JPH10123778A - 画像形成装置における転写紙搬送方法及び装置 - Google Patents

画像形成装置における転写紙搬送方法及び装置

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JPH10123778A
JPH10123778A JP8294663A JP29466396A JPH10123778A JP H10123778 A JPH10123778 A JP H10123778A JP 8294663 A JP8294663 A JP 8294663A JP 29466396 A JP29466396 A JP 29466396A JP H10123778 A JPH10123778 A JP H10123778A
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JP8294663A
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Yoshinori Matsuda
昌憲 松田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置において、転写紙に厚紙を使用
する場合でもレジストローラが容易に転写紙をニップで
きる搬送方法を提供する。 【解決手段】 原稿のトナー像を担持した感光体5にレ
ジストローラ9から転写紙を送り込み、上記感光体5上
に形成されたトナー像の先端と転写紙先端とを同期させ
る画像形成装置の転写紙搬送方法において、レジストロ
ーラ9が感光体に転写紙を送り込むタイミングより所定
時間前にレジストローラ9より上流の給紙コロ16又は
中継ローラ15等の送出手段14を駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置における転写紙搬送方
法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来の画像形成装置の構成を示
す図である。同図に示すように、画像形成装置は、上方
にスキャナ部1があり、ここに原稿が載置される原稿台
2や、原稿を照射する照明装置、結像レンズ、ミラーな
どからなる走査光学系3が設けられている。
【0003】スキャナ部1の下方には、プリンタ部4が
ある。プリンタ部4には、中央のやや右よりの上方に円
筒状の感光体5があり、この周辺に帯電装置6、現像装
置7、転写装置8等々が配置されている。転写装置8の
右方にはレジストローラ9があり、左方には定着装置1
0があり、下方には2段の給紙トレイ11がある。装置
の右側には、手差しトレイ12が着脱自在に取り付けら
れている。
【0004】スキャナ部1の原稿台2上に置かれた原稿
に走査光学系3の光源から照射され、原稿からの反射光
が、走査光学系3を経由して帯電された感光体5上に原
稿画像として結像し、静電潜像ができる。この静電潜像
は感光体5の回転により現像装置7に達し、ここでトナ
ーが吸着されてトナー像となる。そして、トナー像は転
写装置8で、レジストローラから送り込まれた転写紙に
転写され、定着装置10に運ばれ、ここでトナーが加熱
され、溶融して定着される。
【0005】上記の画像形成においては、感光体5上に
形成されたトナー画像を転写紙の所定の位置に転写しな
ければならないが、そのために、次のようにしてタイミ
ングをとっている。転写紙は、給紙トレイ11又は手差
しトレイ12のいずれかの送出手段14(給紙トレイ1
1の場合は、中継ローラ15、手差しトレイ12の場合
は給紙コロ16)からレジストローラ9に送り込まれる
が、レジストローラ9の上流に、アクチュエータと透過
型フォトインタラプタの組み合わせ等による転写紙検知
手段17が設けられていて、送り込まれてきた転写紙の
先端位置を検知する。そして、転写紙検知手段17から
の信号によりレジストローラ9では、送り込まれた転写
紙を一旦待機させ、感光体5上のトナー像の先端位置と
転写紙先端とが所定の位置関係になるように同期させて
送り込む。
【0006】このような転写紙の給紙方法においては、
レジストローラ9が一時停止し、次に回転したときに、
転写紙の先端をレジストローラ9が容易にニップできな
ければならない。もし、転写紙の先端がレジストローラ
9のニップ点から大きく外れた位置にあると、レジスト
ローラ9が回転を開始しても、転写紙を転写装置8に送
り込めなくなってしまう。
【0007】そこで、上記の転写紙検知手段17が転写
紙の先端を検知したら、規定された時間経過後に送出手
段14の駆動を止め、レジストローラ9の前で転写紙に
適当なたわみが付くようにしている。レジストローラが
回転を開始すると、このたわみの分が、転写紙を押し込
むように作用し、レジストローラ9は容易に転写紙をニ
ップできることになる。
【0008】ところが、転写紙が厚紙(ここでは200
g/m2以上の転写紙を指す)の場合、紙の腰が強いた
め、普通紙と同じ条件ではレジストローラ9の上流側に
たわみができず、ニップできないか、ニップが遅れる場
合がある。ニップできなければ転写紙不送りとなり、ニ
ップが遅れれば画像先端位置がずれ、いずれにしても正
常な画像を得られなくなる。
【0009】この問題に対し、レジストローラ9の駆動
時、同時に送出手段14を規定時間駆動してレジストロ
ーラ9のニップ部に厚紙を送り込む対策がある。
【0010】しかし、この方法では転写紙の先端位置は
送出手段14の駆動タイミングに依存することになる。
そして、送出手段14の駆動は一般に電磁クラッチによ
り行われているので、その連結時間のばらつき、モータ
の回転時における立ち上がり時間の差、又は、レジスト
ローラのニップ部での厚紙の停止位置のばらつき等によ
り転写される画像先端位置にばらつきが発生してしま
う。
【0011】本発明は、上記の事実から考えられたもの
で、厚紙を使用する場合でもレジストローラが容易にニ
ップでき、転写紙の先端位置を正確に位置決めできる転
写紙の搬送方法とその装置を提供することを目的として
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の転写紙搬送方法は、原稿のトナー像を担持
した感光体にレジストローラから転写紙を送り込み、上
記感光体上に形成されたトナー像の先端と転写紙先端と
を同期させる画像形成装置における転写紙搬送方法にお
いて、レジストローラが感光体に転写紙を送り込むタイ
ミングより所定時間前にレジストローラより上流の送出
手段を駆動させることを特徴としている。また、上記画
像形成装置が厚紙選択手段を備え、該厚紙選択手段が選
択されたとき、上記の搬送方法を行うようにすることが
望ましい。
【0013】本発明の転写紙搬送装置は、原稿のトナー
像を担持した感光体に転写紙を送り込むレジストローラ
と、該レジストローラの上流側に設けられ転写紙の位置
を検知する転写紙検知手段と、該転写紙検知手段で検知
された転写紙を上記感光体上に形成されたトナー像と同
期させてレジストローラを駆動する制御装置とを有する
画像形成装置における転写紙搬送装置において、上記レ
ジストローラとそれより上流の送出手段との駆動手段を
独立させ、上記制御装置によってレジストローラが感光
体に転写紙を送り込むタイミングより所定時間前に上記
送出手段を駆動させることを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例を図面によ
って説明する。図1は、本発明の転写紙搬送装置におけ
る機械部の要部構成を示す図で、給紙コロ16と中継ロ
ーラ15からなる送出手段14、及びレジストローラ9
を示している。レジストローラ9にはレジストローラ駆
動手段21、中継ローラ15には中継ローラ駆動手段2
2、給紙コロ16には給紙コロ駆動手段23が取り付け
られているが、これらは高精度な駆動量を実現するため
に、ステッピングモータを使用している。また、各ロー
ラは、独立した駆動手段を有しているが、これらをギヤ
列やベルト等で連結し、中間に電磁クラッチ等の駆動切
換手段を設けて相互の駆動を独立させる構成とすること
もでき、この場合の駆動手段としてはステッピングモー
タでなくてもよい。
【0015】図2は、画像形成装置の操作パネル25の
要部を示す。操作パネル25には、液晶パネル26、テ
ンキー27、スタートスイッチ28等とともに、図示の
ように、押しボタンスイッチ等からなる厚紙選択手段2
9が設けられている。
【0016】図3は本発明の転写紙搬送装置のブロック
図である。転写紙搬送装置は、コンピュータのCPUか
らなる制御装置30を有する。この制御装置30は、画
像形成装置全体の制御を行うコンピュータを使用するこ
とができる。制御装置30は、レジストローラ9の上流
に配置された転写紙検知手段17と、操作パネルの厚紙
選択手段29とからの信号を受け、給紙コロ駆動手段2
3、中継ローラ駆動手段22、レジストローラ駆動手段
21に駆動信号を送る。
【0017】図4は、本発明の作用を示すフローチャー
トで、コンピュータのハードディスク等の記憶媒体にイ
ンストールされたプログラムにより行われる。図5は、
タイミングチャートである。
【0018】上記の図を用いて本発明の実施例の作用を
説明する。画像形成装置のスタートボタンが押される
と、まず、転写紙検知手段17が転写紙の先端を検知す
るのを待つ(ステップ101)。転写紙の先端が検知手
段に検知されると、転写紙にたわみが形成される時間t
1が経過するのを待つ(ステップ103)。この時間t
1は、予め、プログラムに組み込まれている時間であ
る。
【0019】たわみ形成のための時間t1が経過した
ら、送出手段を停止する(ステップ105)。そして、
厚紙選択手段29が選択されているか否かチェックし
(ステップ107)、選択されていれば送出手段14の
駆動タイミングを待って(ステップ109)送出手段1
4を駆動する(ステップ111)。そして、送出手段1
4が回転し始めて所定の時間t2が経過するのを待って
(ステップ113)レジストローラ9を駆動する(ステ
ップ115)。この場合、転写紙が普通紙又は薄紙の場
合は、たわみ量が過多となって画像白ヌケとなるおそれ
がある。そのような場合は、厚紙選択手段29を選択せ
ず、ステップ105から113にジャンプさせればよ
い。
【0020】なお、時間t2であるが、通常はレジスト
ローラ9の駆動タイミングが感光体5との同期から決定
されるので、この駆動タイミングからt2を逆算して早
めに送出手段14を駆動することになる。
【0021】
【発明の効果】以上のような給紙方法とすれば、転写紙
が厚紙の場合でも十分なたわみを作ることができ、レジ
ストローラによる送り不良や不送りといった問題は防止
できる。また、レジストローラが駆動するより少し前に
送出手段が駆動するので、転写紙の先端位置はレジスト
ローラの駆動のタイミングで揃えることができ、転写紙
先端位置のばらつきを押さえることができる。また、厚
紙選択手段を設ければ、普通紙や薄紙に対しては従来ど
おりの制御ができるので、たわみ量過多による画像白ヌ
ケを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転写紙搬送装置の要部構成を示す斜視
図である。
【図2】本発明の転写紙搬送装置が設けられる画像形成
装置の操作パネルの要部を示す図である。
【図3】本発明の転写紙搬送装置のブロック図である。
【図4】本発明の転写紙搬送方法を説明するフローチャ
ートである。
【図5】本発明の転写紙搬送方法を説明するタイミング
チャートである。
【図6】従来の画像形成装置の構成を示す図である。
【符号の説明】
5 感光体 9 レジストローラ 14 送出手段 17 転写紙検知手段 21 レジストローラ駆動手段 22,23 駆動手段 29 厚紙選択手段 30 制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿のトナー像を担持した感光体にレジ
    ストローラから転写紙を送り込み、上記感光体上に形成
    されたトナー像の先端と転写紙先端とを同期させる画像
    形成装置における転写紙搬送方法において、レジストロ
    ーラが感光体に転写紙を送り込むタイミングより所定時
    間前にレジストローラより上流の送出手段を駆動させる
    ことを特徴とする画像形成装置における転写紙搬送方
    法。
  2. 【請求項2】 上記画像形成装置が厚紙選択手段を備
    え、該厚紙選択手段が選択されたとき、請求項1記載の
    搬送方法を行うことを特徴とする画像形成装置における
    転写紙搬送方法。
  3. 【請求項3】 原稿のトナー像を担持した感光体に転写
    紙を送り込むレジストローラと、該レジストローラの上
    流側に設けられ転写紙の位置を検知する転写紙検知手段
    と、該転写紙検知手段で検知された転写紙を上記感光体
    上に形成されたトナー像と同期させてレジストローラを
    駆動する制御装置とを有する画像形成装置における転写
    紙搬送装置において、上記レジストローラとそれより上
    流の送出手段との駆動手段を独立させ、上記制御装置に
    よってレジストローラが感光体に転写紙を送り込むタイ
    ミングより所定時間前に上記送出手段を駆動させること
    を特徴とする画像形成装置における転写紙搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記画像形成装置が、厚紙選択手段を備
    えたことを特徴とする請求項3記載の画像形成装置にお
    ける転写紙搬送装置。
JP8294663A 1996-10-17 1996-10-17 画像形成装置における転写紙搬送方法及び装置 Pending JPH10123778A (ja)

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ID=17810696

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JP (1) JPH10123778A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008044741A (ja) * 2006-08-18 2008-02-28 Seiko Epson Corp 印刷装置および印刷媒体の連続給紙制御方法
JP2020147432A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 株式会社リコー 搬送装置、及び、画像形成装置

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