JPH10115163A - シャッターまたはローラブラインドのための非同期型モータの制御装置 - Google Patents
シャッターまたはローラブラインドのための非同期型モータの制御装置Info
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- JPH10115163A JPH10115163A JP9263476A JP26347697A JPH10115163A JP H10115163 A JPH10115163 A JP H10115163A JP 9263476 A JP9263476 A JP 9263476A JP 26347697 A JP26347697 A JP 26347697A JP H10115163 A JPH10115163 A JP H10115163A
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- motor
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H11/00—Emergency protective circuit arrangements for preventing the switching-on in case an undesired electric working condition might result
- H02H11/002—Emergency protective circuit arrangements for preventing the switching-on in case an undesired electric working condition might result in case of inverted polarity or connection; with switching for obtaining correct connection
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/56—Operating, guiding or securing devices or arrangements for roll-type closures; Spring drums; Tape drums; Counterweighting arrangements therefor
- E06B9/68—Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive
- E06B9/70—Operating devices or mechanisms, e.g. with electric drive comprising an electric motor positioned outside the roller
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P23/00—Arrangements or methods for the control of AC motors characterised by a control method other than vector control
- H02P23/24—Controlling the direction, e.g. clockwise or counterclockwise
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- Structural Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
- Blinds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 モータのどの回転方向がユーザーによって与
えられた命令に対応しているかを学習し、かつこの学習
に技術者の介在を要求しない、非同期モータの制御装置
を得る。 【解決手段】 モータの回転速度を表示する数値の測定
によってシャッターまたはローラブラインドの変位方向
を認識するための手段と、論理処理ユニットにおいて、
制御ポイントから発生する命令に応答してモータに与え
られるべき回転命令の方向を記録するためのＥＥＰＲＯ
Ｍ型のメモリと、認識された変位方向を制御ポイントか
ら発生する命令と比較しもし必要ならばこの命令に関し
て記録された回転方向を反転させるようにプログラムさ
れたプロセッサとを含む。
えられた命令に対応しているかを学習し、かつこの学習
に技術者の介在を要求しない、非同期モータの制御装置
を得る。 【解決手段】 モータの回転速度を表示する数値の測定
によってシャッターまたはローラブラインドの変位方向
を認識するための手段と、論理処理ユニットにおいて、
制御ポイントから発生する命令に応答してモータに与え
られるべき回転命令の方向を記録するためのＥＥＰＲＯ
Ｍ型のメモリと、認識された変位方向を制御ポイントか
ら発生する命令と比較しもし必要ならばこの命令に関し
て記録された回転方向を反転させるようにプログラムさ
れたプロセッサとを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくともほぼ垂
直に移動するシャッターまたはローラブラインドを駆動
するために使用される、２方向に回転する非同期型モー
タの制御装置であって、手動での起動が可能でありその
起動によりモータを所望の方向に回転させる上昇および
下降接点を備えた制御ポイントと、この制御ポイントと
モータとの間にあって論理処理ユニットを含む制御およ
び供給ボックスと、この論理処理ユニットによって制御
されモータの１またその他の巻き取りを提供するスイッ
チ手段と、上昇および下降命令にそれぞれ対応してモー
タの回転方向を確立するための手段を含む、非同期型モ
ータの制御装置に関する。
直に移動するシャッターまたはローラブラインドを駆動
するために使用される、２方向に回転する非同期型モー
タの制御装置であって、手動での起動が可能でありその
起動によりモータを所望の方向に回転させる上昇および
下降接点を備えた制御ポイントと、この制御ポイントと
モータとの間にあって論理処理ユニットを含む制御およ
び供給ボックスと、この論理処理ユニットによって制御
されモータの１またその他の巻き取りを提供するスイッ
チ手段と、上昇および下降命令にそれぞれ対応してモー
タの回転方向を確立するための手段を含む、非同期型モ
ータの制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】２個の回転方向を有する非同期型モータ
によって制御されるシャッター、ローラブラインドまた
はドアを含む周知の装置の多くでは、各回転方向に対応
する捲線は、“上昇”および“下降”のラベルが付され
た制御ポイント接点を介して電源に接続されている。し
たがって配線時に、モータの回転によってシャッターま
たはローラブラインドが有効に上昇しさらに下降するよ
うに、各上昇および下降接点を捲線に結線することが重
要である。しかしながら、シャッターまたはローラブラ
インドが上昇するか下降するかは、接続時点における正
しいラベリングにのみ依存するものではなく、同様にモ
ータの配置に依存する。このモータは勿論、シャッター
またはローラブラインドが固定される凹部の一方の側部
または他方の側部の何れに取り付けられるかによって、
２個の対称位置を取りうる。その結果、シャッターまた
はローラブラインドの移動は、モータの位置に依存し
て、一つのかつ同じ回転方向に対して、上昇かまたは下
降である。従って、最終的な接続を行う前に、通常、ス
イッチをオン状態に設定し、テストを行うことが必要で
ある。このような手順は、時間の無駄であり、さらに常
に簡単に実行しうるものではなく、しばしばモータに対
して非常に難しい取り扱いを要する。
によって制御されるシャッター、ローラブラインドまた
はドアを含む周知の装置の多くでは、各回転方向に対応
する捲線は、“上昇”および“下降”のラベルが付され
た制御ポイント接点を介して電源に接続されている。し
たがって配線時に、モータの回転によってシャッターま
たはローラブラインドが有効に上昇しさらに下降するよ
うに、各上昇および下降接点を捲線に結線することが重
要である。しかしながら、シャッターまたはローラブラ
インドが上昇するか下降するかは、接続時点における正
しいラベリングにのみ依存するものではなく、同様にモ
ータの配置に依存する。このモータは勿論、シャッター
またはローラブラインドが固定される凹部の一方の側部
または他方の側部の何れに取り付けられるかによって、
２個の対称位置を取りうる。その結果、シャッターまた
はローラブラインドの移動は、モータの位置に依存し
て、一つのかつ同じ回転方向に対して、上昇かまたは下
降である。従って、最終的な接続を行う前に、通常、ス
イッチをオン状態に設定し、テストを行うことが必要で
ある。このような手順は、時間の無駄であり、さらに常
に簡単に実行しうるものではなく、しばしばモータに対
して非常に難しい取り扱いを要する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本出願人によるフラン
ス特許２６７１１２９号では、制御ポイントとモータ間
に、制御および供給ボックスを具備する制御装置につい
て記載している。この制御および供給ボックスは、モー
タの回転方向を反転させるためのプログラムが記憶され
た論理処理回路を有している。この反転プログラムの実
行は、制御ポイントにおいて、追加の接点によって、実
行される。この追加接点の起動により、休止接点と同時
に、自動機構の頭脳部分によって、命令／制御関係の反
転が記録される。従ってこの追加接点を制御ポイントの
ボックスの、簡単に開けることができるカバーの後ろに
隠して置くことにより、この接点が不用意に励起されな
いようにしておく。この追加接点は、ユーザーによって
ではなく技術者、言わば設置者によって起動されること
を意図している。さて、スイッチをオンする場合に技術
者の存在を要すると言う事実は、技術者が頻繁に仕事先
に戻ることを意味するものであって、かなり面倒なもの
である。従ってこの技術者はしばしば、可能な試運転の
ための低電圧の供給以前に、彼の自動装置を設置してし
まう事態が発生する。
ス特許２６７１１２９号では、制御ポイントとモータ間
に、制御および供給ボックスを具備する制御装置につい
て記載している。この制御および供給ボックスは、モー
タの回転方向を反転させるためのプログラムが記憶され
た論理処理回路を有している。この反転プログラムの実
行は、制御ポイントにおいて、追加の接点によって、実
行される。この追加接点の起動により、休止接点と同時
に、自動機構の頭脳部分によって、命令／制御関係の反
転が記録される。従ってこの追加接点を制御ポイントの
ボックスの、簡単に開けることができるカバーの後ろに
隠して置くことにより、この接点が不用意に励起されな
いようにしておく。この追加接点は、ユーザーによって
ではなく技術者、言わば設置者によって起動されること
を意図している。さて、スイッチをオンする場合に技術
者の存在を要すると言う事実は、技術者が頻繁に仕事先
に戻ることを意味するものであって、かなり面倒なもの
である。従ってこの技術者はしばしば、可能な試運転の
ための低電圧の供給以前に、彼の自動装置を設置してし
まう事態が発生する。
【０００４】本発明の目的は、自動構成可能な制御装
置、すなわちモータのどの回転方向がユーザーによって
与えられた命令に対応しているかを学習すること、この
学習が技術者の介在を要求しないこと、が可能な制御装
置を形成することである。
置、すなわちモータのどの回転方向がユーザーによって
与えられた命令に対応しているかを学習すること、この
学習が技術者の介在を要求しないこと、が可能な制御装
置を形成することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる制御装置
は、モータの回転方向を確立する手段が、モータの回転
速度を表示する数値の測定によってシャッターまたはロ
ーラブラインドの変位方向を認識するための手段と、論
理処理ユニットにおいて、制御ポイントから発生する命
令に応答してモータに与えられるべき回転命令の方向を
記録するためのＥＥＰＲＯＭ型のメモリと、認識された
変位方向を制御ポイントから発生する命令と比較しもし
必要ならばこの命令に関して記録された回転方向を反転
させるようにプログラムされたプロセッサとを含んでい
る。
は、モータの回転方向を確立する手段が、モータの回転
速度を表示する数値の測定によってシャッターまたはロ
ーラブラインドの変位方向を認識するための手段と、論
理処理ユニットにおいて、制御ポイントから発生する命
令に応答してモータに与えられるべき回転命令の方向を
記録するためのＥＥＰＲＯＭ型のメモリと、認識された
変位方向を制御ポイントから発生する命令と比較しもし
必要ならばこの命令に関して記録された回転方向を反転
させるようにプログラムされたプロセッサとを含んでい
る。
【０００６】従って、この装置を最初にスイッチオンす
る場合、モータの制御装置を与えられた命令に正確に応
答させるために、ユーザーは単に上昇または下降命令を
与えるのみで良い。本発明は、モータが巻き取り（シャ
ッターまたはローラブラインドを上げる）を実行する場
合、巻き放つ（シャッターまたはローラブラインドを降
ろす）場合よりも多くの努力を要し、その結果巻き上げ
る場合よりも巻き放つ場合の方がより素早く回転する、
と言う事実に基づいている。
る場合、モータの制御装置を与えられた命令に正確に応
答させるために、ユーザーは単に上昇または下降命令を
与えるのみで良い。本発明は、モータが巻き取り（シャ
ッターまたはローラブラインドを上げる）を実行する場
合、巻き放つ（シャッターまたはローラブラインドを降
ろす）場合よりも多くの努力を要し、その結果巻き上げ
る場合よりも巻き放つ場合の方がより素早く回転する、
と言う事実に基づいている。
【０００７】モータの回転速度を表す数値は、例えば、
シャッターまたはローラブラインドによって有効変位
（かなりの変位）を遂行するのに必要な時間、または有
効時間（かなりの時間）におけるシャッターまたはロー
ラブラインドの変位量である。これらの２個の実行モー
ドにおいて、実施のための手段は単純である。
シャッターまたはローラブラインドによって有効変位
（かなりの変位）を遂行するのに必要な時間、または有
効時間（かなりの時間）におけるシャッターまたはロー
ラブラインドの変位量である。これらの２個の実行モー
ドにおいて、実施のための手段は単純である。
【０００８】
【発明の実施の形態】図１にその概略を示す装置は、そ
の上にローラブラインドＲＢが巻き取られる巻き取りチ
ューブＴを具備し、このチューブ中には、チューブＴを
回転駆動するための駆動ユニットＤＵがはめ込まれる。
この駆動ユニットＤＵは、単相の非同期モータＭ（図
２）と論理処理ユニットＬＰＵ（図２）からなる制御頭
脳部分を具備する。モータＭは、ＬＶで示される３個の
ワイヤケーブルを介して単相の低電圧が供給され、一
方、ＬＰＵは２個のワイヤケーブルＴＬＶによって、上
昇および下降接点を装備した制御ポイントＣＰに結合さ
れている。ＬＰＵとそのインターフェースは、モータＭ
と結合した制御ボックス中にはめ込まれている。
の上にローラブラインドＲＢが巻き取られる巻き取りチ
ューブＴを具備し、このチューブ中には、チューブＴを
回転駆動するための駆動ユニットＤＵがはめ込まれる。
この駆動ユニットＤＵは、単相の非同期モータＭ（図
２）と論理処理ユニットＬＰＵ（図２）からなる制御頭
脳部分を具備する。モータＭは、ＬＶで示される３個の
ワイヤケーブルを介して単相の低電圧が供給され、一
方、ＬＰＵは２個のワイヤケーブルＴＬＶによって、上
昇および下降接点を装備した制御ポイントＣＰに結合さ
れている。ＬＰＵとそのインターフェースは、モータＭ
と結合した制御ボックス中にはめ込まれている。
【０００９】図２において、その中にモータＭをはめ込
んだ巻き取りチューブＴが示されている。このモータは
より詳細には、その出力シャフトが巻き取りチューブＴ
にポイントＳで固定された駆動輪Ｒを駆動する減速モー
タである。巻き取りチューブによって実行される回転数
と回転数の少数部分を計数するための装置がさらに巻き
取りチューブの図示する先端に固定されている。この計
数装置は周知の光電タイプの装置である。この装置は、
巻き取りチューブＴによって本質的に回転駆動されるコ
ードディスクＤＣとＬＰＵに接続された光電セルＣＤか
ら成っている。巻き取りチューブによって実行される回
転数と回転の少数部分はローラブラインドの変位量を示
す値である。
んだ巻き取りチューブＴが示されている。このモータは
より詳細には、その出力シャフトが巻き取りチューブＴ
にポイントＳで固定された駆動輪Ｒを駆動する減速モー
タである。巻き取りチューブによって実行される回転数
と回転数の少数部分を計数するための装置がさらに巻き
取りチューブの図示する先端に固定されている。この計
数装置は周知の光電タイプの装置である。この装置は、
巻き取りチューブＴによって本質的に回転駆動されるコ
ードディスクＤＣとＬＰＵに接続された光電セルＣＤか
ら成っている。巻き取りチューブによって実行される回
転数と回転の少数部分はローラブラインドの変位量を示
す値である。
【００１０】ＬＰＵは、プロセッサμＰ、初期化可能な
リアルタイムカウンタからなるクロックＣＬＫ、第１の
回転方向の時間を記憶するＲＡＭタイプのメモリＭＴ
１、第２の回転方向の時間を記憶するＲＡＭタイプのメ
モリＭＴ２、さらに上昇および下降命令の反転を記憶す
るＥＥＰＲＯＭタイプのメモリＭＩを具備している。Ｌ
ＰＵとモータＭ間にはさらにインターフェースＩＳが設
置されている。このインターフェースは、ＬＰＵによっ
て決定される回転方向に対応するように、モータＭに電
圧を供給するためのものである。
リアルタイムカウンタからなるクロックＣＬＫ、第１の
回転方向の時間を記憶するＲＡＭタイプのメモリＭＴ
１、第２の回転方向の時間を記憶するＲＡＭタイプのメ
モリＭＴ２、さらに上昇および下降命令の反転を記憶す
るＥＥＰＲＯＭタイプのメモリＭＩを具備している。Ｌ
ＰＵとモータＭ間にはさらにインターフェースＩＳが設
置されている。このインターフェースは、ＬＰＵによっ
て決定される回転方向に対応するように、モータＭに電
圧を供給するためのものである。
【００１１】図２の構成は、プロセッサのプログラムに
よってのみ互いに相違する、第１モードとその変形例の
実行に対して有効である。第１モードの実行によれば、
ローラブラインドを上下に有効変位させるのに要する時
間が測定され、かつ比較される。この場合、時間の短い
方が下降に相当し、時間の長い方が上昇に相当する。こ
れに対応するフローチャートを図３に示す。
よってのみ互いに相違する、第１モードとその変形例の
実行に対して有効である。第１モードの実行によれば、
ローラブラインドを上下に有効変位させるのに要する時
間が測定され、かつ比較される。この場合、時間の短い
方が下降に相当し、時間の長い方が上昇に相当する。こ
れに対応するフローチャートを図３に示す。
【００１２】一例を伴ってこのフローチャートを簡単に
説明する。まず、ユーザーが上昇命令を出したものと仮
定する。この命令を受けると、ＬＰＵは方向１における
移動を命令し、クロックＣＬＫを初期化する。まず、ロ
ーラブラインドが、ストップに遭遇することなく、この
場合巻き取りチューブＴの一巻きに相当する特定の有効
変位を達成したものと仮定しよう。その後この変位は停
止し、その時のクロック時間カウンタの状態が、第１の
方向の時間を記憶するメモリＭＴ１中に記録される。プ
ロセッサは、クロックを再初期化し、モータに別の方
向、即ち第２の方向に回転するように命令する。再び有
効量の変位が達成されると、ローラブラインドは停止
し、クロック時間カウンタの状態が、今度は第２の方向
の時間を記憶するメモリＭＴ２中に記録される。
説明する。まず、ユーザーが上昇命令を出したものと仮
定する。この命令を受けると、ＬＰＵは方向１における
移動を命令し、クロックＣＬＫを初期化する。まず、ロ
ーラブラインドが、ストップに遭遇することなく、この
場合巻き取りチューブＴの一巻きに相当する特定の有効
変位を達成したものと仮定しよう。その後この変位は停
止し、その時のクロック時間カウンタの状態が、第１の
方向の時間を記憶するメモリＭＴ１中に記録される。プ
ロセッサは、クロックを再初期化し、モータに別の方
向、即ち第２の方向に回転するように命令する。再び有
効量の変位が達成されると、ローラブラインドは停止
し、クロック時間カウンタの状態が、今度は第２の方向
の時間を記憶するメモリＭＴ２中に記録される。
【００１３】プロセッサは第１の方向時間と第２の方向
時間を比較し、その後この比較の結果を受信した上昇命
令と比較する。非同期の機械は、それらがモータあるい
は発電機のいずれとして動作しているかによって、同じ
速度では回転しないため、ローラブラインドを巻き取る
ためにモータが要する時間は、モータがローラブライン
ドを巻き放つために要する時間よりも大きい。なおこの
ローラブラインドはその後モータを駆動する。
時間を比較し、その後この比較の結果を受信した上昇命
令と比較する。非同期の機械は、それらがモータあるい
は発電機のいずれとして動作しているかによって、同じ
速度では回転しないため、ローラブラインドを巻き取る
ためにモータが要する時間は、モータがローラブライン
ドを巻き放つために要する時間よりも大きい。なおこの
ローラブラインドはその後モータを駆動する。
【００１４】結果的に、もし第１の方向の時間が第２の
方向の時間よりも大きいと、この事実はＬＰＵによって
命令された回転方向１が巻き取りに対応していることを
示し、さらに達成された動作がＬＰＵによって受信され
た命令に対応していることを示している。この自動機構
は、最初の割り当て（指定）を保持する：上昇命令と共
に、モータは結果としての第１の方向に回転し、そして
下降命令に対して第２の方向に回転する。この割り当て
は、永久的に命令反転メモリＭＩ中に記憶される。自動
機構の頭脳部分は、次の命令に従う前に、メモリＭＩを
参照する。
方向の時間よりも大きいと、この事実はＬＰＵによって
命令された回転方向１が巻き取りに対応していることを
示し、さらに達成された動作がＬＰＵによって受信され
た命令に対応していることを示している。この自動機構
は、最初の割り当て（指定）を保持する：上昇命令と共
に、モータは結果としての第１の方向に回転し、そして
下降命令に対して第２の方向に回転する。この割り当て
は、永久的に命令反転メモリＭＩ中に記憶される。自動
機構の頭脳部分は、次の命令に従う前に、メモリＭＩを
参照する。
【００１５】一方で、もし第１の方向時間が第２の方向
時間よりも短い場合、この事実は、達成された動作がＬ
ＰＵによって受信された命令と反していることを示し、
さらにＬＰＵは第２の方向に上昇命令を割り当て、第１
の方向に下降命令を割り当てる。図３のフローチャート
において、もしローラブラインドが、有効変位を達成す
る前にストップに遭遇した場合、モータの回転方向を反
転し、有効変位を達成するために要する時間を、まず最
初に第２の方向において、その後第１の方向において、
測定する。
時間よりも短い場合、この事実は、達成された動作がＬ
ＰＵによって受信された命令と反していることを示し、
さらにＬＰＵは第２の方向に上昇命令を割り当て、第１
の方向に下降命令を割り当てる。図３のフローチャート
において、もしローラブラインドが、有効変位を達成す
る前にストップに遭遇した場合、モータの回転方向を反
転し、有効変位を達成するために要する時間を、まず最
初に第２の方向において、その後第１の方向において、
測定する。
【００１６】巻き取りチューブの所定の巻き数に対応す
る有効変位の代わりに、この例では１回の巻き数を示し
た。この有効変位はローラブラインドの上部ストップと
下部ストップ間、さらに特定するとローラブラインドの
完全な巻き取りに対応する上部ストップと完全な巻き放
ちに対応する下部ストップ間の変位である。この場合、
有効変位は従ってローラブラインドの動的な作動範囲に
等しくなる。この変形例のプログラムのフローチャート
を図４に示す。
る有効変位の代わりに、この例では１回の巻き数を示し
た。この有効変位はローラブラインドの上部ストップと
下部ストップ間、さらに特定するとローラブラインドの
完全な巻き取りに対応する上部ストップと完全な巻き放
ちに対応する下部ストップ間の変位である。この場合、
有効変位は従ってローラブラインドの動的な作動範囲に
等しくなる。この変形例のプログラムのフローチャート
を図４に示す。
【００１７】まず、ユーザーが上昇命令を制御ポイント
に与えたと仮定しよう。この命令が上昇命令であること
を理解した自動機構は、方向１の移動を命令する。この
移動は、ローラブラインドがストップに遭遇した時点で
停止する。自動機構は次に、クロックを初期化し、モー
タにその回転方向を反転して方向２の方向に回転する様
に命令する。
に与えたと仮定しよう。この命令が上昇命令であること
を理解した自動機構は、方向１の移動を命令する。この
移動は、ローラブラインドがストップに遭遇した時点で
停止する。自動機構は次に、クロックを初期化し、モー
タにその回転方向を反転して方向２の方向に回転する様
に命令する。
【００１８】この移動は、ローラブラインドが再びスト
ップに遭遇した時点で停止する。クロックによってカウ
ントされる時間は、メモリＭＴ２に“方向２時間”の形
で記憶され、自動機構はモータに別の方向、即ち方向１
方向に回転するように命令する。同時にクロックは再度
初期化される。ローラブラインドの移動は、ローラブラ
インドが再びストップに遭遇した時点で再び停止し、ク
ロックによって測定された時間はメモリＭＴ１中に、
“方向１時間”として記憶される。
ップに遭遇した時点で停止する。クロックによってカウ
ントされる時間は、メモリＭＴ２に“方向２時間”の形
で記憶され、自動機構はモータに別の方向、即ち方向１
方向に回転するように命令する。同時にクロックは再度
初期化される。ローラブラインドの移動は、ローラブラ
インドが再びストップに遭遇した時点で再び停止し、ク
ロックによって測定された時間はメモリＭＴ１中に、
“方向１時間”として記憶される。
【００１９】自動機構は、方向１時間と方向２時間を比
較し、メインモードの実行においてと同様に、その差を
受信した命令と比較する。この変形例の利点は、対応す
る位置をカウンタに記憶しておくことによって、上部お
よび下部ストップの認識が可能となる事である。この変
形例の他の利点は、有効と見なされる変位の大きさに影
響を与えるローラブラインドの質量に係わらず、この装
置が最適動作状態にある事である。
較し、メインモードの実行においてと同様に、その差を
受信した命令と比較する。この変形例の利点は、対応す
る位置をカウンタに記憶しておくことによって、上部お
よび下部ストップの認識が可能となる事である。この変
形例の他の利点は、有効と見なされる変位の大きさに影
響を与えるローラブラインドの質量に係わらず、この装
置が最適動作状態にある事である。
【００２０】ローラブラインドが有効距離を移動するた
めに要する時間を測定する代わりに、反対に、ある一定
の時間間隔におけるローラブラインドの移動距離を測定
することも可能である。この目的のために、図２に示す
ものと同じ手段を使用することが可能である。クロック
は一定時間を測定する働きをし、メモリＭＴ１とＭＴ２
は第１の方向と第２の方向における変位を記憶する働き
をする。コードＤＣから出力されたパルスは、ローラブ
ラインドが移動した間隔を測定するために、基本変位増
分カウンタＩＣによって計数される。
めに要する時間を測定する代わりに、反対に、ある一定
の時間間隔におけるローラブラインドの移動距離を測定
することも可能である。この目的のために、図２に示す
ものと同じ手段を使用することが可能である。クロック
は一定時間を測定する働きをし、メモリＭＴ１とＭＴ２
は第１の方向と第２の方向における変位を記憶する働き
をする。コードＤＣから出力されたパルスは、ローラブ
ラインドが移動した間隔を測定するために、基本変位増
分カウンタＩＣによって計数される。
【００２１】調査プログラムのフローチャートを図５に
示す。前述のケースと同様に、ユーザーが装置をスイッ
チオンしたときに制御ポイントに上昇命令を与えるもの
と仮定しよう。自動機構はその命令が上昇命令であるこ
とを理解し、方向１の移動を命令し、変位カウンタを初
期化する。一定時間、この場合５秒間、が経過した後、
もしローラブラインドがストップに遭遇しないと、その
移動は停止され変位カウンタの状態はメモリＭＴ１に記
憶される。
示す。前述のケースと同様に、ユーザーが装置をスイッ
チオンしたときに制御ポイントに上昇命令を与えるもの
と仮定しよう。自動機構はその命令が上昇命令であるこ
とを理解し、方向１の移動を命令し、変位カウンタを初
期化する。一定時間、この場合５秒間、が経過した後、
もしローラブラインドがストップに遭遇しないと、その
移動は停止され変位カウンタの状態はメモリＭＴ１に記
憶される。
【００２２】次に、自動機構は再び変位カウンタを初期
化し、モータに別の方向、即ち第２の方向に回転するよ
うに命令する。５秒後、その移動は停止され、変位カウ
ンタの状態がメモリＭＴ２に記憶される。プロセッサは
次にＭＴ１とＭＴ２に記憶された値を比較し、その差を
与えられた命令と比較する。
化し、モータに別の方向、即ち第２の方向に回転するよ
うに命令する。５秒後、その移動は停止され、変位カウ
ンタの状態がメモリＭＴ２に記憶される。プロセッサは
次にＭＴ１とＭＴ２に記憶された値を比較し、その差を
与えられた命令と比較する。
【００２３】もし方向１での移動距離が方向２での移動
距離よりも小さい場合は、方向１は巻き取りに対応し、
方向２は巻き放ちに対応し、さらに達成された動作は、
この例では、ユーザーによって与えられた命令に対応す
るものと見なされる。自動機構は方向１を上昇命令に割
り当て、方向２を下降命令に割り当てる。一方、もし方
向１における移動が方向２における移動よりも大きい場
合、この事実は方向１がシャッターの巻き放ちに対応
し、さらに達成された動作がユーザーによって与えられ
た命令に対応していないことを示している。自動機構は
従って方向２を上昇命令に割り当て、方向１を下降命令
に割り当てる。上述したように、この割り当ては“命令
反転”メモリ内に記憶され、自動機構は上昇、下降命令
を受信する度に、このメモリの内容を参照する。
距離よりも小さい場合は、方向１は巻き取りに対応し、
方向２は巻き放ちに対応し、さらに達成された動作は、
この例では、ユーザーによって与えられた命令に対応す
るものと見なされる。自動機構は方向１を上昇命令に割
り当て、方向２を下降命令に割り当てる。一方、もし方
向１における移動が方向２における移動よりも大きい場
合、この事実は方向１がシャッターの巻き放ちに対応
し、さらに達成された動作がユーザーによって与えられ
た命令に対応していないことを示している。自動機構は
従って方向２を上昇命令に割り当て、方向１を下降命令
に割り当てる。上述したように、この割り当ては“命令
反転”メモリ内に記憶され、自動機構は上昇、下降命令
を受信する度に、このメモリの内容を参照する。
【００２４】モータの回転速度の数値的表現は、例えば
タコメータ装置を使用するなど、別の方法でも達成され
る。
タコメータ装置を使用するなど、別の方法でも達成され
る。
【図１】ローラブラインドとその制御装置の概略構成図
である。
である。
【図２】モータを備える巻き取りチューブと論理処理回
路を示す図である。
路を示す図である。
【図３】第１の実行モードのプログラムを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図４】第１の実行モードの変形例のフローチャートで
ある。
ある。
【図５】第２の実行モードのフローチャートである。
ＬＶ、ＴＬＶ…ワイヤケーブル ＣＰ…制御ポイント ＲＢ…シャッターまたはローラブラインド Ｍ…非同期モータ（Ｍ） Ｔ…チューブ ＣＢ…制御および供給ボックス ＬＰＵ…論理処理ユニット ＩＣ…増分カウンタ ＩＳ…インターフェース μＰ…マイクロプロセッサ ＣＬＫ…クロック ＭＴ１…第１の方向時間メモリ ＭＴ２…方向２時間メモリ ＭＩ…ＥＥＰＲＯＭタイプメモリ ＤＣ…コードディスク ＣＤ…光電セル
Claims (7)
- 【請求項１】 ２個の回転方向を有し、少なくとも垂直
方向に変位するシャッターまたはローラブラインド（Ｒ
Ｂ）を駆動するために使用される非同期モータ（Ｍ）の
制御装置であって、手動で起動することが可能な上昇、
下降接点を有する制御ポイント（ＣＰ）であってこの起
動によって前記モータに所望の方向の回転を起こさせる
ものと、前記制御ポイントおよび前記モータ間にあって
かつ論理処理ユニットを含む制御および供給ボックス
（ＣＢ）と、前記論理処理ユニットに制御され前記モー
タの一方または他方の巻き取りを提供するためのスイッ
チ手段と、上昇および下降命令のそれぞれに対応して前
記モータに一回転方向を確立するための手段を含む、非
同期モータの制御装置において、 前記モータの回転方向を確立するための手段は、前記モ
ータの回転速度を示す数値の測定によってシャッターま
たはローラブラインドの変位方向を認識するための手段
（ＬＰＵ、ＣＬＫ、ＤＣ）と、前記論理処理ユニットに
おいて、前記制御ポイントから発生した命令に応答して
前記モータに与えられるべき回転命令の方向を記録する
ためのＥＥＰＲＯＭタイプ（ＭＩ）のメモリと前記認識
された変位方向を前記制御ポイントから発生した前記命
令と比較し、もし必要ならばこの命令に関して記録され
た回転方向を反転するようにプログラムされたプロセッ
サとを含むことを特徴とする、非同期モータの制御装
置。 - 【請求項２】 前記シャッターまたはローラブラインド
の変位方向を認識するための手段は、前記シャッターま
たはローラブラインドがある有効変位を達成するために
要する時間を測定する手段（ＣＬＫ、ＭＴ１、ＭＴ２）
からなる、請求項１に記載の非同期モータの制御装置。 - 【請求項３】 前記時間を測定するための手段は、上昇
および下降命令の受信によってって初期化されるクロッ
ク（ＣＬＫ）と、有効変位を測定するための手段（Ｄ
Ｃ）とからなり、前記クロックによってカウントされた
上昇および下降時間（ＭＴ１、ＭＴ２）は比較され、短
いほうの時間が下降に相当し長い方の時間が上昇に相当
するものである、請求項２に記載の非同期モータの制御
装置。 - 【請求項４】 前記シャッターまたはローラブラインド
の変位方向を認識するための手段は、前記シャッターま
たはローラブラインドが下部ストップから上部ストッ
プ、またはその反対、へ達するために要する時間を測定
するための手段（ＣＬＫ）から成るものである、請求項
１に記載の非同期モータの制御装置。 - 【請求項５】 前記時間を測定するための手段は、スト
ップへの到達によって初期化されるクロック（ＣＬＫ）
からなり、前記論理処理ユニットは、前記ストップ間で
の変位の上昇および下降時間の測定の終了まで、前記ス
トップへの到達によって前記モータを反対方向に回転さ
せるようにプログラムされているものである、請求項４
に記載の非同期モータの制御装置。 - 【請求項６】 前記シャッターまたはローラブラインド
の変位方向を認識するための手段は、シャッターまたは
ローラブラインドの変位をある有効時間測定するための
手段（ＤＣ、ＣＤ）からなるものである、請求項１に記
載の非同期モータの制御装置。 - 【請求項７】 前記変位を測定するための手段は、上昇
および下降命令の受信によって初期化される基本変位の
増分カウンタ（ＩＣ）と有効時間を計数するための手段
（ＣＬＫ）とからなり、前記上昇および下降変位カウン
タによって計数された前記変位は比較され、短い方の変
位は上昇に、長い方の変位は下降に対応されるものであ
る、請求項６に記載の非同期モータの制御装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9611857 | 1996-09-30 | ||
| FR9611857A FR2754117B1 (fr) | 1996-09-30 | 1996-09-30 | Dispositif de commande pour moteur asynchrone de store ou volet roulant |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10115163A true JPH10115163A (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=9496167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9263476A Withdrawn JPH10115163A (ja) | 1996-09-30 | 1997-09-29 | シャッターまたはローラブラインドのための非同期型モータの制御装置 |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5847525A (ja) |
| EP (1) | EP0833435B1 (ja) |
| JP (1) | JPH10115163A (ja) |
| AT (1) | ATE234531T1 (ja) |
| DE (1) | DE69719655T2 (ja) |
| ES (1) | ES2115581T1 (ja) |
| FR (1) | FR2754117B1 (ja) |
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| JP2005061210A (ja) * | 2003-08-18 | 2005-03-10 | Somfy | ローラーシャッタを初期化するプロセス |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041207 |