JPH10119206A - ポリエチレン系多層フィルム - Google Patents

ポリエチレン系多層フィルム

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JPH10119206A
JPH10119206A JP8281096A JP28109696A JPH10119206A JP H10119206 A JPH10119206 A JP H10119206A JP 8281096 A JP8281096 A JP 8281096A JP 28109696 A JP28109696 A JP 28109696A JP H10119206 A JPH10119206 A JP H10119206A
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JP
Japan
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polyethylene
density
layer
ethylene
multilayer film
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JP8281096A
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English (en)
Inventor
Naoshi Hamada
田 直 士 浜
Sada Hirakawa
川 必 平
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】本発明のポリエチレン系多層フィルムは、
内層と1層以上の中間層と外層とからなる3層以上の多
層フィルムであり、内層は、特定の密度とMFRを有する
高圧法低密度ポリエチレン(A)および/または直鎖状低
密度ポリエチレン(B)で形成されており、中間層のう
ち、少なくとも内層に隣接する中間層は、エチレンと炭素原
子数3〜20のα-オレフィンとをメタロセン系オレフィン重合用触媒の存
在下で共重合して得られた特定の密度とMFRを有する低
密度エチレン・α-オレフィン共重合体(C)で形成されて
おり、外層は、特定の密度とMFRを有するポリエチレン
(D)で形成されており、内層と中間層全体と外層との層
の厚みの比が1/1.5〜10/1〜10であることを特徴とし
ている。 【効果】上記ポリエチレン系多層フィルムは、耐ブロッ
キング性および低温ヒートシール性に優れるとともに、
透明性に優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ポリエチレン系多層フィ
ルムに関し、さらに詳しくは、多層フィルム用シーラン
ト基材、各種多層フィルム包装材などの用途に好適に用
いられるポリエチレン系多層フィルムに関する。
【0002】
【発明の技術的背景】単層のプラスチックフィルムは、
種々の長所を有している反面、シール適性、防湿性、ガ
スバリヤー性、耐熱性、耐寒性、印刷適性などの性能を
含めた総合適性で必ずしも満足のいくものでなかった。
その改良方法として、2種以上の単一材料を積層するこ
とが行なわれている。このような積層により得られた多
層フィルムは、食品、洗剤、医薬品等の包装フィルムと
して広く用いられている。
【0003】多層フィルムの一例として、ポリエチレン
系多層フィルムがある。たとえば特公平6−10237
5号公報には、低温ヒートシール性、シール安定性に優
れ、かつ良好な剛性、滑性、抗ブロッキング性を有する
ポリエチレン系多層フィルムとして、(A)密度0.8
90〜0.910g/cm3 のエチレンと炭素原子数4
〜20のα- オレフィンとの共重合体層(シール層)
と、(B)密度0.915〜0.960g/cm3 のエ
チレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとの共重
合体層とを、(C)密度0.900〜0.940g/c
3 の高圧法ポリエチレンおよび/またはエチレンと炭
素原子数3〜20のα- オレフィンとの共重合体からな
る層を介して積層したポリエチレン系多層フィルムが記
載されている。
【0004】しかしながら、密度が0.905g/cm
3 以下のエチレン・α- オレフィン共重合体を内層(シ
ール層)形成に用いると、耐ブロッキング性が低下し、
また耐ブロッキング性を向上させるために、このエチレ
ン・α- オレフィン共重合体にアンチブロッキング剤を
多量に添加すると、内層は白濁して透明性が悪くなると
いう問題がある。
【0005】したがって、耐ブロッキング性および低温
ヒートシール性に優れるとともに、透明性にも優れたポ
リエチレン系多層フィルムの出現が望まれている。
【0006】
【発明の目的】本発明は、上記のような従来技術に伴う
問題を解決しようとするものであって、耐ブロッキング
性および低温ヒートシール性に優れるとともに、透明性
にも優れたポリエチレン系多層フィルムを提供すること
を目的としている。
【0007】
【発明の概要】本発明に係るポリエチレン系多層フィル
ムは、内層と1層以上の中間層と外層とからなる3層以
上の多層フィルムであり、該内層は、密度が0.911
〜0.925g/cm3 の範囲にあり、メルトフローレ
ート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が1.5〜1
0g/10分の範囲にある高圧法低密度ポリエチレン
(A)および/または直鎖状低密度ポリエチレン(B)
で形成されており、該中間層のうち、少なくとも内層に
隣接する中間層は、エチレンと炭素原子数3〜20のα
- オレフィンとをメタロセン系オレフィン重合用触媒の
存在下で共重合して得られたエチレン・α- オレフィン
共重合体であって、密度が0.860〜0.905g/
cm3 の範囲にあり、メルトフローレート(ASTM D 123
8,190℃、荷重2.16kg)が1.5〜15g/10分の範
囲にある低密度エチレン・α- オレフィン共重合体
(C)で形成されており、該外層は、密度が0.911
〜0.970g/cm3 の範囲にあり、メルトフローレ
ート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg)が1.5〜1
0g/10分の範囲にあるポリエチレン(D)で形成さ
れており、内層と中間層全体と外層との層の厚みの比
が、1/1.5〜10/1〜10であることを特徴とし
ている。
【0008】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るポリエチレン
系多層フィルムについて具体的に説明する。本発明に係
るポリエチレン系多層フィルムは、内層と1層以上の中
間層と外層とからなる3層以上の多層フィルムである。
【0009】内 層 本発明に係るポリエチレン系多層フィルムの内層は、高
圧法低密度ポリエチレン(A)および/または直鎖状低
密度ポリエチレン(B)で形成されている。
【0010】[高圧法低密度ポリエチレン(A)]本発
明で用いられる高圧法低密度ポリエチレン(A)は、エ
チレンをラジカル重合触媒の存在下、高圧の下で製造し
たポリエチレンであって、必要に応じ他のビニルモノマ
ーを少量共重合してあってもよい。
【0011】本発明で用いられる高圧法低密度ポリエチ
レン(A)は、密度(ASTM D 1505)が0.911〜
0.925g/cm3 、好ましくは0.911〜0.9
20g/cm3 、さらに好ましくは0.911〜0.9
15g/cm3 の範囲にある。密度が上記範囲にある高
圧法低密度ポリエチレン(A)を用いると、耐ブロッキ
ング性および低温ヒートシール性に優れたポリエチレン
系多層フィルムを得ることができる。また、この高圧法
低密度ポリエチレン(A)にアンチブロッキング剤を少
量添加すれば、透明性が良好で、より耐ブロッキング性
に優れたポリエチレン系多層フィルムを得ることができ
る。
【0012】なお、密度は、190℃における2.16
kg荷重でのメルトフローレート(MFR)測定時に得
られるストランドを120℃で1時間熱処理し、1時間
かけて室温まで徐冷したのち、密度勾配管で測定する。
【0013】また、この高圧法低密度ポリエチレン
(A)のメルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,1
90℃、荷重2.16kg)は、1.5〜10g/10分、好ま
しくは2.0〜5.0g/10分の範囲にある。メルト
フローレートが上記範囲にある高圧法低密度ポリエチレ
ン(A)を用いると、成形時のネックインが減少し、フ
ィルムの耳部分のロスが低減する。また、高速成形が可
能となる。
【0014】[直鎖状低密度ポリエチレン(B)]本発
明で用いられる直鎖状低密度ポリエチレン(B)は、エ
チレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重
合することにより得られる。
【0015】エチレンとの共重合に用いられる炭素原子
数3〜20のα- オレフィンとしては、具体的には、プ
ロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチ
ル-1- ペンテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセンな
どが挙げられる。これらの中では、炭素原子数4〜10
のα- オレフィン、特に炭素原子数4〜8のα- オレフ
ィンが好ましい。
【0016】上記のようなα- オレフィンは、単独で、
または2種以上組合わせて用いることができる。本発明
で用いられる直鎖状低密度ポリエチレン(B)は、エチ
レンから導かれる構成単位が50重量%以上100重量
%未満、好ましくは75〜99重量%、さらに好ましく
は80〜95重量%、特に好ましくは85〜95重量%
の量で存在し、炭素原子数3〜20のα- オレフィンか
ら導かれる構成単位が50重量%以下、好ましくは1〜
25重量%、さらに好ましくは5〜20重量%、特に好
ましくは5〜15重量%の量で存在することが望まし
い。
【0017】直鎖状低密度ポリエチレン(B)の組成
は、通常10mmφの試料管中で約200mgのポリエ
チレンを1mlのヘキサクロロブタジエンに均一に溶解
させた試料の13C−NMRスペクトルを、測定温度12
0℃、測定周波数25.05MHz、スペクトル幅15
00Hz、パルス繰返し時間4.2sec.、パルス幅6μ
sec.の測定条件下で測定して決定される。
【0018】本発明で用いられる直鎖状低密度ポリエチ
レン(B)は、密度が0.911〜0.925g/cm
3 、好ましくは0.911〜0.920g/cm3 、さ
らに好ましくは0.911〜0.915g/cm3 の範
囲にある。密度が上記範囲にある直鎖状低密度ポリエチ
レン(B)を用いると、耐ブロッキング性および低温ヒ
ートシール性に優れたポリエチレン系多層フィルムを得
ることができる。また、この直鎖状低密度ポリエチレン
(B)にアンチブロッキング剤を少量添加すれば、透明
性を保ちつつ、より耐ブロッキング性に優れたポリエチ
レン系多層フィルムを得ることができる。
【0019】なお、密度は、前述した方法と同様の方法
で測定される。また、この直鎖状低密度ポリエチレン
(B)のメルトフローレート(MFR;ASTM D 1238,1
90℃、荷重2.16kg)は、1.5〜10g/10分、好ま
しくは1.5〜8.0g/10分の範囲にある。メルト
フローレートが上記範囲にある直鎖状低密度ポリエチレ
ン(B)を用いると、透明性、強度に優れたフィルムが
得られる。
【0020】上記のような直鎖状低密度ポリエチレン
(B)は、従来公知の方法により、たとえばチーグラー
触媒を用い、中低圧下で製造することができる。 [その他の成分]上記高圧法低密度ポリエチレン(A)
および/または直鎖状低密度ポリエチレン(B)中に、
必要に応じて、従来公知のアンチブロッキング剤、防曇
剤、静電防止剤、酸化防止剤、耐候安定剤、熱安定剤、
滑剤などの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で
配合することができる。
【0021】上記アンチブロッキング剤としては、具体
的には、天然シリカ、合成シリカ、ゼオライト、非晶質
ゼオライト、ケイソウ土、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメタクリル酸エステルなどが挙げられる。中でも、ゼ
オライト、非晶質ゼオライト、天然シリカ、合成シリカ
が好ましく用いられる。
【0022】上記のようなアンチブロッキング剤は、高
圧法低密度ポリエチレン(A)もしくは直鎖状低密度ポ
リエチレン(B)100重量部、または両成分の合計量
100重量部に対して、通常0.01〜10重量部、好
ましくは0.01〜8重量部、さらに好ましくは0.0
1〜5重量部の割合で用いられる。
【0023】中間層 本発明に係るポリエチレン系多層フィルムの中間層のう
ち、少なくとも上記内層に隣接する中間層は、メタロセ
ン系オレフィン重合用触媒を用いて調製された低密度エ
チレン・α- オレフィン共重合体(C)で形成されてい
る。
【0024】[低密度エチレン・α- オレフィン共重合
体(C)]本発明で用いられる低密度エチレン・α- オ
レフィン共重合体(C)は、メタロセン系オレフィン重
合用触媒の存在下で、エチレンと炭素原子数3〜20の
α- オレフィンとを共重合して得られる直鎖状の低密度
エチレン・α- オレフィン共重合体(C1)または長鎖分岐
型の低密度エチレン・α- オレフィンランダム共重合体
(C2)である。また、低密度エチレン・α- オレフィン共
重合体(C)として直鎖状低密度エチレン・α- オレフ
ィン共重合体(C1)と長鎖分岐型低密度エチレン・α- オ
レフィンランダム共重合体(C2)とを組合わせて用いるこ
とができる。
【0025】エチレンとの共重合に用いられる炭素原子
数3〜20のα- オレフィンとしては、具体的には、プ
ロピレン、1-ブテン、1-ペンテン、1-ヘキセン、4-メチ
ル-1- ペンテン、1-オクテン、1-デセン、1-ドデセンな
どが挙げられる。これらの中では、炭素原子数3〜10
のα- オレフィン、特に炭素原子数4〜8のα- オレフ
ィンが好ましい。
【0026】上記のようなα- オレフィンは、単独で、
または2種以上組合わせて用いることができる。本発明
で用いられる低密度エチレン・α- オレフィン共重合体
(C)は、エチレンから導かれる構成単位が50重量%
以上100重量%未満、好ましくは75〜99重量%、
さらに好ましくは75〜95重量%、特に好ましくは8
3〜95重量%の量で存在し、炭素原子数3〜20のα
- オレフィンから導かれる構成単位が50重量%以下、
好ましくは1〜25重量%、さらに好ましくは5〜25
重量%、特に好ましくは5〜17重量%の量で存在する
ことが望ましい。
【0027】本発明で用いられる低密度エチレン・α-
オレフィン共重合体(C)は、密度が0.860〜0.
905g/cm3 、好ましくは0.880〜0.905
g/cm3 、さらに好ましくは0.885〜0.901
g/cm3 の範囲にある。密度が上記範囲にある低密度
エチレン・α- オレフィン共重合体(C)で内層に隣接
する中間層を形成すると、シール時の密封性が向上す
る。
【0028】なお、密度は、前記した方法と同様の方法
で測定される。また、この低密度エチレン・α- オレフ
ィン共重合体(C)のメルトフローレート(MFR;AS
TM D 1238,190℃、荷重2.16kg)は、0.5〜10g/
10分、好ましくは1.0〜8.0g/10分の範囲に
ある。メルトフローレートが上記範囲にある低密度エチ
レン・α- オレフィン共重合体(C)を用いると、低温
ヒートシール性に優れ、高速製袋性に優れるフィルムが
得られる。
【0029】上記のような低密度エチレン・α- オレフ
ィン共重合体(C)のうち、直鎖状の低密度エチレン・
α- オレフィン共重合体(C1)は、たとえば特開平6−9
724号公報、特開平6−136195号公報、特開平
6−136196号公報、特開平6−207057号公
報等に記載されているメタロセン触媒成分を含む、いわ
ゆるメタロセン系オレフィン重合用触媒の存在下に、エ
チレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとを共重
合させることによって製造することができる。
【0030】このようなメタロセン系触媒は、通常、シ
クロペンタジエニル骨格を有する配位子を少なくとも1
個有する周期律表第IVB族の遷移金属化合物からなるメ
タロセン触媒成分(a1)、有機アルミニウムオキシ化
合物触媒成分(b)、微粒子状担体(c)、および必要
に応じて有機アルミニウム化合物触媒成分(d)、イオ
ン化イオン性化合物触媒成分(e)から形成される。
【0031】本発明で好ましく用いられるメタロセン触
媒成分(a1)としては、シクロペンタジエニル骨格を
有する配位子を少なくとも1個有する周期律表第IVB族
の遷移金属化合物がある。このような遷移金属化合物と
しては、たとえば下記の一般式[I]で示される遷移金
属化合物が挙げられる。
【0032】ML1 x ・・・ [I] 式中、xは、遷移金属原子Mの原子価である。Mは、周
期律表第IVB族から選ばれる遷移金属原子であり、具体
的には、ジルコニウム、チタン、ハフニウムである。中
でも、ジルコニウムが好ましい。
【0033】L1 は、遷移金属原子Mに配位する配位子
であり、これらのうち、少なくとも1個の配位子L1
は、シクロペンタジエニル骨格を有する配位子である。
上記のような遷移金属原子Mに配位するシクロペンタジ
エニル骨格を有する配位子L1 としては、具体的には、
シクロペンタジエニル基等のアルキル置換シクロペンタ
ジエニル基、あるいはインデニル基、4,5,6,7-テトラヒ
ドロインデニル基、フルオレニル基などが挙げられる。
これらの基は、ハロゲン原子、トリアルキルシリル基な
どで置換されていてもよい。
【0034】上記一般式[I]で表わされる化合物がシ
クロペンタジエニル骨格を有する基を2個以上含む場合
には、そのうち2個のシクロペンタジエニル骨格を有す
る基同士は、エチレン、プロピレン等のアルキレン基、
シリレン基またはジメチルシリレン基、ジフェニルシリ
レン基、メチルフェニルシリレン基等の置換シリレン基
などを介して結合されていてもよい。
【0035】有機アルミニウムオキシ化合物触媒成分
(b)としては、アルミノオキサンが好ましく用いられ
る。具体的には、式 −Al(R)O− [ただし、Rはアルキル基である] で表わされる繰り返し単位が通常3〜50程度のメチル
アルミノオキサン、エチルアルミノオキサン、メチルエ
チルアルミノオキサン等が用いられる。
【0036】オレフィン重合用触媒の調製で用いられる
微粒子状担体(c)は、無機あるいは有機の化合物であ
って、粒径が通常10〜300μm程度であり、好まし
くは20〜200μmの顆粒状ないし微粒子状の固体で
ある。
【0037】無機担体としては多孔質酸化物が好まし
く、具体的にはSiO2、Al23 、MgO、Zr
2、TiO2 等を例示することができる。オレフィン
重合用触媒の調製において必要に応じて用いられる有機
アルミニウム化合物触媒成分(d)としては、具体的に
は、トリメチルアルミニウム等のトリアルキルアルミニ
ウム、ジメチルアルミニウムクロリド等のジアルキルア
ルミニウムハライド、メチルアルミニウムセスキクロリ
ド等のアルキルアルミニウムセスキハライドなどを例示
することができる。
【0038】イオン化イオン性化合物触媒成分(e)と
しては、たとえばUSP−5,321,106号公報に
記載されたトリフェニルボロン、MgCl2、Al
23、SiO2−Al23 等のルイス酸;トリフェニル
カルベニウムテトラキス(ペンタフルオロフェニル)ボ
レート等のイオン性化合物;ドデカボラン、ビスn-ブチ
ルアンモニウム(1-カルベドデカ)ボレート等のカルボ
ラン化合物が挙げられる。
【0039】本発明で用いられる直鎖状の低密度エチレ
ン・α- オレフィン共重合体(C1)は、上記のようなオレ
フィン重合用触媒の存在下に、気相、またはスラリー状
あるいは溶液状の液相で種々の条件で、エチレンと炭素
原子数3〜20のα- オレフィンとを共重合させること
により得ることができる。
【0040】また、本発明で用いられる長鎖分岐型のエ
チレン・α- オレフィンランダム共重合体(C2)は、特定
のメタロセン化合物を含むメタロセン系オレフィン重合
用触媒の存在下に、エチレンと炭素原子数3〜20のα
- オレフィンとをランダム共重合させることによって調
製することができる。
【0041】ここで用いられるメタロセン系オレフィン
重合用触媒は、メタロセン触媒成分を含有すること以外
は特に限定されず、たとえば下記のようなメタロセン触
媒成分(a2)と、上記有機アルミニウムオキシ化合物
触媒成分(b)および/またはイオン化イオン性化合物
触媒成分(e)とから形成されてもよい。また、メタロ
セン触媒成分(a2)と、有機アルミニウムオキシ化合
物(b)および/またはイオン化イオン性化合物触媒成
分(e)とともに上記有機アルミニウム化合物触媒成分
(d)とから形成されてもよい。
【0042】上記メタロセン触媒成分(a2)として
は、たとえば下記の一般式[II]で示される化合物が挙
げられる。
【0043】
【化1】
【0044】式中、Mは、周期律表第IVB族の遷移金属
原子であり、具体的には、チタニウム、ジルコニウム、
ハフニウムであり、特に好ましくはジルコニウムであ
る。R1 は、炭素原子数1〜6の炭化水素基である。
【0045】R2 、R4 、R5 、R6 は、それぞれ同一
または相異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子
またはR1 と同様の炭素原子数1〜6の炭化水素基であ
る。R3 は、炭素原子数6〜16のアリール基である。
このアリール基は、ハロゲン原子、炭素原子数1〜20
の炭化水素基、有機シリル基で置換されていてもよい。
【0046】X1 およびX2 は、水素原子、ハロゲン原
子、炭素原子数1〜20の炭化水素基、酸素含有基また
はイオウ含有基である。Yは、炭素原子数1〜20の2
価の炭化水素基、炭素原子数1〜20の2価のハロゲン
化炭化水素基、2価のケイ素含有基、2価のゲルマニウ
ム含有基等である。
【0047】このようなメタロセン化合物は、Journal
of Organometallic Chem.288(1985)、第63〜67頁、ヨー
ロッパ特許出願公開第0,320,762 号明細書に準じて製造
することができる。
【0048】上記文献に記載されている製造方法により
得られたエチレン・α- オレフィンランダム共重合体(C
2)は、分子量分布および組成分布が狭く、長鎖分岐を持
つため溶融張力が大きいという特徴を有している。
【0049】[その他の成分]上記低密度エチレン・α
- オレフィン共重合体(C)中に、必要に応じて、従来
公知のアンチブロッキング剤、防曇剤、静電防止剤、酸
化防止剤、耐候安定剤、熱安定剤、滑剤などの添加剤
を、本発明の目的を損なわない範囲で配合することがで
きる。
【0050】上記アンチブロッキング剤の具体例および
配合量は、既に上述したアンチブロッキング剤の具体
例、配合量と同様である。なお中間層が2層以上ある場
合、上記内層に隣接する中間層以外の中間層は、高圧法
低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレンなどの
透明性に優れた樹脂で、本発明の目的を損なわない範囲
内で、形成することができる。
【0051】外 層 本発明に係るポリエチレン系多層フィルムの外層は、ポ
リエチレン(D)で形成されている。
【0052】本発明で用いられるポリエチレン(D)と
しては、たとえば低密度、中密度および高密度のエチレ
ン単独重合体、低密度、中密度および高密度のエチレン
・α- オレフィン共重合体(上記高圧法低密度ポリエチ
レン(A)を含む)、直鎖状低密度ポリエチレン(上記
直鎖状低密度ポリエチレン(B)を含む)などが挙げら
れる。これらのポリエチレンは、単独で、または2種以
上組み合わせて用いることができる。
【0053】本発明で用いられるポリエチレン(D)
は、密度が0.911〜0.970g/cm3 、好まし
くは0.911〜0.930g/cm3 、さらに好まし
くは0.911〜0.925g/cm3 の範囲にある。
密度が上記範囲にあるポリエチレン(D)を用いると、
剛性に優れたポリエチレン系多層フィルムを得ることが
できる。
【0054】なおポリエチレン(D)の密度は、前記し
た方法と同様の方法で測定される。また、このポリエチ
レン(D)のメルトフローレート(MFR;ASTM D 123
8,190℃、荷重2.16kg)は、0.01〜10g/10
分、好ましくは0.01〜6g/10分の範囲にある。
メルトフローレートが上記範囲にあるポリエチレン
(D)を用いると、成形時のネックイン、高速成形性に
優れるフィルムが得られる。
【0055】上記のような特性を有するポリエチレン
(D)は、従来公知のポリエチレン製造方法により調製
することができる。 [その他の成分]上記ポリエチレン(D)中に、必要に
応じて、従来公知のアンチブロッキング剤、防曇剤、静
電防止剤、酸化防止剤、耐候安定剤、熱安定剤、滑剤な
どの添加剤を、本発明の目的を損なわない範囲で配合す
ることができる。
【0056】上記アンチブロッキング剤の具体例は、既
に上述した通りである。上記のようなアンチブロッキン
グ剤は、ポリエチレン(D)100重量部に対して、通
常0.1〜20重量部、好ましくは1〜20重量部、さ
らに好ましくは5〜20重量部の割合で用いられる。
【0057】多層フィルム 本発明に係るポリエチレン系多層フィルムにおいては、
内層、中間層全体および外層の各層の厚みの比(内層/
中間層全体/外層)は、1/1.5〜10/1〜10、
好ましくは1/1.5〜10/1〜5である。
【0058】また、このポリエチレン系多層フィルムの
各層の厚みは、その具体的用途により異なるが、内層の
厚みが通常1〜20μm、好ましくは1〜10μm、さ
らに好ましくは1〜5μmの範囲にあり、中間層全体の
厚みが通常1.5〜50μm、好ましくは1.5〜30
μm、さらに好ましくは5〜30μmの範囲にあり、外
層の厚みが通常1〜50μm、好ましくは1〜30μ
m、さらに好ましくは3〜30μmの範囲にあり、か
つ、これらの層全体の厚みが通常5〜100μm、好ま
しくは10〜60μm、さらに好ましくは20〜60μ
mの範囲にある。
【0059】たとえば3層以上の多層フィルム全体の厚
みが30μmである場合、内層/中間層全体/外層の厚
さの例としては、5μm/10μm/15μmあるいは
5μm/15μm/10μmまたは3μm/24μm/
3μmという組合せ例が挙げられる。
【0060】本発明に係るポリエチレン系多層フィルム
は、内層をシール層として100℃でヒートシールする
ことができる。多層フィルムの調製 本発明に係るポリエチレン系多層フィルムは、各層で使
用するポリエチレン系樹脂および必要に応じて上述した
添加剤等の成分をそれぞれ混合し、次いで、水冷式ある
いは空冷式共押出インフレーション法、またはキャスト
法により、内層、中間層および外層を積層することによ
って調製することができる。
【0061】上記のような本発明に係るポリエチレン系
多層フィルムは、多層フィルム用シーラント基材、各種
多層フィルム包装材などの用途に用いることができる。
この多層フィルムの使用に際しては、内層がシール面と
して利用される。
【0062】本発明に係るポリエチレン系多層フィルム
を多層フィルム用シーラント基材として用いる場合、外
層表面に接着剤を塗布し、他のフィルムと圧着して積層
する。この積層方法は、いわゆるドライラミネート法と
称されている方法である。上記「他のフィルム」として
は、たとえばポリアミド、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリブチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポ
リ塩化ビニル、ポリスチレンなどのプラスチックフィル
ムやアルミ箔、紙などが挙げられる。
【0063】
【発明の効果】本発明に係るポリエチレン系多層フィル
ムは、耐ブロッキング性に優れるとともに、透明性に優
れている。また本発明に係るポリエチレン系多層フィル
ムは、低温ヒートシール性に優れており、内層をシール
層として100℃でヒートシールすることができる。
【0064】したがって、上記のような効果を有する、
本発明に係るポリエチレン系多層フィルムは、多層フィ
ルム用シーラント基材、各種多層フィルム包装材などの
用途に好適である。
【0065】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明するが、本
発明は、これら実施例により限定されるものではない。
【0066】なお、実施例、比較例で得られた多層フィ
ルムについて、低温ヒートシール性(完全シール温
度)、透明性(ヘイズ)、表面光沢性(グロス)および
耐ブロッキング性(ブロッキング強度)の試験を、次の
方法に従って行なった。 <試験方法> (1)低温ヒートシール性(完全シール温度) JIS Z 1707に準拠して、ヒートシール温度を変
えて剥離試験を行なった。この試験において、ヒートシ
ール部で破断する最も低いヒートシール温度を完全シー
ル温度とした。 (2)透明性(ヘイズ) フィルムの透明性の指標となるヘイズは、ASTM D
1003に準拠して測定した。 (3)表面光沢性(グロス) フィルムの表面光沢性の指標となるグロスは、ASTM
D 523に準じて測定した。 (4)耐ブロッキング性(ブロッキング強度) ASTM D 1893−67に準じてブロッキング強度
を以下の要領で測定した。
【0067】50℃の恒温室で、長さ150mm×幅2
00mmの試験片2枚を重ね合わせ、その上から10k
g/cm2 の荷重をかけて1日放置した後、除圧し、引
き離し棒を持つ治具をセットしたクロスヘッド移動速度
一定型引張り試験機(インストロン社製)を用いて、M
D方向に200mm/分でブロッキングした試験片を引
き離した。引き離すのに要した力からフィルムの自重を
引いた値(g)を試験片の幅(cm)で除した値をブロ
ッキング強度(gf/cm)とした。なお、実施例、比
較例で用いた樹脂および添加剤は、次の通りである。直鎖状低密度ポリエチレン(B) (1)直鎖状エチレン・4-メチル-1- ペンテン共重合体
(B−1) ・製造の際に使用した触媒:チーグラー系オレフィン重
合用触媒 ・エチレン含量:90重量% ・密度:0.921g/cm3 ・MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg):2.0
g/10分 (2)直鎖状エチレン・4-メチル-1- ペンテン共重合体
(B−2) ・製造の際に使用した触媒:チーグラー系オレフィン重
合用触媒 ・エチレン含量:87重量% ・密度:0.915g/cm3 ・MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg):2.0
g/10分低密度エチレン・α- オレフィン共重合体(C) (1)低密度エチレン・1-オクテン共重合体(C−1) ・製造の際に使用した触媒:メタロセン系オレフィン重
合用触媒 ・エチレン含量:80重量% ・密度:0.895g/cm3 ・MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg):4.0
g/10分ポリエチレン(D) (1)直鎖状エチレン・1-ヘキセン共重合体(D−1) ・製造の際に使用した触媒:メタロセン系オレフィン重
合用触媒 ・エチレン含量:93重量% ・密度:0.928g/cm3 ・MFR(ASTM D 1238,190℃、荷重2.16kg):1.8
g/10分アンチブロッキング剤 (1)天然シリカと直鎖状エチレン・4-メチル-1- ペン
テン共重合体(B−1)との90:10重量比の混合物
(AB−10)スリップ剤 (1)エルカ酸アミドと直鎖状エチレン・4-メチル-1-
ペンテン共重合体(B−1)との97:3重量比の混合
物(SQ−3)
【0068】
【実施例1〜6および比較例1〜9】内層(シール層)
形成用樹脂として上記直鎖状エチレン・4ーメチル-1- ペ
ンテン共重合体(B−1)、中間層形成用樹脂として上
記低密度エチレン・1-オクテン共重合体(C−1)、外
層形成用樹脂として上記の直鎖状エチレン・1-ヘキセン
共重合体(D−1)を用いて、第1表に示す層構成から
なる3層フィルムを水冷式インフレーション成形法によ
り下記の条件で成形した。 [水冷式インフレーション成形条件] 成形機 : プラコー社製水冷式3層機 ダイ口径 : 150mmφ リップ幅 : 2.5mm 成形温度 : 160℃ 折幅 : 220mm 冷却水温度 : 25℃ サイジング高さ : 350mm 上記のようにして得られたフィルムの物性を第1表に示
す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内層と1層以上の中間層と外層とからなる
    3層以上の多層フィルムであり、 該内層は、 密度が0.911〜0.925g/cm3 の範囲にあ
    り、メルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.
    16kg)が1.5〜10g/10分の範囲にある高圧法低
    密度ポリエチレン(A)および/または直鎖状低密度ポ
    リエチレン(B)で形成されており、 該中間層のうち、少なくとも内層に隣接する中間層は、 エチレンと炭素原子数3〜20のα- オレフィンとをメ
    タロセン系オレフィン重合用触媒の存在下で共重合して
    得られたエチレン・α- オレフィン共重合体であって、
    密度が0.860〜0.905g/cm3 の範囲にあ
    り、メルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.
    16kg)が1.5〜15g/10分の範囲にある低密度エ
    チレン・α- オレフィン共重合体(C)で形成されてお
    り、 該外層は、 密度が0.911〜0.970g/cm3 の範囲にあ
    り、メルトフローレート(ASTM D 1238,190℃、荷重2.
    16kg)が1.5〜10g/10分の範囲にあるポリエチ
    レン(D)で形成されており、 内層と中間層全体と外層との層の厚みの比が、1/1.
    5〜10/1〜10であることを特徴とするポリエチレ
    ン系多層フィルム。
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