JP3336351B2 - 壜体およびその成形方法 - Google Patents

壜体およびその成形方法

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    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
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  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定形の外殻を形成する
外層内に、変形自在な内袋を形成する内層を剥離自在に
積層形成し、外観形状を変化させることなく、かつ内溶
液収納部に外気を侵入させることなく、内溶液の注出使
用を可能とした合成樹脂製ブロー成形壜体と、この壜体
の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】定形の外殻を形成する外層内に、変形自
在な内袋を形成する内層を剥離自在に積層して構成した
合成樹脂製ブロー成形壜体の代表的な従来技術として
は、特開平5−310265号公報に開示された技術が
ある。
【0003】この従来技術は、壜体をブロー成形する際
に形成される金型喰切りにより達成さるバリ出し成形に
より成形される底部パーティングライン部分が、内層同
士は接着するが、外層同士は接着し難いことを利用し
て、この底部パーティングライン部分に外力を作用させ
て、外層同士を離反させることによりスリットを開口形
成し、内層内に収納された内溶液が注出使用されて、内
層が形成する内袋が容積減少変形する際に、このスリッ
トを通して外層と内層との間に外気を侵入させることに
より、外層に対する内層の剥離を達成できるようにし
て、内溶液の注出使用による内層の容積減少変形が行わ
れるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術にあっては、壜体の座として機能する底部にパー
ティングラインに沿って空気侵入口としてのスリットを
開口するので、壜体の底部の機械的強度が、このスリッ
トの開口により低下し、内容液注出のために壜体に組付
けられた注出ポンプの押圧操作時に、壜体が歪んで注出
ポンプの押圧操作がし難くなると云う問題があった。
【0005】また、バリ出し成形された底部のパーティ
ングラインにおける外層同士は、その接着程度が弱いと
は言え、或る程度の強度で接着しているものであるか
ら、この底部パーティングラインにおける外層同士の接
着を引き剥がすにはかなりの力を必要とし、このため商
品としての壜体購入後におけるスリット形成に、多大な
労力と手間とを要すると云う問題があった。
【0006】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、予め壜体胴
部に、外層と内層との間への空気の侵入口を簡単に形成
することのできる部分を形成しておくことを技術的課題
とし、もって壜体胴部に空気侵入口を簡単に形成するこ
とができるようにすると共に、空気侵入口の形成による
壜体底部の座機能の低下のない壜体を提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の構造手段は、ブロー成形により、定形の外殻を形成
する合成樹脂製の外層と、この外層に剥離自在に積層さ
れ、内袋を形成する可撓性合成樹脂製の内層と、から構
成されること、胴部の全高さ範囲にわたって、外層の一
部に、内層の一部を縦細帯状に露出させる欠部を開設し
て設けたこと、にある。
【0008】外層と内層とを、欠部以外の部分で全高さ
範囲にわたって縦帯状の接着帯で接着するのが有効であ
る。
【0009】欠部を、胴部の中心に関して対称に二つ設
けるのが望ましく、この場合、接着帯を、二つの欠部の
中間となる二箇所に設けるのが良い。
【0010】胴部に、シュリンクラベルを巻回固定する
のが有効である。
【0011】また、上記課題を解決する本発明の方法手
段は、可撓性合成樹脂製の内筒の外側に、この内筒の一
部を露出させる縦細帯状の切欠き部を有し、内筒に対し
て剥離自在な合成樹脂製の外筒を接合したパリソンを共
押出し成形により成形すること、このパリソンを、切欠
き部を喰い切る方向から口部と底部とをバリ出し成形し
て壜体にブロー成形すること、にある。
【0012】接着帯を、内筒および外筒と一緒に共押出
ししてパリソンを成形するのが有利である。
【0013】
【作用】壜体胴部には、その全高さ範囲にわたって、外
層の一部に縦細帯状の欠部を開口形成したので、この欠
部を介して内層の一部が外層外に露出することになり、
このため欠部の両側端縁部分である侵入部は、露出した
内層部分が外圧の作用により変形し易い状態にあること
から、外層と内層とが剥離し易いと共に、この剥離によ
り外層と内層との間に外気を円滑に侵入させる侵入口を
形成する。
【0014】それゆえ、壜体に取付けた注出ポンプの押
圧操作により、壜体内から内容液を注出すると、この内
容液の注出により壜体内に発生した減圧により、外層の
欠部に露出した内層の一部が容易に陥没状に変形する。
【0015】欠部に露出した内層の一部の陥没状の変形
により、侵入部で外層と内層との剥離が発生して、この
侵入部に空気の外層と内層との間への侵入口が形成され
る。
【0016】侵入部に空気の侵入口が開口形成される
と、空気の外層と内層との間への侵入が容易となるの
で、外層に対する内層の剥離も容易となり、壜体内に発
生した減圧による内層の容積縮小変形が円滑に達成さ
れ、壜体内の減圧を速やかに消滅させる。
【0017】この内層の容積縮小変形は、内層が外層か
ら剥離して達成されるので、外層は変形することがな
く、もって壜体の外観には変化が生じない。
【0018】侵入部における侵入口の形成、すなわちて
外層に対する内層の剥離による内層の容積縮小変形は、
欠部が胴部の全高さ範囲にわたって形成されているの
で、胴部のどの高さ位置からでも生じることが可能なの
であるが、内容液の重量の作用の影響により、この内容
液の重量の作用の最も小さい上端部から始めると云う、
一定した変形形態となる。
【0019】壜体の全高さ範囲にわたって、欠部を避け
た部分に、外層と内層とを接着固定する縦細帯状の接着
層を設けることはにり、この接着層が位置する部分で
は、外層に対する内層が剥離することができず、このた
め外層内における内層の剥離しての容積縮小変形は、こ
の接着層に接着した部分を不動箇所として行われること
になり、これにより内層の容積縮小変形は、高さ方向の
縮小を生じることなく、単純で一定した縮径変形に規制
されることになる。
【0020】壜体にブロー成形されるパリソンを、内層
となる筒形状の内筒の外側に、外層となる外筒を、内筒
の一部を露出させる縦細帯状の切欠き部を形成した構成
で接合させて共押出しにより成形した構造となっている
ので、このパリソンからブロー成形される壜体の外層に
は、内層の一部を露出させる欠部が、壜体の高さ方向に
沿って切欠き部により成形されることになる。
【0021】切欠き部を設けた外筒を有するパリソンを
壜体にブロー成形するに際して、切欠き部を喰い切る方
向、すなわち切欠き部をパーティングライン上に位置さ
せる方向からブロー割り金型を型締めして、底部は当然
として、口部もバリ出し成形するので、ブロー成形され
た壜体の底部および口部には、切欠き部による欠部が成
形されることがなく、底部および口部のパーティングラ
イン部分における外層部分は外観上、一体的に連結した
状態となり、欠部は壜体の胴部にだけに形成されること
になる。
【0022】すなわち、切欠き部を有する外筒を内筒と
共押出して成形したパリソンの径寸法を、口部でのバリ
出し成形か可能な値に設定し、パリソンを、ブロー割り
金型の型締め方向に対して切欠き部がパーティングライ
ン上に位置するように姿勢を設定することにより、通常
の単純なブロー成形操作により、胴部の全高さ範囲にわ
たって欠部を有する壜体を成形することができるのであ
る。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。図1ないし図3は、本発明による壜体1の
一実施例を示すもので、この壜体1は、高密度ポリエチ
レン樹脂で成形され、壜体1の外殻体として充分な機械
的強度を発揮する外層5と、高密度ポリエチレン樹脂と
の相溶性がないナイロン樹脂で成形され、充分な可撓性
を発揮できる肉厚に成形された内層6と、高密度ポリエ
チレン樹脂およびナイロン樹脂に対して充分な接着性を
発揮する接着性樹脂で成形され、壜体1の全高さ範囲に
わたって設けられた接着帯9とから構成されている。
【0024】また、この壜体1は、外周面に螺条を刻設
し、壜体1に対する注出ポンプ(図示省略)の組付き部
分を形成する口部3と、この口部3を上端に起立連設
し、下端に底部4を連設した有底円筒形状の胴部2とか
ら構成され、胴部2を構成する外層5部分には、この胴
部2の全高さ範囲にわたって縦細帯状の欠部7が、胴部
2の中心軸に関して対称位置に一対設けられているの
で、この欠部7に対応する内層6部分が、胴部2の全高
さ範囲にわたって縦細帯状に露出することになり、この
欠部7の形成により、欠部7の両側端縁部の外層5と内
層6との接触部分に侵入部8が形成されることになる。
【0025】外層5と内層6とを接着固定する接着帯9
は、胴部2に形成された欠部7に対して、胴部2の中心
軸に関して、中心角で90°の位置、すなわち両欠部7
に対して等距離となる箇所に一対(図2参照)設けられ
ている。
【0026】このように、接着帯9は、欠部7に対して
中心角90°変位した箇所、すなわち周方向に沿って欠
部7から最も離れた箇所に位置することになるが、この
位置は、侵入部8から発生する外層5に対する内層6の
剥離が最も遅れて発生する箇所であるので、内層6の、
外層5から剥離しながらの容積縮小変形は、接着帯9の
固定作用に影響されることなく、自然にかつ円滑に達成
されることになり、このため内層6の容積縮小変形は、
一定した形態で、安定して無理なく達成されることにな
る。
【0027】この壜体1のブロー成形は、図4および図
5に示すように、対称位置に一対の切欠き部13を設け
た外筒11と、この外筒11の内側に位置する円筒状の
内筒12と、外筒11と内筒12との間の、切欠き部1
3に対して中心角90°変位した箇所に位置する細帯状
の接着帯9とを共押出ししてパリソン10を押出し成形
し、このパリソン10をブロー成形割り金型で壜体1に
ブロー成形する。
【0028】パリソン10は、その径寸法が、成形目的
品である壜体1の口部3の径寸法よりも大きく設定され
ており、そしてパリソン10の壜体1へのブロー成形
は、ブロー成形割り金型に対してパリソン10を、ブロ
ー成形割り金型の型締め方向に対して直交する方向に両
切欠き部13を位置させた姿勢、すなわち切欠き部13
をパーティングライン上に位置させる姿勢にして達成す
る。
【0029】このため、壜体1の口部3および底部4が
バリ出し成形となるので、口部3と底部4には、切欠き
部13による欠部7は成形されず、欠部7はバリ出し成
形のない胴部2だけに成形されることになり、また図3
から明らかなように、接着帯9がブロー成形割り金型の
型締め方向に位置しているので、この接着帯9は底部4
のパーティングラインまで達することになり、これによ
り喰い切り部分である底部4のパーティングラインにお
ける外層5と内層6とは、接着帯9により接着固定され
た状態となり、また底部4のパーティングラインにおけ
る外層5同士の喰い切り端縁間は、接着帯9で接着固定
されることになり、外層5と内層6とを剥離自在な合成
樹脂材料で成形したことによる、底部4の機械的強度の
低下を防止している。
【0030】図6および図7は、本発明による壜体1の
他の実施例を示すもので、図1ないし図3に示した実施
例の壜体1の胴部2に、熱収縮性合成樹脂製フィルムで
成形されたシュリンクラベル14を、胴部2の略全高さ
範囲にわたって被覆状に巻回組付けしたものである。
【0031】このシュリンクラベル14の胴部2への巻
回組付けにより、欠部7を設けたことにより発生する外
層5の胴部2部分の機械的強度不足、すなわち壜体1に
作用する押下げ力により胴部2の外層5部分が拡径方向
に変形し易くなると云う機械的強度不足を補強してい
る。
【0032】このシュリンクラベル14の胴部2への巻
回組付けにより、胴部2の欠部7がシュリンクラベル1
4で覆われることになるが、胴部2の上端部分である肩
部の欠部7は露出した状態のままであるので、内層6の
外層5からの剥離は、この肩部の欠部7における侵入部
8から支障なく生じさせることができ、シュリンクラベ
ル14を設けることによる内層6の外層5に対する剥離
動作に悪影響を与えることはない。
【0033】なお、上記した実施例においては、壜体1
を外層5と内層6との二層構造として説明したが、内層
6は単層構造に特定されるものではなく、例えば外側に
外層5との剥離性を有する合成樹脂製の層を、そして内
側に耐内容液性に優れた合成樹脂製の層を積層したもの
としても良いことは云うまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。壜体底部の金型喰い切り
部の外層同士を接合した状態のままとしたので、底部に
開口部を開設することによる底部の機械的強度の劣化が
皆無となり、もって外部の機械的強度の劣化による注出
ポンプの操作性の不良発生とか、壜体の座りが不安定と
なる等の不都合の発生を皆無とすることができる。
【0035】外層と内層との間への空気の侵入口を形成
する侵入部を、壜体成形と同時に壜体胴部に成形される
欠部により形成したので、商品である壜体購入後に、空
気侵入口を開口形成するための特別な取扱い操作を要す
ることがなく、もって壜体の取扱いが面倒となると云う
不都合の発生を皆無とすることができる。
【0036】侵入部を形成する縦細帯状の欠部を、肩部
および底部を含む胴部の全高さ範囲にわたって形成した
ので、この欠部を通して、外層内の内層の容積縮小変形
を観察することができ、これにより壜体外からの観察に
より、内容液の消費程度を正確に判断することができ
る。
【0037】侵入部を形成する欠部を、胴部の全高さ範
囲にわたって開口形成したので、外層に対する内層の剥
離が、自然な一定した形態で達成されることになり、も
って外層内における内層の内容液の注出消費に従った容
積縮小変形を安定した一定形態で行わせ、これにより注
出ポンプによる内容液の注出動作を、最後まで安定した
ものとすることができる。
【0038】壜体の口部と底部とをバリ出し成形とした
ので、外筒の一部に長さ方向に沿った切欠き部を設けた
単純な構造のパリソンから、通常のブロー成形操作によ
り、胴部だけに欠部を設けた壜体を成形することがで
き、もって胴部に欠部を設けた壜体を簡単に成形するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壜体の一実施例を示す正面図。
【図2】図1に示した実施例の、A−A線に沿って切断
矢視した平断面図。
【図3】図1に示した実施例の底面図。
【図4】本発明により壜体にブロー成形される、パリソ
ンの一実施例を示す正面図。
【図5】図4に示したパリソンの実施例の、B−B線に
沿って切断矢視した平断面図。
【図6】本発明の壜体の他の実施例を示す正面図。
【図7】図6に示した実施例のC−C線に沿って切断矢
視した平断面図。
【符号の説明】
1 ; 壜体 2 ; 胴部 3 ; 口部 4 ; 底部 5 ; 外層 6 ; 内層 7 ; 欠部 8 ; 侵入部 9 ; 接着帯 10; パリソン 11; 外筒 12; 内筒 13; 切欠き部 14; シュリンクラベル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 1/02 B65D 77/04 B65D 25/16 B29C 49/22

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形により、定形の外殻を形成す
    る合成樹脂製の外層(5) と、該外層(5) に剥離自在に積
    層され、内袋を形成する可撓性合成樹脂製の内層(6) と
    から構成され、胴部(2) の全高さ範囲にわたって、前記
    外層(5) の一部に、前記内層(6) の一部を縦細帯状に露
    出させる欠部(7) を開設した壜体。
  2. 【請求項2】 外層(5) と内層(6) とを、欠部(7) 以外
    の部分で全高さ範囲にわたって縦帯状の接着帯(9) で接
    着した請求項1に記載の壜体。
  3. 【請求項3】 欠部(7) を、胴部(2) の中心に関して対
    称に二つ設けた請求項1または2に記載の壜体。
  4. 【請求項4】 接着帯(9) を、二つの欠部(7) の中間と
    なる二箇所に設けた請求項3に記載の壜体。
  5. 【請求項5】 胴部(2) に、シュリンクラベル(14)を巻
    回固定した請求項1または2または3または4に記載の
    壜体。
  6. 【請求項6】 可撓性合成樹脂製の内筒(12)の外側に、
    該内筒(12)の一部を露出させる縦細帯状の切欠き部(13)
    を有する、前記内筒(12)に対して剥離自在な合成樹脂製
    の外筒(11)を接合したパリソン(10)を共押出し成形によ
    り成形し、該パリソン(10)を、前記切欠き部(13)を喰い
    切る方向から口部(3) と底部(4) とをバリ出し成形して
    壜体(1) にブロー成形する壜体の成形方法。
  7. 【請求項7】 接着帯(9) を、内筒(12)および外筒(11)
    と一緒に共押出ししてパリソン(10)を成形する請求項6
    に記載の壜体の成形方法。
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