JPH0955071A - オートチェンジャー装置 - Google Patents
オートチェンジャー装置Info
- Publication number
- JPH0955071A JPH0955071A JP7200713A JP20071395A JPH0955071A JP H0955071 A JPH0955071 A JP H0955071A JP 7200713 A JP7200713 A JP 7200713A JP 20071395 A JP20071395 A JP 20071395A JP H0955071 A JPH0955071 A JP H0955071A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- recording media
- cache memory
- recording medium
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- Pending
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- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 １つのデータファイルが複数の記録媒体にま
たがって記録されている場合、データのアクセスに時間
がかかるという問題があった。 【解決手段】 複数の記録媒体２を有し、ホストコンピ
ュータ７の指示に基づいて記録媒体２に情報を記録し、
あるいは再生すると共に、ホストコンピュータ７から見
た場合、複数の記録媒体２を論理的に１つの記録媒体と
して管理するオートチェンジャー装置において、記録媒
体２のデータを格納するためのキャッシュメモリ９を設
け、１つのファイルデータが複数の記録媒体２にまたが
って記録されている場合、その複数の記録媒体２にまた
がるファイルデータの全部、またはその一部をキャッシ
ュメモリ９に優先的に格納する。
たがって記録されている場合、データのアクセスに時間
がかかるという問題があった。 【解決手段】 複数の記録媒体２を有し、ホストコンピ
ュータ７の指示に基づいて記録媒体２に情報を記録し、
あるいは再生すると共に、ホストコンピュータ７から見
た場合、複数の記録媒体２を論理的に１つの記録媒体と
して管理するオートチェンジャー装置において、記録媒
体２のデータを格納するためのキャッシュメモリ９を設
け、１つのファイルデータが複数の記録媒体２にまたが
って記録されている場合、その複数の記録媒体２にまた
がるファイルデータの全部、またはその一部をキャッシ
ュメモリ９に優先的に格納する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の記録媒体を
収容して情報の記録、あるいは記録情報の再生を行うオ
ートチェンジャー装置に関するものである。
収容して情報の記録、あるいは記録情報の再生を行うオ
ートチェンジャー装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のオートチェンジャー装置として
は、次の２つのタイプのものが知られている。即ち、ま
ず１つは、複数の記録媒体をそれぞれ独立した記録媒体
として扱い、人手による記録媒体の交換を交換機構を用
いて自動的に行なうタイプのものである。このような装
置では、記録媒体を交換する場合、今まで使用していた
記録媒体をイジェクトし、新たな記録媒体を使用するこ
とをホストコンピュータに通知している。そして、その
際にホストコンピュータでは、記録媒体の交換に伴なう
論理的な処理を記録媒体に記録されている情報を取り込
んで自動的に行っている。従って、この場合は、各々の
記録媒体は論理的に１枚、１枚ごとに独立しているの
で、ホストコンピュータが処理するために必要な情報は
各記録媒体に記録されている。
は、次の２つのタイプのものが知られている。即ち、ま
ず１つは、複数の記録媒体をそれぞれ独立した記録媒体
として扱い、人手による記録媒体の交換を交換機構を用
いて自動的に行なうタイプのものである。このような装
置では、記録媒体を交換する場合、今まで使用していた
記録媒体をイジェクトし、新たな記録媒体を使用するこ
とをホストコンピュータに通知している。そして、その
際にホストコンピュータでは、記録媒体の交換に伴なう
論理的な処理を記録媒体に記録されている情報を取り込
んで自動的に行っている。従って、この場合は、各々の
記録媒体は論理的に１枚、１枚ごとに独立しているの
で、ホストコンピュータが処理するために必要な情報は
各記録媒体に記録されている。
【０００３】次に、もう１つは、オートチェンジャー装
置自体が１つの記憶装置のようになり、ホストコンピュ
ータから見た場合、複数の記録媒体は１つの記録媒体に
しか見えず、単なる大容量の記憶装置のように振る舞う
タイプのものである。このような装置では、複数の記録
媒体は１つの記録媒体として管理されるため、その中の
ファイル管理情報やファイル管理方法は先のタイプのも
のとは異なっている。即ち、この種のオートチェンジャ
ー装置では、別途用意されたハードディスク（固定ディ
スク）やホストコンピュータ側のメモリにオートチェン
ジャー装置内の記録媒体の全情報を格納しておくものが
多い。そして、その場合、電源オン時やリセット直後
に、オートチェンジャー装置内の全記録媒体をスキャン
して各種情報を収集し、１つの記録媒体として管理する
ために、その管理情報を再構築して前述のハードディス
クやホストコンピュータに格納している。また、アクセ
スされたデータをホストコンピュータや外部ハードディ
スクにキャッシュするものもある。そうすることで、デ
ータの更新があったときに、即座に該当する記録媒体を
ロードして更新処理を行わずとも、装置がアクセスされ
ていない空き時間に該当する記録媒体への更新を行うこ
とができ、記録媒体の交換時間による時間損失を補うこ
とができる。
置自体が１つの記憶装置のようになり、ホストコンピュ
ータから見た場合、複数の記録媒体は１つの記録媒体に
しか見えず、単なる大容量の記憶装置のように振る舞う
タイプのものである。このような装置では、複数の記録
媒体は１つの記録媒体として管理されるため、その中の
ファイル管理情報やファイル管理方法は先のタイプのも
のとは異なっている。即ち、この種のオートチェンジャ
ー装置では、別途用意されたハードディスク（固定ディ
スク）やホストコンピュータ側のメモリにオートチェン
ジャー装置内の記録媒体の全情報を格納しておくものが
多い。そして、その場合、電源オン時やリセット直後
に、オートチェンジャー装置内の全記録媒体をスキャン
して各種情報を収集し、１つの記録媒体として管理する
ために、その管理情報を再構築して前述のハードディス
クやホストコンピュータに格納している。また、アクセ
スされたデータをホストコンピュータや外部ハードディ
スクにキャッシュするものもある。そうすることで、デ
ータの更新があったときに、即座に該当する記録媒体を
ロードして更新処理を行わずとも、装置がアクセスされ
ていない空き時間に該当する記録媒体への更新を行うこ
とができ、記録媒体の交換時間による時間損失を補うこ
とができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のオートチェンジャー装置、特に前述のように複数の
記録媒体を１つの記録媒体として管理するものでは、デ
ータファイルのデータ容量が大きい場合、１つのデータ
ファイルが２つ以上の複数の記録媒体にまたがって記録
されることがある。このような場合、例えば１つのデー
タファイルが２つの記録媒体にまたがって記録されてい
るとすると、そのデータファイルにアクセスするには、
まずデータファイルの前半部が記録された記録媒体をロ
ードしなければならない。そして、その後に後半部のデ
ータが記録された記録媒体をロードする必要があり、１
つのデータファイルを読み込むのに２倍の処理時間を要
してしまう。このように従来においては、１つのデータ
ファイルが複数の記録媒体にまたがって記録されている
場合、データのアクセスに時間がかかるという問題があ
った。
来のオートチェンジャー装置、特に前述のように複数の
記録媒体を１つの記録媒体として管理するものでは、デ
ータファイルのデータ容量が大きい場合、１つのデータ
ファイルが２つ以上の複数の記録媒体にまたがって記録
されることがある。このような場合、例えば１つのデー
タファイルが２つの記録媒体にまたがって記録されてい
るとすると、そのデータファイルにアクセスするには、
まずデータファイルの前半部が記録された記録媒体をロ
ードしなければならない。そして、その後に後半部のデ
ータが記録された記録媒体をロードする必要があり、１
つのデータファイルを読み込むのに２倍の処理時間を要
してしまう。このように従来においては、１つのデータ
ファイルが複数の記録媒体にまたがって記録されている
場合、データのアクセスに時間がかかるという問題があ
った。
【０００５】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、複数
の記録媒体にまたがって記録されているデータを優先的
にキャッシュメモリに格納することにより、記録媒体の
ロードに要する時間を短縮することができるオートチェ
ンジャー装置を提供することを目的としたものである。
の記録媒体にまたがって記録されているデータを優先的
にキャッシュメモリに格納することにより、記録媒体の
ロードに要する時間を短縮することができるオートチェ
ンジャー装置を提供することを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、複数の
情報記録媒体を有し、ホストコンピュータの指示に基づ
いて前記記録媒体に情報を記録し、あるいは記録情報を
再生すると共に、前記ホストコンピュータから見た場
合、前記複数の記録媒体を論理的に１つの記録媒体とし
て管理するオートチェンジャー装置において、前記記録
媒体のデータを格納するためのキャッシュメモリを設
け、１つのファイルデータが複数の記録媒体にまたがっ
て記録されている場合、その複数の記録媒体にまたがる
ファイルデータの全部、またはその一部を前記キャッシ
ュメモリに優先的に格納することを特徴とするオートチ
ェンジャー装置によって達成される。
情報記録媒体を有し、ホストコンピュータの指示に基づ
いて前記記録媒体に情報を記録し、あるいは記録情報を
再生すると共に、前記ホストコンピュータから見た場
合、前記複数の記録媒体を論理的に１つの記録媒体とし
て管理するオートチェンジャー装置において、前記記録
媒体のデータを格納するためのキャッシュメモリを設
け、１つのファイルデータが複数の記録媒体にまたがっ
て記録されている場合、その複数の記録媒体にまたがる
ファイルデータの全部、またはその一部を前記キャッシ
ュメモリに優先的に格納することを特徴とするオートチ
ェンジャー装置によって達成される。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。図１は本発明のオートチ
ェンジャー装置を含む情報記録再生システムの全体構成
を示した図である。図１において、１はオートチェンジ
ャー装置であり、媒体収納部内には複数の記録媒体２が
収納されている。また、オートチェンジャー装置１内に
は、記録媒体２に情報を記録、再生するための図示しな
いドライブ（情報記録再生装置）媒体収容部内の記録媒
体２をドライブに移送し、交換するための図示しない交
換機構、ドライブや交換機構などを制御するためのコン
トローラ３などが設けられている。コントローラ３はＣ
ＰＵ４、制御プログラムが格納されたＲＯＭ５、後述す
るプラグなどを記憶するためのＲＡＭ６から構成されて
いる。
面を参照して詳細に説明する。図１は本発明のオートチ
ェンジャー装置を含む情報記録再生システムの全体構成
を示した図である。図１において、１はオートチェンジ
ャー装置であり、媒体収納部内には複数の記録媒体２が
収納されている。また、オートチェンジャー装置１内に
は、記録媒体２に情報を記録、再生するための図示しな
いドライブ（情報記録再生装置）媒体収容部内の記録媒
体２をドライブに移送し、交換するための図示しない交
換機構、ドライブや交換機構などを制御するためのコン
トローラ３などが設けられている。コントローラ３はＣ
ＰＵ４、制御プログラムが格納されたＲＯＭ５、後述す
るプラグなどを記憶するためのＲＡＭ６から構成されて
いる。
【０００８】オートチェンジャー１は上位制御装置であ
るホストコンピュータ７にＳＣＳＩインタフェース８を
介して接続され、ホストコンピュータ７の指示に基づい
て情報の記録、再生を行う。この場合、前述のようにオ
ートチェンジャー装置１は１つの大容量の記憶装置であ
り、ホストコンピュータ７から見た場合、複数の記録媒
体２は論理的に１つの記録媒体として扱われる。また、
オートチェンジャー装置１には専用のインターフェース
で外部記憶装置（ハードディスク）９が接続されてい
る。ハードディスク９は詳しく後述するように記録媒体
２のデータを格納するためのキャッシュメモリとして用
いられる。
るホストコンピュータ７にＳＣＳＩインタフェース８を
介して接続され、ホストコンピュータ７の指示に基づい
て情報の記録、再生を行う。この場合、前述のようにオ
ートチェンジャー装置１は１つの大容量の記憶装置であ
り、ホストコンピュータ７から見た場合、複数の記録媒
体２は論理的に１つの記録媒体として扱われる。また、
オートチェンジャー装置１には専用のインターフェース
で外部記憶装置（ハードディスク）９が接続されてい
る。ハードディスク９は詳しく後述するように記録媒体
２のデータを格納するためのキャッシュメモリとして用
いられる。
【０００９】次に、上記実施例のホストコンピュータ７
からデータのリードコマンドを受け取ったときの動作を
図２に基づいて説明する。まず、オートチェンジャー装
置１はホストコンピュータ７からのコマンドを受け取る
と、ホストコンピュータ７からの要求コマンドを解析
し、そのコマンドが複数の記録媒体２にまたがるような
アクセスであるかどうかを判断する（ステップ１）。即
ち、ファイルデータの容量が大きく、２つ以上の記録媒
体２に渡って記録されているファイルデータへのアクセ
スであるかどうかを判断する。ここで、もし複数の記録
媒体２にまたがるアクセスであった場合は、オートチェ
ンジャー装置１は該当する複数の記録媒体をロードす
る。例えば、ホストコンピュータ７から要求されたデー
タファイルが２つの記録媒体にまたがって記録されてお
り、データファイルの前半部のデータが記録媒体２ａ
に、データファイルの後半部のデータが記録媒体２ｂに
記録されていたとすると、まずオートチェンジャー装置
１は前半部のデータが記録された記録媒体２ａをロード
する。（ステップ２）。
からデータのリードコマンドを受け取ったときの動作を
図２に基づいて説明する。まず、オートチェンジャー装
置１はホストコンピュータ７からのコマンドを受け取る
と、ホストコンピュータ７からの要求コマンドを解析
し、そのコマンドが複数の記録媒体２にまたがるような
アクセスであるかどうかを判断する（ステップ１）。即
ち、ファイルデータの容量が大きく、２つ以上の記録媒
体２に渡って記録されているファイルデータへのアクセ
スであるかどうかを判断する。ここで、もし複数の記録
媒体２にまたがるアクセスであった場合は、オートチェ
ンジャー装置１は該当する複数の記録媒体をロードす
る。例えば、ホストコンピュータ７から要求されたデー
タファイルが２つの記録媒体にまたがって記録されてお
り、データファイルの前半部のデータが記録媒体２ａ
に、データファイルの後半部のデータが記録媒体２ｂに
記録されていたとすると、まずオートチェンジャー装置
１は前半部のデータが記録された記録媒体２ａをロード
する。（ステップ２）。
【００１０】即ち、オートチェンジャー装置１のコント
ローラ３では、媒体の交換機構（図示せず）を制御して
該当する記録媒体２ａをドライブにセットする。次い
で、コントローラ３はドライブを制御して記録媒体２ａ
の該当するファイルデータの前半部を読み込む処理を行
う（ステップ３）。コントローラ３は読み込んだデータ
をホストコンピュータ７へ転送し、かつキャッシュメモ
リに格納する（ステップ３）。前半部のデータの読み込
みが終了すると、コントローラ３はファイルデータの後
半部のデータが記録されている記録媒体２ｂをロードし
（ステップ４）、その後半部のデータを読み込む処理を
行う（ステップ５）。この後半部のデータもコントロー
ラ３の制御によりホストコンピュータ７へ転送され、か
つキャッシュメモリに格納される（ステップ５）。
ローラ３では、媒体の交換機構（図示せず）を制御して
該当する記録媒体２ａをドライブにセットする。次い
で、コントローラ３はドライブを制御して記録媒体２ａ
の該当するファイルデータの前半部を読み込む処理を行
う（ステップ３）。コントローラ３は読み込んだデータ
をホストコンピュータ７へ転送し、かつキャッシュメモ
リに格納する（ステップ３）。前半部のデータの読み込
みが終了すると、コントローラ３はファイルデータの後
半部のデータが記録されている記録媒体２ｂをロードし
（ステップ４）、その後半部のデータを読み込む処理を
行う（ステップ５）。この後半部のデータもコントロー
ラ３の制御によりホストコンピュータ７へ転送され、か
つキャッシュメモリに格納される（ステップ５）。
【００１１】ここで、キャッシュメモリとしては、前述
のようにハードディスク９が用いられ、複数の記録媒体
にまたがって記録されているファイルデータは、先に説
明したように優先的にキャッシュメモリに格納される。
要求されたファイルデータの読み込みが終了すると、コ
ントローラ３では複数の記録媒体にまたがるファイルデ
ータであることを表わすためにフラグをセットしておく
（ステップ６）。このフラグはコントローラ３内のＲＡ
Ｍ６にセットしてもよいし、あるいはキャッシュメモリ
にセットしてもよい。以上でリード処理を終了する。
のようにハードディスク９が用いられ、複数の記録媒体
にまたがって記録されているファイルデータは、先に説
明したように優先的にキャッシュメモリに格納される。
要求されたファイルデータの読み込みが終了すると、コ
ントローラ３では複数の記録媒体にまたがるファイルデ
ータであることを表わすためにフラグをセットしておく
（ステップ６）。このフラグはコントローラ３内のＲＡ
Ｍ６にセットしてもよいし、あるいはキャッシュメモリ
にセットしてもよい。以上でリード処理を終了する。
【００１２】一方、ステップ１において、ホストコンピ
ュータ７からのリード要求が複数の記録媒体にまたがら
ないアクセスであった場合、即ち要求されたファイルデ
ータが１つの記録媒体に記録されている場合は、コント
ローラ３は各部を制御して該当する記録媒体をロードし
（ステップ７）、要求されたファイルデータの読み込み
を行う（ステップ８）。また、コントローラ３は読み込
んだデータをホストコンピュータ７へ転送し、かつハー
ドディスク９に転送してキャッシュメモリへのデータの
格納を行う（ステップ８）。この場合は、ファイルデー
タが複数の記録媒体にまたがっていないので、フラグは
セットしないで格納しておく。以上でリード処理を終了
する。
ュータ７からのリード要求が複数の記録媒体にまたがら
ないアクセスであった場合、即ち要求されたファイルデ
ータが１つの記録媒体に記録されている場合は、コント
ローラ３は各部を制御して該当する記録媒体をロードし
（ステップ７）、要求されたファイルデータの読み込み
を行う（ステップ８）。また、コントローラ３は読み込
んだデータをホストコンピュータ７へ転送し、かつハー
ドディスク９に転送してキャッシュメモリへのデータの
格納を行う（ステップ８）。この場合は、ファイルデー
タが複数の記録媒体にまたがっていないので、フラグは
セットしないで格納しておく。以上でリード処理を終了
する。
【００１３】次に、キャッシュメモリにデータを格納す
るときの処理を図３に基づいて説明する。図３におい
て、まずキャッシュメモリにデータを格納する場合は、
コントローラ３はキャッシュメモリの記録容量は満杯で
あるか、即ち空き領域があって新たにデータを格納する
ための記録領域を確保できるかを判断する（ステップ
１）。もし、キャッシュメモリに空き領域がなければ、
コントローラ３は新たなデータを格納するために、削除
すべきデータを選択する（ステップ２）。このデータの
削除に際しては、まず前述のようにデータをキャッシュ
メモリに格納するときにフラグのセットされていないデ
ータ、即ち複数の記録媒体にまたがって記録されていな
いデータを削除対象として選択する。
るときの処理を図３に基づいて説明する。図３におい
て、まずキャッシュメモリにデータを格納する場合は、
コントローラ３はキャッシュメモリの記録容量は満杯で
あるか、即ち空き領域があって新たにデータを格納する
ための記録領域を確保できるかを判断する（ステップ
１）。もし、キャッシュメモリに空き領域がなければ、
コントローラ３は新たなデータを格納するために、削除
すべきデータを選択する（ステップ２）。このデータの
削除に際しては、まず前述のようにデータをキャッシュ
メモリに格納するときにフラグのセットされていないデ
ータ、即ち複数の記録媒体にまたがって記録されていな
いデータを削除対象として選択する。
【００１４】また、このようにフラグのセットされてい
ないデータが複数ある場合は、その中で最も古いデータ
（最も以前にアクセスされ、キャッシュされたデータ）
を削除対象として選択する。更に、フラグのセットされ
ていないデータがなく、全てのデータがフラグのセット
されたデータであった場合は、その中で最も古いデータ
を削除対象として選択する。こうして削除すべきデータ
を選択すると、コントローラ３はキャッシュメモリの削
除対象のデータ領域を消去して新たなデータの記録領域
を確保し（ステップ３）、その新たなデータをキャッシ
ュメモリに格納する（ステップ４）。一方、ステップ１
でキャッシュメモリに空き領域があった場合は、そのま
まステップ４で新たなデータをキャッシュメモリに格納
する。
ないデータが複数ある場合は、その中で最も古いデータ
（最も以前にアクセスされ、キャッシュされたデータ）
を削除対象として選択する。更に、フラグのセットされ
ていないデータがなく、全てのデータがフラグのセット
されたデータであった場合は、その中で最も古いデータ
を削除対象として選択する。こうして削除すべきデータ
を選択すると、コントローラ３はキャッシュメモリの削
除対象のデータ領域を消去して新たなデータの記録領域
を確保し（ステップ３）、その新たなデータをキャッシ
ュメモリに格納する（ステップ４）。一方、ステップ１
でキャッシュメモリに空き領域があった場合は、そのま
まステップ４で新たなデータをキャッシュメモリに格納
する。
【００１５】このように本実施例では、ファイルデータ
が複数の記録媒体にまたがって記録されている場合、優
先的にその複数の記録媒体にまたがるファイルデータを
キャッシュメモリに格納することにより、次回以降ホス
トコンピュータからリード要求があったときは、キャッ
シュメモリからデータを転送すればよいので、複数の記
録媒体のそれぞれをロードする必要はなく、記録媒体の
ロードに要する時間を節約することができる。
が複数の記録媒体にまたがって記録されている場合、優
先的にその複数の記録媒体にまたがるファイルデータを
キャッシュメモリに格納することにより、次回以降ホス
トコンピュータからリード要求があったときは、キャッ
シュメモリからデータを転送すればよいので、複数の記
録媒体のそれぞれをロードする必要はなく、記録媒体の
ロードに要する時間を節約することができる。
【００１６】なお、以上の実施例では、複数の記録媒体
にまたがるファイルデータをキャッシュメモリに格納す
る場合、全てのファイルデータを格納すると説明した
が、一部のデータを格納してもよい。例えば、図２で説
明したファイルデータの前半部のデータのみあるいは後
半部のデータのみをキャッシュメモリ格納してもよい。
このような場合、ホストコンピュータからリード要求が
あったときは、一部のデータは記録媒体から読み込む必
要があるが、全ての記録媒体をロードしなくてもよいの
で、従来に比べて、やはり記録媒体のロードに要する時
間を短縮することができる。また、実施例では、キャッ
シュメモリとしてハードディスクを用いたが、これに限
ることなく、半導体メモリなどであってもよい。
にまたがるファイルデータをキャッシュメモリに格納す
る場合、全てのファイルデータを格納すると説明した
が、一部のデータを格納してもよい。例えば、図２で説
明したファイルデータの前半部のデータのみあるいは後
半部のデータのみをキャッシュメモリ格納してもよい。
このような場合、ホストコンピュータからリード要求が
あったときは、一部のデータは記録媒体から読み込む必
要があるが、全ての記録媒体をロードしなくてもよいの
で、従来に比べて、やはり記録媒体のロードに要する時
間を短縮することができる。また、実施例では、キャッ
シュメモリとしてハードディスクを用いたが、これに限
ることなく、半導体メモリなどであってもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数の記録媒体にまたがって記録されているファイルデー
タの全部、またはその一部のデータをキャッシュメモリ
に優先的に格納することにより、ホストコンピュータか
らリード要求があった場合、複数の記録媒体のそれぞれ
をロードする必要がなく、記録媒体のロードにかかる時
間を従来に比べて著しく短縮できるという効果がある。
数の記録媒体にまたがって記録されているファイルデー
タの全部、またはその一部のデータをキャッシュメモリ
に優先的に格納することにより、ホストコンピュータか
らリード要求があった場合、複数の記録媒体のそれぞれ
をロードする必要がなく、記録媒体のロードにかかる時
間を従来に比べて著しく短縮できるという効果がある。
【図１】本発明のオートチェンジャー装置を含む情報記
録再生システムの一例を示した図である。
録再生システムの一例を示した図である。
【図２】本発明のオートチェンジャー装置におけるデー
タのアクセスの一例を示したフローチャートである。
タのアクセスの一例を示したフローチャートである。
【図３】本発明のオートチェンジャー装置におけるキャ
ッシュメモリのデータの更新処理の一例を示したフロー
チャートである。
ッシュメモリのデータの更新処理の一例を示したフロー
チャートである。
１ オートチェンジャー装置 ２ 記録媒体 ３ コントローラ ４ ＣＰＵ ５ ＲＯＭ ６ ＲＡＭ ７ ホストコンピュータ ９ ハードディスク（キャッシュメモリ）
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の情報記録媒体を有し、ホストコン
ピュータの指示に基づいて前記記録媒体に情報を記録
し、あるいは記録情報を再生すると共に、前記ホストコ
ンピュータから見た場合、前記複数の記録媒体を論理的
に１つの記録媒体として管理するオートチェンジャー装
置において、前記記録媒体のデータを格納するためのキ
ャッシュメモリを設け、１つのファイルデータが複数の
記録媒体にまたがって記録されている場合、その複数の
記録媒体にまたがるファイルデータの全部、またはその
一部を前記キャッシュメモリに優先的に格納することを
特徴とするオートチェンジャー装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載のオートチェンジャー装
置において、前記キャッシュメモリの空き領域がなくな
った場合は、当該キャッシュメモリに前記複数の記録媒
体にまたがるファイルデータを優先的に保存することを
特徴とするオートチェンジャー装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200713A JPH0955071A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | オートチェンジャー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200713A JPH0955071A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | オートチェンジャー装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0955071A true JPH0955071A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16428986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200713A Pending JPH0955071A (ja) | 1995-08-07 | 1995-08-07 | オートチェンジャー装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0955071A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0953979A2 (en) * | 1998-04-28 | 1999-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | System for supplying information to terminal device |
| USRE41112E1 (en) | 1998-02-09 | 2010-02-09 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus and terminal apparatus |
| JP2011123937A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Sharp Corp | 連奏装置 |
-
1995
- 1995-08-07 JP JP7200713A patent/JPH0955071A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| USRE41112E1 (en) | 1998-02-09 | 2010-02-09 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus and terminal apparatus |
| USRE41977E1 (en) | 1998-02-09 | 2010-11-30 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus and terminal apparatus |
| USRE42810E1 (en) | 1998-02-09 | 2011-10-04 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus and terminal apparatus |
| USRE43917E1 (en) | 1998-02-09 | 2013-01-08 | Sony Corporation | Recording and reproducing apparatus and terminal apparatus |
| EP0953979A2 (en) * | 1998-04-28 | 1999-11-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | System for supplying information to terminal device |
| EP0953979A3 (en) * | 1998-04-28 | 1999-12-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | System for supplying information to terminal device |
| JP2011123937A (ja) * | 2009-12-09 | 2011-06-23 | Sharp Corp | 連奏装置 |
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