JPH0754092Y2 - 袋敷設装置 - Google Patents

袋敷設装置

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JPH0754092Y2
JPH0754092Y2 JP2618493U JP2618493U JPH0754092Y2 JP H0754092 Y2 JPH0754092 Y2 JP H0754092Y2 JP 2618493 U JP2618493 U JP 2618493U JP 2618493 U JP2618493 U JP 2618493U JP H0754092 Y2 JPH0754092 Y2 JP H0754092Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、段ボール紙
や合成樹脂等の適宜材質で形成された箱体内部に、合成
樹脂製又は紙製の袋体を敷設する作業に用いられるよう
な袋敷設装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような段ボール箱に袋体
を敷設する袋敷設装置としては、例えば、図7に示すよ
うに、長尺寸法に形成された合成樹脂製の筒状フィルム
fを垂直方向に繰出し供給すると共に、同位置上段に配
設した加熱ヘッド50で筒状フィルムfを幅方向に溶着
し、同位置下段に配設した切断カッタ51で筒状フィル
ムfの幅方向に切断して一つの包装袋Fを分離形成す
る。同時に、左右の各吸着パッド52,52で包装袋F
の投入口Faを吸着保持して適宜大きさに開口した後、
同各吸着パッド52,52で包装袋Fを吸着保持した状
態のまま段ボール箱Bの直上位置まで水平移動し、同各
吸着パッド52,52による吸着保持を解除して段ボー
ル箱B内に包装袋Fを落下投入する装置がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のように
左右の各吸着パッド52,52で吸着保持した包装袋F
を段ボール箱B上方に水平移動させる場合、垂直方向に
繰出される包装袋Fを吸着保持する位置と、同位置側部
の段ボール箱Bに対して包装袋Fを投入する位置とに各
吸着パッド52,52を往復移動させなければならず、
一つの包装袋Fを敷設するのに手間及び時間が必要であ
る。且つ、移動時に付与される空気抵抗又は機械振動に
より各吸着パッド52,52で吸着保持した包装袋Fが
自重落下することがあり、各吸着パッド52,52で吸
着保持した包装袋Fの移動距離が長くなる程、停止時に
生じる移動誤差が大きくなるため、各吸着パッド52,
52で吸着保持した包装袋Fを段ボール箱B内部に対し
て正確に投入することが困難であり、袋投入時に於い
て、段ボール箱B内に投入された包装袋Fの姿勢を作業
者の手で修正しなければならず、作業能率が悪くなると
いう問題点を有している。
【0004】この考案は上記問題に鑑み、繰出し経路上
の袋保持位置で袋体を方向転換して、同位置下部に供給
した箱体の内側壁面に沿って袋体を垂直挿入することに
より、箱体内部に対して袋体を確実に挿入することがで
き、袋体の敷設に要する時間及び工程を削減して、袋敷
設作業の省力化及び能率アップを図ることができる袋敷
設装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案の袋敷設装置
は、上記箱体内部に敷設される大きさに形成した袋体を
繰出し経路上の袋保持位置に水平供給する袋供給手段
と、上記繰出し経路上の袋保持位置に供給された袋体の
投入口を箱体上面に対して被覆される大きさに開口保持
し、該袋保持位置下部に供給された箱体内部に対して袋
体の底部が挿入される垂下姿勢に方向転換する袋保持手
段と、上記箱体の内側壁面に沿って袋体が垂直挿入され
る方向に相互を相対移動する袋装填手段とを備えた袋敷
設装置であることを特徴とする。
【0006】
【作用】この考案の袋敷設装置は、袋供給手段を駆動し
て、繰出し経路上の袋保持位置に袋体を水平供給する。
袋保持手段を駆動して、袋保持位置に供給された袋体の
投入口を箱体上面に対して被覆される大きさに開口保持
し、同位置下部に供給した箱体内部に対して袋体の底部
が挿入される垂下姿勢に方向転換する。袋装填手段を駆
動して、適宜大きさに開口された袋体を箱体の内側壁面
に沿って垂直挿入するので、包装袋の敷設作業が能率的
に行える。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、繰出し経路上の袋保
持位置で袋体を方向転換して、同位置下部に供給された
箱体の内側壁面に沿って袋体を垂直挿入するので、従来
装置のように袋体を箱体上方に水平移動させるような手
間及び作業が省ける。且つ、水平移動させる必要がない
ため、箱体内部に挿入するまでに袋体が不測に自重落下
するのを防止できると共に、同位置下部に供給された箱
体内部に対して袋体を確実に挿入することができ、一つ
の袋体を敷設するときに要する時間及び工程を削減し
て、袋敷設作業の省力化及び能率アップを図ることがで
きる。
【0008】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図面は箱体の一例として段ボール箱内に合成樹
脂製の包装袋を敷設する作業に用いられる袋敷設装置を
示し、図1及び図2に於いて、この袋敷設装置1は、ロ
ール状に巻回された合成樹脂製の筒状フィルムfを繰出
し経路上に供給する袋繰出し機構2と、同経路上の袋溶
着位置に供給された筒状フィルムfを熱溶着する袋溶着
機構3と、同経路上の袋溶着位置に供給された筒状フィ
ルムfを適宜長さに切断する袋切断機構4と、同経路上
に供給された筒状フィルムfを袋保持位置まで供給する
袋送り機構5と、同経路上の袋保持位置に供給された包
装袋Fの投入口Faを吸着保持して、同位置下部の袋挿
入位置に供給された段ボール箱Bに対して包装袋Fの底
部Fbが挿入される姿勢に90度反転する袋保持機構6
と、同位置下部の箱停止位置に段ボール箱Bを供給する
箱送りコンベア7と、適宜姿勢に反転保持された包装袋
Fの底部Fbが挿入される方向に段ボール箱Bを垂直上
昇する袋装填機構8とから構成される。
【0009】上述の袋繰出し機構2は、長尺寸法に形成
された合成樹脂製の筒状フィルムfをロール状に巻回し
て、繰出し側下部に配設したロールホルダ10で軸受す
ると共に、繰出し経路上に軸支した各送りロール11,
12,13,14,15と、ダンサーロール16とに筒
状フィルムfを張架している。すなわち、大径に形成し
た各送りロール12,14を繰出し方向に回転駆動し
て、ロール状に巻回された筒状フィルムfを繰出し経路
上に供給する。
【0010】前述の袋溶着機構3は、繰出し経路上に設
定した袋溶着位置上部に繰出し方向と直交して取付け枠
17を架設し、同取付け枠17の上面側中央部に固定し
た溶着用シリンダ18のピストンロッドを可動板19に
連結し、同可動板19の下面側長手方向に筒状フィルム
fの横幅寸法よりも若干長尺に形成した加熱ヘッド20
を固定し、同袋溶着位置下部に加熱ヘッド20と対向し
てヘッド受け板21を水平固定している。且つ、可動板
19の下面側両端部に各ガイド軸22,22を上下摺動
自在に挿通し、同各ガイド軸22,22の下端部に各コ
イルスプリング23,23を介して筒状フィルムfの横
幅寸法よりも若干長尺に形成した上部押圧板24を水平
固定し、同位置下部に上部押圧板24と対向して筒状フ
ィルムfの横幅寸法よりも若干長尺に形成した下部押圧
板25を水平固定している。
【0011】すなわち、溶着用シリンダ18の作動によ
り、繰出し経路上の袋溶着位置に供給された筒状フィル
ムfを熱溶着する間隔と、同筒状フィルムfの繰出し動
作を許容する間隔とに加熱ヘッド20とヘッド受け板2
1とを相対接離する。同時に、袋溶着位置に供給された
筒状フィルムfを挾持する間隔と、同筒状フィルムfの
繰出し動作を許容する間隔とに各押圧板24,25を相
対接離する。
【0012】前述の袋切断機構4は、繰出し経路上に設
定した袋溶着位置下部に繰出し方向と直交して取付け枠
26を架設し、同取付け板26に固定したロッドレス型
の切断用シリンダ27上に、筒状フィルムfの横幅寸法
よりも若干長尺に形成した切断刃28を上下動自在に連
結している。すなわち、切断用シリンダ27の作動によ
り、上述の加熱ヘッド20と各押圧板24,25との間
に保持された筒状フィルムfを切断する上昇位置と、同
筒状フィルムfの繰出し動作を許容する降下位置とに切
断刃28を上下動する。
【0013】前述の袋送り機構5は、図3にも示すよう
に、送り側始端部に軸支した各スプロケット29,29
と、送り側終端部に軸支した各スプロケット30,30
との間に各送り用チェーン31,31を張架し、同各送
り用チェーン31,31の対向側周縁部に筒状フィルム
fの両側縁部を挾持する間隔に隔てて一対の各チャック
32,32を固定すると共に、同各送り用チェーン3
1,31の長手方向に対して一つの包装袋Fを挾持する
間隔に隔てて複数個の各チャック32…を固定してい
る。
【0014】上述の各チャック32…は、筒状フィルム
fの一側縁部を適宜幅挾持する大きさに上下の各挾持片
33,34を形成し、同各挾持片33,34の対向側中
央部を上下開閉自在に枢着すると共に、同各挾持片3
3,34の枢着部分に、例えば、コイルスプリング、渦
巻きバネ、合成ゴム、板バネ等の弾性部材35を介在し
て、同弾性部材35の付勢力により上下の各挾持片3
3,34を常時開方向に回動付勢している。且つ、左右
に張架した各送り用チェーン31,31に対して各チャ
ック32…を構成する下段側の各挾持片34…を連結固
定し、同各送り用チェーン31,31の外側近傍位置に
架設した各ガイドレール36,36に対して各チャック
32…を構成する上段側の各挾持片33…を係合する。
【0015】すなわち、減速機付きモータ(図示省略)
の駆動力により各送り用チェーン31,31を繰出し方
向に回転して、同各送り用チェーン31,31に固定し
た各チャック32…を繰出し方向に周回移動する。各ガ
イドレール36,36の送り側始端部上に各チャック3
2…を構成する上段側の各挾持片33…が係合したと
き、弾性部材35の付勢力に抗して上下の各挾持片3
3,34が閉角度に回動規制され、上下の各挾持片3
3,34により筒状フィルムfの一側縁部を挾持固定す
る。且つ、各ガイドレール36,36の送り側終端部上
から各チャック32…を構成する上段側の各挾持片33
…が脱落したとき、弾性部材35の付勢力により上下の
各挾持片33,34が開角度に回動復帰して、上下の各
挾持片33,34による筒状フィルムfの挾持固定を解
除する。
【0016】前述の袋保持機構6は、繰出し経路上に設
定した袋保持位置に、上述の袋送り機構5による筒状フ
ィルムfの供給動作が許容される大きさ及び形状に形成
した凹形の回転枠37を前後回動自在に軸支し、同位置
側部に配設した枠回転用シリンダ38のピストンロッド
端部を回転枠37の一側端部に連結している。且つ、回
転枠37の下端側水平部に固定した各袋保持用シリンダ
39,39のピストンロッド端部と、同回転枠37の上
端側垂直部に固定した各袋保持用シリンダ40,40の
ピストンロッド端部とに、繰出し経路上の袋保持位置に
供給される筒状フィルムfの開口側上下面と対向して、
例えば、合成ゴムや合成樹脂等の軟質部材で形成した各
吸着パッド41…を夫々固定している。
【0017】すなわち、枠回転用シリンダ38の作動に
より、繰出し経路上の袋保持位置に供給された筒状フィ
ルムfの開口側上下面を吸着保持する横向き姿勢と、同
位置下部の袋挿入位置に供給された段ボール箱Bに包装
袋Fの底部Fbが挿入される下向き姿勢とに回転枠37
を回動停止する。且つ、各袋保持用シリンダ39,40
の作動により、繰出し経路上の袋保持位置に供給された
筒状フィルムfの開口側上下面を吸着保持する吸着間隔
と、同位置下部の袋挿入位置に供給された段ボール箱B
の各フラップBa…に対して被覆される大きさに包装袋
Fの投入口Faを開口する開口間隔とに各吸着パッド4
1…を相対接離する。
【0018】且つ、袋保持位置に供給された筒状フィル
ムfの開口側上下面に各吸着パッド41…を密着したと
き、各吸着パッド41…に接続した吸引用ブロワ(図示
省略)の負圧で筒状フィルムfを吸着保持し、袋挿入位
置に供給された段ボール箱Bの各フラップBa…に包装
袋Fの投入口Faを被覆したとき、各吸着パッド41…
に接続した吸引用ブロワ(図示省略)の負圧を遮断又は
停止して吸着保持を解除する。
【0019】前述の箱送りコンベア7は、箱送り方向と
平行して架設した左右の各取付け枠42,42間に、多
数本の各送りローラ43…を箱送り方向に対して所定間
隔に隔てて軸架し、減速機付きモータ(図示省略)の駆
動力により各送りローラ43…を箱送り方向に回転さ
せ、同各送りローラ43…上に載置された段ボール箱B
を箱送り方向に搬送する。且つ、箱送りコンベア7上に
設定した箱停止位置にストッパ44を出没自在に設け、
同位置下部に固定した出没用シリンダ45のピストンロ
ッド端部をストッパ44に連結固定している。すなわ
ち、出没用シリンダ45の作動によりストッパ44を搬
送面上に出没して、箱送りコンベア7上に載置された段
ボール箱Bをストッパ44で箱停止位置に一旦停止す
る。
【0020】前述の袋装填機構8は、箱送りコンベア7
上に設定した箱停止位置側部に箱昇降台46を垂直昇降
自在に設け、同箱昇降台46の前端部に突設した4本の
各フック46a…を箱送りコンベア7の各送りローラ4
3…間に挿入し、同位置側部に垂直固定した箱昇降用シ
リンダ47のピストンロッド端部を箱昇降台46の後端
部に連結固定している。すなわち、箱昇降用シリンダ4
7の作動により、上述の袋保持機構6により90度反転
された包装袋Fの底部Fbを挿入する袋挿入位置に段ボ
ール箱Bを供給する上昇位置と、同位置下部の箱送りコ
ンベア7上に段ボール箱Bを移載する降下位置とに箱昇
降台46を昇降停止する。
【0021】図示実施例は上記の如く構成するものとし
て、以下、袋敷設装置1による包装袋Fの敷設動作を説
明する。先ず、図1及び図2に示すように、箱送りコン
ベア7を箱送り方向に回転駆動して、箱製函工程(図示
省略)から供給される段ボール箱Bを箱送りコンベア7
上の箱停止位置に搬送すると共に、出没用シリンダ45
を作動して、上面開放形態に組立てられた段ボール箱B
をストッパ44で箱停止位置に一旦停止する。
【0022】同時に、袋繰出し機構2を繰出し方向に回
転駆動して、ロール状に巻回された筒状フィルムfを繰
出し経路上に連続供給すると共に、袋送り機構5を繰出
し方向に回転駆動して、左右の各送り用チェーン31,
31上に固定した各チャック32,32を各ガイドレー
ル36,36上に順次係合し、繰出し経路上に供給され
る筒状フィルムfの両側縁部を左右の各チャック32,
32で順次挾持して、同左右の各チャック32,32で
挾持した状態のまま筒状フィルムfを経路終端部まで牽
引供給する。
【0023】次に、左右の各チャック32,32で挾持
した筒状フィルムfの先端部が経路終端部に到達したと
き、袋繰出し機構2及び袋送り機構5を駆動停止する。
同時に、図4に示すように、袋保持機構6の各袋保持用
シリンダ39,40を作動して、繰出し経路上の袋保持
位置に供給された筒状フィルムfの開口側上下面を上下
の各吸着パッド41…で吸着保持する。同時に、袋溶着
機構3を駆動して、次段の各チャック32,32で挾持
された筒状フィルムfの挾持位置直前を加熱ヘッド20
で幅方向に熱溶着し、袋切断機構4を駆動して、熱溶着
された筒状フィルムfの袋溶着位置直前を切断刃28で
幅方向に切断することで、連続供給される筒状フィルム
fを一つの包装袋Fに分離形成する。
【0024】次に、袋溶着機構3及び袋切断機構4を復
帰駆動して、加熱ヘッド20及び切断刃28を初期位置
に復帰させると共に、袋送り機構5を繰出し方向に回転
駆動して、左右の各送り用チェーン31,31上に固定
した各チャック32,32を各ガイドレール36,36
上から順次脱落し、前段の各チャック32,32による
挾持固定を解除して包装袋Fの底部Fbを下方に垂下す
る。同時に、図5に示すように、袋保持機構6の各袋保
持用シリンダ39,40を復帰作動して、上下の各吸着
パッド41…で吸着保持した包装袋Fの投入口Faを段
ボール箱Bの各フラップBa…に対して被覆される大き
さに開口する。この後、枠回転用シリンダ38を旋回作
動して、繰出し経路上の袋保持位置を基準として、上下
の各吸着パッド41…で吸着保持した包装袋Fを段ボー
ル箱Bに対して挿入される下向き姿勢に90度反転す
る。
【0025】次に、袋装填機構8の箱昇降用シリンダ4
7を上昇作動して、箱送りコンベア7上の箱停止位置に
停止された段ボール箱Bを箱昇降台46で垂直方向に持
上げると共に、箱昇降台46上に載置された段ボール箱
Bの内側壁面に沿って上述の各吸着パッド41…で吸着
保持した包装袋Fの底部Fbを挿入し、且つ、同各吸着
パッド41…で吸着保持した包装袋Fの投入口Faを段
ボール箱Bの各フラップBa…に被覆セットして吸着解
除することで、一つの包装袋Fの敷設作業が完了する。
【0026】次に、枠回転用シリンダ38を復帰作動し
て、繰出し経路上の袋保持位置に供給される筒状フィル
ムfを吸着保持する姿勢に上下の各吸着パッド41…を
回動復帰させる。同時に、図6に示すように、袋装填機
構8の箱昇降用シリンダ47を降下作動して、箱昇降台
46上に載置された段ボール箱Bを箱送りコンベア7に
移載すると共に、出没用シリンダ45を復帰作動して、
ストッパ44を搬送面下に没入した後、箱送りコンベア
7を箱送り方向に回転駆動して、袋敷設済みの段ボール
箱Bを次工程(例えば、袋詰め工程、袋封函工程、箱封
函工程)に搬送供給する。以下、上述と同様に、各機構
2,3,4,5,6,7,8を順次駆動して、適宜大き
さに形成された包装袋Fの敷設作業を継続する。
【0027】以上のように、繰出し経路上の袋保持位置
で包装袋Fを方向転換して、同位置下部に供給された段
ボール箱Bの内側壁面に沿って包装袋Fを垂直挿入する
ので、従来装置のように包装袋Fを段ボール箱B上方に
水平移動させるような手間及び作業が省ける。且つ、水
平移動させる必要がないため、段ボール箱B内部に挿入
するまでに包装袋Fが不測に自重落下するのを防止でき
ると共に、同位置下部に供給された段ボール箱B内部に
対して包装袋Fを確実に挿入することができ、一つの包
装袋Fを敷設するときに要する時間及び工程を削減し
て、袋敷設作業の省力化及び能率アップを図ることがで
きる。
【0028】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案の箱体は、実施例の段ボール箱Bに
対応し、以下同様に、袋体は、包装袋Fに対応し、袋供
給手段は、袋繰出し機構2と、袋溶着機構3と、袋切断
機構4と、袋送り機構5とに対応し、袋保持手段は、袋
保持機構6及び回転枠37と、枠回転用シリンダ38
と、各袋保持用シリンダ39,40と、各吸着パッド4
1…とに対応し、袋装填手段は、袋装填機構8及び箱昇
降台46と、箱昇降用シリンダ47とに対応するも、こ
の考案は、上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
【0029】上述の実施例に示す装置は、箱昇降台46
上に載置された段ボール箱Bを垂直上昇して、各吸着パ
ッド41…で吸着保持した包装袋Fを段ボール箱B内に
敷設セットする構成であるが、例えば、ボールネジ機構
やエアシリンダ等の適宜昇降手段により各吸着パッド4
1…を垂直降下して、各吸着パッド41…で吸着保持し
た包装袋Fを段ボール箱B内に敷設セットするもよく、
また、各吸着パッド41…で吸着保持した包装袋Fと、
箱昇降台46上に載置された段ボール箱Bとを袋挿入方
向に相対移動して敷設セットしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】袋敷設装置による袋敷設動作を示す側面図。
【図2】袋送り機構及び袋保持機構による袋敷設動作を
示す正面図。
【図3】袋送り機構の袋挾持状態を示す正面図。
【図4】袋溶着機構及び袋切断機構による分離動作を示
す側面図。
【図5】袋保持機構による袋開口動作及び袋反転動作を
示す側面図。
【図6】袋装填機構による袋装填動作を示す側面図。
【図7】従来装置による袋敷設動作を示す側面図。
【符号の説明】
f…筒状フィルム F…包装袋 B…段ボール箱 1…袋敷設装置 2…袋繰出し機構 3…袋溶着機構 4…袋切断機構 5…袋送り機構 6…袋保持機構 7…箱送りコンベア 8…袋装填機構 20…加熱ヘッド 28…切断刃 32…チャック 37…回転枠 41…吸着パッド 46…箱昇降台

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面開放形態に組立てられた箱体内部に袋
    体を敷設する袋敷設装置であって、上記箱体内部に敷設
    される大きさに形成した袋体を繰出し経路上の袋保持位
    置に水平供給する袋供給手段と、 上記繰出し経路上の袋保持位置に供給された袋体の投入
    口を箱体上面に対して被覆される大きさに開口保持し、
    該袋保持位置下部に供給された箱体内部に対して袋体の
    底部が挿入される垂下姿勢に方向転換する袋保持手段
    と、 上記箱体の内側壁面に沿って袋体が垂直挿入される方向
    に相互を相対移動する袋装填手段とを備えた袋敷設装
    置。
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