JPH0983751A - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置

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JPH0983751A
JPH0983751A JP7232175A JP23217595A JPH0983751A JP H0983751 A JPH0983751 A JP H0983751A JP 7232175 A JP7232175 A JP 7232175A JP 23217595 A JP23217595 A JP 23217595A JP H0983751 A JPH0983751 A JP H0983751A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 読取走査装置や原稿搬送装置を動作させて読
取原稿を読取走査している最中に、オーバーフローなど
を防止するために読取走査の中断と再開とを繰り返す間
欠読取の読取品質を改善する。 【解決手段】 読取走査を動作制御して間欠読取を実行
する場合に、専用のスローアップとスローダウンとを実
行し、間欠読取のスローアップとスローダウンとを最適
に制御して読取品質を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、読取原稿から画像
データを読取走査する画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、イメージスキャナなどの画像読取
装置が利用されている。このような画像読取装置は読取
原稿の画像データを読取走査するが、この読取走査の動
作モードをモード設定手段により原稿固定モードと原稿
搬送モードとに切替自在に設定できるものがある。
【0003】このような画像読取装置では、原稿固定モ
ードの設定下では、コンタクトガラスの表面などに位置
固定した読取原稿の画像データを、ラインデータや走査
光学系からなる読取走査装置により副走査方向に読取走
査する。また、原稿搬送モードの設定下では、ADF(A
utomatic Document Feeder)等の原稿搬送装置により読
取原稿を副走査方向に順次搬送し、この読取原稿の画像
データを位置固定した読取走査装置により読取走査す
る。原稿固定モードでは、書籍の見開きページなども読
取走査することができ、原稿搬送モードでは、多数の原
稿を簡易かつ高速に読取走査することができる。
【0004】なお、上述した読取走査装置や原稿搬送装
置は、その駆動機構がステッピングモータやギヤ列など
により形成されているので、その損耗や脱調を防止する
ためにスローアップとスローダウンとが必要である。こ
のため、読取走査装置と原稿搬送装置とは、そのスロー
アップやスローダウンの制御データが予め設定されてお
り、読取走査の開始時にスローアップを実行すると共に
終了時にスローダウンを実行する。
【0005】原稿固定モードでは、ユーザが読取原稿を
配置してから読取走査を開始し、読取走査が終了すると
ユーザが読取原稿を取り出すので、読取走査の開始と終
了とが低速でも作業全体には影響が小さい。このため、
読取走査装置のスローアップとスローダウンとは、装置
負担が良好に軽減されるように、実用的な範囲で低速に
設定されている。一方、原稿搬送モードでは、原稿搬送
装置が読取原稿を順次搬送するので、この搬送の開始と
終了とが低速であると作業全体が大幅に遅滞する。この
ため、原稿搬送装置のスローアップとスローダウンと
は、装置負担が許容される範囲で、極力高速に設定され
ている。
【0006】なお、上述のような画像読取装置では、読
取走査した画像データを画像メモリに一時記憶してから
ホストコンピュータに伝送するなどするが、このような
場合に画像メモリが一時的に満杯となることがある。こ
のような場合、そのまま読取走査を続行するとオーバー
フローにより画像データが損失されるので、読取走査を
間欠読取に切り替える。この間欠読取では、読取走査の
中断と再開とが繰り返されるので、画像データの読取レ
ートが低下することになり、画像メモリのオーバーフロ
ーを防止することができる。
【0007】なお、このような間欠読取で読取走査の中
断と再開とを繰り返す場合にも、前述のようにスローダ
ウンとスローアップとが実行される。つまり、原稿固定
モードの設定下で読取走査装置の動作中に間欠読取を実
行する場合は、この読取走査装置の低速のスローダウン
とスローアップとにより、その読取走査の中断と再開と
が繰り返される。同様に、原稿搬送モードの設定下で原
稿搬送装置の動作中に間欠読取を実行する場合は、この
原稿搬送装置の高速のスローダウンとスローアップとに
より、その読取走査の中断と再開とが繰り返される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像読取
装置では、間欠読取で読取走査の中断と再開とを繰り返
す場合にも、スローダウンとスローアップとが実行され
るので、装置の脱調や損耗が防止される。
【0009】前述のように読取走査の開始時や終了時に
は、実際には画像データを読取走査しないので、スロー
アップやスローダウンは画像読取の品質劣化を考慮しな
い高速に設定されている。しかし、間欠読取では、重要
な画像データを実際に読取走査するので、その中断と再
開とにスローダウンとスローアップとを実行すると、画
像データの読取品質が劣化する。
【0010】これはスローアップとスローダウンとが低
速な読取走査装置には軽微であるが、スローアップとス
ローダウンとが高速な原稿搬送装置には顕著である。こ
のような品質劣化を防止するため、スローアップとスロ
ーダウンとを低速に設定することも想定できるが、これ
では読取走査の開始や終了が遅滞するので、画像読取の
作業速度が阻害される。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
読取走査の動作モードをモード設定手段により原稿固定
モードと原稿搬送モードとに切替自在に設定し、原稿固
定モードの設定下では位置固定した読取原稿の画像デー
タを読取走査装置により副走査方向に読取走査し、原稿
搬送モードの設定下では原稿搬送装置により副走査方向
に順次搬送する読取原稿の画像データを位置固定した読
取走査装置により読取走査し、前記読取走査装置は読取
走査の開始時に専用のスローアップを実行すると共に終
了時に専用のスローダウンを実行し、前記原稿搬送装置
は読取走査の開始時に専用のスローアップを実行すると
共に終了時に専用のスローダウンを実行する画像読取装
置において、読取走査の実行中に読取走査の中断と再開
とを繰り返す間欠読取の必要の有無を判断する間欠判断
手段を設け、間欠読取の必要が判断されると読取走査を
動作制御して間欠読取を実行する読取間欠手段を設け、
この読取間欠手段は読取走査の中断時に専用のスローア
ップを実行すると共に再開時に専用のスローダウンを実
行する。間欠読取のスローアップとスローダウンとが最
適に制御されるので、間欠読取による読取画像の品質劣
化が最少となる。
【0012】請求項2記載の発明は、位置固定した読取
原稿の画像データを読取走査装置により副走査方向に読
取走査し、この読取走査装置は読取走査の開始時に専用
のスローアップを実行すると共に終了時に専用のスロー
ダウンを実行する画像読取装置において、読取走査の実
行中に読取走査の中断と再開とを繰り返す間欠読取の必
要の有無を判断する間欠判断手段を設け、間欠読取の必
要が判断されると読取走査を動作制御して間欠読取を実
行する読取間欠手段を設け、この読取間欠手段は読取走
査の中断時に専用のスローアップを実行すると共に再開
時に専用のスローダウンを実行する。間欠読取のスロー
アップとスローダウンとが最適に制御されるので、間欠
読取による読取画像の品質劣化が最少となる。
【0013】請求項3記載の発明は、原稿搬送装置によ
り副走査方向に順次搬送する読取原稿の画像データを位
置固定した読取走査装置により読取走査し、前記原稿搬
送装置は読取走査の開始時に専用のスローアップを実行
すると共に終了時に専用のスローダウンを実行する画像
読取装置において、読取走査の実行中に読取走査の中断
と再開とを繰り返す間欠読取の必要の有無を判断する間
欠判断手段を設け、間欠読取の必要が判断されると読取
走査を動作制御して間欠読取を実行する読取間欠手段を
設け、この読取間欠手段は読取走査の中断時に専用のス
ローアップを実行すると共に再開時に専用のスローダウ
ンを実行する。間欠読取のスローアップとスローダウン
とが最適に制御されるので、間欠読取による読取画像の
品質劣化が最少となる。
【0014】請求項4記載の発明は、読取走査の動作モ
ードをモード設定手段により原稿固定モードと原稿搬送
モードとに切替自在に設定し、原稿固定モードの設定下
では位置固定した読取原稿の画像データを読取走査装置
により副走査方向に読取走査し、原稿搬送モードの設定
下では原稿搬送装置により副走査方向に順次搬送する読
取原稿の画像データを位置固定した読取走査装置により
読取走査し、前記読取走査装置は読取走査の開始時に専
用のスローアップを実行すると共に終了時に専用のスロ
ーダウンを実行し、前記原稿搬送装置は読取走査の開始
時に専用のスローアップを実行すると共に終了時に専用
のスローダウンを実行する画像読取装置において、読取
走査の実行中に読取走査の中断と再開とを繰り返す間欠
読取の必要の有無を判断する間欠判断手段を設け、間欠
読取の必要が判断されると読取走査を動作制御して間欠
読取を実行する読取間欠手段を設け、この読取間欠手段
は読取走査の中断時に前記読取走査装置と前記原稿搬送
装置との一方のスローアップを実行すると共に再開時に
前記読取走査装置と前記原稿搬送装置との一方のスロー
ダウンを実行する。間欠読取のスローアップとスローダ
ウンとが低速に制御されるので、間欠読取による読取画
像の品質劣化が軽減され、間欠読取のスローアップとス
ローダウンとに専用の制御が必要でない。
【0015】請求項5記載の発明では、請求項1,2,
3又は4記載の発明において、読取間欠手段のスローア
ップとスローダウンとを選択的に設定する制御設定手段
を設けたので、間欠読取のスローアップとスローダウン
とがユーザの所望により設定される。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面に基
づいて以下に説明する。まず、ここで画像読取装置とし
て例示する画像読取システム100は、図3に示すよう
に、イメージスキャナ101をホストコンピュータ10
2に接続した構造に形成されている。
【0017】ここで例示するイメージスキャナ101
は、図1に示すように、読取原稿が載置されるコンタク
トガラス1を有しており、このコンタクトガラス1に下
方から対向する位置には、反射ミラー2と照明ランプ3
とが搭載された第一走行体4が副走査方向に移動自在に
配置されている。前記第一走行体4の反射光路には、二
個の反射ミラー2により光路を折り返す第二走行体5
が、副走査方向に移動自在に配置されており、この第二
走行体5の反射光路には、結像レンズ6を介してSBU
(Sensor Board Unit)7にライン状に実装されたCCD
(Charge Coupled Device)8が位置している。
【0018】前記第一走行体4と前記第二走行体5とに
は、ステッピングモータからなる走行体モータ9がプー
リやワイヤなどにより連結されており、二対一の速度で
同一の副走査方向に移動自在とされている。このように
二個の前記走行体4,5が移動することにより、前記コ
ンタクトガラス1に載置された読取原稿の読取画像が前
記CCD8により副走査方向に読取走査されるので、こ
こに読取走査装置10が形成されている。
【0019】詳細には後述するように、このような読取
走査装置10による読取原稿の読取走査は、原稿固定モ
ードであるブックモードの設定下で実行されるが、ここ
で例示するイメージスキャナ101には、上述したブッ
クモードの他に原稿搬送モードであるADFモードも切
替自在な動作モードとして設定されている。このADF
モードの設定下では、図中右端に破線で図示するよう
に、二個の前記走行体4,5をホームポジションに配置
した状態で、原稿搬送装置であるADF11により読取
原稿を副走査方向に搬送順次して画像データを読取走査
する。
【0020】このADF11は、給紙トレー12、ピッ
クアップローラ13、一対のレジストローラ14、搬送
ドラム15、複数の搬送ローラ16を有しており、読取
原稿を副走査方向に順次搬送して排紙トレー17に排紙
させる。この排紙トレー17は原稿圧板18の上面に形
成されており、この原稿圧板18は前記コンタクトガラ
ス1上に開閉自在に設けられている。前記ADF11の
ピックアップローラ13とレジストローラ14とにはス
テッピングモータからなる給紙モータ19がギヤ列など
により連結されており、搬送ドラム15と搬送ローラ1
6とにはステッピングモータからなる搬送モータ20が
ギヤ列などにより連結されている。
【0021】また、イメージスキャナ101の内部下方
には、後述する電装系を構成するユニット基板が内蔵さ
れている。そこで、このようなイメージスキャナ101
の電装系のブロック構造を、その作用と共に図2及び図
3に基づいて以下に説明する。
【0022】まず、SBU7上のCCD8に入射した読
取原稿の反射光は、このCCD8内で光の強度に応じた
電圧値を持つアナログの画像データに変換され、奇数ビ
ットと偶数ビットとに二分されてMBU(Mother Board
Unit)21に順次出力される。このMBU21において
は、AHP(Analog data Handling Peripheral)22で
暗電位部分が取り除かれ、奇数ビットと偶数ビットとが
合成され、所定の振幅にゲイン調整された後で、A/D
(Analog/Digital)コンバータ23に入力されてデジタ
ル化される。
【0023】MBU21でデジタル化された画像データ
は、詳細には後述するように、SCU(Scanner Control
Unit)24上のデータ二値化手段であるSIP3(Scann
er Imaging Peripheral 3)25により、シェーディン
グ補正、ガンマ補正、MTF補正、等が行われてから二
値化処理される。この二値化処理された画像データは、
ページ同期信号、ライン同期信号、画像クロックと共
に、ビデオデータとして出力される。なお、このSIP
3 25は、動作モードによっては画像データを二値化
処理することなく、ビデオデータとしてページ同期信号
やライン同期信号や画像クロックと共に出力する。
【0024】そして、このSIP3 25から出力され
るビデオデータは、コネクタ26を介してIEU(Image
Enhance Unit)27へ入力される。詳細には後述するよ
うに、このIEU27は、ビデオデータを所定の画像処
理で文字データと絵柄データとに判定し、この判定結果
と共にビデオデータを前記SCU24へ出力する。再び
SCU24へ出力されたビデオデータはセレクタ28に
入力される。このセレクタ28は他方の入力に前記SI
P3 25からのビデオデータが与えられており、前記
IEU27による画像処理を経るか否かを選択し得るよ
うに構成されている。
【0025】このセレクタ28の出力は、RCU(River
se side Control Unit)29からの入力を一方の入力と
するセレクタ30に入力されており、読取原稿の読取面
を選択できるように構成されている。このRCU29は
読取原稿の両面を読取走査する際に読取原稿の裏面の読
取走査を制御するためのオプション用のユニットであ
り、前記SCU24内の中央処理装置であるCPU(Cen
tral Processing Unit)31によりシリアル通信で制御
され、読取走査された裏面の画像データをビデオデータ
として前記MBU21経由で前記SCU24に転送す
る。
【0026】前記セレクタ30のビデオデータ出力側
は、セレクタ32とコネクタ33に接続されており、前
記セレクタ32の他方の入力は、ビデオアダプタ34か
らのビデオデータとされている。これにより、コネクタ
33の先にビデオアダプタ34の接続が可能となる。一
方、前記セレクタ32のビデオデータ出力はSBC(Sea
n Baffer Controller)35に入力されている。そこで、
前記SIP3 25から出力されて前記SBC35に入
力されたビデオデータは、DRAM(Dynamic Random Ac
cess Memory)36とオプションの増設RAM(Random Ac
cess Memory)であるSIMM(Single Inline Memory Mo
dule)37とに蓄積される。
【0027】また、コネクタ38には入力された画像デ
ータを圧縮するためのDCU(DataCompression Unit)
39が接続されている。このDCU39により圧縮され
た画像データは、SCU24のセレクタ40の一方の入
力となり、画像データを圧縮するか否かを選択できる構
成とされている。このセレクタ40の画像データ出力
は、データ通信処理部として機能するSCSI(Small C
omputer Systems Interface)コントローラ41を介して
ホストコンピュータ102(図示せず)に転送される。
【0028】前記SCU24上には、CPU31,EP
ROM(Erasable Programmable ROM)42,RAM43
が実装され、前記SCSIコントローラ41を制御して
ホストコンピュータ102との通信を行うように動作す
る。前記CPU31は、走行体モータ9と給紙モータ1
9及び搬送モータ20との駆動パルスを制御することに
より、その動作タイミングも制御する。また、MBU2
1に接続されたADU(ADF Driving Unit)44は、
ADF11に用いる電装部品の電力供給を中継する機能
を持つ。
【0029】なお、イメージスキャナ101の装置外面
には、キーボードとディスプレイとを備えた操作パネル
45が設けられており、この操作パネル45も前記CP
U31に接続されている。前記ADF11は、各種のセ
ンサ46〜50が各々に最適な位置に設けられており、
これらのセンサ46〜50も前記CPU31に接続され
ている。前記給紙トレー12上には原稿有無センサ46
が設けられており、これは読取原稿の有無を判定する。
同様に、搬送センサ47は、読取原稿の搬送開始を検出
し、重送検知センサ48は、搬送が開始された読取原稿
の重送を検知する。読取位置センサ49は、搬送される
読取原稿が読取位置に到達したことを検知し、排紙セン
サ50は、読取走査された読取原稿が排紙されたことを
検知する。
【0030】一方、前記ホストコンピュータ102は、
一般的なパーソナルコンピュータからなり、各種データ
を前記イメージスキャナ101と通信するI/F(Inter
face)、各種のデータ処理を実現する装置本体、各種デ
ータが入力操作されるキーボード、各種データを表示出
力するディスプレイ(何れも図示せず)、等を有してい
る。
【0031】上述したイメージスキャナ101は、前記
操作パネル45や前記ホストコンピュータ102の外部
入力により、読取走査の動作モードがブックモードとA
DFモードとに切替自在に設定される。原稿固定モード
であるブックモードの設定下では、前記コンタクトガラ
ス1に載置された読取原稿の画像データが、前記走行体
4,5を副走査移動させる前記読取走査装置10により
副走査方向に読取走査される。原稿搬送モードであるA
DFモードの設定下では、前記ADF11により副走査
方向に順次搬送される読取原稿の画像データが、前記走
行体4,5を位置固定した前記読取走査装置10により
読取走査される。
【0032】このような読取走査を実行する場合、図4
に示すように、前記読取走査装置10は、読取走査の開
始時に専用のスローアップを実行すると共に終了時に専
用のスローダウンを実行し、前記ADF11は、読取走
査の開始時に専用のスローアップを実行すると共に終了
時に専用のスローダウンを実行する。このため、前記R
AM43には、前記読取走査装置10と前記ADF11
との各々に専用のスローアップとスローダウンとのカー
ブデータが格納されており、前記CPU31は、スロー
アップ/ダウンの実行時には前記RAM43から必要な
カーブデータを読み出し、これに対応して駆動パルスの
転送レートを制御することにより前記走行体モータ9や
前記搬送モータ20を動作制御する。
【0033】このようなスローアップやスローダウンを
実行する場合、図5に示すように、前記CPU31は前
記モータ9,20の駆動パルスに前記CCD8の読取周
期も同期させるので、このCCD8はスローアップやス
ローダウンの実行中でも画像データを正常に読取走査す
る。なお、図示した処理動作では、読取走査の実行中
は、それがスローアップやスローダウンでも、前記モー
タ9,20の3パルス毎に前記CCD8で一ラインを読
み取るようにしている。
【0034】上述のようにイメージスキャナ101が読
取原稿の画像データを読取走査する場合、この画像デー
タはDRAM36やSIMM37に一時的に格納されて
から、SCSIコントローラ41によりホストコンピュ
ータ102にシリアルに伝送される。このような画像デ
ータの読取走査と一時記憶と伝送とは連続的に順次実行
されるが、実際には各部の処理が停滞することがある。
このため、前記読取走査装置10や前記ADF11によ
る読取走査の実行中に、前記CPU31が前記DRAM
36や前記ホストコンピュータ102の動作を監視して
おり、その処理の遅滞が検出されると、画像データのオ
ーバーフローを防止するため、前記読取走査装置10や
前記ADF11に間欠読取を実行させる。
【0035】このように間欠読取を実行する場合、処理
の停滞に対応して読取走査の中断と再開とが繰り返され
るが、このような読取走査の中断にもスローダウンが実
行され、再開にもスローアップが実行される。しかし、
この間欠読取のスローアップとスローダウンとは、前記
読取走査装置10や前記ADF11により実行される
が、そのカーブデータは間欠読取の専用に用意されて前
記RAM43に格納されている。
【0036】つまり、前記読取走査装置10や前記AD
F11による読取走査の実行中に間欠読取を実行する場
合、前記CPU31は、前記RAM43から間欠読取の
専用のカーブデータを読み出して前記走行体モータ9や
前記搬送モータ20を動作制御する。なお、このような
カーブデータは、図4に示すように、前記ADF11が
高速、前記読取走査装置10が中速、間欠読取が低速、
となるよう設定されている。
【0037】ここで例示する画像読取システム100
は、上述のような処理動作を実行するため、間欠判断手
段と読取間欠手段とを有している。前記間欠判断手段
は、ハードウェアとして前記CPU31などを有してお
り、ブックモードやADFモードの設定下における読取
走査の実行中に間欠読取の必要の有無を判断する。前記
読取間欠手段は、前記CPU31や前記RAM43など
を有しており、間欠読取の必要が判断されると読取走査
を動作制御して間欠読取を実行し、間欠読取に専用のス
ローアップとスローダウンとを実行する。
【0038】さらに、上述したイメージスキャナ101
では、上述のように間欠読取に専用のスローアップとス
ローダウンとが標準設定されているが、前記ホストコン
ピュータ102や前記操作パネル45により所定のコマ
ンドが入力されると、前記CPU31は間欠読取のスロ
ーアップとスローダウンとを、前記読取走査装置10や
前記ADF11のスローアップやスローダウンに切り替
える。このような処理動作を実行するため、画像読取シ
ステム100は、制御設定手段を有している。この制御
設定手段は、前記CPU31や前記RAM43などを有
しており、スローアップとスローダウンとを外部入力に
対応して選択的に設定する。
【0039】このような構成において、上述した画像読
取システム100では、ユーザが画像読取装置の操作パ
ネル45やホストコンピュータ102のキーボードを手
動操作すると、図6に示すように、この手動操作で発行
される各種コマンドに従ってイメージスキャナ101が
モード切替や画像読取などの各種動作を実行する。
【0040】例えば、所望により読取原稿を自動給紙し
たい場合は、ADF11に所望の読取原稿を装填し、操
作パネル45やホストコンピュータ102の入力操作に
より、イメージスキャナ101に読取走査の動作モード
としてADFモードを設定する。この設定後に操作パネ
ル45やホストコンピュータ102により読取開始を入
力操作すると、イメージスキャナ101は、読取走査装
置10の走行体4,5を走行させることなくADF11
を駆動し、このADF11により副走査方向に順次搬送
される読取原稿の画像データをCCD8により読取走査
する。
【0041】このようにADF11を駆動してADFモ
ードの読取走査を実行する場合、図7に示すように、C
PU31がRAM43からADFモードのカーブデータ
を読み出して搬送モータ20を動作制御するので、読取
走査の開始時にADFモードのスローアップが実行され
ると共に終了時にADFモードのスローダウンが実行さ
れる。
【0042】一方、所望により読取原稿を手差給紙する
場合は、コンタクトガラス1に所望の読取原稿を載置
し、操作パネル45やホストコンピュータ102の入力
操作により、イメージスキャナ101に読取走査の動作
モードとしてブックモードを設定する。この設定後に操
作パネル45やホストコンピュータ102により読取開
始を入力操作すると、イメージスキャナ101は、AD
F11を駆動することなく読取走査装置10の走行体
4,5を走行させ、この読取走査装置10により読取原
稿の画像データを副走査方向に読取走査する。
【0043】このように読取走査装置10を駆動してブ
ックモードの読取走査を実行する場合、図8に示すよう
に、CPU31がRAM43からブックモードのカーブ
データを読み出して走行体モータ9を動作制御するの
で、読取走査の開始時にブックモードのスローアップが
実行されると共に終了時にブックモードのスローダウン
が実行される。
【0044】上述したブックモードやADFモードで読
取走査された画像データは、SIP3 25により二値
化処理され、DRAM36やSIMM37に一時記憶さ
れてから、SCSIコントローラ41を介してホストコ
ンピュータ102にシリアルに出力される。しかし、こ
のような画像データの読取走査と一時記憶と伝送との連
続的な実行中に処理が停滞することがあるので、前述の
ように読取走査の実行中には間欠読取の必要の有無が常
時監視されており、処理の遅滞が検出されると実行中の
読取走査が間欠読取に切り替えられる。
【0045】例えば、図9に示すように、画像データを
一時記憶するDRAM36がフル状態となった場合、こ
の検出に対応してフルフラグが設定される。このフルフ
ラグの設定とDRAM36のフル状態とが確認される
と、実行中の読取走査が間欠読取のスローダウンにより
中断される。このように間欠読取のスローダウンが実行
される場合、図10(a)に示すように、CPU31が
RAM43から間欠読取のスローダウンのカーブデータ
を読み出し、読取走査を実行中のモータ9,20を動作
制御する。
【0046】このような状態では、画像データの読取走
査は中断されるので、DRAM36はデータ出力が継続
したままデータ入力のみ停止することになり、そのフル
状態は解消されてエンプティ状態となる。このエンプテ
ィ状態が検出されると、フルフラグが解除され、中断中
の読取走査が間欠読取のスローアップにより再開され
る。このように間欠読取のスローアップが実行される場
合、図10(b)に示すように、CPU31がRAM4
3から間欠読取のスローアップのカーブデータを読み出
し、読取走査を中断中のモータ9,20を動作制御す
る。
【0047】上述のような間欠読取が実行されることに
より、画像データの連続的な処理が一部で停滞しても、
これに対応して読取走査が低速に制御されるので、画像
データのオーバーフローなどが防止される。そして、こ
こで例示する画像読取システム100では、通常の読取
走査の実行時には、駆動する読取走査装置10やADF
11に専用のスローアップやスローダウンを実行させる
が、間欠読取の実行時には、この間欠読取に専用のスロ
ーアップやスローダウンを読取走査装置10やADF1
1に実行させる。
【0048】この間欠読取に専用のスローアップやスロ
ーダウンは低速に設定されているので、間欠読取による
読取画像の品質劣化を軽減することができ、間欠読取が
発生した場合の画像品質を向上させることが可能であ
る。しかも、間欠読取は読取走査の低速化を目的とした
処理なので、そのスローアップやスローダウンの低速化
による作業の遅滞は軽微である。さらに、このように間
欠読取のスローアップやスローダウンを低速化させるた
めに、読取走査装置10やADF11のスローアップや
スローダウンを低速に設定する必要がなく、これらは間
欠読取が発生しなければ各々に専用のスローアップやス
ローダウンを実行するので、画像読取を遅滞なく迅速に
実行することができる。
【0049】なお、上述した画像読取システム100
は、間欠読取の読取品質を良好に維持するために、専用
の低速のスローアップとスローダウンとを実行するが、
ユーザによっては読取品質より作業速度を重視する場合
もある。このような場合、所望によりユーザがホストコ
ンピュータ102や操作パネル45により所定のコマン
ドを入力操作すれば、イメージスキャナ101は、図1
1に示すように、間欠読取のスローアップとスローダウ
ンとのカーブデータが、読取走査装置10やADF11
のカーブデータに切り替わるので、間欠読取の処理速度
が向上する。
【0050】なお、上述したイメージスキャナ101
は、読取走査装置10とADF11との両方を有する構
造で、間欠読取のスローアップとスローダウンとを専用
に設定することを例示したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではない。例えば、読取走査装置のみ有し
て原稿搬送装置を有しない画像読取装置や、原稿搬送装
置のみ有して読取走査装置を有しない画像読取装置にお
いて、間欠読取のスローアップとスローダウンとを専用
に設定することも可能である。
【0051】また、上述した画像読取システム100で
は、間欠読取のスローアップとスローダウンとを専用に
設定して最適化することを例示したが、本発明は上記装
置に限定されるものではなく、読取走査装置10のスロ
ーアップとスローダウンとを間欠読取に適用することも
可能である。つまり、ユーザが読取原稿を配置するブッ
クモードで動作する読取走査装置10は、スローアップ
とスローダウンとがADF11より低速に設定されてい
るので、これが充分に低速ならば間欠読取に適用しても
読取品質を良好に維持する。
【0052】この場合、ADF11は通常の読取走査で
は、自身に専用のスローアップとスローダウンとを実行
し、間欠読取の場合のみ読取走査装置10のスローアッ
プとスローダウンとを実行することになる。間欠読取に
専用のスローアップとスローダウンとを設定する必要が
ないので、そのカーブデータをRAM43に設定する必
要がなく、処理も簡略化することができる。
【0053】なお、上述したイメージスキャナ101で
は、上述のように読取走査装置10のスローアップとス
ローダウンとがADF11より低速に設定されているの
で、これを間欠読取に適用することが好ましいが、原稿
搬送装置のスローアップとスローダウンとが読取走査装
置より低速な画像読取装置もあるので、このような場合
には原稿搬送装置のスローアップとスローダウンとを間
欠読取に適用することが好ましい。
【0054】
【発明の効果】請求項1,2,3記載の発明は、読取走
査の実行中に読取走査の中断と再開とを繰り返す間欠読
取の必要の有無を判断する間欠判断手段を設け、間欠読
取の必要が判断されると読取走査を動作制御して間欠読
取を実行する読取間欠手段を設け、この読取間欠手段は
読取走査の中断時に専用のスローアップを実行すると共
に再開時に専用のスローダウンを実行することにより、
間欠読取のスローアップとスローダウンとを最適に制御
することができるので、間欠読取による読取画像の品質
劣化を最少にすることができ、それでいて通常の読取走
査のスローアップとスローダウンとは低速に設定する必
要がないので、通常の読取走査を遅滞させることなく間
欠読取の読取品質を改善することができる。
【0055】請求項4記載の発明は、読取走査の実行中
に読取走査の中断と再開とを繰り返す間欠読取の必要の
有無を判断する間欠判断手段を設け、間欠読取の必要が
判断されると読取走査を動作制御して間欠読取を実行す
る読取間欠手段を設け、この読取間欠手段は読取走査の
中断時に読取走査装置と原稿搬送装置との一方のスロー
アップを実行すると共に再開時に読取走査装置と原稿搬
送装置との一方のスローダウンを実行することにより、
間欠読取のスローアップとスローダウンとを低速に制御
することができるので、間欠読取による読取画像の品質
劣化を軽減することができ、それでいて通常の読取走査
のスローアップとスローダウンとは低速に設定する必要
がないので、通常の読取走査を遅滞させることなく間欠
読取の読取品質を改善することができ、しかも、間欠読
取のスローアップとスローダウンとに専用の制御が必要
でないので、装置の構造を簡略化することができる。
【0056】請求項5記載の発明では、読取間欠手段の
スローアップとスローダウンとを選択的に設定する制御
設定手段を設けたことにより、間欠読取のスローアップ
とスローダウンとをユーザの所望により切り替えること
ができ、例えば、読取品質より作業速度を優先するよう
な場合にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像読取装置の実施の一形態である画
像読取システムのイメージスキャナの内部機構を示す縦
断側面図である。
【図2】イメージスキャナの回路構造を示すブロック図
である。
【図3】画像読取システムの回路構造を示すブロック図
である。
【図4】スローアップとスローダウンとのタイミングを
示す模式図である。
【図5】スローアップの実行時のモータパルスとライン
周期との関係を示す模式図である。
【図6】イメージスキャナの読取走査のメインルーチン
を示すフローチャートである。
【図7】(a)は原稿搬送装置であるADFのスローア
ップのサブルーチンを示すフローチャート、(b)はス
ローダウンのサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【図8】(a)は読取走査装置のスローアップのサブル
ーチンを示すフローチャート、(b)はスローダウンサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【図9】間欠読取のサブルーチンを示すフローチャート
である。
【図10】(a)は間欠読取のスローアップのサブルー
チンを示すフローチャート、(b)は間欠読取のサブル
ーチンを示すフローチャートである。
【図11】カーブデータの設定入力のサブルーチンを示
すフローチャートである。
【符号の説明】
100 画像読取装置 10 読取走査装置 11 原稿搬送装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取走査の動作モードをモード設定手段
    により原稿固定モードと原稿搬送モードとに切替自在に
    設定し、原稿固定モードの設定下では位置固定した読取
    原稿の画像データを読取走査装置により副走査方向に読
    取走査し、原稿搬送モードの設定下では原稿搬送装置に
    より副走査方向に順次搬送する読取原稿の画像データを
    位置固定した読取走査装置により読取走査し、前記読取
    走査装置は読取走査の開始時に専用のスローアップを実
    行すると共に終了時に専用のスローダウンを実行し、前
    記原稿搬送装置は読取走査の開始時に専用のスローアッ
    プを実行すると共に終了時に専用のスローダウンを実行
    する画像読取装置において、読取走査の実行中に読取走
    査の中断と再開とを繰り返す間欠読取の必要の有無を判
    断する間欠判断手段を設け、間欠読取の必要が判断され
    ると読取走査を動作制御して間欠読取を実行する読取間
    欠手段を設け、この読取間欠手段は読取走査の中断時に
    専用のスローアップを実行すると共に再開時に専用のス
    ローダウンを実行することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 位置固定した読取原稿の画像データを読
    取走査装置により副走査方向に読取走査し、この読取走
    査装置は読取走査の開始時に専用のスローアップを実行
    すると共に終了時に専用のスローダウンを実行する画像
    読取装置において、読取走査の実行中に読取走査の中断
    と再開とを繰り返す間欠読取の必要の有無を判断する間
    欠判断手段を設け、間欠読取の必要が判断されると読取
    走査を動作制御して間欠読取を実行する読取間欠手段を
    設け、この読取間欠手段は読取走査の中断時に専用のス
    ローアップを実行すると共に再開時に専用のスローダウ
    ンを実行することを特徴とする画像読取装置。
  3. 【請求項3】 原稿搬送装置により副走査方向に順次搬
    送する読取原稿の画像データを位置固定した読取走査装
    置により読取走査し、前記原稿搬送装置は読取走査の開
    始時に専用のスローアップを実行すると共に終了時に専
    用のスローダウンを実行する画像読取装置において、読
    取走査の実行中に読取走査の中断と再開とを繰り返す間
    欠読取の必要の有無を判断する間欠判断手段を設け、間
    欠読取の必要が判断されると読取走査を動作制御して間
    欠読取を実行する読取間欠手段を設け、この読取間欠手
    段は読取走査の中断時に専用のスローアップを実行する
    と共に再開時に専用のスローダウンを実行することを特
    徴とする画像読取装置。
  4. 【請求項4】 読取走査の動作モードをモード設定手段
    により原稿固定モードと原稿搬送モードとに切替自在に
    設定し、原稿固定モードの設定下では位置固定した読取
    原稿の画像データを読取走査装置により副走査方向に読
    取走査し、原稿搬送モードの設定下では原稿搬送装置に
    より副走査方向に順次搬送する読取原稿の画像データを
    位置固定した読取走査装置により読取走査し、前記読取
    走査装置は読取走査の開始時に専用のスローアップを実
    行すると共に終了時に専用のスローダウンを実行し、前
    記原稿搬送装置は読取走査の開始時に専用のスローアッ
    プを実行すると共に終了時に専用のスローダウンを実行
    する画像読取装置において、読取走査の実行中に読取走
    査の中断と再開とを繰り返す間欠読取の必要の有無を判
    断する間欠判断手段を設け、間欠読取の必要が判断され
    ると読取走査を動作制御して間欠読取を実行する読取間
    欠手段を設け、この読取間欠手段は読取走査の中断時に
    前記読取走査装置と前記原稿搬送装置との一方のスロー
    アップを実行すると共に再開時に前記読取走査装置と前
    記原稿搬送装置との一方のスローダウンを実行すること
    を特徴とする画像読取装置。
  5. 【請求項5】 読取間欠手段のスローアップとスローダ
    ウンとを選択的に設定する制御設定手段を設けたことを
    特徴とする請求項1,2,3又は4記載の画像読取装
    置。
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