JP3101661B2 - 化粧板及びその製造方法 - Google Patents
化粧板及びその製造方法Info
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- JP3101661B2 JP3101661B2 JP03198908A JP19890891A JP3101661B2 JP 3101661 B2 JP3101661 B2 JP 3101661B2 JP 03198908 A JP03198908 A JP 03198908A JP 19890891 A JP19890891 A JP 19890891A JP 3101661 B2 JP3101661 B2 JP 3101661B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A47—FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
- A47B—TABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
- A47B96/00—Details of cabinets, racks or shelf units not covered by a single one of groups A47B43/00 - A47B95/00; General details of furniture
- A47B96/20—Furniture panels or like furniture elements
- A47B96/201—Edge features
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、家具用や建築用の
扉、或は机やカウンターの天板材などとして用いられる
化粧板及びその製造方法に関する。
扉、或は机やカウンターの天板材などとして用いられる
化粧板及びその製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、流し台の箱や収納箱などに取り付
けられて用いられる扉、或は机やカウンターの天板な
ど、基板の側面や小口面処理を必要とする化粧板は、合
板、ＬＶＬ、ＭＤＦ、パーティクルボードなどを基板と
し、その表面に化粧紙、突板、化粧フィルム、合成樹脂
化粧板などの表面用化粧材で被覆され、側面には通常、
表面化粧材と類似した材質と見かけを持ったエッジ用化
粧材が貼着されて構成されるが、化粧面にアクセントを
付与するため、図３の様に側面部に大きな面取り部３を
設け、表面用化粧材２とエッジ用化粧材４の連接面に切
り溝を形成して、溝内に棒状化粧材７を埋め込むなどの
処理が施された化粧板があった。
けられて用いられる扉、或は机やカウンターの天板な
ど、基板の側面や小口面処理を必要とする化粧板は、合
板、ＬＶＬ、ＭＤＦ、パーティクルボードなどを基板と
し、その表面に化粧紙、突板、化粧フィルム、合成樹脂
化粧板などの表面用化粧材で被覆され、側面には通常、
表面化粧材と類似した材質と見かけを持ったエッジ用化
粧材が貼着されて構成されるが、化粧面にアクセントを
付与するため、図３の様に側面部に大きな面取り部３を
設け、表面用化粧材２とエッジ用化粧材４の連接面に切
り溝を形成して、溝内に棒状化粧材７を埋め込むなどの
処理が施された化粧板があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の化粧面にアクセントを付与した化粧板は、化粧材
２、４の接合面に棒状化粧材７を埋め込む為の切り溝加
工と、棒状化粧材７を必要とするので、加工工程及び資
材の上からもアクセントを付与しない通常の化粧板に比
べて高価なものとなっていた。
従来の化粧面にアクセントを付与した化粧板は、化粧材
２、４の接合面に棒状化粧材７を埋め込む為の切り溝加
工と、棒状化粧材７を必要とするので、加工工程及び資
材の上からもアクセントを付与しない通常の化粧板に比
べて高価なものとなっていた。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するためなされたもので、その構成は、基板表面を
表面用化粧材で被覆後、側面部を面取りし、次いで側面
部を含む面取り部に接着剤を介して着色された裏打ち材
と表面化粧材が積層されたダブリングシートからなるエ
ッジ用化粧材を表面用化粧材の端部と連接するように貼
着することで、面取りされた側面に貼着されたエッジ用
化粧材の断面部が基板表面用化粧材の端部に接して現れ
た化粧板を提供することにある。
解決するためなされたもので、その構成は、基板表面を
表面用化粧材で被覆後、側面部を面取りし、次いで側面
部を含む面取り部に接着剤を介して着色された裏打ち材
と表面化粧材が積層されたダブリングシートからなるエ
ッジ用化粧材を表面用化粧材の端部と連接するように貼
着することで、面取りされた側面に貼着されたエッジ用
化粧材の断面部が基板表面用化粧材の端部に接して現れ
た化粧板を提供することにある。
【０００５】
【作用】この発明の特許請求の範囲第１項又は第２項又
は第３項において、基板の表面を表面用化粧材で被覆し
て化粧後、側面部を面取りし、次いで側面部を含む面取
り部に接着色された裏打ち材と表面化粧材が積層された
ダブリングシートからなるエッジ用化粧材を表面用化粧
材の端部に連接させて貼着するのは、エッジ用化粧材の
断面部を表面用化粧材と連接する部分に現わし、着色さ
れた裏打ち材の色を線状模様として表現するためであ
る。
は第３項において、基板の表面を表面用化粧材で被覆し
て化粧後、側面部を面取りし、次いで側面部を含む面取
り部に接着色された裏打ち材と表面化粧材が積層された
ダブリングシートからなるエッジ用化粧材を表面用化粧
材の端部に連接させて貼着するのは、エッジ用化粧材の
断面部を表面用化粧材と連接する部分に現わし、着色さ
れた裏打ち材の色を線状模様として表現するためであ
る。
【０００６】以下、この発明を実施例に基づいて詳述す
る。図１はこの発明の方法により製造された化粧板の一
実施例の斜視面で、図２はそのＡ−Ａ断面図である。
る。図１はこの発明の方法により製造された化粧板の一
実施例の斜視面で、図２はそのＡ−Ａ断面図である。
【０００７】この発明に用いられる基板１は、合板、パ
ーティクルボード、ウエハーボード、ＯＳＢ、繊維板な
どを単体または複合して構成された木質系や、石膏ボー
ド、パルプセメント板、石膏スラグ板、ＡＬＣなどの無
機質系、更には、合成樹脂系など、切削可能な材料であ
ればあらゆる基板１が使用可能である。
ーティクルボード、ウエハーボード、ＯＳＢ、繊維板な
どを単体または複合して構成された木質系や、石膏ボー
ド、パルプセメント板、石膏スラグ板、ＡＬＣなどの無
機質系、更には、合成樹脂系など、切削可能な材料であ
ればあらゆる基板１が使用可能である。
【０００８】基板１の上面を被覆する表面用化粧材２
は、重さが２０〜４５ｇ／ｍ2 の範囲にある薄くて樹脂
浸透量の少ない薄葉化粧紙、重さが４５〜１００ｇ／ｍ
2 の範囲にあるチタン紙にメラミンやジアリルフタレー
ト樹脂などの合成樹脂を含浸した樹脂含浸紙、厚さが
０．１〜１．０ｍｍ程度の範囲にある塩化ビニル樹脂や
ポリエチレン樹脂などの合成樹脂フィルム、厚さが０．
３〜１．０ｍｍ程度の突板、さらには前記の化粧材を張
り合わせて構成した物などで、それらの表面用化粧材２
は基板１上に接着剤を介して貼着したり、含浸された自
己の樹脂により熱圧接着する。
は、重さが２０〜４５ｇ／ｍ2 の範囲にある薄くて樹脂
浸透量の少ない薄葉化粧紙、重さが４５〜１００ｇ／ｍ
2 の範囲にあるチタン紙にメラミンやジアリルフタレー
ト樹脂などの合成樹脂を含浸した樹脂含浸紙、厚さが
０．１〜１．０ｍｍ程度の範囲にある塩化ビニル樹脂や
ポリエチレン樹脂などの合成樹脂フィルム、厚さが０．
３〜１．０ｍｍ程度の突板、さらには前記の化粧材を張
り合わせて構成した物などで、それらの表面用化粧材２
は基板１上に接着剤を介して貼着したり、含浸された自
己の樹脂により熱圧接着する。
【０００９】基板１の側面部を面取り３する場合は、図
面に示すように、側面部から表面に向かって比較的大き
な面積を占める様に加工する。加工には、ルーターなど
の切削機器が用いられる。
面に示すように、側面部から表面に向かって比較的大き
な面積を占める様に加工する。加工には、ルーターなど
の切削機器が用いられる。
【００１０】次いで、基板１の面取り３された側面部に
エッジ用化粧材４を貼着する。エッジ用化粧材４として
は、表面用化粧材１と同様に、重さが２０〜４５ｇ／ｍ
2 の範囲にある薄くて樹脂浸透量の少ない薄葉化粧紙、
重さが４５〜１００ｇ／ｍ2の範囲にあるチタン紙にメ
ラミンやジアリルフタレート樹脂などの合成樹脂を含浸
した樹脂含浸紙、厚さが０．１〜１．０ｍｍ程度の範囲
にある塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂などの合成樹
脂フィルム、厚さが０．３〜１．０ｍｍ程度の突板など
を表面化粧材５とし、その裏面に所望の色に着色した厚
さが１〜２ｍｍ程度の合成樹脂フィルム、厚紙などを裏
打ち材６として張り合わせたダブリングシートなどで、
それらは可撓性を有している物が適当である。なお、基
板１の側面部を含む面取り部３には、通常はホットメル
ト樹脂接着剤などを介して表面用化粧材２の端部と連接
する様にエッジ用化粧材４が貼着される。
エッジ用化粧材４を貼着する。エッジ用化粧材４として
は、表面用化粧材１と同様に、重さが２０〜４５ｇ／ｍ
2 の範囲にある薄くて樹脂浸透量の少ない薄葉化粧紙、
重さが４５〜１００ｇ／ｍ2の範囲にあるチタン紙にメ
ラミンやジアリルフタレート樹脂などの合成樹脂を含浸
した樹脂含浸紙、厚さが０．１〜１．０ｍｍ程度の範囲
にある塩化ビニル樹脂やポリエチレン樹脂などの合成樹
脂フィルム、厚さが０．３〜１．０ｍｍ程度の突板など
を表面化粧材５とし、その裏面に所望の色に着色した厚
さが１〜２ｍｍ程度の合成樹脂フィルム、厚紙などを裏
打ち材６として張り合わせたダブリングシートなどで、
それらは可撓性を有している物が適当である。なお、基
板１の側面部を含む面取り部３には、通常はホットメル
ト樹脂接着剤などを介して表面用化粧材２の端部と連接
する様にエッジ用化粧材４が貼着される。
【００１１】側面部を含む面取り部３にエッジ用化粧材
４を貼着後は、基板１からはみ出た余分な化粧材４を切
除した後、基板の木口面にも木口用化粧材７を貼着し
て、求める化粧板を得る。
４を貼着後は、基板１からはみ出た余分な化粧材４を切
除した後、基板の木口面にも木口用化粧材７を貼着し
て、求める化粧板を得る。
【００１２】
【実施例】厚さ１８ｍｍのパーティクルボードを基板１
とし、その平坦な表面にウレタン樹脂塗装を施した石目
模様が印刷された重さが５５ｇ／ｍ2 の化粧紙２を貼着
した。次いで、化粧板の側面部を幅９ｍｍ、深さ６ｍｍ
にルーターを用いて面取り３した。次いで、側面部と面
取り部にホットメルト型の接着剤を塗布し、厚さ０．５
ｍｍで白色に着色した半硬質塩化ビニール樹脂からなる
裏打ち材６に石目模様が印刷された化粧紙５をダブリン
グしたエッジ用化粧材４を化粧板の表面に貼着された化
粧紙２の端部に連接する様に貼着した。次いで、化粧板
の木口部にも木口用化粧材７を貼着して基板１からはみ
出した余分な化粧材４，７を除去し、化粧板の表面と面
取り部の接合面部に裏打ち材６の白色が線状のアクセン
トとして現われた求める化粧板を得た。
とし、その平坦な表面にウレタン樹脂塗装を施した石目
模様が印刷された重さが５５ｇ／ｍ2 の化粧紙２を貼着
した。次いで、化粧板の側面部を幅９ｍｍ、深さ６ｍｍ
にルーターを用いて面取り３した。次いで、側面部と面
取り部にホットメルト型の接着剤を塗布し、厚さ０．５
ｍｍで白色に着色した半硬質塩化ビニール樹脂からなる
裏打ち材６に石目模様が印刷された化粧紙５をダブリン
グしたエッジ用化粧材４を化粧板の表面に貼着された化
粧紙２の端部に連接する様に貼着した。次いで、化粧板
の木口部にも木口用化粧材７を貼着して基板１からはみ
出した余分な化粧材４，７を除去し、化粧板の表面と面
取り部の接合面部に裏打ち材６の白色が線状のアクセン
トとして現われた求める化粧板を得た。
【発明の効果】この発明は上記の様に、化粧板の表面と
面取り部の接続部に、エッジ用化粧材の断面部分が現わ
れる様に貼着し、エッジ用化粧材の裏打ち材に特徴ある
色を付与することで、アクセントのある化粧板を極めて
容易に提供することができる効果を有している。
面取り部の接続部に、エッジ用化粧材の断面部分が現わ
れる様に貼着し、エッジ用化粧材の裏打ち材に特徴ある
色を付与することで、アクセントのある化粧板を極めて
容易に提供することができる効果を有している。
【図１】この発明の実施例になる化粧板の斜視面図。
【図２】この発明の実施例になる化粧板のＡ−Ａ断面
図。
図。
【図３】従来の化粧板の拡大断面図。
１ 基板 ２ 表面用化粧材 ３ 面取り部 ４ エッジ用化粧材 ５ 表面化粧材 ６ 裏打ち材 ７ 棒状化粧材
Claims (3)
- 【請求項１】 基板表面及び面取りされた側面が化粧材
により被覆された化粧板において、面取りされた側面に
貼着されたエッジ用化粧材の断面部が基板表面用化粧材
の端部に連接して現われたことを特徴とする化粧板。 - 【請求項２】 面取りされた側面に貼着されたエッジ用
化粧材が着色された裏打ち材と表面化粧材が積層された
ダブリングシートであることを特徴とする請求項１記載
の化粧板。 - 【請求項３】 基板表面を表面用化粧材で被覆後、側面
部を面取りし、次いで側面部を含む面取り部に接着剤を
介してエッジ用化粧材を表面用化粧材の端部と連接にす
るように貼着することを特徴とした化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03198908A JP3101661B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 化粧板及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03198908A JP3101661B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 化粧板及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0518162A JPH0518162A (ja) | 1993-01-26 |
| JP3101661B2 true JP3101661B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=16398948
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03198908A Expired - Fee Related JP3101661B2 (ja) | 1991-07-11 | 1991-07-11 | 化粧板及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3101661B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006248014A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 化粧部材 |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| BE1013553A3 (nl) | 2000-06-13 | 2002-03-05 | Unilin Beheer Bv | Vloerbekleding. |
| JP2006248046A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Itoki Corp | パネル体 |
| AT504374B1 (de) * | 2006-10-16 | 2009-03-15 | Bene Ag | Möbelplatte |
| GB201121246D0 (en) * | 2011-12-12 | 2012-01-18 | Saint Gobain Placo Sas | Construction panel and manufacture thereof |
| JP7094682B2 (ja) * | 2017-09-29 | 2022-07-04 | コクヨ株式会社 | 家具用パネル材及びデスク |
| CN110315895B (zh) * | 2019-06-06 | 2024-05-17 | 李作向 | 一种石材装饰板和加工方法 |
-
1991
- 1991-07-11 JP JP03198908A patent/JP3101661B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006248014A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 化粧部材 |
| JP4670407B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2011-04-13 | パナソニック電工株式会社 | 化粧部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0518162A (ja) | 1993-01-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |