JPH10100912A - 電動パワーステアリングのアシストトルク伝達機構 - Google Patents

電動パワーステアリングのアシストトルク伝達機構

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Publication number
JPH10100912A
JPH10100912A JP8259040A JP25904096A JPH10100912A JP H10100912 A JPH10100912 A JP H10100912A JP 8259040 A JP8259040 A JP 8259040A JP 25904096 A JP25904096 A JP 25904096A JP H10100912 A JPH10100912 A JP H10100912A
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JP
Japan
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power steering
transmitting member
output shaft
rotation transmitting
shaft portion
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Pending
Application number
JP8259040A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Niwa
弘 丹羽
Isao Fujio
勲 藤生
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Yamada Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamada Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by Yamada Seisakusho KK filed Critical Yamada Seisakusho KK
Priority to JP8259040A priority Critical patent/JPH10100912A/ja
Publication of JPH10100912A publication Critical patent/JPH10100912A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D1/00Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements
    • F16D1/06Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end
    • F16D1/08Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key
    • F16D1/0829Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial loading of both hub and shaft by an intermediate ring or sleeve
    • F16D1/0835Couplings for rigidly connecting two coaxial shafts or other movable machine elements for attachment of a member on a shaft or on a shaft-end with clamping hub; with hub and longitudinal key with radial loading of both hub and shaft by an intermediate ring or sleeve due to the elasticity of the ring or sleeve
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D7/00Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock
    • F16D7/02Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type
    • F16D7/021Slip couplings, e.g. slipping on overload, for absorbing shock of the friction type with radially applied torque-limiting friction surfaces

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動パワーステアリングの電動駆動部の電動
モータ或いは歯車機構部等に異常事態が生じて可動不能
な状態となったときに、強制的に舵取り操作を行うこと
ができる機構において、これを極めて簡易な構造とし、
且つ極めて確実性のある動作をすること。 【解決手段】 インプットシャフト部1とアウトプット
シャフト部2とを連結したパワーステアリングシャフト
と該パワーステアリングシャフトに回転を補助する電動
駆動部とからなる電動パワーステアリングにおいて、電
動駆動部とアウトプットシャフト部2とのいずれかの箇
所に、円周方向に隙間cを有する終端部9d,9dを設
け、複数の突起9b,9b,…を形成した回転伝達部材
9を装着すること。回転伝達部材9の内側及び外側を均
等に変形固定してなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動パワーステア
リングの電動駆動部の電動モータ或いは歯車機構部等に
異常事態が生じて可動不能な状態となったときに、強制
的に舵取り操作を行うことができる機構において、これ
を極めて簡易な構造とし、且つ極めて確実性のある動作
をすることができる電動パワーステアリングのアシスト
トルク伝達機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電動パワーステアリングの電
動モータ或いは歯車機構部に何らかの異常事態が発生
し、これらが可動不能に陥った場合の対策手段として、
種々の装置が開発されている。その具体的なものを挙げ
ると、電動駆動部とステアリングシャフトとの間に、摩
擦係合部を設け、ハンドル操作における過大トルク時に
すべりを発生させ、過大トルクの伝達を防止するものが
ある。
【0003】この種の具体的なものとして、特開平2−
175381号の第1図には、減速機のリングギアをパ
ッドを介してバネで押さえて、モータの故障等により、
その出力軸が固定したりすると、リングギアとパッドの
摩擦面とが滑って回転する構造が示されている。
【0004】また、実開平6−39664号には、出力
軸とウォームホィール組立体との間に摩擦部材を設け
て、電動モータとの出力軸との間に過大なトルク差が発
生したとき、そのウォームホィール組立体と摩擦部材及
び出力軸との間にすべりを生じさせる構造が示されてい
る。
【0005】さらに、特開平8−80858号には、従
動手段と出力手段との間に設けられ、所定値以内のトル
ク伝達はするが、その所定値を超えるトルクの伝達はし
ないトルクリミット手段として、前記従動手段及び前記
出力軸の一方に対して固定的に取り付けられ、組付けら
れた際に、その他方に対して弾性力を付与するリング部
材からなるものが示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】まず、上記特開平2−
175381号の発明については、リングギアとハウジ
ングとの間にクリアランスを存在させ、そのリングギア
の径方向にパッドを介して、バネで保持するので、リン
グギアが片方に寄せられ、遊星歯車の噛み合いのバック
ラッシュを良好にすることが困難である。そして、その
リングギアとハウジングとのクリアランスを中立状態に
しようとすると、パッドとバネとからなる弾発装置を複
数の箇所にバランス良く配置しなければならないので、
装置が複雑になり、大型化する欠点がある。
【0007】次に、実開平6−39664号の発明につ
いては、ウォーム・ホィール組立体は、スプリング及び
第1,第2の押さえ板及び複数の部品構成からなる減速
機となるので構成部品が増え、装置の構造が極めて複雑
である。さらに、ウォーム・ホィールとの噛み合いによ
る伝達時に、出力軸のスラスト方向に力が作用すること
になる。その影響によって、摩擦部材を弾発しているス
プリングの力が出力軸の回転方向によって変わってしま
う。その結果、出力軸の回転方向によって、前記摩擦部
材に対するスプリングの力が大きくなったり、小さくな
ったりして、スリップトルクに差が生じるおそれがあ
る。
【0008】次に、前述した特開平8−80858号で
は、製造コストを低減させることができる。しかし、そ
の反面、リング部材は、一方が従動手段のギア又は出力
軸に固定的に取り付けられる。即ち、予め前記ギア又は
出力軸に固定的に取り付けておくものである。そして、
組付けられた際に、他方が軸線方向に延在する多数のア
キシャル突起と弾性的に当接している。このリング部材
の特徴は、必ず一方を自ら従動手段のギア又は出力軸に
固定的に取り付けられていて、その他方のアキシャル突
起と当接する部材間に滑りを生じさせるものである。従
って、以下に示すような欠点がある。
【0009】リング部材の一方を従動手段のギア、又は
出力軸に固定的に取り付けておく組付工程と、他方に組
付ける組付工程の2工程になるので、組付性が悪くなる
おそれがある。そのリング部材の一方を必ず自ら(リン
グ部材自身)を従動手段のギア、又は出力軸に固定的に
取り付けなければならない。これは、アキシャル突起と
当接する部材間の滑りを確実にさせるために、回転方向
の固定をしっかりしておかなければならない。
【0010】このため、リング部材を圧入によって固定
的に取り付けた場合、大きい応力が働くので、その結合
部がへたり、スリップトルクが安定しなくなるおそれが
ある。即ち、リング部材が従動手段のギアと出力軸との
間に組付けられて弾性変形をさせる以前に、固定的に取
り付けられている方には大きな応力(プレ応力)が働い
ているものである。また、その固定的取り付部の強度を
確保するには厚肉にすることで、リング部材の後方向の
厚肉が大きくなる。
【0011】次に、衝撃力が生じて従動手段の大ハイポ
イドギアの円周溝に対してリング部材の外周突起を滑ら
せる構造の場合、接触面が線接触で面圧が高いところを
滑らせることから外周突起、又は大ハイポイドギアの円
周溝が磨耗して、その後の締めつけ代の変動が大きくな
り、スリップトルクが極端に小さくなるおそれがある。
これは、電動式パワーステアリング装置として、前記滑
りを発生した後でも、アシストトルクの伝達を行い、パ
ワーステアリング操作を確保することが困難である。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、上記
課題を解決すべく、鋭意,研究を重ねた結果、本発明
を、インプットシャフト部とアウトプットシャフト部と
を連結してなるパワーステアリングシャフトと、該パワ
ーステアリングシャフトに回転を補助する電動駆動部と
からなる電動パワーステアリングにおいて、前記電動駆
動部とアウトプットシャフト部とのいずれかの箇所に、
円周方向に隙間を有する終端部を設け,且つ複数の突起
を形成した回転伝達部材を装着し、該回転伝達部材の内
側及び外側を均等に変形固定してなる電動パワーステア
リングのアシストトルク伝達機構としたことにより、上
記種々の課題を解決したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。まず、電動パワーステアリングの
電動駆動部は、図1に示すように、電動モータ7にて駆
動する駆動ギア6及び被駆動ギア5による歯車機構を介
してパワーステアリングシャフトの操作時の回転を補助
する動力となる。
【0014】該パワーステアリングシャフトは、ハンド
ル(図示なし)側に連結するインプットシャフト部1と
車輪(図示なし)側に連結するアウトプットシャフト部
2とがトーションバー3を介して連結されている。その
インプットシャフト部1とアウトプットシャフト部2と
の連結箇所で、その対向する軸端において略非円形状の
係合部4が設けられ、例えば小判形状等として形成され
ている。
【0015】略非円形状の係合部4は、インプットシャ
フト部1とアウトプットシャフト部2との間に、前記ト
ーションバー3に捩じれが生じて、軸周方向に一定以上
の回転角度差を生じたときに、強制的な回転伝達を行う
役目を有する。そのアウトプットシャフト部2の軸方向
の端部箇所にはピニオンギア部2bが形成され、舵取り
操作用のラック軸8を軸方向に移動させ、舵取り操作を
行うものである。
【0016】そのパワーステアリングの電動駆動部は、
被駆動ギア5,駆動ギア6及び電動モータ7から構成さ
れている〔図9(A)参照〕。そのインプットシャフト
部1,アウトプットシャフト部2及び電動駆動部(被駆
動ギア5,駆動ギア6及び電動モータ7)がケーシング
10に収納されている(図1参照)。被駆動ギア5と駆
動ギア6との組み合わせの具体例としては、ウォーム・
ホィールの歯車機構であり〔図9(A)参照〕、その駆
動ギア6がウォームギアであり、被駆動ギア5がホィー
ルギアとなる。
【0017】さらに、被駆動ギア5は、ギア部5aとギ
アボス孔部材5bとから構成され、アウトプットシャフ
ト部2の所定位置にギアボス孔部材5bを介して装着さ
れている。前記ウォーム・ホィールとした駆動ギア6と
被駆動ギア5の構成以外に、他の伝動部材としては、例
えば平歯車,ヘリカル歯車,ボールナットスクリュウ,
ベベルギア等であってもよい。
【0018】その被駆動ギア5のギアボス孔部材5bと
アウトプットシャフト部2との間には、回転伝達部材9
が装着されている。該回転伝達部材9は、図3(A)に
示すように、略リング状をなしているが、円筒状に周方
向に連続したものではなく、周方向に終端部9d,9d
が存在し、その内径は、多少の範囲で調整することがで
きる。その回転伝達部材9は、アウトプットシャフト部
2と同軸心として軸周方向に装着され、電動駆動部の被
駆動ギア5から回転伝達部材9を介してアウトプットシ
ャフト部2への回転伝達が行われる。
【0019】その回転伝達部材9は、図3(A)に示す
ように、薄い金属板からなる帯状金属板9aを適宜に加
工して、複数の突起9b,9b,…を設けた略円筒形状
としたものである。該突起9b,9b,…は、複数タイ
プの形状が存在するが、具体的なものとして、各突起9
b,9b,…が帯状金属板9aの長手方向に対して直交
する複数の筋状として形成されたものである。それぞれ
の突起9b,9b,…は、帯状金属板9aの表面に膨出
形成されたものである。
【0020】その突起9b,9b,…の背面には、平面
の筒状面9cが存在している。この筒状面9cは、突起
9b,9b,…の凹(又は凸)部間、及び突起9b,9
b,…の筋状長手方向の両端部に存在している。或い
は、筒状面9cは、突起9b,9b,…の凹(又は凸)
部間に少なくとも存在する。また、この他に回転伝達部
材9が合成樹脂材によって形成されたものも存在し、突
起9b,9b,…の背面に凹部が存在しない筒状面9c
とする場合もある。
【0021】その回転伝達部材9は、上述したように、
円筒形状であるが、終端部9d,9dとの間に生ずる隙
間cを有している。そして、回転伝達部材9の終端部9
d,9d間の近接,離間により前記隙間cは、適宜に変
化し、回転伝達部材9の内径を変化させることができ
る。その回転伝達部材9をアウトプットシャフト部2に
装着するときには、図3(B)に示すように、アウトプ
ットシャフト2の軸径に応じて、隙間cが変化し、回転
伝達部材9の内径とアウトプットシャフト部2の軸径と
を略一致させて装着することができる〔図4(A)及び
(B)参照〕。
【0022】その回転伝達部材9の突起9b,9b,…
のその他の形状としては、図7(A)及び(B)に示す
ように、多数のドット形状の突起9b,9b,…を形成
したものである。該ドット形状とした突起9b,9b,
…も、前述したように、リング状とした帯状金属板9a
の外方に突出したタイプ〔図7(A)及び(B)参照〕
と、内方に突出したタイプ(図示なし)とが存在する。
その突起9b,9b,…の背面側にも平面の筒状面9c
が存在する。さらに、別の形状の突起9b,9b,…と
しては、帯状金属板9aより断面略Ω円形状としたもの
である〔図8(A)参照〕。このタイプの突起9b,9
b,…は、変形性を比較的大きくすることができる〔図
8(B)参照〕。その突起9b,9b,…の背面側にも
平面の筒状面9cが存在する。
【0023】そのリング状とした帯状金属板9aに対し
て、その突起9b,9b,…の突出方向が回転伝達部材
9の外方側に向かっているタイプ〔図3(A)及び
(B)参照〕と、内方側に向かっているタイプ〔図5
(A)及び(B)参照〕とが存在している。
【0024】そのアウトプットシャフト部2には、その
回転伝達部材9が所定の位置に納まるようにその軸周方
向に沿って、外周浅溝2aが形成されている〔図2
(A)及び図4(A),(B)参照〕。該外周浅溝2a
の存在により、回転伝達部材9のアウトプットシャフト
部2の軸方向における装着箇所の位置決めと、回転伝達
部材9と前記ギアボス孔部材5bとの間に装着するため
の圧入代を設定することができる。そして、回転伝達部
材9を外周浅溝2aに装着して、その回転伝達部材9の
装着箇所に被駆動ギア5のギアボス孔部材5bを圧入
し、被駆動ギア5の軸心方向中心と回転伝達部材9の軸
心方向中心とを一致させる。
【0025】そして、アウトプットシャフト部2の外周
浅溝2aに装着した回転伝達部材9は、軸径方向に弾発
力を発生させて、ギアボス孔部材5bの内周側面に所定
の圧力にて固定することができる。アウトプットシャフ
ト部2に外周浅溝2aを形成して回転伝達部材9を装着
する実施の形態では、該回転伝達部材9の突起9b,9
b,…は、外方に向かって突出し、ギアボス孔部材5b
の内周側面には突起9b,9b,…が略線状の接触状態
となる。
【0026】そして、回転伝達部材9は、アウトプット
シャフト部2の外周側面及びギアボス孔部材5bの内周
側面の両面に強い圧力にて当接する。具体的には、図6
(A)に示すように、回転伝達部材9の筒状面9c,9
c,…がアウトプットシャフト部2の外周浅溝2aに強
い圧力にて接触し、突起9b,9b,…が変形しつつギ
アボス孔部材5bの内周側面に強い圧力にて接触する。
【0027】そのアウトプットシャフト部2の外周浅溝
2a及びギアボス孔部材5bとの間において、ギアボス
孔部材5bと回転伝達部材9の突起9b,9b,…との
略線状の接触圧Fp,Fp,…は大きく、相手部材に食
い込むような状態になる。これに対して、アウトプット
シャフト部2の外周浅溝2aを回転伝達部材9の筒状面
9cが包み込むように締めつける面接触による接触圧F
a,Fa,…が小さく、相手部材を摩擦保持するような
状態になる。前記略線状の接触のところは、変形部位と
なり、前記面接触のところは、非変形部位となる。
【0028】また、回転伝達部材9の装着構造の第2の
実施の形態としては、被駆動ギア5のギアボス孔部材5
bの裏面側に内周浅溝5cを形成し、該内周浅溝5cに
回転伝達部材9を装着するものである〔図5(A)参
照〕。該実施の形態では、アウトプットシャフト部2に
は、外周浅溝2aが不要である。そして、このタイプで
は、突起9b,9b,…は、回転伝達部材9の内方側に
突出して形成されたものが使用される〔図5(B)参
照〕。即ち、筒状面9c,9c,…は、被駆動ギア5の
ギアボス孔部材5bの内周側面(内周浅溝5c)に接触
圧Fa,Fa,…にて接触し、突起9b,9b,…は、
変形しつつアウトプットシャフト部2の外周側面に略線
状の接触圧Fp,Fp,…の強い圧力にて接触する〔図
6(B)参照〕。
【0029】そのギアボス孔部材5bの内周側面とアウ
トプットシャフト部2との間において、アウトプットシ
ャフト部2の外周側面と回転伝達部材9の突起9b,9
b,…との略線状の接触は面圧が大きく、相手部材に食
い込むような状態になる。これに対して、ギアボス孔部
材5bの内周側面(内周浅溝5c)と筒状面9cとの面
接触は面圧が小さく、相手部材と摩擦保持されるような
状態になる。前記略線状の接触状態のところは変形部位
となり、前記面接触のところは非変形部位となる。
【0030】上記第2の実施の形態では、アウトプット
シャフト部2の熱処理が施された硬い外周側面に突起9
b,9b,…を当接させることで、突起9b,9b,…
の変形を安定させることができるので、より一層,スリ
ップトルクを安定させることができる利点がある。
【0031】上述した、第1及び第2の実施の形態で
は、回転伝達部材9との接触部分以外では、ギアボス孔
部材5bの内周側面とアウトプットシャフト部2との間
にはクリアランスが存在する。該クリアランスを微小な
量とすることで、シャフトにギアボス孔部材5bを装着
する際にインローとして同心軸に装着することが容易に
できる。例えば数ミクロン乃至数十ミクロン程度にすれ
ば良い。本発明では、4乃至29ミクロンとしたが、こ
れに限定されるものでないことは勿論である。
【0032】その駆動ギア6と被駆動ギア5との噛み合
い位置に対応して複数(たとえば2個)の回転伝達部材
9,9を均等に位置させて設けることもできる。その減
速機の噛み合い位置に対してバネリングをバランス良く
位置させて設けることが好適である。
【0033】次に、第3の実施の形態として、電動駆動
部における電動モータ7の駆動軸7aと駆動ギア6との
結合部に回転伝達部材9を設けたものであり、その電動
モー7の駆動力を回転伝達部材9を介して駆動ギア6に
伝動する構造としたものである〔図9(A)参照〕。具
体的には、その電動モータ7の駆動軸7aは、中空パイ
プ状としたものであり、該駆動軸7aと駆動ギア6の入
力軸6aとの間に回転伝達部材9を装着したものである
〔図9(B)参照〕。
【0034】この他の実施の形態としては、特に図示は
しないが、電動モータ7と結合される駆動ギア6として
のウォームシャフトを分割して、その分割結合部に同軸
心的に回転伝達部材9を装着するものも存在する。該実
施の形態の回転伝達部材9をトルクリミッターとして使
用するものであり、回転伝達部材9の特性において、変
形量に対して弾性が安定する領域(塑性領域)で、使用
するものである。
【0035】図8(C)に示す実施の形態の回転伝達部
材9は、突起9b,9b,…のみからなり、筒状面9c
が存在しないタイプのものである。そして、その突起9
b,9b,…は、回転伝達部材9の外方及び内方に形成
されるものである。図8(D)は、突起9b,9b,…
を拡大したものを示しており、回転伝達部材9の外方に
突出する突起9bと内方に突出する突起9bとの曲率半
径をそれぞれ異なるようしたものである。
【0036】そして、内方に突出する突起9bの曲率半
径R1 が外方に突出する突起9bの曲率半径R2 よりも
大きくし、即ちR1 >R2 としている。このようにする
ことで、内方の突起9bがアウトプットシャフト2に対
して略面接触状態となり、外方の突起9bがギアボス孔
部材5bに対して略線接触状態とすることができる。図
中の一点鎖線pは、内方の突起9bと外方の突起9bの
中心位置を通過するピッチ線である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明においては、インプット
シャフト部1とアウトプットシャフト部2とを連結して
なるパワーステアリングシャフトと、該パワーステアリ
ングシャフトに回転を補助する電動駆動部とからなる電
動パワーステアリングにおいて、前記電動駆動部とアウ
トプットシャフト部2とのいずれかの箇所に、円周方向
に隙間cを有する終端部9d,9dを設け,且つ複数の
突起9b,9b,…を形成した回転伝達部材9を装着
し、その回転伝達部材9の内側及び外側を均等に変形固
定してなる電動パワーステアリングのアシストトルク伝
達機構としたことにより、まず第1に極めて簡単なる構
造にて、電動パワーステアリングにおける異常発生時の
操舵機構とすることができるし、第2に電動パワーステ
アリング機構全体を小型にすることができる等の種々の
効果を奏する。
【0038】上記効果を詳述すると、複数の突起9b,
9b,…を筒状の周方向に隙間cを設けて終端部9d,
9dが存在する帯状金属板9aに形成した回転伝達部材
9を電動駆動部からパワーステアリングシャフトにいた
るいずれかの位置に組み込んだことで、電動モータ7か
らのいずれかの動力の伝達箇所において、通常は動力伝
達を行い、異常の発生に伴って、動力の伝達側と被伝達
側との間にスリップが生じ、電動駆動部によるパワース
テアリングシャフトの動力伝達を停止し、ハンドルのみ
による強制的な舵取りを行うことができる。また、電動
モータ7からのいずれかの動力の伝達箇所において、回
転伝達部材9を装着する部材によって、その回転伝達部
材9を装着する部材によって、その回転伝達部材9の内
側及び外側を均等に変形固定するので、装着する部材間
において、バランス良く、押圧固定することができ、ス
リップトルクを安定させることができる。また、容易に
組付けることができ、組付け性を向上させることができ
る。
【0039】次に、請求項2の発明においては、インプ
ットシャフト部1とアウトプットシャフト部2とを連結
してなるパワーステアリングシャフトと、該パワーステ
アリングシャフトに回転を補助する電動駆動部とからな
る電動パワーステアリングにおいて、前記アウトプット
シャフト部2と該アウトプットシャフト部2の軸周面に
装着する電動駆動部の被駆動ギア5との間に、円周方向
に隙間cを有する終端部9d,9dを設け,且つ複数の
突起9b,9b,…を形成した回転伝達部材9を装着
し、その回転伝達部材9の内側及び外側を均等に変形固
定してなる電動パワーステアリングのアシストトルク伝
達機構としたことにより、まず第1に極めて簡単なる構
造にて電動パワーステアリングにおける異常発生時の操
舵機構とすることができるし、第2に極めて信頼性の高
い構造にできるし、第3に電動パワーステアリング機構
全体を小型にすることができる等の種々の効果を奏す
る。
【0040】上記効果を詳述すると、複数の突起9b,
9b,…を帯状金属板9aに形成した回転伝達部材9を
アウトプットシャフト部2と該アウトプットシャフト部
2を電動モータ7を介して回転させる被駆動ギア5との
間に装着し、通常は、インプットシャフト部1を介して
ハンドル側からの舵取り操作をアウトプットシャフト部
2に伝達するとともに、その回転伝達部材9の帯状金属
板9a及び突起9b,9b,…による圧力を有する当接
状態にて電動駆動部の被駆動ギア5がアウトプットシャ
フト部2に回転力を伝達し、ハンドル操作の補助を行う
ことができる。
【0041】次に、電動駆動部の電動モータ7或いは被
駆動ギア5と駆動ギア6等に異常が生じたときには、ハ
ンドル側の操作がインプットシャフト部1を伝わり、被
駆動ギア5とアウトプットシャフト部2との間に装着し
た回転伝達部材9の当接箇所に滑りを生じさせ、インプ
ットシャフト部1からアウトプットシャフト部2に回転
を強制的に伝達させることができる。
【0042】これは、回転伝達部材9は、帯状金属板9
aと突起9b,9b,…からなり、該突起9b,9b,
…の存在により、回転伝達部材9の径方向の弾発によ
る、摩擦結合部分が過大トルクに対して、回転方向に、
スベリ発生させることができることによるものである。
【0043】さらに、回転伝達部材9をアウトプットシ
ャフト部2と被駆動ギア5との間に装着するだけで、ア
ウトプットシャフト部2と被駆動ギア5とのスリップト
ルクを設定することができる構造なので、スリップトル
クを管理する寸法精度をラクにしても容易に安定させる
ことができ、これによって製造工程に於ける作業員の負
担を軽減でき、引いてはコストを下げることにもつなが
る。
【0044】上述したように、回転伝達部材9をアウト
プットシャフト部2と被駆動ギア5との間に設けるのみ
であり、それゆえに電動パワーステアリングにおける異
常発生時の操舵機構を簡単にできる。
【0045】さらに、電動駆動部とアウトプットシャフ
ト部2との間には、突起9b,9b,…を形成した回転
伝達部材9のみが存在し、複雑な機構部が存在しないこ
とから、極めて小型にすることができるし、回転伝達部
材9のみにより、部品点数を最小限にできるので、信頼
性の高い構造にできる。そして、本構造は、軸径方向に
拡大させずに電動駆動部における減速機の作動部材に設
けることができるので、電動駆動部とパワーステアリン
グシャフトとの間の駆動機構を小型化することができ
る。
【0046】なお、電動駆動部における補助力の慣性モ
ーメントの影響を極力軽減することができ、操舵フィー
リングを良好にすることができる。たとえば操舵方向へ
のアシストが遅れることなく、スムースにでき、操舵停
止と合致して、アシストが停止できる。即ち、良好なる
アシストができるようになる。
【0047】次に、請求項3の発明は、請求項2におい
て、前記アウトプットシャフト部2には軸周方向に外周
浅溝2aを形成し、該外周浅溝2aに回転伝達部材9を
装着し、該回転伝達部材9の突起9b,9b,…は、外
方に突出してなる電動パワーステアリングのアシストト
ルク伝達機構としたことにより、回転伝達部材9のアウ
トプットシャフト部2への装着を簡単且つ正確にでき
る。また、アウトプットシャフト部2の熱処理のよる硬
い外周面を外周浅溝2aにも施すことで、そこをスリッ
プ面とした場合、接触面を安定させることができ、より
一層、スリップトルクを安定させることができる。また
回転伝達部材9の軸方向の移動を防ぎ、スリップ面を安
定させることができる。
【0048】次に、請求項4の発明は、請求項2におい
て、前記被駆動ギア5のギアボス孔部材5bに内周浅溝
5cを形成し、該内周浅溝5cに回転伝達部材9を装着
し、該回転伝達部材9の突起9b,9b,…は、アウト
プットシャフト部2側に突出してなる電動パワーステア
リングのアシストトルク伝達機構としたことにより、ス
ベリ発生時、回転伝達部材9の軸方向移動を防ぎ、スリ
ップトルクを安定させることができる。そのアウトプッ
トシャフト部2の熱処理が施された硬い外周側面によ
り、回転伝達部材9の突起9b,9b,…の変形をより
安定させることができるので、より一層,スリップトル
クが安定する利点がある。
【0049】次に、請求項5の発明は、請求項1,2,
3又は4において、前記回転伝達部材9は、内周側又は
外周側のいずれか一方に複数の突起9b,9b,…を,
他方に筒状面9cを帯状金属板9aに形成し、その周方
向に隙間cを有する終端部9d,9dを設けてなる電動
パワーステアリングのアシストトルク伝達機構としたこ
とにより、回転伝達部材9による結合部がバランス良く
保持され、スリップトルクを安定させることができる
し、組付工程における組付性を向上させることができ
る。
【0050】本発明における、回転伝達部材9は、装着
する出力軸とギア等の部材間において、その双方の部材
によって変形して、押さえ固定させれるものである。よ
って、回転伝達部材9を予めどちらか一方の部材に強固
に取り付けて固定する必要がないので、大きな力によっ
て組付けるような工程が一つあれば良いので、組付工程
における組付性を向上させることができる。
【0051】例えば、回転伝達部材9の終端部9d,9
d間における隙間cを広げて、アウトプットシャフト部
2等の出力軸に手で装着した後に、被駆動ギア5を圧入
して、その部材間によって回転伝達部材9を変形させて
固定することができ、このとき回転伝達部材9の変形に
よって、出力軸(アウトプットシャフト部2)及びギア
(被駆動ギア5)にはバランス良く荷重がかかってい
る。
【0052】その回転伝達部材9は、装着する電動駆動
部とパワーステアリングシャフトとの部材間において、
その双方の部材によって変形させられ、その部材間にバ
ランス良く荷重を与えて、固定するものである。このた
め、回転伝達部材9のどちらか一方に自らを固定させ、
更に他方との組付けによる変形荷重を加えるものではな
いので、その回転伝達部材9において、常時、大きい応
力が作用するようなことがなく、各部材との結合部がバ
ランス良く保持され、スリップトルクを安定させること
ができる。
【0053】本発明における実施の形態で、一方に突起
を有し、他方に筒状面9c(突起9b,9b,…が存在
しない面、即ち軸受ブッシュの内面のようになってい
る)を有する回転伝達部材9をパワーステアリングシャ
フトと電動駆動部との間に装着した場合では、回転伝達
部材9の一方を予め固定的にするものでなく、装着され
る部材間によって、回転伝達部材9の内側及び外側を均
等に変形固定するのである。
【0054】それゆえに、回転伝達部材9は、部材間の
結合において、突起9bと筒状面9cとのそれぞれの接
触面積が異なり、面接触する筒状面9cとの間の面圧
が、線接触(又は点接触)する突起9b,9b,…との
間の面圧より小さくなる。このようなことから、この面
接触する筒状面9c側の方に回転方向の滑りが生じるこ
ととなり、滑りによる回転動作に確実性が有り、スリッ
プトルクを安定させることが出来る。
【0055】上記をさらに詳述すると、筒状面9c(軸
受ブッシュ面)との間における滑りは、その反対の突起
9b,9b,…と被接触部材との面圧の高いところが食
いつくように、回転伝達部材9をしっかりと保持して、
スリップトルクを安定させる。これにより、前記先行技
術のような問題点である突起9b,9b,…又は被接触
部材との磨耗が低減することができ、締め代の変動を防
ぐことができ、スリップトルクの変動を低減することが
できる。よって、電動式パワーステアリング装置とし
て、前記滑りが発生した後でもアシストトルク伝達によ
るパワーステアリング操作を確保することができる。こ
のように、本発明の筒状面9cを有するもので得られる
効果である。
【0056】なお、筒状面9cを有するものでも、装着
する部材との接触条件による摩擦抵抗等によっては、筒
状面9c側を固定的にして、突起9b,9b,…側を滑
らせること、または筒状面9cが存在しない突起9b,
9b,…のみの回転伝達部材9は、いずれにしても突起
9b,9b,…側を滑らせることになる。これらを選択
することは、設計的事項であるが、このような構造であ
っても、先行技術(特開平8−80858号)に対し、
装着する部材によって、回転伝達部材9の内側及び外側
を均等に変形固定することができるので、前記と同一効
果がある。
【0057】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す縦断側面図
【図2】(A)は本発明の要部縦断側面図 (B)はギアボス孔部材とアウトプットシャフト部との
間に回転伝達部材を装着した断面図
【図3】(A)は回転伝達部材の斜視図 (B)はアウトプットシャフト部に装着した回転伝達部
材の断面図
【図4】(A)はアウトプットシャフト部,被駆動ギア
の斜視図 (B)はアウトプットシャフト部の外周浅溝に回転伝達
部材を装着した状態の一部断面にした要部斜視図
【図5】(A)は突起を内方に形成した回転伝達部材を
設けた本発明の要部縦断側面図 (B)は突起を内方に形成した回転伝達部材をアウトプ
ットシャフトと被駆動ギアとの間に装着した断面図
【図6】(A)は突起を外方に形成した回転伝達部材を
設けた本発明の要部拡大断面図 (B)は突起を内方に形成した回転伝達部材を設けた本
発明の要部拡大断面図
【図7】(A)はドット形状の突起を形成した回転伝達
部材を装着した本発明の要部縦断側面図(B)はドット
形状の突起を形成した回転伝達部材の斜視図
【図8】(A)は別の突起を有する回転伝達部材の斜視
図 (B)は(A)の要部拡大断面図 (C)は突起のみからなる回転伝達部材の斜視図 (D)は(C)の要部拡大断面図
【図9】(A)は電動モータと駆動ギアとの間に回転伝
達部材を装着した実施の形態の断面図 (B)は(A)の要部断面図
【符号の説明】
1…インプットシャフト部 2…アウトプットシャフト部 2a…外周浅溝 5…被駆動ギア 5b…ギアボス孔部材 5c…内周浅溝 9…回転伝達部材 9a…帯状金属板 9b…突起 9c…筒状面 c…隙間

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インプットシャフト部とアウトプットシ
    ャフト部とを連結してなるパワーステアリングシャフト
    と、該パワーステアリングシャフトに回転を補助する電
    動駆動部とからなる電動パワーステアリングにおいて、
    前記電動駆動部とアウトプットシャフト部とのいずれか
    の箇所に、円周方向に隙間を有する終端部を設け,且つ
    複数の突起を形成した回転伝達部材を装着し、該回転伝
    達部材の内側及び外側を均等に変形固定してなることを
    特徴とした電動パワーステアリングのアシストトルク伝
    達機構。
  2. 【請求項2】 インプットシャフト部とアウトプットシ
    ャフト部とを連結してなるパワーステアリングシャフト
    と、該パワーステアリングシャフトに回転を補助する電
    動駆動部とからなる電動パワーステアリングにおいて、
    前記アウトプットシャフト部と該アウトプットシャフト
    部の軸周面に装着する電動駆動部の被駆動ギアとの間に
    円周方向に隙間を有する終端部を設け、且つ複数の突起
    を形成した回転伝達部材を装着し、その回転伝達部材の
    内側及び外側を均等に変形固定してなることを特徴とし
    た電動パワーステアリングのアシストトルク伝達機構。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記アウトプットシ
    ャフト部には軸周方向に外周浅溝を形成し、該外周浅溝
    に回転伝達部材を装着し、該回転伝達部材の突起は、外
    方に突出してなることを特徴とした電動パワーステアリ
    ングのアシストトルク伝達機構。
  4. 【請求項4】 請求項2において、前記被駆動ギアのギ
    アボス孔部材に内周浅溝を形成し、該内周浅溝に回転伝
    達部材を装着し、該回転伝達部材の突起は、アウトプッ
    トシャフト部側に突出してなることを特徴とした電動パ
    ワーステアリングのアシストトルク伝達機構。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、前記
    回転伝達部材は、内周側又は外周側のいずれか一方に複
    数の突起を,他方に筒状面を帯状金属板に形成し、その
    周方向に隙間を有する終端部を設けてなることを特徴と
    した電動パワーステアリングのアシストトルク伝達機
    構。
JP8259040A 1996-09-30 1996-09-30 電動パワーステアリングのアシストトルク伝達機構 Pending JPH10100912A (ja)

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