JPH0977224A - 移送供給装置 - Google Patents

移送供給装置

Info

Publication number
JPH0977224A
JPH0977224A JP23411695A JP23411695A JPH0977224A JP H0977224 A JPH0977224 A JP H0977224A JP 23411695 A JP23411695 A JP 23411695A JP 23411695 A JP23411695 A JP 23411695A JP H0977224 A JPH0977224 A JP H0977224A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
transfer
conveyed
transporting
temporary storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23411695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamichi Shimomura
孝道 下村
Kenji Takei
健治 武井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKEI DENKI KOGYO KK
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
TAKEI DENKI KOGYO KK
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAKEI DENKI KOGYO KK, Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical TAKEI DENKI KOGYO KK
Priority to JP23411695A priority Critical patent/JPH0977224A/ja
Publication of JPH0977224A publication Critical patent/JPH0977224A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Packaging Of Special Articles (AREA)
  • Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 青果物等を垂直下方向へ挟持搬送や落下させ
ると擦れて傷つくことがあり、商品価値が低下してい
た。 【解決手段】 上側の仕分けコンベア3と、下側の搬送
コンベア4の間に移送供給装置Bを配置し、該移送供給
装置Bを垂直搬送装置7と一時貯留装置8より構成し、
搬送物Aを垂直搬送装置7で間欠駆動して下方へ搬送し
て一時貯留装置8へ送り、該一時貯留装置8に搬送物が
一定量溜まると搬送コンベア4上へ一盛りずつ搬送する
ように構成し、前記垂直搬送装置7は左右両側に無端ベ
ルト19・20を配置し、該ベルト19・20外周上に
弾性体からなる凹部19a・20aと凸部19b・20
bを交互に設け、左右の凸部と凸部、凹部と凹部が向か
い合う方向に配置して、左右のベルトを互いに反対後方
に回転させて、凹部と凹部の間に搬送物を位置させて搬
送するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野菜や果実等を選
別後に、外皮に傷等がつかないように次行程へ搬送する
ための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から大量に収穫した野菜や果実等の
青果物を、集荷場へ搬入して、該集荷場において、等級
別に仕分けして箱詰めして出荷する選別出荷施設は公知
となっている。例えば、特開平5−132024号の技
術である。この技術は仕分けコンベアにバケットを設け
て、このバケットのそれぞれに青果物を一本ずつ載置し
て、搬送して等級判定装置によって判別し、等級ごとに
仕分けした青果物をシートの凹部に一本ずつ送り、合成
樹脂フィルムで被装して、所定寸法に裁断して、箱詰め
するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一つずつ合成
樹脂フィルムで被装すると、その行程と、シートやフィ
ルム等が必要となり高価となってしまう。また、青果物
の種類によっては、4個や5個等をひとまとめにして袋
詰めして、箱に梱包して出荷する場合があり、この場
合、仕分けコンベアからひとまとめにするために山積み
状とするには、垂直下方向へ搬送しなければならない
が、挟持搬送を行うと擦れて傷つくことがあり、落下さ
せるとその衝撃で傷むことがあり、移送時に傷つけて商
品価値を低下させるという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、上側に水平方向へ搬送する仕
分けコンベアを設け、下側に水平方向へ搬送する搬送コ
ンベアを設け、該仕分けコンベアと搬送コンベアの間に
移送供給装置を配置し、仕分けコンベアより選別された
搬送物を移送供給装置を介して搬送コンベアに搬送する
構成であって、該移送供給装置を垂直搬送装置と一時貯
留装置より構成し、搬送物が垂直搬送装置上部に供給さ
れる毎に間欠駆動して搬送物を下方へ搬送して一時貯留
装置へ送り、該一時貯留装置に搬送物が一定量溜まると
搬送コンベア上へ一盛りずつ搬送するように構成した。
【0005】また、前記垂直搬送装置を左右両側に無端
ベルトを配置し、該ベルト外周上に弾性体からなる凹部
と凸部を交互に設け、左右の凸部と凸部、凹部と凹部が
向かい合う方向に配置して、左右のベルトを互いに反対
後方に回転させて、凹部と凹部の間に搬送物を位置させ
て搬送するように構成した。
【0006】また、前記垂直搬送装置の出口に搬送物の
検出センサーを設け、該検出センサーを搬送制御手段と
警報装置に接続し、垂直搬送装置出口の詰まりを検出す
ると警報を発するように構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施例を説明する。
図1は選別梱包装置の平面図、図2は本発明の移送装置
の正面図と制御ブロック図、図3は図2におけるX−X
矢視断面図、図4は第二の実施例を示す正面図、図5は
同じく平面図、図6は第三の実施例を示す正面図であ
る。
【0008】図1より搬送物Aをナスとした場合の集荷
場の選別梱包装置について全体構成から説明する。紙面
左右方向に搬入コンベア1・1が配設され、該搬入コン
ベア1・1の終端に等級判別装置2・2が配置され、さ
らに左側に仕分けコンベア3・3が連設されている。こ
の搬入コンベア1・1と仕分けコンベア3・3はナスを
一つずつ4列で搬送できるようにしている。等級判別装
置2はイメージセンサーによって優・秀・良・等外等に
判別する。
【0009】前記仕分けコンベア3・3の下方には、仕
分けコンベア3・3と直角方向に搬送コンベア4・4・
・・が平行に配設され、該仕分けコンベア3と搬送コン
ベア4の間に後述する本発明の移送供給装置Bが配設さ
れている。前記仕分けコンベア3・3は前記等級判別装
置2によって判定した等級の搬送物Aを、等級別に設定
した搬送コンベア4の上方位置で開放して、前記移送供
給装置B上に落下させる。この移送供給装置Bは一定量
ずつ搬送物Aを一時貯留して、搬送コンベア4上に一定
量の搬送物Aを載置する。該搬送コンベア4の終端部に
は包装装置5が配置されて、一定量ずつ搬送されてきた
搬送物Aを、盛られた状態でビニール袋等に収納して包
装する。この包装装置5の後行程側に梱包装置6が配置
されて、包装した搬送物Aを一定量ずつ箱詰めして梱包
され、図示しないコンベア上に搬送されて出荷される。
【0010】次に、本発明の要部である移送供給装置B
を詳述する。図2、図3に示すように、移送供給装置B
は垂直搬送装置7と一時貯留装置8からなり、垂直搬送
装置7の上方には仕分けコンベア3が配置されている。
この仕分けコンベア3は多数のシャッター9・9・・・
が搬送方向に連続して連結されており、搬送時には閉じ
て、シャッター9毎に搬送物Aが載置される。該シャッ
ター9は任意位置で開くことができる構成であれば限定
するものではなく、本実施例のシャッター9は、左右の
一対の扉9a・9aの両側が搬送方向と直角方向に配置
した軸9b・9bによって枢支され、中央側に係止部を
設け、搬送時は係止部がガイド上を摺動して閉じてお
り、開くことを可能とする位置には、ガイドの代わりに
開放アクチュエーター10の作動部を設けている。そし
て、設定した等級の搬送物が搬送されてくると、アクチ
ュエーター10を作動して、作動部を退避させ、係止部
が支持されなくなることによって、軸9b・9bを中心
に扉9a・9aが下方へ回動して、シャッター9が開く
ようにしている。該開放アクチュエーター10はソレノ
イドやシリンダー等より構成し、コントローラCと接続
されている。
【0011】垂直搬送装置7は搬送方向に対して直角方
向に、従動軸11・12、と駆動軸13・14が上下平
行に配設され、該従動軸11上に複数のプーリー15・
15・15が固設され、従動軸12上に複数のプーリー
16・16・・・が固設され、駆動軸13上に複数のプ
ーリー17・17・17が固設され、駆動軸14上に複
数のプーリー18・18・・・が固設されている。これ
ら従動軸11上のそれぞれのプーリー15と、駆動軸1
3上のそれぞれのプーリー17との間には無端のベルト
19・19・19が巻回され、従動軸12上のそれぞれ
のプーリー16と、駆動軸14上のそれぞれのプーリー
18との間にはベルト20・20・・・が巻回され、該
ベルト19とベルト20は図3に示すように平面視で千
鳥状に配置される。該ベルト19・20は歯付ベルト等
よりなり滑りがないように駆動され、位置決めが用意に
できるようにしている。
【0012】そして、前記ベルト19・20の外周上に
はそれぞれスポンジやゴム、発泡体等の搬送物を傷付け
ないような弾性体からなる凹部19a・20aと凸部1
9b・20bが交互に設けられている。該凹部19aと
凹部20aは正面視で、搬送経路において、対向して空
間が生じるように配置され、前記凸部19bと凸部20
bは近接して或いは正面視で重なって配置され、搬送物
Aが凸部19bと凸部20bの上に載り、凹部19aと
凹部20aの間に軽く(緩く)挟まれるようにして、位
置ズレすることなく搬送できるようにしている。
【0013】そして、垂直搬送装置7の第二実施例とし
て、図4、図5に示すように、プーリー15・16・1
7・18は従動軸11・12及び駆動軸13・14上で
それぞれ一つとして、前記ベルト19・20もそれぞれ
一つとして、幅広のプーリー及び幅広のベルトより構成
し、該幅広のベルト19’・20’外周上に尖状の凸部
19b’・20b’と凹部19a’・20a’を前記同
様に搬送部において対向して配置する構成としている。
その他の構成は第一実施例と同様である。
【0014】また、垂直搬送装置7の第三実施例とし
て、図6に示すように、プーリー15・16・17・1
8及びベルト19・20は一つとして、凹部19a”・
20a”と凸部19b”・20b”をベルト19・20
と一体的に設ける構成とすることもできる。その他の構
成は第一実施例と同様である。
【0015】そして、図3に示すように、前記駆動軸1
3・14のいずれか一方(本実施例では13)の端部に
プーリー25が固設され、ベルト26を介してモーター
27から動力が得られるようにして、該モーター27は
コントローラCと接続している。更に、駆動軸13・1
4の他端部にはそれぞれ歯車21・22が固設され、該
歯車21・22には歯車23・24と直列状に噛合され
て、前記モーター27の駆動力によってベルト19・2
0を互いに逆方向に回転駆動できるようにしている。
【0016】また、図2に示すように、前記プーリー1
5とプーリー16の間の上方で前記開放アクチュエータ
ー10の下方に、搬送物Aの落下を検知するセンサー3
0が配置され、コントローラCと接続されている。該セ
ンサー30は光電センサーや超音波センサー等よりな
り、シャッター9が開放されて、搬送物Aが落下すると
センサー30がONして、その落下を検知し、垂直搬送
装置7を1ピッチ間欠駆動する。また、前記プーリー1
7とプーリー18の間の下方に前記同様のセンサー31
が配置されてコントローラCと接続され、該コントロー
ラCには警報装置39が接続されている。よって、前記
垂直搬送装置7のモーター27を駆動して、搬送物Aを
ひとつ繰り出したか、または詰まりが生じていないかを
検知するようにし、詰まりが生じていると警報を発す
る。
【0017】該垂直搬送装置7の下方には一時貯留装置
8が配設されており、該一時貯留装置8は垂直搬送装置
7の下方両側に、前記駆動軸13・14と平行に回動軸
32・33を設け、該回動軸32・33より放射状に支
持板34・34・34・35・35・35を突出し、本
実施例では120°間隔をあけて突出し、該支持板34
・34・34(35・35・35)の先端間に布やフィ
ルム等よりなるシート36・36・・・を張っている。
但し、図6に示すように、シート36・36・・・を張
る代わりに、スポンジ等の弾性体で放射状に構成して支
持板と一体的に構成することも可能である。そして、一
つの支持板34・35が対向して水平となるように配置
し、前記回動軸32・33は互いに逆回転して内方向へ
回転するように、モーター37によって駆動するように
構成している。該モーター37はコントローラCに接続
されている。
【0018】そして、前記一時貯留装置8の下方に前記
搬送コンベア4が配置され、該搬送コンベア4は図7〜
図10に示すように、ベルトコンベアが基本構成であ
り、脚41上に前後方向に横設したフレーム42の前端
上に従動軸43を回転自在に軸支され、フレーム42の
後端上に駆動軸44が軸支されている。該駆動軸44の
一端にはスプロケット、チェーン45を介してモーター
40によって駆動できるようにしている。該モーター4
0はコントローラCと接続されている。フレーム42の
中央上には支柱47を立設して前記移送供給装置Bを支
持している。37は前記一時貯留装置8を駆動するため
のモーターである。
【0019】前記従動軸43の左右中央にはプーリー4
9が固設され、前記駆動軸44の左右中央にもプーリー
50が固設され、このプーリー49とプーリー50の間
にベルト51が巻回されている。該ベルト51は歯付ベ
ルト等よりなり、タイミングがズレないようにしてい
る。そして、プーリー49とプーリー50の間に水平方
向にガイド52が横架され、該ガイド52の上面はテフ
ロン等の摩擦抵抗の小さい部材で構成されて、ベルト5
1の上側周回部分の下面と両側をガイドして、搬送時に
振れたり上下動したりしないようにしている。
【0020】そして、前記ベルト51の外周には該ベル
ト51よりも幅広の搬送ベルト53が貼設され、該搬送
ベルト53は幅広のゴム等の弾性体より構成されて、幅
方向(左右)両側から中央方向に一定長さの切り込み5
3a・53a・・・を設けて、搬送ベルト53の両側を
短冊状に構成している。この切り込み53aは前記ベル
ト51までは達しない長さとしている。
【0021】そして、該搬送ベルト53の上側の周回部
分の左右両側には、ガイド杆54・54を配置して、搬
送ベルト53の両側下面を支えて断面視U字状に形成し
ている。前記ガイド杆54・54には左右外方向に適宜
間隔を開けて支持杆55・55・・・が突出されてお
り、該支持杆55の他側は調節体56に挿入されて、任
意位置で固定できるようにしている。該調節体56はパ
イプを十字状に形勢しており、水平方向のパイプ部56
aに前記支持杆55を挿入してボルト57で固定してい
る。一方、垂直方向のパイプ部56bには支持杆59が
挿入され、ボルトによって位置固定している。該支持杆
59の下部は前記フレーム42上に立設されている。
【0022】このような構成において、調節体56を支
持杆59に沿って上下に移動してガイド杆54の高さを
調節し、該支持杆55を左右に移動してガイド杆54の
左右位置を調節できるようにしている。このようにして
搬送ベルト53の両側の傾斜を調整する。即ち、搬送物
Aを一定量山積みの状態のまま搬送できるように、その
搬送物Aの大きさに合わせて、U字形の形状を調節する
のである。そして、ガイド杆54の前後両端は外方向に
湾曲させて、搬送ベルト53が水平方向へ広がるように
して、プーリー49・50で下方または上方へ回動する
ときに、搬送ベルト53が捩じれたり、伸びたりしない
ようにしている。
【0023】また、搬送ベルト53の上側の周回部分を
断面視U字状にする他の実施例として、図11に示すよ
うに、搬送ベルト53’を剛体で構成し、前記同様に幅
方向に一定間隔をおいて切り込み53a・53a・・・
を入れて、断面視においてC字状に形勢しておく。そし
て、その内側に水平方向にガイド杆54’・54’を配
置して、該ガイド杆54’より内上方向へ適宜間隔を開
けて支持杆55’・55’を突出し、該支持杆55’の
他端を調節パイプ56a’に固設する。一方、フレーム
42上に支持杆59を立設し、該支持杆59に調節パイ
プ56b’を外嵌してボルト等で位置調節可能に固定
し、この両側の調節パイプ56b’・56b’間に支持
杆60を横設して、門型の支持部を構成する。この支持
杆60上に前記調節パイプ56a’・56a’を挿入し
て、ボルト等で位置調節可能に固定する。このようにし
て、調節パイプ56a’・56b’の位置を調節するこ
とで、搬送ベルト53’のU字形の形状を調節すること
ができるのである。
【0024】このような構成において、収穫後の搬送物
Aが搬入コンベア1より投入されて搬送されると、等級
判別装置2によって一つずつ搬送物Aの等級が判定さ
れ、シャッター9上に載置されて、仕分けコンベア3に
よって移送供給装置B上へ搬送される。移送供給装置B
は一つの仕分けコンベア3に対して複数並列に配置さ
れ、それぞれ等級が設定されている。つまり、移送供給
装置Bの上方にその等級以外の搬送物Aが搬送されてく
ると、シャッター9は閉じたままで更に搬送し、移送供
給装置Bの上方にその等級の搬送物Aが搬送されてくる
と、開放アクチュエーター10が作動されて、シャッタ
ー9を開き、垂直搬送装置7上に落下する。このときセ
ンサー30によって落下したかどうかが検知され、開放
アクチュエーター10が作動したにもかかわらずセンサ
ー30がONしないとシャッター9で詰まっていること
になり、警報装置39によって警報を発し、装置全体を
停止させる。
【0025】前記センサー30がONすると、搬送物A
が垂直搬送装置7上に落下したことになるので、モータ
ー27を(凹凸の)1ピッチ駆動する。このとき垂直搬
送装置7の搬送部における凹部19a・20a間の全て
に搬送物Aが嵌入されていると、下端の搬送物Aが繰り
出されて、搬送物A一つが一時貯留装置8上へ落下す
る。この落下したことはセンサー31によって検知され
る。センサー31がONしない場合やONし続けた場合
には詰まったことになるので、警報装置39によって警
報を発して装置を停止する。そして、正常に一時貯留装
置8上へ落下すると、センサー31がONしたことによ
り、搬送物Aの数がコントローラCでカウントされて算
出される。このように搬送物Aの数をカウントして、設
定量(本実施例では4個)の搬送物Aが落下すると、モ
ーター37が駆動されて、回動軸32・33を回転し
て、設定量の搬送物Aを搬送コンベア4上に落下させ
る。
【0026】なお、仕分けコンベア3によって搬送物A
は次々と搬送されてくるので、同じ等級の搬送物Aが連
続して搬送されてくることがある。このような場合、垂
直搬送装置7と一時貯留装置8が同時駆動される事態が
生じ、垂直搬送装置7から落下した搬送物Aが回動途中
の支持板34・35に当接して一時貯留装置8に載らな
いことや、載置姿勢が乱れることがある。このような不
具合を解消する構成としては、同じ等級の搬送物Aを搬
送するように設定した移送供給装置Bと搬送コンベア4
を間隔を開けて二組ずつ用意する方法がある。この場
合、搬送方向前側の垂直搬送装置7が駆動されて設定量
の搬送物が一時貯留装置8上に載置され、一時貯留装置
8を駆動されるときに、その上方に次の同じ等級の搬送
物Aが搬送されると、開放アクチュエーター10は作動
させず、その搬送物Aは通過させて、搬送方向後側の垂
直搬送装置7へ落下させるようにする。
【0027】また、他の方法としては図4に示すよう
に、一時貯留装置8上に一対の垂直搬送装置7・7を搬
送方向と平行に配置する。この場合には、搬送方向前側
の垂直搬送装置7Fによって設定量の搬送物Aを繰り出
し、一時貯留装置8が駆動されるときには、その上方へ
同じ等級の搬送物Aが搬送された場合、開放アクチュエ
ーター10は作動させず、その搬送物Aは通過させて、
搬送方向後側の垂直搬送装置7Rへ送り、そこで開放ア
クチュエーター10を作動させて落下させる。このよう
に、後側へ搬送する時間の間で一時貯留装置8が回動さ
れて、一時貯留装置8が駆動されていると同時にナスを
落下させないようにする。この場合搬送コンベア4は一
つで済む。
【0028】また、他の方法としては図6に示すよう
に、一時貯留装置8上方に一対の垂直搬送装置7・7を
搬送方向と平行に配置し、一時貯留装置8は回動軸32
・33上の受部を上方に向けて、その受部に設定量の搬
送物Aを溜められるように、二つの一時貯留部8a・8
bを構成する。そして、搬送方向前側の垂直搬送装置7
F上方位置において、搬送物Aが同じ等級の場合、垂直
搬送装置7Fまたは垂直搬送装置7Rへ設定量ずつ送
り、一時貯留部8aまたは8bに溜めてから搬送装置4
へ落下させる。次に、他方の垂直搬送装置7Rまたは垂
直搬送装置7Fへ設定量ずつ送り、交互に設定量ずつ送
るようにして、回動軸32と回動軸33が同時に回転し
ないように構成して、一時貯留装置8から搬送物が落下
したり、姿勢が乱れたりしないようにしている。この場
合も搬送コンベア4は一つで済む。尚、第二実施例の場
合及び第三実施例の場合には、一方の垂直搬送装置が詰
まったり故障したりした場合に、仕分けコンベア3の搬
送速度を低下させて、他方の垂直搬送装置で作業を続行
させることもできる。
【0029】そして、搬送コンベア4上に落下した設定
量の搬送物Aは山積みの状態のまま搬送される。つま
り、搬送ベルト53がU字状となっているために、両側
へ崩れることができないのである。そして、搬送コンベ
ア4の後端から包装装置5へ送られて袋に山積み状のま
ま挿入されて包装され、梱包装置6へ送られて梱包され
る。
【0030】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、搬送物は弾性体上の凸部上に載り、凹部間
に緩く挟まれて位置ズレすることがなく、一つずつ下方
へ搬送されるようになり、搬送物が搬送時に、搬送体ま
たは搬送物同志の擦れ合うことによって傷つくことがな
くなり、商品価値を下げることなく搬送できるようにな
った。
【0031】請求項2の如く構成したので、仕分けコン
ベアから下方の搬送コンベアへの搬送が、直接落下して
搬送するのではなく、垂直下方向への緩挟持搬送と搬送
物を設定量溜める作業が行われて、次行程の搬送コンベ
アへ搬送物を傷付けることなくまとめて排出することが
できるようになる。
【0032】請求項3の如く構成したので、詰まりを検
知すると警報を発し、装置の作動を停止して、搬送物が
傷ついたり、移送供給装置が傷むことを速やかに回避で
きるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】選別梱包装置の平面図である。
【図2】本発明の移送供給装置の正面図と制御ブロック
図である。
【図3】図2におけるX−X矢視断面図である。
【図4】第二の実施例を示す正面図である。
【図5】同じく平面図である。
【図6】第三の実施例を示す正面図である。
【図7】搬送コンベアの側面図である。
【図8】同じく平面図である。
【図9】同じく正面断面図である。
【図10】同じく一部斜視図である。
【図11】搬送コンベアの第二の実施例を示す後面図で
ある。
【符号の説明】 A 搬送物 B 移送供給装置 C コントローラ 3 仕分けコンベア 4 搬送コンベア 7 垂直搬送装置 8 一時貯留装置 31 センサー 39 警報装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両側に無端ベルトを配置し、該ベル
    ト外周上に弾性体からなる凹部と凸部を交互に設け、左
    右の凸部と凸部、凹部と凹部が向かい合う方向に配置し
    て、左右のベルトを互いに反対後方に回転させて、凹部
    と凹部の間に搬送物を位置させて搬送することを特徴と
    する移送供給装置。
  2. 【請求項2】 上側に水平方向へ搬送する仕分けコンベ
    アを設け、下側に水平方向へ搬送する搬送コンベアを設
    け、該仕分けコンベアと搬送コンベアの間に移送供給装
    置を配置し、仕分けコンベアより選別された搬送物を移
    送供給装置を介して搬送コンベアに搬送する構成であっ
    て、該移送供給装置を垂直搬送装置と一時貯留装置より
    構成し、搬送物が垂直搬送装置上部に供給される毎に間
    欠駆動して搬送物を下方へ搬送して一時貯留装置へ送
    り、該一時貯留装置に搬送物が一定量溜まると搬送コン
    ベア上へ一盛りずつ搬送することを特徴とする移送供給
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の垂直搬送装置の出口に搬
    送物の検出センサーを設け、該検出センサーを搬送制御
    手段と警報装置に接続し、垂直搬送装置出口の詰まりを
    検出すると警報を発するように構成したことを特徴とす
    る移送供給装置。
JP23411695A 1995-09-12 1995-09-12 移送供給装置 Pending JPH0977224A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23411695A JPH0977224A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 移送供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23411695A JPH0977224A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 移送供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0977224A true JPH0977224A (ja) 1997-03-25

Family

ID=16965891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23411695A Pending JPH0977224A (ja) 1995-09-12 1995-09-12 移送供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0977224A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196720A (ja) * 2009-05-28 2009-09-03 Iwasaki Electric Co Ltd 光パルス殺菌装置
JP2015101366A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 錠剤取出装置及びその制御方法
CN105730984A (zh) * 2016-04-28 2016-07-06 陈浩涛 应用于led屏插装机的高精度自动送料机构
KR101885866B1 (ko) * 2018-04-25 2018-08-06 (주)부성하이테크 농산물 낙하 높이 제어 장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196720A (ja) * 2009-05-28 2009-09-03 Iwasaki Electric Co Ltd 光パルス殺菌装置
JP2015101366A (ja) * 2013-11-25 2015-06-04 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 錠剤取出装置及びその制御方法
CN105730984A (zh) * 2016-04-28 2016-07-06 陈浩涛 应用于led屏插装机的高精度自动送料机构
KR101885866B1 (ko) * 2018-04-25 2018-08-06 (주)부성하이테크 농산물 낙하 높이 제어 장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5284003A (en) Machine for conditioning product in a sealed bag
US5802803A (en) Case packer
US5997238A (en) On-line package stacking apparatus and method
US6094888A (en) System and methods for mechanically processing bags
JPH0977224A (ja) 移送供給装置
NZ522229A (en) Loader and packaging apparatus
JP2004026444A (ja) 物品整列搬送装置
US6688455B2 (en) Diverter for dual track air assisted collator
JPH0977223A (ja) 長尺物搬送装置
JP3706402B2 (ja) 長物野菜の箱詰装置
US6267224B1 (en) Apparatus for separating and orienting pouched articles
JP2006131248A (ja) 小袋投入装置
JP3060341B2 (ja) 物品選別機
JPH03256814A (ja) 果菜物整列箱詰装置
JPH09301305A (ja) 箱詰め装置
JP5824390B2 (ja) 農産物の仕分装置
JPS6322321A (ja) 果実のパック詰め装置
JP3649779B2 (ja) 果菜物搬送帯
JPS6012629Y2 (ja) 果物等の選別コンベヤ用被選別物供給装置
JPH04243721A (ja) 作物の選別用搬送装置
JPH05124722A (ja) バケツトコンベアへの長尺青果物の供給調整装置
JPH05132024A (ja) 長尺青果物の箱詰め装置
JPH0725264Y2 (ja) 果物撰別装置
JP2001019145A (ja) 食品供給装置
JPH10250826A (ja) 果菜物回転装置