JPH0987150A - パーマネントウエーブ剤用組成物 - Google Patents

パーマネントウエーブ剤用組成物

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JPH0987150A
JPH0987150A JP26370295A JP26370295A JPH0987150A JP H0987150 A JPH0987150 A JP H0987150A JP 26370295 A JP26370295 A JP 26370295A JP 26370295 A JP26370295 A JP 26370295A JP H0987150 A JPH0987150 A JP H0987150A
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早苗 久保
Yasunari Nakama
康成 中間
Yoko Takeshita
洋子 竹下
Masaaki Yasuda
正明 安田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 還元剤及びアルカリ剤を含む水溶液中に、ア
ニオン界面活性剤と、両性界面活性剤及び半極性界面活
性剤から選ばれる1種以上とを特定の重量比で含み、さ
らに高級脂肪酸をも含むパーマネントウェーブ剤用組成
物。 【効果】 特に、パーマネントウェーブ剤第1剤として
の使用に適し、取り扱い容易で、優れたパーマネントウ
ェーブが得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はパーマネントウェー
ブ剤用組成物に関し、より詳細には、特定の界面活性剤
と高級脂肪酸とを含んでなり、特に、パーマネントウェ
ーブ剤第1剤として都合よく使用できる組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、一般によく用いられているパーマ
ネントウェーブ剤はチオグリコール酸又はその塩を主剤
とする第1剤と、臭素酸ナトリウムを主剤とする第2剤
から成るものであり、使用に際してはロッドに巻かれた
毛髪にこれらの剤を塗布して用いるため、通常は浸透性
を考慮して液に粘性を持たせていないものが多い。
【0003】しっかりとしたウェーブを得るため、この
液の浸透性は不可決の要因であるが、一方、液のタレ落
ちがあり被施術者にとって不快なものである。特に第1
剤に於いてはパーマ臭などの不快臭と皮膚への刺激性も
あるため、この液ダレをいかにふせぐことができるかが
もう一つの問題となっている。
【0004】液ダレを防ぐ目的で、従来、単に水溶性高
分子を配合したり、高級アルコールと親水性界面活性剤
とから成る液晶領域を利用した増粘系がよく用いられて
いる。しかし、ロッドに巻かれた毛髪中への液の浸透が
不充分であったり、第1剤施術後に行なわれるリンス工
程でロッドの内側までリンスされ難いこともあり、結果
として弱いウェーブや、第2剤による酸化固定が不充分
なため弾力性に乏しい保ちの悪いウェーブとなってしま
うことが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、 ロッドに巻かれた毛髪中への浸透性がよいこと、 ロッドに巻かれた毛髪表面にある程度滞留され、液
ダレが少ないこと、 1剤施術後のリンス工程で、ロッドに巻かれた毛髪
の内側まで良くリンスされ、続く2剤の酸化固定が完全
に作用できるため、再溶解分散性の良いこと、及び 仕上がったウェーブに弾力があり、かつなめらかで
感触に優れることの4つの条件を満足する組成物を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明者等は、一般に使用されている界面活性剤の
組み合わせからなる増粘系を改良したものが、パーマネ
ントウェーブ剤用組成物として適することを見い出し
た。
【0007】すなわち本発明に従うパーマネントウェー
ブ剤用組成物は、還元剤及びアルカリ剤を含む水溶液中
に、アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤及び半極
性界面活性剤から選ばれる1種又は2種と高級脂肪酸と
を含有し、該アニオン界面活性剤と両性界面活性剤及び
半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上との重
量比が4/6〜6/4であり、液のpHが6〜12であ
ることを特徴とする。本発明の組成物は、還元剤、アル
カリ剤を含む水溶液中にアニオン界面活性剤と、両性界
面活性剤及び半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2
種以上と高級脂肪酸を含有し、該アニオン界面活性剤と
両性界面活性剤及び半極性界面活性剤から選ばれる1種
又は2種以上との重量比が4/6〜6/4であり、液の
pHを6〜12とすることで、均一透明で粘性のあるパ
ーマネント用基剤が得られる。そしてかかる組成物は、
毛髪中への浸透性がよく、一定の滞留性があり液ダレが
少なくしかもリンス時に容易にリンスアウトされて、そ
の後に続く第2剤の酸化固定を完全にし、根元から毛先
まで均一で弾力のあるウェーブが得られ、しかもなめら
かで感触に優れたウェーブ毛が得られる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明で使用できる還元剤として
は、チオグリコール酸、チオ乳酸、チオプロピオン酸及
びこれらの塩類、システイン、システイン塩酸塩、N−
アセチルシステイン、亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩からな
る群から選ばれる少なくとも1種を含む。
【0009】アルカリ剤としては、アンモニア水、モノ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパ
ノールアミン2−アミノ−2−メチルプロパノール、2
−アミノ−2−メチル−プロパンジオール、アルギニ
ン、リジン、炭酸アンモニウム、炭酸水素アンモニウ
ム、炭酸グアニジン、炭酸ナトリウム等からなる群から
選ばれる少なくとも1種を含む。
【0010】アニオン活性剤としては、アニオン性界面
活性剤としては、例えば、セッケン用素地、ラウリン酸
ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケ
ン、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸カリウム等
の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸ト
リエタノールアミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等
のアルキルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコ
シンナトリウム等のN−アシルサルコシン酸、N−ミリ
ストイル−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪
酸メチルタウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリ
ッドナトリウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、P
OEオレイルエーテルリン酸ナトリウム、POEステア
リルエーテルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エ
チルヘキシルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイ
ルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハ
ク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールス
ルホコハク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニア
ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシ
ルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアド
デシルベンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、
N−ステアロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリ
ストイル−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−ア
シルグルタミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸
ナトリウム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロ
ート油等の硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボン
酸、POEアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−
オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン
酸塩、二級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アル
キロールアミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノ
ールアミドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアス
パラギン酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウ
ム等が挙げられる。
【0011】本発明で用いられる両性界面活性剤は、通
常の化粧品基剤等に用いられる両性界面活性剤の全てを
適用することができる。具体例を挙げるならば、一般式
(A)
【0012】
【化1】
【0013】で表されるアミドベタイン型両性界面活性
剤[市販品としてレオン2000(三洋化成製)、アノ
ンBDF(日本油脂製)等が該当]、一般式(B)
【0014】
【化2】
【0015】で表されるアミドスルフォベタイン型両性
界面活性剤[市販品としてロンザイン−CS(ロンザ
製)、ミラタインCBS(ミラノール製)等が該当]、
一般式(C)
【0016】
【化3】
【0017】で表されるベタイン型両性界面活性剤[市
販品としてアノンBL(日本油脂製)、デハイントンA
B−30(ヘンケル製)等が該当]、一般式(D)
【0018】
【化4】
【0019】で表されるスルフォベタイン型両性界面活
性剤[市販品としてロンザイン12CS(ロンザ製)等
が該当]、一般式(E)
【0020】
【化5】
【0021】で表されるイミダゾリニウム型両性界面活
性剤[市販品としてオバゾリン662−N(東邦化学
製)、アノンGLM(日本油脂製)等が該当]等であ
る。
【0022】また、半極性界面活性剤としては、一般式
(F)
【0023】
【化6】
【0024】で表される第三級アミンオキサイド型半極
性界面活性剤[市販品としてユニセーフA−LM(日本
油脂製)、ワンダミンOX−100(新日本理化製)等
が該当]等が例示される。
【0025】ただし、一般式(A)〜(F)中、R
1は、平均炭素原子数9ないし21のアルキル基又はア
ルケニル基が好ましく、平均炭素原子数11ないし17
のアルキル基又はアルケニル基がより好ましく、平均炭
素原子数11ないし13のアルキル基又はアルケニル基
が最も好ましい。平均炭素原子数が9未満では、9以上
の場合と比較して親水性が強く、1剤と2剤の混合時の
増粘が弱い。一方、21を超えると、21以下の場合と
比較して、水への溶解性が悪くなり、1剤中で成分が相
分離し、1剤としての安定性が悪くなる。
【0026】R2は平均炭素原子数10ないし18のア
ルキル基又はアルケニル基を表す。xは2ないし4の整
数であり、yは0ないし3の整数であり、zは1または
2の整数である。
【0027】本発明においては、これらの両性界面活性
剤及び半極性界面活性剤のうちの任意の一種又は二種以
上を選んで用いることができる。
【0028】特に、イミダゾリニウムベタイン型両性界
面活性剤を含み、更にアミドベタイン型両性界面活性
剤、アミドスルフォベタイン型両性界面活性剤、ベタイ
ン型両性界面活性剤、スルフォベタイン型両性界面活性
剤及び第3級アミンオキサイド型半極性界面活性剤の内
少なくとも1種を配合させることにより、第1剤増粘効
果を一層向上させることができる。また、高アルカリ性
での安定性を一層向上させることができる。
【0029】アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤
及び半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上と
の重量比は、4/6〜6/4である。この重量比範囲内
では、1剤のpH6〜12の幅広いpH範囲で透明均一
で目的に応じた幅広い増粘効果が得られる。
【0030】アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤
及び半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上と
の総組成物重量基準で0.1〜20重量%が好ましく、
0.1〜5重量%が更に好ましい。0.1%以下の場合は
単に本複合界面活性剤系を含まない、特に第1剤との効
果上の差が明確でなくなる。20%以上の場合、粘性が
ありすぎて、浸透性が防げられウェーブ効果が弱くなる
傾向にあり好ましくない。
【0031】本発明で用いられる高級脂肪酸としては、
例えば、下記の一般式(G)で表される高級脂肪酸で、
通常の化粧品基剤等に用いられる高級脂肪酸の全てを適
用することができる。
【0032】一般式(G) R3COOH (G) ここでR3は、平均炭素数7〜25の直鎖又は分岐鎖又
は水酸基を有する飽和、不飽和炭化水素が好ましく、平
均炭素数9〜23の直鎖又は分岐鎖又は水酸基を有する
飽和、不飽和炭化水素がより好ましく、平均炭素数11
〜21の直鎖又は分岐鎖又は水酸基を有する飽和、不飽
和炭化水素が最も好ましい。平均炭素数が7未満では、
それ以上の場合と比較して、混合時の増粘が弱い。一
方、25を超えると、それ以下の場合と比較して、1剤
中での溶解度が小さく、相分離し、高粘度になってしま
う。
【0033】高級脂肪酸の具体例は、ラウリン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラキン酸、
ベヘン酸等の飽和脂肪酸;2−パルミトレイン酸、ペト
ロセリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リシノール
酸、リノール酸、リノエライジン酸、リノレン酸、アラ
キドン酸等の不飽和脂肪酸、イソステアリン酸等の分枝
脂肪酸;12−ヒドロキシステアリン酸等のヒドロキシ
カルボン酸等を挙げられる。これらの内、安定性及び皮
膚刺激性の観点から、炭素数18の飽和脂肪酸が好まし
く、中でも分岐を有するものが好ましく、さらに好まし
くは室温で液状の脂肪酸、例えば、メチル分岐を有する
炭素数18の飽和脂肪酸又はオレイン酸がよい。市販品
としては、例えば、イソステアリン酸(エメリー#87
1、#875(エメリー社製))、オレイン酸(エクス
トラオレイン90、99(日本油脂製))等が挙げられ
る。
【0034】これらの高級脂肪酸の使用は、第1剤の低
温安定性を著しく向上させる。
【0035】本発明においては、以上の高級脂肪酸のう
ちの任意の一種又は二種以上が選ばれて用いられる。
【0036】混合時における増粘効果は高級脂肪酸の配
合量とともに高まる。特に、0.01〜5重量%配合す
ることが好ましく、0.01〜1.0重量%配合すること
が更に好ましい。
【0037】イソステアリン酸、オレイン酸等の室温で
液状の高級脂肪酸を用いると効果がより一層増大すると
ともに、−5℃以下の低温においても安定であった。
【0038】前述したように、本発明においては、第1
剤のpHは6〜12と広い範囲に設定でき、かつこの範
囲で、透明均一で幅広い粘性効果を持たせることがで
き、ウェーブ効果、液のタレ落ち抑制を改良することが
できる。
【0039】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説
明する。
【0040】まず、本発明の効果の評価法を示す。
【0041】1) ウェーブ効果測定法 i) 化学的に処理されていない毛髪を用い、毛髪束
(毛髪12本、長さ114mm)を、ガラス製ロッド
(φ=7mm)に均一に巻きつけ、50mlのガラス容
器中でパーマ剤1剤(30℃)20ml中に、このロッ
ド5本を入れ、閉栓し30℃恒温水槽中にて10分間処
理する。その後1分間水洗し、パーマ剤2剤20ml中
に、ロッドを入れ、30℃恒温水槽中で10分間処理す
る。その後水洗し、ロッドから髪をていねいに取外し、
ヘアコイルを得る。(A法) ii) 上記と同様の方法で、毛髪束を巻きつけたロッド
を用意し、パーマ剤1剤を80μl均一に塗布する。室
温下2分経過後50mlのガラス容器中に、このロッド
5本を入れ閉栓し37℃恒温水槽中で20分間処理す
る。その後1分間水洗し、パーマ剤2剤5mlをロッド
全体にふりかけた後、余分の液を取り除き50mlのガ
ラス容器中で、37℃恒温水槽中で20分間処理する。
その後水洗し、ロッドから髪をていねいに取外し、ヘア
コイルを得る。(B法) A法、B法によって得られたヘアコイルはノギスを用
い、ヘアコイル径(mm)及びヘアコイル長(mm)を
計測する。ヘアコイル径が小さい程強いウェーブとし、
ヘアコイル長が短かい程、弾力のあるウェーブとする。
【0042】iii) 化学的に処理されていない毛髪1
gを用い、毛髪束(幅2.5cm、長さ15cm)を作
製し、水に濡らしながらプラスチック製ロッド(φ=1
2mm)に均一に巻きつけ、タオルドライ後パーマ剤1
剤3mlを均一にゆっくりと塗布する。これをポリエチ
レン製の袋に入れ、密封後室温下20分放置する。その
後1分間水洗し、タオルドライ後パーマ剤2剤3mlを
均一に塗布し、そのまま20分放置する。その後ロッド
を外し、水洗し、ウェーブ毛を得る。(TSM)得られ
たウェーブ毛は数回くし通りを行いながら、根元、毛先
のウェーブ効果を判定する。
【0043】判定は以下の基準により行った。
【0044】水により、ある程度しめったウェーブ毛に
数回くし通りを行い、自然な状態で横にし、根元からの
最初の波長(波頭−波頭間の距離)を測定し、これを根
元のウェーブとする。次に毛先の部分の波長を測定しこ
れを毛先のウェーブとする。根元、毛先ともに、この波
長が短い程、つよいウェーブとする。
【0045】2) 流れ落ちる1剤の液量 上記1)のiii)の処理工程中、毛髪束を巻きつけた
ロッドのウエイトを計り次にパーマ剤1剤3mlを塗布
し、室温下20分放置後、急ぎこのロッドのウエイトを
計る。この両者のウエイトの差を3ml(3.2g)か
ら差し引いた量を、流れ落ちた1剤の液量とした。
【0046】3) 感触 上記1)のiii)で得たウェーブ毛束を再度水に濡ら
し、タオルドライ後手触にて下記の基準で感触を評価す
る。
【0047】<感触> ++・・・・ぱさつかず、なめらかな感触を与える。
【0048】 + ・・・・ぱさつかない ± ・・・・ややぱさつく − ・・・・著るしくぱさつく実施例1〜3及び比較例1〜3 下記表−1に示す組成の組成物を調製し、これらをパー
マネントウェーブ剤第1剤とした。一方、表−2に示す
組成の組成物を調製し、これを同第2剤として、前記評
価法にかけた。得られた結果を表−3にまとめて示す。
【0049】なお、第1剤は全てドライヤー下(約40
℃)で20分間毛髪の処理を行った。一方、第2剤は室
温下(22℃)で15分間毛髪の処理を行った。第1剤
の粘度は回転数を変え、また温度を変えて測定した。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】
【表3】
【0053】実施例−1、2、3は比較例−1、2、3
と較べ、全般的にウェーブ効果がつよくなっており、特
にB法においてはその差が顕著である。TSMにおいて
は実施例−1、2、3ともに、特に根元のウェーブがよ
くでており理想的である。液のタレ落ちも少く、又ウェ
ーブ毛の感触も優れている。
【0054】実施例4及び5、比較例4及び5 それぞれ、下記表−4に示す組成の組成物を調製し、こ
れをパーマネントウェーブ剤第1剤とした。これらと、
前記実施例1〜3で使用したのと同じ組成の同第2剤と
を使用して実施例1〜3と同様に処理し、そして評価法
にかけた。得られた結果を表−5にまとめる。
【0055】
【表4】
【0056】
【表5】
【0057】実施例4、5ともに比較例4、5よりは、
根元、毛先のウェーブがつよくでており、流れ落ちた液
量も少ない。又ウェーブ毛の感触も優れていた。実施例
4、5ともに、第1剤の粘性はほぼニュートニアンに近
く、又温度が上昇すると急激に粘度が低下していること
を確認した。
【0058】従来第1剤の増粘系で、セタノール−親水
性活性剤系の液晶系や水溶性高分子系では、この様なニ
ュートニアン特性は得られず、又水溶性高分子系では、
粘度の温度依存性は小さいものであった。
【0059】本実施例、特に加温二浴式で示された優れ
たウェーブ特性は本複合界面活性剤系の示す優れた特長
と考えられる。
【0060】実施例6 以下の処方にて用時調製発熱式パーマ剤第1剤を調製し
た。
【0061】 パート1 成 分 wt/wt% ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)硫酸ナトリウム 0.50 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル 0.15 イミダゾリニウムベタイン ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 0.15 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチルアミン酢酸ベタイン 0.20 オレイン酸 0.15 イソステアリン酸(エメリー#871 脱塩品) 0.05 チオ乳酸アンモニウム塩液(60%) 8.85 チオ乳酸モノエタノールアミン塩液(50%) 24.38 モノエタノールアミン 3.05 アンモニア水試薬特級(28%)、 pH9.0に調整 約 1.00 炭酸水素アンモニウム 0.12 アミノ変性シリコーンエマルジョン 1.00 ケラチン加水分解物 0.50 尿素 1.00 エデト酸四ナトリウム 0.05 香料 0.50精製水 58.35 合 計 100.00 パート2 成 分 wt/wt% 過酸化水素水(50%) 6.80 メチルパラベン 0.05 リン酸バッファー(pH4.0に調整) 適量精製水 バランス 合 計 100.00 第2剤は表−2の処方に同一 第1剤のパート1を80g採り、第1剤のパート2の2
0gとを混合させ、TSMによりウェーブ効果を判定し
た。
【0062】パート1とパート2との混合時、発熱し、
温度上昇は25℃から41℃にまで到達した。この第1
剤5mlを、予めロッドに巻いておいた毛髪に塗布し、
ポリエチレンの袋内に入れ、シール後室温下20分経過
後、水道水にてリンスを1分間行い、タオルドライ後、
第2剤5mlを塗布し、そのまま15分間放置した。そ
の後ロッドを外し水洗後、数回くし通りを行いウェー
ブ、感触を評価した。従来のチオグリコール酸系のパー
マ剤に比較し、弾力のある、なめらかな感触をもつウェ
ーブであった。
【0063】実施例7 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 0.5 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 0.5 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 0.15 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 0.35 オレイン酸 0.15 チオ乳酸アンモニウム塩液(60%) 17.69 モノエタノールアミン 1.7 強アンモニア水 pH9.1に調整 レシチン 0.1 炭酸水素アンモニウム 0.5 エデト酸四ナトリウム 0.1 小麦蛋白加水分解物 0.5 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00 実施例8 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 5.0 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 5.0 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 2.0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 8.0 オレイン酸 3.0 チオグリコール酸アンモニウム塩液(50%) 18.42 ジチオジグリコール酸ジアンモニウム塩液(40%) 8.0 モノエタノールアミン 1.0 強アンモニア水 pH9.1に調整 炭酸水素アンモニウム 0.5 アミノ変性シリコーン 3.0 (東レ社製 「シリコーン SM-8702C」) ケラチン蛋白加水分解物 0.3 エデト酸四ナトリウム 0.1 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00 実施例9 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 2.0 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 2.0 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 0.5 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 1.5 オレイン酸 1.0 チオ乳酸アンモニウム塩液(60%) 8.3 チオ乳酸モノエタノールアミン塩液(40%) 12.5 モノエタノールアミン 1.5 強アンモニア水 pH9.1に調整 炭酸水素アンモニウム 0.5 4級化ヒドロキシエチルセルロース 0.5 (ユニオンカーバイド社製 「ポリマーJR−400」) ピロリドンカルボン酸ナトリウム 0.1 エデト酸四ナトリウム 0.1 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00 実施例10 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 0.8 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 0.8 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 0.2 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 1.3 オレイン酸 0.8 チオグリコール酸アンモニウム塩液(50%) 18.42 モノエタノールアミン 1.5 強アンモニア水 pH9.1に調整 炭酸水素アンモニウム 0.5 ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 0.5 4級化コラーゲン蛋白加水分解物 0.3 (成和化成社製 「プロモイスW−52QP」) エデト酸四ナトリウム 0.1 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00 実施例11 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 3.0 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 3.0 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 2.0 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 6.0 オレイン酸 3.0 チオ乳酸アンモニウム塩液(60%) 17.69 ジチオジ乳酸ジアンモニウム塩液(40%) 10.0 モノエタノールアミン 2.0 強アンモニア水 pH9.1に調整 炭酸水素アンモニウム 0.5 塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液 1.0 ジメチルポリシロキサンエマルジヨン
2.0 エデト酸四ナトリウム 0.1 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00 実施例12 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 ナトリウム 0.5 ポリオキシエチレン(1.5)アルキル(12、14)エーテル硫酸 トリエタノールアミン 0.5 ウンデシル-N-ヒドロキシエチル-N-カルボキシメチル イミダゾリニウムベタイン 0.15 ヤシ油脂肪酸アミドプロピルジメチル酢酸ベタイン 0.35 オレイン酸 0.15 チオグリコール酸アンモニウム塩液(50%) 2.0 塩酸DLシステイン1水和物 6.0 モノエタノールアミン 1.7 強アンモニア水 pH9.1に調整 炭酸水素アンモニウム 0.5 ケラチン蛋白加水分解物 0.1 ポリエーテル変性ジメチルポリシロキサン 0.3 (信越シリコーン社製 「SC−1014M」) エデト酸四ナトリウム 0.1 香料 適量精製水 バランス 合 計 100.00
【0064】
【発明の効果】毛髪中への浸透性がよく、毛髪処理時に
液ダレ傾向が小さく、かつ仕上がった毛髪のウェーブに
弾力があり、なめらかで感触に優れた効果を奏するパー
マネントウェーブ剤用組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 正明 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 還元剤及びアルカリ剤を含む水溶液中
    に、アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤及び半極
    性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上と、高級脂
    肪酸とを含有し、該アニオン性界面活性剤と両性界面活
    性剤及び半極性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以
    上との重量比が4/6〜6/4であり、かつ液のpHが
    6〜12であることを特徴とするパーマネントウェーブ
    剤用組成物。
  2. 【請求項2】 前記両性界面活性剤及び半極性界面活性
    剤から選ばれる1種又は2種以上がイミダゾリニウムベ
    タイン型両性界面活性剤、アミドベタイン型両性界面活
    性剤及びスルフォベタイン型両性界面活性剤からなる群
    より選ばれる両性界面活性剤、ならびに第3級アミンキ
    サイド型半極性界面活性剤から選ばれることを特徴とす
    る請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 前記還元剤がチオグリコール酸及びチオ
    乳酸、チオプロピオン酸ならびにこれ等の塩類、ならび
    にシステイン、システイン塩酸塩、N−アセチルシステ
    イン、亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩からなる群から選ばれ
    る少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記
    載の組成物。
  4. 【請求項4】 添加剤として尿素、アルキル尿素、グア
    ニジン及びこの塩、フェノキシエタノール、フェノキシ
    プロパノール、ベンジルアルコール、モノエチレンオキ
    サイドベンジルエーテル等の浸透剤、シリコーン、アミ
    ノシリコーン又はそのエマルジョン、アミノ酸、ペプチ
    ド、プロテイン、カチオン性又は両性高分子、油分、金
    属イオン封鎖剤、香料及び色素をさらに配合したことを
    特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】 施術法としてヒトの頭髪に使用し、そし
    てコールド二浴式、加温二浴式又は用時調製発熱二浴式
    の第1剤として使用することを特徴とする請求項1〜4
    のいずれかに記載の組成物。
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JP2007001916A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Arimino Kagaku Kk パーマネントウエーブ用還元1剤
JPWO2006103860A1 (ja) * 2005-03-28 2008-09-18 三郎 内空閑 損傷の少ない、安全なパーマネントウェーブ剤第1剤
JP2020200257A (ja) * 2019-06-07 2020-12-17 株式会社アリミノ 毛髪変形剤第1剤、および毛髪変形方法

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