JPH0991017A - ロボット動作経路確認装置 - Google Patents

ロボット動作経路確認装置

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JPH0991017A
JPH0991017A JP26903795A JP26903795A JPH0991017A JP H0991017 A JPH0991017 A JP H0991017A JP 26903795 A JP26903795 A JP 26903795A JP 26903795 A JP26903795 A JP 26903795A JP H0991017 A JPH0991017 A JP H0991017A
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robot control
route
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JP26903795A
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Tatsuya Omi
達也 近江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グラフィック機能を利用したロボットの動作
経路確認装置。 【解決手段】 教示操作盤30に設けられたグラフィッ
ク表示/操作部40は、ディスプレイ41と操作ボタン
42〜45を備える。操作ボタン45を押下すると、ベ
ース、アームのグラフィック画像21,22、ワーク像
W等を含む背景画像に重ねて、動作経路を表わす点列P
1 ,P2 ・・がグラフィック表示される。例えば、表示
された点列中に突起部の存在を示す画像W’と干渉する
ような部分(教示点Q20の前後)があれば、教示経路の
誤りとして発見される。教示点Q20の位置データの修正
後に動作経路を再表示させると、経路P0 ,P1 ,P2
・・・P6 ・・P11,P12・・P15・・P18・・P23・
・・P30が、表示される。点列の表示位置を計算するた
めのデータは、ロボット制御装置内で経路計画の処理を
実行し、補間点を生成しこれを所定の間隔(補間点数、
時間等)でサンプリングすることで用意される。グラフ
ィック表示の表示条件(視線方向、縮尺、視点位置)の
調整は、操作ボタン42〜44によって行なわれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボット
(以下、単に「ロボット」と言う。)の動作経路を確認
するための装置に関し、更に詳しく言えば、ロボットを
実際に運動させることなくロボットの動作経路を確認出
来るようにしたロボット動作経路確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ロボットの再生運転の開始に
あたっては、ロボットを十分に低い速度(低いオーバラ
イド)で動作させ、動作経路の事前確認が行なわれるの
が通例であった。このような措置が必要とされる理由
は、動作経路の事前確認を行なわずにロボットを始動さ
せると、プログラム指定の誤り、プログラミング内容の
不適切さや誤解、座標系の指定の誤りなどの原因によ
り、意図したものと異なる動作経路が実現され、目的と
する作業が正しく実行出来なかったり、干渉事故を招く
恐れが生じるからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロボットの低速運転で
動作経路の事前確認を行なう上記従来の方式は、時間を
要するだけでなく、その間オペレータが注意深く動きを
監視し続けなければ不適当な動作を見過ごす可能性があ
った。このように、従来は、再生運転に先だって動作経
路を簡便に確認する適当な技術がなく、非常に不便であ
った。本発明は、このような不便さを解消することを目
的としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットをマ
シンロック状態で動作させた時の動作経路を、ディスプ
レイ上にグラフィック表示する装置を提供することによ
って上記技術課題を解決したものである。本発明の装置
は、ソフトウェア処理能力を有するロボット制御手段
と、ロボット制御部に結合されたグラフィック表示手段
と、ロボット制御手段内でロボットの動作プログラムに
基づいて補間点を表わすデータを生成する手段と、生成
された補間点のデータに基づいて、ロボットの動作経路
をグラフィック表示させる手段を備えている。
【0005】補間点のデータに基づいてロボットの動作
経路をグラフィック表示させるためには、生成された補
間点のデータを所定のサンプリング間隔でサンプリング
する手段と、サンプリングされた補間点データに対応し
た位置を、グラフィック表示手段のディスプレイ画面上
に表示させる手段が利用される。動作経路の表示は、典
型的には、点列状に表示される。その際、点列状の表示
は時系列的に行なわれることが好ましい。これらグラフ
ィック画像の表示形態の制御には、公知のCG(コンピ
ュータグラフィックス)の技法が利用出来る。
【0006】
【作用】本発明の動作経路確認装置は、ロボットをマシ
ンロック状態で動作させた時の動作経路をディスプレイ
画面上にグラフィック表示する。本発明の動作経路確認
装置は、通常使用されるロボット制御装置のような、ソ
フトウェア処理能力を有するロボット制御手段を有し、
その内部では、ロボットの動作プログラムに基づいた経
路計画の処理が実行され、補間点を表わすデータが生成
される。生成された補間点のデータは、ロボットの動作
経路をグラフィック表示させる為に利用される。
【0007】補間点のデータは、動作経路の表示に利用
されるだけであり、各軸の移動指令を作成してサーボ制
御系にわたす処理は実行されない。しかしながら、動作
プログラムデータ、負荷トルク、ロボットの構造データ
等を用いた経路計画は、実際にロボットの再生運転を行
なう場合と同様に実行され、その中で補間点が生成され
る。従って、経路計画通りの加減速を含むロボット位置
の推移が画面上に表示される。
【0008】表示密度を調整するために、通常、生成さ
れた補間点のデータは所定間隔(時間または補間点数)
でサンプリングされる。サンプリングされた補間点デー
タに対応した位置が、グラフィック表示手段のディスプ
レイ画面上に表示される。典型的な表示形態は、動作経
路を点列状に表示するものである。その際、点列状の表
示は時系列的に行なわれることが好ましい。これらグラ
フィック画像の表示形態の制御には、公知のCG(コン
ピュータグラフィックス)の技法が利用出来る。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一つの実施形態
に係るロボット動作経路確認装置のシステム構成の概略
を要部ブロック図で示したものである。同図において符
号10は、ロボット動作経路確認装置の制御部を兼ねる
ロボット制御装置を表わし、中央演算処理装置(以下、
CPUという。)11を有している。CPU11には、
ROMからなるメモリ12、RAMからなるメモリ1
3、不揮発性メモリ14、外部装置との間のインターフ
ェイス機能を果たす入出力装置15、教示操作盤30の
為のインターフェイス16、並びに、ロボット機構部2
0の各軸の動作をサーボ回路18を介して制御するロボ
ット軸制御部17が、各々バス19を介して接続されて
いる。
【0010】ROM12にはロボット制御装置10自身
を含むシステム全体を制御するプログラムが格納され
る。RAM13はCPU11が行なう処理のためのデー
タの一時記憶に使用される。不揮発性メモリ14には、
ロボットの動作プログラムデータやシステム各部の動作
に関連した諸設定値の他に、後述するグラフィック機能
のためのプログラム(CG用プログラム)並びに関連デ
ータが格納されている。
【0011】インターフェイス16に接続される教示操
作盤30は、従来の諸機能(プログラム教示、データ入
力、ジョグ送り等)のための操作部の他に、グラフィッ
ク機能を援用してロボットの動作経路を表示するための
グラフィック表示/操作部40を備えている。図2はこ
のグラフィック表示/操作部40の外観をディスプレイ
に表示されるグラフィック画像とともに例示したもので
ある。グラフィック表示/操作部40は、ディスプレイ
41と操作ボタン42〜45を備えている。ディスプレ
イ41は、例えば液晶ディスプレイからなるもので、カ
ラー表示が行えることが好ましい。
【0012】ディスプレイ41には、ロボット、ワー
ク、作業室内のレイアウトなどの作業環境が、ロボット
の動作経路を表示するための背景として、グラフィック
表示される。ここでは、背景画像として、ロボット像2
0’とワーク像Wがワイヤフレーム描示方式で表示され
ている。ロボット像20’には、ベース、ロボットアー
ムのグラフィック画像21,22及びロボットの基準位
置を代表するツール先端点のグラフィック画像P0 が含
まれる。基準位置としては、初期位置、ベース座標系原
点位置などが適宜設定される。また、ワーク像Wには、
ワークの突起部の存在を表わすグラフィック画像W’が
含まれている。
【0013】本実施形態では、ツール先端点のグラフィ
ック画像をロボットの動作経路の表示ツールに用いて、
次のような表示を行なう。
【0014】1.ツール先端点のグラフィック画像とし
ては、赤色点像、点滅点像、進行方向を表わす小矢印付
の点像など、識別容易なものを用いる。 2.ツール先端点の動作経路、移動速度、加減速等がデ
ィスプレイの観察者に実感されるように、ツール先端点
の位置を時系列的に点列表示(P1 ,P2 ・・)する。
これら点像P1 ,P2 ・・は、一定時間経過毎あるいは
所定数の補間点の作成毎に順次表示される(後述の表示
処理参照)。 3.点列の時系列的な表示は、繰り返し行なう。 4.教示点の位置は、他の点と識別可能に表示する。図
示した例では、×印で表示されている。 5.P0 はロボットの初期位置(実機の待機位置)を示
すものとして表示する。これにより、図2に示されてい
るように、P0 は動作経路の始点位置として表示される
ことになる。操作ボタン42〜44は、グラフィック表
示の視線方向、縮尺及び視点の位置を調整するボタンで
ある。視線方向と視点の位置は、ボタン42,44の押
下部位(4個所)に応じて上下左右方向への調整が可能
となっている。また、縮尺はボタン43の押下部位(2
個所)に応じて表示倍率を増大あるいは低下する方向へ
の調整が可能となっている。
【0015】操作ボタン45は、ロボットの動作経路の
表示の開始/終了のための指令をロボット制御装置10
へ送るためのボタンである。オペレータは、動作経路の
表示開始を希望する時に操作ボタン45を押下すると、
点列P0 ,P1 ,P2 ・・・の繰り返し表示が開始され
る。再度に操作ボタン45を押下すると、表示は中止さ
れる。
【0016】以上の事項を前提に、オペレータが行なう
操作とCPU11によって実行される処理の概要を図3
に示したフローチャートを参照図に加えて説明する。先
ず、オペレータは、動作経路の確認を希望する動作プロ
グラムと座標系を教示操作盤30の操作により指定する
とともに、ロボット制御装置10を動作経路確認モード
にする。これにより、CPU11はグラフィック表示の
プログラムを起動させ、ディスプレイ41に、背景画像
をグラフィック表示させる。この段階で表示されるロボ
ット位置は基準位置(点像P0 )のみである。
【0017】また、背景表示処理に続いて、図3のフロ
ーチャートに示したような動作経路表示処理が開始され
る。なお、フローチャート中、記号Fはロボットの動作
経路の表示中(F=1)/非表示中(F=1)に対応し
たフラグで、フローチャート中に記したように、操作ボ
タン45が1回押下される毎に反転する。
【0018】ロボット制御装置10が動作経路確認モー
ドとされると、グラフィック表示/操作部40からの指
令入力を待つ態勢に入る(ステップS1)。操作ボタン
42〜44のいずれかが押下された場合であれば、ステ
ップS2からステップS3へ進み、押下された操作ボタ
ンに応じた表示条件調整処理(グラフィック表示の視線
方向、縮尺、視点位置の調整など)を実行する。
【0019】指定した動作プログラムについて動作経路
の表示を希望する場合には、オペレータは、操作ボタン
45を押下する。すると、ステップS2からステップS
4へ進み、F=0(動作経路非表示中)を確認した上
で、フラグをF=1に反転させる(ステップS5)。そ
して、指定されている動作プログラムの1ブロックを読
み込んで、解釈する(ステップS6)。
【0020】読み込まれたブロックが動作の終了を意味
するものでないことが確認されたならば(ステップS
7)、通常のロボット制御時と同様の経路計画の処理に
よって、補間点を生成する(ステップS8)。読み込ま
れたブロックで直線動作あるいは円弧動作が指定されて
いれば、直線上あるいは円弧上に並ぶ補間点が所定の処
理周期で計算される。また、読み込まれたブロックで各
軸動作が指定されていれば、各軸空空間上の補間点が所
定の処理周期で計算される。
【0021】次いで、ステップS8で生成された補間点
を設定されたサンプリング間隔(補間点の個数または時
間間隔)でサンプリングし、そのデータを記憶する(ス
テップS9)。ステップS6〜ステップS9は、ステッ
プ6で動作の終了を意味するブロックが読み込まれ、ス
テップS7でイエスと判断されるまで繰り返される。
【0022】ステップS7でイエスと判断されたなら
ば、ステップ10へ進み、サンプリングされた補間点デ
ータに基づいて、全動作経路に沿って点列P1 ,P2 ・
・・が表示される(初期位置を表わすP0 は表示済
み)。点列P1 ,P2 ・・・の表示は、時系列的に行な
われることが好ましい。時系列的な表示を行なうには、
P1,P2 ・・・の表示位置を順次計算し、それに応じ
た位置に点像を追加表示する処理を所定周期で繰り返し
実行すれば良い。
【0023】また、教示点については、補間点とは別の
表示(例えば、表示の色、サイズ、形状を変える。)を
行なうことが好ましい。図2に示した例では、×印で表
示されている。なお、動作形式が各軸の場合は、補間点
の各軸値から空間上の位置が計算され、それに基づいて
点列P1 ,P2 ・・の表示点が計算される。
【0024】1回分の点列の表示を行なう処理が完了し
たらステップ11へ進み、新たな指令入力の有無をチェ
ックする。操作ボタン42〜45のいずれも押下されて
いなければ、指令入力無しと判断され、ステップS10
へ戻り、再度同じ点列表示を行なう処理が実行される。
即ち、オペレータが操作ボタン42〜45を新たに押下
しない限り、同じ点列表示が短周期で繰り返される。こ
れによって、オペレータは動作経路の全体の確認を余裕
をもって行なうことが出来る(実機の低速の再生運転に
よる確認との違いの一つ)。
【0025】操作ボタン42〜45のいずれかが押下さ
ると、指令入力有りと判断され、ステップS2へ戻り、
表示条件調整指令(操作ボタン42〜44の押下)であ
るかを先ず判断する。もし、そうであれば、ステップS
3へ進み、グラフィック表示の視線方向、縮尺、視点位
置の調整などを実行した上で、ステップS1へ戻る。も
し、オペレータが操作ボタン42〜44の押下を繰り返
すと、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ス
テップS1のサイクルが繰り返される。なお、この間、
点列P1 ,P2 の表示は調整された表示条件の下で維持
されるようにする。動作経路の確認を終え、オペレータ
が操作ボタン45を押下すると、ステップS2でノーが
出力され、フラグFの値がチェックされる。ここではF
=1であるから、ステップS12へ進み、表示を終了す
る処理(フラグFの反転を含む。)を行ない、処理を終
了する。
【0026】ここで、図2を更に参照して、ディスプレ
イの画面41上で教示の誤りが発見される一つのケース
を示し、併せて教示内容修正後に画面41上に表示され
る画像について説明しておく。なお、表示される点列に
対するPi ,Qi の表記は一部のみについて行なった。
また、Pi ,Qi の画面表示は通常は行われない。
【0027】図2において、P0 ,P1 ,P2 ・・・・
P6 ・・・P11,Q12・・・Q15・・・Q20・・・P23
・・・P30は、オペレータがある動作プログラムを指定
し、操作ボタン45を押下することによって画面41上
に表示された点列を表わしているものとする。このよう
な点列の表示から、オペレータは次の事を読み取ること
が可能である。
【0028】1.P0 〜P6 ;点列の軌跡の形から、初
期位置P0 からアプローチ点P6 まで、各軸動作で移動
することが理解される。また、隣合う点の間隔から、P
0 スタート後の加速、とP6 到着前の減速が読み取れ
る。この区間については、特に問題は無いと判断され
る。
【0029】2.P6 〜P11;点列の軌跡の形から、ア
プローチ点に相当する教示点P6 から作業開始点に相当
する教示点P11まで、直線動作で移動することが理解さ
れる。また、隣合う点の間隔が非常に小さいことから、
指令速度が低いことが判る。この区間についても、特に
問題は無いと判断される。
【0030】3.P11〜Q20;点列の軌跡の形から、作
業開始点に相当する教示点P11からコーナ点に相当する
教示点Q20まで、直線動作で移動することが理解され
る。また、隣合う点の間隔から、P11スタート後の加
速、とQ20到着前の減速が読み取れる。この区間につい
ては、明らかに問題がある。即ち、教示点Q20は、ワー
クの突起部の存在を表わす画像W’と干渉する位置にあ
り、この背景画像が正しいとすると教示内容に誤りがあ
ることになる。
【0031】4.Q20〜P23;P11〜Q20と同様に、教
示点Q20がワークの突起部の存在を表わす画像W’と干
渉する位置にあり、明らかに問題がある。但し、作業終
了点に相当する教示点P23の位置については、干渉を生
じる位置に無く、作業内容に反しない限り、特に問題は
無いと判断される。
【0032】5.P23〜P30;点列の軌跡の形から、作
業終了点に相当する教示点P23からエスケープ点に相当
する教示点P30まで、各軸動作で移動することが理解さ
れる。また、隣合う点の間隔から、P23スタート後の加
速とP30到着前の減速が読み取れる。この区間について
は、特に問題は無いと判断される。
【0033】このような観察結果から、オペレータは教
示点Q20の位置の誤りについて重点的に再検討すること
になるであろう。そして、オペレータは検討結果に基づ
いて、動作プログラムを修正する。ここでは、教示点Q
20の位置データに誤りがあり、これを修正した動作プロ
グラムを再登録したものとする。
【0034】ロボット制御装置10を再度動作経路確認
モードとし、この修正後された動作プログラムを再度指
定し、操作ボタン45を押下すれば、修正後の動作プロ
グラムに即した動作経路がディスプレイ画面41上に表
示される。
【0035】図2において、P0 ,P1 ,P2 ・・・・
P6 ・・・P11,P12・・・P15・・・P18・・P23・
・・P30は、このようにして新たに表示された点列の一
例を表わしている。この点列の表示から、オペレータは
次の事を確認出来る。
【0036】1.P0 〜P6 ,P6 〜P11及びP23〜P
30については、修正前のプログラムについて表示された
点列と同一であること。 2.点Q20に代えて、コーナ点に相当する教示点とし
て、P18が新たに表示されている。また、修正前に表示
されていた点列P11〜Q20並びにQ20〜P23に代えて、
点列P11〜P20並びにP20〜P23が表示されている。こ
れらの動作経路は、ワークの突起部の存在を表わす画像
W’と干渉しない位置にあること。このような確認を行
なったならば、操作ボタン45を押下し表示を終了し、
ロボット制御装置10の動作経路確認モードを解除す
る。そして、確認済みの動作プログラムの再生運転を実
行すれば、点列P0 ,P1 ,P2 ・・・・P6 ・・・P
11,P12・・・P15・・・P23・・・P30で表わされた
動作経路が実現される。
【0037】なお、ツール先端点の最新の表示位置の移
動に合わせて、ロボット像20’を動画形式で表示する
実施形態を採用しても良い。その場合には、通常の経路
計画処理と同様に、3次元空間上の補間点から各軸値が
逆変換によって計算され、それを用いてロボット姿勢が
動画的に表示される。動作形式が各軸動作である場合に
は、各軸空間上の補間点のデータが、ロボット姿勢の表
示に利用される。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、ロボットを実際に運転
することなく、簡便且つ迅速に動作経路の事前確認を行
なうことが出来る。また、そのことを通して、ロボット
を用いた作業の効率と安全性を向上させることが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施形態に係るロボット動作経
路確認装置のシステム構成の概略を要部ブロック図で示
したものである。
【図2】グラフィック表示/操作部の外観をディスプレ
イに表示されるグラフィック画像とともに例示したもの
である。
【図3】実施形態で実行される処理の概要を記したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
10 ロボット制御装置 11 中央演算処理装置(CPU) 12 ROM 13 RAM 14 不揮発性メモリ 15 外部装置用入出力装置 16 教示操作盤用インターフェイス 17 ロボット軸制御部 18 サーボ回路 19 バス 20 ロボット機構部 20’ ロボットのグラフィック画像 21 ロボットのベースのグラフィック画像 22 ロボットアームのグラフィック画像 30 教示操作盤 40 グラフィック表示/操作部 41 ディスプレイ 42〜45 操作ボタン W ワークの画像 W’ ワークの突起部の存在を表わす画像

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソフトウェア処理能力を有するロボット
    制御手段と、該ロボット制御部に結合されたグラフィッ
    ク表示手段と、 前記ロボット制御手段内でロボットの動作プログラムに
    基づいて補間点を表わすデータを生成する手段と、 前記生成された補間点のデータに基づいて、ロボットの
    動作経路をグラフィック表示させる手段を備えたロボッ
    ト動作経路確認装置。
  2. 【請求項2】 ソフトウェア処理能力を有するロボット
    制御手段と、該ロボット制御部に結合されたグラフィッ
    ク表示手段と、 前記ロボット制御手段内でロボットの動作プログラムに
    基づいて補間点を表わすデータを生成する手段と、 前記生成された補間点のデータを所定のサンプリング間
    隔でサンプリングする手段と、 前記サンプリングされた補間点データに対応した位置
    を、前記グラフィック表示手段のディスプレイ画面上に
    表示させる手段を備えたロボット動作経路確認装置。
  3. 【請求項3】 ソフトウェア処理能力を有するロボット
    制御手段と、該ロボット制御部に結合されたグラフィッ
    ク表示手段と、 前記ロボット制御手段内でロボットの動作プログラムに
    基づいて補間点を表わすデータを生成する手段と、 前記生成された補間点のデータを所定のサンプリング間
    隔でサンプリングする手段と、前記サンプリングされた
    補間点データに対応した位置を、前記グラフィック表示
    手段のディスプレイ画面上に点列状に表示させる手段を
    備えたロボット動作経路確認装置。
  4. 【請求項4】 ソフトウェア処理能力を有するロボット
    制御手段と、該ロボット制御部に結合されたグラフィッ
    ク表示手段と、 前記ロボット制御手段内でロボットの動作プログラムに
    基づいて補間点を表わすデータを生成する手段と、 前記生成された補間点のデータを所定のサンプリング間
    隔でサンプリングする手段と、前記サンプリングされた
    補間点データに対応した位置を、前記グラフィック表示
    手段のディスプレイ画面上に点列状に時系列的に表示さ
    せる手段を備えたロボット動作経路確認装置。
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