体
1内部に電子回路パッケージからなる基板(マザー基
板)2が垂直に実装されている。マザー基板2にはIC
3が装着されており、そのIC3は高発熱部品の場合に
は、IC3の表面にヒートシンク5を密着し、IC3か
ら発生する熱を空気中に効率よく伝達している。そし
て、そのヒートシンク5は取付板5Aと通常複数の数か
ら成る放熱フィン5Bから構成されており、放熱フィン
5Bは効率よく熱を空気に伝達させるために鉛直になる
ようにIC3に装備されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のヒートシンク取付構造では、以下の問題点があ
った。電子機器の場合、図7に示すような装置平置きの
場合だけでなく、図8に示すように、図7に示す平置き
電子装置を90°回転させ、縦置きに設置する場合もあ
る。
【0005】その場合、図8に示すように、IC3に装
着されたヒートシンク5を構成する放熱フィン5Bは水
平方向となってしまう。この場合、温められた空気が対
流により上へ移動する際、水平方向の放熱フィン5Bが
空気の流れを妨げるため、ヒートシンク5の放熱効率が
下がる。例えば、図7に示す放熱フィン5Bの方向(鉛
直方向)の場合の温度上昇を1とした時、図8に示す放
熱フィン5Bの方向(水平方向)の場合の温度上昇の割
合は1.3となる。
【0006】このように、IC3を十分に冷却できなく
なるといった問題があった。本発明は、上記問題点を除
去し、電子装置の平置き、縦置きの如何にかかわらず、
放熱フィンの方向を冷却効果を高める方向に配置するこ
とができるヒートシンク取付構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 〔1〕集積回路装置の表面に装着されるヒートシンク取
付構造において、集積回路装置に密着されている集積回
路装置取付板と、この集積回路装置取付板上に設けられ
るフィン取付板と、このフィン取付板に取り付けられた
放熱フィンと、前記集積回路装置取付板に設けられた回
転軸とを備え、この回転軸を中心に前記放熱フィンが取
り付けられたフィン取付板を回転可能に係止するように
したものである。
【0008】このように、集積回路装置取付板に回転軸
を設け、この回転軸を中心に前記放熱フィンが取り付け
られたフィン取付板を回転可能に係止するようにしたの
で、電子装置の平置き、縦置きの如何にかかわらず、放
熱フィンの方向を冷却効果を高める方向に配置すること
ができる。 〔2〕上記〔1〕記載のヒートシンク取付構造におい
て、前記集積回路装置取付板とフィン取付板との間隙に
潤滑剤が充填され、前記放熱フィンの長手方向のうち一
方を重く、他方を軽くすることにより、前記回転軸を中
心にして、重力の作用する方向に自動的に配向されるよ
うにしたものである。
【0009】このように、集積回路装置取付板とフィン
取付板との間隙に潤滑剤が充填され、前記放熱フィンの
長手方向のうち一方を重く、他方を軽くすることによ
り、前記回転軸を中心にして、重力の作用する方向に自
動的に配向されるようにしたので、電子装置の平置き、
縦置きに応じて放熱フィンの向きを冷却効果を高める方
向に自動的に設定できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
第1実施例を示す平置き型の電子機器の冷却用ヒートシ
ンクの配置を示す図、図2は本発明の第1実施例を示す
縦置き型の電子機器の冷却用ヒートシンクの配置を示す
図、図3は本発明の第1実施例を示す電子機器の冷却用
ヒートシンクの斜視図、図4はその電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの要部断面図である。
【0011】これらの図において、11は筐体、12は
電子回路パッケージとしてのマザー基板、13はIC
(集積回路装置)、14はヒートシンクであり、IC取
付板14A、フィン取付板14B、放熱フィン14Cを
備え、IC取付板14A、フィン取付板14Bの中央部
には回転軸14Dを配置している。このように、マザー
基板12に、IC13が実装されており、そのIC13
の表面にヒートシンク14が装着されている。
【0012】ヒートシンク14はIC取付板14A、フ
ィン取付板14B、放熱フィン14C、回転軸14Dに
て構成されている。IC取付板14AはIC13に密着
されており、一方、数枚の平行板からなる放熱フィン1
4Cは、フィン取付板14Bに固定されている。フィン
取付板14Bは回転軸14Dを介して、IC取付板14
Aに取り付けられており、フィン取付板14Bは回転軸
14Dを中心に回転できる構造となっている。
【0013】図5は本発明の第2実施例を示す電子機器
の冷却用ヒートシンクの要部断面図、図6はその電子機
器の冷却用ヒートシンクの平面図である。なお、第1実
施例と同じ部分には同じ番号を付してその説明は省略す
る。この実施例では、第1実施例の構成に加え、フィン
取付板14Bは回転軸14Dを中心に自動的に回転でき
る構造となっている。そして、IC取付板14Aとフィ
ン取付板14Bの間には微少な間隙があり、フィン取付
板14Bの回転を滑らかにする目的と、IC取付板14
Aの熱を効率よくフィン取付板14Bに伝導するため
に、熱伝導率の良い潤滑剤14E(放熱用グリス等)が
間隙に充填されている。
【0014】更に、図6に示すように、この実施例で
は、放熱フィン14Cは、その上端部幅aとその下端部
幅bを比較すると、a<bとなるフィン形状を有してお
り、回転軸14Dを中心として放熱フィン14Cの長手
方向のうち一方(a部)は軽く、またもう一方(b部)
は重くなる構造となっている。そこで、この実施例の動
作について説明する。
【0015】まず、電子装置が平置きの場合には、図1
に示すように、筐体11の内部に電子回路パッケージと
してのマザー基板12が配置され、その上にIC13が
実装されている。IC13の上には冷却のためにヒート
シンク14が実装され、ヒートシンク14を構成してい
る。放熱フィン14Cは鉛直方向を向いているため熱の
対流による下から上への空気の流れに対し抵抗が少ない
ため、空気が下から上へスムーズに流れ、効率よく放熱
フィン14Cから空気中に熱を伝達することができる。
【0016】一方、図2に示すように、図1に示す平置
き型の電子装置を90°回転させ、縦置き型とした場
合、ヒートシンク14の放熱フィン14Cは、図6に示
すように、下端部幅bが、上端部幅aより大きいため
に、放熱フィン下端部幅b側が下に、放熱フィン上端部
幅aが上になるよう、回転軸14Dを中心に放熱フィン
14Cが自重のバランスを保つ位置まで回転し、放熱フ
ィンが鉛直方向を向く。
【0017】また、IC13で発生した熱はIC取付板
14Aへ伝導し、熱伝導性の高い潤滑剤14Eを介して
フィン取付板14B、放熱フィン14Cに伝導され、ヒ
ートシンク14はIC13の熱を効率よく放熱フィン1
4Cまで伝達する仕組みとなっている。このように構成
したので、IC13に装着されたヒートシンク14は、
電子装置の置き方にかかわらず、放熱フィン14Cが空
気の流れと同じ垂直方向を向くため、効率よくIC13
の熱を電子装置の外部へ伝達することが可能となる。
【0018】本実施例では、潤滑剤14Eで説明した
が、潤滑性を有する放熱フィルムでも同様の効果が期待
できる。また、放熱フィンを自動的に回転させるために
は、上記実施例に限定されるものではなく、放熱フィン
の幅は均一にしておき、回転軸の位置をヒートシンクの
中心位置ではなく、その中心位置より上方の位置に偏倚
させたり、放熱フィンの下方に重りを付設するようにす
る等、種々の変形を施すことができる。
【0019】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、集積回路装置取付
板に回転軸を設け、この回転軸を中心に前記放熱フィン
が取り付けられたフィン取付板を回転可能に係止するよ
うにしたので、電子装置の平置き、縦置きの如何にかか
わらず、放熱フィンの方向を冷却効果を高める方向に配
置することができる。
【0021】(2)請求項2記載の発明によれば、集積
回路装置取付板とフィン取付板との間隙に潤滑剤が充填
され、前記放熱フィンの長手方向のうち一方を重く、他
方を軽くすることにより、前記回転軸を中心にして、重
力の作用する方向に自動的に配向されるようにしたの
で、電子装置の平置き、縦置きに応じて放熱フィンの向
きを冷却効果を高める方向に自動的に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す平置き型の電子機器
の冷却用ヒートシンクの配置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す縦置き型の電子機器
の冷却用ヒートシンクの配置を示す図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの要部断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの要部断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す電子機器の冷却用ヒ
ートシンクの平面図である。
【図7】従来の平置き型の電子機器の冷却用ヒートシン
クの配置を示す図である。
【図8】従来の縦置き型の電子機器の冷却用ヒートシン
クの配置を示す図である。
【符号の説明】
11 筐体 12 電子回路パッケージとしてのマザー基板 13 IC(集積回路装置) 14 ヒートシンク 14A IC取付板 14B フィン取付板 14C 放熱フィン 14D 回転軸 14E 潤滑剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路装置の表面に装着されるヒート
    シンク取付構造において、(a)集積回路装置に密着さ
    れている集積回路装置取付板と、(b)該集積回路装置
    取付板上に設けられるフィン取付板と、(c)該フィン
    取付板に取り付けられた放熱フィンと、(d)前記集積
    回路装置取付板に設けられた回転軸とを備え、(e)該
    回転軸を中心に前記放熱フィンが取り付けられたフィン
    取付板を回転可能に係止するようにしたことを特徴とす
    るヒートシンク取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヒートシンク取付構造に
    おいて、前記集積回路装置取付板とフィン取付板との間
    隙に潤滑剤が充填され、前記放熱フィンの長手方向のう
    ち一方を重く、他方を軽くすることにより、前記回転軸
    を中心にして、重力の作用する方向に自動的に配向され
    ることを特徴とするヒートシンク取付構造。
JP16547196A 1996-06-26 1996-06-26 ヒートシンク取付構造 Withdrawn JPH1013068A (ja)

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JP16547196A JPH1013068A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 ヒートシンク取付構造

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JP16547196A JPH1013068A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 ヒートシンク取付構造

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JPH1013068A true JPH1013068A (ja) 1998-01-16

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ID=15813050

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JP16547196A Withdrawn JPH1013068A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 ヒートシンク取付構造

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JP (1) JPH1013068A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101823A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ヒートシンクを有する機器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030902