JPH0988288A - 階段用滑り止め部材 - Google Patents

階段用滑り止め部材

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Publication number
JPH0988288A
JPH0988288A JP7272034A JP27203495A JPH0988288A JP H0988288 A JPH0988288 A JP H0988288A JP 7272034 A JP7272034 A JP 7272034A JP 27203495 A JP27203495 A JP 27203495A JP H0988288 A JPH0988288 A JP H0988288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
slip
head
fastener
slip member
Prior art date
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Pending
Application number
JP7272034A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazufumi Ishikura
一史 石倉
Hajime Oma
元 大間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP7272034A priority Critical patent/JPH0988288A/ja
Publication of JPH0988288A publication Critical patent/JPH0988288A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階段用滑り止め部材に於いて取り付け上の作
業性と強度とを両立する。 【解決手段】 階段用滑り止め部材の構成を、踏板4の
前端縁の少なくともエッジ部分を覆う本体部1と、その
上面に滑り止め面10が設けられると共に本体部の上面
に当接する頭部11、及び該頭部と一体をなすと共に踏
板に予め形成された孔13に本体部を貫通して嵌入する
脚部12からなるファスナ部材9とからなるものとす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の踏板の前端
部に取り付けられる滑り止め部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】階段の踏板の前端部に取り付ける合成樹
脂製の滑り止め部材が既に市販されている。この滑り止
め部材は、踏板の前端縁の視認性を向上すると共に滑り
難くすることによって踏み外しを防止する上にすこぶる
効果的であり、しかも表面を軟質材で形成すれば、その
クッション性によって万一転倒した際に身体に与える打
撃を緩和する効果も期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木造家屋用
として市販のものは、粘着テープを介して踏板に接着す
るようになっている。これは取り付け作業は簡便な反
面、接着強度が経年劣化し、何年か経つうちに部分的に
浮き上がってくるなどの欠点がある。
【0004】他方、金属製のベース金具を踏面にねじ止
めし、ベース金具に形成したあり溝に弾性充填条を装着
する方法が特公昭58−38580号公報に開示されて
いるが、この方法は、ねじの螺着作業が厄介である。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような従来の階段用
滑り止め部材の欠点を解消し、取り付け上の作業性と強
度とを両立するために、本発明に於いては、階段用滑り
止め部材の構成を、踏板の前端縁の少なくともエッジ部
分を覆う本体部と、その上面に滑り止め面が設けられる
と共に本体部の上面に当接する頭部、及び該頭部と一体
をなすと共に踏板に予め形成された孔に本体部を貫通し
て嵌入する脚部からなるファスナ部材とからなるものと
した。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に添付の図面を参照して本発
明の構成を詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明に基づき構成された滑り止
め部材の適用例を示している。この滑り止め部材の本体
1は、硬質材にて形成された基部2と、軟質材にて形成
されたクッション部3とからなり、基本的な断面形状が
概ねL字形をなすように2色の押し出し成形にて形成さ
れている。
【0008】階段の踏板4の前端部に直接接合される基
部2は、踏板4の前端部上面を部分的に覆う水平部分2
aと、踏板の前端面の全てを覆う垂直部分2bとからな
り、水平部分2aの後端縁は下向きに縁曲げされ、垂直
部分2bの下端縁は一旦後方へ曲げられた後、さらに上
向きに縁曲げされている。そして水平部分2aの下面と
垂直部分2bの一段目の縁曲げの上面との間の寸法は、
踏板4の板厚と略等しくされている。
【0009】一方、踏板4の前端部の上下面には、基部
2の後端並びに下端の両縁曲げ5・6の位置に合わせて
それぞれに溝7・8が彫られている。
【0010】以上説明した滑り止め部材の本体1を踏板
4に取り付けるに当たっては、先ず、基部2の後端並び
に下端の両縁曲げ5・6を、踏板4に形成された溝7・
8にそれぞれ嵌め込む。これにより、前方へのずれが規
制されると同時に、浮き上がりが防止される。
【0011】次に、基部2の水平部分2aを後記のファ
スナをもって踏板4の上面に固定する。
【0012】さて、ここでファスナについて説明する。
このファスナ9は、滑り止め面10が形成された軟質材
の頭部11と、抜け止めのぎざぎざが設けられた硬質材
の脚部12とからなり、インサート成形にて形成され
る。踏板4に予め形成された溝13に対し、基部2の水
平部分2aに長手方向について適宜なピッチで貫設され
た孔14を通して脚部12を押し込むと、脚部12のぎ
ざぎざが溝13の内周面に食い込んで抜けなくなる。こ
れにより、ファスナ9の頭部11と踏板4の上面との間
に水平部分2aが挟み込まれ、本体1がしっかりと踏板
4に固定される。これと同時に、ファスナ9の頭部11
の滑り止め面10により、滑り止め効果が増強される。
またこのファスナ9は、例えばプラスティックハンマ等
で叩き込むことができるので、取り付け作業が極めて簡
便に行える。
【0013】ここで踏板4の上面には2つの溝7・13
が形成されているが、これら両溝7・13の位置と、滑
り止め部材の基部2の水平部分2aの縁曲げ5及び孔1
4の位置との間の誤差を吸収するために、縁曲げ5が係
合する溝7と踏板4の前端面間の寸法よりも、水平部分
2aの対応寸法を幾分か大きくしてある。と同時に、垂
直部分2bの上半分の部分を図1に示すように外向きに
膨出させることにより、垂直部分2bに外向きの弾発力
を発生させるようにしてある。これにより、本体1の取
付時に、踏板4のエッジ部近傍と垂直部分2bの対応部
との間の公差を緩み気味として同部分に誤差吸収用の隙
間Gができるようにすると共に、弾発力によって縁曲げ
5と溝7との係合部および踏板4の前端面と垂直部分2
bの下半分の部分との当接面にがたが生じないようにし
ている。
【0014】ファスナ9は、頭部11と脚部12とが対
をなして独立した形式(図2参照)と、頭部11を本体
部1の長手方向について適宜な長さの連続体に形成し、
複数の脚部12を所定のピッチで設けた形式(図3参
照)とが考えられる。
【0015】なお、基部2の垂直部分2bは、上記の如
く踏板4の前端面を全て覆うものではなく、例えば下半
分の部分を切除したものでも良い。
【0016】
【発明の効果】このように本発明によれば、圧入あるい
は叩き込みで踏板に固着できるファスナを用いて滑り止
め部材を取り付けるので、取り付け上の作業性と強度と
の両立が可能となる。しかもファスナの上面に摩擦面を
設けることができるので、滑り止め効果の増強も可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用例の部分的な縦断面図。
【図2】ファスナの一例を示す斜視図。
【図3】ファスナの別の例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 本体 2 基部 3 クッション部 4 踏板 5・6 縁曲げ 7・8 溝 9 ファスナ 10 滑り止め面 11 頭部 12 脚部 13 溝 14 孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 階段の踏板の前端部に取り付けられる滑
    り止め部材であって、 前記踏板の前端縁の少なくともエッジ部分を覆う本体部
    と、 その上面に滑り止め面が設けられると共に前記本体部の
    上面に当接する頭部、 及び該頭部と一体をなすと共に前記踏板に予め形成され
    た孔に前記本体部を貫通して嵌入する脚部からなるファ
    スナ部材とを有することを特徴とする階段用滑り止め部
    材。
JP7272034A 1995-09-26 1995-09-26 階段用滑り止め部材 Pending JPH0988288A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7272034A JPH0988288A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 階段用滑り止め部材

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JP7272034A JPH0988288A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 階段用滑り止め部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0988288A true JPH0988288A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17508210

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7272034A Pending JPH0988288A (ja) 1995-09-26 1995-09-26 階段用滑り止め部材

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JP (1) JPH0988288A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200453732Y1 (ko) * 2011-01-31 2011-05-27 홍정인 계단 단차의 착시현상을 방지하는 계단용 합성 목재
KR102222616B1 (ko) * 2020-06-15 2021-03-05 주식회사 테크유니온 콘크리트 기초가 내장된 블록형 목재 데크

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KR200453732Y1 (ko) * 2011-01-31 2011-05-27 홍정인 계단 단차의 착시현상을 방지하는 계단용 합성 목재
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