JPH10102743A - 溝付き化粧板 - Google Patents

溝付き化粧板

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JPH10102743A
JPH10102743A JP26078196A JP26078196A JPH10102743A JP H10102743 A JPH10102743 A JP H10102743A JP 26078196 A JP26078196 A JP 26078196A JP 26078196 A JP26078196 A JP 26078196A JP H10102743 A JPH10102743 A JP H10102743A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧板の接合部間に実質的に隙間のない状態
であろうと、接合部間に隙間が生じた状態であろうと
も、人間の目に接合溝と化粧溝は同一の溝であると認識
され得る、そしてその結果優れた意匠性が保たれる溝付
き化粧板を提供する。 【解決手段】 溝付き化粧板1において、面取り面5の
深さDb は化粧溝4の深さDa よりも小さく設定すると
ともに、面取り角度θb は化粧溝4の溝底開き角度θa
の半分よりも大きく設定し、かつ面取り幅Wb は化粧溝
幅Wa の半分と実質的に同等長さに設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建築物の壁面内
装材、天井材、床材等に使用される溝付き化粧板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】化粧板表面に複数の平行する細い化粧溝
が形成された溝付き化粧板は、立体感を付与することが
でき、意匠性を向上することができることから、壁面内
装材、天井材、床材等として多く用いられている。
【0003】実際の施工の際には、複数の化粧板を接合
することになるため、通常化粧溝と平行する化粧板両側
面には接合部が形成され、その両側面上縁部には接合溝
形成用面取り面が形成されている。そして、化粧板を実
質的に隙間なく接合した際に、前記面取り面同士によっ
て形成される接合溝が、予め化粧板表面に形成されてい
る前記化粧溝と同一形状、同一寸法となるように、例え
ば、化粧溝が断面V字状である場合、面取り面と化粧板
表面とがなす角度は、化粧溝を形成する傾斜面と化粧板
表面とがなす角度と同一に、かつ面取り面の長さは傾斜
面の長さと同一に設計されているのが最も一般的であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の化粧板にあっては、理想的な接合状態、即ち、接合
時に化粧板接合部間に実質的に隙間が生じていない場合
には、所望の立体感、意匠性を付与することができるも
のの、実際には化粧板接合部間に隙間が生じることが多
く、その場合には、人間の目には接合溝が化粧溝とは異
なる溝と認識される結果、違和感が生じ、ひいては意匠
性が低下するという問題が生じていた。
【0005】即ち、図8(ロ)に示すように接合部間
に、厳密には隙間があるが実質的には隙間が生じていな
い場合には、化粧板(101 )同士を接合させた際に面取
り面(105 )により形成される接合溝(106 )上縁間の
幅(以下「接合溝幅」という)Wm は図8(イ)に示す
化粧溝(104 )の上縁間の幅(以下、「化粧溝幅」とい
う)Wt と実質同一であり、かつ、接合溝(106 )の断
面において面取り面(105 )の上縁と下縁を結ぶ2つの
直線を延長して得られる仮想交点(120 )から化粧板
(101 )表面の延長線上に立ち上げた垂線の足から、該
仮想交点(120 )までの長さ(以下、「接合溝深さ」と
いう)Dm も、化粧溝底の頂点(121 )から化粧板(10
1 )表面の延長線上に立ち上げた垂線の足から、該化粧
溝底の頂点(121 )までの長さ(以下、「化粧溝深さ」
という)Dt と同一であるから、人間の目には接合溝
(106 )と化粧溝(104 )は同一の溝であると認識され
る。しかし、図8(ハ)に示すように接合部間に隙間が
生じた場合には、接合溝幅(Wn )は化粧溝幅(Wt )
より大きくなり、かつ接合溝(106 )の仮想交点(120
)位置が下がって接合溝深さ(Dn )が化粧溝深さ
(Dt )より大きくなることに加えて、接合部間の隙間
が影となってより一層深みを増した感じを受けるため、
人間の目には接合溝(106 )が化粧溝(104 )とは異な
る溝と認識されて、違和感が生じ、ひいては意匠性が低
下することとなる。
【0006】上記のような接合部間の隙間は、化粧板の
接合部の毛羽立ちや若干の凹凸の影響を受けて施工の際
に既に生じていることがある。また、温度や湿度の経時
的な変化に伴い、化粧板が乾燥し、収縮が生じたりする
ため、これに伴って接合部間に隙間が生じることとな
る。特に後者の場合は、温湿度変化により収縮するとい
う化粧板に固有の、本来的に備わった性質に起因してい
るから、接合部間に隙間が生じることは事実上避けられ
ないものである。
【0007】この発明は、かかる技術的背景に鑑みてな
されたものであって、化粧板接合部間に隙間が生じるこ
とは避けられ得ないものとして、即ち実質的に隙間のな
い理想的な接合状態であろうと、接合部間に隙間が生じ
た状態であろうとも、人間の目に接合溝と化粧溝は同一
の溝であると認識され得る、そしてその結果優れた意匠
性が保たれる溝付き化粧板を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者は鋭意研究の結果、面取り面の下縁から化
粧板表面の延長線上に立ち上げた垂線の足から、前記下
縁までの長さを、化粧溝深さよりも小さく設定するとと
もに、面取り面と前記垂線とがなす角度を化粧溝の溝底
開き角度の半分よりも大きく設定し、かつ面取り面の上
縁から前記垂線までの水平距離を化粧溝幅の半分と実質
的に同等長さに設定することにより、接合時に接合部間
に隙間がない状態であっても、接合部間に隙間が生じた
状態であっても、接合溝と化粧溝は同一の溝であると認
識され得る、意匠性に優れた溝付き化粧板を得ることが
できることを見出した。
【0009】即ち、この発明にかかる溝付き化粧板は、
平板矩形状の化粧板であって、その表面に長さ方向に沿
って断面V字状または断面略V字状の1ないし複数条の
化粧溝が形成されると共に、長さ方向の両側面に接合部
が形成され、かつ該接合部を有する両側面上縁部に接合
溝形成用面取り面が形成された化粧板において、前記面
取り面の下縁から化粧板表面の延長線上に立ち上げた垂
線の足から、前記面取り面の下縁までの長さが、前記化
粧溝の深さよりも小さく設定されるとともに、前記面取
り面と前記垂線とがなす角度が、前記化粧溝の溝底開き
角度の半分よりも大きく設定され、かつ前記面取り面の
上縁から前記垂線までの水平距離が、前記化粧溝の上縁
間の幅の半分と実質的に同等長さに設定されていること
を特徴とするものである。
【0010】一般に、接合部間に隙間が生じている場合
には、隙間が影となって深さ感が強調されるため違和感
を生ずるのであるが、この発明によれば、予め面取り面
の下縁から化粧板表面の延長線上に立ち上げた垂線(2
0)の足(21)から、前記面取り面の下縁までの長さ
(以下、「面取り深さ」という)が化粧溝深さよりも小
さく設定されているから、接合時の接合溝の仮想交点の
位置は化粧溝の溝底頂点位置と同等高さあるいはそれよ
りも高くなる。即ち接合溝深さが化粧溝深さと同等ある
いはそれよりも小さいので、接合部間に生じた隙間が影
となって生じる接合溝の深さ感が軽減される、あるいは
接合溝と化粧溝の間の深さの差異は認識されない。ま
た、面取り面と前記垂線とがなす角度(以下、「面取り
角度」という)が化粧溝の溝底開き角度の半分よりも大
きく設定されていることにより、接合溝の溝底開き角度
は化粧溝の溝底開き角度よりも大きくなるので、換言す
れば接合溝の傾斜は化粧溝の傾斜よりも緩やかとなるの
で、接合部間に生じた隙間の影による深さ感が軽減され
る。更に、面取り面の上縁から前記垂線までの水平距離
(以下、「面取り幅」という)が、化粧溝幅の半分と実
質的に同等長さに設定されているから、化粧溝幅と接合
溝幅は実質的に同等長さとなり、両者における幅の相違
は人間の目には当然認識され得ない。以上の作用が相俟
って接合部間に隙間が生じた状態において、人間の目に
接合溝と化粧溝は同一の溝であると認識される。
【0011】一方、実質的に隙間が生じていない場合に
は、前記隙間による影は生じ得ないのであるから、この
場合には視覚的に溝幅が強く意識されることとなるが、
この発明によれば、面取り幅が化粧溝幅の半分と実質的
に同等長さに設定されている結果、化粧溝幅と接合溝幅
は実質的に同等長さとなり、両者における幅の相違は人
間の目には当然認識され得ない。従って、実質的に隙間
のない理想的な接合状態においても、人間の目に接合溝
と化粧溝は同一の溝であると認識される。
【0012】以上のように、この発明によれば、実質的
に隙間のない理想的な接合状態であろうと、接合部間に
隙間が生じた状態であろうとも、人間の目に接合溝と化
粧溝は同一の溝であると認識され、そしてその結果優れ
た意匠性が保たれるという効果が得られる。
【0013】また、化粧溝と面取り面には着色が施され
たものとなされているのが好ましい。これにより、人間
の目に接合溝と化粧溝は同一の溝であると認識させる効
果を確実に得ることができるとともに、立体感を一層付
与することができ、意匠性をより向上させることができ
る。
【0014】更に好ましくは、化粧板接合部のうち、少
なくとも接合時に表面側から視界に入る部分に着色が施
されたものとなされているのが良い。これにより、人間
の目に接合溝と化粧溝は同一の溝であると認識させる効
果をより確実に得ることができる。
【0015】この発明において、面取り幅は化粧溝幅の
半分と実質的に同等長さに設定されなければならない
が、実質的に同等とは、目視した際に幅に差異があるこ
とが認識されない程度の差異が許容されることを意味す
るものであり、例えば、化粧溝幅が2.0〜5.0mm
程度の場合、面取り幅を2倍した数値が、化粧溝幅に対
して±30%程度の差異が生じていても十分許容される
ものであるが、特にこれに限定されるものではない。
【0016】なお、化粧溝の溝底開き角度とは、溝の断
面において化粧溝の傾斜面が直線である場合はもちろ
ん、図7に示すように傾斜面が凸状あるいは凹状である
場合にも傾斜面の上縁と下縁を結ぶ2つの直線同士がな
す角度をいうものとする。接合溝の溝底開き角度も、面
取り面の上縁と下縁を結ぶ2つの直線同士がなす角度を
いうものとする。
【0017】また同様に、面取り角度とは、面取り面の
断面において面取り面が直線である場合はもちろん、面
取り面が凸状あるいは凹状である場合にも面取り面の上
縁と下縁を結ぶ直線と、面取り面の下縁から化粧板表面
の延長線上に立ち上げた垂線とがなす角度をいうものと
する。
【0018】また、仮想交点とは、前記のとおり接合溝
の断面において面取り面の上縁と下縁を結ぶ2つの直線
を延長して得られる交点を指すが、接合部間に全く隙間
がなく面取り面下縁同士が接している場合には、該面取
り面の下縁(2つの面取り面下縁の一致点)を指すもの
とし、このような場合も包含する意味で用いるものとす
る。
【0019】従って、接合溝深さは、前記のとおり接合
溝の断面において面取り面の上縁と下縁を結ぶ2つの直
線を延長して得られる仮想交点から化粧板表面の延長線
上に立ち上げた垂線の足から、該仮想交点までの長さと
定義するが、上記同様に接合部間に全く隙間がなく面取
り面下縁同士が接している場合には、該面取り面の下縁
から化粧板表面の延長線上に立ち上げた垂線の足から、
該下縁までの長さを指すものとし、このような場合も包
含する意味で用いるものとする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図示
例とともに説明する。
【0021】この発明にかかる溝付き化粧板(1)は、
図3に示すように平板状基板(2)を用い、該基板
(2)の表面側に表面化粧材(3)を貼着一体化し、そ
して接合部(9)(10)加工、接合溝形成用面取り面
(5)加工、及び表面側に化粧溝(4)付け加工を施し
たものを基本構成とするものであり、化粧板(1)同士
を接合した際に実質的に隙間のない理想的な接合状態で
あろうと、接合部間に隙間が生じた状態であろうとも、
人間の目に接合溝(6)と化粧溝(4)は同一の溝であ
ると認識されるように、接合溝(6)を形成する面取り
面(5)と化粧溝(4)との関係を規定したものであ
る。
【0022】先ず、図3に示すように厚さ2.0〜35
mm程度、特に好ましくは5〜20mm程度の平板状基
板(2)の上面に接着剤を介して表面化粧材(3)を貼
着する。
【0023】上記基板(2)としては、木質板、無機質
板、合成樹脂板あるいはこれらを複数枚積層したものが
使用される。
【0024】上記木質板としては、例えば合板、ランバ
ーコアー合板、中質繊維板(MDF)、パーティクルボ
ード、ハードボード、インシュレーションボード、ウエ
ハーボード(WB)、オリエンテッドストランドボード
(OSB)、木質繊維板、単板積層材(LVL)、集成
材、連続網状繊維板(ゼファーウッド)などの単体もし
くは複数枚積層したものが挙げられる。また、無機質板
としては、スレート板、ケイ酸カルシウム板、ロックウ
ール板、グラスウール板、パルプセメント板などが挙げ
られる。また、合成樹脂板としては、ポリ塩化ビニル樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、メラミン樹脂な
どから成るものが挙げられる。
【0025】上記基板(2)には、吸音性、遮音性を向
上させることを目的として、必要に応じて以下の構成を
採用するものとしても良い。即ち、基板(2)裏面側に
適宜細溝とか円状凹部を形成しても良い。また、材料を
複数枚積層した基板(2)では、その構成材料の内、少
なくとも1つに溝加工、切断加工、有孔加工を施すもの
としても良い。更に、材料を複数枚積層した基板(2)
では、該積層材料間に、合成もしくは天然ゴムシート、
不織布シート、発泡体シート、鉄粉や鉛粉などの高比重
物質を混入させた高比重シート、アスファルト系シート
等、またはこれらを複数枚積層したものを介在させるも
のとしても良い。
【0026】表面化粧材(3)は、最も一般的かつ好適
には、厚さ0.2〜1.0mm程度の木質単板が用いら
れるが、その他化粧紙、化粧合成樹脂シート、合成樹脂
含浸化粧紙などの従来公知の化粧材料を用いることもで
きる。これら表面化粧材(3)には更に模様印刷、着色
印刷などの任意の化粧が施されたものを用いることもで
きる。
【0027】表面化粧材(3)を基板(2)に貼着する
ための接着剤としては、常用の各種接着剤を使用でき
る。例えば、尿素樹脂系、酢酸樹脂ビニル系、エチレン
酢酸樹脂ビニル系、ゴム系、メラミン樹脂系、尿素・メ
ラミン共縮合樹脂系、フェノール樹脂系、水性ビニルウ
レタン樹脂系、エポキシ樹脂系、アクリル系あるいはこ
れらを適宜組み合わせたもの等を使用できる。
【0028】なお、表面化粧材(3)の貼着は必要に応
じて補強用の介挿シートを介して行うこともある。即
ち、特に表面化粧材(3)に木質単板を用いるような場
合、そのヒワレ防止をはかるべく、紙、不織布、織布、
樹脂シート、金属箔などよりなる補強用シートを介して
基板(2)に貼着することもある。
【0029】上記基板(2)の少なくとも長さ方向の両
側面には接合部(9)(10)を形成する。図3に示す
化粧板(1)は接合部の形状として相じゃくり実はぎ形
式を採用しているが、図4に示すような本ざね形式や図
5に示すような相じゃくり形式であっても良く、また、
特にこれらに限定されるものではなく、その他やとい実
等の公知の形状を採用することができる。
【0030】また、化粧板(1)の表面には断面V字状
または断面略V字状の1ないし複数条の化粧溝(4)を
長さ方向に形成するが、化粧溝(4)の形成方法は、特
に限定されるものではなく、切削形成、圧潰形成などの
公知の方法によればよい。また、前記化粧溝(4)は幅
方向にも形成するのが望ましく、これにより、一層立体
感を付与するとともに、意匠性により優れたものとなす
ことができる。また、化粧溝(4)の形状は、図4に示
すような断面V字状が最も一般的であり、その他略V字
状(傾斜面が凸状あるいは凹状(図5))も採用するこ
とができる。また、溝の幅および深さは、いずれも特に
限定されるものではないが、好ましくは幅を2.0〜
5.0mm程度、深さを0.6〜1.7mm程度とする
のが良い。また、化粧溝(4)の溝底の開き角度は、通
常80〜120°であるが特にこれに限定されるもので
はない。
【0031】一方、化粧板(1)の長さ方向の両側面上
縁部には面取り面(5)加工が施されるが、面取り面
(5)の形成方法も化粧溝(4)同様、特に限定される
ものではなく、切削形成などの公知の方法によればよ
い。この面取り面(5)は化粧板(1)同士を接合させ
た際に接合溝(6)を形成するものであるから、この発
明の主たる特徴である以下の条件に適合するように形成
されなければならない。即ち、図1に示すように、面取
り深さ(Db )が化粧溝深さ(Da )よりも小さく、面
取り角度(θb )が化粧溝(4)の溝底開き角度(θa
)の半分よりも大きく、かつ面取り幅(Wb )が化粧
溝幅(Wa )の半分と実質的に同等長さになるように、
面取り面(5)を形成する必要がある。上記において、
面取り角度(θb )を2倍した数値と化粧溝(4)の溝
底開き角度(θa )との差は、30°以内であることが
好ましい。また、面取り深さ(Db )は化粧溝深さ(D
a )の50%〜88%に設定されているのが好ましく、
中でも60%〜80%に設定されるのがより好ましい。
【0032】図2は、この発明にかかる化粧板(1)同
士を接合した時の接合溝(6)の拡大断面図であり、同
図(ロ)は接合部間に隙間が生じている状態の断面図で
ある。接合部間に隙間が生じている場合には、隙間が影
となって深さ感が強調されるため違和感を生ずるのであ
るが、この発明によれば上述のとおり、予め面取り深さ
(Db )が化粧溝深さ(Da )よりも小さく設定されて
いるから、接合時の接合溝(6)の仮想交点(120 )の
位置は化粧溝(4)の溝底頂点位置と同等高さあるいは
それよりも高くなる。即ち接合溝深さ(Dx )は化粧溝
深さ(Da )と同等あるいはそれよりも小さい。接合溝
深さ(Dx )と化粧溝深さ(Da )が同等である場合に
は接合部間に生じた隙間が影となって生じる接合溝
(6)の深さ感が軽減されるし、図2(ロ)に示される
ように接合溝深さ(Dx )が化粧溝深さ(Da )よりも
小さい場合には、接合溝(6)と化粧溝(4)の間の深
さの差異は認識されない。また、面取り角度(θb )が
化粧溝の溝底開き角度(θa )の半分よりも大きく設定
されていることにより、接合溝の溝底開き角度(θd )
は化粧溝の溝底開き角度(θa )よりも大きくなるの
で、換言すれば面取り面(5)の傾斜は化粧溝の傾斜面
(4a)の傾斜よりも緩やかとなるので、接合部間に生じ
た隙間の影による深さ感が軽減される。更に、面取り幅
(Wb )が、化粧溝幅 (Wa )の半分と実質的に同等
長さに設定されているから、化粧溝幅(Wa)と接合溝
幅(Wd )は実質的に同等長さとなり、両者における幅
の相違は人間の目には当然認識され得ない。以上の作用
が相俟って接合部間に隙間が生じた状態において、人間
の目に接合溝(6)と化粧溝(4)は同一の溝であると
認識される。
【0033】一方、図2(イ)に示すように実質的に隙
間が生じていない場合には、化粧溝(4)と接合溝
(6)との間に、溝深さ及び溝底開き角度において差異
が生じているものの、前記隙間による影は生じ得ないの
であるから、この場合には視覚的に溝幅が強く意識され
ることとなるが、この発明によれば、面取り幅(Wb )
が化粧溝幅(Wa )の半分と実質的に同等長さに設定さ
れている結果、化粧溝幅(Wa )と接合溝幅(Wc )は
実質的に同等長さとなり、両者における幅の相違は人間
の目には当然認識され得ない。従って、実質的に隙間の
ない理想的な接合状態においても、人間の目に接合溝
(6)と化粧溝(4)は同一の溝であると認識される。
【0034】以上のように、この発明によれば、実質的
に隙間のない理想的な接合状態であろうと、接合部間に
隙間が生じた状態であろうと、いずれの場合において
も、人間の目に接合溝(6)と化粧溝(4)は同一の溝
であると認識され、そしてその結果優れた意匠性が保た
れるという効果が得られるものである。
【0035】上記化粧板(1)には、必要に応じて以下
の表面化粧を施すものとしてもよい。即ち、表面化粧材
(2)の表面を常法に従ったサンディング等の方法によ
り研磨する。更に表面化粧材(2)に着色剤(7)を用
いて着色を施しても良く、更に必要に応じて、透明また
は着色透明の塗料(8)を用いて塗装を施すものとして
も良い。上記塗料(8)としてはアミノアルキッド、ポ
リウレタン、ラッカー、ポリエステルなどの一般的な塗
料の他、要すれば紫外線硬化塗料、電子線硬化塗料など
を用いることができる。前記塗装は、下塗り塗装、上塗
り塗装の2層塗装としても良いし、下塗り塗装、中塗り
塗装、上塗り塗装の3層塗装あるいはそれ以上の複層塗
装としても良い。これらの塗装を施すことにより、化粧
板(1)表面を非常に光沢のあるものとすることがで
き、一層意匠性に優れたものとなすことができる。更に
は前記塗装の上にワックスなどの光沢化粧などを施すこ
ともできる。
【0036】また、図5に示すように、前記化粧溝
(4)と面取り面(5)には着色剤(7)を用いて着色
を施すことが好ましい。これにより、人間の目に接合溝
(6)と化粧溝(4)は同一の溝であると認識させる効
果を確実に得ることができるとともに、立体感を一層付
与することができ、意匠性をより向上させることができ
る。この時、着色剤(7)の色は任意のものが使用で
き、化粧板(1)表面の色調と同色、同系色あるいは異
色であってもよい。ただし、化粧溝(4)と面取り面
(5)の着色は、人間の目に接合溝(6)と化粧溝
(4)は同一の溝であると認識させる観点から、同色ま
たは同系色とする必要がある。
【0037】更に、前記化粧板接合部(9)(10)の
内、図6に示すように少なくとも接合時に表面側から視
界に入る部分に着色剤(7)を用いて着色を施すことが
好ましい。これにより、人間の目に接合溝(6)と化粧
溝(4)は同一の溝であると認識させる効果をより確実
に得ることができる。この時、着色剤(7)の色は化粧
板(1)表面の色調と同色、同系色あるいは異色であっ
てもよいが、接合溝(6)を化粧溝(4)と同一の溝で
あると認識させる観点から、前記化粧溝(4)及び面取
り面(5)の着色と同色または同系色とする必要があ
る。なお、接合部の着色箇所は図6に示される箇所に限
定されるものではなく、例えば図6における接合部
(9)上側水平面の全面に着色されていても良い。
【0038】上記により製造した溝付き化粧板(1)
に、裏面からの吸水、吸湿、乾燥等によって反りを生じ
ることが懸念されるような場合には、裏面に樹脂含浸
紙、バルカナイズドファイバー紙、合成樹脂フィルム、
合成樹脂独立発泡シート、あるいはアルミ箔や合成樹脂
層の両面に紙、不織布、織布等を配した複層シートなど
の防水シート(11)を貼着し、防水、防湿処理を施す
ものとすることが好ましい。あるいは裏面に前記塗料
(8)と同様の塗料を塗布してもよい。更に、必要に応
じて前記防水シ−ト(11)に接着剤を介して不織布、
合成樹脂発泡体、あるいはこれらを複数枚積層したもの
などのクッションシート(12)を貼着することが好ま
しく、これにより吸音性、遮音性を向上させることがで
き、また、施工下地が平面状の場合、下地の不陸、凹凸
に馴染みやすくなり、施工仕上りを向上させることがで
きる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかる溝付き
化粧板によれば、接合部間に隙間が生じている場合にあ
っても、面取り深さが化粧溝深さよりも小さく設定され
ているから、接合時の接合溝の仮想交点の位置は化粧溝
の溝底頂点位置と同等高さあるいはそれよりも高くな
る。即ち接合溝深さが化粧溝深さと同等あるいはそれよ
りも小さいので、接合部間に生じた隙間が影となって生
じる接合溝の深さ感が軽減される、あるいは接合溝と化
粧溝の間の深さの差異は認識されない。また、面取り角
度が化粧溝の溝底開き角度の半分よりも大きく設定され
ていることにより、接合溝の溝底開き角度は化粧溝の溝
底開き角度よりも大きくなるので、換言すれば接合溝の
傾斜は化粧溝の傾斜よりも緩やかとなるので、接合部間
に生じた隙間の影による深さ感が軽減される。更に、面
取り幅が化粧溝幅の半分と実質的に同等長さに設定され
ているから、化粧溝幅と接合溝幅は実質的に同等長さと
なり、両者における幅の相違は人間の目には当然認識さ
れ得ない。以上の作用が相俟って接合部間に隙間が生じ
た状態において、人間の目に接合溝と化粧溝は同一の溝
であると認識される。
【0040】一方、実質的に隙間が生じていない場合に
は、前記隙間による影は生じ得ないから、この場合には
視覚的に溝幅が強く意識されることとなるが、この発明
によれば、面取り幅が化粧溝幅の半分と実質的に同等長
さに設定されている結果、接合溝幅と化粧溝幅は実質的
に同等長さとなり、両者における幅の相違は人間の目に
は当然認識され得ない。従って、実質的に隙間のない理
想的な接合状態においても、人間の目に接合溝と化粧溝
は同一の溝であると認識される。
【0041】以上のように、この発明によれば、実質的
に隙間のない理想的な接合状態であろうと、接合部間に
隙間が生じた状態であろうと、いずれの状態にあって
も、人間の目に接合溝と化粧溝は同一の溝であると認識
され、そしてその結果優れた意匠性が保たれるという効
果が得られる。
【0042】また、化粧溝と面取り面に着色が施されて
なる場合には、人間の目に接合溝と化粧溝は同一の溝で
あると認識させる効果を確実に得ることができるととも
に、立体感を一層付与することができ、意匠性をより向
上させることができる。
【0043】更に、化粧板接合部のうち、少なくとも接
合時に表面側から視界に入る部分に着色が施されてなる
場合には、人間の目に接合溝と化粧溝は同一の溝である
と認識させる効果をより確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる溝付き化粧板の化粧溝と面取
り面との関係を示す、両部の拡大断面図であって、同図
(イ)は化粧溝の断面図、同図(ロ)は面取り面の断面
図をそれぞれ示すものである。
【図2】化粧板同士を接合した際に形成される接合溝を
拡大して示す断面図であって、同図(イ)は接合部間に
実質的に隙間が生じていない場合の断面図、同図(ロ)
は接合部間に隙間が生じている場合の断面図をそれぞれ
示すものである。
【図3】この発明の一実施形態にかかる溝付き化粧板を
示す斜視図である。
【図4】別の実施形態にかかる溝付き化粧板を示す断面
図である。
【図5】更に別の実施形態を示す断面図である。
【図6】図5の実施形態において、更に接合部にも着色
を施す構成を採用した場合の接合部近傍を拡大して示す
断面図である。
【図7】溝底開き角度の定義を示す、化粧溝近傍を拡大
して示す断面図であって、同図(イ)は傾斜面が凹状の
場合の断面図、同図(ロ)は傾斜面が凸状の場合の断面
図をそれぞれ示すものである。
【図8】従来の溝付き化粧板の溝部を拡大して示す断面
図であって、同図(イ)は化粧溝の断面図、同図(ロ)
は接合部間に実質的に隙間が生じていない場合の接合溝
の断面図、同図(ハ)は接合部間に隙間が生じた場合の
接合溝の断面図をそれぞれ示すものである。
【符号の説明】
1…溝付き化粧板 4…化粧溝 5…面取り面 6…接合溝 7…着色剤 9、10…接合部 20…垂線 21…垂線の足

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板矩形状の化粧板であって、その表面
    に長さ方向に沿って断面V字状または断面略V字状の1
    ないし複数条の化粧溝が形成されると共に、長さ方向の
    両側面に接合部が形成され、かつ該接合部を有する両側
    面上縁部に接合溝形成用面取り面が形成された化粧板に
    おいて、 前記面取り面の下縁から化粧板表面の延長線上に立ち上
    げた垂線の足から、前記面取り面の下縁までの長さが、
    前記化粧溝の深さよりも小さく設定されるとともに、 前記面取り面と前記垂線とがなす角度が、前記化粧溝の
    溝底開き角度の半分よりも大きく設定され、 かつ、前記面取り面の上縁から前記垂線までの水平距離
    が、前記化粧溝の上縁間の幅の半分と実質的に同等長さ
    に設定されていることを特徴とする溝付き化粧板。
  2. 【請求項2】 前記化粧溝と面取り面に着色が施された
    請求項1に記載の溝付き化粧板。
  3. 【請求項3】 前記化粧板接合部のうち、少なくとも接
    合時に表面側から視界に入る部分に着色が施された請求
    項2に記載の溝付き化粧板。
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