JPH10112489A - 基板搬送装置および基板処理装置 - Google Patents

基板搬送装置および基板処理装置

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JPH10112489A
JPH10112489A JP8266314A JP26631496A JPH10112489A JP H10112489 A JPH10112489 A JP H10112489A JP 8266314 A JP8266314 A JP 8266314A JP 26631496 A JP26631496 A JP 26631496A JP H10112489 A JPH10112489 A JP H10112489A
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JP
Japan
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substrate
control unit
control
substrate processing
unit
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JP8266314A
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English (en)
Inventor
Akira Harada
明 原田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送機構部の構成および機能の変更に柔軟か
つ迅速に対応することができる基板搬送装置を提供する
ことである。 【解決手段】 搬送専用コントローラ20には、搬送機
構部30の単位動作または複合動作がモジュール化され
て動作パターンとして予めプログラムされ、各動作パタ
ーンに制御コードが割り付けられる。通信管理用コント
ローラ10は、メインコントローラ1から与えられるコ
マンドを解釈して動作パターンに対応する制御コードを
搬送専用コントローラ20に所定のタイミングで出力す
る。搬送専用コントローラ20は、その制御コードに基
づいて動作パターンを選択して実行するとともに、搬送
機構部30の状態をステータスコードとして通信管理用
コントローラ10に逐次送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板を搬送する基
板搬送装置、それを備えた基板処理装置および基板処理
装置への基板搬送装置の組み込み方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ、液晶表示装置用ガラス基
板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用ガラス基
板等の基板に種々の処理を行うために基板処理装置が用
いられている。例えば、半導体デバイスの製造プロセス
では、生産効率を高めるために、一連の処理の各々をユ
ニット化し、これらを統合した基板処理装置が用いられ
ている。
【0003】特に、半導体ウエハの前工程処理を行う基
板処理装置は、基板を洗浄する洗浄ユニット、基板上に
フォトレジストを塗布する塗布ユニット、基板を加熱す
る加熱ユニット、基板を冷却する冷却ユニット、基板の
周辺部を露光する周辺露光ユニット、基板に現像処理を
行う現像ユニット等の複数の基板処理ユニットを備え
る。
【0004】各基板処理ユニットは、割り当てられた基
板処理機能を実現するために、機械的機構部および電気
的機構部からなるプロセス機構部ならびにコントローラ
を有する。コントローラは、予め記述されたレシピ(処
理手順)に従ってプロセス機構部を制御し、基板の洗
浄、基板上へのフォトレジストの塗布、基板の加熱およ
び冷却、基板の周辺露光、現像処理等の所定の処理を実
現する。
【0005】このような基板処理装置では、一般に、1
枚の基板に対して複数の異なる処理を連続的に行うこと
により半導体ウエハの前工程処理が実現されている。そ
のため、各基板処理ユニット間で基板を搬送する基板搬
送装置が設けられている。
【0006】各処理工程における処理時間の均一性は、
同一レシピにおける処理の均一性確保の観点から重要な
制御対象とされている。そのため、基板処理ユニット相
互間での基板の搬送時間も均一であることが求められて
いる。したがって、基板処理装置における基板の搬送動
作のタイミングは、装置全体の動作管理を行う上位制御
系により管理および制御されている。
【0007】図16は基板処理装置の一例を示す平面図
である。図16の基板処理装置は、処理領域A,Bおよ
び搬送領域Cを有する。処理領域A,Bにそれぞれ複数
の基板処理ユニット200が配置され、搬送領域Cに基
板搬送装置100が設けられている。また、処理領域
A,Bの一端部側には、基板の搬入および搬出を行うイ
ンデクサ300が設けられている。
【0008】インデクサ300の移載ロボット302
は、矢印Uの方向に移動し、カセット301から基板W
を取り出して基板搬送装置100に渡し、逆に、一連の
処理が施された基板Wを基板搬送装置100から受け取
ってカセット301に戻す。基板搬送装置100は、移
載ロボット302から渡された基板Wを指定された基板
処理ユニット200に搬送し、あるいは基板処理ユニッ
ト200から受け取った基板Wを他の基板処理ユニット
200または移載ロボット302に搬送する。
【0009】図17は基板搬送装置100の概略斜視図
である。図17の基板搬送装置100は、上アーム10
1a、下アーム101b、Z軸方向移動体102および
Y軸方向移動体103を有する。
【0010】上アーム101aおよび下アーム101b
は基板を保持し、それぞれX軸モータ(図示せず)によ
りX軸方向(基板処理ユニット200に対して前進およ
び後退する方向)に移動可能にZ軸方向移動体102上
に設けられている。Z軸方向移動体102は、Z軸モー
タ(図示せず)によりZ軸方向(垂直軸方向)に移動可
能にかつθ軸モータ(図示せず)によりθ軸方向(垂直
軸を中心とする回転方向)に回転可能にY軸方向移動体
103上に設けられている。
【0011】Y軸方向移動体103は、図16に示す搬
送領域Cの長手方向に沿って延びるガイドレール104
に取り付けられている。このY軸方向移動体103は、
Y軸モータ106およびボールねじ105によりY軸方
向(搬送領域Cの長手方向)に移動可能に設けられてい
る。
【0012】図18は従来の基板処理装置の制御系のブ
ロック図である。基板搬送装置100は搬送制御用コン
トローラ110および搬送機構部120を含み、各基板
処理ユニット200はプロセス制御用コントローラ21
0およびプロセス機構部220を含む。
【0013】基板搬送装置100の搬送制御用コントロ
ーラ110および各基板処理ユニット200のプロセス
制御用コントローラ210は、シリアル通信ライン2を
介して上位制御系となるメインコントローラ1に接続さ
れている。メインコントローラ1は、搬送制御用コント
ローラ110および各プロセス制御用コントローラ21
0に各種指令を与えるとともに搬送制御用コントローラ
110および各プロセス制御用コントローラ210から
状態報告を受け、基板搬送装置100および各処理ユニ
ット200の動作タイミングを統括的に管理および制御
する。
【0014】図19は図18の基板搬送装置100の構
成を示すブロック図である。搬送制御用コントローラ1
10は、シリアル通信制御部111、CPU(中央演算
処理装置)112、メモリ113、割込み制御部11
4、外部入出力インタフェース115、モーション制御
部116およびインタフェース部117を含む。
【0015】搬送機構部120は、ドライバ部121、
モータ部122、駆動力伝達機構123、搬送構造部1
24およびセンサ部125を含む。モータ部122は、
Y軸モータ、Z軸モータ、θ軸モータおよび2つのX軸
モータに加えて各種エンコーダを含む。
【0016】図19においては、上アームのX軸方向の
移動軸をX1軸と記述し、下アームのX軸方向の移動軸
をX2軸と記述している。図20は図19の基板搬送装
置100の機能分担図である。図20に示すように、搬
送制御用コントローラ110は、各種コマンドおよびメ
ッセージの送受信、メッセージ管理、シーケンス管理、
メッセージログ、ウオッチドッグ、内部タイマ管理、セ
ンサモニタ、アラームモニタ、メカニズム制御等の機能
を有し、かつモーションコントロールハードウエア12
6を含む。特に、メカニズム制御には、X軸制御、Y軸
制御、Z軸制御、θ軸制御およびモーションコントロー
ルドライバが含まれる。搬送機構部120は、搬送メカ
ニズムハードウエア127を含む。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の基板搬送装
置100では、基板処理装置の機械的構成に従って取り
得る全ての移動体やアームの位置情報を、基板処理装置
のオペレータがレシピの設計操作をする時に位置として
認識して使うレベル、例えば「基板処理ユニット」か
ら「基板処理ユニット」への基板の移送といった時に
「基板処理ユニットX」という言葉に属性として含まれ
る漠然とした位置識別情報のレベルからそれにより定量
的な位置情報として、mm、inch等の単位系に落と
し、人間が数値管理するための位置情報レベル、さらに
それを基板搬送装置100を制御する側からみた制御単
位に変換した位置情報レベルに至るまで全てを管理、利
用し、制御に用いている。また、位置情報に加えて基板
を受けるあるいは置くといった動作に関する速さや滑ら
かさを達成するための情報も同様なレベルで管理し制御
に用いている。こうした基本情報をもとに、搬送制御用
コントローラ110は上位制御系となるメインコントロ
ーラ1との通信制御からその通信によって受け取れる搬
送制御する側からみると漠然とした基板搬送動作指令の
解釈や制御レベルへの変換、そして最終的にはハードウ
エア構造に依存した原始的なモーション制御に至るまで
行っている。
【0018】そのため、搬送制御用コントーラ110自
身の仕様が変更された場合はもとより、搬送機構部12
0のハードウエア構成や仕様が変更された場合であって
も、上位の制御系との通信系統仕様が変更された場合で
も、搬送制御用コントローラ110の構成をハード的あ
るいはソフト的に変更することが必要となり、制御レベ
ルの分離性を悪くし、搬送機構部120の構成や機能変
更に迅速に対応することが困難であった。
【0019】本発明の目的は、搬送機構部の構成および
機能の変更に柔軟かつ迅速に対応することができる基板
搬送装置を提供することである。本発明の他の目的は、
搬送機構部の構成および機能の変更に柔軟かつ迅速に対
応することができる基板搬送装置を備えた基板処理装置
を提供することである。
【0020】本発明のさらに他の目的は、基板搬送装置
の構成および機能の変更に柔軟かつ迅速に対応しつつ基
板搬送装置を基板処理装置へ組み込む方法を提供するこ
とである。
【0021】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)第1の発明 第1の発明に係る基板搬送装置は、上位制御系からの指
令に従って基板を搬送する基板搬送装置であって、基板
を保持して搬送する搬送動作を行う搬送機構部と、搬送
機構部の動作パターンを予めプログラム可能な第1の制
御部と、上位制御系と第1の制御部との間の通信を管理
する第2の制御部とを備える。
【0022】第2の制御部は、上位制御系からの指令を
受信し、受信した指令を第1の制御部にプログラムされ
た動作パターンに対応する制御コードに変換し、変換し
た制御コードを第1の制御部に与える。第1の制御部
は、第2の制御部から与えられる制御コードに基づいて
プログラムされた動作パターンのいずれかを選択し、選
択した動作パターンに従って搬送機構部を制御する。
【0023】第1の発明に係る基板搬送装置において
は、上位制御系から第2の制御部に指令が送信され、第
2の制御部によりその指令が解釈されて制御コードに変
換され、その制御コードが第1の制御部に送信される。
それにより、第1の制御部により制御コードに対応する
動作パターンが選択され、選択された動作パターンに従
って搬送機構部が制御される。
【0024】このように、第1の制御部は、上位制御系
からの指令を直接解釈する機能の有無に関わらず、第2
の制御部から与えられる制御コードに基づいて搬送機構
部を制御することができる。したがって、第1の制御部
にプログラムする動作パターンを変更することにより、
搬送機構部の構成または機能の変更に柔軟かつ迅速に対
応することができる。
【0025】(2)第2の発明 第2の発明に係る基板搬送装置は、第1の発明に係る基
板搬送装置の構成において、第1の制御部が、搬送機構
部の状態を示す状態コードを出力し、第2の制御部が、
第1の制御部から出力される状態コードを監視して搬送
機構部の状態を上位制御系に報告するものである。
【0026】それにより、上位制御系が搬送機構部の状
態を把握しつつ基板搬送装置を適切に制御することが可
能となる。 (3)第3の発明 第3の発明に係る基板処理装置は、基板に一連の処理を
行うための基板処理装置であって、基板にそれぞれ所定
の処理を行う複数の基板処理部と、複数の基板処理部間
で基板を搬送する基板搬送装置と、複数の基板処理部お
よび基板搬送装置を協調動作させるために複数の基板処
理部および基板搬送装置を統括制御する上位制御系とを
備える。
【0027】複数の基板処理部の各々は、上位制御系か
らの指令に従って所定の処理を制御する下位制御部を有
する。基板搬送装置は、基板を保持して搬送する搬送動
作を行う搬送機構部と、搬送機構部の動作パターンを予
めプログラム可能な第1の制御部と、上位制御系と第1
の制御部との間の通信を管理する第2の制御部とを備え
る。
【0028】第2の制御部は、上位制御系からの指令を
受信し、受信した指令を第1の制御部にプログラムされ
た動作パターンに対応する制御コードに変換し、変換し
た制御コードを第1の制御部に与える。第1の制御部
は、第2の制御部から与えられる制御コードに基づいて
プログラムされた動作パターンのいずれかを選択し、選
択した動作パターンに従って搬送機構部を制御する。
【0029】第3の発明に係る基板処理装置において
は、上位制御系から複数の基板処理部および基板搬送装
置に指令が与えられる。各基板処理部では、上位制御系
からの指令に従って下位制御部により所定の処理が制御
される。基板搬送装置では、上位制御系からの指令が第
2の制御部により解釈されて制御コードに変換され、そ
の制御コードが第1の制御部に送信される。それによ
り、第1の制御部により制御コードに対応する動作パタ
ーンのいずれかが選択され、選択された動作パターンに
従って搬送機構部が制御される。
【0030】このように、第1の制御部は、上位制御系
の指令を直接解釈する機能の有無に関わらず、上位制御
系の制御の下で搬送機構部を制御することが可能とな
る。したがって、第1の制御部にプログラムする動作パ
ターンを変更することにより、基板搬送装置の構成およ
び機能の変更に柔軟かつ迅速に対応することができる。
【0031】(4)第4の発明 第4の発明に係る基板処理装置は、第3の発明に係る基
板処理装置の構成において、複数の基板処理部の下位制
御部が、当該基板処理部の状態を上位制御系に報告し、
基板搬送装置の第1の制御部が、搬送機構部の状態を示
す状態コードを出力し、第2の制御部が、第1の制御部
から出力される状態コードを監視して搬送機構部の状態
を上位制御系に報告するものである。
【0032】それにより、上位制御系が、複数の基板処
理部および基板搬送装置の状態を把握しつつ基板処理装
置の全体を適切に統括制御することが可能となる。 (5)第5の発明 第5の発明に係る基板処理装置は、第3または第4の発
明に係る基板処理装置の構成において、複数の基板処理
部の下位制御部が、上位制御系からの指令に従って予め
定められた時間周期で所定の処理を逐次実行し、基板搬
送装置の第2の制御部が、上位制御系からの指令に従っ
て複数の基板処理部の全体のスループットから算出され
る基板搬送に許容される時間に同期して複数の基板処理
部間での搬送動作を実行するものである。
【0033】それにより、複数の基板処理部の全体のス
ループットを低下させることなく、複数の基板処理部間
で基板を円滑に搬送することができる。 (6)第6の発明 第6の発明に係る基板処理装置は、第3、第4または第
5の発明に係る基板処理装置の構成において、上位制御
系、複数の基板処理部の下位制御部および基板搬送装置
の第2の制御部の間がシリアル通信ラインにより結合さ
れ、基板搬送装置の第2の制御部と第1の制御部との間
がパラレルバスにより結合されたものである。
【0034】第2の制御部と第1の制御部は近接した状
態で、相互を直接に結合するかまたは着脱自在に結合可
能とすることで、少ない配線で上位制御系が複数の基板
処理部および基板搬送装置を統括制御して協調動作させ
ることが可能になる。また、第2の制御部と第1の制御
部との間の通信が高速に行われ、搬送機構部による基板
搬送動作を高速に制御することが可能となる。
【0035】(7)第7の発明 第7の発明に係る基板搬送装置の組み込み方法は、基板
にそれぞれ所定の処理を行う複数の基板処理部と複数の
基板処理部を統括制御する上位制御系とを備えた基板処
理装置に、複数の基板処理部間で基板を搬送する基板搬
送装置を組み込む方法であって、複数の基板処理部の各
々は、上位制御系からの指令に従って所定の処理を制御
する下位制御部を有し、基板搬送装置は、基板を保持し
て搬送する搬送動作を行う搬送機構部と、搬送機構部の
動作パターンを予めプログラム可能でかつプログラムさ
れた動作パターンに対応する制御コードに応答して搬送
機構部を制御する第1の制御部とを有し、上位制御系と
第1の制御部との間に、上位制御系からの指令を受信
し、受信した指令を第1の制御部にプログラムされた動
作パターンに対応する制御コードに変換し、変換した制
御コードを第1の制御部に与える第2の制御部を介挿す
るものである。
【0036】第7の発明に係る基板搬送装置の組み込み
方法においては、第1の制御部が、上位制御系の指令を
直接解釈する機能の有無に関わらず、上位制御系の制御
の下で搬送機構部を制御することが可能となる。したが
って、第1の制御部にプログラムする動作パターンを変
更することにより、基板搬送装置の構成および機能の変
更に柔軟かつ迅速に対応することができる。
【0037】また、第2の制御部に現在は上位制御系の
下で使用していないが、基板搬送装置として考え得る動
作パターンを予めプログラムして制御コードを割り当て
ておけは、必要時に第1の制御部のプログラムを変更す
るだけで機能追加ができる。また、その変更内容も制御
コードを取り扱うことによるものなので、比較的容易に
行える。
【0038】(8)第8の発明 第8の発明に係る基板搬送装置の組み込み方法は、第7
の発明に係る基板搬送装置の組み込み方法において、複
数の基板処理部の下位制御部が、当該基板処理部の状態
を上位制御系に報告し、基板搬送装置の第1の制御部
が、搬送機構部の状態を示す状態コードを出力し、第2
の制御部が、第1の制御部から出力される状態コードを
監視して搬送機構部の状態を上位制御系に報告するもの
である。
【0039】それにより、上位制御系が、複数の基板処
理部および基板搬送装置の状態を把握しつつ基板処理装
置の全体を適切に統括制御して協調動作させることが可
能となる。
【0040】(9)第9の発明 第9の発明に係る基板搬送装置の組み込み方法は、第7
または第8の発明に係る基板搬送装置の組み込み方法に
おいて、搬送機構部が取りうる任意の姿勢を位置情報と
して教示し、教示した位置間の移動パターンを動作パタ
ーンとして第1の制御部にプログラムし、各動作パター
ンに制御コードを割り付けるものである。
【0041】これにより、基板処理装置の構成に適合し
た動作パターンを予めプログラムすることが可能とな
る。したがって、基板搬送装置の構成および機能の変更
に容易に対応することができるとともに、メンテナンス
を容易に行うことができる。
【0042】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
基板処理装置の制御系のブロック図である。図1に示す
ように、基板搬送装置100は通信管理用コントローラ
10および基板搬送専用装置40からなり、基板搬送専
用装置40は搬送専用コントローラ20および搬送機構
部30を含む。各基板処理ユニット200はプロセス制
御用コントローラ210およびプロセス機構部220を
含む。
【0043】基板搬送装置100の通信管理用コントロ
ーラ10および各基板処理ユニット200のプロセス制
御用コントローラ210は、シリアル通信ライン2を介
してメインコントローラ1に接続されている。通信管理
用コントローラ10と搬送専用コントローラ20との間
はパラレルバス3により接続されている。
【0044】メインコントローラ1は、複数の基板処理
ユニット200および基板搬送装置100を協調動作さ
せるために複数のプロセス制御用コントローラ210お
よび通信管理用コントローラ10を統括制御する。
【0045】メインコントローラ1からシリアル通信ラ
イン2を介して通信管理用コントローラ10および各プ
ロセス制御用コントローラ210に各種コマンドが送信
される。また、通信管理用コントローラ10および各プ
ロセス制御用コントローラ210からシリアル通信ライ
ン2を介してメインコントローラ1に各種メッセージが
送信される。それにより、基板処理装置全体がメインコ
ントローラ1により統括制御される。
【0046】通信管理用コントローラ10からパラレル
バス3を介して搬送専用コントローラ20に例えば16
ビットの制御コード(PIOコード)が送信される。ま
た、搬送専用コントローラ20からパラレルバス3を介
して通信管理用コントローラ10に例えば16ビットの
ステータスコード(PIOコード)が送信される。
【0047】基板搬送装置100の搬送機構部30は、
図17に示した構造を有し、基板を予め定められた複数
のポジション(場所)のうち任意の2つのポジション間
で搬送する。搬送機構部30の動作は、直接的には搬送
専用コントローラ20により制御される。
【0048】搬送専用コントローラ20は、メインコン
トローラ1に依存しないモーション制御等の下位レベル
の制御を独立に行う。基板処理装置において、基板を複
数の基板処理ユニット200間で入れ換える動作を分解
すると、個々の動作ストロークは異なるが、動作シーケ
ンスは同様なパターンの繰り返しであることが多い。し
たがって、同種の動作パターンに同一の動作識別コード
を割り当てるとともに、その動作パターン終了時の搬送
機構部30の姿勢(各軸における位置)をポジション識
別コードで指定し、それらの動作識別コードおよびポジ
ション識別コードを組み合わせることにより一区切りの
動作を記述する制御コードを作成することが可能とな
る。
【0049】このような考え方に基づいて、制御コード
の送受信に要するオーバーヘッドが基板搬送動作の動作
時間に影響を与えない程度まで基板搬送動作を分解また
は組み合わせて制御コードを割り振ることにより同種の
動作パターンを1ワード(16ビット)程度で記述する
ことができる。
【0050】そこで、搬送専用コントローラ20には、
搬送機構部30の単位動作または複合動作がモジュール
化されて動作パターンとして予めプログラム(登録)さ
れる。プログラムされた動作パターンには、上記の制御
コードが割り付けられる。
【0051】通信管理用コントローラ10は、他の基板
処理ユニット200とのインターロックの管理等のコミ
ニュケーション調整機能を有するとともに、メインコン
トローラ1および他の基板処理ユニット200とのコマ
ンドおよびメッセージの送受信、搬送専用コントローラ
20との各種コードの送受信等の通信管理機能を有す
る。
【0052】このように、コミニュケーション調整機能
および通信管理機能を有する通信管理用コントローラ1
0を設けることにより、メインコントローラ1の下位へ
基板搬送専用装置40を容易に組み込むことができると
ともに、メインコントローラ1による統括制御と基板搬
送専用装置40によるローカルな搬送動作制御との分離
性が良好となり、搬送機構部30の構成や機能の変更等
に柔軟かつ迅速に対応することが可能となり、かつメン
テナンス性が向上する。
【0053】本実施例では、メインコントローラ1が上
位制御系を構成し、搬送専用コントローラ20が第1の
制御部を構成し、通信管理用コントローラ10が第2の
制御部を構成する。また、基板処理ユニット200が基
板処理部に相当し、プロセス制御用コントローラ200
が下位制御部を構成する。このように、本実施例の基板
処理装置の制御系は、階層的な構造を有している。
【0054】基板搬送専用装置40では、搬送機構部3
0がその可動範囲内で取りうる任意の姿勢を1つのポジ
ションとして直値入力または数値入力により各軸の位置
情報で教示し、かつそのポジションに番号等のポジショ
ン識別子を割り振ることが可能となる。直値入力では、
基板搬送装置10の搬送機構部30を実際に移動させ、
例えばパルス発生器から発生されるパルスをカウントす
ることにより搬送機構部30の各軸の位置情報が与えら
れる。
【0055】この基板搬送専用装置40を基板処理装置
に組み込む際には、入力手段(図示せず)を用いてその
基板処理装置の構成に適合したポジション教示を行い、
教示したポジション間の移動のパターンを部品化して動
作パターンとして予め搬送専用コントローラ20にプロ
グラムしておく。
【0056】基板処理装置の動作時には、通信管理用コ
ントローラ10は、メインコントローラ1から与えられ
る搬送動作に関するコマンドを解釈して動作パターンに
対応する制御コードを搬送専用コントローラ20に所定
のタイミングで出力する。搬送専用コントローラ20
は、通信管理用コントローラ10から与えられる制御コ
ードに基づいて動作パターンを選択して実行するととも
に、搬送機構部30の状態をステータスコードとして通
信管理用コントローラ10に逐次送信する。通信管理用
コントローラ10は、搬送専用コントローラ10から与
えられるステータスコードを周期的に読み込んで搬送機
構部30の状態を監視し、メインコントローラ1の制御
手順の必要に応じてその状態を報告する。
【0057】本実施例の基板処理装置では、メインコン
トローラ1の制御の下で、各基板処理ユニット200に
おいて予め定められた時間周期でそれぞれ基板の処理が
逐次実行される。そして、基板処理装置全体のスループ
ットから割り出される基板搬送動作に許容される時間、
いわゆるタクトタイムに同期して各基板処理ユニト20
0に対する基板の搬送動作が実行される。
【0058】図2は図1の基板搬送装置100の構成を
示すブロック図である。図2に示すように、通信管理用
コントローラ10は、シリアル通信制御部11、CPU
12、メモリ13、割込み制御部14、外部入出力イン
タフェース15および基板搬送制御パラレル入出力イン
タフェース部16を含む。
【0059】シリアル通信制御部11は、メインコント
ローラ1および他の基板処理ユニット200のプロセス
制御用コントローラ210とのコマンドおよびメッセー
ジの送受信を制御する。基板制御パラレル入出力インタ
フェース部16は、パラレルバス3を介して制御コード
を搬送専用コントローラ20に送信し、搬送専用コント
ローラ20からパラレルバス3を介して与えられるステ
ータスコードを受信する。
【0060】割込み制御部14は、基板搬送制御パラレ
ル入出力インタフェース部16から与えられるステータ
スコードまたはシリアル通信制御部11から与えられる
コマンドに応答してCPU12に割込み制御を行う。C
PU12は、メインコントローラ1から与えられるコマ
ンドを解釈して制御コードに変換するとともに、搬送専
用コントローラ20から与えられるステータスコードに
基づいて搬送機構部30の状態を把握し、メインコント
ローラ1に搬送機構部30の状態を報告あるいは状態に
応じて搬送専用コントローラ20に制御コードを送出す
る。メモリ13には、コマンド、メッセージ、制御コー
ド、ステータスコード等の各種データが格納される。外
部入出力インタフェース15には、外部センサの状態が
入力される。
【0061】搬送専用コントローラ20は、パラレル入
出力インタフェース回路部21、CPU22、メモリ2
3、アクチュエータ制御部24および外部入出力インタ
フェース25を含む。
【0062】パラレル入出力インタフェース回路部11
は、通信管理用コントローラ10からパラレルバス3を
介して与えられる制御コードを入力するとともに、パラ
レルバス3を介して通信管理用コントローラ10にステ
ータスコードを出力する。メモリ23には、搬送機構部
30の動作パターンが予めプログラムされる。
【0063】CPU22は、通信管理用コントローラ1
0から与えられる制御コードに基づいてメモリ23に予
めプログラムされた動作パターンを選択し、選択した動
作パターンをアクチュエータ制御部24に与える。アク
チュエータ制御部24は、与えられた動作パターンに従
って搬送機構部30を制御する。外部入出力インタフェ
ース25には、後述するセンサ部35の状態が入力され
る。
【0064】搬送機構部30は、ドライバ部31、モー
タ部(アクチュエータ部)32、駆動力伝達機構33、
搬送構造部34およびセンサ部35を含む。ドライバ部
31は、アクチュエータ制御部24の制御によりモータ
部32を駆動する。モータ部32は、図17を参照して
説明したY軸モータ、Z軸モータ、θ軸モータおよび2
つのX軸モータを含み、搬送構造部34を駆動するため
の駆動力を発生する。搬送構造部34は、図17に示し
た上アーム101a、下アーム101b、Z軸方向移動
体102およびY軸方向移動体103を有し、基板を保
持して予め定められた複数のポジションのうち任意の2
つのポジション間で搬送する。
【0065】駆動力伝達機構33は、ボールねじ、プー
リ、ベルト等を含み、モータ部32の駆動力を搬送構造
部34に伝達する。センサ部35は、基板の搬送動作の
確認や動作異常の監視を行うために用いられ、図17に
示したY軸上の後退方向の端部に配置された後退リミッ
タ、Y軸上の前進方向の端部に配置された前進リミッ
タ、各軸上の原点位置に配置された原点位置センサ、X
軸上の上アームまたは下アームの伸張時の位置(送り位
置)を確認するための送り位置センサ、上アームおよび
下アーム上の基板の有無を検出する基板センサ等を含
む。センサ部35の出力は搬送専用コントローラ20の
外部入出力インタフェース25に入力される。なお、原
点位置センサ、送り位置センサ、前進リミッタ、後退リ
ミッタの代わりにアブソリュートエンコーダを用いても
よい。
【0066】図3は図2の基板搬送装置100の機能分
担図である。図3に示すように、通信管理用コントロー
ラ10は、メインコントローラ1および基板処理ユニッ
ト200とのコマンドおよびメッセージの送受信、コマ
ンドおよびメッセージの翻訳(解釈)、搬送専用コント
ローラ20との制御コードおよびステータスコードの送
受信、シーケンス管理、メッセージログ、ステータスモ
ニタ、ウオッチドッグ、内部タイマ管理等の通信管理機
能およびコミュニケーション調整機能を有する。
【0067】搬送専用コントローラ20は、通信管理用
コントローラ10との制御コードおよびステータスコー
ドの送受信、シーケンス管理、ポジション管理、メカニ
ズム制御等の搬送制御機能を有する。ポジション管理
は、基板搬送専用装置40の組み込みの際に、上記のよ
うに直値入力または数値入力により教示されたポジショ
ンに基づいて行われる。メカニズム制御としては、駆動
制御およびセンサモニタがある。
【0068】搬送機構部30は、コントローラハードウ
エハ36および搬送メカニズムハードウエア37からな
る。図4はメインコントローラ1と通信管理用コントロ
ーラ10およびプロセス制御用コントローラ210との
間で送受信されるコマンドおよびメッセージの例を示す
図である。
【0069】図4(a)に示す搬送コマンドは、メイン
コントローラ1から基板搬送装置100の通信管理用コ
ントローラ10に送信される。TRRは搬送コマンドで
あることを示す。この搬送コマンドは、P1で指定され
たポジションに移動して基板の入れ換え(受け渡し)を
行い、P2で指定されたポジションに移動することを指
令する。
【0070】P1は基板の入れ換えを行うポジションを
示し、P2は行き先ポジションを示す。TMは基板を受
け取った後、置き動作を開始するまでの投入待機時間を
示す。W1は基板の入れ換えの対象となる基板処理ユニ
ット200に受け取るべき基板が有るか無いかを示す基
板受けフラグを示す。W2は対象となる基板処理ユニッ
ト200に基板を置くアーム上に基板が有るか無いかを
示す基板置きフラグを示す。
【0071】図4(b)に示すステータス報告メッセー
ジは、基板搬送装置100からメインコントローラ1に
送信される。STTはステータス報告メッセージである
ことを示す。STは基板搬送装置100の状態を示し、
例えば、準備完了、処理中、処理終了、処理準備中、使
用不可、即時停止等を示す。
【0072】図4(c)の基板受け渡し開始報告メッセ
ージは、基板搬送装置100から搬送対象となる基板処
理ユニット200に送信される。REQは基板受け渡し
開始報告メッセージであることを示し、UNは基板処理
ユニット200の番号を示す。FCは機能を示し、例え
ば、受け動作、置き動作等を示す。
【0073】図4(d)の基板受け渡し可/不可要求コ
マンドは、搬送対象となる基板処理ユニット200から
基板搬送装置100に送信される。PSSは基板受け渡
し可/不可要求コマンドであることを示し、UNは搬送
対象となる基板処理ユニット200の番号を示す。FC
は機能を示し、例えば、基板受け渡し可、基板取り出し
動作停止要求、基板送り動作停止要求、基板受け取りお
よび取り出し動作停止要求等を示す。
【0074】図4(e)の基板搬送完了報告メッセージ
は、基板搬送装置100からメインコントローラ1に送
信される。TRCは基板搬送完了報告メッセージである
ことを示し、P1は基板入れ換えポジションを示し、P
2は行き先ポジションを示す。TMは投入待機時間を示
し、W1は基板受けフラグを示し、W2は基板送りフラ
グを示す。
【0075】図5は基板搬送装置100の通信管理用コ
ントローラ10から搬送専用コントローラ20に与えら
れる制御コードの構成の一例を示す図である。図5に示
すように、制御コードは、動作開始信号フィールド6
0、基本動作命令フィールド61および基本動作属性フ
ィールド62を含む。
【0076】図6は制御コードの例を示す図である。図
6(a)はポジション移動動作制御コードを示し、基本
動作命令フィールド61にはポジション移動を示す動作
識別コード001が格納され、基本動作属性フィールド
62には移動先のポジション(ポジション識別コード)
が格納される。
【0077】図6(b)は基板受け置き動作制御コード
を示す。基本動作命令フィールド61には基板受け置き
動作を示す動作識別コード010が格納され、基本動作
属性フィールド62にはパターン、アーム、軸およびポ
ジション(ポジション識別コード)が格納される。パタ
ーンとしては、例えば受け置き動作、受け動作、置き動
作およびパーツ動作のいずれかが格納される。アームと
しては、上アームまたは下アームが格納される。軸とし
ては、X軸またはZ軸が格納される。ポジションとして
は、基板受け置き動作の対象となる基板処理ユニット2
00の番号が格納される。
【0078】図6(c)は原点復帰動作制御コードを示
す。基本動作命令フィールド61には原点復帰動作を示
す動作識別コード000が格納される。図6(d)は現
在位置報告要求制御コードを示す。基本動作命令フィー
ルド61には現在位置報告要求を示す動作識別コード1
10が格納される。基本動作属性フィールド62にはポ
ジション(ポジション識別コード)が格納される。
【0079】図7は図1の基板搬送装置100の搬送専
用コントローラ20の概略動作を示すフローチャートで
ある。制御コード入力待ちの状態(ステップS1)で、
通信管理用コントローラ10から制御コードが入力され
ると、搬送専用コントーラ20は入力された制御コード
を識別する。入力された制御コードがポジション移動動
作を示している場合には(ステップS2)、搬送専用コ
ントローラ20は搬送機構部30を制御してポジション
移動動作を実行する(ステップS3)。
【0080】入力された制御コードが基板受け置き動作
を示している場合には(ステップS4)、搬送専用コン
トローラ20は搬送機構部30を制御して基板受け置き
動作を実行する(ステップS5)。
【0081】入力された制御コードが任意のxx動作を
示している場合には(ステップS6)、搬送専用コント
ローラ20は搬送機構部30を制御してxx動作を実行
する(ステップS7)。
【0082】図8および図9は図1の基板搬送装置10
0の搬送専用コントローラ20の詳細な動作を示すフロ
ーチャートである。以下の説明では、上アーム101a
および下アーム101bのうち基板を基板処理ユニット
200から受け取るアームを受けアームと呼び、基板を
基板処理ユニット200に置くアームを置きアームと呼
ぶ。
【0083】図8に示すように、搬送専用コントローラ
20は、制御コードが入力されると(ステップS1
0)、まず図5の基本動作命令フィールド61の動作識
別コードに基づいて動作選択を行う(ステップS1
1)。基本動作命令フィールド61の動作識別コードが
ポジション移動を示している場合には、ポジション移動
動作を実行する(ステップS12)。
【0084】基本動作命令フィールド61の動作識別コ
ードが基板受け置きを示している場合には、基本動作属
性フィールド62のパターンに基づいて動作パターンの
選択を行う(ステップS13)。
【0085】基本動作属性フィールド62のパターンが
受け置き動作を示している場合には、基本動作属性フィ
ールド62のアームに基づいてアーム選択を行う(ステ
ップS14)。これにより、上アーム101aを受けア
ームに設定しかつ下アーム101bを置きアームに設定
し(ステップS15)、あるいは上アーム101aを置
きアームに設定しかつ下アーム101bを受けアームに
設定する(ステップS16)。
【0086】基本動作属性フィールド62のパターンが
受け動作を示している場合には、基本動作属性フィール
ド62のアームに基づいてアーム選択を行い(ステップ
S14)、上アーム101aを受けアームに設定し(ス
テップS17)、あるいは下アーム101bを受けアー
ムに設定する(ステップS18)。
【0087】基本動作属性フィールド62のパターンが
置き動作を示している場合には、基本動作属性フィール
ド62のアームに基づいてアーム選択を行い(ステップ
S14)、上アーム101aを置きアームに設定し(ス
テップS19)、あるいは下アーム101bを置きアー
ムに設定する(ステップS20)。
【0088】基本動作属性フィールド62のパターンが
パーツ動作を示している場合には、基本動作属性フィー
ルド62の軸に基づいて軸選択を行う(図9のステップ
S21)。
【0089】軸がX軸である場合には、基本動作属性フ
ィールド62のポジションに基づいてポジション選択を
行う(ステップS22)。それにより、上アーム101
aおよび下アーム101bをそれぞれ送り位置および原
点位置へ移動させ(ステップS23)、上アーム101
aおよび下アーム101bをそれぞれ原点位置および送
り位置へ移動させ(ステップS24)、上アーム101
aおよび下アーム101bを共に送り位置へ移動させ
(ステップS25)、あるいは上アーム101aおよび
下アーム101bを共に原点位置へ移動させる(ステッ
プS26)。
【0090】軸がZ軸である場合には、基本動作属性フ
ィールド62のポジションに基づいてポジション選択を
行う(ステップS22)。それにより、上アーム101
aおよび下アーム101bを共に受け動作終了位置(置
き動作開始位置)へ移動させ(ステップS27)、上ア
ーム101aのみを置き動作終了位置(受け動作開始位
置)へ移動させ(ステップS28)、下アーム101b
のみを置き動作終了位置へ移動させ(ステップS2
9)、あるいはZ軸の現ポジションを基準位置へ移動さ
せる(ステップS30)。
【0091】図10は基本的な基板搬送動作の流れを示
す図である。図10において、およびはそれぞれポ
ジション移動動作を示す。また、〜は基板受け置き
動作を示し、特にはXg軸前進動作、はZ軸上昇動
作、はXp軸前進Xg軸後退動作、はZ軸下降動
作、はXp軸後退動作である。P1およびP2は基板
受け置きポジションを示す。Xg軸は受けアームのX軸
に沿った移動軸、Xp軸は置きアームのX軸に沿った移
動軸である。
【0092】図10に示すように、基本的な基板搬送動
作は、、、、、、およびの順序で実行さ
れる。ポジション移動動作,では、Y軸動作、Z軸
動作およびθ軸動作を行う。すなわち、図17に示す上
アーム101aまたは下アーム101bが基板の受け渡
しを行う基板処理ユニット200内に進入できるよう
に、Y軸方向移動体103がY軸方向に移動するととも
にZ軸方向移動体102がθ軸方向に回転しかつZ軸方
向に移動する。このとき、上アーム101aおよび下ア
ーム101bのX軸方向の位置は原点位置のままであ
る。
【0093】図11および図12は基板受け置き動作を
示す図である。図11(a)に示すように、基板処理ユ
ニット200内の支持ピン230上に基板Wが載置され
ている。ここでは、上アーム101a上に基板Wが保持
されているものとする。すなわち、上アーム101aが
置きアームであり、下アーム101bが受けアームであ
る。
【0094】図11(b)に示すように、Xg軸前進動
作では、受けアームとなる下アーム101bがX軸方
向に基板処理ユニット200内の基板Wの直下まで前進
する。次に、図11(c)に示すように、Z軸上昇動作
では、上アーム101aおよび下アーム101bがZ
軸方向に上昇する。これにより、支持ピン230上の基
板Wが下アーム101bに保持される。
【0095】次に、図11(d)に示すように、Xp軸
前進Xg軸後退動作では、X軸方向において、下アー
ム101bが基板処理ユニット200の外部に後退して
原点位置に移動すると同時に、上アーム101aが基板
処理ユニット200内に前進して支持ピン230の真上
に移動する。
【0096】さらに、図12(e)に示すように、Z軸
下降動作では、上アーム101aおよび下アーム10
1bがZ軸方向に下降する。これにより、上アーム10
1aに保持された基板Wが支持ピン230上に載置され
る。次に、図12(f)に示すように、Xp軸後退動作
では、上アーム101aがX軸方向に基板処理ユニッ
ト200の外部の原点位置まで後退する。
【0097】図13、図14および図15は図1の基板
搬送装置100の動作の一例を示すシーケンス図であ
る。通信管理用コントローラ10は、メインコントロー
ラ1から搬送コマンドTRRを受信すると、搬送専用コ
ントローラ20にポジション移動動作を示す制御コード
OP1を送信するとともに、メインコントローラ1に処
理中であることを示すステータス報告メッセージSTT
を送信する。その後、通信管理用コントローラ10は、
搬送専用コントローラ20からのステータスコードを監
視する。
【0098】搬送専用コントローラ20は、通信管理用
コントローラ10からの制御コードOP1を受信する
と、ポジション移動動作を開始する。それにより、搬送
機構部30によりポジション移動動作が実行される。搬
送機構部30によるポジション移動動作中には、搬送専
用コントローラ20は、ポジション間移動中を示すステ
ータスコードST1を通信管理用コントローラ10に送
信する。
【0099】搬送機構部30によるポジション移動動作
が終了すると、搬送専用コントローラ20は通信管理用
コントローラ10にポジション移動動作終了を示すステ
ータスコードST2を送信する。
【0100】通信管理用コントローラ10は、ステータ
スコードST2によりポジション移動動作の終了を検出
すると、基板受け置き動作を示す制御コードOP2を搬
送専用コントローラ20に送信するとともに、メインコ
ントローラ1に受け動作を示す基板受け渡し開始報告メ
ッセージREQを送信する。その後、通信管理用コント
ローラ10は、搬送専用コントローラ20からのステー
タスコードを監視する。
【0101】搬送専用コントローラ20は、通信管理用
コントローラ10からの制御コードOP2を受信する
と、Xg軸前進動作を開始する。それにより、搬送機構
部30によりXg軸前進動作が実行される。Xg軸前進
動作の実行中には、搬送専用コントローラ20は、Xg
軸前進動作を示すステータスコードST3を通信管理用
コントローラ10に送信する。
【0102】その後、搬送専用コントローラ20は、基
板センサの状態を確認する。搬送機構部30によるXg
軸前進動作が終了すると、搬送専用コントローラ20
は、Xg軸前進動作終了を示すステータスST4を準備
する。
【0103】その後、搬送専用コントローラ20は、Z
軸上昇動作を開始する。それにより、搬送機構部30に
よりZ軸上昇動作が実行される。搬送機構部30による
Z軸上昇動作中には、搬送専用コントローラ20は、Z
軸上昇動作を示すステータスST5をステータスST4
と合わせてステータスコードとして通信管理用コントロ
ーラ10に送信する。
【0104】搬送機構部30によるZ軸上昇動作が終了
すると、搬送専用コントローラ20は、Z軸上昇動作終
了を示すステータスST6を準備する。その後、図14
に示すように、搬送専用コントローラ20は、基板セン
サの状態を確認した後、Xp軸前進Xg軸後退動作を開
始する。それにより、搬送機構部30によりXp軸前進
Xg軸後退動作が実行される。搬送機構部30によるX
p軸前進Xg軸後退動作中には、搬送専用コントローラ
20は、Xp軸前進Xg軸後退動作を示すステータスS
T7をステータスST6と合わせてステータスコードと
して通信管理用コントローラ10に送信する。それによ
り、通信管理用コントローラ10はメインコントローラ
1に置き動作を示す基板受け渡し開始報告メッセージR
EQを送信する。
【0105】搬送機構部30によるXp軸前進Xg軸後
退動作が終了すると、搬送専用コントローラ20は、基
板センサの状態を確認するとともに、Xp軸前進Xg軸
後退動作終了を示すステータスST8を準備する。
【0106】その後、搬送専用コントローラ20はZ軸
下降動作を開始する。それにより、搬送機構部30によ
りZ軸下降動作が実行される。搬送機構部30によるZ
軸下降動作中には、搬送専用コントローラ20は、Z軸
下降動作を示すステータスST9をステータスST8と
合わせてステータスコードとして通信管理用コントロー
ラ10に送信する。
【0107】搬送機構部30によるZ軸下降動作が終了
すると、搬送専用コントローラ20は、Z軸下降動作終
了を示すステータスST10を準備する。その後、図1
5に示すように、搬送専用コントローラ20は、Xp軸
後退動作を開始する。それにより、搬送機構部30によ
りXp軸後退動作が実行される。搬送機構部30による
Xp軸後退動作中には、搬送専用コントローラ20は、
Xp軸後退動作を示すステータスST11をステータス
ST10と合わせてステータスコードとして通信管理用
コントローラ10に送信する。
【0108】その後、搬送専用コントローラ20は、基
板センサの状態を確認する。搬送機構部30によるXp
軸後退動作が終了すると、搬送専用コントローラ20
は、Xp軸後退動作終了を示すステータスコードST1
2を通信管理用コントローラ10に送信する。
【0109】通信管理用コントローラ10は、ステータ
スコードST12によりXp軸後退動作の終了を検出す
ると、基板受け置き動作の終了を示す基板搬送完了報告
メッセージTRCをメインコントローラ1に送信する。
【0110】そして、通信管理用コントローラ10は、
ポジション移動動作を示す制御コードOP3を搬送専用
コントローラ20に送信する。その後、通信管理用コン
トローラ10は、搬送専用コントローラ20からのステ
ータスコードを監視する。
【0111】搬送専用コントローラ20は、通信管理用
コントローラ10からの制御コードOP3を受信する
と、ポジション移動動作を開始する。それにより、搬送
機構部30によりポジション移動動作が実行される。搬
送機構部30によるポジション移動動作中には、搬送専
用コントローラ20は、ポジション間移動中を示すステ
ータスコードST13を通信管理用コントローラ10に
送信する。
【0112】搬送機構部30によるポジション移動動作
が終了すると、搬送専用コントローラ20は、ポジショ
ン移動動作終了を示すステータスコードST14を通信
管理用コントローラ10に送信する。通信管理用コント
ローラ10は、ステータスコードST14によりポジシ
ョン移動動作の終了を検出すると、ポジション移動動作
の終了を示すステータス報告メッセージSTTを送信す
る。
【0113】このようにして、基板が処理対象となる基
板処理ユニット200に搬送され、基板の受け渡しが行
われた後、処理済みの基板が次のポジションに搬送され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における基板処理装置の制御
系のブロック図である。
【図2】図1の基板搬送装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】図2の基板搬送装置の機能分担図である。
【図4】図1のメインコントローラと通信管理用コント
ローラおよびプロセス制御用コントローラとの間で送受
信されるコマンドおよびメッセージの例を示す図であ
る。
【図5】図1の通信管理用コントローラから搬送専用コ
ントローラに送信される制御コードの構成の一例を示す
図である。
【図6】図1の通信管理用コントローラから搬送専用コ
ントローラに送信される制御コードの例を示す図であ
る。
【図7】図1の基板搬送装置の搬送専用コントローラの
概略動作を示すフローチャートである。
【図8】図1の基板搬送装置の搬送専用コントローラの
詳細な動作を示すフローチャートである。
【図9】図1の基板搬送装置の搬送専用コントローラの
詳細な動作を示すフローチャートである。
【図10】基本的な基板搬送動作の流れを示す図であ
る。
【図11】図1の基板搬送装置の搬送機構部における基
板受け置き動作を示す図である。
【図12】図1の基板搬送装置の搬送機構部における基
板受け置き動作を示す図である。
【図13】図1の基板搬送装置の動作の一例を示すシー
ケンス図である。
【図14】図1の基板搬送装置の動作の一例を示すシー
ケンス図である。
【図15】図1の基板搬送装置の動作の一例を示すシー
ケンス図である。
【図16】基板処理装置の一例を示す平面図である。
【図17】基板搬送装置の概略斜視図である。
【図18】従来の基板処理装置の制御系のブロック図で
ある。
【図19】図18の基板搬送装置の構成を示すブロック
図である。
【図20】図19の基板搬送装置の機能分担図である。
【符号の説明】
1 メインコントローラ 2 シリアル通信ライン 3 パラレルバス 10 通信管理用コントローラ 20 搬送専用コントローラ 30 搬送機構部 40 基板搬送専用装置 100 基板搬送装置 200 基板処理ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位制御系からの指令に従って基板を搬
    送する基板搬送装置であって、 基板を保持して搬送する搬送動作を行う搬送機構部と、 前記搬送機構部の動作パターンを予めプログラム可能な
    第1の制御部と、 前記上位制御系と前記第1の制御部との間の通信を管理
    する第2の制御部とを備え、 前記第2の制御部は、前記上位制御系からの指令を受信
    し、受信した指令を前記第1の制御部にプログラムされ
    た動作パターンに対応する制御コードに変換し、変換し
    た制御コードを前記第1の制御部に与え、 前記第1の制御部は、前記第2の制御部から与えられる
    前記制御コードに基づいて前記プログラムされた動作パ
    ターンのいずれかを選択し、選択した動作パターンに従
    って前記搬送機構部を制御することを特徴とする基板搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の制御部は、前記搬送機構部の
    状態を示す状態コードを出力し、 前記第2の制御部は、前記第1の制御部から出力される
    前記状態コードを監視して前記搬送機構部の状態を前記
    上位制御系に報告することを特徴とする請求項1記載の
    基板搬送装置。
  3. 【請求項3】 基板に一連の処理を行うための基板処理
    装置であって、 基板にそれぞれ所定の処理を行う複数の基板処理部と、 前記複数の基板処理部間で基板を搬送する基板搬送装置
    と、 前記複数の基板処理部および前記基板搬送装置を協調動
    作させるために前記複数の基板処理部および前記基板搬
    送装置を統括制御する上位制御系とを備え、 前記複数の基板処理部の各々は、前記上位制御系からの
    指令に従って所定の処理を制御する下位制御部を有し、 前記基板搬送装置は、基板を保持して搬送する搬送動作
    を行う搬送機構部と、前記搬送機構部の動作パターンを
    予めプログラム可能な第1の制御部と、前記上位制御系
    と前記第1の制御部との間の通信を管理する第2の制御
    部とを有し、 前記第2の制御部は、前記上位制御系からの指令を受信
    し、受信した指令を前記第1の制御部にプログラムされ
    た動作パターンに対応する制御コードに変換し、変換し
    た制御コードを前記第1の制御部に与え、 前記第1の制御部は、前記第2の制御部から与えられる
    制御コードに基づいて前記プログラムされた動作パター
    ンのいずれかを選択し、選択した動作パターンに従って
    前記搬送機構部を制御することを特徴とする基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記複数の基板処理部の前記下位制御部
    は、当該基板処理部の状態を前記上位制御系に報告し、 前記基板搬送装置の前記第1の制御部は、前記搬送機構
    部の状態を示す状態コードを出力し、前記第2の制御部
    は、前記第1の制御部から出力される前記状態コードを
    監視して前記搬送機構部の状態を前記上位制御系に報告
    することを特徴とする請求項3記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】 前記複数の基板処理部の前記下位制御部
    は、前記上位制御系からの指令に従って予め定められた
    時間周期で所定の処理を逐次実行し、 前記基板搬送装置の前記第2の制御部は、前記上位制御
    系からの指令に従って前記複数の基板処理部の全体のス
    ループットから算出された基板搬送に許容される時間に
    同期して前記複数の基板処理部間での搬送動作を実行す
    ることを特徴とする請求項3または4記載の基板処理装
    置。
  6. 【請求項6】 前記上位制御系、前記複数の基板処理部
    の前記下位制御部および前記基板搬送装置の前記第2の
    制御部の間はシリアル通信ラインにより結合され、 前記基板搬送装置の前記第2の制御部と前記第1の制御
    部との間はパラレルバスにより結合されたことを特徴と
    する請求項3〜5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】 基板にそれぞれ所定の処理を行う複数の
    基板処理部と、前記複数の基板処理部を統括制御する上
    位制御系とを備えた基板処理装置に、前記複数の基板処
    理部間で基板を搬送する基板搬送装置を組み込む方法で
    あって、 前記複数の基板処理部の各々は、前記上位制御系からの
    指令に従って所定の処理を制御する下位制御部を有し、 前記基板搬送装置は、基板を保持して搬送する搬送動作
    を行う搬送機構部と、前記搬送機構部の動作パターンを
    予めプログラム可能でかつ前記プログラムされた動作パ
    ターンに対応する制御コードに応答して前記搬送機構部
    を制御する第1の制御部とを有し、 前記上位制御系と前記第1の制御部との間に、前記上位
    制御系からの指令を受信し、受信した指令を前記第1の
    制御部にプログラムされた動作パターンに対応する制御
    コードに変換し、変換した制御コードを第1の制御部に
    与える第2の制御部を介挿することを特徴とする基板搬
    送装置の組み込み方法。
  8. 【請求項8】 前記複数の基板処理部の前記下位制御部
    は、当該基板処理部の状態を前記上位制御系に報告し、 前記基板搬送装置の前記第1の制御部は、前記搬送機構
    部の状態を示す状態コードを出力し、前記第2の制御部
    は、前記第1の制御部から出力される前記状態コードを
    監視して前記搬送機構部の状態を前記上位制御系に報告
    することを特徴とする請求項7記載の基板搬送装置の組
    み込み方法。
  9. 【請求項9】 前記搬送機構部が取りうる任意の姿勢を
    位置情報として教示し、教示した位置間の移動パターン
    を動作パターンとして前記第1の制御部にプログラム
    し、各動作パターンに制御コードを割り付けることを特
    徴とする請求項7または8記載の基板搬送装置の組み込
    み方法。
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