JPH0976187A - 産業用ロボットの手首構造 - Google Patents

産業用ロボットの手首構造

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JPH0976187A
JPH0976187A JP23258595A JP23258595A JPH0976187A JP H0976187 A JPH0976187 A JP H0976187A JP 23258595 A JP23258595 A JP 23258595A JP 23258595 A JP23258595 A JP 23258595A JP H0976187 A JPH0976187 A JP H0976187A
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wrist
casing
rotation
rotation axis
industrial robot
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JP23258595A
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Akira Nihei
亮 二瓶
Takashi Takigawa
隆士 滝川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一部品からなり、一部の部品を付け替える
だけでインライン手首とオフセット手首との両状態を実
現できる手首の構造を得ること。 【解決手段】 3つの回転自由度を有する産業用ロボッ
トの手首30の構造として、手首ケーシング36、50
の前端部分の異なる2つの位置に手首出力端要素60、
62を付け替え可能に装着する1対の装着口68、70
を設け、その装着口68、70の一方の開口68に手首
出力端要素60、62を装着したとき、第1と第3の回
転軸線を同一面内に配置したインライン手首を構成し、
他方の装着口70に手首出力端要素60、62を装着し
たとき、第1と第3の回転軸線を異なる平面内に配置し
たオフセット手首を構成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業用ロボットの
手首、特に、ロボットアームの先端に設けられ、第1〜
第3の回転軸線の回りに3つの回動自由度を有する手首
の構造に関し、エンドエフェクタと接続される手首出力
部分を手首ケーシングに対して付け替えることにより、
インライン手首からオフセット手首へ、またその逆にオ
フセット手首からインライン手首へ簡単に切替え可能に
した産業用ロボットの手首の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】産業用ロボットのアーム先端に備えられ
る手首において、アーム軸と同軸の第1の回転軸線の回
りに第1の回動自由度を有し、この第1の回転軸線と直
交した第2の回転軸線の回りに第2の回動自由度を有
し、また第1の回転軸線を含む平面と同一平面内または
平行な平面内に在る第3の回転軸線の回りに第3の回動
自由度を有した3自由度の手首は既に周知である。
【0003】また、この種の3自由度の手首において、
上述した第1の回転軸線を含む平面と第2の回転軸線と
を同じ平面内内に有する構造の手首は、一般的にインラ
イン手首と呼称され、また第1の回転軸線を含む平面と
平行でかつ異なる平面内に第3の回転軸線を含む構造の
手首は、オフセット手首と呼称されて周知であり、産業
用ロボットの用途に応じて何れかの手首がロボットアー
ムの先端に予め装備される構成を有している。
【0004】この種のインライン手首およびオフセット
手首の従来の構造は、それぞれ、図3、図4に図示され
ている。図3はロボットアーム1の先端に設けられたイ
ンライン手首の構造を略示しており、同アーム1の基端
側に設けられた第1の駆動モータ2の出力端に取着され
たギア5と噛合するギア6を介して同第1の駆動モータ
2の駆動に従ってロボットアーム1と共に手首ケーシン
グ7が第1の回転軸線(J4軸)の回りに回動する構造
を有し、この手首ケーシング7に取り付けられた手首出
力部20には同じ第1の回転軸線の回りに回動出力が取
り出される。また、ロボットアーム1の基端側に設けら
れた第2の駆動モータ3の出力端に取着されたギア8と
噛合するギア9を介してロボットアーム1の内部の中間
軸10が回動すると、この中間軸10の先端に設けられ
た1対のベベルギア機構11を介して手首ケーシング7
は上記の第1の回転軸線(J4軸)と直交した第2の回
転軸線(J5)の回りに回動する。そして、この手首ケ
ーシング7の第2の回転軸線回りの回動によって、手首
出力部20には同じ第2の回転軸線(J5軸)の回りに
回動出力が取り出される。更に、ロボットアーム1の基
端側に設けられた第3の駆動モータ4の出力端に取着さ
れたギア12と噛合したギア13を有する内軸14は、
第3の駆動モータ4の回転駆動に従って回動し、この内
軸14の回動は手首ケーシング7の内部に設けられた1
対のベベルギア機構15、平歯車機構16、他の1対の
ベベルギア機構17を順次に介して手首出力部20に伝
動され、故に、同手首出力部20から第3の回転軸線
(J6軸)の回りの回動出力が取り出される。ここで、
既述のように、インライン手首では第1の回転軸線(J
4軸)と第2の回転軸線(J6)軸とが同じ平面内に含
まれた構造を有している。
【0005】他方、図4は、ロボットアーム1の先端に
設けられたオフセット手首を略示している。このオフセ
ット手首においては、手首ケーシング7aの内部に設け
られたベベルギア機構から成る伝動機構が、インライン
手首の場合のベベルギア機構11、15、17、平歯車
機構16等から成る伝動機構と全く異なる配置、構造を
有していることから、図4の図示から明らかなように、
オフセット手首は、第1の回転軸線(J4軸)を含む平
面からオフセットした別の平行な平面内に第3の回転軸
線(J6軸)を有する構造をしている。
【0006】すなわち、第1の駆動モータ2の回転駆動
により、ロボットアーム1を介して手首ケーシング7a
が第1の回転軸線(J4軸)の回りに回動し、従って手
首ケーシング7aに取着された手首出力部20aは大き
な半径を有して第1の回転軸線の回りに回動し、同回動
出力が手首出力部20aの出力端に取り出される。他
方、第2の駆動モータ3の回転駆動力は、中間軸10を
介して手首ケーシング7aの内部の1対のベベルギア機
構11aを介して同手首ケーシング7aを第1の回転軸
線(J4軸)と直交した第2の回転軸線(J5軸)の回
りに回動させる。故に、同回動出力が手首出力部20a
の出力端から取り出される。
【0007】また、第3の駆動モータ4の回転駆動力は
内軸14を介して手首ケーシング7aの内部のベベルギ
ア機構15aと17aとを介して手首出力部20aに伝
動され、同手首出力部20aの出力端から第3の回転軸
線(J6軸)回りの回動出力が取り出される構造を有し
ている。上述した図3、図4に示すインライン手首、オ
フセット手首の構造から明らかなように、手首ケーシン
グ7、7aの構造が大きく異なると共にこれらの手首ケ
ーシング7、7a内に設けられるベベルギア機構等の伝
動機構の構造が互いに大きく異なるために、両手首は、
全く異なる種類の手首装置として設計、製造、組立が採
用されていた。
【0008】そして、このように、インライン手首、オ
フセット手首の構造が全く異なることから、産業ロボッ
トの使用現場等で用途に応じてインライン手首とオフセ
ット手首とを使い分ける必要がある場合には、図3、図
4に点線で包囲、図示した手首装置をそっくり産業用ロ
ボットロボットアーム1に対して交換し、使用すること
となることから、予めインライン手首とオフセット手首
とを備えておく必要性があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】依って、インライン手
首とオフセット手首とは別装置であり、異なる手首部品
から構成される結果、部品点数も増加して製造コストの
低減にもおのずから制限があると言う問題点がある。し
かも、ロボット使用現場では、1台の産業用ロボットで
インライン手首とオフセット手首とを組にして準備して
おく必要があることから、各台毎のロボット機体の価格
も割高になると言う問題点もある。
【0010】また、手首の交換においては、各インライ
ン手首、オフセット手首をそっくりロボットアームの先
端に対して交換するため、交換作業も手軽に行うことが
困難になると言う問題もあった。依って、本発明の目的
は、上述した諸問題点を解消することができる産業用ロ
ボットの手首を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、ロボット手首の製造
コストの低減を図り、ひいては産業用ロボットの機体の
コスト低減を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の発明の目的に鑑み
て、本発明は、インライン手首とオフセット手首とを共
通した部品で製造、組立て可能とし、しかも1台の手首
装置で一部の部品を付け替えることにより、インライン
手首からオフセット手首に、また逆にオフセット手首か
らインライン手首へ変更することが可能な産業用ロボッ
トの手首の構造を提供せんとするものである。
【0013】すなわち、本発明によれば、ロボットアー
ムの先端に接続され、第1から第3の異なる回転軸線の
回りに3つの回転自由度を有する産業用ロボットの手首
の構造において、手首ケーシングの前端部分の異なる2
位置に手首出力端要素を付け替え可能に装着する2つの
装着口を設け、該2つの装着口の一方に前記手首出力端
要素を装着したとき、前記第1と第3の回転軸線を同一
面内に配置したインライン手首を構成し、他方の装着口
に前記手首出力端要素を装着したとき、前記第1と第3
の回転軸線を異なる平面内に配置したオフセット手首を
構成するようにした産業用ロボットの手首構造を提供す
るものである。
【0014】また、本発明によれば、ロボットアームの
先端に接続され、3つの異なる回転軸線回りに第1から
第3の回転自由度を有する産業用ロボットの手首におい
て、前記ロボットアームに設けた第1の駆動モータの駆
動に従って該ロボットアームに対して前記第1の回転軸
線の回りに回動可能に設けられた手首ケーシング、前記
手首ケーシング内に設けられた第2の駆動モータの駆動
によって該第1の手首ケーシングに対して前記第1の回
転軸線と直交した前記第2の回転軸線の回りに回動可能
に設けられた手首出力要素と、前記手首出力要素内に設
けられた第3の駆動モータの駆動によって該手首出力要
素に対して前記第3の回転軸線の回りに回動可能な手首
出力端と、を具備し、前記手首ケーシングの前端に1対
の装着口を形成して前記手首出力要素を該1対の装着口
の間で付け替えることにより、前記第1、第3の回転軸
線を同一平面内に設定する配置と前記第1、第3の回転
軸線を異なる平行な平面内に設定する配置とを自在にと
り得る構成を備えた産業用ロボットの手首が提供され
る。
【0015】この場合に、上記手首ケーシングは、第2
の駆動モータと手首出力要素との間に1対のベベルギア
機構と1組の減速平歯機構とを内蔵することにより、上
記の手首出力要素を第2の駆動モータの出力回転に対し
て所定の減速率により第2の回転軸線の回りに回動可能
に形成している。また、手首ケーシングは、断面が第1
の長方形断面部と、その第1の長方形断面部よりも幅の
狭い第2の長方形断面部とを有してなり、第1の長方形
断面部の先端領域に第2の長方形断面部の後端領域を結
合し、該第2の長方形断面部の先端領域に手首出力要素
を付け替え自在に装着する1対の装着口を有した構造を
備えた中空構造体として形成されている。そして、手首
出力要素をインライン手首からオフセット手首に付け替
える場合および逆にオフセット手首からインライン手首
に付け替える場合には手首出力要素と手首ケーシング内
の1組の減速平歯車機構とを一体にして一方の装着口か
ら他方の装着口に付け替えるものである。
【0016】このような構成によれば、1つの手首装置
でインライン手首状態とオフセット手首状態とを何ら部
品の交換を行うことなく実現することが可能となり、故
に、低コストの産業用ロボットの手首を得ることが可能
となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の1実施形態に係
る産業用ロボットの手首の構造を示し、特にインライン
手首の状態を示した断面図であり、図2は同オフセット
手首の状態を示した断面図である。図1において、本発
明に係る産業用ロボットの手首30は、ロボットアーム
28の先端に装着される装置として構成され、本実施形
態では、同アーム28の先端領域の内部に格納された第
1の駆動モータ32、同第1の駆動モータ32の先端に
設けられた減速機34から成る駆動源によりロボットア
ーム28に対して第1の回転軸線(J4軸)の回りに回
動可能な手首ケーシング下部36を有し、この手首ケー
シング下部36の内部に設けられた支持棚36aに第2
の駆動モータ38が、取付けねじ等の適宜の取付け手段
によって取着され、該支持棚36aの中央開口部を介し
て延長した該駆動モータ38の出力軸の先端に取付けら
れた1つのベベルギア40aが、手首ケーシング下部3
6の先端域内に側方から回転軸受42を介して臨む回転
軸44の内端に固定されたベベルギア40bに噛合し、
同回転軸44に第2の駆動モータ38の回転を伝動して
いる。この回転軸44の外端には1つのピニオン平歯車
48aを有し、このピニオン平歯車48aは手首ケーシ
ング下部36の先端域に一体構造で形成された手首ケー
シング上部50内で減速用平歯車48bと噛合してい
る。この後者の減速用平歯車48bは、手首ケーシング
上部50の内部に回転軸受52、52により回転自在に
保持された短軸54上に取着され、この短軸54上に列
設された小平歯車56aと噛合した減速用平歯車56b
に回転を伝動している。減速用平歯車56bは、手首ケ
ーシング上部50の内部で回転軸受58を介して回転自
在に保持された回転軸60の一端に取着され、この回転
軸60の他端は手首ケーシング上部50の外方に突出し
て手首出力要素62に直結されている。従って、手首出
力要素62は、回転軸60の回転に応じて手首ケーシン
グ上部50に対し、該回転軸60の回転軸線を手首の第
2の回転軸線(J5軸)にして回動することが可能であ
る。
【0018】上記手首出力要素62は、内部に第3の駆
動モータ64を内蔵し、同第3の駆動モータ64の出力
端66、または同モータ64の出力端に直結した減速機
の出力端(図示なし)を手首30の出力端に形成してい
る。ここで、手首ケーシング上部50における上述した
回転軸60は、該手首ケーシング上部50の先端域に開
口された1つの同軸の開口68、70において一方の開
口68に回転軸受58を装着し、この回転軸受58を介
して回転自在に取付けられることにより、手首出力要素
62は第1の回転軸線(J4軸)と第3の回転軸線(J
6軸)とが共に同じ平面内に含まれるように配置された
構造となり、従って手首30はインライン手首として形
成された状態にある。
【0019】なお、このとき、手首ケーシング上部50
の他の開口70には適宜のキャップまたはカバー72を
被着されて同開口70から手首ケーシング上部50の内
部に塵埃等が混入しない処置が取られる。ここで、図2
を参照すると、上記の回転軸60はその回転軸受58を
手首ケーシング上部50の他の開口70に装着すること
により、図3に示した手首出力要素62に対してちょう
ど、対称の位置に同手首出力要素62が設けられ、この
結果、手首出力要素62は、その第3の回転軸線(J6
軸)が含まれる平面が第1の回転軸線(J4軸)の含ま
れる平面に対してオフセット(離隔)した位置に来る構
成となり、故に、手首30はオフセット手首を形成して
いる状態にある。
【0020】この場合には、キャップまたはカバー72
は開口68に被着される。以上の説明から理解できるよ
うに、本発明の実施形態に係る手首30は、単に手首ケ
ーシング上部50に設けた1対の開口68、70に対し
て回転軸60および回転軸受58と共に同回転軸60の
外端に取着された手首出力要素62を付け替えること
で、インライン手首とオフセット手首との間の交換を達
成することができるのである。この場合に、このような
付け替えは、手首ケーシング上部50の内部に設けられ
ている減速歯車対56a、56bが平歯車対から成るこ
とにより、付け替え前後で減速歯車機構の構造、作用は
全く、不変に維持することができる。従って、ロボット
アーム28に手首30を装着した状態で簡単にインライ
ン手首とオフセット手首との付け替え、交換を遂行する
ことができる。しかも、手首ケーシング下部36と手首
ケーシング上部50は内部にそれぞれ、大小の長方形断
面の中空空間を有した簡単な箱体構造を有することか
ら、製造、組立が簡単化される有利を有している。ここ
で、図3、図4に示すように、手首ケーシング下部36
の先端域に一体に取着、形成された手首ケーシング上部
50は、線50aで示す部分を境として2分可能に形成
され、かつ適宜のボルトねじを用いて両者を結合できる
ように形成されている。この結果、インライン手首とオ
フセット手首との付け替え時には、この手首ケーシング
上部50を二つに分離することにより、手首出力要素6
2と回転軸60との付け替え作業を簡単化させることが
可能となる。
【0021】上述した実施形態では、ロボットアーム2
8の先端域に手首30の第1の駆動モータ32を保持し
た構造例としたが、この第1モータ28は必要に応じて
ロボットアーム28の後端域に設け、その出力端で回動
される軸棒をアーム28の先端まで延設して手首30に
第1の駆動モータ32の回転出力を入力する構造例とし
ても全く同じ作用、効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上の実施形態の記載を介して、本発明
によれば、ロボットアームの先端に接続され、第1から
第3の異なる回転軸線の回りに3つの回転自由度を有す
る産業用ロボットの手首において、手首ケーシングの前
端部分の異なる2位置に手首出力端要素を付け替え可能
に装着する2つの装着口を設け、その2つの装着口の一
方に前記手首出力端要素を装着したとき、前記第1と第
3の回転軸線を同一面内に配置したインライン手首を構
成し、他方の装着口に前記手首出力端要素を装着したと
き、前記第1と第3の回転軸線を異なる平面内に配置し
たオフセット手首を構成するようにしたので、インライ
ン手首とオフセット手首とを共通の手首部品で構成で
き、しかも単一の手首装置内で一部の部品の付け替えに
よりそれらのインライン手首、オフセット手首を簡単に
実現することができるので、単一の産業用ロボットの機
体に一つの手首を設けることでインライン手首動作をオ
フセット手首動作との作用を実現できることとなり、部
品点数の削減と製造、組立の簡便化による低コスト化を
図り、かつ同時に一台の産業用ロボットの機能を向上さ
せ得る作用、効果を得ることができる。
【0023】しかも、従来の手首装置のようにロボット
アームに対する手首装置全体を切替え取付けする煩瑣が
解消されるので、産業ロボットの現場における稼働効率
を向上させることも可能となる。更に、インライン手
首、オフセット手首を同一の手首部品を用いて製造、組
立により実現できることから、手首装置全体の製造コス
トの低減を図ることが可能と成った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係る産業用ロボットの手
首の構造を示し、特にインライン手首の状態を示した断
面図である。
【図2】同オフセット手首の状態を示した断面図であ
る。
【図3】従来のインライン手首の構造を示す略示構造図
である。
【図4】従来のオフセット手首の構造を示す略示構造図
である。
【符号の説明】
28…ロボットアーム 30…手首 32…第1の駆動モータ 36…手首ケーシング下部 38…第2の駆動モータ 40a、40b…ベベルギア 48a…ピニオン歯車 48b…減速用平歯車 50…手首ケーシング下部 50a…線 58…回転軸受 60…回転軸 62…手首出力要素 64…第3の駆動モータ 66…出力端 68、70…開口

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットアームの先端に接続され、第1
    から第3の異なる回転軸線の回りに3つの回転自由度を
    有する産業用ロボットの手首構造において、 手首ケーシングの前端部分の異なる2位置に手首出力端
    要素を付け替え可能に装着する2つの装着口を設け、 該2つの装着口の一方に前記手首出力端要素を装着した
    とき、前記第1と第3の回転軸線を同一面内に配置した
    インライン手首を構成し、他方の装着口に前記手首出力
    端要素を装着したとき、前記第1と第3の回転軸線を異
    なる平面内に配置したオフセット手首を構成するように
    したことを特徴とする産業用ロボットの手首構造。
  2. 【請求項2】 ロボットアームの先端に接続され、3つ
    の異なる回転軸線回りに第1から第3の回転自由度を有
    する産業用ロボットの手首において、 前記ロボットアームに設けた第1の駆動モータの駆動に
    従って該ロボットアームに対し前記第1の回転軸線の回
    りに回動可能に設けられた手首ケーシングと、 前記手首ケーシング内に設けられた第2の駆動モータの
    駆動によって該第1の手首ケーシングに対して前記第1
    の回転軸線と直交した前記第2の回転軸線の回りに回動
    可能に設けられた手首出力要素と、 前記手首出力要素内に設けられた第3の駆動モータの駆
    動によって該手首出力要素に対して前記第3の回転軸線
    の回りに回動可能な手首出力端と、を具備し、 前記手首ケーシングの前端に1対の装着口を形成して前
    記手首出力要素を該1対の装着口の間で付け替えること
    により、前記第1、第3の回転軸線を同一平面内に設定
    する配置と前記第1、第3の回転軸線を異なる平行な平
    面内に設定する配置とを自在にとり得るようにした構成
    を特徴とする産業用ロボットの手首。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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