JPH10122418A - 電磁弁作動装置及び給湯装置 - Google Patents

電磁弁作動装置及び給湯装置

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JPH10122418A
JPH10122418A JP8277779A JP27777996A JPH10122418A JP H10122418 A JPH10122418 A JP H10122418A JP 8277779 A JP8277779 A JP 8277779A JP 27777996 A JP27777996 A JP 27777996A JP H10122418 A JPH10122418 A JP H10122418A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁弁コイルの断線箇所を特定可能な電磁弁
作動装置を提供する。 【解決手段】 継電器接点14a、14bが電磁弁作動
用の第1電源部11から複数の電磁弁コイル13a、1
3bに供給される電流の導通または遮断を各別に切り換
え可能に構成された電磁弁作動回路部1を備え、且つ、
継電器駆動部24a、24bが電磁弁制御用の第2電源
部21から電流を供給されて継電器接点14a、14b
の開閉動作を行い、継電器制御部23が第2電源部21
から継電器駆動部24a、24bへの電流供給を各別に
制御可能に構成された電磁弁制御回路部2を備え、電磁
弁作動回路部1が第1電源部11から電磁弁コイル13
a、13b各々に供給される電流を検知する単一の電流
検知手段12を備え、継電器制御部23の断線故障判定
手段23eが電流検知手段12が出力する電流検知信号
15に基づいて電磁弁コイル13a、13b各々の断線
故障を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁作動用の第
1電源部と、複数の電磁弁コイルと、前記第1電源部か
ら前記電磁弁コイルに供給される電流の導通または遮断
を各別に切り換える継電器接点とを有する電磁弁作動回
路部を備え、且つ、電磁弁制御用の第2電源部と、前記
第2電源部から電流を供給されて前記継電器接点の開閉
動作を行う継電器駆動部と、前記第2電源部から前記継
電器駆動部への電流供給を各別に制御する継電器制御部
を有する電磁弁制御回路部を備えてなる電磁弁作動装置
に関し、更に、この種の電磁弁作動装置を備えた給湯装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の電磁弁作動装置としては、例え
ば、図3に示す回路構成が知られている。図3に示すよ
うに、電磁弁作動用の第1電源部11が交流100Vを
全波整流して直流100Vに変換するダイオードブリッ
ジで構成され、電磁弁の開弁または閉弁作動用あるいは
開弁または閉弁状態保持用の電磁弁コイル13a、13
bとその電磁弁コイル13a、13bと継電器接点14
a、14bとが夫々1個づつ直列接続する直列回路が複
数並列に、前記ダイオードブリッジの正負両出力端子1
1a、11b間に接続されて電磁弁作動回路部を形成し
ている。また、電磁弁制御用の第2電源部21が交流1
00Vから直流12Vを発生するスイッチング電源で構
成され、更に、この直流12Vからダウンコンバータで
直流5Vを発生し、継電器制御部であるマイクロコンピ
ュータ23用の電源としている。前記継電器接点14
a、14bの開閉動作を行う継電器駆動部である継電器
コイル24a、24b各々の一方端を前記第2電源部2
1の直流12V出力端子21aに接続し、前記各継電器
コイル24a、24bの他方端をドライバIC25の出
力端子25a、25bに夫々接続して、前記ドライバI
C25の対応する入力端子25c、25dを各別に前記
マイクロコンピュータ23の各制御出力端子23a、2
3bに接続してある。前記マイクロコンピュータ23の
ROM(読み出し専用メモリ)部には予め決められた手
順で電磁弁が作動するように前記各制御出力端子23
a、23bの出力レベルを制御するプログラムが格納さ
れ、前記マイクロコンピュータの中央演算装置部がその
プログラムを実行するように構成されている。前記制御
出力端子23a、23bの出力レベルが低レベルの場
合、前記ドライバIC25の出力端子25a、25bが
低レベルとなり、前記直流12V出力端子21aからそ
の出力端子25a、25bにつながっている前記継電器
コイル24a、24bに所定の電流値の電流が導通し、
それにより対応する継電器接点14a、14bが閉成し
て、その継電器接点14a、14bと直列接続する電磁
弁コイル13a、13bに所定の電流が通電して対応す
る電磁弁が作動する。尚、図3に示すように、前記各継
電器コイル24a、24bには、電流遮断時に発生する
逆起電力からの回路保護や継電器作動特性の改善、さら
にはノイズ等によって継電器コイルに逆方向電流が流れ
て誤動作するのを防止するダイオード26a、26bが
夫々並列に接続されている。
【0003】従来より、この種の電磁弁作動装置を備え
て、例えば、燃料供給路や給水路に設けられた電磁弁を
集中制御するように構成された給湯装置があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たような従来の電磁弁作動装置では、前記電磁弁コイル
が断線していたり、または、前記継電器接点が常時閉成
状態に短絡していたりして、電磁弁が特定状態に固定さ
れしまう故障が発生しても、故障原因を特定できなかっ
た。
【0005】また、従来の電磁弁作動装置を備えた従来
の給湯装置装置では上記のような故障によって、例え
ば、何れかの電磁弁コイルが断線した結果、燃焼バーナ
が点火せず給湯を開始しないというような不具合が発生
しても、故障原因(どの電磁弁コイルが断線している
か)を直ぐに特定できず、故障解析に時間を要し、使用
現場での故障修理ができないという問題があった。
【0006】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、従来の電磁弁作動装置に対して
簡単な回路追加を施すだけで、前記電磁弁コイルの断線
故障か前記継電器接点の短絡故障を容易に判別でき、更
に、前記電磁弁コイルの断線故障箇所の特定が容易にで
きるように改良し、改良された電磁弁作動装置を使用す
ることで、故障解析時間の短縮を図り、使用現場での補
修修理を可能とする点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕この目的を達成するための本発明に係る電磁弁
作動装置の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請
求項1に記載した通り、電磁弁作動用の第1電源部と、
複数の電磁弁コイルと、前記第1電源部から前記電磁弁
コイルに供給される電流の導通または遮断を各別に切り
換える継電器接点とを有する電磁弁作動回路部を備え、
且つ、電磁弁制御用の第2電源部と、前記第2電源部か
ら電流を供給されて前記継電器接点の開閉動作を行う継
電器駆動部と、前記第2電源部から前記継電器駆動部へ
の電流供給を各別に制御する継電器制御部を有する電磁
弁制御回路部を備えてなる電磁弁作動装置であって、前
記電磁弁作動回路部が前記第1電源部から前記電磁弁コ
イル各々に供給される電流を検知する単一の電流検知手
段を備え、前記継電器制御部が前記電流検知手段の電流
検知結果に応じて出力される電流検知信号に基づいて前
記電磁弁コイル各々の断線故障を判定する断線故障判定
手段を備えている点にある。
【0008】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した通り、上述の第一の特徴構成に加
えて、前記断線故障判定手段は、所定の指令信号に応じ
て、前記第2電源部から前記各継電器駆動部への電流供
給を時間を異ならせて逐次許容する故障診断シーケンス
を開始するように構成されており、前記電流供給期間
が、前記電磁弁コイルを有する電磁弁が機能するのに必
要な時間より短い点にある。
【0009】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載した通り、上述の第一または第二の特
徴構成に加えて、前記断線故障判定手段は、所定の指令
信号に応じて、前記第2電源部から前記継電器駆動部へ
の電流供給を時間を異ならせて逐次許容する故障診断シ
ーケンスを開始するように構成されており、前記電流供
給期間に前記第1電源部から前記電磁弁コイルに供給さ
れる電流値が、前記電磁弁コイルを有する電磁弁が機能
するのに必要な最小電流値より小さい点にある。
【0010】この目的を達成するための本発明に係る給
湯装置の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項4に
記載した通り、複数の電磁弁を具備する給湯器であっ
て、上述の第一、第二または第三の特徴構成の電磁弁作
動装置と、前記電磁弁作動装置の前記断線故障判定手段
の判定結果を出力する出力手段とを備え、前記電磁弁作
動装置の前記電磁弁コイルが前記複数の電磁弁の一部ま
たは全部に各別に作用するように構成されている点にあ
る。
【0011】〔作用効果〕以下に、上記各特徴構成にお
ける作用効果を説明する。上記の本発明に係る電磁弁作
動装置の第一の特徴構成によれば、前記第2電源部を活
性化させ、前記継電器制御部が前記第2電源部から前記
継電器駆動部への電流供給が同時に任意の一つの継電器
駆動部に対してだけ発生するように特別に制御すること
で、その継電器駆動部で駆動される継電器接点だけが閉
成し、その継電器接点に対応する前記電磁弁コイルにだ
け前記第1電源部からの電流経路が形成され、その時の
前記第1電源部からの供給電流の有無を前記電流検知手
段で検知し、その検知結果に応じた出力信号を前記断線
故障判定手段に送信することで、前記断線故障判定手段
はその出力信号に基づいて任意の電磁弁コイルの断線の
有無が判定できるのである。
【0012】更に、上記の断線検査を全ての電磁弁コイ
ルについて各別に繰り返し、前記継電器制御部がどの継
電器駆動部への電流供給を発生させたかの情報と照合す
ることで、断線箇所の特定が可能となるのである。
【0013】更に、前記継電器制御部が前記第2電源部
から前記継電器駆動部への電流供給が何れの継電器駆動
部に対しても発生しないように特別に制御し、その時の
前記第1電源部からの供給電流の有無を前記電流検知手
段で検知することで、電流がなければ、上記の断線検査
結果が正常であると判定でき、電流を検知した場合は、
電磁弁コイルの断線の有無の判定はその儘では直接はで
きないが、何れかの継電器接点が短絡不良となっている
ことが判別でき、不良解析の重要な手掛かりとすること
ができる。
【0014】以上の結果として、電磁弁コイルの断線故
障だけが発生した場合は、その故障箇所を容易に特定で
き、更に、その判定結果の信憑性も評価できるようにな
り、故障解析に要する時間が大幅に短縮できるようにな
った。
【0015】また、全ての電磁弁コイルに共通な電流経
路に前記電流検知手段を設けることで、電磁弁コイル毎
に電流検知手段を設ける必要がなく、回路構成の簡単
化、及び、回路追加による製造コスト上昇を最小限に抑
えることができるのである。
【0016】同第二の特徴構成によれば、前記継電器制
御部が電磁弁コイルの断線故障検査のための特別な制御
である故障診断シーケンスを実行しても、実際の電磁弁
は各電磁弁コイルへの通電時間が短く作動しないため、
電磁弁作動装置外部へ影響を与えることなく、断線故障
検査だけを実行できるのである。
【0017】同第三の特徴構成によれば、前記継電器制
御部が電磁弁コイルの断線故障検査のための特別な制御
である故障診断シーケンスを実行しても、実際の電磁弁
は各電磁弁コイルへの供給電流量が小さく作動しないた
め、電磁弁作動装置外部へ影響を与えることなく、断線
故障検査だけを実行できるのである。
【0018】この結果、第二または第三の特徴構成によ
れば、前記故障診断シーケンスにおいて、電磁弁が不必
要に作動した場合の対策を別途講じる必要がなく、故障
診断シーケンスの設計の簡単化が図れるのである。
【0019】上記の本発明に係る給湯装置の特徴構成に
よれば、不具合発生時の故障解析時、または、定期的な
故障点検時において、人為的操作で前記電磁弁作動装置
を、電磁弁コイルの断線故障検査のための故障診断シー
ケンスを実行すべく作動開始させて、前記故障診断シー
ケンスの判定結果を前記出力手段で画面表示あるいは音
声出力等することで、容易に故障原因である電磁弁コイ
ルの断線箇所が確認できるのである。
【0020】この結果、給湯装置の電磁弁コイルの断線
故障における不良解析時間の大幅な短縮ができ、故障修
理が容易で短時間になり、使用現場での故障修理も可能
となる。
【0021】更に、給湯装置の通常運転立ち上げ時等に
自動的に、前記故障診断シーケンスを実行するように前
記電磁弁作動装置を構成することで、同様の故障が早期
に発見でき、単一の故障が別の故障を誘引するような複
合的な故障の発生を未然に防止することも可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に本発明に係る電磁弁作動装
置の電気回路構成を示す。図1に示すように、電磁弁作
動装置は電磁弁作動回路部1と電磁弁制御回路部2で構
成されている。更に、前記電磁弁作動回路部1は、交流
100Vを全波整流して直流100Vに変換するダイオ
ードブリッジで構成される電磁弁作動用の第1電源部1
1と、複数の電磁弁3a、3bの夫々の開弁作動用に設
けられた複数の電磁弁コイル13a、13bとを備え、
更に、その電磁弁コイル13a、13bと継電器接点1
4a、14bとが夫々1個づつ直列接続したものが夫々
並列接続し、その並列接続した一方の並列接続点N1が
前記ダイオードブリッジの正極出力端子11aに接続
し、他方の並列接続点N2が電流検知手段12の一方端
に接続し、前記電流検知手段12の他方端が前記ダイオ
ードブリッジの負極出力端子11bに接続して構成され
ている。また、電磁弁制御回路部2は、交流100Vか
ら直流12Vを発生するスイッチング電源で構成される
電磁弁制御用の第2電源部21と、更に、この直流12
Vから直流5Vを発生するダウンコンバータ22と、継
電器制御部であるマイクロコンピュータ23と、前記継
電器接点14a、14bの開閉動作を各々に対応して行
う継電器駆動部である継電器コイル24a、24bとを
備え、更に、その継電器コイル24a、24bの一方側
の端子が夫々前記第2電源部21の直流12V出力端子
21aと接続し、前記各継電器コイル24a、24bの
他方側の端子をドライバIC25の出力端子25a、2
5bに夫々接続し、前記ドライバIC25の対応する入
力端子25c、25dが前記マイクロコンピュータ23
の各制御出力端子23a、23bに夫々接続し、前記ダ
ウンコンバータ22の直流5V出力端子22aと前記マ
イクロコンピュータ23の電源端子23cとが接続して
構成されている。尚、前記電磁弁制御回路部2は、図1
に示すように、ノイズ等によって継電器コイル24a、
24bに逆方向電流が流れて誤動作するのを防止するダ
イオード26a、26bが前記各継電器コイル24a、
24bに夫々並列に接続されている。
【0023】更に、前記電流検知手段12は前記第1電
源部11から前記電磁弁コイル13a、13bの少なく
とも一つに供給される電流を検知したことを示す電流検
知信号15を前記マイクロコンピュータ23の入力端子
23dに出力する。また、前記マイクロコンピュータ2
3は、前記電流検知信号15に基づいて前記電磁弁コイ
ル13a、13b各々の断線故障を判定する断線故障判
定手段23eを備えている。
【0024】図1に示す電磁弁作動装置の電気回路構成
と、前掲の図3に示す従来技術による電磁弁作動装置の
電気回路構成との相違点は、前記電磁弁作動回路部1が
前記第1電源部11から前記電磁弁コイル13a、13
b各々に供給される電流を検知する単一の前記電流検知
手段12を備え、前記マイクロコンピュータ23が、前
記電流検知手段12から出力される前記電流検知信号1
5に基づいて前記電磁弁コイル13a、13b各々の断
線故障を判定する断線故障判定手段23eを備えている
点である。尚、図1及び図3中において、共通する回路
構成要素は共通の符号を付している。
【0025】前記マイクロコンピュータ23のROM
(読み出し専用メモリ)部には通常動作時において予め
決められた手順で前記電磁弁3a、3bが作動するよう
に前記各制御出力端子23a、23bの出力レベルを制
御する制御プログラムと、前記電磁弁コイル13a、1
3bの断線故障判定用に前記通常動作時とは別に前記各
制御出力端子23a、23bの出力レベルを制御する制
御プログラムとが格納され、前記マイクロコンピュータ
23の中央演算装置部が通常動作時であるのか断線故障
判定時であるのかを判定し、前記両プログラムの内の一
方を選択して実行するように構成されている。尚、前記
ドライバIC25の各出力端子25a、25bの出力レ
ベルは低インピーダンス状態の低レベルと高インピーダ
ンス状態の高レベルの二通りがあり、前記マイクロコン
ピュータ23の各制御出力端子23a、23bの出力レ
ベルに追従して夫々変化する。
【0026】図2に、前記電流検知手段12の具体的な
回路構成としてホトカプラ12aを使用した場合の回路
構成を示す。前記ホトカプラ12aは発光ダイオード1
2bとホトトランジスタ12cからなり、前記並列接続
点N2と電流制限抵抗12dの一方側の端子、その電流
制限抵抗12dの他方側の端子と前記発光ダイオード1
2bの陽極端子、前記発光ダイオード12bの陰極端子
と前記ダイオードブリッジの負極出力端子11b、前記
ホトトランジスタ12cのコレクタ端子と負荷抵抗12
eと保護抵抗12fの夫々の一方側の端子、前記負荷抵
抗12eの他方側の端子と前記ダウンコンバータ22の
直流5V出力端子22a、前記保護抵抗12fの他方側
の端子と前記マイクロコンピュータ23の前記入力端子
23dが夫々接続し、前記ホトトランジスタ12cのエ
ミッタ端子が接地されて構成されている。
【0027】以下に、図2に示す実施形態に基づいて各
部の動作を説明する。先ず、前記電磁弁3a、3bを開
弁または閉弁作動させる場合において、例えば、前記電
磁弁3aを開弁作動させる場合、前記制御出力端子23
aの出力レベルを低レベルにすることで、前記ドライバ
IC25の出力端子25aを低レベルにし、前記電磁弁
3aを開弁作動させるに十分な一定時間以上、前記電磁
弁3aを閉弁するまで同レベルを保持する。これによ
り、前記直流12V出力端子21aからその出力端子2
5aにつながっている前記継電器コイル24aに所定の
電流値の電流が導通し、それにより対応する継電器接点
14aが閉成して、その継電器接点14aと直列接続す
る電磁弁コイル13aに所定の電流が通電して対応する
前記電磁弁3aが開弁作動する。また、前記制御出力端
子23aを高レベルに戻すと、各部の動作は上記の動作
とは逆の動作を実行し、前記電磁弁3aは閉弁する。他
の電磁弁3bを作動させる場合も前記制御出力端子23
bの出力レベルを同様に、変化させればよい。
【0028】通常作動時は前記マイクロコンピュータ2
3が通常作動時用の前記制御プログラムを実行すること
で、上記のように各制御出力端子23a、23bの出力
レベルを前記制御プログラムが決定するタイミングで制
御することで、前記電磁弁3a、3bを開弁または閉弁
作動すればよい。
【0029】続いて、断線故障判定時の各部の動作を説
明する。前記マイクロコンピュータ23が外部より断線
故障判定の開始指令23fを受け取り、断線故障判定用
の前記制御プログラムを実行することで、各制御出力端
子23a、23bの出力レベルを制御する。この場合、
前記電磁弁3a、3bは開弁または閉弁作動させる必要
がなく、寧ろ、開弁または閉弁作動させない方が好まし
いので、前記電磁弁コイル13a、13bの通電時間は
前記電磁弁3a、3bを各々開弁作動するのに必要な最
小通電時間より短ければよい。
【0030】図4に、前記制御出力端子23a、23b
の出力レベル波形、前記継電器接点14a、14bの導
通状態、前記発光ダイオード12bの電流波形、及び、
前記電流検知信号15の出力レベル波形の断線故障判定
時におけるタイミング図を示す。図4に示すように、前
記制御出力端子23a、23bの出力レベルは最初は全
て高レベル、即ち、前記ドライバIC25の前記出力端
子25a、25bは高インピーダンス状態であり、前記
継電器コイル24a、24bは全て非通電状態で、前記
継電器接点14a、14bの非導通状態(OFF)であ
る。この場合、前記電磁弁コイル13a、13bは断線
の有無にかかわらず非通電状態で、前記発光ダイオード
12bも同様に非通電状態で発光せず、よって前記ホト
トランジスタ12cは遮断状態で前記電流検知信号15
の出力レベルは高レベルである。引き続き、前記制御出
力端子23aの出力レベルが低レベルに遷移し、前記電
磁弁3aを開弁作動するのに必要な最小通電時間より短
い時間t1経過後、高レベルに復帰し、その後、前記制
御出力端子23bの出力レベルが低レベルに遷移し、前
記電磁弁3bを開弁作動するのに必要な最小通電時間よ
り短い時間t2経過後、高レベルに復帰する。図4に示
すように、前記制御出力端子23a、23bの出力レベ
ルが夫々低レベルに遷移するのに追従して、前記継電器
接点14a、14bが夫々順番に導通状態(ON)に遷
移する。例えば、前記電磁弁コイル13a、13bの
内、前記電磁弁コイル13bに断線故障がある場合、前
記継電器接点14aの導通状態に応じて前記電磁弁コイ
ル13aを介して前記発光ダイオード12bが通電し
て、その結果、前記ホトトランジスタ12cが導通し、
前記電流検知信号15の出力レベルが低レベルに遷移
し、前記断線故障判定手段23eがそれを検出して、前
記電磁弁コイル13aが通電状態であること、つまり断
線故障が無いことを判定する。他方、前記継電器接点1
4bの導通状態に応じて前記発光ダイオード12bが通
電せず、その結果、前記ホトトランジスタ12cが導通
せず、前記電流検知信号15の出力レベルが高レベルを
維持し、前記断線故障判定手段23eがそれを検出し
て、前記電磁弁コイル13bが非通電状態であること、
つまり前記電磁弁コイル13bが断線故障か、或いは、
前記継電器接点14bに接点不良があることを判定す
る。前記マイクロコンピュータ23の前記断線故障判定
手段23eが前記電磁弁コイル13bが断線故障か、或
いは、前記継電器接点14bに接点不良があることを判
定した結果は、前記断線故障判定用の制御プログラムの
手順に従って、外部の液晶表示装置等の出力装置に出力
される。
【0031】本発明に係る電磁弁作動装置を給湯装置3
0に応用した場合について説明する。前記給湯装置30
は、図5に示すように、給水路31から給水される水が
熱交換器32で加熱され給湯路33を介して出湯するよ
うに構成され、前記熱交換器32はバーナ33の燃焼に
より加熱されるように設けられ、前記バーナ33は点火
手段33aと火炎検知器33bを備え、前記バーナ33
の燃焼は、ガス供給路34からの燃料供給と燃焼ファン
35からの燃焼用空気の供給を受けて、燃焼制御部36
が前記燃料供給並びに燃焼用空気の供給を適切に制御す
ることで実行される。更に、前記給水路31には水量セ
ンサ37と給水サーミスタ38が設けられ、前記給湯路
33には給湯サーミスタ39と水量調整弁40、及び、
その出口に給湯栓41が設けられ、前記ガス供給路34
には給湯ガス電磁弁42、ガス流量調整弁43、元ガス
電磁弁44が設けられてある。
【0032】前記給湯装置30に応用される電磁弁作動
装置Sは前記給湯ガス電磁弁42、前記元ガス電磁弁4
4の作動制御用であり、且つ、夫々の開弁作動用に設け
られた電磁弁コイル42a、44aの断線故障診断用の
装置である。前記電磁弁作動装置Sの内、前記電磁弁作
動装置Sが作動制御の対象とする電磁弁に係わる電磁弁
コイル(前記電磁弁コイル42a、44aを含む)を除
く部分は前記燃焼制御部36に含まれている。
【0033】更に、前記給湯装置30は前記給湯装置3
0の作動状態、設定温度値等を表示する液晶表示部45
を備え、前記電磁弁作動装置Sが作動制御の対象とする
電磁弁に係わる電磁弁コイルの断線故障を判定した場
合、その結果を出力表示するのに使用される。
【0034】以下、前記給湯装置30を給湯作動させる
場合の各部の動作について説明する。前記給湯栓41を
開くと、水は前記給水路31、前記熱交換器32、前記
給湯路33を経て湯出口へと流れる。この時、前記水量
センサ37が水の流れを検知して、前記燃焼制御部36
はその検知出力を受けて、前記燃焼ファン35を回転さ
せ、前記点火手段33aを始動させ、スパークが始まる
と同時に、前記電磁弁作動装置Sは前記給湯ガス電磁弁
42、前記元ガス電磁弁44を開弁する。
【0035】前記電磁弁コイル42a、44aに断線故
障が無ければ、燃料ガスは前記ガス流量調整弁43で設
定される点火時の所定ガス量が前記バーナ33に供給さ
れ、前記バーナ33への点火が完了すると、前記火炎検
知器33bが火炎を検知して、スパークが停止する。前
記燃焼制御部36は前記水量センサ37と前記給水サー
ミスタ38により給水量と給水温を検出して設定湯温か
ら必要ガス量を演算し、前記ガス流量調整弁43の開度
と前記燃焼ファン35の回転数を設定する。その後、前
記給湯サーミスタ39により設定湯温になるように前記
ガス流量調整弁43の開度と前記燃焼ファン35の回転
数を制御しながら連続燃焼に入る。
【0036】一方、前記電磁弁コイル42a、44aの
何れかに断線故障がある場合、前記給湯ガス電磁弁4
2、前記元ガス電磁弁44の一方が開弁せず、前記バー
ナ33に所定ガス量が供給されず、結果として給湯が開
始されない不具合が顕在化する。このように不具合が顕
在化した場合に、前記電磁弁作動装置Sに断線故障判定
の開始指令23fを入力手段(図示せず)より送出し、
断線故障判定用の前記制御プログラムを実行させ、その
結果を前記液晶表示部45出力表示する。尚、前記電磁
弁作動装置Sの動作説明は上記したものと同じであるの
で割愛する。
【0037】(別実施形態)以下に他の実施形態を説明
する。
【0038】(1)上記の電磁弁作動装置の実施形態に
おいて、前記電流検知手段12と並列に、前記並列接続
点N2と前記ダイオードブリッジの負極出力端子11b
間に別途継電器接点を設けて電流迂回路を形成し、電磁
弁の通常作動時は、前記電流迂回路を形成して、前記電
磁弁コイル13a、13bに電磁弁作動に必要な電流量
を確保し、断線故障判定時は前記電流迂回路を非導通状
態にして、前記電磁弁コイル13a、13bに流れる電
流は全て前記電流検知手段12を経ることとして、前記
電流検知手段12でその電流を電磁弁作動に必要な電流
量を越えないように制限することで、前記電磁弁3a、
3bを開弁または閉弁作動させないようにしても構わな
い。
【0039】(2)上記の電磁弁作動装置の各部の実施
形態は上記のものに限定されない。前記電磁弁コイル1
3a、13bの個数は任意であり、上記実施形態に限定
されない。前記継電器制御部はマイクロコンピュータ以
外に論理回路で構成されても構わない。前記第1電源部
11及び前記第2電源部21の入出力電圧値、回路構成
は上記実施形態に限定されない。また、単一の電源装置
が前記第1電源部11及び前記第2電源部21を両方具
備しても構わない。前記電流検知手段12の具体的回路
構成は前記ホトカプラ12aを使用したもの以外の構成
でも構わない。例えば、前記発光ダイオード12bの代
わりに継電器コイルを用いて、前記ホトトランジスタ1
2cの代わりに継電器接点を用いても構わない。
【0040】(3)前記電磁弁コイル13a、13bは
相互に独立して閉弁作動用、開弁保持用、閉弁保持用
等、開弁作動用以外のものであっても構わない。また、
前記電磁弁コイル13a、13bは個々に単一のコイル
でなくとも、複数の電磁弁コイルが直列接続したもの
や、抵抗素子等が直列接続されたものでも構わない。
【0041】(4)前記給湯装置30の構成は上記実施
形態に限定されない。前記電磁弁作動装置が制御の対象
とする電磁弁は前記給湯ガス電磁弁42、前記元ガス電
磁弁44以外であっても構わない。また、本発明に係る
電磁弁作動装置は給湯装置以外の電磁弁を備えた装置に
応用するのも好ましい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の電磁弁作動装置に対して簡単な回路追加を施すだ
けで、前記電磁弁コイルの断線故障或いは前記継電器接
点の短絡故障を容易に判別でき、更に、前記電磁弁コイ
ルの断線故障箇所の特定が容易にできるようになり、ま
た、本発明による電磁弁作動装置を給湯装置に応用する
ことで、故障解析時間の短縮を図り、使用現場での補修
修理が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電磁弁作動装置の一実施形態にお
ける回路構成図
【図2】本発明に係る電磁弁作動装置の一実施形態にお
ける回路構成図
【図3】従来技術による電磁弁作動装置の回路構成図
【図4】断線故障判定時におけるタイミング図
【図5】本発明に係る給湯装置の概略構成図
【符号の説明】
1 電磁弁作動回路部 2 電磁弁制御回路部 11 第1電源部 12 電流検知手段 13a、13b 電磁弁コイル 14a、14b 継電器接点 15 電流検知信号 21 第2電源部 23 継電器制御部 23e 断線故障判定手段 24a、24b 継電器駆動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁弁作動用の第1電源部と、複数の電
    磁弁コイルと、前記第1電源部から前記電磁弁コイルに
    供給される電流の導通または遮断を各別に切り換える継
    電器接点とを有する電磁弁作動回路部を備え、且つ、電
    磁弁制御用の第2電源部と、前記第2電源部から電流を
    供給されて前記継電器接点の開閉動作を行う継電器駆動
    部と、前記第2電源部から前記継電器駆動部への電流供
    給を各別に制御する継電器制御部を有する電磁弁制御回
    路部を備えてなる電磁弁作動装置であって、 前記電磁弁作動回路部が前記第1電源部から前記電磁弁
    コイル各々に供給される電流を検知する単一の電流検知
    手段を備え、前記継電器制御部が前記電流検知手段の電
    流検知結果に応じて出力される電流検知信号に基づいて
    前記電磁弁コイル各々の断線故障を判定する断線故障判
    定手段を備えている電磁弁作動装置。
  2. 【請求項2】 前記断線故障判定手段は、所定の指令信
    号に応じて、前記第2電源部から前記各継電器駆動部へ
    の電流供給を時間を異ならせて逐次許容する故障診断シ
    ーケンスを開始するように構成されており、前記電流供
    給期間が、前記電磁弁コイルを有する電磁弁が機能する
    のに必要な時間より短い請求項1に記載の電磁弁作動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記断線故障判定手段は、所定の指令信
    号に応じて、前記第2電源部から前記継電器駆動部への
    電流供給を時間を異ならせて逐次許容する故障診断シー
    ケンスを開始するように構成されており、前記電流供給
    期間に前記第1電源部から前記電磁弁コイルに供給され
    る電流値が、前記電磁弁コイルを有する電磁弁が機能す
    るのに必要な最小電流値より小さい請求項1または2に
    記載の電磁弁作動装置。
  4. 【請求項4】 複数の電磁弁を具備する給湯器であっ
    て、 請求項1、2、または、3に記載の電磁弁作動装置と、
    前記電磁弁作動装置の前記断線故障判定手段の判定結果
    を出力する出力手段とを備え、前記電磁弁作動装置の前
    記電磁弁コイルが前記複数の電磁弁の一部または全部に
    各別に作用するように構成されている給湯装置。
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