JPS63206075A

JPS63206075A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS63206075A
Application number: JP62037950A
Authority: JP
Inventors: Hitoshi Kawamura; 等川村; Keiichi Mizutani; 水谷　啓一
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 1987-02-23
Filing date: 1987-02-23
Publication date: 1988-08-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、特殊再生時、核ディジタルメモリ系により再
生画面ノイズバーな低減するようにした磁気記録再生装
置に関する。

〔従来の技術〕

スロー、スチル、サーチなどの特殊再生時においては、
ビデオヘッドの走査軌跡が磁気テープ上のトラックとは
一致しないために、再生画面上にノイズバーが生ずる。

このノイズバーな低減するために、従来、種々の方法が
提案されているが、その一つに、ディジタルメモリ系を
用いたものが知られている。

これは、特殊再生中、最もトラッキングが良好なときの
再生ビデオ信号を抽出し、これをディジタル化してメモ
リに記憶させ、トラッキングが不良な期間このメモリか
らビデオ信号を読み出して再生出力とするものである。

これによると、ビデオヘッドからの再生ビデオ信号をそ
のまま再生出力とすると、トラッキングが不良な部分で
は、再生ビデオ信号の振幅が充分小さく、あるいは零と
なるために、この部分で再生画面にノイズバーが現れる
が、トラッキングが良好なときの再生ビデオ信号をディ
ジタルメモリ系で遅延し、この振幅が充分小さくなる期
間にも使用することにより、振幅がほぼ一定の再生出力
が得られ、ノイズバーな大幅に低減できる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記従来技術によると、ディジタルメモリ系
は特殊再生時のみに使用され、高価なものであるのに対
し、その利用は非常忙限られたものであり、しかも、本
来ディジタルメモリ系を用いなくとも他の方法で解決で
きるような問題を解決するのに用〜・られるものである
。このために、コストからみると、非常に高くつくもの
となっている。

一方、近年、ディジタルメモリ系は磁気記録再生装置の
多機能化に増々注目されてきており、その１つとして、
主画面の一部に副画面を圧縮してはめ込み表示するいわ
ゆるＰｉｎＰ機能が注目されている。しかし、このよう
な機能を付加するためには、高価なディジタルメモリ系
を付加する必要があり、特殊再生時に使用するディジタ
ルメモリ系を備えた磁気記録再生装置にさらにＰｉｎＰ
機能をもたせるとすると、さらにコストが上昇すること
になる。

本発明の目的は、かかる問題点を解消し、コストの上昇
を抑制して多機能化を実現可能とした磁気記録再生袋Ｒ
を提供するにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明は、１つのディジタ
ルメモリ系を、記録時には、主画面にはめ込まれる副画
面に対する副ビデオ信号の圧縮に用い、搏生時には、特
殊再生時でのノイズバー低減のために用いるようにする
。

〔作用〕

単一のデイジタルメそり系を記録時と再生時とに用い、
かつ夫々の使用において異なる機能を奏するようにして
いる。このために、ディジタルメモリ系の使用を最小と
し、多機能化がはかれてコスト低減を達成できる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

図は本発明だよる磁気記録再生装置の一実施例を示すブ
ロック図であって、１，２は入力端子、３はアンテナ、
４．５は出力端子、６はビデオヘッド、７，８はオーデ
ィオヘッド、９は受信部、１０〜１９はスイッチ、２０
はＡ／Ｄコンバータ、２１はメモリ、２２はＤ／Ａコン
バータ、２３は加算回路、２４は記録処理回路、２５は
増幅器、２６は再生処理回路、２７は出力増幅器、２８
　、２９は記録処理回路、３０は出力増幅器、３１　、
３２は再生処理回路である。

同図忙おいて、まず、記録時の動作について説明する。

入力端子１．２はビデオカメラ、他の磁気記録再生装置
などのビデオ源に接続され、このビデオ源から入力端子
１にビデオ信号が、入力端子２に音声信号が夫々入力さ
れる。このビデオ信号はスイッチｌ０ｆ）Ａ側とスイッ
チ１１０Ｂ側とに供給され、音声信号はスイッチ１５０
Ｂ側スイツチ１６のＡ側とに供給される。一方、アンテ
ナ３と受信部９とで所望放送チャンネルが受信され、そ
のチャンネルのビデオ信号はスイッチｌＯのＢ側とスイ
ッチ１１のＡ側とに供給され、音声信号はスイッチ１５
のＡ側とスイッチ１６のＢ側とに供給される。スイッチ
１０　、１１は入力端子１からのビデオ信号と受信部９
からのビデオ信号の主、副関係を設定するものである。

受信部９からのビデオ信号を主ビデオ信号、入力端子１
からのビデオ信号を副ビデオ信号とする場合には、スイ
ッチ１０ｉｋＡ側に、スイッチ１１をＢ側に閉じる。主
、副関係を逆にする場合には、スイッチ１０　、１１を
これとは逆側に閉じればよい。また、主ビデオ信号に対
する音声信号は主音声信号としてスイッチ１５により選
択され、副ビデオ信号に対する音声信号は副音声信号と
してスイッチ１６により選択される。図では、受信部１
からの受信信号を主とし、入力端子１，２からの入力信
号を副とした場合を示している。

スイッチ１０からの副ビデオ信号は、記録時Ｒ側に閉じ
ているスイッチ１２を介してＡ／Ｄコンバータ２０に供
給され、ディジタル信号に変換される。

このディジタル信号はメモリ２１に書込まれ、所定のタ
イミングでかつ書込み速度よりも速い速度で読み出され
る。読み出されたディジタル信号はＤ／Ａコンバータ２
２でアナログ信号に変換され、時間軸上で圧縮された副
ビデオ信号として加算回路２３に供給される。この加算
回路２３にはスイッチ１１から主ビデオ信号が供給され
ており、この主ビデオ信号の一部に圧縮された副ビデオ
信号がはめ込まれ、２つのビデオ信号の合成ビデオ信号
が得られる。

この合成ビデオ信号は、記録処理回路２４で輝度信号の
ＦＭ変調、クロマ信号の低域変換などの周知の処理がな
された後、ビデオヘッド６に供給されて磁気テープ（図
示せず）に記録される。また、合成ビデオ信号は記録時
Ｒ側に閉じているスイッチ１３を通り、増幅器２５で増
幅され、さらに、記録時Ｎ側に閉じているスイッチ１４
を介して出力増幅器２７に供給され、そこで増幅された
後、出力端子４を介して図示しないモニタに供給される
。このモニタには、主ビデオ信号による主画面の一部に
副ビデオ信号による副画面が圧縮されてはめ込まれた合
成画面が表示される。

一方、スイッチ１５からの主音声信号は、記録処理回路
２８でＦＭ変調などの処理がなされた後、音声ヘッド７
で記録される。この音声ヘッド７はビデオヘッド６と同
じ回転シリンダに搭載されてた回転ヘッドであり、磁気
テープ上にビデオトラックと平行なトラックに主音声信
号が記録される。

また、スイッチ１６からの副音声信号は記録処理回路２
９で処理されて音声ヘッド８に供給され、磁気テープ上
に記録される。この音声ヘッド８は固定ヘッドであり、
副音声信号が磁気テープの長手方向のトラック（リニア
トラック）Ｋ記碌される。

さらに、主音声信号、副音声信号のいずれか一方がスイ
ッチ１７で選択され、記録時Ｒ側に閉じているスイッチ
１８を通って出力増幅器３０で増幅され、出力端子５か
らモニタに供給される。これにより、モニタでは、スイ
ッチ１７を操作することにより、主、副いずれかの音声
が聴取できる。

次に、再生時におい又は、スイッチ１２　、１３　、１
８がＰ側に切換えられる。ビデオヘッド６で再生された
合成ビデオ信号は再生処理回路２６で増幅、輝度信号の
ＦＭ復調、クロマ信号の高域変換などの処理がなされた
後、スイッチ１３を介して増幅器２５で増幅される。ス
イッチ１４は通常再生時Ｎ側に閉じており、スロー、ス
チル、サーチなどの特殊再生時ではＢ側に閉じている。

そこで、通常再生時には、合成ビデオ信号はスイッチ１
４を通り、出力増幅器２７で増幅された後、出力端子４
からモニタに供給される。特殊再生時においては、合成
ビデオ信号はＡ／Ｄコンバータ２０でディジタル信号に
変換され、メモリ２１でトラッキングが良好な部分が抽
出されて記憶され、これが所定回数ずつ繰り返し読み出
される。この読み出されたディジタル信号はＤ／Ａコン
バータ２２でアナログ信号に変換され、スイッチ１４を
通り、出力増幅器２７で増幅された後、出力端子４から
モニタに供給される。これにより、ノイズバーが少ない
再生画面がモニタ上に得ろねる。

一方、音声ヘッド７で再生された主音声信号は再生処理
回路３１で増幅、ＦＭ復調などの処理がなされた後、ス
イッチ１９のＡ側に供給される。また、音声ヘッド８で
再生された副音声信号は、再生処理回路３２で増幅など
の処理がなされた後、スイッチ１９のＢ側に供給される
。これら主、副音声信号のいずれか一方がスイッチ１９
によって選択され、スイッチ１８を通り、出力増幅器３
０で増幅された後、出力端子５からモニタに供給される
。したがって、スイッチ１９を操作することにより、主
、副いずれか一方の音声がモニタで聴取できる。

なお、以上はＡ／Ｄコンバータ２０．メモリ２１　。

Ｄ／Ａコンバータ２２からなるディジタルメモリ系を記
録特使用し、主画面に副画面をはめ込むいわゆるＰｉｎ
Ｐ機能を作用させたが、いずれか一方のビデオ信号を記
録再生し、その画面のみをモニタで表示させる場合には
、記録時、スイッチ１２をＰ側に、スイッチ１４をＮ側
に夫々閉じ、ディジタルメモリ系を非作動状態にすれば
よい。また、この場合には、スイッチ１５　、１６が同
一音声信号、ステレオ信号多重信号の場合には、右、左
チャンネル信号を夫々選択し、音声ヘッドで２チャンネ
ル記碌再生するようにすることもできる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、従来、特殊再生
時に際して用いられていたディジタルメモリ系を記録時
にも使用し、さらに新たな機能をもたせることができ、
回路構成の複雑化やコスト上昇を伴うことなく、多機能
化を実現することができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明による磁気記録再生装置の一実施例を示すブ
ロック図である。１・・・ビデオ信号の入力端子、４・・・ビデオ信号の出力端子、６・・・ビデオヘッド、　　９・・・受信部、１０　、
１１　、１３　、１４・・・スイッチ、２０・・・Ａ／
Ｄコンバータ、２１・・・メモＩＪ、２２・・・Ｄ／Ａコンバータ、２
３・・・加算回路、　　　２４・・・記録処理回路、２
６・・・再生処理回路。

Claims

【特許請求の範囲】

１、２つのビデオ信号の一方を主ビデオ信号、他方を副
ビデオ信号とする主、副設定手段と、記録時には該副ビ
デオ信号を圧縮し特殊再生時には再生ビデオ信号が供給
されるディジタルメモリ系と、該主ビデオ信号の一部に
該ディジタルメモリ系からの該副ビデオ信号をはめ込み
合成する加算回路と、該加算回路からの合成ビデオ信号
を記録のための処理する記録処理回路と、該記録処理回
路の出力ビデオ信号を磁気テープに記録するビデオヘッ
ドと、該ビデオヘッドで再生されたビデオ信号を処理す
る再生処理回路と、通常再生時該再生処理回路の出力ビ
デオ信号を選択し、特殊再生時前記ディジタルメモリ系
からの再生ビデオ信号を選択する選択手段とを備えた磁
気記録再生装置。