JPS6399676A

JPS6399676A - 遠隔受信装置

Info

Publication number: JPS6399676A
Application number: JP62084366A
Authority: JP
Inventors: Masami Himuro; 氷室　昌美
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1987-04-06
Filing date: 1987-04-06
Publication date: 1988-04-30

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は音声信号及び映像信号を遠隔的に受信するよう
にした遠隔受信装置に関する。

音楽等を楽しむ場合、そのオーディオソースとしては、
ラジオ受信機、レコードプレーヤ、テレビジョン受像機
、ＶＴＲ等がある。この場合、テレビジョン受像機、Ｖ
ＴＲでは、再生されるオーディオは映像に不随したもの
である。

従来は、共通のオーディオソース（機器）を使用して、
例えば、ある有がレコードを聞き、他の者がテレビジョ
ンを視聴し、又、夫々の者が独立にオーディオの種類を
切り換える等と言うことはできなかった。

斯る点に鑑み、本発明は構成簡単にして、共通の音声信
号源及び映＠！信号源を用い、任意の人数の者がその音
声信号源からの音声信号、映像信号源からの音声信号を
任意に選択して再生することができると共に、その映像
信′＋源からの音響信号を選択して再生するときは、そ
の映像信号も同時に再生することのできる装置を提案し
ようとするものである。

以下に、第１図を参照して、本発明の一実施例を説明す
る。周知のように、ステレオ再生装置は、レコードプレ
ーヤ（１）、アンプ（２）、レシーバ（３）、スピーカ
（４ａ）　、　　（４ｂ）等から構成される装置Ｖ’ｒ
Ｒ（ビデオテープレコーダ）（５）及びこれに接続され
たテレビジョン受像機（６）が付加されている。

これらの音声信号源及び映像信号源からの信号が送信機
（７）に供給される。送信機（７）は後述するように複
数チャンネルのオーディオ信号をＰＣＭ変調すると共に
、時分割多重し、この多重化ＰＣＭ信′号に対して倹調
映像信号を周波数多重し、この多重化信号により変調さ
れたレーザー光を発光部（８）から発生するものである
。変調映像信号は、Ｖ　Ｔ　Ｒ（５）から供給されるか
又はアンテナ（９）で受信されたテレビジョン信号から
形成される。

上述のステレオ再生装置及びテレビジョン受像機（６）
と同一の室内には、表示装置としてのビデオプロジェク
タ（１０）が設置されており、このビデオプロジェクタ
（１０）による投影像を図示せずもスクリーンに拡大し
て映し出すことができる。

（１１）は発音装置としてのヘッドホン装置を全体とし
てポす。ヘッドホン装置（１１）の取付バンド（１２）
の頂部に、送信ｆｉ　＋７１の発光部（８）からの光を
受光する受光部（１３）が設けられていると共に、この
取付バンド（１２）の裏面にそってデコーダ回路、アン
プ等の回路装置（１４）が設けられている。

更に、左右の耳に押しあてられるユニ・ノド収納部（１
５Ｌ）　、　　（１５Ｒ）とそのケース側面に設けられ
た所蔵のチャンネルのＰＣＭ信号を取り出す選択手段、
即ちチャンネルセレクトスイッチ（１６Ｌ）。

（１６Ｒ）及び音量調整つまみ（１７Ｌ　）　、　　（
１７１１）とをヘッドホン装置（１１）が備える。

第１図では、１個のへノドボン装置（１１）のみが示さ
れているけれども、同一部屋内で複数の者が複数個のヘ
ッドホン装置（１１）を夫々使用することができる。そ
して、ある者は、レコードプレーヤ（１１のディスク再
生音を聞き、他の膚は、レシーバ（３）によるＦＭステ
レオ放送を聞き、更に他の者は、Ｖ　’ｒ　Ｒ＋５１の
再生映像をビデオプロジェクタ（］０）で見ながら再生
音をヘッドホン装置で聞くことが可能で、どのオーディ
オ借りを３ｊ！ｉＩＪ＋！するかが各ヘッドホン装置（
１１）に設りられたチャンネルセレクトスイッチ（１６
Ｌ）　、　　（１６Ｒ）の操作で行なわれる。また、こ
の例では、ビデオプロジェクタ（１０）に送信機（７）
からの光を受光する受光部（１８）が設けられており、
受光部（１８）からの出力信号を周波数変換するミキサ
ー、映像検波器。

映像増幅器等がビデオプロジェクタ（１０）内に収納さ
れている。

第２図は、送信機（７）の構成を示す。第２図において
、（２０ａ　）　〜（２０ｈ　）は、８個の入力端子を
示し、夫々にオーディオ信号が供給される。例えば入力
端子（２０ａ　）　、　　（２０ｂ　）には、レコード
プレーヤ（１）の再生ステレオ信号が供給され、入力端
子（２０ｃ　）　、　　（２０ｄ　）には、レシーバ（
３）からのＦＭステレオ信号が供給され、入力端子（２
０ｅ）。

（２Ｏｆ　）　ニは、ＶＴＲ（６）（７）再生オーディ
オ信号が供給され、入力端子（２０ｇ　）　、　　（２
０ｈ　）には、音声多重放送電波から取り出された２チ
ヤンネルのオーディオ信号（ステレオ信号、２ケ国梧の
信号）が供給される。テレビジョン信号は、アンテナ（
９）で受信され、図示せずも送信機（７）に設けられた
チューナの出力からオーディオ信号が取り出され、また
映像信号が空チャンネル（東京地方であれば２チヤンネ
ル）のＶ　ＨＦ　１ｍ号に変調され、この変調映像信号
が後述のように多重化ＰＣＭ信号に周波数多重される。

入力端子（２０ａ）〜（２０ｈ）には、アンプ（２１ａ
　）〜（２１ｈ　）及びレベル調整器（２２ａ）〜（２
２ｈ）が夫々接続され、これらを介された８チャンネル
分のオーディオ信号がサンプリングマルチプレクサ（２
３）により時分割多重される。

サンプリングマルチプレクサ（２３）の出力がサンプリ
ングホールド回路（２４）及びＡ／Ｄ変換器（２５）に
よりＰＣＭ変調され、Ａ／Ｄ変換器（２５）からの並列
コードが並列−直列変換器（２６）により直列コードと
され、更にローパスフィルタ（２７）で不要信号成分が
除去されてからミキサー（２８）に供給される。ミキサ
ー（２８）には入力端子（２９）に供給されバイパスフ
ィルタ（３０）を介して変調映像信号と、フレーム同期
パルスＦｐ及びワード同期パルスＷｐとが供給される。

第３図は、ミキサー（２８）から発生するＰＣＭデータ
の一例を示すもので、フレーム同期パルスＦｐで規定さ
れる１フレ一ム期間に各チャンネルのＰＣＭ信号の各ワ
ーＦ’　Ｗ　ａ　ｓ〜Ｗ　ｈ　１が順次配されている。

１ワード例えばＷ　ｃ　１は、ワード同期パルス（１ビ
ツト）、データビット（８ビツト）。

誤り検出用のパリティビットの計１０ビットの長さとさ
れている。１フレームの長さ、データビットの長さ等の
数値は、これに限らず種々の値に選ぶことができる。ま
た、変調映像信号Ｓｖが第４図に示すように伝送データ
Ｓｄの高域側に位置するように周波数多重化されている
。

この伝送データＳｄ及び変調映像信号Ｓｖの多重化信号
がレーザー発振及びドライブ回路（３１）に供給され、
レーザー発振及びドライブ回路（３１）の出力信号が発
光部（８）の半導体レーザーに供給されることで発光部
（８）から変調されたレーザー光が発生する。この場合
、レーザー光は、単一スペクトル色に近いものが用いら
れ、また安全性及び受光領域が狭くなることの防止のた
めに拡散レーザー光が発生するようになされる。

（３２）は、基準発振器を示し、これよりピント周期の
ビットタイミングパルスが発生し、ビットタイミングパ
ルスがカウンタ（３３）で分周されることによりワード
周１ｕｌｌのワードタイミングパルスが発生し、更にワ
ードタイミングパルスがカウンタ（３４）で分周される
ことでフレーム周期のフレームタイミングパルスが発生
する。ワードタイミングパルス及びフレームタイミング
パルスが供給される同期信号発生器（３５）からワード
同期パルスＷｐ及びフレーム同期パルスＦｐが発生する
。

また、カウンタ（３３）の並列出力によってサンプリン
グマルチプレクサ（２３）がワード周期で切替えられる
。また、ワードタイミングパルスがサンプリングホール
ド回路（２４）に供給されると共に、ビットタイミング
パルス及びワードタイミングパルスがＡ／Ｄ変換器（２
５）及び並列−直列変換器（２６）に供給される。更に
、フレームタイミングパルスによってカウンタ（３３）
がリセットされるようになされいる。

ヘッドホン装Ｗ、（１１）の構成について、第５図及び
第６図を参照して詳述する。受光部（１３）によりレー
ザー光は、電気信号に変換され、アンプ（３６）を介し
てローパスフィルタ（３７）に供給される。

受光部（１３）は、ＰＩＮフォトダイオード、アバラン
シェフォトダイオード（電子なだれ増倍率１００〜２０
０でデジタル光の受光に通す）等の光検出素子と集光手
段とで構成されており、その具体例のいくつかを第６図
に示す。第６図Ａに示す構成は、ガラスの球形レンズ（
５３）の焦点の位置に光検出素子（５４）を埋め込んだ
ものであり、同図Ｂに示す構成は、人工ダイアモンドの
球形レンズ（５３’）の焦点の位置に光検出素子（５４
）を埋め込んだものである。また、第６図Ｃに示す構成
は、半球形の曲面の凹面鏡（５５）の集光位置に光検出
素子（５４）を設けると共に、その入光面に特定のスペ
クトルのみを通過させる多層膜干渉フィルタ（ダイクロ
イックフィルタ）　　（５６）を設けるようにしたもの
である。球形レンズ（５３）　、　　（５３’）或いは
凹面鏡（５５）等の集光手段と多層躾干渉フィルタ（５
６）とを組合わせると、ノイズと区別して送信光のみを
効率よく取り出すことができる。

また、ローパスフィルタ（３７）は、多重化ＰＣＭ信号
Ｓｄに周波数多重化されている変調映像信号３ｖを除去
するためのものである。このローパスフィルタ（３７）
の出力がパルスアンプ（３９）を介してチャンネルゲー
ト回路（４０）に供給される。

このチャンネルゲート回路（４０）は、チャンネルセレ
クタ（４ＬＬ）　、　　（４１Ｒ）からのセレクト信号
で制御され、１フレームのうちの８チヤンネルのＰＣＭ
信号のうちで所定の２チヤンネルのＩ）ＣＭ信号のみを
取り出して直列−並列変換器（４２）に供給する。

パルスアンプ（３９）からの多重化ＰＣＭｒＮ号が同期
分離回路（４３）に供給されることで、ワード同期パル
スＷｐ及びフレーム同期パルストｐが取り出される。こ
れら同期パルスがパルス発生器（４４）に供給される。

パルス発生器（４４）は、ＡＦＣ回路等の構成とされて
おり、受信された多重化ＰＣＭ信号と同期するビットタ
イミングパルスを発生する。このビットタイミングパル
スからカウンタ（４５）及び（４６）によって受信系の
ワードタイミングパルス及びフレームタイミングパルス
が形成される。この両タイミングパルスがチャンネルセ
レクタ（４１Ｌ）　、　　（４１１１）に供給されるこ
とによりセレクト信号が形成される。チャンネルセレク
トスイッチ（１６Ｌ　）、　　（１６Ｒ”）の状態に応
じて発生するコード信号によって１フレーム毎の所定の
タイミングのセレクト信号を発生する。

例えば、送信機の入力端子（２０ａ　）　、　　（２０
ｂ　）に供給されるオーディオ信号に対応する２チヤン
ネルのＰＣＭ信号が選択されて直列−並列変換器（４２
）に供給される。

直列−並列変換器（４２）からの２チャンネル分のＰＣ
Ｍ信号がＤ／Ａ変換器（４７Ｌ）　、　　（４７Ｒ）に
供給され、そのアナログ出力が夫々サンプリングホール
ド回路（４８Ｌ）　、　　（４８Ｒ）に供給される。

直列−並列変換器（４２）及びＤ／Ａ変換器（４７Ｌ）
。

（４７Ｒ）に対してビットタイミングパルス及びワード
タイミングパルスが供給され、サンプリングホールド回
路（４８Ｌ　）　、　　（４８Ｒ）にたいしてワードタ
イミングパルスが供給される。

上述のようにして８チヤンネルのうちで選択された２チ
ヤンネルのＰＣＭ信号がＰＣＭ復調される。図示しない
が、チャンネルゲート回路（４０）の出力側にパリティ
ピットを用いた誤り検出回路を設けても良い。そしてロ
ーパスフィルタ（４９Ｌ）。

（４９Ｒ）にサンプリングホールド回路（４８Ｌ）。

（４８Ｒ）の出力が供給され、更にレベル調整器（５０
Ｌ＞　、　　（５０Ｒ）及びアンプ（５１Ｌ）　、　　
（５１ｋ）を介された信号が音響ユニッ）　（５２１，
’）　、　　（５２Ｒ）に加えられる。音響ユニット（
５２Ｌ　）　、　　（５２Ｒ）はヘッドホン装置（１１
）のユニット収納部（１５Ｌ）。

（１５Ｒ）内に収納されており、またレベル調整器（５
０Ｌ　’）　、　　（５０Ｒ）は、音量調整つまみ（１
７Ｌ）。

（１７Ｒ）で操作される。音響ユニッ）（５２Ｌ）。

（５２Ｒ）は、電磁形、静電磁形等の何れの形式でも良
い。

なお、ビデオプロジェクタ（１０）の受光部（１８）に
より取り出された変調ビデオ信号Ｓｖは、周波数変換、
検波及び増幅されることで映像信号とされ、この映像信
号がビデオプロジェクタ（１０）のブラウン管に加えら
れるようになされている。また、多チヤンネルテープレ
コーダによる各トラックの再生信号を送信機（７）の入
力端子（２０ａ　）〜（２０ｈ）に供給するようにして
も良い。更に、送信光をオプチカルファイバーを介して
他の室へ分配するようにしても良い。

本発明によれば任意の人数の者が、多重化された多チャ
ンネルのＰＣＭオーディオ信号から所望のチャンネルを
選択して、発音装置（ヘッドホン装置）で聞くことがで
きると共に、表示装置（ビデオプロジェクタ）で映像を
見ることができるので、同一室内９社内等の限られた空
間内で同時に多数の人が各自の発音装置により好みの音
を聞くことができると共に、選択したチャンネルのオー
ディオ信号に関連した映像をも見ることができる。

また、オーディオ信号をＰＣＭに変換しているので、Ｓ
／Ｎが良好な高品質の音を再生できると共に、ヘッドホ
ン装置に設けられる回路装置を小形、軽量とすることが
できる。更に、伝送媒体として光を利用しているので、
電波を用いたときのように、外部への不要輻射が生じた
り、他の電波との干渉が発生したり、指向性によって受
信範囲が限定されたりすることがない為に良好な再生像
及び再生音が得られる利点がある。

さらに、本発明では、音声信号と映像信号を多重化して
光送信する様にしたので、送信信号毎に送信部を設ける
必要がなく、単一の送信装置があればよい。更に受信側
に受光部を備えた表示装置或は発音装置が夫々複数組あ
ると、従来では接続コードで接続するとき表示装置或は
発音装置の出力端子によって接続出来る装置の数が限定
されるが、本発明の場合は送信光が到達する範囲内であ
れば、その制約がなく、有線に比べて表示装置の設置位
置が制約されることがない遠隔受信装置が得られる。

なお、多重化されるチャンネル数は、８チヤンネルに限
定されないことは勿論のこと、各チャンネルのＰＣＭ信
号の時間軸を圧縮して時分割多重を行なうようにしても
良い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は送信
機の一例のブロック図、第３図及び第４図は送信信号の
説明に用いる線図、第５図は本発明の一実施例のへノド
ホン装置のブロック図、第す図はその受光部の構成を示
す図である。（７）は送信機、（８）は発光部、（１０）はビデオプ
ロジェクタ（表示装置）、（１１）はヘッドホン装置（
発音装置）、（１３）は受光部、（２０ａ　）　〜（２
０ｈ　）はオーディオ信号の入力端子、（２３）はサン
プリングマルチプレクサ、（２４）　、　　（４８Ｌ）
　、　　（４８）１）はサンプリングホールド回路、（
２５）はＡ／Ｄｆｋ換器、（４０）はチャンネルゲート
回路、（４１Ｌ）。（４１Ｒ）はチャンネルセレクタ、（４７Ｌ　）　、　
　（４７Ｒ）はＤ／Ａ変換器である。

Claims

【特許請求の範囲】音声信号源及び映像信号源からの両出力信号を多重化し
、該多重化信号により変調された送信光を出射する発光
素子を備える送信手段と、上記送信手段からの送信光を受光する第１の受光部を有
し、該第１の受光部からの出力信号を復調して得た映像
信号を表示する表示装置と、上記送信手段からの送信光
を受光する第２の受光部を有し、該第２の受光部からの
出力信号を復調して得た上記音声信号源もしくは上記映
像信号源からの音声信号を電気音響変換器に供給するよ
うにした発音装置とを備えたことを特徴とする遠隔受信
装置。