JPH099107A - 通信合成ビデオカメラシステム - Google Patents

通信合成ビデオカメラシステム

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Publication number
JPH099107A
JPH099107A JP7172914A JP17291495A JPH099107A JP H099107 A JPH099107 A JP H099107A JP 7172914 A JP7172914 A JP 7172914A JP 17291495 A JP17291495 A JP 17291495A JP H099107 A JPH099107 A JP H099107A
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JP
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video camera
video
communication
signal
audio
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JP7172914A
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English (en)
Inventor
Shinichi Koyama
信一 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2つのアングルから撮影した映像と音声とを
容易に合成して記録することができる通信合成ビデオカ
メラシステムを提供する。 【構成】 撮影した映像と音声とを送信する通信手段1
1を有する第1のビデオカメラ手段1と、送信された映
像と音声とを受信する通信手段12と、第1のビデオカ
メラ手段1とは別の映像及び音声を撮影及び集音する第
2のビデオカメラ手段26と、受信した第1のビデオカ
メラ手段1の映像及び集音と第2のビデオカメラ手段2
6の映像及び音声とを合成する合成手段19と、合成さ
れた映像と音声とを記録・再生する記録再生手段24と
を備えた構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台のビデオカメラの
映像と音声とを通信し、合成し、記録再生する通信合成
ビデオカメラシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の2つのアングルから撮
影した映像と集音した音声とを合成するビデオシステム
の概略構成を示すブロック図で、2台のビデオカメラに
より異なるアングルから撮影された映像と音声とが、ビ
デオ1とビデオ2により同時に再生され編集機3に入力
される。編集機3は、これら2つの映像と音声とをそれ
ぞれ合成してビデオ4に出力し、当該ビデオ4に記録さ
せる。編集者は、モニタ5により編集機3でビデオ4に
記録するときの映像を確認する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のビデオシステムは、2つのアングルから撮影した映
像と音声とを記録する場合、3台のビデオ1、2、4
と、編集機3、モニタ5等の多くの機材と編集のための
設定などの技術が必要であるという欠点がある。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、2つのアングルから撮影した映像と音声とを容易に
合成して記録することができる通信合成ビデオカメラシ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によれば、撮影した映像と集音した音声とを送
信する通信手段を有する第1のビデオカメラ手段と、前
記送信された映像と音声とを受信する通信手段と、前記
第1のビヂオカメラ手段とは別の映像及び音声を撮影及
び集音する第2のビデオカメラ手段と、受信した前記第
1のビデオカメラ手段の映像及び音声と、前記第2のビ
デオカメラ手段の映像及び音声とをそれぞれ合成する合
成手段と、前記合成された映像と音声とを記録・再生す
る記録再生手段とを備えた構成としたものである。
【0006】
【作用】第1のビデオカメラ手段により撮影した映像と
集音した音声とを通信手段により送信し、これらの映像
と音声とを受信し、第2のビデオカメラ手段により撮影
した映像と集音した音声と、受信した第1のビデオカメ
ラ手段からの映像と音声とを合成手段により合成する。
そして、合成された映像と音声は記録再生手段に記録さ
れる。
【0007】
【実施例】
(第1実施例)以下本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳述する。
【0008】図1は、本発明を適用した光方式の通信合
成ビデオカメラシステムの概略を示す構成図、図2は、
図1の通信合成ビデオカメラシステムのブロック図であ
る。
【0009】図1において通信合成ビデオカメラシステ
ムは、送信側のビデオカメラ1と、受信側のビデオカメ
ラ26とによりそれぞれ異なるアングルから対象物例え
ば、競技を撮像し、且つ音声を集音する。ビデオカメラ
1は、画像信号及び音声信号を通信手段例えば、光伝送
手段によりビデオカメラ26側に伝送する。ビデオカメ
ラ26は、自身の撮像した画像信号及び集音した音声信
号と、ビデオカメラ1から伝送されてくる画像信号及び
音声信号とをそれぞれ合成して2画面に合成し、の合成
した2画面を当該ビデオカメラ26のファインダ25に
表示する。このようにして2台のビデオカメラ1と26
とにより異なるアングルから競技を撮像して2画面に合
成する。
【0010】図2において、送信側のビデオカメラ1
は、撮影レンズ及び撮像素子(CCD)等からなる撮像
器2と、この撮像器2から出力される映像信号をビデオ
信号に変換するカメラ信号処理回路3と、カメラ信号処
理回路3の出力信号を所定のキャリア例えぱ、11MH
zのFM波に変調するFM変調器4と、カメラ信号処理
回路3のから出力されるビデオ信号を映し出す電子ビュ
ーファインダ等の表示器(EVF)5と、録音用のマイ
クロホン(以下単に「マイク」という)6と、マイク6
の出力信号を指向性やAGC等の処理を施すオーディオ
信号処理回路7と、このオーディオ信号処理回路7から
出力される音声信号を所定のキャャア例えば、1.3M
HzのFM波に変調するFM変調器8と、FM変調器4
から出力される映像信号とFM変調器8から出力される
音声信号とを合成する加算器9と、合成された信号を増
幅するLEDドライバ10、及びこのLEDドライバ1
0により駆動されて発光する発光素子例えば、赤外線L
ED11等により構成されている。そしてこの発光素子
によってFM変調された映像及び音声信号を赤外光によ
る光信号によって送信される。
【0011】受信側のビデオカメラ26は、送信側のビ
デオカメラ1から光伝送される光信号を受光する例え
ば、PINフォトダイオード受光器12と、受光器12
から出力される信号の中のオーディオ信号帯域の低い周
波数成分を除去してビデオ信号のみを通すハイパスフィ
ルタ(HPF)13と、受光器12から出力される信号
の中のオーディオ信号の帯域の信号を通すバンドパスフ
ィルタ(BPF)15と、ハイパスフィルタ13を通っ
たビデオ信号を復調するFM復調器14と、バンドパス
フィルタ15を通ったオーディオ信号を復調するFM復
調器16と、撮像器17と、この撮像器17から出力さ
れる映像信号をビデオ信号に変換するカメラ信号処理回
路18と、集音用のマイク21と、マイク21から出力
される音声信号に指向性やAGC等の処理を施すオーデ
ィオ信号処理回路22と、FM復調器14から出力され
るビデオ信号とカメラ処理回路18から出力されるビデ
オ信号とを合成するビデオ合成器20、及びFM復調器
16から出力されるオーディオ信号とオーディオ信号処
理回路22から出力されるオーディオ信号とを合成する
オーディオ合成器23とを備える合成回路19と、ビデ
オ合成器20及びオーディオ合成器23から出力される
ビデオ信号及びオーディオ信号を記録するレコーダ24
と、ビデオ合成器20から出力されるビデオ信号により
映像を映し出す表示器(EVF)25等により構成され
ている。レコーダ24としては、例えば、ディジタルデ
ィスク、ディジタルメモリなどがある。
【0012】次に、合成回路19について説明する。図
3は、ビデオ合成器20のブロック図であり、図4は、
オーディオ合成器23のブロック図である。図3におい
て、ビデオ合成器20は、ビデオカメラ1から入力され
るビデオ信号を記憶する第1の記憶手段と、ビデオカメ
ラ26から入力されるビデオ信号を記憶する第2の記憶
手段と、これらの記録されたビデオ信号を読み出して合
成し、出力する合成手段とにより構成されている。
【0013】第1の記憶手段は、FM復調器l4から入
力されるビデオ入力信号1の入力端子301と、ビデオ
入力信号1から同期信号を分離する同期信号分離回路3
02と、ビデオ入力信号1をディジタル信号に変換する
A/D変換器303と、ディジタル変換されたビデオ信
号を記憶するメモリ305と、同期信号分離回路302
から出力される同期信号にロックしたクロック信号を発
生してA/D変換器303ヘサンプリングクロック信号
として、メモリ305へ書き込みクロック信号として供
給するPLL回路304とにより構成されている。
【0014】第2の記憶手段は、カメラ信号処理回路1
8から入力されるビデオ入力信号2の入力端子306
と、ビデオ入力信号2から同期信号を分離する同期信号
分離回路307と、ビデオ入力信号2をディジタル信号
に変換するA/D変換器308と、ディジタル変換され
たビデオ信号を記憶するメモリ310と、同期信号分離
回路307から出力される同期信号にロックしたクロッ
ク信号を発生してA/D変換器308ヘサンプリングク
ロック信号として、メモリ310へ書き込みクロック信
号としてそれぞれ供給するPLL回路309とにより構
成されている。
【0015】合成手段は、基準のクロック信号を発生
し、メモリ305と310に読み出しクロック信号とし
て供給すると共に、切換制御回路313、同期発生回路
314及びD/A変換器315に同期クロック信号とし
て供給する発信回路311と、入力端子312Aに入力
されるメモリ305からの信号と、入力端子312Bに
入力されるメモリ310からの信号とを切り換えて出力
端子312Cに出力する切換スイッチ312と、切換ス
イッチ312を制御する切換制御回路313と、切換ス
イッチ312から出力される合成信号をアナログ信号に
変換するD/A変換器315と、発信回路311のクロ
ック信号により同期信号を生成する同期信号発生回路3
14と、D/A変換器315から出力された信号に同期
信号を加える加算回路316と、この加算回路316か
ら出力される信号の出力端子317とにより構成されて
いる。
【0016】オーディオ合成器23は、図4に示すよう
にFM復調器16から入力されるオーディオ入力信号1
の入力端子401と、オーディオ信号処理回路22から
入力されるオーディオ入力信号2と、オーディオ入力信
号1と2とを合成する加算回路403と、合成されたオ
ーディオ信号を出力する出力端子404とにより構成さ
れている。
【0017】以下に作用を説明する。
【0018】送信側のビデオカメラ1の撮像器2によっ
て電気信号として撮影された映像は、カメラ信号処理回
路3によってビデオ信号に変換され、表示器(EVF)
5に映し出される。同時に、ビデオFM変調器4でキャ
リア11MHzのFM波に変調され、加算器9へ送られ
る。一方、音声は、マイク6で電気信号に変換され、オ
ーディオ信号処理回路7において指向性やAGC等の処
理をされてFM変調器8でキャリア1.3MHzで変調
される。加算器9において、ビデオ信号及びオーディオ
信号が周波数多重され、LEDドライバ10により増幅
され、赤外線LED11から受信側のビデオカメラ26
へ向けて空問へ出力される。
【0019】受信側のビデオカメラ26の受光器12で
は、受光したビデオカメラ1からの信号を2つのフィル
タ13、15へ送る。ハイパスフィルタ13では、オー
ディオ信号帯域の低い周波数成分を除去し、ビデオFM
復調器14へ送る。ビデオFM復調器14で送られてき
たビデオ信号が復調され、ビデオ合成器20へ送られ
る。バンドパスフィルタ15ではオーディオ信号の帯域
が取り出され、FM復調器16でオーディオ信号が復調
され、オーディオ合成器23へ送られる。
【0020】方、ビデオカメラ1とは異なるアングルを
撮影するために設置されている受信側のビデオカメラ2
6では、ビデオカメラ1と同様に、映像は、撮像器17
によって電気信号として撮影され、カメラ信号処理回路
18によってビデオ信号に変換され、ビデオ合成器20
へ送られる。音声は、マイク21により電気信号に変換
され、オーディオ信号処理回路22により指向性やAG
C等の処理をされてオーディオ合成器23へ送られる。
【0021】ビデオ合成器20(図3)の入力端子30
1にはビデオカメラ1からビデオ入力信号1が入力さ
れ、入力端子306にはビデオカメラ26からビデオ入
力信号2が入力される。これらの2つの入力端子30
1、306に入力されたビデオ入力信号1、2は、同期
分離回路302、307とA/D変換器303、308
へ送られる。同期分離回路302、307は、ビデオ信
号から同期信号を分離し、PLL回路304、309へ
送る。PLL回路304、309では前記同期信号にロ
ックしたクロック信号を発生し、A/D変換器303、
308ヘサンプリングクロックとして、メモリ305、
310へ書き込みクロックとして供給する。A/D変換
器303、308は、入力されたビデオ信号1、2をデ
ジタル信号に変換してメモリ305、310に書き込
む。
【0022】発信回路311は、基準クロック信号を発
生し、メモリ305、310へ読み出しクロックとして
供給する。メモリ305、310から読み出された映像
デー夕は、それぞれ切換スイッチ312に入力される。
切換制御回路313は、発信回路311からのクロック
をカウントし、図1のビデオカメラ26のファインダ内
の映像のように映像信号の水平同期期問の中心でビデオ
カメラ1と26との2つの映像が切り換わるように、切
換スイッチ321を制御する。
【0023】切換スイッチ312から出力された映像信
号は、画面の中心で2つの映像が合成されており、D/
A変換器315で発信回路31lからのクロック信号に
従ってアナログ映像信号に戻され、加算回路316へ送
られる。同期発生回路314も、発信回路311からの
クロック信号により同期信号を生成し、加算回路316
へ送る。加算回路316は、合成された映像信号に前記
同期信号を加えてビデオ出力端子317から出力する。
【0024】方、オーディオ合成器23の入力端子40
1にはFM復調器16から、入力端子402にはオーデ
ィオ信号処理回路22からオーディオ入力信号l、2が
入力される。これらの2つのオーディオ入力信号1、2
は、加算器403で、アナログ信号のまま単純に加算さ
れ、オーディオ出力端子404から出力される。こで、
加算の際の信号のゲインは、ダイナミックレンジ内に収
まるように調整されている。
【0025】このようにして、映像と音声の合成が行わ
れ、図2のレコーダ24へ送られて記録される。このと
きの記録媒体は、磁気テープ、ディスク、半導体メモリ
等で、アナログ信号のままの記録や、再度ディジタル信
号に変換して記録が行われる。そして、再生された場
合、映像信号は、表示器(EVF)25に映し出され、
図1の受信側のビデオカメラ26のファインダ内のよう
に、異なるアングルの2つの映像が1つの画面に2分割
されて映し出される。
【0026】(第2実施例)実施例1では、2台のビデ
オカメラ1と26との通信手段は、赤外線光伝送方式を
用いたが、他の方式として電波による無線方式と、同軸
ケーブルによる有線方式がある。図5は、本発明の実施
例2の無線方式の通信合成ビデオカメラシステムのブロ
ック図を示し、図6は、有線方式の通信合成ビデオカメ
ラシステムのブロック図を示す。尚、図5及び図6にお
いて図2と同じ回路には同じ符号を付して詳細な説明を
省略する。
【0027】図5において、ビデオカメラlには、送信
側のビデオ信号とオーディオ信号が周波数多重された信
号を無線で発信する電波発生器501が内蔵されてお
り、ビデオカメラ206には、電波発生器501から送
られてくる電波を受信する受信器503が内蔵されてい
る。
【0028】ビデオカメラ1では、加算器9によりビデ
オ信号とオーディオ信号とを周波数多重した信号が、電
波発生器501により電波として空間に放出される。第
1実施例では、送信側のビデオカメラ1から受信側のビ
デオカメラ26に向けて光信号を放出していたが、第2
実施例では、電波であり、指向性を余り気にしなくても
よい。
【0029】ビデオカメラ26では、アンテナ502で
ビデオカメラ1から放出された前記電波を受信し、受信
器503で波形整形やゲイン調整を行い、ハイパスフィ
ルタ13、バンドパスフィルタ15へ出力する。以下の
信号処理は、実施例1の場合と同様である。
【0030】次に、図6の同軸ケーブルを使用した場合
について説明する。図6において、送信側のビデオカメ
ラ1と受信側のビデオカメラ26とは同軸ケーブル60
3により接続されている。ビデオカメラ1は、カメラ信
号処理回路3からのビデオ信号を同軸ケーブル603A
に出力するラインドライバ601、オーディオ信号処理
回路7からのオーディオ信号を同軸ケーブル603Bに
出力するラインドライバ602とを備えている。一方、
ビデオカメラ26は、同軸ケーブル603Aから入力さ
れるビデオ信号を受信してビデオ合成器20に供給する
ラインレシーバ604、同軸ケーブル603Bから入力
されるオーディオ信号を受信してオーディオ合成器23
に供給するラインレシーバ605を備えている。
【0031】ビデオカメラ1では、第1実施例の場合と
同様に撮影されたビデオ信号とオーディオ信号は、それ
ぞれのラインドライバ601、602から出力され、同
軸ケーブル603A、603Bを通してビデオカメラ2
6に伝送される。ビデオカメラ26では、同軸ケーブル
603A、603Bからラインレシーバ604、605
でそれぞれビデオ信号、オーディオ信号を受けて合成回
路19のビデオ合成器20、オーディオ合成器23に送
る。以下の信号処理は、実施例1の場合と同様である。
【0032】(第3実施例)第1実施例では、オーディ
オ信号は1チャンネルで説明したが、音声は、ステレオ
2チャンネルが一般的である。図7は、本発明の実施例
3の通信合成ビデオカメラシステムの2チャンネルオー
ディオ合成器23’のブロック図である。図7におい
て、2チャンネルのオーディオ合成器23’は、ビデオ
カメラ1からのオーディオ入力信号1のチャンネル1、
チャンネル2の入力端子701、702と、これらの入
力端子から入力されるオーディオ入力信号1のチャンネ
ル1、2を合成する加算器703と、合成されたオーデ
ィオ信号を出力する出力端子704、ビデオカメラ26
からのオーディオ入力信号2のチャンネル1、2の入力
端子705、706と、これらの入力端子から入力され
る2つのオーディオ信号を合成する加算器707と、合
成されたオーディオ信号を出力する出力端子708とに
より構成されている。
【0033】信号処理方法は、実施例1の図4のオーデ
ィオ合成器23の場合と同様である。即ち、図1のビデ
オカメラ1からのオーディオ入力信号1のチャンネル
1、2は、入力端子701、702から入力されて合成
器703で合成されて出力端子704から出力される。
また、ビデオカメラ26からのオーディオ入力信号2の
チャンネル1、2は、入力端子705、706から入力
されて合成器707で合成されて出力端子708から出
力される。そして、出力端子704から出力されたビデ
オカメラ1のオーディオ信号1は、レコーダ24(図
2)のチャンネル1に記録され、出力端子708から出
力されたビデオカメラ26のオーディオ信号2は、当該
レコ一ダ24のチャンネル2に記録される。
【0034】また、ビデオカメラ1、26がそれぞれモ
ノラル1チャンネルでの集音で、記録を2チャンネルで
行うシステムでは、図7に示す合成器が必要でないこと
は容易に想像がつく。
【0035】さらに、現在提案されているディジタルV
CRのフォーマッ卜では、音声は4チャンネル記録のモ
一ドが用意されている。このようなフォーマットを持つ
レコダに本発明のシステムのステレオ2チャンネル音声
を記録する場合には、4チャンネルのうち、チャンネル
1のAチャンネルとBチャンネルにビデオカメラ1のチ
ャンネル1、2を、チャンネル2のCチャンネルとDチ
ャンネルにビデオカメラ26のチャンネル1、2を割り
当てる。このとき、オーディオ信号のディジタル化は、
図1のレコーダ24の中でも、合成回路19の中でも、
何れの回路でもかまわないことはいうまでもない。
【0036】(第4実施例)第1実施例において、図3
に示した映像信号の合成処理は、ディジタル信号処理で
行っていたが、当然、アナログ信号処理でも行うことが
できる。図8は、本発明のアナログ式の通信合成ビデオ
カメラシステムのブロック図である。図8において、図
1に示す回路と同一の回路は、同一の符号を付してその
詳細な説明を省略する。図8において、FM復調器14
から出力されたビデオ信号は、ビデオ合成器20に供給
されると共にPLL回路801にも供給され、当該PL
L回路801は、ビデオ信号の同期信号にロックした信
号を発生してカメラ信号処理回路18及びビデオ合成器
20に供給する。
【0037】第1実施例と同様にビデオカメラ1より送
られてきたビデオ信号は、FM復調器14からビデオ合
成器20へ送られると共に、PLL回路801にも送ら
れる。PLL回路801は、送られてきたビデオ信号の
中の同期信号にロックした同期信号を発生し、この同期
信号をビデオ合成器20とカメラ信号処理回路18に送
る。
【0038】カメラ信号処理回路18は、送られてきた
同期信号を用いて撮像器17を制御して、ビデオ信号を
作る。即ち、ビデオカメラ26は、ビデオカメラ1のビ
デオ信号に同期して、映像を撮影するシステムになる。
そして、第1実施例の場合と同様にビデオ合成器20へ
同期のとれた2つのビデオ信号が送られる。図9にアナ
ログ式の通信合成ビデオカメラシステムのビデオ合成器
20の内部ブロック図を示す。
【0039】図9において、ビデオ合成器20は、同期
信号入力端子901と、2つのビデオ入力端子902、
903と、入力端子902、903から入力されるビデ
オ信号を切り換えて出力する切換スイッチ905と、入
力端子901から入力される同期信号により切換スイッ
チ905を切換制御する切換制御回路904と、ビデオ
信号を出力する出力端子906により構成されている。
【0040】2つのビデオ入力端子902、903から
入力されたビデオカメラ1、26のビデオ入力信号1、
2は、切換スイッチ905に送られる。切換制御回路9
04は、同期入力端子901からPLL801から供給
される同期信号を受け取り、図1のビデオカメラ26の
ファインダ内の映像のように、ビデオ信号の水平同期期
間の中心でビデオカメラ1と26で撮影した2つの映像
が切り換わるように、切換スイッチ905を制御する。
この切換スイッチ905から出力されたビデオ信号は、
画面の中心で2つの映像が合成されており、ビデオ出力
端子906から出力される。以下の信号処理は、第1実
施例の場合と同様である。尚、レコーダ24として、例
えば、アナログVCR、アナログディスク等がある。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
撮影した映像と集音した音声とを送信する通信手段を有
する第1のビデオカメラ手段と、前記送信された映像と
音声とを受信する通信手段と、前記第1のビデオカメラ
手段とは別の映像及び音声を撮影及び集音する第2のビ
デオカメラ手段と、受信した前記第1のビデオカメラ手
段の映像及び音声と、前記第2のビデオカメラ手段の映
像及び音声とをそれぞれ合成する合成手段と、前記合成
された映像と音声とを記録・再生する記録再生手段とを
備えたことにより、多くの機材と編集のための設定など
の技術を必要とすることなく、2つのアングルから撮影
した映像と音声とを容易に記録、再生するとができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光方式の通信合成ビデオカメラシステ
ムの概略を示す構成図である。
【図2】図1の光方式の通信合成ビデオカメラシステム
のブロック図である。
【図3】図2の合成回路のビデオ合成器のブロック図で
ある。
【図4】図2の合成回路のオーディオ合成器のブロック
図である。
【図5】本発明の無線方式の通信合成ビデオカメラシス
テムのブロック図である。
【図6】本発明の有線方式の通信合成ビデオカメラシス
テムのブロック図である。
【図7】通信合成ビデオカメラシステムの2チャンネル
オーディオ合成器のブロック図である。
【図8】本発明のアナログ方式の通信合成ビデオカメラ
システムのブロック図である。
【図9】図8のビデオ合成器の内部ブロック図である。
【図10】従来のビデオシステムの概略構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 送信側のビデオカメラ 2 撮像器 3 カメラ信号処理回路 4 FM変調器 5 表示器(EVF) 6 マイク 7 オーディオ信号処理回路 8 FM変調器 9 加算器 10 LEDドライバ l1 赤外線LED 12 PINフォトダイオード 13 ハイパスフィルタ(HPF) 14 FM復調器 15 バンドパスフィルタ(BPF) 16 FM復調器 17 撮像器 18 カメラ信号処理回路 19 合成回路 20 ビデオ合成器 21 マイク 22 オーディオ信号処理回路 23 オーディオ合成器 24 レコーダ回路 25 表示器(EVF) 26 受信側のビデオカメラ 301 ビデオ信号入力端子 302 同期分離回路 303 A/D変換器 304 PLL回路 305 メモリ 306 ビデオ信号入力端子 307 同期分離回路 308 A/D変換器 309 PLL回路 310 メモリ 311 発信回路 312 切換スイッチ 313 切換制御回路 314 同期発生回路 315 D/A変換器 316 加算回路 317 ビデオ信号出力端子 401、402 オーディオ信号入力端子 403 加算回路 404 オーディオ信号出力端子 501 電波発生器 502 アンテナ 503 受信器 601、602 ラインドライバ 603 同軸ケーブル 604、605 ラインレシーバ 701、702 オーディオ信号入力端子 707 加算器 708 オーディオ信号出力端子 801 PLL回路 901 同期信号入力端子 902、903 ビデオ入力端子 905 切換スイッチ 906 ビデオ信号出力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/91 L

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影した映像と集音した音声とを送信す
    る通信手段を有する第1のビデオカメラ手段と、 前記送信された映像と音声とを受信する通信手段と、前
    記第1のビデオカメラ手段とは別の映像及び音声を撮影
    及び集音する第2のビデオカメラ手段と、 受信した前記第1のビデオカメラ手段の映像及び音声
    と、前記第2のビデオカメラ手段の映像及び音声とをそ
    れぞれ合成する合成手段と、 前記合成された映像と音声とを記録・再生する記録再生
    手段とを備えたことを特徴とする通信合成ビデオカメラ
    システム。
  2. 【請求項2】 前記通信手段は、赤外線による光空間伝
    送により通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の
    通信合成ビデオカメラシステム。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、無線による空問伝送に
    より通信を行うことを特徴とする請求項1に記載の通信
    合成ビデオカメラシステム。
  4. 【請求項4】 前記通信手段は、有線により通信を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信合成ビデオカメ
    ラ。
  5. 【請求項5】 前記合成手段の映像は、ディジタル信号
    処理により行われ、前記合成手段は、前記各ビデオカメ
    ラ手段から入力される各ビデオ信号からそれぞれ同期信
    号を分離する同期分離回路と、前記分離された各同期信
    号にロックしたクロック信号をそれぞれ発生するPLL
    回路と、前記各ビデオ信号をそれぞれディジタル信号に
    変換するA/D変換器と、前記各ディジタル信号をそれ
    ぞれ格納するメモリと、前記各メモリから読み出された
    各ディジタル信号を切り換えて出力する切換スイッチと
    により構成されていることを特徴とする請求項1に記載
    の通信合成ビデオカメラシステム。
  6. 【請求項6】 前記合成手段において、音声は1チャン
    ネルにそれぞれ左右2チャンネルの合成を行い、前記第
    1のビデオカメラ手段からの音声はチャンネル1に、前
    記第2のビデオカメラ手段からの音声はチャンネル2に
    割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信合成
    ビデオカメラシステム。
  7. 【請求項7】 前記合成手段において、音声は合成では
    なく、前記第1のビデオカメラ手段からの音声はチャン
    ネル1に、前記第2のビデオカメラ手段からの音声はチ
    ャンネル2に割り当てることを特徴とする請求項1に記
    載の通信合成ビデオカメラシステム。
  8. 【請求項8】 前記記録再生手段は、アナログVCR記
    録再生回路であることを特徴とする請求項1に記載の通
    信合成ビデオカメラシステム。
  9. 【請求項9】 前記記録再生手段は、ディジタルVCR
    記録再生回路であることを特徴とする請求項1に記載の
    通信合成ビデオカメラシステム。
  10. 【請求項10】 前記記録再生手段は、音声は4チャン
    ネル記録を行い、チャンネル1のAチャンネルとBチャ
    ンネルは前記第1のビデオカメラ手段からの左右2チャ
    ンネル音声を、チャンネル2のCチャンネルとDチャン
    ネルは前記第2のビデオカメラ手段からの左右2チャン
    ネル音声を記録再生することを特徴とする請求項8に記
    載の通信合成ビデオカメラシステム。
  11. 【請求項11】 前記記録再生手段は、アナログディス
    ク記録再生回路であることを特徴とする請求項1に記載
    の通信合成ビデオカメラシステム。
  12. 【請求項12】 前記記録再生手段は、ディジタルディ
    スク記録再生手段であることを特徴とする請求項1に記
    載の通信合成ビデオカメラシステム。
  13. 【請求項13】 前記記録再生手段は、ディジタルメモ
    リ記録再生回路であることを特徴とする請求項1に記載
    の通信合成ビデオカメラシステム。
  14. 【請求項14】 前記第1のビデオカメラ手段の映像と
    前記第2ビデオカメラ手段の映像との同期は、前記合成
    手段にメモリ回路を持ち、前記メモリヘそれぞれの同期
    信号に合わせて書き込み、前記メモリから標準同期信号
    により読み出すことにより合わせることを特徴とする請
    求項1に記載の通信合成ビデオカメラシスム。
  15. 【請求項15】 撮影した映像と集音した音声とを送信
    する通信手段を持つ第1のビデオカメラ手段と、前記送
    信された映像と音声とを受信する通信手段と、PLL回
    路を持ち、前記第1のビデオカメラ手段とは別の映像を
    撮影すると共に音声を集音する第2のビデオカメラ手段
    と、受信した前記第1のビデオカメラ手段の映像と音声
    と、前記第2のビデオカメラ手段の映像と音声とをそれ
    ぞれ合成する合成手段と、前記合成手段により合成され
    た映像と音声とを記録・再生する記録再生手段とを備
    え、前記第1のビデオカメラ手段の映像の同期信号に合
    わせて前記第2のビデオカメラ手段の映像を動作させる
    ことを特徴とする通信合成ビデオカメラシステム。
  16. 【請求項16】 前記第1のビデオカメラ手段の映像と
    前記第2のビデオカメラ手段の映像との同期は、PLL
    回路により合わせることを特徴とする請求項15に記載
    の通信合成ビデオカメラシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010130112A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Canon Inc 編集装置および編集方法、ならびに、撮像装置

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