JP3471408B2 - 防曇フィルム - Google Patents

防曇フィルム

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JP3471408B2 JP05374394A JP5374394A JP3471408B2 JP 3471408 B2 JP3471408 B2 JP 3471408B2 JP 05374394 A JP05374394 A JP 05374394A JP 5374394 A JP5374394 A JP 5374394A JP 3471408 B2 JP3471408 B2 JP 3471408B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防曇フィルムに関し、さ
らに詳しくは、防曇性に優れているとともに良好な充填
機械適性を有し、特に食品包装に好適に利用可能な防曇
フィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、畜肉加工品、野菜加工品、生野菜
などは、透明フィルムで包装され、冷蔵ショーケースあ
るいは冷凍ショーケース内に低温状態で陳列されて販売
されている。
【0003】しかし、上記包装体を低温状態にすると、
飽和水蒸気量が減少するため、食品表面の水分や食品内
部に含まれる水分が、透明フィルムの内面に水滴として
付着し、透明フィルムに曇りが生じて内容物の視認が困
難になるという問題がある。
【0004】そこで、透明フィルムの曇りを防止するた
め防曇フィルムが用いられるに至っている。この防曇フ
ィルムとしては、従来、例えばエチレン−酢酸ビニル共
重合体、高圧法低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどの樹脂に界面活性剤を練り
混んでフィルム状に成形したものが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の防曇フィルムは、低温シール性、ホットタック
性、シール強度などの充填機械適性が必ずしも充分では
ないという問題があり、したがって、優れた防曇性とと
もに充分な充填機械適性を有する防曇フィルムは未だ得
られていない。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は優れた防曇性および良好な充填
機械適性を兼ね備えた防曇フィルムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の防曇フィルムは、シングルサイト触媒を用
いて重合したエチレン−α- オレフィン共重合体に一種
以上の界面活性剤を添加してなる防曇フィルム組成物を
成膜した構成としてあり、好ましくは、シングルサイト
触媒を用いて重合したエチレン−α- オレフィン共重合
100重量%に対する界面活性剤の添加率が0.05〜
5重量%である構成としてある。
【0008】また、本発明の防曇フィルムは、必要に応
じ、上記防曇フィルムと基材フィルムとを積層した構成
としてある。さらに、本発明の防曇フィルムは、必要に
応じ、シングルサイト触媒を用いて重合したエチレン−
α- オレフィン共重合体に一種以上の界面活性剤を添加
してなる防曇フィルム層と基材フィルム層とを押出サン
ドラミネートした構成としてあり、好ましくはシングル
サイト触媒を用いて重合したエチレン−α- オレフィン
共重合体100重量%に対する界面活性剤の添加率が
0.05〜5重量%である構成としてある。
【0009】
【作用】本発明の防曇フィルムにおいては、シングルサ
イト触媒を用いて重合したエチレン−α- オレフィン共
重合体を用いた構成としてあり、このシングルサイト触
媒を用いて重合したエチレン−α- オレフィン共重合体
は、透明性が高く、低分子量物の含有量が非常に少な
く、結晶度の高い高密度ポリエチレン鎖の含有量が少な
いことから防曇性に優れている。
【0010】また、シングルサイト触媒を用いて重合し
たエチレン−α- オレフィン共重合体は、従来のチーグ
ラー・ナッタ触媒を用いて重合したエチレン−α- オレ
フィン共重合体に比べて低温シール性、ホットタック
性、シール強度に優れている。
【0011】したがって、このような利点を有するシン
グルサイト触媒を用いて重合したエチレン−α- オレフ
ィン共重合体を用いた本発明の防曇フィルムは優れた防
曇性および良好な充填機械適性を兼ね備えている。
【0012】ここで、シングルサイト触媒(メタロセン
触媒、いわゆるカミンスキー触媒を含む)は、活性点が
均一(シングルサイト)であるという特徴を有してい
る。このシングルサイト触媒は、メタロセン系遷移金属
化合物と有機アルミニウム化合物とからなる触媒であ
り、無機物に担持されて使用されることもある。
【0013】ここで、メタロセン系遷移金属化合物とし
ては、例えば、IVB族から選ばれる遷移金属、すなわち
チタニウム(Ti)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウ
ム(Hf)に、シクロペンタジエニル基、置換シクロペ
ンタジエニル基、インデニル基、置換インデニル基、テ
トラヒドロインデニル基、置換テトラヒドロインデニル
基、フルオニル基または置換フルオニル基が1乃至2結
合しているか、あるいは、これらのうちの二つの基が共
有結合で架橋したものが結合しており、他に水素原子、
酸素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ基、
アリール基、アセチルアセトナート基、カルボニル基、
窒素分子、酸素分子、ルイス塩基、ケイ素原子を含む置
換基、不飽和炭化水素などの配位子を有するものが挙げ
られる。
【0014】また、有機アルミニウム化合物としては、
アルキルアルミニウム、または鎖状あるいは環状アルミ
ノキサンなどが挙げられる。ここで、アルキルアルミニ
ウムとしては、トリエチルアルミニウム、トリイソブチ
ルアルミニウム、ジメチルアルミニウムクロリド、ジエ
チルアルミニウムクロリド、メチルアルミニウムジクロ
リド、エチルアルミニウムジクロリド、ジメチルアルミ
ニウフルオリド、ジイソブチルアルミニウムハイドライ
ド、ジエチルアルミニウムハイドライド、エチルアルミ
ニウムセスキクロリドなどが挙げられる。
【0015】また、鎖状あるいは環状アルミノキサン
は、アルキルアルミニウムと水とを接触させて生成され
る。例えば、重合時にアルキルアルミニウムを加えてお
き、後に水を添加するか、あるいは、錯塩の結晶水また
は有機・無機化合物の吸着水とアルキルアルミニウムと
を反応させることで得られる。
【0016】上記シングルサイト触媒を担持させる無機
物としては、シリカゲル、ゼオライト、珪藻土などが挙
げられる。重合方法としては、たとえば塊状重合、溶液
重合、懸濁重合、気相重合等が挙げられる。また、これ
らの重合はバッチ式および連続式のいずれでもよい。
【0017】重合条件は、次の通りである。すなわち、
重合時間は、通常、−100℃〜250℃程度であり、
重合時間は、通常、5分間〜10時間程度であり、反応
圧力は、通常、常圧〜50kg/cm2 程度である。
【0018】エチレンと共重合されるコモノマーである
α- オレフィンとしては、プロピレン、1−ブテン、3
−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、1
−ヘキセン、1−オクテン、デセンなどが挙げられる。
これらのα- オレフィンは単独でもちいてもよいし、二
種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0019】α- オレフィンの混合比率は、1〜50モ
ル%とすることが好ましい。前記シングルサイト触媒を
用いて重合したエチレン−α- オレフィン共重合体の物
性は、例えば、分子量;5×103 〜5×106 、密
度:0.89〜0.95(g/cm3 )、メルトインデ
ックス[MI]:0.1〜50である。
【0020】本発明の防曇フィルムは、上記シングルサ
イト触媒を用いて重合したエチレン−α- オレフィン共
重合体に、一種以上の界面活性剤を添加して成膜したも
のである。
【0021】ここで、界面活性剤としては、従来より公
知の各種界面活性剤が使用されるが、これらのなかでも
非イオン界面活性剤が好適に使用される。非イオン界面
活性剤としては、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、オキ
シエチレン−オキシプロピレンブロック共重合体、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェノール糖などが挙げられる。ここで、脂肪
酸エステルの酸基としては、ラウリン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸、オレイン酸が一般的である。また、
ポリオキシエチレンアルキルエーテルにおけるエチレン
オキサイド付加モル数は、特に制限されないが、通常、
4〜10モルとされる。
【0022】前記シングルサイト触媒を用いて重合した
エチレン−α- オレフィン共重合体100重量%に対す
る前記界面活性剤の添加率は、通常、0.05〜5重量
%、好ましくは0.1〜3重量%である。この界面活性
剤の添加率が、0.05重量%未満であると、所期の防
曇性が得られないことがある。一方、界面活性剤の添加
率が5重量%を超えると、界面活性剤の表面へのブリー
ドアウトが過度となり、べとつきが生じたり、ヒートシ
ール性に影響を与えたりすることがあるとともに、防曇
性が低下することもある。
【0023】なお、本発明においては、前記界面活性剤
のほかに、必要に応じて、無機または有機充填剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、アンチブロッキン
グ剤、滑剤、難燃化剤、染料、顔料などを適宜に添加し
てもよい。
【0024】例えば、二酸化ケイ素、ゼオライト、アル
ミノシリケート、微粉末タルクなどの平均粒径0.3〜
15μm程度の無機物を添加すると、滑性をもたせるこ
とができるとともに、防曇性を向上させることができ
る。
【0025】界面活性剤およびその他の添加剤の添加方
法は、特に制限されないが、例えば、あらかじめバンバ
リーミキサーやニーダーなどで樹脂と界面活性剤等をメ
ルトブレンドしてマスターバッチ化したものを所定の混
合比に調整する方法や、樹脂ペレットに直接混合する方
法などが挙げられる。
【0026】フィルムの成膜方法は、特に制限されない
が、例えば、Tダイ法やインフレーション法などが挙げ
られる。防曇フィルムの厚さは特に制限されないが、通
常5〜100μm程度の厚さとされる。
【0027】本発明においては、前述のようにして得た
防曇フィルムを基材フィルムと積層してもよい。ここ
で、基材フィルムとしては、延伸ポリプロピレン、無延
伸ポリプロピレン、延伸ポリエチレンテレフタレート、
無延伸ポリエチレンテレフタレート、延伸ポリアミド、
無延伸ポリアミド、ポリカーボネート、セロハン、ポリ
アセテート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポ
リビニルアルコール、エチレン−ビニルアルコール共重
合体などが挙げられる。これらの基材フィルムは、その
表面に、硝化綿、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、あ
るいはポリ塩化ビニリデンなどを塗布したフィルムであ
ってもよく、または、基材フィルムの表面に、酸化ケイ
素、酸化アルミニウムなどの無機物を蒸着したフィルム
であってもよい。また、これらの基材フィルムは、一種
以上を貼合したものであってもよい。基材フィルムの厚
さは、通常9〜100μm程度とされる。基材フィルム
には、印刷を施してもよい。
【0028】防曇フィルムと基材フィルムの貼合方法
は、特に制限されないが、例えば、押出サンドラミネー
ション法やドライラミネーション法などが挙げられる。
押出サンドラミネーション法においては、例えば、図1
に示すように、印刷1aを施した基材フィルム1にアン
カーコート剤2を塗布し、高圧法低密度ポリエチレン3
を用いて、防曇フィルム4とサンドラミネーションす
る。この場合、押出された低密度ポリエチレンの溶融フ
ィルム面にオゾン含有気体を吹付けると接着性が向上す
る。
【0029】また、本発明においては、上述した防曇フ
ィルムを基材フィルムに押出ラミネートしてもよく、あ
るいは、防曇フィルムと基材フィルムとを共押出しても
よい。
【0030】本発明の防曇フィルムの用途は特に限定さ
れないが、例えば、水分を含む食品の包装材として好適
に使用される。
【0031】
【実施例】以下、実施例にもとづき本発明をさらに具体
的に説明する。実施例1 シングルサイト触媒(カミンスキー触媒:二塩化ジルコ
ノセンとメチルアルミノキサンを組合わせた触媒)を用
いて重合したエチレン−1-ヘキセン共重合体(d:0.
920g/cm3 、[MI]:4)に、0.6重量%の
ソルビタンモノステアレートを添加し、Tダイ法によっ
て厚さ30μmの単層防曇フィルムを得た。
【0032】次に、塩化ビニリデンを塗布した厚さ12
μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートにイソシア
ネート系アンカーコート剤を塗布し、厚さ15μmの高
圧法低密度ポリエチレン(d:0.923g/cm3
[MI]:7)を介して、上記単層防曇フィルムをサン
ドラミネーションして、多層防曇フィルムを得た。
【0033】このようにして得られた多層防曇フィルム
について、防曇性および低温シール性の評価を行った。
その結果を表1に示す。なお、防曇性の評価は、35℃
の水100mlを入れた200mlのビーカーの開口部
を、防曇面がビーカー内部に対面するようにして多層防
曇フィルムで覆い、5℃の温度下で10分間冷却した
後、防曇面(試料面)の結露の状態を調べ、下記の3段
階で評価した。
【0034】〇:全面が一様に濡れている。 △:大きな水滴が付着している。 ×:細かい水滴が付着し、曇った部分がある。
【0035】また、低温シール性の評価は、次のように
して行った。すなわち、ヒートシール試験機(テスター
産業社製)を用い、防曇面同士をシール圧2kg/cm
2 、シール時間1秒の条件下、各温度でヒートシールし
た。次いで、15mm幅にカットし、シール強度を測定
した。この各温度におけるシール強度から、シール強度
の立上り温度を求め、このシール強度の立上り温度をヒ
ートシール開始温度として評価した。
【0036】
【表1】 実施例2 前記実施例1において、シングルサイト触媒(カミンス
キー触媒:二塩化ジルコノセンとメチルアルミノキサン
を組合わせた触媒)を用いて重合したエチレン−1-ヘキ
セン共重合体(d:0.920g/cm3 、[MI]:
4)に、0.6重量%のソルビタンモノステアレートを
添加し、Tダイ法によって成膜した厚さ30μmの単層
防曇フィルムに代えて、カミンスキー触媒を用いて重合
したエチレン−1-ヘキセン共重合体(d:0.925g
/cm3 、[MI]:1)に、0.8重量%のソルビタ
ンモノラウレートを添加し、インフレーション法によっ
て成膜した厚さ30μmの単層防曇フィルムを用いたほ
かは、前記実施例1と同様にして多層防曇フィルムを作
成し、得られた多層防曇フィルムについて、防曇性およ
び低温シール性の評価を行った。その結果を表1に示
す。比較例1 前記実施例1において、シングルサイト触媒(カミンス
キー触媒:二塩化ジルコノセンとメチルアルミノキサン
を組合わせた触媒)を用いて重合したエチレン−1-ヘキ
セン共重合体(d:0.920g/cm3 、[MI]:
4)に、0.6重量%のソルビタンモノステアレートを
添加し、Tダイ法によって成膜した厚さ30μmの単層
防曇フィルムに代えて、チーグラー系触媒を用いて重合
したエチレン−1-ヘキセン共重合体を用い、インフレー
ション法によって成膜した厚さ30μmの防曇フィルム
を用いたほかは、前記実施例1と同様にして多層防曇フ
ィルムを作成し、得られた多層防曇フィルムについて、
防曇性および低温シール性の評価を行った。その結果を
表1に示す。比較例2 前記実施例2において、シングルサイト触媒を用いて重
合したエチレン−1-ヘキセン共重合体(d:0.925
g/cm3 、[MI]:1)に、0.8重量%のソルビ
タンモノラウレートを添加し、インフレーション法によ
って成膜した厚さ30μmの単層防曇フィルムに代え
て、チーグラー系触媒を用いて重合したエチレン−1-ヘ
キセン共重合体を用い、インフレーション法によって成
膜した厚さ30μmの防曇フィルムを用いたほかは、前
記実施例2と同様にして多層防曇フィルムを作成し、得
られた多層防曇フィルムについて、防曇性および低温シ
ール性の評価を行った。その結果を表1に示す。結果の検討 表1から明らかなように、シングルサイト触媒を用いて
重合したエチレン−1-ヘキセン共重合体を用いた実施例
1および実施例2の防曇フィルムは、従来のチーグラー
系触媒を用いて重合したエチレン−1-ヘキセン共重合体
を用いた比較例1および比較例2の防曇フィルムに比べ
て、防曇性および低温シール性が優れていることがわか
る。
【0037】
【発明の効果】以上に詳述したとおり、本発明の防曇フ
ィルムは、透明性が高く、低分子量物の含有量が非常に
少なく、結晶度の高い高密度ポリエチレン鎖の含有量が
少ないという特長を有するれシングルサイト触媒を用い
て重合したエチレン−αオレフィン共重合体を用いる構
成としたので、防曇性に優れ、また低温シール性、ホッ
トタック性、シール強度等の充填機械適性が良好であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防曇フィルムを用いた多層防曇フィル
ムの一例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1…基材フィルム 1a…印刷 2…アンカーコート剤 3…高圧法低密度ポリエチレン 4…防曇フィルム

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングルサイト触媒を用いて重合したエ
    チレン−α−オレフィン共重合体に一種以上の界面活
    性剤を、前記エチレン−α−オレフィン共重合体100
    重量%に対して0.05〜5重量%で添加してなる防曇
    フィルム組成物を成膜した防曇フィルム層と、基材フィ
    ルム層と、を積層してなることを特徴とする防曇フィル
    ム。
  2. 【請求項2】 前記防曇フィルム層と、前記基材フィル
    ム層と押出サンドラミネートしてなることを特徴とす
    る、請求項1に記載の防曇フィルム。
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