JPH10114316A - 袋押込み式敷設装置 - Google Patents

袋押込み式敷設装置

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JPH10114316A
JPH10114316A JP8281695A JP28169596A JPH10114316A JP H10114316 A JPH10114316 A JP H10114316A JP 8281695 A JP8281695 A JP 8281695A JP 28169596 A JP28169596 A JP 28169596A JP H10114316 A JPH10114316 A JP H10114316A
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box
bag
pushing
push
members
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JP8281695A
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English (en)
Inventor
Hisanori Miyata
久典 宮田
Makoto Aoki
誠 青木
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OKABE LOCK KK
Ishii Corp
Original Assignee
OKABE LOCK KK
Ishii Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上面開放形態に組立てられた箱体内部と対応す
る大きさに袋体を敷設することのできる袋押込み式敷設
装置を提供する。 【解決手段】押込み機構を構成する押込み体の各押込み
部材を、箱体の各角隅部内壁面に沿って挿入される長さ
及び角度に可変調節して袋体内部に挿入するので、箱体
のサイズ及び形状に対応して、箱体内部と同等となる大
きさに袋体を拡張することができる。且つ、箱体内壁面
に対して袋体が密着した状態に敷設されるため、箱体と
袋体との間に不必要な隙間が形成されず、箱体内部と同
等となる収納容積を確保することができると共に、各種
サイズ及び各種形状を有する各種の箱体内部に対して袋
体を敷設する作業が一つの装置で行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、段ボー
ル紙、合成樹脂等で形成された上面開放形態の箱体内部
に、合成樹脂製又は紙製の袋体を敷設する作業に用いら
れる袋押込み式敷設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような箱体内部に袋体を
敷設する装置としては、例えば、図18、図19に示す
ように、上面開放形態に組立てられた箱体B内部に袋体
Fを挿入し、箱体Bの各フラップBa…に対して袋体F
の口部Faを被覆した後、その箱体Bの上面側開口部と
対応する大きさに開口された袋体F内部に押込み枠80
を挿入して、箱体Bの四辺側内壁面に沿って、押込み枠
80の四辺側上縁部に取付けた各押込み板80a…を袋
体F内部に垂直挿入することで、箱体B内部と対応する
大きさに袋体Fを拡張した状態に敷設する装置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した各押
込み板80a…は、押込み枠80の四辺側上縁部に対し
て四辺と直交する方向に形成した各長孔80b…に夫々
取付けられ、押込み板80aの背面側に固定した支持板
80cの孔部80dと、押込み枠80の一辺側上縁部に
形成した長孔80bとを連通して、相互をネジ部材90
及びナット部材91により締付け固定しているので、箱
体Bの四辺側内壁面に沿って挿入される位置に各押込み
板80a…を摺動固定することができるが、箱体B内部
に対して挿入される大きさ及び形状に押込み枠80を形
成しているため、その押込み枠80の四辺側上縁部より
も長尺に各長孔80b…を形成することができない。且
つ、各長孔80b…の全長と対応する範囲に各押込み板
80a…が摺動規制され、各押込み板80a…により拡
張できる袋体Fの大きさに限界があるため、その袋体F
に対応して箱体Bの大きさ及び形状が限定され、適用で
きる範囲が狭いという問題点を有している。他の方法と
して、各押込み板80a…を、押込み枠80の各角隅側
上縁部に対して対角線方向に形成した各長孔80b…に
夫々取付けても、上述と同様に、各長孔80b…と対応
する範囲に各押込み板80a…が摺動規制され、各押込
み板80a…により拡張できる袋体Fの大きさには限界
がある。
【0004】また、箱体Bのサイズ及び形状に対応し
て、一つの押込み枠80に四枚の各押込み板80a…を
取付けてなる複数のユニットを製作した場合、箱体B内
部と同等となる大きさに袋体Fを敷設する作業が行える
が、箱体Bのサイズ及び形状が変わる度に、ユニット全
体を交換しなければならず、交換作業に手間及び時間が
掛かり、作業能率が悪くなる。且つ、作業に複数のユニ
ットが必要となるため、装置全体の製作コストが高価と
なる問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、押込み体に取
付けた各押込み部材を、箱体の各角隅部内壁面に沿って
挿入される長さ及び角度に可変調節して袋体内部に挿入
するので、箱体内部と同等となる収納容積を確保するこ
とができ、各種サイズ及び各種形状の異なる各種の箱体
内部に対して袋体を敷設する作業が一つの装置で行える
袋押込み式敷設装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記押込み体の下面側に、上記箱体の各角隅部に対応し
て長尺に形成した複数の各押込み部材を上下段違いに交
差して取付けると共に、上記各押込み部材を、上記箱体
の各角隅部内壁面と対向する方向に対して水平摺動可能
に設けた袋押込み式敷設装置であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記各押込み部材を、上記箱体の各角
隅部内壁面と対向する角度に水平回動可能に設けた袋押
込み式敷設装置であることを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1又は
請求項2記載の構成と併せて、上記各押込み部材の遊端
側を上記箱体の各角隅部内壁面と平行して下方に垂下す
ると共に、該各押込み部材の垂下側端部を上記箱体内部
の底側壁面に対して当接される長さに形成した袋押込み
式敷設装置であることを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は請求項3記載の構成と併せて、上記押込み体を、上
記箱体内部に対して挿入される大きさに形成した袋押込
み式敷設装置であることを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1又は
請求項4記載の構成と併せて、上記箱体と押込み体と
を、該箱体の各角隅部内壁面に沿って各押込み部材が袋
体内部に垂直挿入される方向に相互を相対移動する移動
手段を設けた袋押込み式敷設装置であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の袋押込み式敷設装置は、押込み
体に取付けた各押込み部材を、例えば、大型、中型、小
型等のサイズの異なる箱体の各角隅部内壁面に沿って挿
入される長さに出没調節した後、その各角隅部内壁面に
沿って、各押込み部材を袋体内部に挿入し、箱体の各角
隅部内壁面に対して袋体の外周面を密着させながら、箱
体内部と対応する大きさに袋体を内側から強制的に拡張
して、箱体と袋体との対向間から空気を強制的に抜気す
るので、箱体と袋体との間に不必要な隙間が形成され
ず、箱体内部と同等となる大きさに袋体の外周面を拡張
した状態に敷設することができ、各種サイズを有する箱
体内部に対して袋体を敷設する作業が一つの装置で行え
る。
【0012】請求項2記載の袋押込み式敷設装置は、上
記請求項1記載の作用と併せて、押込み体に取付けた各
押込み部材を、例えば、正方形、長方形、多角形等の形
状の異なる箱体の各角隅部内壁面と対向する角度に水平
回動した後、その各角隅部内壁面に沿って、各押込み部
材を袋体内部に挿入するので、各種形状を有する箱体の
各角隅部内壁面に対して袋体の外周面を密着させた状態
に敷設することができる。
【0013】請求項3記載の袋押込み式敷設装置は、上
記請求項1又は請求項2記載の作用と併せて、箱体の各
角隅部内壁面に沿って、押込み体に取付けた各押込み部
材の垂下側端部を袋体内部に垂直挿入すると共に、各押
込み部材の垂下側端部を箱体内部の底側壁面に当接し
て、箱体内部の底側壁面に対して袋体の底部外周面を密
着又は押付けるので、箱体底部と同等となる大きさに袋
体の底部側を拡張した状態に敷設することができる。
【0014】請求項4記載の袋押込み式敷設装置は、上
記請求項1,2又は請求項3記載の作用と併せて、押込
み体全体を、箱体の上面側開口部に被覆された袋体内部
又は上面側開口部と対応する大きさに開口された袋体内
部に挿入し、その箱体の各角隅部内壁面に沿って、各押
込み部材を袋体内部に挿入することで、箱体の各フラッ
プを折曲げた状態又は起立した状態のままでも、箱体内
部と同等となる大きさに袋体を拡張した状態に敷設する
ことができる。
【0015】請求項5記載の袋押込み式敷設装置は、上
記請求項1又は請求項4記載の作用と併せて、箱体と押
込み体とを移動手段により相対移動させて、箱体の各角
隅部内壁面に沿って各押込み部材を袋体内部に垂直挿入
するので、袋体の敷設作業に要する動作時間が短縮さ
れ、作業能率が向上する。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、押込み体に取付けた
各押込み部材を、箱体の各角隅部内壁面に沿って挿入さ
れる長さ及び角度に可変調節して袋体内部に挿入するの
で、箱体のサイズ及び形状に対応して、箱体内部と同等
となる大きさに袋体を拡張することができる。且つ、箱
体内壁面に対して袋体が密着した状態に敷設されるた
め、箱体と袋体との間に不必要な隙間が形成されず、箱
体内部と同等となる収納容積を確保することができ、各
種サイズ及び各種形状を有する各種の箱体内部に対して
袋体を敷設する作業が一つの装置で行える。
【0017】しかも、各押込み部材を上下段違いに交差
することで、各押込み部材が互いに干渉するのを防止で
き、長さ調節が容易に行える。且つ、長尺寸法の各押込
み部材を交差した状態に取付けることができるため、従
来装置よりも拡張できる袋体のサイズが大きくなり、そ
の袋体の大きさに対応して各種サイズの異なる箱体を敷
設作業に用いることができ、本装置の適用される範囲が
広くなる。
【0018】さらに、各押込み部材の垂下側端部を箱体
内部の底側壁面に当接して、箱体内部の底側壁面に袋体
を密着又は押付けるので、箱体底部と同等となる大きさ
に袋体の底部側を敷設することができ、箱体内部と同等
となる収納容積を確保することができる。且つ、押込み
体全体を箱体内部に挿入することで、箱体の各フラップ
を折曲げた状態又は起立した状態のままでも、箱体内部
に袋体を敷設する作業が容易に行える。さらにまた、箱
体と押込み体とを相対移動させて、箱体の各角隅部内壁
面に沿って各押込み部材を袋体内部に垂直挿入するの
で、袋体の敷設作業に要する動作時間が短縮され、作業
能率の向上を図ることができる。
【0019】
【実施例】図面は上面開放形態に組立てられた箱体内部
と対応する大きさに袋体を敷設する作業に用いられる袋
押込み式敷設装置を示し、図1及び図2に於いて、この
袋押込み式敷設装置1の後部には、合成樹脂製のフィル
ム原反fを送り経路A上に供給する供給機構2を配設
し、その送り経路A上に、箱体Bのサイズと対応してフ
ィルム原反fを幅方向に溶着する溶着機構3と、箱体B
のサイズと対応する大きさにフィルム原反fを分離する
分離機構4とを配設し、分離機構4の下方には、袋体F
の口部Faを開口するための開口機構5を配設してい
る。装置前部の上方には、袋体Fの口部Faを開口保持
し、同側下部に搬送された箱体Bに被覆する被覆機構6
と、その袋体Fを箱体B内部に押込みする押込み機構7
とを配設している。被覆機構6により保持された袋体F
の下方には、箱体Bの各フラップBa…を略垂直に折曲
げする折曲げ機構8を配設し、その下方には、上面開放
形態に組立てられた箱体Bを搬送する箱送りコンベア9
と、箱送りコンベア9上に停止された箱体Bを袋体Fが
挿入される方向に昇降する昇降機構10とを配設してい
る。
【0020】上述した供給機構2は、透明又は半透明の
合成樹脂フィルムにより形成された筒状のフィルム原反
fを扁平状態(例えば、ガゼット折り状態又は平折り状
態)に折畳むと共に、そのフィルム原反fをロール状に
巻回して、送り経路Aの始端側下部に配設したフィルム
装填部11に対して回転可能に装填セットしている。フ
ィルム原反fは、送り経路Aの始端側に配列した送りロ
ール12と、押えロール13と、昇降ロール14(ダン
サーロール)と、送り経路Aの終端側に配列した送りロ
ール15と押えロール16とに張架され、例えば、減速
機付きモータ(図示省略)により送りロール12,15
を送り方向に回転駆動して、各ロール12,13で押圧
したフィルム原反fを送り方向に供給し、昇降ロール1
4の上下動によりフィルム原反fの送り量を調節すると
共に、各ロール15,16で押圧したフィルム原反fを
垂直方向に繰出し供給する。
【0021】前述した溶着機構3は、送り経路Aの中間
部に取付け枠17を送り方向に対して前後移動可能に架
設し、取付け枠17の上下対向面に、同経路上に供給さ
れるフィルム原反fの上下面と対向して加熱部材18と
受け部材19とを配設し、同枠上部に配設した押え用シ
リンダ20と、同枠下部に配設した受け用シリンダ21
との同期作動により、各部材18,19をフィルム原反
fの上下面に押圧すると共に、加熱部材18によりフィ
ルム原反fの押圧部分を幅方向に加熱溶着する。その直
前には、フィルム原反fの上下面と対向して押え板22
と受け板23とが配設され、同押え板22を加熱部材1
8と一緒に上下動させて、各板22,23によりフィル
ム原反fの上下面を押圧する。
【0022】且つ、取付け枠17の下端部を送り経路A
に沿って平行に軸架したネジ軸24に螺合し、一端側に
固定したウォームホイル25と、同側下部に軸支したウ
ォームギャ26とを歯合して、ウォームギャ26の一端
側に固定した操作ハンドル27の回動操作又は駆動モー
タ(図示省略)の駆動力によりネジ軸24を送り方向に
正逆回転させ、取付け枠17全体を送り方向に前後移動
することで、フィルム原反fの溶着位置を箱体Bのサイ
ズに対応して可変調節する。
【0023】前述した分離機構4は、送り経路Aの終端
部に架設した取付け枠28の下面側に送りロール15と
押えロール16とを軸支し、各ロール15,16で押圧
したフィルム原反fの下位前後面と対向して押え部材2
9と受け部材30とを配設し、ロール20後部に配設し
た押え用シリンダ31の作動により押え部材29を前後
動させて、各部材29,30でフィルム原反fの切断部
分を押圧する。ロール15後部に配設したロッドレス型
の切断用シリンダ32の作動により、切断刃33を受け
部材30の受け面側に突出した状態のまま幅方向に往復
移動させ、各部材29,30で押圧保持されたフィルム
原反fを幅方向に切断して、一つの袋体Fを分離形成す
る。
【0024】前述した開口機構5は、分離機構4の下段
側に、各部材29,30で押圧したフィルム原反fの下
位前後面と対向して、例えば、吸気用ブロワ、真空ポン
プ等の負圧発生手段(図示省略)に接続されたロール型
の各吸着子34,34を配設し、各吸着子34,34
を、前後部に配設した各可動枠35,35の対向面側に
相対向させて夫々軸架している。一側部に配設した開口
用シリンダ36を前側可動枠35の一端側に連結し、中
央部に配設した開口用シリンダ37を後側可動枠35の
背面側に連結して、各開口用シリンダ36,37の同期
作動により、各吸着子34,34がフィルム原反fの前
後面に密着される吸着位置と、袋体Fの口部Faが開口
される開口位置とに各可動枠35,35を前後移動す
る。
【0025】上述した吸着子34は、図3にも示すよう
に、可動枠35の前面側両端部に固定した各軸受部35
a,35a間に軸架され、吸着子34の一側端部に固定
したギャ38と、可動枠35の一側端部に配設したラッ
ク39とを歯合すると共に、同側端部に配設した捲り用
シリンダ40の作動により、ギャ38及びラック39を
介して吸着子34を捲り方向に回転させ、吸着子34に
形成した各吸気孔34a…がフィルム原反fに対向され
る横向き位置と、各吸気孔34a…が真上となる上向き
位置とに正逆回転する。且つ、各軸受部35a,35a
の後端側に軸架した支軸41上に複数枚(例えば、2
枚、3枚、4枚)の各袋押圧板42…を所定間隔に隔て
て固定し、可動枠35の背面側中央部に固定した押圧用
シリンダ43の作動により、支軸41の中央部に固定し
た可動片41aを上下動させ、可動枠35と可動片41
aとの間に張架したバネ部材44の弾性に抗して、各袋
押圧板42…を、吸着子34の上部周面に対して押圧す
る閉位置と、同周面に対して適宜間隔に離間した開位置
とに上下回動する。
【0026】前述した被覆機構6は、図4にも示すよう
に、上述した開口機構5の開口動作が許容される高さ位
置であって、各吸着子34,34により開口された袋体
Fの開口側周縁部と対向する両側位置に各可動板45,
45を配設し、後述する各可動枠59,59の水平側端
部に固定した各昇降用シリンダ46,46の作動によ
り、各可動板45,45を上下動させ、後述する各折返
し爪48…を、上述した開口機構5により開口した袋体
Fの口部Faよりも上方に退避させた上昇位置と、後述
する箱昇降機構10により持上げられた箱体Bの各フラ
ップBa…に対して各折返し爪48…で開口保持した袋
体Fの口部Faが被覆される降下位置とに上下動する。
且つ、各可動枠59,59の移動により箱体Bのサイズ
に対応して拡縮調節される。
【0027】上述した可動板45には、同板の下面側に
軸架した支軸47上に2枚の各折返し爪48,48を固
定すると共に、各折返し爪48,48の間隔を箱体Bの
サイズに対応して拡縮調節可能に設けている。支軸47
の一側端部に固定したギャ49と、同側端部に配設した
ラック50とを歯合すると共に、同側に配設した開閉用
シリンダ51の作動により、ギャ49及びラック50を
介して、各折返し爪48,48を、上述した開口機構5
により開口した袋体Fの口部Faに対して挿入される閉
位置と、後述する箱体Bの各フラップBa…に対して被
覆される大きさに袋体Fの口部Faを開口する開位置と
に開閉する。可動板45の下面側中央部に固定した閉角
用シリンダ52の作動により、支軸47の中央部に固定
した可動片47aを上下動させ、各折返し爪48,48
を袋体Fの開口保持が解除される閉角度に回動する。
【0028】前述した押込み機構7は、図5、図6に示
すように、上述した被覆機構6の保持動作が許容される
高さ位置であって、各折返し爪48…で開口保持した袋
体Fの口部Faと対向して取付け枠54を架設すると共
に、同取付け枠54の下面側に、後述する箱送りコンベ
ア9の左側搬送面に幅寄せされた箱体Bの内側底面部と
対向して板状の押込み体53を配設している。押込み体
53は、最小サイズの箱体B内部に対して挿入可能な大
きさに形成され、その下面側には、箱体Bの各角隅部内
壁面Bb…に対応して上下逆L字形に形成した棒状の各
押込み部材53a…を4本垂設している。
【0029】上述した各押込み部材53a…の水平側端
部は、押込み体53の下面側角隅部に取付けた各支持部
材55…に対して水平摺動可能に挿入され、支持部材5
5の一側面に取付けた各調節レバー55a,55aによ
り押込み部材53aの水平側端部を締付け固定して、箱
体Bの各角隅部内壁面Bb…に沿って垂直挿入される長
さに各押込み部材53a…を出没調節する。且つ、支持
部材55の上端側に固定したネジ軸55bを、押込み体
53の下面側角隅部に対して上下摺動可能に螺合し、ネ
ジ軸55bの上端側及び下端側に各ナット55c,55
cを螺合して、各ナット55c,55cによりネジ軸5
5aを締付け固定することで、各押込み部材55a…の
水平側端部が上下段違いに交差される高さに各支持部材
55…を上下調節する。且つ、各ナット55c,55c
による固定を解除して、ネジ軸55aを中心として押込
み部材53aを水平回動することで、箱体Bの各角隅部
内壁面Bb…と対向する角度に各押込み部材53a…の
垂直側端部を回動調節する。なお、各押込み部材53a
…の水平側端部は、上下段違いに交差される長尺寸法に
形成され、他方の垂直側端部は、箱体Bの各角隅部内壁
面Bb…に沿って平行に垂下され、箱体B内部の底側壁
面に対して当接される長さに形成している。
【0030】上述した押込み体53は、取付け枠54に
立設した押込み用シリンダ54aの作動により、上述し
た被覆機構6により保持した袋体Fの口部Faよりも上
方に各押込み部材53a…を退避させた上昇位置と、後
述する箱昇降機構10により持上げられた箱体Bの各角
隅部内壁面Bb…に沿って各押込み部材53a…が挿入
される下降位置とに上下動される。各押込み部材53a
…は、図7に示すように、箱体Bのサイズ及び形状に対
応して、その箱体Bの各角隅部内壁面Bb…に沿って挿
入される長さ及び角度に可変調節される。
【0031】前述した折曲げ機構8は、箱送りコンベア
9の送り方向と平行して装置上部に架設した各ガイドレ
ール56,56と、箱送りコンベア9の右側上部に軸架
した上下段の各ネジ軸57,57及びガイドレール58
とに、上下逆L字形に形成した各可動枠59,59の水
平部と垂直部とを送り方向に対して摺動可能に係合し、
一方のネジ軸57に固定した操作ハンドル57aの回動
操作又は駆動モータ(図示省略)の駆動力により、各ス
プロケット60a,60a及びチェーン60bを介して
各ネジ軸57,57を正逆回転させ、各可動枠59,5
9の間隔を、後述する箱昇降機構10で持上げられる箱
体Bのサイズに対応して拡縮調節する。
【0032】且つ、上述した被覆機構6により保持され
る袋体Fの直下であって、後述する昇降機構10により
持上げられる箱体Bの各フラップBa…と対向して各折
曲げ部材61,61,62,62,63を同一高さに配
設している。各折曲げ部材61,62,63は、図10
にも示すように、各フラップBa…の平面部に対して押
圧される横幅に形成され、その下端側両縁部には各ロー
ラ61a,62a,63aを自由回転可能に軸支してい
る。
【0033】各折曲げ部材61,61は、箱送りコンベ
ア9の搬送面と直交する方向に向けて可動枠59の垂直
側中間部に支持枠59aを架設し、その支持枠59aの
中間部に固定した各進退用シリンダ61b,61cの作
動により、箱体Bの前後フラップBa,Baよりも内側
に移動した前進位置と、各フラップBa,Baが略垂直
に折曲げられる間隔に近接した中間位置とに、各フラッ
プBa,Baが略水平に折曲げられる後退位置とに移動
する。各折曲げ部材62,62は、支持枠59aの先端
部に固定した各進退用シリンダ62b,62cの作動に
より、上述した各位置に移動され、且つ、進退用シリン
ダ62dの作動により、箱体Bの左側フラップBaと対
向する位置に水平移動される。折曲げ部材63は、箱送
りコンベア9の右側部に支持枠64を立設し、その支持
枠64に固定した進退用シリンダ63b,63cの作動
により、上述した各位置に移動され、且つ、箱体Bの右
側フラップBaと対向する位置に進退調節可能に取付け
られている。
【0034】且つ、各可動枠59,59の垂直側端部に
は、箱送りコンベア9により袋体Fの直下に搬送される
箱体Bの前後面と対向して各箱支持アーム65,65を
水平回動可能に軸支し、各側端部に固定したロータリ型
の各回動用シリンダ66,66の作動により、各箱支持
アーム65,65を、箱体Bの前後面に押圧される旋回
位置と、箱体Bの搬送が許容される退避位置とに水平回
動する。なお、各箱支持アーム65,65の間隔は、各
可動枠59,59の移動により箱体Bのサイズに対応し
て拡縮調節される。
【0035】前述した箱送りコンベア9は、図8にも示
すように、両側部に架設した各取付け枠9a,9aの対
向面間に、多数本の各送りロール9b…を送り方向に対
して所定間隔に隔てて軸架し、減速機付き送り用モータ
(図示省略)の駆動力により各送りロール9b…を回転
させて、各送りロール9b…上に載置された箱体Bを送
り方向に搬送する。且つ、箱送りコンベア9の右側部に
は、各箱支持アーム65,65により停止される箱体B
の右側面と対向して幅寄せ板67を配設し、同側に配設
した幅寄せ用シリンダ68の作動により、幅寄せ板67
を、箱体Bの一側面に押圧される前進位置と、同箱体B
に対して所定間隔に離間される退避位置とに前後動す
る。
【0036】前述した昇降機構10は、各箱支持アーム
65,65により停止される箱体Bの左側部に各ガイド
レール69,69を所定間隔に隔てて鉛直に立設し、各
ガイドレール69,69上に昇降枠70の後端部を上下
摺動可能に係合し、同昇降枠70の前端部に各受け爪7
1,71を水平固定すると共に、両側上部に軸支した各
スプロケット72,72と、両側下部に軸支した各スプ
ロケット73,73との間に各昇降チェーン74,74
を張架し、各昇降チェーン74,74の端部を昇降枠7
0に連結して、下部一側に配設した減速機付き昇降用モ
ータ75の駆動力により、各スプロケット75a,75
a及びチェーン75bを介して各昇降チェーン74,7
4を上下方向に周回させ、上述した被覆機構6により保
持された袋体Fの口部Baが箱体Bの各フラップBa…
に被覆される上昇位置と、上述した各折曲げ部材61,
62,63が箱体Bの各フラップBa…間に挿入される
中間位置と、箱送りコンベア9の搬送面下に没入される
降下位置とに昇降枠70を上下動する。
【0037】且つ、各受け爪71,71の間に、箱体B
の底面部と対向して負圧発生手段(図示省略)に接続さ
れた吸着子71aを上向きに取付け、各受け爪71,7
1上に載置された箱体Bの底面部に吸着子71aを密着
させて吸着保持する。また、被覆機構6により保持され
る袋体Fの前後面と対向して各挿入ガイド76,76を
配設し、前後部に配設した各進退用シリンダ77,77
の作動により、被覆機構6により保持した袋体Fを箱体
B内部に挿入される垂直姿勢に規制する前進位置と、開
口機構5及び昇降機構10の動作が許容される後退位置
とに移動する。
【0038】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、袋押込み式敷設装置1により箱体Bの各フラ
ップBa…を略垂直に折曲げて袋体Fを敷設する動作を
説明する。先ず、図7に示すように、押込み機構7を構
成する各押込み部材53a…を、箱体Bの各角隅部内壁
面Bb…に沿って挿入される長さ及び角度に可変調節し
た後、図5に示すように、箱送りコンベア9により搬送
される箱体Bの前後面に各箱支持アーム65,65を押
圧して停止させ、幅寄せ板67を箱体Bの右側面に押圧
して箱送りコンベア9の左側搬送面に幅寄せする。
【0039】次に、図9、図10に示すように、折曲げ
機構8の各折曲げ部材61,61,62,62,63を
箱体Bの各フラップBa…間に挿入される位置に前進移
動させ、昇降機構10の各受け爪71,71により箱体
Bを中間位置に持ち上げて、各折曲げ部材61,61,
62,62,63を箱体Bの各フラップBa…間に挿入
した後、各箱支持アーム65,65及び幅寄せ板67を
初期位置に後退復帰させ、各折曲げ部材61,61,6
2,62,63を後退移動させて、箱体Bの各フラップ
Ba…を略水平状態となるように折曲げる。続いて、図
11に示すように、各折曲げ部材61,61,62,6
2,63を中間位置に前進移動させて箱体Bの各フラッ
プBa…に近接した後、各受け爪71,71により箱体
Bを上昇位置まで持ち上げ、各フラップBa…を略垂直
状態となるように折曲げる。
【0040】一方、図1、図2に示すように、供給機構
2を駆動して、ロール状に巻回されたフィルム原反fを
溶着機構3及び分離機構4に供給し、溶着機構3の加熱
部材18でフィルム原反fを幅方向に加熱溶着した後、
初期位置に復帰させる。フィルム原反fを、箱体Bのサ
イズと対応する寸法だけ下方に垂下した後、開口機構5
の各吸着子34,34をフィルム原反fの前後面に押圧
して吸着保持し、その各吸着子34,34により押圧し
た上位側を、分離機構4の切断刃33で幅方向に切断し
て一つの袋体Fを分離形成する。
【0041】次に、各吸着子34,34を引下げ方向に
回転させて、各吸気孔34a…に生じる負圧により袋体
Fの切断側端部(例えば、約10mm離れた部分)を吸着
保持し、各吸着子34,34を捲り方向に回転させて、
袋体Fの口部Faを若干剥離した後、各吸着子34,3
4で吸着保持した袋体Fの口部Faを各袋押圧板42…
により押圧固定する。図12に示すように、各吸着子3
4,34を離間方向に相対移動させて袋体Fの口部Fa
を水平方向に開口し、被覆機構6の各折返し爪48…を
各吸着子34,34により開口した袋体Fの口部Faに
挿入して、各折返し爪48…により袋体Fの口部Faを
開口保持した後、各吸着子34,34による吸着保持を
解除して、各袋押圧板42…による押圧固定を解除す
る。
【0042】次に、図13に示すように、各折曲げ部材
61,61,62,62,63を後退させた後、各折返
し爪48…で保持した袋体Fを垂直降下させて箱体B内
部に挿入し、押込み機構7の押込み体53を垂直降下さ
せて、各押込み部材53a…を袋体F内部に挿入する。
図14に示すように、各折返し爪48…により保持した
袋体Fの口部Faを外側に折返(例えば、シングル折り
状態、ダブル折り状態)すと共に、箱体Bの各角隅部内
壁面Bb…に沿って、押込み体53の各押込み部材53
a…を袋体B内部に垂直挿入する。箱体Bの各角隅部内
壁面Bb…に対して袋体Fの側部外周面を密着させなが
ら、箱体B内部と対応する大きさに袋体Fを内側から強
制的に拡張して、箱体Bと袋体Fとの間から空気を強制
的に抜気する。同時に、各押込み部材53a…の垂下側
端部を箱体B内部の底側壁面に当接して、箱体B内部の
底側壁面に対して袋体Fの底部外周面を密着又は押付
け、箱体B内部と同等となる大きさに袋体Fを敷設する
と共に、各折返し爪48…により保持した袋体Fの口部
Faを箱体Bの各フラップBa…に被覆セットする。
【0043】次に、図15に示すように、各折曲げ部材
61,61,62,62,63を箱体Bの各フラップB
a…に近接し、各折返し爪48…を閉方向に回動して初
期位置に上昇復帰させ、押込み体53の各押込み部材5
3a…を箱体B及び袋体Fから引き抜いて初期位置に上
昇復帰させ、各吸着子34,34を初期位置に移動復帰
させ後、各折曲げ部材61,61,62,62,63を
初期位置に後退復帰させ、各受け爪71,71を降下位
置まで垂直降下させて、袋敷設済みの段ボール箱Bを箱
送りコンベア9に載置して次工程に搬送供給する。上述
と同様にして、袋体Fの敷設作業を継続して行う。
【0044】図16、図17は、箱体Bの各フラップB
a…を略鉛直に起立した状態のままで袋体Bを敷設する
袋押込み式敷設装置1の他の動作例を示し、折曲げ機構
8の各折曲げ部材61,61,62,62,63を後退
位置に待機させ、昇降機構10の各受け爪71,71で
持ち上げた箱体B内部に、被覆機構6の各折返し爪48
…で保持した袋体Fの底部側を挿入し、各折曲げ部材6
1,61,62,62,63を箱体Bの各フラップBa
…に近接した後、各折返し爪48…で保持した袋体Fの
口部Faを外側に折返して、略鉛直に起立された箱体B
の各フラップBa…に被覆する。同時に、押込み機構7
の押込み体53を箱体B内部に挿入すると共に、箱体B
の各角隅部内壁面Bb…に沿って各押込み部材53a…
を袋体F内部に垂直挿入し、箱体Bの各角隅部内壁面B
b…に袋体Fの側部外周面を密着させ、箱体Bの底側壁
面に袋体Fの底部外周面を密着させるので、上述した実
施例と同様に、箱体B内部と同等となる大きさ及び形状
に袋体Fを敷設することができ、箱体B内部に押込み体
53を挿入するため、箱体Bの各フラップBa…を起立
した状態のままでも袋体Fの敷設作業が行える。
【0045】以上のように、押込み機構7を構成する押
込み体53の各押込み部材53a…を、箱体Bの各角隅
部内壁面Bb…に沿って挿入される長さ及び角度に可変
調節して袋体F内部に挿入するので、箱体Bのサイズ及
び形状に対応して、箱体B内部と同等となる大きさに袋
体Fを拡張することができる。且つ、箱体B内壁面に対
して袋体Fが密着した状態に敷設されるため、箱体Bと
袋体Fとの間に不必要な隙間が形成されず、箱体B内部
と同等となる収納容積を確保することができ、各種サイ
ズ及び各種形状を有する各種の箱体B内部に対して袋体
Fを敷設する作業が一つの装置で行える。
【0046】しかも、各押込み部材53a…を上下段違
いに交差することで、各押込み部材53a…が互いに干
渉するのを防止でき、長さ調節が容易に行える。且つ、
長尺の各押込み部材53a…を交差した状態に取付ける
ことができるため、従来装置よりも拡張できる袋体Fの
サイズが大きくなり、その袋体Fの大きさに対応して各
種サイズの異なる箱体Bを敷設作業に用いることがで
き、本装置の適用される範囲が広くなる。
【0047】さらに、各押込み部材53a…の垂下側端
部を箱体B内部の底側壁面に当接して、箱体B内部の底
側壁面に袋体Fを密着又は押付けるので、箱体B底部と
同等となる大きさに袋体Fの底部側を敷設することがで
きる。且つ、押込み体53を箱体B内部に挿入すること
で、箱体Bの各フラップBa…を折曲げた状態又は起立
した状態のままでも、箱体B内部に袋体Fを敷設する作
業が容易に行える。さらにまた、箱体Bと押込み体53
とを相対移動させて、箱体Bの各角隅部内壁面Bb…に
沿って各押込み部材53a…を袋体F内部に垂直挿入す
るので、袋体Fの敷設作業に要する動作時間が短縮さ
れ、作業能率の向上を図ることができる。
【0048】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の移動手段は、実施例の押込み機構
7の押込み用シリンダ54aと、昇降機構10のガイド
レール69と、昇降枠70と、受け爪71と、スプロケ
ット72,73と、昇降チェーン74と、昇降用モータ
75と、スプロケット75aと、駆動チェーン75bと
に対応するも、この発明は、上述の実施例の構成のみに
限定されるものではない。
【0049】上述した実施例では、ロール型の各吸着子
34,34により袋体Fの口部Faを捲り開口するが、
例えば、パッド型の吸着子(図示省略)により袋体Fの
口部Faを吸着保持して開口するもよく、或いは、粘着
剤や粘着テープ等の粘着部材、チャック等の挾持部材に
より袋体Fの口部Faを開口してもよい。
【0050】また、水平方向に繰出される袋体Fの口部
Faを各吸着子34,34により吸着保持して上下方向
に開口するもよく、実施例の開口方向のみに限定される
ものではない。さらにまた、各折返し爪48…の近傍又
は押込み体53に垂設した噴射ノズル(図示省略)から
加圧エアを吐出して、各折返し爪48…により保持した
袋体Fを適宜大きさに拡張してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 袋押込み式敷設装置による敷設動作を示す側
面図。
【図2】 袋押込み式敷設装置による敷設動作を示す正
面図。
【図3】 開口機構を構成する吸着子の取付け状態を示
す側面図。
【図4】 被覆機構を構成する折返し爪の取付け状態を
示す側面図。
【図5】 押込み機構を構成する押込み部材の取付け状
態を示す正面図。
【図6】 押込み部材の取付け状態を示す平面図。
【図7】 押込み部材の出没状態及び回動状態を示す平
面図。
【図8】 箱送りコンベア及び昇降機構の配置状態を示
す平面図。
【図9】 箱体のフラップ折曲げ動作を示す側面図。
【図10】 箱体のフラップ折曲げ動作を示す平面図。
【図11】 折曲げ部材の近接動作及び箱体の上昇動作
を示す側面図。
【図12】 被覆機構による保持動作を示す側面図。
【図13】 袋体の挿入動作を示す側面図。
【図14】 袋体の折返し動作及び被覆動作を示す側面
図。
【図15】 折返し爪及び押込み部材の抜取り動作を示
す側面図。
【図16】 箱体のフラップを起立して敷設する他の動
作例を示す側面図。
【図17】 袋体の折返し動作及び被覆動作を示す側面
図。
【図18】 従来装置による袋体の敷設状態を示す側面
図。
【図19】 袋体の敷設状態を示す平面図。
【符号の説明】
F…袋体 Fa…口部 B…箱体 Ba…フラップ Bb…角隅部内壁面 1…袋押込み式敷設装置 2…供給機構 3…溶着機構 4…分離機構 5…開口機構 6…被覆機構 7…押込み機構 8…折曲げ機構 9…箱送りコンベア 10…昇降機構 34…吸着子 48…折返し爪 53…押込み体 53a…押込み部材 61,62,63…折曲げ部材 70…昇降枠 71…受け爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】箱体の上面側開口部と対応する大きさに開
    口された袋体内部に押込み体を挿入して、該箱体内部に
    対して袋体の外周面を密着した状態に敷設する袋敷設装
    置であって、上記押込み体の下面側に、上記箱体の各角
    隅部に対応して長尺に形成した複数の各押込み部材を上
    下段違いに交差して取付けると共に、上記各押込み部材
    を、上記箱体の各角隅部内壁面と対向する方向に対して
    水平摺動可能に設けた袋押込み式敷設装置。
  2. 【請求項2】上記各押込み部材を、上記箱体の各角隅部
    内壁面と対向する角度に水平回動可能に設けた請求項1
    記載の袋押込み式敷設装置。
  3. 【請求項3】上記各押込み部材の遊端側を上記箱体の各
    角隅部内壁面と平行して下方に垂下すると共に、該各押
    込み部材の垂下側端部を上記箱体内部の底側壁面に対し
    て当接される長さに形成した請求項1又は請求項2記載
    の袋押込み式敷設装置。
  4. 【請求項4】上記押込み体を、上記箱体内部に対して挿
    入される大きさに形成した請求項1,2又は請求項3記
    載の袋押込み式敷設装置。
  5. 【請求項5】上記箱体と押込み体とを、該箱体の各角隅
    部内壁面に沿って各押込み部材が袋体内部に垂直挿入さ
    れる方向に相互を相対移動する移動手段を設けた請求項
    1又は請求項4記載の袋押込み式敷設装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100848621B1 (ko) 2007-07-11 2008-07-28 장순기 볼트용 포대 포장장치
JP2009542542A (ja) * 2006-07-11 2009-12-03 ゲーエーアー ニロ ゲーエムベーハー 可撓性容器のための連結ファスナー、可撓性容器のためのドッキング装置、可撓性容器からのバルク材を出すか、充填するか、もしくは再充填する方法、および、周囲に対してしっかりと連結された2つの可撓性容器
JP2020111358A (ja) * 2019-01-11 2020-07-27 東罐興業株式会社 袋上げ方法および装置
JP2021014275A (ja) * 2019-07-10 2021-02-12 株式会社古川製作所 ガセット袋の拡開装置

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