JPH0985708A - プレカット加工機械 - Google Patents

プレカット加工機械

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Publication number
JPH0985708A
JPH0985708A JP27363395A JP27363395A JPH0985708A JP H0985708 A JPH0985708 A JP H0985708A JP 27363395 A JP27363395 A JP 27363395A JP 27363395 A JP27363395 A JP 27363395A JP H0985708 A JPH0985708 A JP H0985708A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bases
cutters
elevating
processing
cutting
Prior art date
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Pending
Application number
JP27363395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Tanaka
武 田中
Masakatsu Mochizuki
正勝 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinx Ltd
Original Assignee
Shinx Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shinx Ltd filed Critical Shinx Ltd
Priority to JP27363395A priority Critical patent/JPH0985708A/ja
Publication of JPH0985708A publication Critical patent/JPH0985708A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削ストロークを短縮し、構成を簡単化する
ことができるプレカット加工機械を提供する。 【構成】 バイス手段4、4によってクランプ固定され
た加工材Wの両側に一対の昇降ベース8、8を設ける。
これら昇降ベース8、8にそれぞれ水平面で旋回する旋
回ベース14a、14bを設け、これら旋回ベース14
a、14bに両端に回転軸S1、S2を突出して備えた
駆動モータ16a、16bを配設する。上記の回転軸S
1、S2にはそれぞれカッターa、bを取りつける。ま
た旋回ベース14a、14bには駆動モータ16a、1
6bを180度換向する旋回手段17a、17bを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、クランプ固定された
加工材の両側面部にほぞ切削加工(めすほぞ部加工)を
行うプレカット加工機械に関するものである。 【0002】 【従来の技術】在来の軸組建築工法において、例えば横
架材どうしを結合する場合の仕口部として図3に示すも
のがあり、この種のほぞ加工を行うための加工機械して
実公平6−32324号に提案されるものが知られてい
る。この従来の加工機は、加工材の両側面のほぞ部を同
時に切削することができる点で特徴的であり、建築業界
において広く賞用されている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記のほぞ部は、基準
平面部mとこれに連なるめすほぞ部nからなり、二種類
の切削加工を要する。これに対応するために従来のほぞ
加工機は、二基の切削ヘッドを上下方向に配設し、これ
を順次に使用したものである。このため従来のものは、
切削ヘッドの配設間隔分だけ上下方向のストロークが大
きくなり、構成が大形になるという問題点があった。 【0004】本発明は、上記した従来技術の問題点に着
目してなされたものであり、切削ヘッドの構成を工夫す
ることによってストロークを短縮し、機械の構成を簡単
化することができるプレカット加工機械を提供しようと
するものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るプレカット加工機械は次のように構
成したものである。すなわちその要旨とするところは、
移送路の両側に昇降作動する一対の昇降ベースを設け、
この昇降ベースに取りつけたカッターによって加工材の
両側面部にほぞ加工を行う加工機において、上記の昇降
ベースに、水平面で旋回する旋回ベースと、この旋回ベ
ースに保持し、両端に水平の回転軸を備えた駆動モータ
とを設け、この駆動モータの回転軸にそれぞれカッター
を取りつけたことにある。 【0006】 【作用】旋回ヘッドを水平面で旋回動作することによっ
て駆動モータの向きを換向し、両端に取りつけた二つの
カッターを切削位置と退避位置に交互に設定することが
できる。このため、同じ切削位置で二種類のカッターを
順次に使用してほぞ加工を行うことができる。 【0007】 【実施例】以下、本発明に係るプレカット加工機械を一
実施例について説明する。図1および図2において、1
はベースフレーム 2、2はベースフレーム1の中央部
に設けた前後の取付ベース 3は取付ベース2を前後方
向において移動制御する前後送り手段 4、4は取付ベ
ース2、2の上部に設けたバイス手段 このバイス手段
4は、左右一対のバイス片4a、4bによって構成する
ものであり、加工材Wを求心的にクランプ固定する 5
は前後のバイス手段4、4の間に配設した移送路であ
り、加工材Wを受けて長手方向に移送する。 【0008】6は取付ベース2の両側にしてベースフレ
ーム1に樹立して設けた門型フレーム 7、7は門型フ
レーム6における両側のコラム部に配設した上下方向の
ガイドレール 8、8はガイドレール7、7にそれぞれ
スライド自在に配設した昇降ベース 9は両方の昇降ベ
ース8、8を連結した連結ビーム 10は連結ビーム9
を介して昇降ベース8、8を移動制御する昇降送り手段
11、11は昇降ベース8、8の前面部に配設した左
右方向のガイドレールである。 【0009】12、12はガイドレール11、11にそ
れぞれスライド自在に配設した左右移動ベース 13は
左右移動ベース12、12を移動制御する横送り手段
この横送り手段13は左右移動ベース12、12をバイ
ス片4a、4bの求心線上に合致して求心的に開閉動作
する。なお上記した前後送り手段3、昇降送り手段10
及び横送り手段13は基本的にNC制御駆動されるサー
ボモータ、モータ駆動の送りねじ軸及びねじ軸に螺合す
るナット体の各構成からなっている。 【0010】14a及び14bは、各左右移動ベース1
2、12の底面部に旋回自在に配設した旋回ベース こ
の旋回ベース14a、14bは垂直の支軸15、15に
よって支持されており、180度の範囲で回動する。1
6a、16bは旋回ベース14a、14bに水平向きに
取りつけた駆動モータ この駆動モータ16a、16b
は両端に回転軸S1、S2を突出してあり、各々の端部
にチャックを介してカッターa、bを取りつける。図の
例では、一方のカッターaを基準平面部切削用とし、他
方のカッターbをめすほぞ部切削用とする。 【0011】17a、17bは旋回ベース14a、14
bを旋回作動する旋回手段で、支軸15に取りつけたピ
ニオンギヤ18とラックギヤ19及びラックギヤ19を
左右方向に作動する空圧シリンダ20によって構成す
る。上記の旋回手段17a、17bを動作するとき、旋
回ベース14a、14bは換向動作して左右方向のカッ
ターa、bを交互に切削位置と退避位置に設定する。2
1は加工材Wの上面にマーキング光線を照射する光線表
示器である。 【0012】一実施例に係るプレカット加工機械の構成
は上記の通りであり、次のようにして加工材Wの側面部
に所要のほぞ加工を行う。ここで図3に示すほぞ加工を
例にとって説明するが、この加工は基準平面部mを切削
する大径カッターとめすほぞ部nを切削する成型カッタ
ーを用いて行うものであり、従ってこれらのカッターを
回転軸S1、S2に各々取りつける。 【0013】切削加工に当たっては、まず加工材Wを移
送路5に供給し、加工材Wの上面に付した墨付線を光線
表示器21のマーキング位置に合わる。そして、この状
態でバイス手段4、4を動作しクランプ固定する。上記
のクランプ動作は求心的に行われるものであり、加工材
Wは図1のように幅方向の中心を基準にして取りつけさ
れる。 【0014】以上のようにして加工材Wをセットしたな
らば、制御装置(図示省略)に記憶されるプログラムデ
ータを呼び出し、これにより各サーボモータを制御駆動
してほぞ加工を開始する。すなわち、スイッチ操作によ
り運転を開始すると、まず前後の送り手段3がクランプ
状態の加工材Wを図2の左方向へ移動し、カッターa、
bにおける中心位置の直下に位置決めする。また同時に
横送り手段13が左右移動ベース12、12を閉方向に
移動制御し、一対のカッターa、aの間隔を基準平面部
m、mの幅に相当する間隔に設定する。 【0015】カッターa、aの間隔が決まると、昇降送
り手段10が昇降ベース8、8を下降動作する。これに
伴ってカッターa、aが下がり、加工材Wの両側面部に
基準平面部m、mの切削加工を行う。下降による切込み
動作は、加工材Wの上面位置を検出する検出手段(図示
省略)の指令に基づいて行われるものであり、カッター
a、aが加工材Wの下面位置を通過するとき停止する。 【0016】基準平面部m、mの切削加工が終了する
と、昇降ベース8、8が昇降始端である上方位置に戻
り、続いて旋回手段17a、17bにより旋回ベース1
4a、14bが180度換向する。この動作により、一
方のカッターa、aが退避位置に、他方のカッターb、
bが切削位置に切り換えて設定される。切削位置のカッ
ターb、bの間隔が切削加工すべきめすほぞ部n、nの
幅と違う場合は、左右移動ベース12、12が開閉制御
され、カッターがほぞ幅に適合する。 【0017】カッターb、bの設定が終わると昇降送り
手段10が昇降ベース8、8を下降動作するもので、こ
の動作によってカッターb、bが加工材Wの両側面部に
切込み基準平面部m、mに連なるめすほぞ部n、nを切
削加工する。このめすほぞ部n、nの加工は、前記した
検出手段(図示省略)により加工材Wの上面位置を基点
として数値的に与えられる。 【0018】以上の二工程によって所要のほぞ加工が終
了すると、昇降ベース8、8が上方位置に戻り、旋回ベ
ース14a、14bが換向してカッターa、bが入れ換
えさされる。またバイス手段4、4が開放して加工材W
のクランプが解除される。クランプ解放と共に、作業者
は加工材Wを長手方向に移送し、次の切削加工に対処す
る。 【0019】上記の一実施例では、一方のカッターaと
他方のカッターbの両方を順次に使用して一種類のほぞ
加工を行う場合について説明したが、一方だけで加工が
済むものにおいては、他方を予備として或は他種のほぞ
加工用とすることができる。また一実施例では、一基の
昇降送り手段10により左右両方のカッターを下降制御
して、両側部のほぞ加工を行うようにしたが、左右各別
に昇降送り手段を備えれば、何れか片側のみのほぞ加工
を行うことができる。 【0020】また上記の片側のみのほぞ加工は、左右移
動ベース12、12を各別に横移動する構成、あるいは
旋回ベース14a、14bを90度の位置に換向しカッ
ターを前後向きにして切削位置から退避する構成などを
もって設計変更の範囲内で達成することができる。なお
退避位置のカッターは、安全上の点から回転駆動しない
ことを可とする。 【0021】 【発明の効果】以上のように本発明に係るプレカット加
工機械は、駆動モータを水平面で旋回して両端のカッタ
ーを同じ切削位置において交換使用したものである。こ
のため、切削方向のストロークを短縮し機械構成を小形
化さらには簡単化することができるという優れた効果を
発揮する。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係るプレカット加工機械の一実施例
を示す正面図である。 【図2】同じく側面図である。 【図3】仕口部におけるほぞ部の構成を示す説明図であ
る。 【符号の説明】 4 バイス手段 5 移送路 8 昇降ベース 10 昇降送り手段 12 左右移動ベース 13 横送り手段 14a 旋回ベース 14b 旋回ベース 16a 駆動モータ 16b 駆動モータ S1 回転軸 S2 回転軸 a カッター b カッター 17a 旋回手段 17b 旋回手段 W 加工材 m 基準平面部 n めすほぞ部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加工材を長手方向に移送する移送路の両側にバイス手段
    を備えると共に、同じく移送路の両側に昇降作動する一
    対の昇降ベースを設け、この昇降ベースに取りつけた複
    数のカッターによって加工材の両側面部にほぞ加工を行
    う加工機において、 上記の昇降ベースに、水平面で旋回する旋回ベースと、
    この旋回ベースに保持し、両端に水平の回転軸を備えた
    駆動モータとを設け、この駆動モータの回転軸にそれぞ
    れカッターを取りつけたことを特徴とするプレカット加
    工機械。
JP27363395A 1995-09-27 1995-09-27 プレカット加工機械 Pending JPH0985708A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27363395A JPH0985708A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 プレカット加工機械

Applications Claiming Priority (1)

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JP27363395A JPH0985708A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 プレカット加工機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0985708A true JPH0985708A (ja) 1997-03-31

Family

ID=17530424

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27363395A Pending JPH0985708A (ja) 1995-09-27 1995-09-27 プレカット加工機械

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JP (1) JPH0985708A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102794797A (zh) * 2012-08-01 2012-11-28 杜锦祥 木材铣榫机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102794797A (zh) * 2012-08-01 2012-11-28 杜锦祥 木材铣榫机

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