JPH10126744A - 回転ヘッド型磁気録画再生装置 - Google Patents
回転ヘッド型磁気録画再生装置Info
- Publication number
- JPH10126744A JPH10126744A JP8275790A JP27579096A JPH10126744A JP H10126744 A JPH10126744 A JP H10126744A JP 8275790 A JP8275790 A JP 8275790A JP 27579096 A JP27579096 A JP 27579096A JP H10126744 A JPH10126744 A JP H10126744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- analog
- reproducing
- digital
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディジタル映像信号とアナログ映像信号とを
選択的に録画再生できる回転ヘッド型磁気録画再生装置
に関するもので、ディジタル映像信号として記録された
磁気テープを早送りする際にも、音声信号は再生可能に
構成し、早送り時のテープ位置の確認を可能にする。 【解決手段】 ディジタル化された映像信号および音声
信号を回転磁気ヘッド２により記録する際にも、別途ア
ナログ音声信号を固定磁気ヘッド４により、従来と同様
に磁気テープ１の端縁に沿った記録軌跡として記録して
おき、テープ早送り時にそのアナログ音声信号を再生す
ることによりテープ位置の確認を可能にする。
選択的に録画再生できる回転ヘッド型磁気録画再生装置
に関するもので、ディジタル映像信号として記録された
磁気テープを早送りする際にも、音声信号は再生可能に
構成し、早送り時のテープ位置の確認を可能にする。 【解決手段】 ディジタル化された映像信号および音声
信号を回転磁気ヘッド２により記録する際にも、別途ア
ナログ音声信号を固定磁気ヘッド４により、従来と同様
に磁気テープ１の端縁に沿った記録軌跡として記録して
おき、テープ早送り時にそのアナログ音声信号を再生す
ることによりテープ位置の確認を可能にする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル映像信
号とアナログ映像信号とを選択的に録画再生することが
できるヘリカルスキャン方式の回転ヘッド型磁気録画再
生装置（ＶＴＲ）に関するもので、特に早送り時あるい
はダビング時に、テープ上の再生位置が確認できるよう
に構成したものである。
号とアナログ映像信号とを選択的に録画再生することが
できるヘリカルスキャン方式の回転ヘッド型磁気録画再
生装置（ＶＴＲ）に関するもので、特に早送り時あるい
はダビング時に、テープ上の再生位置が確認できるよう
に構成したものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、ＶＨＳ方式ＶＴＲにおいて、従来
のＶＨＳ規格に沿った記録再生モード（以下アナログモ
ードと呼ぶ）の他に、ディジタル化された映像信号とそ
の映像信号に対応したディジタル化された音声信号の混
在信号を、アナログ映像信号に代えて選択的に回転磁気
ヘッドにより記録再生する新たな記録再生モード（以下
ディジタルモードと呼ぶ）が選択できるように構成した
Ｄ−ＶＨＳ方式と呼ばれるＶＴＲが考えられている。
のＶＨＳ規格に沿った記録再生モード（以下アナログモ
ードと呼ぶ）の他に、ディジタル化された映像信号とそ
の映像信号に対応したディジタル化された音声信号の混
在信号を、アナログ映像信号に代えて選択的に回転磁気
ヘッドにより記録再生する新たな記録再生モード（以下
ディジタルモードと呼ぶ）が選択できるように構成した
Ｄ−ＶＨＳ方式と呼ばれるＶＴＲが考えられている。
【０００３】すなわち、このＶＴＲは、ＭＰＥＧ２フォ
ーマットに従い１０フレーム以上にまたがった相関をと
って圧縮された映像信号と音声信号とを、アナログ映像
信号に代えて選択的に磁気テープの長手方向に対して傾
斜した記録軌跡として回転磁気ヘッドにより順次記録す
ることができるものであり、ディジタルモードの通常再
生時は前記磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録
軌跡にディジタル化され記録された信号を前記回転磁気
ヘッドで正確にピックアップさせ記録信号を復元させる
ことができるが、テープ速度を早めた早送り再生は前記
磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録軌跡を回転
磁気ヘッドで正確にピックアップさせる事ができないた
め、映像信号だけでなく音声信号も復元できない。
ーマットに従い１０フレーム以上にまたがった相関をと
って圧縮された映像信号と音声信号とを、アナログ映像
信号に代えて選択的に磁気テープの長手方向に対して傾
斜した記録軌跡として回転磁気ヘッドにより順次記録す
ることができるものであり、ディジタルモードの通常再
生時は前記磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録
軌跡にディジタル化され記録された信号を前記回転磁気
ヘッドで正確にピックアップさせ記録信号を復元させる
ことができるが、テープ速度を早めた早送り再生は前記
磁気テープの長手方向に対して傾斜した記録軌跡を回転
磁気ヘッドで正確にピックアップさせる事ができないた
め、映像信号だけでなく音声信号も復元できない。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従って、テープ速度を
早めた早送り再生時には、映像だけでなく音声も全く再
生出力できないため、例えば、コマーシャル部分だけを
早送り再生でスキップさせようとしてもどこまでテープ
を進ませたか全く知る事ができないと言った問題があっ
た。
早めた早送り再生時には、映像だけでなく音声も全く再
生出力できないため、例えば、コマーシャル部分だけを
早送り再生でスキップさせようとしてもどこまでテープ
を進ませたか全く知る事ができないと言った問題があっ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、磁気テープの長手方向に対して傾斜した
第一記録軌跡として第一の情報信号を順次記録再生する
回転磁気ヘッドと、前記磁気テープの長手方向に沿った
第二の記録軌跡として第二の情報信号を順次記録する固
定磁気ヘッドを有し、前記第一の情報信号としてＦＭ変
調されたアナログ映像信号を、第二の情報信号として前
記アナログ映像信号に対応したアナログ音声信号を記録
再生する第一の記録再生モードと、前記第一の情報信号
としてディジタル化された映像信号とその映像信号に対
応したディジタル化された音声信号の混合信号を記録再
生する第二の記録再生モードとを選択的に切り替え可能
な回転ヘッド型磁気録画再生装置において、前記第二の
記録再生モードにおける記録時に、前記第一の情報信号
として記録されるディジタル化された音声信号をアナロ
グ化し、そのアナログ音声信号を、前記固定ヘッドによ
り第二の記録軌跡として順次記録し、前記第二の記録再
生モードにおける早送り再生時あるいはダビング再生時
に、前記第二の記録軌跡より再生されるアナログ音声信
号を、第一の情報信号として再生されるディジタル化さ
れた音声信号と置換してスピーカに導出することを特徴
とするものである。
に、本発明は、磁気テープの長手方向に対して傾斜した
第一記録軌跡として第一の情報信号を順次記録再生する
回転磁気ヘッドと、前記磁気テープの長手方向に沿った
第二の記録軌跡として第二の情報信号を順次記録する固
定磁気ヘッドを有し、前記第一の情報信号としてＦＭ変
調されたアナログ映像信号を、第二の情報信号として前
記アナログ映像信号に対応したアナログ音声信号を記録
再生する第一の記録再生モードと、前記第一の情報信号
としてディジタル化された映像信号とその映像信号に対
応したディジタル化された音声信号の混合信号を記録再
生する第二の記録再生モードとを選択的に切り替え可能
な回転ヘッド型磁気録画再生装置において、前記第二の
記録再生モードにおける記録時に、前記第一の情報信号
として記録されるディジタル化された音声信号をアナロ
グ化し、そのアナログ音声信号を、前記固定ヘッドによ
り第二の記録軌跡として順次記録し、前記第二の記録再
生モードにおける早送り再生時あるいはダビング再生時
に、前記第二の記録軌跡より再生されるアナログ音声信
号を、第一の情報信号として再生されるディジタル化さ
れた音声信号と置換してスピーカに導出することを特徴
とするものである。
【０００６】すなわち、ディジタル録画時、磁気テープ
の長手方向に対して傾斜した第一記録軌跡として第一の
情報信号を順次記録再生する回転磁気ヘッドによりディ
ジタル記録するのと平行して、前記磁気テープの長手方
向に沿った第二の記録軌跡として固定磁気ヘッドで、前
記第一の情報信号として記録されるディジタル化された
音声信号をアナログ化したアナログ音声信号を記録し、
ディジタルの早送り再生時あるいはダビング再生時に
は、前記第二の記録軌跡に記録されたアナログ音声信号
を読み出しオーディオ出力させるように構成したもので
ある。
の長手方向に対して傾斜した第一記録軌跡として第一の
情報信号を順次記録再生する回転磁気ヘッドによりディ
ジタル記録するのと平行して、前記磁気テープの長手方
向に沿った第二の記録軌跡として固定磁気ヘッドで、前
記第一の情報信号として記録されるディジタル化された
音声信号をアナログ化したアナログ音声信号を記録し、
ディジタルの早送り再生時あるいはダビング再生時に
は、前記第二の記録軌跡に記録されたアナログ音声信号
を読み出しオーディオ出力させるように構成したもので
ある。
【０００７】この構成によればデジタル特殊再生時にお
いてもサウンドサーチを実現する事ができるのである。
いてもサウンドサーチを実現する事ができるのである。
【０００８】
（実施の形態１）以下に本発明の請求項１、２に記載さ
れた発明の実施の形態について図１、図２を用いて説明
する。
れた発明の実施の形態について図１、図２を用いて説明
する。
【０００９】図１は、本発明のＶＴＲのディジタルモー
ドの記録時における接線図およびブロック図である。２
０はデジタル衛星信号を受信するアンテナ、２１はスク
ランブルデコーダを内蔵した衛星放送受信器（ＩＲＤ）
であり、２２は前記アンテナ２０から送られてくる衛星
信号を選局するチューナである。前記チューナ２２の出
力であるディジタルパケットデータは、ＭＰＥＧデコー
ダ回路２３に入力されると共に、ディジタルバス６を介
してＶＴＲのデジタルインターフェース５に結線され
る。
ドの記録時における接線図およびブロック図である。２
０はデジタル衛星信号を受信するアンテナ、２１はスク
ランブルデコーダを内蔵した衛星放送受信器（ＩＲＤ）
であり、２２は前記アンテナ２０から送られてくる衛星
信号を選局するチューナである。前記チューナ２２の出
力であるディジタルパケットデータは、ＭＰＥＧデコー
ダ回路２３に入力されると共に、ディジタルバス６を介
してＶＴＲのデジタルインターフェース５に結線され
る。
【００１０】前記ＭＰＥＧデコーダ回路２３では、前記
デジタルインターフェース５に送信されるディジタル信
号と同じ信号をリアルタイムでデコードしてアナログ信
号に変換する。この前記ＭＰＥＧデコーダ回路２３のア
ナログ映像出力はアナログモニター２４に結線され、同
じく前記ＭＰＥＧデコーダ２３のアナログ音声出力はＶ
ＴＲの音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力されるように結
線されている。
デジタルインターフェース５に送信されるディジタル信
号と同じ信号をリアルタイムでデコードしてアナログ信
号に変換する。この前記ＭＰＥＧデコーダ回路２３のア
ナログ映像出力はアナログモニター２４に結線され、同
じく前記ＭＰＥＧデコーダ２３のアナログ音声出力はＶ
ＴＲの音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力されるように結
線されている。
【００１１】本発明のＶＴＲのブロック図の１は磁気テ
ープであり、２は前記磁気テープ１の長手方向に対して
傾斜し走査するように取り付けられた回転シリンダー３
上の対角に取り付けられた回転磁気ヘッドである。ま
た、４は磁気テープ１の上端に沿ってアナログ音声信号
を記録再生する従来既知の音声信号用の固定磁気ヘッド
である。これらの回転磁気ヘッド２、固定磁気ヘッド４
はアナログモードでは、ＶＨＳ方式としてアナログ映像
信号とアナログ音声信号とを記録再生する。
ープであり、２は前記磁気テープ１の長手方向に対して
傾斜し走査するように取り付けられた回転シリンダー３
上の対角に取り付けられた回転磁気ヘッドである。ま
た、４は磁気テープ１の上端に沿ってアナログ音声信号
を記録再生する従来既知の音声信号用の固定磁気ヘッド
である。これらの回転磁気ヘッド２、固定磁気ヘッド４
はアナログモードでは、ＶＨＳ方式としてアナログ映像
信号とアナログ音声信号とを記録再生する。
【００１２】５は前記ディジタルバス６を介して送信さ
れてくるパケットデータを順次取り込み記録データ構造
に変換するディジタルインターフェースであり、そのデ
ータ出力ａは変調器７によりディジタル変調された後、
記録アンプ８で増幅され前記回転磁気ヘッド２により記
録される。９はシステムを制御するマイクロコントロー
ラであって、動作モードを制御すると共に、ディジタル
モードの記録時にはスイッチ１０を閉じて前記音声ＬＩ
ＮＥ入力端子１１から入力されるアナログ音声信号をア
ナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１６への出力信号として導
くとともに記録アンプ１２に導き、前記音声用固定磁気
ヘッド４により音声トラックにアナログ音声信号を記録
するように構成されている。
れてくるパケットデータを順次取り込み記録データ構造
に変換するディジタルインターフェースであり、そのデ
ータ出力ａは変調器７によりディジタル変調された後、
記録アンプ８で増幅され前記回転磁気ヘッド２により記
録される。９はシステムを制御するマイクロコントロー
ラであって、動作モードを制御すると共に、ディジタル
モードの記録時にはスイッチ１０を閉じて前記音声ＬＩ
ＮＥ入力端子１１から入力されるアナログ音声信号をア
ナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１６への出力信号として導
くとともに記録アンプ１２に導き、前記音声用固定磁気
ヘッド４により音声トラックにアナログ音声信号を記録
するように構成されている。
【００１３】図２は、ディジタルモード再生時における
結線図並びに本発明の回転ヘッド型磁気録画再生装置の
ブロック図であり、図１のディジタルモード再生記録時
と同一構成ブロックには同一符号を付している。ディジ
タル再生モードでは前記チューナ２２の出力ではなく、
本発明のＶＴＲのデジタルインターフェース５に結線さ
れたディジタルバス６を介して出力されるディジタルパ
ケットデータをＭＰＥＧデコーダ回路２３に入力するよ
うに切り替えられるように結線される。前記ＭＰＥＧデ
コーダ回路２３では、リアルタイムでデコードしアナロ
グ信号に変換する。この前記ＭＰＥＧデコーダ回路２３
のアナログ映像出力はアナログモニター２４に結線さ
れ、同じく前記ＭＰＥＧデコーダ２３のアナログ音声出
力はＶＴＲの音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力されるよ
うに結線される。前記回転磁気ヘッド２により読み出さ
れた信号ｂは再生アンプ１３により増幅された後、復調
器１４により元のディジタル信号ｃに復調され、スイッ
チ１５に送られる。
結線図並びに本発明の回転ヘッド型磁気録画再生装置の
ブロック図であり、図１のディジタルモード再生記録時
と同一構成ブロックには同一符号を付している。ディジ
タル再生モードでは前記チューナ２２の出力ではなく、
本発明のＶＴＲのデジタルインターフェース５に結線さ
れたディジタルバス６を介して出力されるディジタルパ
ケットデータをＭＰＥＧデコーダ回路２３に入力するよ
うに切り替えられるように結線される。前記ＭＰＥＧデ
コーダ回路２３では、リアルタイムでデコードしアナロ
グ信号に変換する。この前記ＭＰＥＧデコーダ回路２３
のアナログ映像出力はアナログモニター２４に結線さ
れ、同じく前記ＭＰＥＧデコーダ２３のアナログ音声出
力はＶＴＲの音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力されるよ
うに結線される。前記回転磁気ヘッド２により読み出さ
れた信号ｂは再生アンプ１３により増幅された後、復調
器１４により元のディジタル信号ｃに復調され、スイッ
チ１５に送られる。
【００１４】ディジタルモード通常再生時には前記マイ
クロコントローラ９から出力される制御信号ｄによって
前記スイッチ１５が閉じて、前記ディジタルインターフ
ェース５にディジタル信号が送られる。前記ディジタル
インターフェース５では録画時とは反対に、順次前記復
調器１４から送られてくるディジタル信号を送信パケッ
トデータに変換し、前記データバス６を介してディジタ
ル出力されるが、ディジタルモードの早送り再生時に
は、逆に前記マイクロコントローラ９から前記スイッチ
１５を開く制御信号ｄが出力され、ディジタル信号の出
力がストップされるように構成されている。
クロコントローラ９から出力される制御信号ｄによって
前記スイッチ１５が閉じて、前記ディジタルインターフ
ェース５にディジタル信号が送られる。前記ディジタル
インターフェース５では録画時とは反対に、順次前記復
調器１４から送られてくるディジタル信号を送信パケッ
トデータに変換し、前記データバス６を介してディジタ
ル出力されるが、ディジタルモードの早送り再生時に
は、逆に前記マイクロコントローラ９から前記スイッチ
１５を開く制御信号ｄが出力され、ディジタル信号の出
力がストップされるように構成されている。
【００１５】また、ディジタルモード通常再生時には前
記マイクロコントローラ９から出力される制御信号ｅに
よって、アナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１６への出力信
号として、前記音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力される
前記回転磁気ヘッド２により読み出され、前記ディジタ
ルバス６を介して前記ＩＲＤ２１のＭＰＥＧデコーダ回
路２３でデコードされ、アナログ信号に変換され出力さ
れるアナログ音声が選択されるように音声信号出力スイ
ッチ１８を切り替え、逆にディジタルモードの早送り再
生時には、前記マイクロコントローラ９から出力される
制御信号ｅによって、アナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１
６への出力信号として、前記音声ＬＩＮＥ入力端子１１
からの入力信号でなく、前記固定磁気ヘッド４により磁
気テープから読み出され、再生アンプ１７で増幅させた
後、音程変換回路１９を通って出力された音声信号が選
択されるように前記音声信号出力スイッチ１８を切り替
えるように構成されている。前記音程変換回路１９では
前記マイクロコントローラ９から出力されるテープ速度
指令ｆの値に応じて前記固定磁気ヘッド４により再生さ
れたアナログ音声信号を話速変換するように構成されて
いる。
記マイクロコントローラ９から出力される制御信号ｅに
よって、アナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１６への出力信
号として、前記音声ＬＩＮＥ入力端子１１に入力される
前記回転磁気ヘッド２により読み出され、前記ディジタ
ルバス６を介して前記ＩＲＤ２１のＭＰＥＧデコーダ回
路２３でデコードされ、アナログ信号に変換され出力さ
れるアナログ音声が選択されるように音声信号出力スイ
ッチ１８を切り替え、逆にディジタルモードの早送り再
生時には、前記マイクロコントローラ９から出力される
制御信号ｅによって、アナログ音声ＬＩＮＥ出力端子１
６への出力信号として、前記音声ＬＩＮＥ入力端子１１
からの入力信号でなく、前記固定磁気ヘッド４により磁
気テープから読み出され、再生アンプ１７で増幅させた
後、音程変換回路１９を通って出力された音声信号が選
択されるように前記音声信号出力スイッチ１８を切り替
えるように構成されている。前記音程変換回路１９では
前記マイクロコントローラ９から出力されるテープ速度
指令ｆの値に応じて前記固定磁気ヘッド４により再生さ
れたアナログ音声信号を話速変換するように構成されて
いる。
【００１６】このため、ディジタルモード早送り再生時
においても前記固定磁気ヘッド４により再生されたアナ
ログ音声信号を、よりクリヤーにスピーカ２５より放出
される。なお、上述の実施の形態では、衛星放送受信器
２１をＶＴＲと独立したケースに収納した場合を示した
が、両者を同一ケース内に収納しても良い。
においても前記固定磁気ヘッド４により再生されたアナ
ログ音声信号を、よりクリヤーにスピーカ２５より放出
される。なお、上述の実施の形態では、衛星放送受信器
２１をＶＴＲと独立したケースに収納した場合を示した
が、両者を同一ケース内に収納しても良い。
【００１７】（実施の形態２）次に本発明の第二の実施
の形態について、図３を参照して説明する。なお、前述
の実施の形態１と同一構成部分には同一符号を付してい
る。
の形態について、図３を参照して説明する。なお、前述
の実施の形態１と同一構成部分には同一符号を付してい
る。
【００１８】通常、ディジタルバス６が繋がるディジタ
ル入出力端子は各装置に１個しか存在しないため、その
ディジタル入出力端子は、前記図２に示したように衛星
放送受信器２１に結線され、再生したディジタル信号を
リアルタイムでデコードしアナログ信号に変換すること
ができないため、従来はディジタルダビング時、映像、
音声とも一切確認できないものであった。
ル入出力端子は各装置に１個しか存在しないため、その
ディジタル入出力端子は、前記図２に示したように衛星
放送受信器２１に結線され、再生したディジタル信号を
リアルタイムでデコードしアナログ信号に変換すること
ができないため、従来はディジタルダビング時、映像、
音声とも一切確認できないものであった。
【００１９】図３は、ディジタルダビング時における結
線図および本発明のＶＴＲのブロック図である。２８は
ディジタルダビング再生側のであり、回転ヘッド２によ
り読み出された信号ｂは再生アンプ１３により増幅され
た後、復調器１４によりもとのディジタル信号に復調さ
れ、スイッチ１５を介してディジタルインターフェース
５に送られる。ディジタルインターフェース５では、順
次そのデイジタル信号を送信バケツトデータに変換し、
デイジタル入出力端子２７から出力する。
線図および本発明のＶＴＲのブロック図である。２８は
ディジタルダビング再生側のであり、回転ヘッド２によ
り読み出された信号ｂは再生アンプ１３により増幅され
た後、復調器１４によりもとのディジタル信号に復調さ
れ、スイッチ１５を介してディジタルインターフェース
５に送られる。ディジタルインターフェース５では、順
次そのデイジタル信号を送信バケツトデータに変換し、
デイジタル入出力端子２７から出力する。
【００２０】２９はディジタルダビング時の記録側のＶ
ＴＲであり、前記再生側ＶＴＲ２８のデイジタル入出力
端子２７から出力されるバケツトデータがデイジタルバ
ス６を介してデイジタル入出力端子２７ａに入力されて
いる。ディジタルダビング時、再生側ＶＴＲ２８におい
て、システムを制御するマイクロコントローラ９から出
力される制御信号ｅによって、アナログ音声ＬＩＮＥ出
力端子１６への出力信号として、固定磁気ヘッド４によ
り読み出され、再生アンプ１７で増幅された後、音程変
換回路１９を通って出力された音声信号が選択されるよ
うにスイッチ１８を切り替え、前記アナログ音声ＬＩＮ
Ｅ出力端子１６を記録側ＶＴＲ２９のアナログ音声ＬＩ
ＮＥ入力端子１１ａに結線することで、記録側ＶＴＲ２
９によりそのアナログ音声信号を自己の固定磁気ヘツド
により記録することで、再生側の磁気テープと同一の記
録テープを複製できるものであり、また、記録側のＶＴ
Ｒ２９のオーデイオ出力端子１６ａにスピーカ２５を繋
ぐことにより、ディジタルダビング時に音声によりダビ
ングの進行状況を確認することができるものである。
ＴＲであり、前記再生側ＶＴＲ２８のデイジタル入出力
端子２７から出力されるバケツトデータがデイジタルバ
ス６を介してデイジタル入出力端子２７ａに入力されて
いる。ディジタルダビング時、再生側ＶＴＲ２８におい
て、システムを制御するマイクロコントローラ９から出
力される制御信号ｅによって、アナログ音声ＬＩＮＥ出
力端子１６への出力信号として、固定磁気ヘッド４によ
り読み出され、再生アンプ１７で増幅された後、音程変
換回路１９を通って出力された音声信号が選択されるよ
うにスイッチ１８を切り替え、前記アナログ音声ＬＩＮ
Ｅ出力端子１６を記録側ＶＴＲ２９のアナログ音声ＬＩ
ＮＥ入力端子１１ａに結線することで、記録側ＶＴＲ２
９によりそのアナログ音声信号を自己の固定磁気ヘツド
により記録することで、再生側の磁気テープと同一の記
録テープを複製できるものであり、また、記録側のＶＴ
Ｒ２９のオーデイオ出力端子１６ａにスピーカ２５を繋
ぐことにより、ディジタルダビング時に音声によりダビ
ングの進行状況を確認することができるものである。
【００２１】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来の
技術では成し得なかったディジタル早送り再生時のサウ
ンドサーチを実現する事ができる上、ディジタルダビン
グ時にも音声によりダビングの進行状況を確認すること
ができるものである。
技術では成し得なかったディジタル早送り再生時のサウ
ンドサーチを実現する事ができる上、ディジタルダビン
グ時にも音声によりダビングの進行状況を確認すること
ができるものである。
【図１】本発明の一実施の形態におけるディジタル録画
時の結線図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置のブ
ロック図
時の結線図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置のブ
ロック図
【図２】同実施の形態におけるディジタル再生時の結線
図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置のブロック図
図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置のブロック図
【図３】本発明の他の実施の形態におけるディジタルダ
ビン時の結線図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置
のブロック図
ビン時の結線図ならびに回転ヘッド型磁気録画再生装置
のブロック図
１ 磁気テープ ２ 回転磁気ヘッド ３ 回転シリンダー ４ 固定磁気ヘッド ５ ディジタルインタフェース ６ ディジタルバス ９ マイクロコントローラ １９ 音程変換器 ２７ ディジタル入出力端子
Claims (2)
- 【請求項１】 磁気テープの長手方向に対して傾斜した
第一記録軌跡として第一の情報信号を順次記録再生する
回転磁気ヘッドと、前記磁気テープの長手方向に沿った
第二の記録軌跡として第二の情報信号を順次記録する固
定磁気ヘッドを有し、前記第一の情報信号としてアナロ
グ映像信号を、第二の情報信号として前記アナログ映像
信号に対応したアナログ音声信号を記録再生する第一の
記録再生モードと、前記第一の情報信号としてディジタ
ル化された映像信号とその映像信号に対応したディジタ
ル化された音声信号の混合信号を記録再生する第二の記
録再生モードとを選択的に切り替え可能な回転ヘッド型
磁気録画再生装置において、前記第二の記録再生モード
における記録時に、前記第一の情報信号として記録され
るディジタル化された音声信号をアナログ化し、そのア
ナログ音声信号を、前記固定ヘッドにより第二の記録軌
跡として順次記録し、前記第二の記録再生モードにおけ
る早送り再生時あるいはダビング再生時に、前記第二の
記録軌跡より再生されるアナログ音声信号を、第一の情
報信号として再生されるディジタル化された音声信号と
置換することを特徴とする回転ヘッド型磁気録画再生装
置。 - 【請求項２】 前記第二の記録再生モードにおける早送
り再生時のテープ速度に応じて、前記第二の記録軌跡よ
り再生されたアナログ音声信号の音程を変化せしめる音
程変換回路を有することを特徴とする請求項１記載の回
転ヘッド型磁気録画再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8275790A JPH10126744A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8275790A JPH10126744A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10126744A true JPH10126744A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17560454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8275790A Pending JPH10126744A (ja) | 1996-10-18 | 1996-10-18 | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10126744A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1158512A1 (en) * | 1999-02-25 | 2001-11-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Audio output control device |
| US6453364B1 (en) | 1998-07-21 | 2002-09-17 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Information reproducing apparatus, information recording/reproducing apparatus and information selectively outputting apparatus, and electronic apparatus system thereof |
-
1996
- 1996-10-18 JP JP8275790A patent/JPH10126744A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6453364B1 (en) | 1998-07-21 | 2002-09-17 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Information reproducing apparatus, information recording/reproducing apparatus and information selectively outputting apparatus, and electronic apparatus system thereof |
| EP1158512A1 (en) * | 1999-02-25 | 2001-11-28 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Audio output control device |
| EP1158512A4 (en) * | 1999-02-25 | 2002-09-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | AUDIO OUTPUT SIGNAL CONTROL DEVICE |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0123871B2 (ja) | ||
| US5319501A (en) | Magnetic recording and reproducing apparatus which records analog time-base-compressed audio signals along with video signals | |
| JP3070837U (ja) | ビデオテ―プレコ―ダ | |
| JP2002330401A (ja) | ディスク記録再生装置 | |
| JPH10126744A (ja) | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 | |
| CA2003195A1 (en) | Rotary head type recording apparatus | |
| JPH06111539A (ja) | ディスク再生機及びビデオテープレコーダー一体型システム | |
| KR950015002B1 (ko) | 자기기록 재생장치의 음성신호 기록재생장치 | |
| JPH10199134A (ja) | 情報信号記録装置 | |
| JPH0937296A (ja) | 記録再生装置、記録装置及び再生装置 | |
| JP3010742B2 (ja) | 回転ヘッド型磁気記録再生装置 | |
| KR100395563B1 (ko) | 오디오더빙이 가능한 콤비네이션시스템 및 이를 이용한오디오더빙방법 | |
| JP3360457B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JP2512027B2 (ja) | Ｐｃｍ信号記録装置 | |
| JP2672425B2 (ja) | 多重画面磁気記録再生装置 | |
| JPH02171090A (ja) | ビデオテープレコーダ | |
| JP3225770B2 (ja) | 信号記録再生装置 | |
| JP2563815Y2 (ja) | ビデオテープレコーダの信号切換回路 | |
| JPH0865633A (ja) | 画像信号記録装置、再生装置及び記録再生装置 | |
| JPH08287662A (ja) | 記録再生装置 | |
| JP2557243Y2 (ja) | テープレコーダ | |
| JPH0739117Y2 (ja) | ビデオテープレコーダ | |
| JP2000115702A (ja) | 磁気記録・再生装置 | |
| JPS63206075A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS58218012A (ja) | ビデオ・ｐｃｍ再生自動切換え機能付き磁気テ−プレコ−ダ |