JPH10129681A - ガセット袋 - Google Patents

ガセット袋

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JPH10129681A
JPH10129681A JP30353796A JP30353796A JPH10129681A JP H10129681 A JPH10129681 A JP H10129681A JP 30353796 A JP30353796 A JP 30353796A JP 30353796 A JP30353796 A JP 30353796A JP H10129681 A JPH10129681 A JP H10129681A
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JP
Japan
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gusset bag
neck
heat
film
container
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JP30353796A
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Masayasu Hayashi
正保 林
Takashi Nakagome
隆 中込
Hidehiko Mazaki
秀彦 真崎
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/52Details
    • B65D75/58Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture
    • B65D75/5805Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a side strip parallel and next to the edge, e.g. by means of a line of weakness
    • B65D75/5811Opening or contents-removing devices added or incorporated during package manufacture for tearing a side strip parallel and next to the edge, e.g. by means of a line of weakness and defining, after tearing, a small dispensing spout, a small orifice or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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    • B65D75/008Standing pouches, i.e. "Standbeutel"

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粉体、液体などの流体を繰り返し使用する容
器20に、詰め替え用内容物を供給する簡易パウチに、
その流量を使用容器の充填部の径に合せてに調整して、
流体が溢れ出ない詰め替え用のパウチを、ガセット袋形
状でかつ自立性を併せもたせる。 【解決手段】 内面がヒートシール性をもつ包装フィル
ム11の筒状体を流れ方向に相対する位置で内折したガ
ゼット袋10において、胴部4から天地いずれか一方に
順次細くなる肩部3及び頸部2を備え、該頸部に易開封
処置部8をもつとともに、ガセット袋の外折部13の周
辺に補強シール部9を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体、液体又は粘
調体を包装して繰り返し使用する容器に詰め替え用の内
容物を供給する部位を設け、かつ廃棄が容易な簡易パウ
チ特にガセット袋に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液体洗剤、クレンザー、エマ
ルジョン糊などは、保形性があるプラスチック、ガラ
ス、金属、コンポジット缶や、瓶などの容器(以下、使
用容器と記載する。)に充填し、流通・使用に供され.
使用後の容器は廃棄処分されていた。
【0003】従来より、使用されてきた保形性がある使
用容器は、資源消費傾向がつよく、容器コストが占める
割合も無視できないものがあった。このような見地か
ら、低価格の簡易容器に充填したものを、内容物を消費
されたあとの使用容器に同一内容物を補充するいわゆる
詰め替えが、単なる価格面ばかりでなく省資源的な見地
からも推進されるようになってきた。
【0004】簡易型の詰め替え容器に用いられる包装体
は、ラミネートフィルムなどによる軟包装材料によるパ
ウチ状のスタンディングパウチ(自立袋)や、使用フィ
ルム面積に比較して充填容量の大きいガセット袋、製袋
性に優れたピロー状三方シール袋(以下、ピロー袋と記
載する。)によるものが供されてきた。軟包装材料によ
るパウチは、従来の容器と比較して剛性がなく、保形性
に劣るという欠点はあるが、内容物の化学的変化に対応
する内容物保護性は、その材料フィルムの構成により選
択できるものである。また、材料消費量が少なく、かつ
軽量であり、パウチ形状で充填したものは、総容量が小
さく物流費の削減に寄与できる。
【0005】軟包装材料によるスタンディングパウチ
は、その製造工程に2種類のフィルムを必要としたり、
底部に自立するための特殊の加工をしたりする製造上の
煩雑さがあり、生産性の点から必ずしも好ましいもので
はない。また、ガセット袋や、ピロー袋は、自立性がな
いため、開封したとき内容物がこぼれ易いという問題が
あった。そして、軟包装材料を用いた詰め替え用パウチ
に共通の課題としては、剛性が不足するため、開封した
ときに、流体状の内容物がパウチから押し出されて溢れ
出たり、また、使用容器に詰め替えるとき流出する内容
物と、容器の開口部とが一致し難く詰め替えがスムース
にできないという問題があった。
【0006】このような問題を解決するために、比較的
に高価なスタンディングパウチの上シール部のコーナー
を極く一部切断して注出部を形成して、流体の内容物を
この注出部から、使用容器に詰め替えることが行われて
いた。
【0007】しかしながら、使用容器の詰め替え用の開
口部が小さいときは、パウチの注出部を上記開口部に安
定した状態で保つことが難しく、詰め替え中にパウチの
注出部が移動して、流出する流体が溢れるという問題が
あった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来のパウチに単に注
出部を小さくして、比較的生産性がよく、低価格のガセ
ット袋の形状を活用し、そして、開封後、内容物を詰め
替えるとき、その流量を使用容器の充填部に適合した詰
め替え用パウチを作成し、注出部が詰め替え中における
移動を防止して、流体が溢れ出ることがない安定した詰
め替え用のガセット袋形状で、かつ自立性を併せもつパ
ウチを提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、内面がヒートシール性をもつ筒状体の
流れ方向に相対する位置で内折し、折込み製袋したガセ
ット袋において、天地いずれか一方に、胴部から順次に
細くなる肩部及び頸部を備え、該頸部の端部に易開封処
置部を有するとともに、前記ガセット袋の胴部、肩部及
び頸部の外折部に補強ヒートシール部を設けたガセット
袋である。そして、前記筒状体の筒貼りヒートシール部
が、単層又は多層のフィルムの端部の同一面で相対した
ヒートシール部であり、かつ、前記頸部の補強ヒートシ
ール部の中間に設けられたガセット袋である。また、前
記筒状体が、単層又は多層のブローフィルムで形成され
たものからなるガセット袋である。
【0010】
【発明の実施形態】本発明のガセット袋は、図1〜図3
に示すとおり、内面ヒートシール性をもつ包装フィルム
11からなる筒状体の流れ方向12に相対する位置で内
折して折込み部5を設けて、折込み製袋したガセット袋
において、天地いずれか一方に設ける、胴部4から順次
細くなる肩部3及び頸部2を備え、該頸部2の端部に易
開封処置部8を施すとともに、前記ガセット袋の胴部
4、肩部3及び頸部2の外折部13の周辺に補強ヒート
シール部9を設けたガセット袋10である。易開封処置
部は、通常のV型やI型の切込部(ノッチ)の他にレー
ザ加工による所謂マジックカットなどを施すことができ
る。
【0011】筒状体の形成(ヒートシール)は、シート
状のフィルム面の同一面で行う所謂合掌貼り、あるいは
表裏で行う所謂封筒貼りのいずれでも構わない。また、
筒貼りヒートシール部7は、図3に示すように補強ヒー
トシール部9と共用することもできる。本発明でいう流
れ方向とは、フィルムを製膜、積層などの加工を行うと
きの機械の進行方向を意味するものである。
【0012】第2の発明は、前記筒状体を形成する筒貼
りヒートシール部7が、単層又は多層のフィルム11の
端部の同一面で相対したヒートシール部(合掌シール)
であり、かつ、そのヒートシール部が図4〜図5に示す
ように頸部2の補強ヒートシール部9の中間に設けられ
たガセット袋である。特にレーザ加工によるマジックカ
ットは、摘みとなるヒートシール部7のカットに有効に
作用する方法である。
【0013】また、特に図示はしないが、第3の発明で
あるガセット袋は、筒状体を形成するために筒貼りヒー
トシール部7を設けないシームレスの単層又は多層のブ
ローフィルム(インフレーションフィルム)で形成する
こともできる。
【0014】本発明のガセット袋を構成する、包装フィ
ルムは、一方の面がヒートシール性、超音波シール性ま
たは、高周波シール性などのいずれかをもつものであれ
ばよく、通常の単層又は特性をもたせたフィルムの積層
よりなる多層フィルムを使用できる。
【0015】単層フィルムには、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリエステル、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合
体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリ
ル酸エステル共重合体、アイオノマーなどから製造され
るフィルムがある。そして、フィルムの厚みは、ガセッ
ト袋の強度を保てる、20〜300μmのものから材
質、用途に応じて選択する。
【0016】多層フィルムは、強度や、各種バリア性を
もたせる基材フィルムと、ヒートシール性フィルムとの
複合フィルムである。例えば、基材フィルムには、ポリ
エステル、ポリアミド、ポリプロピレン、エチレン・酢
酸ビニル共重合体ケン化物などの熱可塑性樹脂プラスチ
ックの延伸または未延伸のフィルムである。そして、基
材フィルムの厚みは、10〜50μmの剛性、耐熱性、
作業性に適したものから適宜に選択する。
【0017】基材フィルムは、その各種バリア性を向上
させる目的でアルミニウムなどの金属箔を貼合したり、
上記の基材フィルムに塩化ビニリデン(塩化ビニリデン
・アクリル酸エステル共重合体の塩化ビニリデン比率が
高いものが好ましい。)、ポリビニルアルコールなどの
バリア材料を塗工したり、アルミニウム、酸化アルミニ
ウム、ケイ素酸化物、酸化インジウム、酸化錫、酸化ジ
ルコニウムなど無機物の薄膜層を形成した加工フィルム
を用いることができる。
【0018】無機物の薄膜を形成する方法は、イオンビ
ーム法、電子ビーム法などの真空蒸着やスパッタリング
法がある。そして、上記無機薄膜層の厚みは、その材質
にもよるが通常10〜200nmであることが好まし
く、特に本発明においては、20〜150nmが好まし
い。上記の薄膜層が200nmを超えると、亀裂を生ず
ることがあり、それによりバリア性を低下するばかりで
なく、材料使用量や加工時間の増加をもたらして好まし
くない。
【0019】ヒートシール性フィルムは、基材フィルム
の少なくとも一方の側にヒートシール性をもたせるため
に構成するものであり、合掌貼りの場合は、一方の側
に、また封筒貼りの場合は、基材フィルムの両面に積層
して構成する。積層の方法は、通常の、ドライラミネー
ション、溶融押出しコーティング、接着性樹脂層を押出
しコーティングで設けるサンドイッチラミネーションな
どの方法を適用できる。
【0020】ヒートシール性フィルムは、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、
エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸
エステル共重合体、アイオノマー、ポリブテンなどから
製造されるフィルムがある。特に、安定したヒートシー
ル性、耐内容物性(例えば界面活性剤に対する耐ストレ
スクラッキング性)をもつ線状ポリエチレン、アイオノ
マーや低温ヒートシール性に優れたエチレン・酢酸ビニ
ル共重合体である。
【0021】特に、本発明のガセット袋においては、ガ
セット袋の層の折込み部と2層の包装フィルムでヒート
シールされる部分との段差ができるためシール抜けによ
るピンホールを生じることがある。そのような場合には
低温度のヒートシール性、熱間シール性に優れたメタロ
セン系触媒を用いて重合したエチレン・αオレフィン共
重合体が好ましい。そして、該共重合体にオレフィン系
エラストマーをブした物を用いることによって、ヒート
シール性フィルムの熱流動性を改善し、段差によるピン
ホールを防止する効果を奏する。
【0022】メタロセン系触媒は、従来の活性点が不均
一なマルチサイト触媒とは異なり、活性点の性質が均一
なシングルサイト触媒とよばれる。そして、これを用い
て得られる共重合体は、低分子量(密度が低い)成分や
高分子(密度が高い)共重合体を副生することがない。
したがって、メタロセン系シングルサイト触媒を使用し
て得られるエチレン・αオレフィン共重合体は、従来触
媒を用いて得られたものより分子量分布、組成分布がせ
まく形成できる。そして、低温ヒートシール性と熱間シ
ール性に優れ、本発明に有効なヒートシール性ポリエチ
レンである。具体的には、カーネル(三菱化学(株)製
商品名)、エボリュー(三井石油化学工業(株)製
商品名)、AFFINITY(米国DOW CHEMI
CAL社製 商品名)、EXACT、ENGAGE(米
国EXON CHEMICAL社製 商品名)などから
選択して使用できる。
【0023】製膜方法は、Tダイス法又はサーキュラダ
イス法の他、押出しコーティングなどいずれでもよく、
その厚みは、4層でヒートシールされるガゼット部(折
込み部)又は筒貼りヒートシール部と2層の包装フィル
ムでヒートシールされる部分との段差をカバーできる程
度が必要であり、通常は30〜150μmのものが使用
される。
【0024】本発明3に用いる、シームレスの筒状のフ
ィルムは、上記の熱可塑性樹脂からなる単層又は必要に
応じて接着性樹脂層を介した多層フィルムがある。例え
ば、ポリエチレン単層、ナイロン・アシッドポリマー
(接着性樹脂層)・ポリエチレンよりなる共押出し多層
フィルムがある。
【0025】本発明のガセット袋における補強ヒートシ
ール部を含む頸部の折り径2φは、図1又は図6に示す
ように使用容器20の開口部21の内径と、同等もしく
は若干せまく設定して、流出する内容物の巾が開口部2
1より小さくなるようにする。そして、最後に絞り出す
時には頸部2が開口部21に挿入できる折り径と長さを
もつことが好ましい。また、ガセット袋の巾15と、ガ
セット袋の長さ16は、内容量とそれを充填したあと密
封シールに支障がない程度の容積をもつサイズに設定す
る。そして、ガセット袋の折込み巾5Wは、折込み部5
同士が接触しない程度にまで近接できる。しかし、あま
り接近すると、4層の折込み部と2層の包装フィルムで
ヒートシールされる部分との段差ができるためシール抜
けによるピンホールを生じることがあるので5mm以上
の間をあけることが好ましい。同様に図4に示す頸部2
の中央に筒貼りヒートシール部を7設けた場合は、筒貼
りヒートシール部7と、頸部2の補強ヒートシール部9
との間に5mm以上の間隔をもてるように設定する。
【0026】図2、図4に示す頸部2から胴部4に至る
肩部3の傾斜は、特に限定はしないが内容物がスムーズ
に流れるように設定する。上記の、頸部2、肩部3の形
成は、ガセット袋10の製袋で補強ヒートシール部9の
ヒートシールを行った後、注出部1とともに打ち抜き断
裁することが好ましい。また、補強ヒートシール部9
は、必ずしも最端部まで完全にヒートシールされている
必要がなく、2枚の包装フィルムが遊離に近い状態であ
ってもよく、単に補強シールの機能を満足すればよい。
【0027】本発明のガセット袋の図2、図4に示す易
開封処置部8は、ガセット袋の開封を容易にするため設
けるものである。そしてガセット袋の製袋を行うとき
に、頸部を打ち抜くときに同時に加工したり、また、そ
の前に、必要の位置に菱形又は線状に孔を形成し、そし
て頸部を打ち抜くときにV字型やI字型にしたりするこ
とができる。また、レーザ加工でカッティング部の周辺
で切れ易くするマジックカットを施すこともできる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を基にして本発明を更に詳細に
説明する。
【0029】(実施例 1)基材フィルムとして厚み1
5μmの二軸延伸ナイロンフィルムと、ヒートシール性
フィルムとして厚み130μmの線状ポリエチレンフィ
ルムとを、ポリエステル、イソシアネート系の2液硬化
型接着剤を用いて、通常のドライラミネーションを用い
て包装フィルム11を作成した。
【0030】上記包装フィルム11を、ガセット袋の製
袋機で、ヒートシール性フィルムを内面として二つ折り
し、図1〜図3に示すように筒状になるように筒貼りヒ
ートシール部7で筒状体を形成した。更に、上記筒貼り
ヒートシール部7と一方の補強ヒートシール部9とを一
致するようにして、左右を折込み板で、流れ方向に対称
になるように折込んで、そして折込み巾5Wを形成しな
がら外折部13をヒートシールして補強ヒートシール部9
を巾5mmに設けたガセット加工を施した。更に、頸部
及び肩部の補強ヒートシール部の形状をもつ加熱型でヒ
ートシールして肩部3、頸部2及注出部1を形成し、打
ち抜き型でVノッチ8とともに打ち抜いて、頸部2、肩
部3、筒貼りヒートシール部7及び補強ヒートシール部
9をもち未シールの底開口部6をもつ本発明の図2に示
す実施例1のガセット袋10を作成した。そして、底開
口部6から、家庭用洗剤を充填し、ヒートシールで密封
し、底部を下にして図1(A)に示すように底ヒートシ
ール部61を形成して底部60で自立できる包装体を得
ることができた。更に、注出部1をVノッチ8から引き
裂いて開口し、図1(B)に示すように使用容器20の
充填部21に上記家庭用洗剤を外部に溢れることがなく
充填し、そして、注出部1を充填部21に挿入して、ガ
セット袋から内容物を絞り出し、使用容器に詰め替える
ことができた。
【0031】(実施例 2)実施例1で作成した包装フ
ィルムをガセット袋の製袋機で、ヒートシール性フィル
ムを内面として二つ折りし、図4、図5に示す筒状にな
るように、ヒートシール巾71で筒貼りヒートシール部
7を設けて筒状体を形成した。更に、上記筒貼りヒート
シール部7を頸部2の中央に位置するようにして、左右
を折込み板で、流れ方向に対称になるように折込み部5
を折込み巾5Wに設けて形成しながら外折部13の端部
をヒートシールして補強ヒートシール部9を巾5mmに
なるようにガゼット加工を施した。更に、頸部及び肩部
の補強ヒートシール部の形状をもつ加熱型でヒートシー
ルして肩部3、頸部2及び注出部1をヒートシールし
て、レーザ加工でマジックカット8を設けて頸部2、肩
部3、筒貼りヒートシール部7及び補強ヒートシール部
9をもち、未シールの底開口部6をもつ本発明の図4に
示す実施例2のガセット袋10を作成した。そして、底
開口部6から、実施例1と同様に家庭用洗剤を充填し、
ヒートシールして底ヒートシール部61を設けて密封
し、底部60を下にして図6(A)に示す自立した包装
体を得るた。更に、注出部1を易開封処置部8から引き
裂いて開口し、図6(B)に示すように使用容器20の
開口部21に上記家庭用洗剤を外部に溢れることがなく
充填し、そして、注出部1を開口部21に挿入して、ガ
セット袋から内容物を絞り出し使用容器に詰め替えるこ
とができた。実施例2の場合は、頸部2に位置する筒貼
りヒートシール部7を摘んで、使用容器20の開口部2
1に位置することができるので、実施例1のものに比べ
て注出部の位置を安定して詰め替えることができた。
【0032】(実施例 3)共押出し多層インフレショ
ン方法で、ナイロン・アイオノマー・線状ポリエチレン
(最内層)との総厚み120μmの共押出し多層フィル
ムを用いて、実施例1における筒状体と同様にして、図
1〜図3に示すように肩部3、頸部2及び注出部1を形
成し、打ち抜き型でVノッチ8とともに打ち抜いて、頸
部2、肩部3及び補強ヒートシール部9及び未シールの
底開口部6をもつ本発明の実施例3のガセット袋を作成
した。そして、実施例1と同様に家庭用洗剤を充填し、
ヒートシールで密封し、底部を下にして図1(A)に示
す実施例のものにはやや劣るが自立性をもつ包装体を得
ることができた。更に、注出部1をVノッチ8から引き
裂いて開口し、使用容器20の開口部21に上記家庭用
洗剤を外部に溢れることがなく充填し、そして、注出部
1を開口部21に挿入して、ガセット袋から内容物を絞
り出し、実施例1よりも完全に内容物を使用容器に詰め
替えることができた。
【0033】
【発明の効果】本発明のガセット袋に、詰め替え用の液
体洗剤などの流体を充填密封した包装体は、平底部と補
強ヒートシール部とを形成した自立性をつものである。
更に、注出部1をVノッチから引き裂いて開封し、使用
容器の開口部に上記家庭用洗剤を外部に溢れることがな
く充填でき、そして、最終的には注出部を使用容器の開
口部に挿入して、ガセット袋から内容物を絞り出し、使
用容器に詰め替えることができた。また、第2の発明の
ガセット袋は、頸部に位置する筒貼りヒートシール部を
摘まんで、使用容器の開口部に注出部を安定して位置す
ることができるので、実施例1のものに比べて注出部の
位置を安定して詰め替えることができた。そして、第3
の発明は、包装体の剛性には劣るが、基材フィルムを用
いたものよりも完全に内容物を使用容器に詰め替える効
果を奏するものであった。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の内容物を充填したガセット袋の
斜視図である。 (B)ガセット袋より内容物を移しかえる状態を示す斜
視図である。
【図2】本発明のガセット袋のヒートシール部を示す概
略の平面図である。
【図3】本発明のガセット袋の開口部を示す概略図であ
る。
【図4】中央にヒートシール部を設けたガセット袋を示
す概略の平面図である。
【図5】中央にヒートシール部を設けたガセット袋の開
口部を示す概略図である。
【図6】(A)中央部にヒートシール部を設けたガセッ
ト袋に内容物を充填した状態を示す斜視図である。 (B)中央部にヒートシール部を設けたガセット袋の内
容物を移しかえる状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 注出部 2 頸部 2φ 頸部の折り径 3 肩部 4 胴部 5 折込み部 5W ガセット袋の折込み巾 6 底開口部 60 底部 61 底ヒートシール部 7 筒貼りヒートシール部 71 筒貼りヒートシール部の巾 8 易開封処置部 9 補強ヒートシール部 10 ガセット袋 11 包装フィルム 12 筒状体の流れ方向 13 外折部 15 ガセット袋の巾 16 ガセット袋の長さ 20 使用容器 21 使用容器の充填部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面がヒートシール性をもつ筒状体の流
    れ方向に相対する位置で内折し、折込み製袋したガセッ
    ト袋において、天地いずれか一方に、胴部から順次に細
    くなる肩部及び頸部を備え、該頸部の端部に易開封処置
    部を有するとともに、前記ガセット袋の胴部、肩部及び
    頸部の外折部に補強ヒートシール部をもつこととを特徴
    とするガセット袋。
  2. 【請求項2】 前記筒状体の筒貼りヒートシール部が、
    単層又は多層のフィルム端部の同一面で相対したヒート
    シール部であり、かつ、前記頸部の補強ヒートシール部
    の中間に設けられたことを特徴とする請求項1記載のガ
    セット袋。
  3. 【請求項3】 前記筒状体が、単層又は多層のブローフ
    ィルムで形成されたものであることを特徴とする請求項
    1に記載のガセット袋。
JP30353796A 1996-10-30 1996-10-30 ガセット袋 Pending JPH10129681A (ja)

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JP30353796A JPH10129681A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 ガセット袋

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JP30353796A JPH10129681A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 ガセット袋

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