JPH10114361A - 積層剥離容器 - Google Patents
積層剥離容器Info
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- JPH10114361A JPH10114361A JP28171696A JP28171696A JPH10114361A JP H10114361 A JPH10114361 A JP H10114361A JP 28171696 A JP28171696 A JP 28171696A JP 28171696 A JP28171696 A JP 28171696A JP H10114361 A JPH10114361 A JP H10114361A
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- Japan
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- container
- bottom seal
- ambient air
- seal part
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D83/00—Containers or packages with special means for dispensing contents
- B65D83/0055—Containers or packages provided with a flexible bag or a deformable membrane or diaphragm for expelling the contents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 積層剥離容器において、底シール部の構造に
関係なく、容器口部に設けた大気導入孔より効果的に大
気を導入するようにすること。 【解決手段】 容器口部に大気導入孔を設けた積層剥離
容器において、容器底部に形成された平底壁に、パーテ
ィングラインに沿って長溝を形成するとともに、平底壁
から端部が突出しないよう底シール部を形成し、前記長
溝内に底シール部を接着密封する接着剤層を設けたこと
を特徴とする。
関係なく、容器口部に設けた大気導入孔より効果的に大
気を導入するようにすること。 【解決手段】 容器口部に大気導入孔を設けた積層剥離
容器において、容器底部に形成された平底壁に、パーテ
ィングラインに沿って長溝を形成するとともに、平底壁
から端部が突出しないよう底シール部を形成し、前記長
溝内に底シール部を接着密封する接着剤層を設けたこと
を特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器口部に大気導
入孔を形成した積層剥離容器、とくに積層剥離容器の容
器底部に形成した底シール部の構造に関する。
入孔を形成した積層剥離容器、とくに積層剥離容器の容
器底部に形成した底シール部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】積層押出しブロー成形によって成型さ
れ、容器口部に大気導入孔を形成し、容器底部のピンチ
オフ部をシールするようにした積層剥離容器は従来より
知られている。
れ、容器口部に大気導入孔を形成し、容器底部のピンチ
オフ部をシールするようにした積層剥離容器は従来より
知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、積層剥
離容器では、外側層と内側層との剥離性を高めるために
は、接着性の弱い樹脂を用いなくてはならず、従来の容
器では、底シール部に層間剥離によるスリットが発生す
るという問題点があった。そこで、ピンチオフ部に溶着
突条を形成することが提案されたが（特公平６−１０２
０７６号公報参照）、樹脂によっては外側層だけを溶着
させることが困難なため、スリットの発生を防ぐことが
できなかった。
離容器では、外側層と内側層との剥離性を高めるために
は、接着性の弱い樹脂を用いなくてはならず、従来の容
器では、底シール部に層間剥離によるスリットが発生す
るという問題点があった。そこで、ピンチオフ部に溶着
突条を形成することが提案されたが（特公平６−１０２
０７６号公報参照）、樹脂によっては外側層だけを溶着
させることが困難なため、スリットの発生を防ぐことが
できなかった。
【０００４】また、底シール部の突条を形成する各融着
層を相互に噛み合うよう融着させることが提案されてい
るが、金型のピンチオフ部の構造が複雑になり、高精度
が必要であるので、金型が容易にかつ安価に製造できな
いという問題点があった。
層を相互に噛み合うよう融着させることが提案されてい
るが、金型のピンチオフ部の構造が複雑になり、高精度
が必要であるので、金型が容易にかつ安価に製造できな
いという問題点があった。
【０００５】本発明は、上記の問題点を解決し、底シー
ル部の構造に関係なく、容器口部に設けた大気導入孔よ
り効果的に大気を導入するようにすることを技術的課題
とし、容器底部の底シール部を接着剤で接着密封した積
層剥離容器を提供することを目的とする。
ル部の構造に関係なく、容器口部に設けた大気導入孔よ
り効果的に大気を導入するようにすることを技術的課題
とし、容器底部の底シール部を接着剤で接着密封した積
層剥離容器を提供することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の技術的
課題を達成するため、容器口部に大気導入孔を設けた積
層剥離容器において、容器底部に形成された平底壁に、
パーティングラインに沿って長溝を形成するとともに、
平底壁から端部が突出しないよう底シール部を形成し、
前記長溝内に底シール部を接着密封する接着剤層を設け
たことを特徴とする構成を採用する。
課題を達成するため、容器口部に大気導入孔を設けた積
層剥離容器において、容器底部に形成された平底壁に、
パーティングラインに沿って長溝を形成するとともに、
平底壁から端部が突出しないよう底シール部を形成し、
前記長溝内に底シール部を接着密封する接着剤層を設け
たことを特徴とする構成を採用する。
【０００７】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図１，２において、１
は、外側層２と内側層３とからなる積層剥離容器であっ
て、積層押出しブロー成形によって成型されている。前
記外側層２は、高密度ポリエチレン樹脂製で容器の外観
形状を維持するものであり、内側層３は、ナイロン樹脂
製で外側層から剥離自在、かつ変形自在の内袋である。
積層剥離容器１は、円形の容器胴部４と容器口部５と容
器底部６とから構成され、容器口部５の外側層２には、
外側層２と内側層３との間に大気を導入する大気導入孔
７が穿孔されている。８は係止片であって、内容液の注
出時に内側層２の沈み込みを防ぐものである。 ９は外
側層と内側層の一部を接着する接着帯で、内容液注出時
に内側層の変形を一定形状に進行するよう規制するもの
である。
て、図面を参照して説明する。図１，２において、１
は、外側層２と内側層３とからなる積層剥離容器であっ
て、積層押出しブロー成形によって成型されている。前
記外側層２は、高密度ポリエチレン樹脂製で容器の外観
形状を維持するものであり、内側層３は、ナイロン樹脂
製で外側層から剥離自在、かつ変形自在の内袋である。
積層剥離容器１は、円形の容器胴部４と容器口部５と容
器底部６とから構成され、容器口部５の外側層２には、
外側層２と内側層３との間に大気を導入する大気導入孔
７が穿孔されている。８は係止片であって、内容液の注
出時に内側層２の沈み込みを防ぐものである。 ９は外
側層と内側層の一部を接着する接着帯で、内容液注出時
に内側層の変形を一定形状に進行するよう規制するもの
である。
【０００８】容器底部６は、底端壁１０と該底端壁１０
から内方に窪んだ位置に形成された平底壁１１とを有し
ている。平底壁１１には、パーティングラインに沿って
楕円状の長溝１２が形成されており、長溝１２の底面に
底シール部１３が形成され、その突出端１４は、平底壁
１１の表面より引き込んで位置している。
から内方に窪んだ位置に形成された平底壁１１とを有し
ている。平底壁１１には、パーティングラインに沿って
楕円状の長溝１２が形成されており、長溝１２の底面に
底シール部１３が形成され、その突出端１４は、平底壁
１１の表面より引き込んで位置している。
【０００９】図３，４に示すように、長溝１２には、底
シール部１３を覆って接着剤層１５が形成されており、
該接着剤層１５は、積層剥離容器のブロー成形後の後加
工によって施される。接着剤として、容器の内外層の樹
脂に応じて適当なホットメルト接着剤が用いられるが、
外側層と同材質のホットメルト接着剤を長溝１２内に流
し込むことが好ましい。
シール部１３を覆って接着剤層１５が形成されており、
該接着剤層１５は、積層剥離容器のブロー成形後の後加
工によって施される。接着剤として、容器の内外層の樹
脂に応じて適当なホットメルト接着剤が用いられるが、
外側層と同材質のホットメルト接着剤を長溝１２内に流
し込むことが好ましい。
【００１０】次に、上記構成に基づく作用効果について
説明する。積層剥離容器の使用に際しては、容器口部５
にポンプディスペンサーを取り付け、該ポンプディスペ
ンサーによって内容液が注出されるが、注出時に大気導
入孔７より大気が導入され、内側層３が収縮変形され
る。その際、底シール部１３は、接着剤層によって接着
密封されているので底シール部１３から大気が導入され
ることはなく、容器口部５の大気導入孔７から効率よく
大気を導入することができる。また、容器を風呂場等濡
れた場所で使用しても、底シール部１３から空気と一緒
に湯水が容器内に侵入することはない。
説明する。積層剥離容器の使用に際しては、容器口部５
にポンプディスペンサーを取り付け、該ポンプディスペ
ンサーによって内容液が注出されるが、注出時に大気導
入孔７より大気が導入され、内側層３が収縮変形され
る。その際、底シール部１３は、接着剤層によって接着
密封されているので底シール部１３から大気が導入され
ることはなく、容器口部５の大気導入孔７から効率よく
大気を導入することができる。また、容器を風呂場等濡
れた場所で使用しても、底シール部１３から空気と一緒
に湯水が容器内に侵入することはない。
【００１１】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。積層剥離容器の容器底部の底
シール部を接着剤層で覆って密封しているので、底シー
ル部からの大気の導入をなくすることができ、容器口部
に設けた大気導入孔より効率的に大気を導入することが
できる。底シール部の構造に関係なく、底シール部から
の大気の導入を防ぐことができるので、底シール部に特
殊な構造の突条を形成する必要がなくなり、積層剥離容
器を容易にかつ低コストで製造することができる。
から、次の効果を奏する。積層剥離容器の容器底部の底
シール部を接着剤層で覆って密封しているので、底シー
ル部からの大気の導入をなくすることができ、容器口部
に設けた大気導入孔より効率的に大気を導入することが
できる。底シール部の構造に関係なく、底シール部から
の大気の導入を防ぐことができるので、底シール部に特
殊な構造の突条を形成する必要がなくなり、積層剥離容
器を容易にかつ低コストで製造することができる。
【図１】積層剥離容器の一部断面正面図である。
【図２】容器の底面図である。
【図３】接着剤層を施した容器の一部断面側面図であ
る。
る。
【図４】接着剤層を施した容器の底面図である。
１ 積層剥離容器 ２ 外側層 ３ 内側層 ４ 容器胴部 ５ 容器口部 ６ 容器底部 ７ 大気導入孔 １０ 底端壁 １１ 平底壁 １２ 長溝 １３ 底シール部 １５ 接着剤層
Claims (1)
- 【請求項１】 容器口部に大気導入孔を設けた積層剥離
容器において、容器底部に形成された平底壁に、パーテ
ィングラインに沿って長溝を形成するとともに、平底壁
から端部が突出しないよう底シール部を形成し、前記長
溝内に底シール部を接着密封する接着剤層を設けたこと
を特徴とする積層剥離容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28171696A JP3645374B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 積層剥離容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28171696A JP3645374B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 積層剥離容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10114361A true JPH10114361A (ja) | 1998-05-06 |
| JP3645374B2 JP3645374B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=17642997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28171696A Expired - Lifetime JP3645374B2 (ja) | 1996-10-03 | 1996-10-03 | 積層剥離容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3645374B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000016469A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kao Corp | 積層剥離容器 |
| JP2006068326A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Kao Corp | 清掃具 |
| CN106115043A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-16 | 李克勤 | 防空气混入瓶装液的双层塑料瓶组件 |
| JP2020121744A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | キョーラク株式会社 | 容器 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4727016B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2011-07-20 | 株式会社クラレ | ガソリンバリア性に優れた燃料容器 |
-
1996
- 1996-10-03 JP JP28171696A patent/JP3645374B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000016469A (ja) * | 1998-06-30 | 2000-01-18 | Kao Corp | 積層剥離容器 |
| JP2006068326A (ja) * | 2004-09-02 | 2006-03-16 | Kao Corp | 清掃具 |
| JP4528069B2 (ja) * | 2004-09-02 | 2010-08-18 | 花王株式会社 | 清掃具 |
| CN106115043A (zh) * | 2016-08-16 | 2016-11-16 | 李克勤 | 防空气混入瓶装液的双层塑料瓶组件 |
| JP2020121744A (ja) * | 2019-01-30 | 2020-08-13 | キョーラク株式会社 | 容器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3645374B2 (ja) | 2005-05-11 |
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| JPS636022Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041221 |
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