JPH10124352A - ライブラリ内ファイルの管理方法、及びライブラリ用サーバ装置 - Google Patents

ライブラリ内ファイルの管理方法、及びライブラリ用サーバ装置

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JPH10124352A
JPH10124352A JP8282137A JP28213796A JPH10124352A JP H10124352 A JPH10124352 A JP H10124352A JP 8282137 A JP8282137 A JP 8282137A JP 28213796 A JP28213796 A JP 28213796A JP H10124352 A JPH10124352 A JP H10124352A
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JP8282137A
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Takahiro Yamada
高裕 山田
Masafumi Yamaguchi
雅史 山口
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク等、速度のため複数アクセスが困
難な記録媒体を扱うライブラリを用いたネットワークシ
ステムにおいて、複数端末からの要望によく応じて動画
像データを含むデータを配信できるライブラリ用サーバ
装置。 【解決手段】 サーバ装置の再生要求管理部が、端末装
置からのファイルに対する再生要求を記録してこれより
再生要求頻度を求め、ファイル管理部がその再生要求頻
度に基づいて他のディスク又はハードディスクにファイ
ルのコピーを作成し、読み出し制御部が元のファイル及
びこれらのコピーのいずれかからデータを読み出して配
信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データがファイル
として記録された保存用記録媒体を複数扱うライブラリ
内のファイルの管理方法、あるいは、データがファイル
として記録された保存用記録媒体を複数扱うライブラリ
を備え、ネットワークにより接続する複数の端末装置に
上記データを配信するライブラリ用サーバ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年のコンピュータでは、処理速度の高
速化とともに、大容量記憶装置の普及により、取り扱う
ことのできるデータ量が増加しているのに伴い、文字情
報だけでなく、音声、動画等を含む大量のデータを記憶
し、複数の端末装置による要求に応じて再生するための
装置として、ライブラリ用サーバが注目されている。フ
ァイルサーバは通常、ネットワークを介して複数端末に
データを配信するものであるが、中でも、データの主た
る蓄積装置として、光ディスク等の比較的安価で大容量
の記録媒体を複数扱うライブラリ装置を備えるライブラ
リ用サーバは、上記マルチメディア等の大量のデータを
扱う用途について、期待が寄せられているものである。
【0003】以下に従来の技術による、動画データを扱
うライブラリ用サーバについて、図を用いて説明する。
【0004】図27は、従来のライブラリを有するネッ
トワークシステムの構成を示す図である。1はライブラ
リであり、データを記録した保存用記録媒体である光デ
ィスク等のディスクを多数保管している。2〜6はデー
タを記録したディスクであり、記録されたデータはファ
イルとして扱われる。11はディスクを格納するディス
ク格納部、12〜15はディスクを装填して記録・再生
するためのドライブ、16はディスクをディスク格納部
及びドライブにおいてディスクの装填あるいは取り外し
を行い、ディスクを搬送するためのアーム、17はアー
ムの動作を制御するためのアーム制御部、18はドライ
ブに装填されたディスクとのデータの転送や、アーム制
御部に対する制御データの転送をするための記録・再生
バスである。19はパーソナルコンピュータあるいはワ
ークステーションを使用したライブラリ用サーバであ
る。20はライブラリ内のディスクの内容や、端末装置
からの要求の記録、及びその要求の記録に基づいた再生
要求頻度情報等を記録するハードディスクであり、ライ
ブラリ内のディスクより高速にアクセス可能な記憶装置
である。24はライブラリ用サーバに接続されたネット
ワーク、25〜28はネットワークを介してライブラリ
用サーバからファイルを読み出す端末装置である。ここ
では、ディスクに記録されたデータは近年急速に増加し
ている動画ファイルであり、とぎれのない再生を行うた
めには、一定以上の転送速度で転送されることを必要と
するものであるとする。
【0005】このように構成されたライブラリ用サーバ
19が、端末装置からの要求に応じて、ライブラリ内の
ディスクに記録されたファイルを再生する際の動作を以
下に説明する。
【0006】端末装置25〜28のいずれかより、再生
したいファイルのファイル名を指定しての再生要求が、
ネットワーク24を介してライブラリ用サーバ19に伝
えられる。ライブラリ用サーバ19は、ハードディスク
20に記録されている、ライブラリ内のディスクの内容
の記録を参照し、ディスク2〜6に記録されたファイル
の情報を読み出して、目的のファイルがディスク2〜6
のどのディスクにあるかを調査し、情報を得たならば、
記録・再生バス18を介して、ライブラリ1のアーム制
御部17に制御データを送る。ライブラリ1では、アー
ム制御部17が上記の制御データによりアーム16を動
かして、そのファイルが記録されているディスクを、デ
ィスク格納部11から取り出し、ドライブ12〜15の
いずれかまで運搬して、装填する。
【0007】装填されたディスクから、目的のファイル
の読み出しが開始されたならば、サーバ19はそのデー
タにネットワークアドレスをつけてネットワークに送出
する。このネットワークアドレスのついたデータを、同
じネットワークアドレスを持つファイルを要求した端末
装置が受け取り、再生を行う。
【0008】このような構成において、ディスクからフ
ァイルを読み出して端末装置に送出する場合、ドライブ
から取り外し可能な、ライブラリ内のディスクは、ハー
ドディスク等に比べて一般にアクセス速度が遅い。一
方、想定された動画像データについては、とぎれなく再
生するためには一定以上の転送速度でデータが送信され
ることが必要である。このため、ライブラリ内のディス
クのように、アクセスの遅い媒体の場合、1枚のディス
クから同時に複数のファイルを読み出そうとすると、読
み出しの遅さが原因となって、動画データの再生に必要
な転送速度が満たされず、結果として端末装置での再生
において、動画が一時的に止まる等の不具合が現れる。
そのため端末装置に不具合なく動画を送出することので
きる、1枚のディスクからの同時読み出しファイル数を
定めるのが通常であり、一般的にはこの同時再生ファイ
ル数は1に設定される。つまり、ライブラリ内のディス
クについては、同時に1枚のディスクから複数のファイ
ルを読み出せないという制限がある。
【0009】これに対して、読み出し速度の速いハード
ディスク等の記憶装置に記録されたデータについては、
同一の媒体から複数の再生要求に応じて複数のファイル
を読み出して送信し、とぎれなく再生することが可能で
ある。
【0010】そこで、複数の端末装置からの要求にでき
るだけ良く応じられるようにするため、従来のサーバ装
置では、ライブラリに保存されるファイルの一部をハー
ドディスクにコピーすることが行われる。すなわち、ハ
ードディスクの中に、どのファイルに対して端末装置か
ら再生要求が来たかを記録しておき、一定の時間ごと
に、この再生要求の記録に基づいて、ライブラリ内のフ
ァイルに対する再生要求頻度についての頻度情報を作成
し、再生要求の頻度の高いファイルに関しては、ディス
クに記録されているファイルをハードディスクにコピー
し、アクセス速度の速いハードディスクから複数のファ
イルを再生して端末装置に動画を送出することが行われ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
従来のライブラリ用サーバでは、端末装置からの再生要
求の頻度の高いファイルは次々にハードディスクにディ
スクからコピーされるが、ハードディスクの容量はライ
ブラリの容量に比較して小さいために、ハードディスク
が短期間のうちにファイルで一杯になってしまい、それ
以上ファイルをコピーすることができなくなってしま
う。これを防ぐために、ハードディスクにコピーしたフ
ァイルの内、再生要求の頻度の低いものを消去すること
を行うのであるが、結局、ライブラリに保存されている
多数のファイルの内、ごく一部のものしかハードディス
ク内にはそのコピーを保存しておくことができず、複数
端末からの要求への対応がハードディスクの容量によっ
て限定されてしまうという問題点があった。
【0012】また、ライブラリ用サーバの操作者が、ラ
イブラリに新たに記録したファイルが、端末装置からの
再生要求が多いと、またあるファイルには今後再生要求
が少ないとの予想がついた場合にも、その予想を反映さ
せる手段がなく、再生要求の頻度が増加する或いは減少
するのを待つしかないので、複数端末からの要求に応じ
るのが遅れてしまうという問題点があり、操作者による
予想を生かした効率のよい運用をすることができなかっ
た。
【0013】また、端末装置からの動画ファイルの再生
要求の頻度情報により、ディスク内のファイルをコピー
するかどうかを決定するときに、その頻度情報は一定時
間内のファイルの再生要求の回数を使用するのが通常の
方法であった。そのため、その一定時間内での絶対数は
それほど多くないものの、最近急激に再生要求が増えて
いるファイルについては、十分に再生要求が増加するま
ではコピーされず、それまでは複数の端末装置には動画
を同時に送出することができないので、やはり要求への
対応が遅れるという問題点があった。
【0014】また、単純に再生要求の頻度だけによっ
て、ファイルをコピーするかどうかを決定すると、同一
の端末装置から何度も要求のあったファイルはコピーさ
れ、同一時間帯に複数端末から要求されることが多いも
のの、要求の絶対数は、あまり多くないというファイル
はコピーされず、複数端末装置からの要求の実体をよく
くみとって対応することができない可能性があるという
問題点もあった。
【0015】また、ディスクの動画ファイルをハードデ
ィスクにコピーするときに、ハードディスクのアクセス
速度は速いが、ディスクのアクセス速度がハードディス
クに比べて遅いので、結果的にファイルをハードディス
クにコピーする時間はディスクからのアクセス速度に依
存し、コピー時間が長くかかっていた。
【0016】本発明は上記の諸点に鑑みてなされたもの
で、ライブラリ内のファイルの複写にあたり、ハードデ
ィスク等高速な記憶装置の容量の限界にとらわれず、よ
り大容量のライブラリを活用して、複数端末からの要求
によりよく応じられるライブラリ内ファイルの管理方
法、及びライブラリ用サーバ装置を提供することを目的
とする。
【0017】また、操作者が、ライブラリ内ファイルに
対する端末からの要求の増減を予想するときに、コピー
の作成/消去を指示できることで、より柔軟に効率的に
運用を図れるライブラリ内ファイルの管理方法、及びラ
イブラリ用サーバ装置を提供することを目的とする。
【0018】また、現時点に近い時点で要求の増加して
いるファイルに対して優先的にコピーを作成することが
できるようにして、より早く、複数端末からの要望に応
じることの可能となるライブラリ内ファイルの管理方
法、及びライブラリ用サーバ装置を提供することを目的
とする。
【0019】また、同時に再生を要求されることが多い
ファイルに対して優先的にコピーを作成することができ
るようにして、より柔軟に、複数端末からの要望に応じ
ることの可能となるライブラリ内ファイルの管理方法、
及びライブラリ用サーバ装置を提供することを目的とす
る。
【0020】また、ライブラリ内のファイルのコピーを
ハードディスクに作成する際に、ハードディスクの高速
性を生かして、より短時間でコピーの作成を行うことが
できるライブラリ内ファイルの管理方法、及びライブラ
リ用サーバ装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかるライブラリ内ファイルの管理方法
は、データがファイルとして記録された保存用記録媒体
を複数扱うライブラリ内のファイルの管理方法におい
て、上記ファイルに対する再生要求があるときこの再生
要求を記録し、上記記録した再生要求に基づいて、ファ
イルごとにそのファイルに対する再生要求の頻度情報を
作成して、一定時間ごとに、又は上記再生要求の数が一
定数に達したときに、上記再生要求の頻度情報に基づい
て、上記保存用記録媒体に記録されたファイルのうち再
生要求が多いと判定されるものを、他の保存用記録媒
体、又は他の高速な記憶装置に複写するものである。
【0022】また、請求項2にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1に記載のライブラリ内ファ
イルの管理方法において、操作者の指示によって、上記
保存用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存用記
録媒体、又は他の高速な記憶装置に複写するものであ
る。
【0023】また、請求項3にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1に記載のライブラリ内ファ
イルの管理方法において、操作者の指示に従って、上記
再生要求の頻度情報を変更するものである。
【0024】また、請求項4にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1ないし3のいずれかに記載
のライブラリ内ファイルの管理方法において、上記一定
時間、又は上記一定数として異なる複数のものについ
て、上記再生要求の頻度情報に基づいた、上記複写を行
うものである。
【0025】また、請求項5にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1ないし3のいずれかに記載
のライブラリ内ファイルの管理方法において、再生要求
によって再生を行っているファイルに対して、さらに再
生要求があるとき、同時再生要求として記録し、上記同
時再生要求の記録に基づいて、ファイルごとにそのファ
イルに対する同時再生要求の頻度情報を作成し、上記再
生要求の頻度情報と、上記同時再生要求の頻度情報とに
基づいて、上記複写を行うものである。
【0026】また、請求項6にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1ないし5のいずれかに記載
のライブラリ内ファイルの管理方法において、ある保存
用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存用記録媒
体、又は他の高速な記憶装置に複写するとき、元のファ
イル名とは異なったファイル名を付与して複写し、上記
ある保存用記録媒体におけるファイル名と、上記他の保
存用記録媒体におけるファイル名との関係、又は上記あ
る保存用記録媒体におけるファイル名と、上記他の高速
な記憶装置におけるファイル名との関係を記憶し、再生
要求に対して、上記ファイル名の関係の記録を参照し
て、ファイルを選択するものである。
【0027】また、請求項7にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1ないし6のいずれかに記載
のライブラリ内ファイルの管理方法において、複数の上
記保存用記録媒体、及び上記高速な記憶装置について、
複写及び再生の優先順位を決定するものである。
【0028】また、請求項8にかかるライブラリ内ファ
イルの管理方法は、請求項1ないし7のいずれかに記載
のライブラリ内ファイルの管理方法において、ある保存
用記録媒体に記録されたファイルを、上記高速な記憶装
置に複写するとき、該ファイルが他の保存用記録媒体に
複写されていた場合は、上記ある保存用記録媒体、及び
上記他の保存用記録媒体のそれぞれより、並行して読み
出して複写するものである。
【0029】また、請求項9にかかるライブラリ用サー
バ装置は、データがファイルとして記録された保存用記
録媒体を複数扱うライブラリを備え、ネットワークによ
り接続する複数の端末装置に上記データを配信するライ
ブラリ用サーバ装置において、上記保存用記録媒体よ
り、読み出し及び書き込みが高速な記憶装置と、上記端
末装置からの再生要求があるとき、この再生要求を上記
高速な記憶装置に記録し、上記再生要求の記録に基づい
て端末装置からの再生要求の頻度情報を作成する再生要
求管理部と、一定時間ごとに又は上記再生要求の数が一
定数に達したときに、上記再生要求の頻度情報に基づい
て、上記保存用記録媒体に記録されたファイルのうち再
生要求が多いと判定されるものを、他の保存用記録媒
体、又は上記高速な記憶装置に複写するファイル管理部
と、上記保存用記録媒体又は上記高速な記憶装置からフ
ァイルの読み出しを行う読み出し制御部とを備えたもの
である。
【0030】また、請求項10にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9に記載のライブラリ用サーバ装置
において、操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、
上記ファイル管理部は、上記入力手段によって受け付け
られた操作者の指示に従って、保存用記録媒体に記録さ
れたファイルを、他の保存用記録媒体、又は上記高速な
記憶装置に複写するものである。
【0031】また、請求項11にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9に記載のライブラリ用サーバ装置
において、操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、
上記再生要求管理部は、上記入力手段によって受け付け
られた操作者の指示に従って、上記再生要求の頻度情報
を変更するものである。
【0032】また、請求項12にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9ないし11のいずれかに記載のラ
イブラリ用サーバ装置において、上記ファイル管理部
は、上記一定時間、又は上記一定数として異なる複数の
ものについて、上記再生要求の頻度情報に基づいた、上
記複写を行うものである。
【0033】また、請求項13にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9ないし11のいずれかに記載のラ
イブラリ用サーバ装置において、上記再生要求管理部
は、ある端末装置からの要求に再生要求によって再生を
行っているファイルに対して、さらに他の端末装置から
再生要求があるとき、同時再生要求として上記高速な記
憶装置に記録し、上記同時再生要求の記録に基づいて、
ファイルごとにそのファイルに対する同時再生要求の頻
度情報を作成し、上記ファイル管理部は、上記再生要求
の頻度情報と、上記同時再生要求の頻度情報とに基づい
て、上記複写を行うものである。
【0034】また、請求項14にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9ないし13のいずれかに記載のラ
イブラリ用サーバ装置において、上記ファイル管理部
は、ある保存用記録媒体に記録されたファイルを、他の
保存用記録媒体、又は上記高速な記憶装置に複写すると
き、元のファイル名とは異なったファイル名を付与して
複写し、上記ある保存用記録媒体におけるファイル名と
上記他の保存用記録媒体におけるファイル名との関係、
又は上記ある保存用記録媒体におけるファイル名と上記
高速な記憶装置におけるファイル名との関係を記録し、
上記読み出し制御部は、上記端末装置から再生要求があ
ったときに、上記ファイル名の関係の記録を参照して、
いずれかのファイルを選択するものである。
【0035】また、請求項15にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9ないし14のいずれかに記載のラ
イブラリ用サーバ装置において、上記ファイル管理部
は、上記複写を行う場合に、複数の上記保存用記録媒
体、及び上記高速な記憶装置に対して、複写、及び再生
の優先順位を決定するものである。
【0036】また、請求項16にかかるライブラリ用サ
ーバ装置は、請求項9ないし15のいずれかに記載のラ
イブラリ用サーバ装置において、上記ファイル管理部
は、ある保存用記録媒体に記録されたファイルを上記高
速な記憶装置に複写するに際し、他の保存用記録媒体に
上記ファイルが複写されていた場合は、上記ある保存用
記録媒体、及び上記他の保存用記録媒体に記録されたフ
ァイルのそれぞれより、並行して読み出して複写するも
のである。
【0037】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.本発明の実施の形態1のライブラリ用サ
ーバは、端末装置からの再生要求の頻度に応じて、ライ
ブラリ内のディスクに記録されたファイルを、他のライ
ブラリ内のディスク又はハードディスクにコピーするも
のである。
【0038】図1は本発明の実施の形態1によるライブ
ラリ用サーバ及び、ライブラリとネットワーク、端末装
置の構成を示す図である。図において、ライブラリ1、
ディスク2〜6、ディスク格納部11、ドライブ12〜
15、アーム16、アーム制御部17、記録・再生バス
18、ライブラリ用サーバ19、ハードディスク20、
ネットワーク24、端末装置25〜28については、従
来例と同様である。従って、ライブラリ内のディスクに
ついては、1枚のディスクからは同時に1つの動画ファ
イルしか再生できない。
【0039】7〜9は、ライブラリ内のディスクに記録
されたファイルであって、従来例と同様に、動画データ
のファイルであるとする。21及び22はサーバ装置1
9によって記録・更新される、ライブラリ1の管理のた
めのファイルであって、21は端末装置からの動画デー
タのファイルに対する「再生要求の記録」、22はディ
スク2〜6に記録されたファイルと、それらのファイル
についての他のディスクあるいはハードディスク上のコ
ピーの有無を記録した「ファイルの管理情報」である。
【0040】図2はライブラリ用サーバ19の構成を示
す図である。図において、191は送受信部であり、ネ
ットワーク24を介して端末装置と命令やデータの授受
を行う。192は再生要求管理部であり、端末からのフ
ァイルの再生要求をハードディスク20に記録し、この
記録に基づいて、ファイルごとに再生要求の頻度情報を
作成する。193はファイル管理部であり、ハードディ
スク20に記録されるファイルの管理情報22を管理・
更新し、再生要求管理部192の作成する頻度情報に基
づいて、動画データのファイルのコピーを行う。194
は読み出し制御部であり、再生要求に応じて、ライブラ
リ又はハードディスクから動画データのファイルの読み
出しを行う。
【0041】図3はハードディスク20に記録される、
「再生要求の記録」21の状態を示す図である。図にお
いて、29〜50は、動画ファイル7〜9に対しての端
末装置からの再生要求と、その要求の発生時間との記録
であり、51、および52は上記再生要求を、一定時間
で区切ったものである。
【0042】図4はハードディスク20に記録される、
「ファイルの管理情報」22の状態を示す図である。図
において、53はハードディスク20における、ディス
ク2〜6に記録された「ファイルの管理情報」22であ
り、53aはコピーが作成される前の、53bはコピー
が作成された後の状態を示す。いずれも、ファイル名5
4、そのファイルの記録されているディスク名55、そ
のファイルがハードディスクにコピーされているかどう
かを示す情報56、そのファイルが他のディスクのコピ
ーされたときのコピー先のディスク名57からなる。
【0043】図5は本実施の形態1のサーバによる、フ
ァイルのコピーの作成を説明するための図である。
【0044】以下に、本実施の形態1によるライブラリ
用サーバの動作を、端末からの再生要求の頻度に基づい
て、ライブラリ内のファイルのコピーを作成する際を中
心に、図を用いて説明する。
【0045】まず、ライブラリ1内のディスク2〜6に
それぞれ、動画データのファイル7〜9が記録された状
態で、ネットワークが運用されているとする。25以下
の端末装置のいずれかから、動画ファイル7〜9に対す
る再生要求が出されると、この再生要求はサーバ19の
送受信部191によって受信され、再生要求管理部19
2と、読み出し制御部194とに伝えられる。再生要求
管理部192は、再生要求の対象であるファイルと、再
生要求があった時点の時刻とを、ハードディスク20上
の「再生要求の記録」21に書き込む。一方読み出し制
御部194は、ハードディスク20上の「ファイルの管
理情報」22を参照する。管理情報22の状態は図4の
53aに示すものであり、これにより、端末装置から要
求されたファイルの存在するディスクを調べ、データの
読み出しに必要な制御データをライブラリ装置1に送
る。ライブラリ1から目的のディスクが選択され、デー
タが読み出されて送信される際の動作については、従来
例と同様である。ライブラリ1で、ディスクから読み出
されたデータは、読み出し制御部194から、送受信部
191、ネットワーク24を経て端末装置に送信され、
再生される。
【0046】あらかじめ定められた一定時間以上を経過
した後、ハードディスク20上における「再生要求の記
録」21は図3に示す状態となる。一定時間の経過後、
再生要求管理部192は、図3に示すファイルの「再生
要求の記録」21を参照し、上記一定時間内に発生した
ファイルの再生要求51について、ファイルごとに再生
要求の頻度を調査する。ここで、ファイルの再生要求5
1から、ファイル7の再生要求は2回、ファイル8の再
生要求は12回、ファイル9の再生要求は6回という結
果を得る。
【0047】ファイル管理部193は、一定時間内の再
生要求の頻度情報により、ファイルのコピーを他ディス
クあるいはさらに高速なハードディスクに作成するもの
であるが、ここでは、ファイル再生要求の頻度が10回
以上のものは、高速なハードディスクにコピーし、頻度
が5回以上で9回以下のものはライブラリ1内の別のデ
ィスクにコピーし、頻度が4回以下のファイルはコピー
しないように設定してあるとする。したがって図5に示
すように、再生要求12回のファイル8は高速なハード
ディスク20にコピーされ、再生要求6回のファイル9
はディスク5にコピーされ、再生要求2回のファイル7
はどこにもコピーされない。図5では、ディスク5に
は、ディスク4に記録されたファイル9よりコピー10
が、また、ハードディスク20には、ディスク3に記録
されたファイル8よりコピー23が作成されたことを示
している。
【0048】ファイル管理部193は、コピー終了の
後、図4に示す「ファイルの管理情報」53の内容を更
新し、同図53aの状態から53bの状態にする。ファ
イル7はコピーされなかったので、「ハードディスクへ
のコピーの有無」56と「コピーされたファイルが記録
されているディスク名」57はいずれも「無」のまま変
更がない。ファイル8はハードディスクへコピーされた
ので、「ハードディスクへのコピーの有無」56が
「無」から「有」に、またファイル9はディスク5にコ
ピーされたので、「コピーされたファイルが記録されて
いるディスク名」57が「無」から「ディスク5」に
と、それぞれ更新される。
【0049】これ以後に、ファイル8に対する再生要求
が、いずれかの端末装置から発生した場合は、上記と同
様に読み出し制御部194が図4の「ファイルの管理情
報」53bを参照した際に、要求されたファイル8はハ
ードディスクに記録されていることがわかるので、読み
出し制御部194により、ハードディスク上のファイル
8のコピー23が読み出されて送信され、再生される。
前述のように、コピー23は、高速アクセス可能なハー
ドディスク上のファイルであって、複数の端末に同時送
信することが可能である。
【0050】また、ファイル7、又はファイル9に対す
る再生要求が、いずれかの端末装置から発生したとき
は、同様に、読み出し制御部194によって図4の「フ
ァイルの管理情報」53bが参照され、要求されたファ
イルを記録しているディスクが調べられた後、該ディス
クからデータが読み出される。ファイル7はディスク2
にのみ記録されているので、1つの端末装置しかファイ
ルを送出できないが、ファイル9はそのコピーがディス
ク5に記録されているため、ディスク4のファイル9
と、ディスク5のコピー10とを再生することにより、
同時に2台の端末装置にファイル9のデータを送出する
ことができる。
【0051】さらに、端末装置からの再生要求は、引き
続いて再生要求管理部192によって、ハードディスク
20上の「再生要求の記録」21に記録され、一定時間
の経過後、図3の一定時間内のファイルの再生要求52
に示すように、一定時間内の再生要求が再び記録された
ならば、また、上記と同様に、再生要求の頻度の高い動
画ファイルが、ファイル管理部193によって、ハード
ディスク20あるいはライブラリ1の他のディスクにコ
ピーされ、ファイルの管理情報が更新される。再生要求
管理部192は、「再生要求の記録」21のうち、予め
定められた時間経過した古い部分については、順次消去
を行う。
【0052】本実施の形態1による、ライブラリ用サー
バでは、ファイル管理部193の設定により、以下のよ
うな運用が可能となる。
【0053】ライブラリ内の他のディスクにのみコピー
が作成されていたファイルにつき、さらに再生要求の頻
度が高くなった場合、ハードディスクにもコピーを作成
することによって、端末装置への同時送出数の増加がで
きる。また、ハードディスクの未使用の容量が少なくな
って、そのままでは新たにファイルをハードディスクに
コピーすることができない場合、ハードディスクにコピ
ーされたファイルの内、再生要求の頻度がさほど高くな
くなったファイルに関しては、他のディスクにコピーを
作った上で、ハードディスク上のコピーを消去したり、
さらに再生要求の頻度の低いファイルに関しては、他の
ディスクにコピーを作らずに、ハードディスク上のコピ
ーを消去することができる。
【0054】同様に、ライブラリ内の他のディスクにフ
ァイルをコピーする場合も、ディスクの未使用の容量が
少なく、そのままでは新たにディスクにコピーすること
ができない場合は、そのディスクに記録されている、他
のディスク及びハードディスク双方に保存されているフ
ァイルや、再生要求の頻度が低いファイルを消去して、
必要な空き領域を確保した後に、新たにファイルのコピ
ーを作成することができる。
【0055】また、本実施の形態では、他のディスクへ
のコピーは1枚としたが、図に示すようにドライブは全
部で4台あるので、ファイルをコピーするディスクの数
を再生要求の数に応じて、3枚、2枚、1枚とより細か
く分けてもよい。
【0056】また、再生要求数の一番多いファイルから
何番目までのファイルをハードディスクにコピーし、そ
の次に再生要求の多い何番目から何番目のファイルを他
のディスクにコピーし、再生要求の少ない何番目以降の
ファイルはコピーしないというように、再生要求数の順
番で決定することも、設定により可能である。
【0057】このように、本実施の形態1のライブラリ
用サーバにおいては、再生要求管理部によって、端末装
置からのファイルに対する再生要求が記録され、これに
基づいて再生要求の頻度情報が作成され、ファイル管理
部によって、この頻度情報に基づいて、ライブラリ内の
ディスクに記録されたファイルが、他のディスク又はハ
ードディスクにコピーされる。そして、ライブラリ内デ
ィスク及びハードディスクに記録されたファイルについ
ては、ファイル管理部が更新するファイルの管理情報に
よって管理され、読み出し制御部がこの管理情報を参照
して、端末装置からの再生要求に応じて、ファイルのデ
ータの読み出しを行う。このため、従来例にあるよう
に、再生要求の頻度の高いものをすべてハードディスク
にコピーするだけでなく、ライブラリ内の他のディスク
にもコピーを作成するので、ライブラリ内のドライブが
使用できる限りは、上記他のディスクからもファイルを
送出できるため、ハードディスクだけコピーをつくる従
来例に比較して多数のファイルを同時に端末装置に送出
することが可能となる。
【0058】実施の形態2.本発明の実施の形態2のラ
イブラリ用サーバは、端末装置からの再生要求の頻度に
応じて、ライブラリ内のディスクに記録されたファイル
を、他のライブラリ内のディスク又はハードディスクに
コピーするものである。
【0059】本発明の実施の形態2によるライブラリ用
サーバは、実施の形態1によるものと同じ構成であり、
説明のために図1、図2及び図5を用いる。又、「ファ
イルの管理情報」22も実施の形態1と同じであり、図
4を用いる。
【0060】本実施の形態2のサーバ19の再生要求管
理部192は、実施の形態1と同様に端末装置からの再
生要求をハードディスク20上に「再生要求の記録」2
1として記録し、その記録が図6のようになったとす
る。一定時間経過後、再生要求管理部192は再生要求
の頻度情報を作成するが、本実施の形態2においては、
実施の形態1のように要求数に基づくのでなく、「再生
要求の記録」21の発生時間をもとに、各ファイルごと
に発生時間間隔を計算する。
【0061】再生要求管理部192は次のように計算を
行う。図6に示す、一定時間内の再生要求51の、記録
された発生時間について、決められた時間より短い時間
間隔のものを計数する。簡略のため、図6に記録された
再生要求は全て時間的に等間隔で発生したものとし、隣
接した、又はその間に1個の他の要求を挟んでいるもの
のみを、計数するものとする。例えば30と31や33
と35は計数の対象となるが、36と39は計数しな
い。
【0062】一定時間内の再生要求51では、ファイル
7については該当するものがなく計数の結果は0であ
り、ファイル8及びファイル9については、それぞれ図
6の○及び△が計数され、計数の結果は図7のグラフの
ようになる。
【0063】本実施の形態2のサーバでは、ファイル管
理部193は、決められた時間より短い時間間隔の要求
発生の個数が、8個以上であればハードディスクに、4
個以上7個以下であれば、ライブラリ1内の他のディス
クにコピーするように設定されたものとする。この設定
に従ってファイル管理部193は、図5に示すようにフ
ァイル8のコピーをハードディスクに、ファイル9のコ
ピーをディスク5に作成する。コピー作成後、図4のフ
ァイルの管理情報を更新するのは、実施の形態1と同様
である。
【0064】本実施の形態2のサーバでは、再生要求管
理部192及びファイル管理部193に関する設定を変
更することで、以下のように時間間隔を求め、それに従
ってコピーを作成することも可能である。再生要求管理
部192は、まず図6に示すファイルに対する再生要求
を、各ファイルごとにまとめる。そして、この各ファイ
ルごとの再生要求数が、ある決められた値になった時点
で、一番最初に発生した要求の発生時間と一番最後に発
生した要求の発生時間より、決められた値の再生要求数
がおこった時間間隔を計算する。ファイル管理部193
は、再生要求管理部192から得たこの時間間隔を実施
の形態1における頻度情報と同様に扱い、時間間隔があ
る決められた値より短いファイルは、ハードディスクに
コピーし、ある値より長いファイルはコピーをせず、そ
の中間の時間間隔のファイルはライブラリ1内の他のデ
ィスクにコピーする。
【0065】このように、本実施の形態2のライブラリ
用サーバにおいては、再生要求管理部が、再生要求の発
生する間隔を計算し、短い時間間隔で再生要求が多く発
生するファイルを、ファイル管理部がライブラリ1内の
他のディスク、あるいはハードディスクにコピーする。
短い時間間隔で再生要求が多く発生しているということ
は、そのファイルに対する複数の端末装置からの同時再
生要求が多いと考えられるので、本実施の形態2では、
複数の端末装置からの要求によく対応して、同時に送出
できるファイル数を増やすことが可能となる。
【0066】なお、実施の形態1、及び2においては、
再生要求の記録に基づき、一定時間ごとに区切って頻度
情報を作成するものとしたが、再生要求の数で区切っ
て、再生要求が一定数に達したとき頻度情報を作成する
ものとしても良い。
【0067】また、実施の形態1、及び2では、一定時
間ごとに再生要求管理部が頻度情報を作成し、ファイル
管理部がこれに基づいてコピーを行うとしているもので
あるが、例えば再生要求管理部は、再生要求を記録する
と同時にファイルごとの再生要求の頻度情報を作成・更
新し、一定時間ごとにファイル管理部がこれを参照して
コピーを行うという方式をとることも可能である。
【0068】実施の形態3.本発明の実施の形態3によ
るライブラリ用サーバは、ライブラリ内のファイルのコ
ピーの作成について、操作者による指示を可能とするも
のである。
【0069】図8は本発明の実施の形態3によるライブ
ラリ用サーバ及び、ライブラリとネットワーク、端末装
置の構成を示す図である。図において、58は操作者が
ファイルコピーの設定情報を入力するためのキーボード
等の入力装置である。59はハードディスク20に記録
される、「ファイルのコピーの設定情報」である。他の
符号は実施の形態1と同様であり、説明を省略する。
【0070】図9はライブラリ用サーバ19の構成を示
す図である。図において58、及び59は図8と同じで
あり、他は、実施の形態1と同様であり、説明を省略す
る。但し、本実施の形態3によるサーバ19では、再生
要求管理部192およびファイル管理部193は入力装
置58からの入力を受け付けるものである。
【0071】図10は、ハードディスク20上に記録さ
れる「ファイルのコピーの設定情報」59を示す図であ
る。図において、60aはコピーを作成する前、60b
は作成後の、「ファイルのコピーの設定情報」59の状
態を示し、いずれもファイル名61、そのファイルのコ
ピー先についての情報62、及びそのファイルのコピー
が作成されたかどうかを示す情報63からなる。ハード
ディスク20に記録される「ファイルの管理情報」22
については、実施の形態1と同じであるとし、説明には
図4を用いる。
【0072】本実施の形態3のライブラリ用サーバは、
端末装置からの再生要求に応じてのファイルの読み出し
と送信、及び再生要求の頻度に基づくファイルのコピー
の作成については、実施の形態1と同様の動作となる。
加えて本実施の形態3によるサーバでは、操作者の指示
によって、ファイルのコピーを作成することができるの
で、その際の動作を以下に説明する。
【0073】ファイル8とファイル9の内容が更新され
たため、これから各端末装置からの再生要求が多くなる
ことがあらかじめ予想され、ライブラリ用サーバ19の
操作者は、図8及び図9の入力装置装置58から、コピ
ーするファイル名と、そのファイルをコピーするコピー
先を入力する。コピー先については、同時に多数の端末
装置にファイルの送出が可能なハードディスクか、それ
とも2台の端末装置にファイルの送出が可能な、ライブ
ラリ1内の他のディスクかを選択する。
【0074】入力装置58からの入力をファイル管理部
193が受け取ると、ファイル管理部193によって、
ハードディスク20上に「ファイルのコピーの設定情
報」59が、図10の60aのように書き込まれる。こ
こでは、操作者は、ファイル8について再生要求が最も
高いと予想して、ファイル8のコピー先をハードディス
クに、ファイル9については再生要求がさほど高くない
と予想して、ライブラリ内の他のディスクにコピーする
ように設定したとする。ファイル管理部193は次に、
図11に示すように、ファイル8をハードディスクに、
ファイル9を他のディスクであるディスク5にコピー
し、その後、ファイルコピーの設定情報59を、図10
の60aの状態から60bへと変更する。「コピーされ
たかの有無」63が「無」から「有」に更新される。
【0075】そしてファイル管理部193は、ハードデ
ィスク20に記録された「ファイルの管理情報」22に
ついても、実施の形態1の場合と同様に、図4の53a
に示す状態から53bの状態へと更新する。図のよう
に、ファイル8の「ハードディスクへのコピーの有無」
を「無」から「有」に、ファイル9の「コピーされたフ
ァイルが記録されているディスク名」を「無」から「デ
ィスク5」にそれぞれ更新する。
【0076】以上のように、本実施の形態3によるライ
ブラリ用サーバにおいては、入力装置を備えて操作者か
らのファイルのコピー作成に関する指示を受け付け、フ
ァイル管理部がこの指示をコピーの設定情報として記録
するとともに、その指示に従ってファイルのコピーの作
成を行うものである。従って、操作者がファイルをハー
ドディスクにコピーするか、他のディスクにコピーする
かを、直接サーバに設定するので、要求の増減が予測さ
れる場合は、従来例及び実施の形態1及び2によるサー
バのように、一定時間が経ち、ファイルの再生要求の記
録をもとに、再生要求が多くなったファイルがコピーさ
れるまで待つよりも、対応が早くて効率の良い運用が可
能となる。
【0077】実施の形態4.本発明の実施の形態4によ
るライブラリ用サーバは、ライブラリ内のファイルのコ
ピーの作成について、操作者による指示を可能とするも
のである。
【0078】本発明の実施の形態4によるライブラリ用
サーバは、実施の形態3によるものと同じ構成であり、
説明のために図8、及び図9を用いる。
【0079】本実施の形態4のサーバは実施の形態3の
ものと、ほぼ同様に動作するが、実施の形態3では、操
作者が入力装置58によって、ファイル管理部193に
入力を行うことにより、「ファイルのコピーの設定情
報」59が設定されたが、本実施の形態4では、操作者
が入力装置58から予想できる再生要求の頻度を、再生
要求管理部192に入力する。操作者の入力があった場
合、再生要求管理部192は直ちに、この入力を頻度情
報としてファイル管理部193に出力し、ファイル管理
部193はこの頻度情報に応じてファイルのコピーを行
う。
【0080】本実施の形態4のライブラリ用サーバにお
いては、入力装置を備え、操作者が入力装置から再生要
求管理部に入力を行うことで、再生要求の記録に基づく
頻度情報を設定可能とするものであり、端末装置からの
再生要求の増減の予測がつく場合には、実施の形態3と
同様に対応が早くて効率の良い運用が可能となる。
【0081】なお、操作者が入力を行うとき、それまで
のファイルの再生要求の記録、又は再生要求管理部が算
出する頻度情報を、サーバで調査可能としても良い。
【0082】なお、実施の形態3、及び4では、ファイ
ルをハードディスクあるいは他のディスクにコピーする
場合を説明したが、操作者が今は再生要求が多いが、今
後再生要求がほとんどないと予想する場合は、実施の形
態3において、図10の「ファイルのコピー先」62を
「無」と設定する、あるいは実施の形態4において、図
8の「再生要求の記録」21の内容を消去することによ
って、現在ハードディスク、あるいは他のディスクに記
録されているファイルのコピーをサーバが消去するよう
に図ることも可能である。
【0083】また、実施の形態3、及び4では、操作者
がファイルコピーの設定、あるいはファイルの再生要求
の頻度の設定を完了すれば、時間をおかずにファイルコ
ピーをおこなうとしたが、ファイルのコピーを作成する
タイミングは、一定時間内のファイルの再生要求頻度に
基づいたコピー作成の時と同じでもよい。
【0084】また、実施の形態3、及び4では、ライブ
ラリ用サーバに接続された入力装置からファイルコピー
の設定、あるいはファイルの再生要求の頻度の設定をし
たが、端末装置から設定できるようにすることも可能で
ある。
【0085】実施の形態5.本発明の実施の形態5のラ
イブラリ用サーバは、長期及び短期における再生要求の
頻度に応じて、ライブラリ内のディスクに記録されたフ
ァイルをコピーするものである。
【0086】本発明の実施の形態5によるライブラリ用
サーバは、実施の形態1によるものと同じ構成であり、
説明のために図1、図2、図4、及び図5を用いる。
【0087】図12はハードディスク20に記録され
る、端末装置からの「再生要求の記録」21を示す図で
ある。図において、64〜96は、ファイル7〜9に対
する、端末装置からの再生要求と、その要求の発生時間
であり、97はファイルの再生要求を長期間で区切った
もの、98はファイルの再生要求を最近の短い時間で区
切ったものである。なお、ここでの「長期間」が実施の
形態1での「一定時間」相当のものであるとする。
【0088】本実施の形態5のサーバは、端末装置から
の再生要求に応じてのファイルの読み出しと送信につい
ては、実施の形態1と同様の動作となる。以下に再生要
求の記録に基づいてファイルのコピーを作成する際の動
作を図を用いて説明する。
【0089】実施の形態1のサーバと同様に、再生要求
管理部192は一定時間が経過すると、図12の、ファ
イル7〜9に対する、長期間の再生要求97を調査し
て、ファイル7が4回、ファイル8が10回、ファイル
9が19回という頻度情報を算出する。
【0090】このライブラリ用サーバでは、ファイル管
理部193の設定は、長期間におけるファイルの再生要
求が25回以上のものはハードディスクに、15回以上
24回以下のものは他のディスクに、14回以下の場合
はコピーを作らないように設定してある。従ってファイ
ル管理部193は、ファイル9が19回の再生要求であ
るので、これを他のディスクにコピーし、他の2つのフ
ァイルはこの長期間のファイルの再生要求からの頻度で
はコピーを作成しない。
【0091】ここで、図12のファイルの再生要求は時
系列となっており、下に記載されているファイルの再生
要求ほど新しい再生要求である。これを見るとファイル
8の再生要求が最近になって著しく増えていることがわ
かる。
【0092】最近のファイルの再生要求98を調査する
とファイル7が0回、ファイル8が8回、ファイル9が
2回となっている。長期間のファイルの再生要求ではフ
ァイル8の再生要求は10回で、それほど多くはないた
めコピーを作成しなかったが、最近になってファイル8
の再生要求が著しく増えているため、このファイル8を
コピーすれば、端末装置からの多数の再生要求を満たす
ことが可能となる。このため、本実施の形態5のサーバ
では、最近のファイルの再生要求98をも参照する設定
となされている。
【0093】本実施の形態5では、再生要求管理部19
2は、一定時間(長期間)の頻度情報算出に引き続き、
最近のファイルの再生要求98より頻度情報を得る。結
果は上記の通りとなり、ファイル管理部193にこの結
果が伝えられる。ファイル管理部193は、最近のファ
イルの再生要求数が8回以上であればハードディスク
に、5回以上7回以下であれば他のディスクに、4回以
下であればコピーしないように設定されているとする。
ここでは、ファイル8がハードディスクにコピーされ
る。
【0094】この結果、図5に示すように、長期間のフ
ァイルの再生要求が多いファイル9はディスク5にコピ
ーされ、最近のファイルの再生要求を多いファイル8は
ハードディスクにコピーされる。
【0095】両者のコピー後、ファイル管理部193
は、ハードディスク内の「ファイルの管理情報」22を
更新して、図4の53aの状態から53bの状態に変更
する。ファイル8に関して「ハードディスクへのコピー
の有無」56が「無」から「有」へ、またファイル9に
関して、「コピーされたファイルが記録されているディ
スク名」57が「無」から「ディスク5」に更新され
る。
【0096】図13は、本実施の形態6のライブラリ用
サーバの応用例を示す。長期間のファイルの再生要求を
記録については、上記と同じであるが、再生要求管理部
192による頻度情報の作成の際に、図13の下方に記
載されている最近の再生要求数を2倍にして計算するよ
うに設定がなされている。このように最近のファイルの
再生要求数に重みを加えると、最近のファイルの再生要
求が多いものがコピーされやすくなり、端末装置からの
要求に対してより速い対応が可能となる。
【0097】このように、本実施の形態5のライブラリ
用サーバにおいては、再生要求管理部が再生要求記録に
基づいて頻度情報を作成する際に、長期間及び短期間の
頻度情報を作成し、ファイル管理部は、この両方の頻度
情報に基づいてファイルのコピーを作成するものであ
る。このため、長期間のファイルの再生要求数と最近の
ファイルの再生要求数の双方から、ハードディスクある
いは他のディスクにコピーを作成するファイルを決定す
ることにより、複数の端末装置からのさまざまな要求に
応じて、同時に多くのファイルを送出することが可能と
なる。また、長期間の要望、又は最近の要望のどちらか
に重点を置く場合には、再生要求管理部の頻度情報の作
成の際の設定により、柔軟な扱いが可能である。
【0098】実施の形態6.本発明の実施の形態6によ
るライブラリ用サーバは、ライブラリ内のファイルのコ
ピーの作成について、複数の端末装置からの同時再生要
求の頻度に対応することを可能とするものである。
【0099】図14は本発明の実施の形態7によるライ
ブラリ用サーバ及び、ライブラリとネットワーク、端末
装置の構成を示す図である。図において、100はハー
ドディスク20に記録される、ファイル及びそのコピー
の「同時再生要求の記録」である。他の符号は実施の形
態1と同様であり、説明を省略する。
【0100】図15はライブラリ用サーバ19の構成を
示す図である。図において100は図14と同じであ
り、他は、実施の形態1と同様であり、説明を省略す
る。但し、本実施の形態6では、再生要求管理部192
はファイル及びそのコピーに対して、複数の端末から同
時に再生要求があったとき、これを「同時再生要求の記
録」100に記録するものである。
【0101】本実施の形態6のライブラリ用サーバにつ
いては、端末装置からの再生要求に応じてのファイルの
読み出しと送信については、実施の形態1と同様の動作
となる。以下に、本実施の形態6のサーバの同時再生要
求の記録とそれに基づくコピー作成の際の動作を図を用
いて説明する。
【0102】ここで、図14において、ライブラリ内の
ディスク3、及び7に記録されたファイル8とファイル
9とは、それぞれのファイルのコピー99、及び10
を、ディスク6、及びディスク5に持っている状態であ
るとする。
【0103】端末装置からの再生要求は、実施の形態1
と同様にハードディスク20上で、ファイルの「再生要
求の記録」21として記録されているが、これとは別に
本実施の形態6では、再生要求管理部192は、ファイ
ルおよびそのコピーの「同時再生要求の記録」100
を、ハードディスク20に記録するものである。
【0104】すなわち、例えば端末装置25からの再生
要求により、ディスク3に記録されたファイル8を再生
しており、その再生中に端末装置26からファイル8の
再生要求があった場合、読み出し制御部194はファイ
ルの管理情報22を参照することによって、ファイル8
のコピーである99をディスク6から読み出して再生す
るものであるが、再生中であるファイル8に対する再生
要求があったとき、再生要求管理部192は、この再生
要求を「再生要求の記録」21に記録するとともに、同
時再生要求であるため、「同時再生要求の記録」100
にも記録するものである。
【0105】図16は、ハードディスク20上に記録さ
れる「同時再生要求の記録」100を示す図である。図
において、101〜110は、ファイル8とそのコピー
99とに、又ファイル9とそのコピー10とに対する、
端末装置からの同時再生要求とその発生時間であり、1
11は、ファイルおよびそのコピーの同時再生要求を、
一定時間で区切ったものである。
【0106】一定時間経過後、再生要求管理部192
は、同時再生要求の頻度情報を作成する。図16におい
て、一定時間内の同時再生要求111では、ファイル8
とそのコピーへの同時再生要求は7回、ファイル9とそ
のコピーへの同時再生要求は3回発生している。再生要
求管理部192はこの頻度情報をファイル管理部193
に出力する。本実施の形態6では、ファイル管理部19
3は、同時再生要求が5回以上のファイルをハードディ
スクにコピーするように設定されているため、図17に
示すように、ハードディスク20にはファイル8のコピ
ー23が作られる。ハードディスクへのコピー後、ファ
イル管理部193が、「ファイルの管理情報」22を更
新するのは、実施の形態1等と同じである。
【0107】このように、本実施の形態6によるライブ
ラリ用サーバにおいては、再生要求管理部が、ライブラ
リ内ディスクに記録されたファイルとそのコピーとに対
して複数端末装置からの再生要求が重なったとき、これ
を同時再生要求として記録し、一定時間ごとに、同時再
生要求について頻度情報を作成し、ファイル管理部がこ
の頻度情報に応じてファイルのコピーを作成するもので
ある。従来例や、他の実施の形態の場合、再生要求の回
数は記録から得られるが、複数の端末装置から同時に再
生要求がきたかどうかは記録されていないため、情報を
得ることができない。例えば1台の端末装置からあるフ
ァイルを頻繁に再生要求をした場合でも、再生数から
は、そのファイルの再生要求が多いとされるので、サー
バは他のディスクあるいはハードディスクにそのコピー
を作成し、多数の端末装置からの要求に応じるという目
的から逸脱する可能性がある。また逆に再生要求の絶対
数は少ないが、複数の端末装置から同時に再生要求され
がちなファイルの場合、再生要求数のみを判定基準とし
ていると、このようなファイルがハードディスクにコピ
ーされることはないので、いつまでも多数の端末装置か
らの同時再生要求が満たされないことが起こる可能性が
ある。これを防ぐため、ファイルおよびそのコピーに対
する同時再生要求を記録し、これをもとにハードディス
クにファイルをコピーすれば、上記のような不具合を防
ぎ、多数の端末からの要望に対応することができる。
【0108】実施の形態7.本発明の実施の形態7によ
るライブラリ用サーバは、ファイルのコピー作成及びフ
ァイルの読み出しについて、使用するディスクの優先順
位を設定するものである。
【0109】図18は本発明の実施の形態7によるライ
ブラリ用サーバ、及びライブラリとネットワーク、端末
装置の構成を示す図である。図において116はコピー
を作成するときに、どのディスクにコピーするかを記録
した「ディスクのコピー情報」であり、ハードディスク
20に記録されるものである。他の符号は実施の形態1
と同様であり、説明を省略する。
【0110】図19はライブラリ用サーバ19の構成を
示す図である。図において116は図18と同じ、他は
実施の形態1と同様であり、説明を省略する。図20
は、ライブラリ内のディスク間のコピー作成を説明する
ための図である。図21は「ディスクのコピー情報」1
16の、図22は「ファイルの管理情報」22の内容を
示す図である。
【0111】本実施の形態7のライブラリ用サーバにつ
いては、端末装置からの再生要求に応じてのファイルの
読み出しと送信については、実施の形態1と同様の動作
となる。以下に、本実施の形態7のサーバのコピー作成
の際の動作を図を用いて説明する。
【0112】ここで、実施の形態1のサーバの場合を考
察する。図20aに示すように、再生要求の記録に基づ
いて、ディスク2のファイル7が再生要求が多いことが
わかり、ディスク5、6、及び112にコピーが作成さ
れたとする。この後に、ディスク3に記録されたファイ
ル8に対する再生要求が増加し、図20bに示すよう
に、ディスク112にファイル8のコピーを作成する。
このような状態で、2つの端末装置からファイル7の再
生要求が同時に発生した場合、実施の形態1のサーバで
は、特にコピーされた他のディスクの再生順位を決めて
いないので、ディスク2とディスク112とが再生され
ることもある。このような時に、新たに2台の端末装置
からファイル8の再生要求が同時に発生した場合、ファ
イル8を記録しているディスク3からはファイルを再生
できるが、ファイル8のコピーを記録しているディスク
112は、ファイル7のコピーを再生するため使用中で
あるので、ファイル8のコピーの再生に用いることがで
きない。従って2台の端末装置の要求には応じられず、
ファイル8のコピーが有効に利用されなかったことにな
る。
【0113】そこで、本実施の形態7のサーバでは、こ
のような不具合を防ぐために、ファイルのコピーを作成
するときに、複数のディスクについて記録・再生の優先
順位を設定することによって、特定のディスクに端末装
置からの再生要求が集中しないように図ることができ
る。
【0114】本実施の形態7のサーバでは、ファイル管
理部193がファイルのコピーを作成する際に参照する
「ディスクのコピー情報」116が設定されている。こ
こでは、ライブラリ1内のディスク5、6及び112
が、再生要求の多いファイルのコピーを作成するディス
クであるとし、ハードディスク20上の「ディスクのコ
ピー情報」116には、この3枚のディスクに関しての
情報が記録される。
【0115】図21に示すように、「ディスクのコピー
情報」116は、各ディスクに対して、数値が設定され
たものであって、この数値が小さいものほどそのディス
クに作成されたコピーが少なく、従って新たにコピーを
作成するのに適していることを示す。そして、いずれか
のディスクにファイルのコピーがされた場合に、そのデ
ィスクに対応する数値を増加させることにより、特定の
ディスクに再生要求が集中しないように図るものであ
る。
【0116】又、再生の際の優先順位については、図2
2に示すように、「ファイルの管理情報」22に、「フ
ァイルが記録されているディスク名」、「ハードディス
クへのコピーの有無」に加えて、「コピーされたファイ
ルが記録されているディスク名と記録・再生の優先順
位」が記録されるものとする。
【0117】初期状態、すなわち図18に示すような、
ファイルのコピーが作成されていない状態においては、
図21aのように、「ディスクのコピー情報」116で
は、最初ディスク5、ディスク6、ディスク112とも
に、それぞれのコピー情報の数値の初期値として0が与
えられている。
【0118】ファイルの再生要求の記録から、ディスク
2に記録されたファイル7が再生要求が多いとされ、こ
れを3枚のディスクにコピーすることとなると、ファイ
ル管理部193は、3枚のディスクの記録・再生順位を
決定する。3枚のディスクとも何もコピーされていない
状態なので、図21aのように、いずれも数値は0であ
る。ここでは、数値が同じときには、ディスク名の数字
の小さい順番に優先順位が高いものと設定されている。
すなわちディスク5が最も記録・再生優先順位が高く、
ディスク112が最も記録・再生順位が低い。
【0119】この優先順位「5→7→112」に基づい
て、3枚のディスクにファイル7がコピーされたあと、
ファイル管理部193は、図21bに示すように、記録
・再生優先順位の最も高いディスク5のコピー情報に3
を、次に順位の高いディスク6のコピー情報に2を、最
も順位の低いディスク112のコピー情報に1を加算し
て、「ディスクのコピー情報」116を更新する。
【0120】次にファイル管理部193は、ハードディ
スク20内の「ファイルの管理情報」22を更新する。
ファイル7については、3枚のディスクにコピーされた
ので、「コピーされたファイルが記録されているディス
ク名」と「記録・再生の優先順位」が変更されて、図2
2aの状態から同図bの状態になる。
【0121】その後、ファイルの再生要求の記録から今
度はファイル8を他のディスク1枚にコピーすることと
なると、ファイル管理部193は、図21bのディスク
のコピー情報を参照する。ファイル7のコピー後の情報
は、ディスク5は3であり、ディスク6は2であり、デ
ィスク112は1であるので、もっとも値の小さいディ
スク112にファイル8のコピーを作成する。ファイル
8のコピー作成後、ファイル管理部193は「ディスク
のコピー情報」116を更新して、図21のbに示す状
態から同図cに更新する。ディスク5とディスク6には
コピーされなかったので、数値は加算されず、1枚だけ
コピーされたディスク112のコピー情報には3が加算
され4となる。
【0122】コピー情報の更新の後、ファイル管理部1
93は、図22の「ファイルの管理情報」22を更新す
る。ファイル8がディスク112にコピーされたので、
「コピーされたファイルが記録されているディスク名」
と「記録・再生」の優先順位の1のところが、「無」か
ら「ディスク112」に更新され、図22bから同図c
に示す状態に変更される。
【0123】このファイル8のコピー作成の後は、上記
実施の形態1の場合の考察で想定したように、ファイル
7が2台の端末装置から同時にファイルの再生要求をさ
れた場合、読み出し制御部194が「ファイルの管理情
報」22を参照して、ファイルの読み出しに用いるディ
スクを決定する。図22cの情報から、使用されるディ
スクは、もとのファイル7を記録しているディスク2
と、そのコピーが記録されたディスクのうち、記録・再
生優先順位が最も高いディスク5となる。さらに、先の
想定のように、この状態で2台の端末装置から同時にフ
ァイル8の再生要求があった場合、やはり読み出し制御
部194は「ファイルの管理情報」22を参照して、使
用するディスクを決定し、図22cから、もとのファイ
ル8を記録しているディスク3と、そのコピーが記録さ
れているディスク112を選択して、再生することがで
きる。
【0124】再びその後に、ファイルの再生要求の記録
から、今度はファイル9を他のディスク1枚にコピーす
ることとなるると、ファイル管理部193は、図21c
のディスクのコピー情報を参照する。ファイル8のコピ
ー後の情報は、ディスク5は3であり、ディスク6は2
であり、ディスク112は4であるので、もっとも値の
小さいディスク6にファイル9のコピーを作成する。
【0125】先のファイル8のコピー作成の場合と同様
に、ファイル管理部193は、「ディスクのコピー情
報」116を図21cの状態から同図dに、又、「ファ
イルの管理情報」22を図22cの状態から同図dに更
新する。
【0126】ファイル8とファイル9のコピーが各1枚
のディスクに作成された後で、2種類のファイルをそれ
ぞれ2台の端末装置から再生要求されても、コピーされ
たディスクが重複していないため、要求に応じたファイ
ルの再生が可能である。
【0127】このように、本実施の形態7によるライブ
ラリ用サーバにおいては、ハードディスク内にディスク
のコピー情報を記録して、ファイル管理部がファイルの
コピーを作成する際の優先順位を指定し、またファイル
の管理情報に再生の際の優先順位を記録して、読み出し
制御部はこれを参照してファイルの読み出しに使用する
ディスクを決定するものである。これにより、特定のデ
ィスクに再生要求が集中することを防止でき、作成した
ファイルのコピーを有効に活用することによって、かか
る再生要求の集中によって、複数の端末装置に同時に送
出できるファイル数が減少することを防ぐことが可能と
なる。
【0128】実施の形態8.本発明の実施の形態8によ
るライブラリ用サーバは、ファイルのコピーの際にファ
イル名を変更してコピーを作成するものである。
【0129】本実施の形態8によるライブラリ用サーバ
は、実施の形態1によるものと同じ構成であり、説明の
ために図1、図2、及び図5を用いる。図23はハード
ディスク20に記録される「ファイルの管理情報」22
の内容を示す図である。
【0130】本実施の形態8のライブラリ用サーバにつ
いては、端末装置からの再生要求に応じてのファイルの
読み出しと送信については、実施の形態1と同様の動作
となる。以下に、本実施の形態8のサーバのコピー作成
の際の動作を図を用いて説明する。
【0131】ファイル7〜9のいずれについても、他の
ディスクにも、ハードディスクにもコピーされていない
状態では、図23aに示すように、「ファイルの管理情
報」22のファイル7〜9の部分については、「ハード
ディスクにコピーされたときのファイル名」、「コピー
されたファイルが記録されているディスク名とファイル
名」は、「無」と記録されている。
【0132】その後、ファイルの再生要求の記録に基づ
いて、ファイル9が他のディスクにコピーされることと
なり、ディスク5が選ばれたとする。そこでファイル管
理部193は、ディスク5にファイル9をコピーすると
きに、同じ「ファイル9」という名前でコピーすると区
別ができなくなるので、ディスク5に作成するファイル
を「ファイル9−DISK5」という新しい名前にして
コピーを作成する。その後、ファイル管理部193は、
図23aに示す状態から同図bの状態に「ファイルの管
理情報」22を変更し、ファイル9に関して、「コピー
されたファイルが記録されているディスク名とファイル
名」のところを、「無」から「ディスク5/ファイル9
−DISK5」に更新する。
【0133】ファイル9のコピー作成の後は、2台の端
末装置から同時にファイル9に対して、再生要求がきた
ときは、読み出し制御部はまず図23bに示される「フ
ァイルの管理情報」22を参照する。そこには、ファイ
ル9がディスク4に記録されていることが記載されてい
るので、ディスク4をあるドライブで再生し、1台の端
末装置にファイルを送出する。さらに「ファイルの管理
情報」22から、ファイル9はディスク5に「ファイル
9−DISK5」というファイル名でコピーされている
ことがわかるので、他のドライブでディスク5を再生
し、「ファイル9−DISK5」をもう1台の端末装置
に送出する。「ファイル9」と「ファイル9−DISK
5」はファイル名が異なるものの内容は全く同じファイ
ルなので、2台の端末装置からはファイル9が同時に2
つ再生されたのと同じに見える。
【0134】その後、また、再生要求の記録に基づい
て、ファイル9がハードディスクにコピーされることと
なったとする。ファイル管理部193は、前述のファイ
ル9をディスク5にコピーした場合と同様に、ハードデ
ィスクに記録するときも、別のファイル名としてコピー
する。ここでは「ファイル9−HDD」という新しいフ
ァイル名としてコピーする。やはり、この後、ファイル
管理部193は図23の「ファイルの管理情報」22を
同図bの状態から同図cに変更し、ファイル9に関し
て、「ハードディスクにコピーされたときのファイル
名」を、「無」から「ファイル9−HDD」に更新す
る。
【0135】ファイル9のハードディスクへのコピー後
に、端末装置からファイル9に対して、再生要求があっ
た場合は、読み出し制御部194は、まず図23cに示
される「ファイルの管理情報」22を調べる。そこに
は、ファイル9およびそのコピーが、ディスク4とディ
スク5に記録されている旨が記録されているが、同様に
ハードディスクにも「ファイル9−HDD」という名前
でコピーされていることがわかるので、多数の端末装置
にファイルを同時に送出できるハードディスク上の「フ
ァイル9−HDD」を優先して再生し、端末装置にファ
イルを送出する。「ファイル9」と「ファイル9−HD
D」はファイル名は違うが内容は同じであるため、端末
装置からはファイル9が再生されたのと同じに見える。
【0136】このように、本実施の形態8によるライブ
ラリ用サーバにおいては、ライブラリ内のディスクに記
録されたファイルについて、他のディスク又はハードデ
ィスクにそのコピーが作成される際、元のファイル名と
は異なるファイル名としてコピーされるものであり、フ
ァイルの管理情報にコピーを作成したディスクとそのコ
ピーのファイル名を記録することにより、ファイルを読
み出して再生する際には読み出し制御部がこのファイル
の管理情報を参照して、適切なファイルを選択すること
ができる。従って、コピー元及びコピーが複数存在した
場合にも、ファイルを効率よく管理することが可能とな
る。
【0137】実施の形態9.本発明の実施の形態9によ
るライブラリ用サーバは、ハードディスクの高速性を活
かして、ライブラリ内のファイルのハードディスクへの
コピーを短時間で行うようにするものである。
【0138】図24は、本発明の実施の形態9によるラ
イブラリ用サーバ及び、ライブラリとネットワーク、端
末装置の構成を示す図である。本実施の形態9について
は、実施の形態1と同様の構成であり、符号の説明を省
略する。又、ライブラリ用サーバ19の構成も実施の形
態1と同じであり、説明には図2を用いる。図25は本
実施の形態9の、図26は実施の形態1のファイルのコ
ピー作成を説明するための図である。
【0139】本実施の形態9のライブラリ用サーバにつ
いては、端末装置からの再生要求に応じてのファイルの
読み出しと送信については、実施の形態1と同様の動作
となる。
【0140】図24に示すように、ライブラリ1内のデ
ィスク3に記録されたファイル8が、実施の形態1で説
明したのと同様に、「再生要求の記録」21に基づいて
再生要求が多いと判断され、ライブラリ内の他のディス
ク5にコピーが作成されたとする。さらにこの後、再生
要求が多いために、ハードディスク20にファイル8の
コピーを作成することになった場合を想定する。
【0141】実施の形態1の場合、図24のAに示すよ
うに、専らディスク3上のファイル8から、ハードディ
スクへのコピーが行われる。ライブラリのディスクにつ
いては、その読み書きの速度はハードディスクに比較し
て著しく遅いので、このコピーの作成に要する時間は、
ディスクからの読み出しの時間に依存する。
【0142】本実施の形態9によるサーバでは、ファイ
ル管理部193は、ハードディスク20にライブラリ内
のファイルのコピーを作成する際、「ファイルの管理情
報」22を参照し、コピーするファイルについて、他の
ディスクにもそのファイルのコピーが作成されているか
どうかを調べ、もし作成されていたならば、図24のB
に示すように、その両者から並行してハードディスクへ
のコピーを行うことによりハードディスク上のコピーの
作成時間を短縮するものである。
【0143】図25はこの時のファイル管理部193に
よる、並行コピーを示す図である。並行してコピーを行
う場合、ファイル管理部193は、まず両ファイルを適
当なデータ量のブロックに等分割する。ここではブロッ
ク1〜8までの8つのブロックに分割している。
【0144】図25aに示すように、ディスク3上のフ
ァイル8からのブロック1の読み出しとハードディスク
20へのコピー、そして、ディスク5上のファイル8の
コピーからのブロック2の読み出しとハードディスク2
0へのコピーが並行して行われる。ハードディスクは通
常ディスクより数倍速いので、2つの別のブロックのフ
ァイルデータを並行してコピーすることは可能である。
ディスクからファイル8の1/8の量を読み出す時間を
tとすると、この図25aの段階は時間tに加えて、ハ
ードディスク20への書き込み、及び並行動作のための
オーバーヘッドによる幾らかの時間を要するものであ
り、後二者はtに比較して小さいのでほぼ時間tとな
る。次の段階では、同図bのように、ディスク3からの
ブロック3、及びディスク5からのブロック4のコピー
が並行して行われる。以下同様にコピーされ、全体で要
する時間はほぼ4tとなる。
【0145】図26は、比較のため、実施の形態1にお
けるサーバによるコピーの場合を示したもので、図26
aに示すように、コピー作成を開始してから、ファイル
8の先頭の部分から1/8の量がコピーされるには、ほ
ぼ時間tを要する。同図bのように次の1/8が、やは
りほぼtの時間でコピーされ、以下同様にコピーされる
ので、全体で要する時間はほぼ8tとなる。
【0146】このことから、2枚のディスクから並行コ
ピーを行う場合に要する時間は、1枚のディスクを使用
したときの約半分になることがわかる。
【0147】なお、本実施の形態9では、2枚のディス
クに記録された同一ファイルをハードディスクにコピー
したが、3枚以上のディスクに記録された同一ファイル
をハードディスクにコピーすることも、ファイル管理部
193の設定により、可能である。
【0148】このように、本実施の形態9によるライブ
ラリ用サーバによれば、ライブラリ内のディスクからハ
ードディスクにファイルのコピーを作成する場合、ファ
イル管理部がハードディスクに記録されたファイルの管
理情報を参照し、ライブラリ内に該ファイルのコピーを
有する別のディスクが存在する場合には、該ファイル及
び該ファイルのコピーから、並行動作を行ってコピーす
ることにより、ハードディスクの高速性を利用して、コ
ピーに要する時間を大きく低減することが可能になる。
【0149】なお、本実施の形態1〜6のライブラリ用
サーバにおける、再生要求管理部、ファイル管理部、読
み出し制御部は、通常のファイルサーバ装置として使用
されるパーソナルコンピュータやワークステーション等
の機器の上で機能するプログラムによって実現されるの
で、これらをハードディスク、光ディスク、ICカー
ド、ROMカセット等の、プログラムを記録できる媒体
により、通常のサーバ装置において容易に実現すること
ができる。
【0150】
【発明の効果】このように本発明の請求項1のライブラ
リ内ファイルの管理方法によれば、データがファイルと
して記録された保存用記録媒体を複数扱うライブラリ内
ファイルに対する再生要求を記録し、これに基づいて再
生要求の頻度情報を作成して、上記再生要求の頻度情報
に基づいて、上記保存用記録媒体に記録されたファイル
を、他の保存用記録媒体に、あるいはより高速な記憶装
置に複写するものとしたことで、高速な記憶装置である
ハードディスクのみに複写を行う従来の方法と比較し
て、多くの端末装置からの要望により良く応じてファイ
ルを送出することが可能となる。
【0151】請求項2のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1に記載のライブラリ内ファイルの
管理方法において、操作者の指示に従っても、上記保存
用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存用記録媒
体に、あるいは上記高速な記憶装置に複写することがで
きるものとしたことで、操作者が再生要求の多いと予想
できるファイルを、他の保存用記録媒体あるいは高速な
記憶装置にコピーすることができるため、複数の端末装
置から再生要求されたファイルを同時送出可能とするこ
とが、要望の変化を予測することにより、効率良く、速
い対応によってできるようになる。
【0152】請求項3のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1に記載のライブラリ内ファイルの
管理方法において、操作者の指示に従って、上記再生要
求の頻度情報を変更するものとしたことで、操作者が再
生要求を予想できるとき、端末装置からの要求の変化に
効率良く、速く対応することが可能となる。
【0153】請求項4のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載のライ
ブラリ内ファイルの管理方法において、上記一定時間、
又は上記一定数として異なる複数のものについて、上記
再生要求の頻度情報に基づいた、上記複写を行うものと
したことで、長期間及び短期間について頻度情報を参照
することによって、最近急激に再生要求が増えているフ
ァイルに対しても、複写を行って同時に複数の端末装置
に対して送出することができるようになるので、より柔
軟に複数端末からの要望に対応することが可能となる。
【0154】請求項5のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載のライ
ブラリ内ファイルの管理方法において、再生要求によっ
て再生を行っているファイルに対して、さらに再生要求
があるとき、同時再生要求記録として記録し、これに基
づいて、同時再生要求の頻度情報を作成し、上記再生要
求の頻度情報と、上記同時再生要求の頻度情報とに基づ
いて、上記複写を行うものとしたことで、同時に再生要
求があることの多いファイルを優先的に複写できること
によって、複数端末からの要望に良く対応することが可
能となる。
【0155】請求項6のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1ないし5のいずれかに記載のライ
ブラリ内ファイルの管理方法において、元のファイル名
とは異なったファイル名を付与して上記複写が行われ、
上記元のファイル名と上記異なったファイル名の関係を
記憶し、再生要求に対して、上記ファイル名の関係の記
録を参照して、ファイルを選択するものとしたことで、
複写により作成された複数のファイルを効率よく管理す
ることが可能となる。
【0156】請求項7のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1ないし6のいずれかに記載のライ
ブラリ内ファイルの管理方法において、複数の上記保存
用記録媒体及び上記高速な記憶装置について、複写及び
再生の優先順位を決定するものとしたことで、複写によ
って作成したファイルを効率的に活用することができ、
特定のディスクに再生要求が集中することによって、複
数の端末装置からの同時の再生要求に対応できなくなる
ことを防止することが可能となる。
【0157】請求項8のライブラリ内ファイルの管理方
法によれば、請求項1ないし7のいずれかに記載のライ
ブラリ内ファイルの管理方法において、ある保存用記録
媒体に記録されたファイルが、上記高速な記憶装置に複
写されるとき、他の保存用記録媒体に上記ファイルが複
写されていた場合は、上記ある保存用記録媒体及び上記
他の保存用記録媒体に記録されたファイルのそれぞれよ
り、並行して読み出して複写するものとしたことで、ハ
ードディスク等の高速な記憶装置の性能を活かして、コ
ピー時間を短縮することが可能になる。
【0158】請求項9のライブラリ用サーバ装置によれ
ば、データがファイルとして記録された保存用記録媒体
を複数扱うライブラリを備え、ネットワークにより接続
する複数の端末装置に上記データを配信するライブラリ
用サーバ装置において、上記保存用記録媒体より、読み
出し及び書き込みが高速な記憶装置と、上記端末装置か
らの再生要求を上記高速な記憶装置に記録し、これに基
づいて端末装置からの再生要求の頻度情報を作成する再
生要求管理部と、上記再生要求の頻度情報に基づいて、
上記保存用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存
用記録媒体に、あるいは上記高速な記憶装置に複写する
ファイル管理部と、上記保存用記録媒体又は上記高速な
記憶装置からファイルの読み出しを行う読み出し制御部
とを備えたものとしたことで、高速な記憶装置であるハ
ードディスクのみに複写を行う従来の方法と比較して、
多くの端末装置からの要望により良く応じてファイルを
送出することが可能となる。
【0159】請求項10のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9に記載のライブラリ用サーバ装置におい
て、操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、上記フ
ァイル管理部は、上記入力手段によって受け付けられた
操作者の指示に従って、保存用記録媒体に記録されたフ
ァイルを、他の保存用記録媒体に、あるいは上記高速な
記憶装置に複写するものとしたことで、操作者が再生要
求の多いと予想できるファイルを、他の保存用記録媒体
あるいは高速な記憶装置にコピーすることができるた
め、複数の端末装置から再生要求されたファイルを同時
送出可能とすることが、要望の変化を予測することによ
り、効率良く、速い対応によってできるようになる。
【0160】請求項11のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9に記載のライブラリ用サーバ装置におい
て、操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、上記再
生要求管理部は、上記入力手段によって受け付けられた
操作者の指示に従って、上記再生要求の頻度情報を変更
するものとしたことで、操作者が再生要求を予想できる
とき、端末装置からの要求の変化に速く対応することが
可能となる。
【0161】請求項12のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9ないし11のいずれかに記載のライブラ
リ用サーバ装置において、上記ファイル管理部は、上記
一定時間、又は上記一定数として異なる複数のものにつ
いて、上記再生要求の頻度情報に基づいた、上記複写を
行うものとしたことで、最近急激に再生要求が増えてい
るファイルも、複写を行うことにより同時に複数の端末
装置に対して送出することができるようになるので、よ
り柔軟に複数端末からの要望に対応することが可能とな
る。
【0162】請求項13のライブラリ用サーバ装置によ
れば、、請求項9ないし11のいずれかに記載のライブ
ラリ用サーバ装置において、上記再生要求管理部は、上
記端末装置からの要求によって再生を行っているファイ
ルに対する他の端末装置からの再生要求を、同時再生要
求記録として上記高速な記憶装置に記録し、これに基づ
いて、同時再生要求の頻度情報を作成するものであり、
上記ファイル管理部は、上記再生要求の頻度情報と、上
記同時再生要求の頻度情報とに基づいて、上記複写を行
うものとしたことで、同時に再生要求があることの多い
ファイルを優先的に複写できることによって、複数端末
からの要望に良く対応することが可能となる。
【0163】請求項14のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9ないし13のいずれかに記載のライブラ
リ用サーバ装置において、上記ファイル管理部は、元の
ファイル名とは異なったファイル名を付与して上記複写
を行い、上記元のファイル名と上記異なったファイル名
の関係を上記高速な記憶装置に記録するものであり、上
記読み出し制御部は、上記端末装置から上記元のファイ
ル名を指定して再生要求があったときに、上記ファイル
名の関係の記録を参照して、ファイルを選択するものと
したことで、複写により作成された複数のファイルを効
率よく管理することが可能となる。
【0164】請求項15のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9ないし14のいずれかに記載のライブラ
リ用サーバ装置において、上記ファイル管理部は、上記
複写を行う場合に、複数の上記保存用記録媒体及び上記
高速な記憶装置に対して、複写及び再生の優先順位を決
定するものとしたことで、複写によって作成したファイ
ルを効率的に活用することができ、特定のディスクに再
生要求が集中することによって、複数の端末装置からの
同時の再生要求に対応できなくなることを防止すること
が可能となる。
【0165】請求項16のライブラリ用サーバ装置によ
れば、請求項9ないし15のいずれかに記載のライブラ
リ用サーバ装置において、上記ファイル管理部は、上記
保存用記録媒体に記録されたファイルを上記高速な記憶
装置に複写するに際し、他の保存用記録媒体に上記ファ
イルが複写されていた場合は、上記保存用記録媒体及び
上記他の保存用記録媒体に記録されたファイルのそれぞ
れより、並行して該ファイルの別の部分を読み出して複
写するものとしたことで、ハードディスク等の高速な記
憶装置の性能を活かして、コピー時間を短縮することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるネットワークシス
テムの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態1によるライブラリ用サー
バの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態1での、端末装置からのフ
ァイルの再生要求の記録を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1での、ファイルの管理情
報の状態を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1での、ファイルのコピー
作成を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態2での、端末装置からのフ
ァイルの再生要求の記録を示す図である。
【図7】本発明の実施の形態2での、再生要求の記録に
基づく頻度情報の作成を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態3及び4によるネットワー
クシステムの構成を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態3及び4によるライブラリ
用サーバの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の実施の形態3での、ファイルコピー
の設定情報の状態を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態3での、ファイルのコピ
ー作成を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態5での、端末装置からの
ファイルの再生要求の記録を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態5の応用例での、端末装
置からのファイルの再生要求の記録を示す図である。
【図14】本発明の実施の形態6によるネットワークシ
ステムの構成を示す図である。
【図15】本発明の実施の形態6によるライブラリ用サ
ーバの構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態6での、端末装置からの
ファイルの同時再生要求の記録を示す図である。
【図17】本発明の実施の形態6での、ファイルのコピ
ー作成を示す図である。
【図18】本発明の実施の形態7によるネットワークシ
ステムの構成を示す図である。
【図19】本発明の実施の形態7によるライブラリ用サ
ーバの構成を示すブロック図である。
【図20】本発明の実施の形態7での、ライブラリ内の
ファイルのコピー作成を示す図である。
【図21】本発明の実施の形態7での、ディスクのコピ
ー情報の状態を示す図である。
【図22】本発明の実施の形態7での、ファイルの管理
情報の状態を示す図である。
【図23】本発明の実施の形態8での、ファイルの管理
情報の状態を示す図である。
【図24】本発明の実施の形態9での、ファイルのコピ
ー作成を示す図である。
【図25】本発明の実施の形態9での、ハードディスク
へのコピー方法を示す図である。
【図26】比較のため、本発明の実施の形態1での、ハ
ードディスクへののコピー方法を示す図である。
【図27】従来のネットワークシステムの構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 ライブラリ 2,3,4,5,6,112 ディスク 11 ディスク格納部 12,13,14,15 ドライブ 16 アーム 17 アーム制御部 18 記録・再生バス 19 ライブラリ用サーバ 20 ハードディスク 24 ネットワーク 25,26,27,28 端末装置 58 入力装置 191 送受信部 192 再生要求管理部 193 ファイル管理部 194 読み出し制御部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データがファイルとして記録された保存
    用記録媒体を複数扱うライブラリ内のファイルの管理方
    法において、 上記ファイルに対する再生要求があるとき、この再生要
    求を記録し、上記記録した再生要求に基づいて、ファイ
    ルごとにそのファイルに対する再生要求の頻度情報を作
    成して、 一定時間ごとに、又は上記再生要求の数が一定数に達し
    たときに、上記再生要求の頻度情報に基づいて、上記保
    存用記録媒体に記録されたファイルのうち再生要求が多
    いと判定されるものを、他の保存用記録媒体、又は他の
    高速な記憶装置に複写することを特徴とするライブラリ
    内ファイルの管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のライブラリ内ファイル
    の管理方法において、 操作者の指示によって、上記保存用記録媒体に記録され
    たファイルを、他の保存用記録媒体、又は他の高速な記
    憶装置に複写するものであることを特徴とするライブラ
    リ内ファイルの管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のライブラリ内ファイル
    の管理方法において、 操作者の指示によって、上記再生要求の頻度情報を変更
    するものであることを特徴とするライブラリ内ファイル
    の管理方法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のラ
    イブラリ内ファイルの管理方法において、 上記一定時間、又は上記一定数として異なる複数のもの
    について、上記再生要求の頻度情報に基づいた、上記複
    写を行うものであることを特徴とするライブラリ内ファ
    イルの管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載のラ
    イブラリ内ファイルの管理方法において、 再生要求によって再生を行っているファイルに対して、
    さらに再生要求があるとき、同時再生要求として記録
    し、上記同時再生要求の記録に基づいて、ファイルごと
    にそのファイルに対する同時再生要求の頻度情報を作成
    し、 上記再生要求の頻度情報と、上記同時再生要求の頻度情
    報とに基づいて、上記複写を行うものであることを特徴
    とするライブラリ内ファイルの管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のラ
    イブラリ内ファイルの管理方法において、 ある保存用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存
    用記録媒体、又は他の高速な記憶装置に複写するとき、
    元のファイル名とは異なったファイル名を付与して複写
    し、上記ある保存用記録媒体におけるファイル名と、上
    記他の保存用記録媒体におけるファイル名との関係、又
    は上記ある保存用記録媒体におけるファイル名と、上記
    他の高速な記憶装置におけるファイル名との関係を記憶
    し、再生要求に対して、上記ファイル名の関係の記録を
    参照して、ファイルを選択するものであることを特徴と
    するライブラリ内ファイルの管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載のラ
    イブラリ内ファイルの管理方法において、 複数の上記保存用記録媒体、及び上記高速な記憶装置に
    ついて、複写、及び再生の優先順位を決定するものであ
    ることを特徴とするライブラリ内ファイルの管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載のラ
    イブラリ内ファイルの管理方法において、 ある保存用記録媒体に記録されたファイルを、上記高速
    な記憶装置に複写するとき、該ファイルが他の保存用記
    録媒体に複写されていた場合は、上記ある保存用記録媒
    体、及び上記他の保存用記録媒体のそれぞれより、並行
    して読み出して複写するものであることを特徴とするラ
    イブラリ内ファイルの管理方法。
  9. 【請求項9】 データがファイルとして記録された保存
    用記録媒体を複数扱うライブラリを備え、ネットワーク
    により接続する複数の端末装置に上記データを配信する
    ライブラリ用サーバ装置において、 上記保存用記録媒体より、読み出し及び書き込みが高速
    な記憶装置と、 上記端末装置からの再生要求があるとき、この再生要求
    を上記高速な記憶装置に記録し、上記再生要求の記録に
    基づいて端末装置からの再生要求の頻度情報を作成する
    再生要求管理部と、 一定時間ごとに、又は上記再生要求の数が一定数に達し
    たときに、上記再生要求の頻度情報に基づいて、上記保
    存用記録媒体に記録されたファイルのうち再生要求が多
    いと判定されるものを、他の保存用記録媒体、又は上記
    高速な記憶装置に複写するファイル管理部と、 上記保存用記録媒体、又は上記高速な記憶装置からファ
    イルの読み出しを行う読み出し制御部とを備えたことを
    特徴とするライブラリ用サーバ装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のライブラリ用サーバ
    装置において、 操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、 上記ファイル管理部は、上記入力手段によって受け付け
    られた操作者の指示に従って、保存用記録媒体に記録さ
    れたファイルを、他の保存用記録媒体、又は上記高速な
    記憶装置に複写するものであることを特徴とするライブ
    ラリ用サーバ装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載のライブラリ用サーバ
    装置において、 操作者の指示を受け付ける入力手段を備え、 上記再生要求管理部は、上記入力手段によって受け付け
    られた操作者の指示に従って、上記再生要求の頻度情報
    を変更するものであることを特徴とするライブラリ用サ
    ーバ装置。
  12. 【請求項12】 請求項9ないし11のいずれかに記載
    のライブラリ用サーバ装置において、 上記ファイル管理部は、上記一定時間、又は上記一定数
    として異なる複数のものについて、上記再生要求の頻度
    情報に基づいた、上記複写を行うものであることを特徴
    とするライブラリ用サーバ装置。
  13. 【請求項13】 請求項9ないし11のいずれかに記載
    のライブラリ用サーバ装置において、 上記再生要求管理部は、 ある端末装置からの要求に再生要求によって再生を行っ
    ているファイルに対して、さらに他の端末装置から再生
    要求があるとき、同時再生要求として上記高速な記憶装
    置に記録し、上記同時再生要求の記録に基づいて、ファ
    イルごとにそのファイルに対する同時再生要求の頻度情
    報を作成し、 上記ファイル管理部は、上記再生要求の頻度情報と、上
    記同時再生要求の頻度情報とに基づいて、上記複写を行
    うものであることを特徴とするライブラリ用サーバ装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項9ないし13のいずれかに記載
    のライブラリ用サーバ装置において、 上記ファイル管理部は、 ある保存用記録媒体に記録されたファイルを、他の保存
    用記録媒体、又は上記高速な記憶装置に複写するとき、
    元のファイル名とは異なったファイル名を付与して複写
    し、上記ある保存用記録媒体におけるファイル名と上記
    他の保存用記録媒体におけるファイル名、又は上記ある
    保存用記録媒体におけるファイル名と上記高速な記憶装
    置におけるファイル名との関係との関係を記録し、 上記読み出し制御部は、上記端末装置から再生要求があ
    ったときに、上記ファイル名の関係の記録を参照して、
    いずれかのファイルを選択するものであることを特徴と
    するライブラリ用サーバ装置。
  15. 【請求項15】 請求項9ないし14のいずれかに記載
    のライブラリ用サーバ装置において、 上記ファイル管理部は、上記複写を行う場合に、複数の
    上記保存用記録媒体、及び上記高速な記憶装置に対し
    て、複写、及び再生の優先順位を決定するものであるこ
    とを特徴とするライブラリ用サーバ装置。
  16. 【請求項16】 請求項9ないし15のいずれかに記載
    のライブラリ用サーバ装置において、 上記ファイル管理部は、ある保存用記録媒体に記録され
    たファイルを上記高速な記憶装置に複写するに際し、他
    の保存用記録媒体に該ファイルが複写されていた場合
    は、上記ある保存用記録媒体、及び上記他の保存用記録
    媒体に記録されたファイルのそれぞれより、並行して読
    み出して複写するものであることを特徴とするライブラ
    リ用サーバ装置。
JP8282137A 1996-10-24 1996-10-24 ライブラリ内ファイルの管理方法、及びライブラリ用サーバ装置 Withdrawn JPH10124352A (ja)

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