JPH0997928A - Led表示器、およびled表示器の反射ケース - Google Patents

Led表示器、およびled表示器の反射ケース

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JPH0997928A
JPH0997928A JP7253107A JP25310795A JPH0997928A JP H0997928 A JPH0997928 A JP H0997928A JP 7253107 A JP7253107 A JP 7253107A JP 25310795 A JP25310795 A JP 25310795A JP H0997928 A JPH0997928 A JP H0997928A
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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Abstract

(57)【要約】 【課題】LED表示器が加熱されて、セグメント窓孔内
に充填されて硬化している透光性樹脂などに熱膨張が生
じても、これに原因してLED発光素子の導通不良など
の故障が容易に生じないようにする。 【解決手段】フレームまたは基板などの所望の部材2に
ボンディングされたLED発光素子3が、反射ケース1
に設けられているセグメント窓孔40内の底部に配置さ
れているとともに、このセグメント窓孔40内には、透
光性樹脂41が充填されて硬化しているLED表示器で
あって、上記セグメント窓孔40の底部開口部45の周
縁部には、上記セグメント窓孔40内と連通する切欠状
の凹部5が少なくとも1以上設けられており、かつこの
凹部5には、上記セグメント窓孔40内に充填された透
光性樹脂41の一部が流入して硬化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、LED発光素子を用いた発光
セグメントによって所望の数字や文字などを表示できる
ようにしたLED表示器、およびこのLED表示器の反
射ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLED表示器の一例を、図9に示
す。この従来のLED表示器は、同図(a)に示すよう
に、矩形箱体状の反射ケース1eの表面に、平面視棒状
の計7本の発光セグメント4eを8の字状に配置したも
のである。各発光セグメント4eは、同図(b)に示す
ように、反射ケース1eに設けられたセグメント窓孔4
0内の底部に、たとえばフレーム2eにボンディングさ
れたLED発光素子3を配置して構成されている。ま
た、上記セグメント窓孔40内には、光拡散剤を含んだ
透光性樹脂41が充填されている。
【0003】このような構成のLED表示器は、まず反
射ケース1eに設けられたセグメント窓孔40内に、た
とえば熱硬化性のエポキシ樹脂などの透光性樹脂41を
充填した後に、フレーム2eにボンディングされている
LED発光素子3を上記セグメント窓孔40内の底部へ
配置し、その後上記透光性樹脂41を加熱硬化させるこ
とによって製造される。このように、セグメント窓孔4
0内へ透光性樹脂41を充填して硬化させておけば、L
ED発光素子3の保護が図れる他、LED発光素子3か
ら発せられる光をセグメント窓孔40内で拡散させるこ
とにより、発光セグメント全体が光って見えるようにす
ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、次のような難点が生じていた。
【0005】すなわち、上記セグメント窓孔40内の透
光性樹脂41は、その硬化時に体積が縮小している。こ
のため、この透光性樹脂41の硬化後においては、この
透光性樹脂41の境界面となるエッジ部分、たとえば透
光性樹脂41と接触しているLED発光素子3の表面部
分や、このLED発光素子3に結線されているワイヤW
の表面部、このワイヤWのボンディング部分、およびフ
レーム2eの表面部などの近辺に残留応力が存在する場
合が多い。
【0006】一方、この種のLED表示器を、たとえば
マザーボードなどの所望部位へマウントする場合には、
ハンダ付けを行うのが一般的であるが、LED発光素子
はこのハンダ付けの際に加熱されることとなる。
【0007】上記ハンダ付けなどによってLED発光素
子が加熱されると、上記透光性樹脂41に熱膨張を生じ
るが、この熱膨張は、透光性樹脂41の上記残留応力を
解消する方向になされる。したがって、透光性樹脂41
と接触し、先に大きな残留応力が生じていたLED発光
素子3やワイヤWの配置箇所には、上記透光性樹脂41
の熱膨張に伴う応力が作用することとなる。とくに、こ
のような応力は、上記透光性樹脂41が熱膨張するだけ
ではなく、これ以外のフレーム2eや反射ケース1eな
どの各部も熱膨張を生じた場合には、これら各部の熱膨
張率(線膨張係数)が相違することに原因して、一層増
大することとなる。
【0008】その結果、従来では、上記LED発光素子
3やワイヤWのボンディング部分がフレーム2eから剥
離してこれらの部位に導通不良が生じ、LED発光素子
3、ひいては発光セグメント4eを発光させることが困
難になる場合があった。
【0009】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、LED表示器が加熱されて、セ
グメント窓孔内に充填されて硬化している透光性樹脂な
どに熱膨張が生じても、これに原因してLED発光素子
の導通不良などの故障が容易に生じないようにすること
をその課題としている。
【0010】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0011】すなわち、本願発明の第1の側面によれ
ば、フレームまたは基板などの所望の部材にボンディン
グされたLED発光素子が、反射ケースに設けられてい
るセグメント窓孔内の底部に配置されているとともに、
このセグメント窓孔内には、透光性樹脂が充填されて硬
化しているLED表示器であって、上記セグメント窓孔
の底部開口部の周縁部には、上記セグメント窓孔内と連
通する切欠状の凹部が少なくとも1以上設けられてお
り、かつこの凹部には、上記セグメント窓孔内に充填さ
れた透光性樹脂の一部が流入して硬化していることを特
徴としている。
【0012】本願発明においては、セグメント窓孔の底
部開口部の周縁部に設けられた凹部内に、セグメント窓
孔内に充填されている透光性樹脂の一部が流入して硬化
しているために、LED表示器のハンダ付け時などにお
いてこのLED表示器が加熱されることにより上記透光
性樹脂が熱膨張するときには、上記凹部内においても応
力が発生することとなる。したがって、透光性樹脂の熱
膨張に伴って発生する応力は、上記凹部をも含む広い領
域において各所に分散して発生することとなり、LED
発光素子のボンディング位置へ集中的に生じないように
することができる。換言すれば、本願発明では、透光性
樹脂の熱膨張に原因する応力を上記凹部内に積極的に生
じさせることにより、LED発光素子のボンディング位
置において発生する応力を緩和することができることと
なる。
【0013】その結果、本願発明では、従来とは異な
り、上記透光性樹脂の熱膨張に伴って発生する応力によ
って、LED発光素子がフレームまたは基板などの所望
の部材から容易に剥離するといったことを防止すること
ができ、LED発光素子やこれに付随する部分の電気導
通を適切な状態に維持し、LED表示器の故障の発生を
防止することができるという格別な効果が得られる。
【0014】とくに、本願発明では、上記透光性樹脂に
発生する応力の分散効果のある凹部を、セグメント窓孔
の底部開口部の周縁部に設けて、この凹部をセグメント
窓孔内の底部に位置するLED発光素子の近傍に配置さ
せているために、上記凹部において応力を発生させるこ
とによってその近傍に位置するLED発光素子のボンデ
ィング位置における応力の緩和を一層効率良く行わせる
ことができる効果がある。また、セグメント窓孔の底部
開口部の周縁部に凹部を設ければ、セグメント窓孔をL
ED表示器の正面から見た場合に、この凹部が外部から
見えないようにすることができ、LED表示器を正面か
ら見た場合のセグメント窓孔の形状を体裁の良いものに
できるという利点も得られる。
【0015】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
反射ケースには、平面視棒状に形成された複数のセグメ
ント窓孔が8の字状に配列して設けられており、かつ上
記凹部は、上記各セグメント窓孔の長手方向に沿う側壁
部を一部切り欠いたかたちに設けられている構成とする
ことができる。
【0016】このような構成によれば、平面視棒状で、
かつ8の字状に配列された複数のセグメント窓孔によっ
て、各種のアラビア数字や幾つかのアルファベット文字
を発光表示させることができるが、上記凹部がセグメン
ト窓孔の長手方向に沿う側壁部に設けられていることに
より、各セグメント窓孔の凹部どうし、ひいては複数の
セグメント窓孔どうしが互いに干渉しないように設ける
ことができる。したがって、複数のセグメント窓孔どう
しの相互間で、光の洩れなどを生じ難くすることがで
き、所望の数字や文字の発光表示を適切に行わせること
ができる。
【0017】本願発明の第2の側面によれば、LED発
光素子によって発光させるためのセグメント窓孔が設け
られているLED表示器の反射ケースであって、上記セ
グメント窓孔の底部開口部の周縁部には、このセグメン
ト窓孔内と連通する切欠状の凹部が少なくとも1以上設
けられていることを特徴としている。
【0018】本願発明に係る反射ケースでは、上記セグ
メント窓孔内に透光性樹脂を充填させる場合に、この透
光性樹脂の一部を上記凹部内に流入させてから硬化させ
ることができ、先に説明した本願発明に係るLED表示
器を構成することができる。したがって、上述の本願発
明に係るLED表示器の場合と同様な効果が期待でき
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0020】図1は、本願発明に係るLED表示器Aの
一例を示す正面図である。図2は、図1のX1−X1線
拡大断面図である。図3は、図1のX2−X2線要部拡
大断面図である。
【0021】このLED表示器Aは、いわゆる7セグメ
ントと称されるタイプのLED表示器であり、矩形箱型
状の合成樹脂製の反射ケース1、この反射ケース1の裏
面側に配置された金属製のフレーム2、このフレーム2
にボンディングされた複数のLED発光素子3などを具
備して構成されている。
【0022】上記反射ケース1の表面(上面)には、7
つの棒状の発光セグメント4が8の字状に配列して設け
られている。これらの各発光セグメント4は、図2およ
び図3に示すように、反射ケース1に設けられたセグメ
ント窓孔40と、このセグメント窓孔40内の底部に配
置されたLED発光素子3と、上記セグメント窓孔40
内に充填されて硬化している透光性樹脂41とによって
構成されている。
【0023】図4は、上記反射ケース1を背面側から見
た斜視図である。同図に示すように、上記各セグメント
窓孔40は、反射ケース1の表面から裏面まで貫通した
ものであり、これらセグメント窓孔40のそれぞれの底
部開口部45(この底部開口部45は、図4においてセ
グメント窓孔40の上側の開口部として現れている)の
周縁部には、各セグメント窓孔40に連通した切欠状の
凹部5が少なくとも1箇所以上ずつ設けられている。
【0024】より具体的には、上記反射ケース1の裏面
側には、この反射ケース1の上面壁部10の裏面から所
定の寸法Hだけその裏面方向へ突出した段部11が設け
られており、この段部11に上記複数のセグメント窓孔
40が貫通して設けられている。また、上記凹部5は、
各セグメント窓孔40の長手方向に沿う側壁部の一部を
切り欠くことによって構成されている。このように、上
記複数の凹部5を、各セグメント窓孔40の長手方向に
沿う側壁部を切り欠いたかたちに設ければ、互いに隣り
合うセグメント窓孔40,40どうしの各凹部5を互い
に干渉させないように配置することができ、上記各凹部
5を比較的大きく形成することが可能である。
【0025】なお、8の字状に配列されている計7つの
セグメント窓孔40のうち、計4つの縦長状のセグメン
ト窓孔40b,40c,40e,40fに連通する各凹
部5は、反射ケース1の段部11の側方に形成された凹
状部12,12にも連通している。また、上記段部11
には2箇所の凹状部13,13が設けられており、計3
つの横長状のセグメント窓孔40a,40d,40gに
連通する各凹部5は上記凹状部13,13にも連通して
いる。
【0026】図2において、上記透光性樹脂41として
は、たとえば光拡散剤が添加された熱硬化性のエポキシ
樹脂などが用いられる。この透光性樹脂41は、光の透
過が可能な透明なものであるが、好ましくは、LED発
光素子3の発光色と略同一色の有色透明とされる。この
透光性樹脂41を各セグメント窓孔40内へ充填し、硬
化させるには、まずセグメント窓孔40の上部開口部を
塞ぐように反射ケース1の表面側にマスキングを施して
おき、その後反射ケース1の裏面側から上記各セグメン
ト窓孔40内へこの透光性樹脂41を注入すればよい。
次いで、フレーム2にボンディングされているLED発
光素子3を上記セグメント窓孔40内の底部に配置させ
てから、上記透光性樹脂41を加熱し、硬化させればよ
い。
【0027】図3に示すように、上記透光性樹脂41の
一部は、上記複数のセグメント窓孔40のそれぞれに連
通している各凹部5内にも流入し、硬化している。ま
た、反射ケース1の裏面側の凹状部12,13などにも
上記透光性樹脂41が適宜充填されて硬化している。
【0028】上記フレーム2は、複数本のリード端子部
20を具備している。このフレーム2の電流供給用のリ
ード端子部20aに繋がった部分には、上記LED発光
素子3がボンディングされている。そして、このLED
発光素子3は、グランド用のリード端子部20bに繋が
った部分とワイヤWを介して結線されている。
【0029】上記フレーム2は、LED発光素子3およ
びワイヤWが、上記セグメント窓孔40内の底部に配置
されるように、上記反射ケース1の裏面側に当接され、
かつその背面側が、上記透光性樹脂41とは異なった不
透明な暗色系の合成樹脂6によって樹脂封止されてい
る。この合成樹脂6は、フレーム2の固定に役立つばか
りではなく、セグメント窓孔40の下方への光の洩れを
防止し、1つのセグメント窓孔40内の光が、その隣り
に位置する他のセグメント窓孔40内へ入るのを防止す
るのに役立つ。また、この合成樹脂6は、フレーム2の
各所に形成されている適当な隙間Sの部分において透光
性樹脂41と接合するために、これらの樹脂どうしの接
着強度を高めることが可能である。
【0030】上記構成のLED表示器Aでは、セグメン
ト窓孔40内に充填されて硬化している透光性樹脂41
と接触するLED発光素子3の表面部や、ワイヤWの表
面部、ならびにワイヤWのボンディング部分などの各部
に、透光性樹脂41の硬化時の収縮に原因する残留応力
が存在している。したがって、このLED表示器Aのリ
ード端子部20をたとえばマザーボードなどへハンダ付
けする場合に、このLED表示器Aが加熱されると、上
記透光性樹脂41は、上記残留応力を解放する方向の熱
膨張を行う。したがって、この熱膨張によって、LED
発光素子3やワイヤWのボンディング部分などをフレー
ム2から剥離させる方向の応力が発生する場合がある
が、このような透光性樹脂41の熱膨張に伴う応力は、
セグメント窓孔40に連通している凹部5内においても
発生する。この凹部5は、透光性樹脂41と接触するエ
ッジ部を有するものであるから、この凹部5の形成位置
には比較的大きな応力が発生する。
【0031】したがって、上記透光性樹脂41の熱膨張
に原因して発生する応力が、上記凹部5内において発生
する分だけ、LED発光素子3やワイヤWの部分におい
て発生する応力が小さくなり、LED発光素子3やワイ
ヤWの部分に上記応力が集中して発生することが緩和さ
れることとなる。すなわち、凹部5内の透光性樹脂41
に積極的に応力を発生させることによって、LED発光
素子3やワイヤWの部分において発生する応力を小さく
することができる。その結果、LED発光素子3やワイ
ヤWのボンディング部分が、上記透光性樹脂41の応力
によってフレーム2から容易に剥離するようなことがな
くなり、これらの部位に導通不良が生じることを防止す
ることができる。
【0032】図5は、本願発明に係るLED表示器Aa
の他の例を示す正面図である。図6は、その側面図であ
る。図7は、図5に示すLED表示器Aaの要部拡大断
面図である。
【0033】このLED表示器Aaは、先に説明したリ
ード端子部20を有するLED表示器Aとは異なり、リ
ード端子部を有しない面実装タイプのLED表示器とし
て構成されている。具体的には、このLED表示器Aa
は、反射ケース1Aと、この反射ケース1Aの裏面側に
配された基板2Aとを具備して構成されている。
【0034】上記反射ケース1Aは、偏平な板状に形成
されている点で、既述したLED表示器Aの矩形箱状の
反射ケース1とは相違している。ただし、その表面部に
は、7つの棒状の発光セグメント4が8の字状に配列し
て設けられており、その基本的な構成は先の反射ケース
1と共通している。なお、板状の反射ケース1Aでは、
セグメント窓孔40の深さが浅くなり、このセグメント
窓孔40内に配置されているLED発光素子3を発光駆
動させた場合に、このLED発光素子3が小さな輝点と
して見える傾向がある。したがって、この場合には、反
射ケース1Aの表面にハーフミラー6を設ける手段を採
用すればよい。このような構成によれば、LED発光素
子31から発せられる光がセグメント窓孔30から直接
外部へ放出される割合を減じることができ、セグメント
窓孔30の全体を均等に輝やかせることができる。
【0035】上記基板2Aは、その表面にLED発光素
子3やワイヤWをボンディングするための配線パターン
を形成したものである。図5および図6に示すように、
この基板2Aの上下両側縁部25a,25bの裏面に
は、上記LED発光素子3やワイヤWのボンディング位
置に導通する複数のパッド状の端子部20Aが膜形成さ
れている。
【0036】このようなLED表示器Aaにおいても、
図7に示すように、反射ケース1Aに設けられているセ
グメント窓孔40の底部開口部45の周縁部に、このセ
グメント窓孔40に連通する切欠状の凹部5Aを設けて
おき、この凹部5A内に透光性樹脂41の一部を流入さ
せておけば、先のLED表示器Aと同様に、やはり透光
性樹脂41の熱膨張時に上記凹部5A内において応力を
発生させることができる。その結果、LED発光素子3
やワイヤWのボンディング位置において発生する応力を
緩和し、これらが基板2Aから剥離するといったことを
的確に防止することが可能である。
【0037】このように、本願発明は、LED発光素子
をリードピンを有するフレームにボンディングしたタイ
プのLED表示器以外として、LED発光素子を基板に
ボンディングしたタイプのLED表示器にも適用するこ
とが可能である。また、LED発光素子を基板にボンデ
ィングしたLED表示器としては、基板にリードピンを
取付けたタイプもあり、本願発明はいずれの場合にも適
用可能である。
【0038】また、本願発明では、反射ケースのセグメ
ント窓孔に連通して設けられる凹部の具体的な形状、配
置、個数なども限定されない。たとえば、図8(a)に
示すように、凹部5を平面視円弧状のものに形成しても
よい。さらには、同図(b)に示すように、凹部5をセ
グメント窓孔40の底部開口部の長手方向両端部に設け
てもよい。
【0039】さらに、本願発明では、反射ケースに複数
のセグメント窓孔が設けられている場合おいて、必ずし
も全てのセグメント窓孔に凹部を設ける必要もない。た
とえば、LED表示器をハンダ付けする場合において、
そのハンダ付けがなされる位置から遠く離れた位置に存
在するセグメント窓孔については、そのセグメント窓孔
内に充填されている透光性樹脂の熱膨張量が非常に少な
い場合があり、このような場合にはあえて凹部を設ける
までもないからである。
【0040】その他、本願発明に係るLED表示器の各
部の具体的な構成、ならびに本願発明に係るLED表示
器の反射ケースの具体的な構成は、種々に設計変更自在
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係るLED表示器の一例を示す正面
図。
【図2】図1のX1−X1線拡大断面図。
【図3】図1のX2−X2線要部拡大断面図。
【図4】図1に示すLED表示器の反射ケースを背面側
から見た斜視図。
【図5】本願発明に係るLED表示器の他の例を示す正
面図。
【図6】図5に示すLED表示器の側面図。
【図7】図5に示すLED表示器の要部拡大断面図。
【図8】(a),(b)のそれぞれは、セグメント窓孔
に連通して設けられる凹部の他の例を示す要部平面図。
【図9】(a)は、従来のLED表示器の一例を示す正
面図、(b)は、同図(a)のX3−X3線拡大断面
図。
【符号の説明】
1,1A 反射ケース 2 フレーム 2A 基板 3 LED発光素子 4 発光セグメント 5,5A 凹部 40 セグメント窓孔 41 透光性樹脂 45 底部開口部(セグメント窓孔の) A,Aa LED表示器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームまたは基板などの所望の部材に
    ボンディングされたLED発光素子が、反射ケースに設
    けられているセグメント窓孔内の底部に配置されている
    とともに、このセグメント窓孔内には、透光性樹脂が充
    填されて硬化しているLED表示器であって、 上記セグメント窓孔の底部開口部の周縁部には、上記セ
    グメント窓孔内と連通する切欠状の凹部が少なくとも1
    以上設けられており、かつこの凹部には、上記セグメン
    ト窓孔内に充填された透光性樹脂の一部が流入して硬化
    していることを特徴とする、LED表示器。
  2. 【請求項2】 上記反射ケースには、平面視棒状に形成
    された複数のセグメント窓孔が8の字状に配列して設け
    られており、かつ上記凹部は、上記各セグメント窓孔の
    長手方向に沿う側壁部を一部切り欠いたかたちに設けら
    れている、請求項1に記載のLED表示器。
  3. 【請求項3】 LED発光素子によって発光させるため
    のセグメント窓孔が設けられているLED表示器の反射
    ケースであって、 上記セグメント窓孔の底部開口部の周縁部には、このセ
    グメント窓孔内と連通する切欠状の凹部が少なくとも1
    以上設けられていることを特徴とする、LED表示器の
    反射ケース。
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