JPH0973308A - 複数の主軸を複数の系統で制御する数値制御装置 - Google Patents

複数の主軸を複数の系統で制御する数値制御装置

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JPH0973308A
JPH0973308A JP22887195A JP22887195A JPH0973308A JP H0973308 A JPH0973308 A JP H0973308A JP 22887195 A JP22887195 A JP 22887195A JP 22887195 A JP22887195 A JP 22887195A JP H0973308 A JPH0973308 A JP H0973308A
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JP22887195A
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Tomoharu Haranaga
智晴 原永
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主軸を制御する制御系統を固定とせず、複数
の制御系統から選択、指令できる数値制御装置を得る。 【解決手段】 この発明の数値制御装置は、全系統共通
の主軸割付を行う主軸割付手段2と、主軸割付手段2で
割付られた全系統共通の主軸割付データを格納する全系
統共通の主軸割付記憶部3と、主軸を制御する制御系統
を選択する主軸選択手段8と、主軸選択手段8で選択さ
れた制御系統番号データを格納する制御系統番号記憶部
9と、を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、数値制御装置に
関し、特に、複数の主軸を複数の系統で制御する数値制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の4主軸を含む2系統で構
成される多軸システムの構成図である。図において、1
00は数値制御装置、101は紙テープ等に記録された
第1系統の加工プログラム、102は紙テープ等に記録
された第2系統の加工プログラム、103は第1系統の
加工プログラム101を解析して演算を行う第1系統の
解析演算部、104は第1系統の解析演算部103の演
算結果を後述の主軸制御部及びサーボ制御部へ出力する
第1系統の指令部、105は第2系統の加工プログラム
102を解析して演算を行う第2系統の解析演算部、1
06は第2系統の解析演算部105の演算結果を後述の
主軸制御部及びサーボ制御部へ出力する第2系統の指令
部、107はPLC(Programable Log
ic Controller)装置、108〜111は
主軸制御部、112〜115は主軸アンプ、116〜1
19は主軸モータ、120、121はサーボ制御部、1
12、123はサーボアンプ、124、125はサーボ
モータである。
【0003】131は主軸制御部108、主軸アンプ1
12及びモータ116、主軸制御部109、主軸アンプ
113及びモータ117で構成される第1系統に属する
主軸群、132は主軸制御部110、主軸アンプ114
及びモータ118、主軸制御部111軸アンプ115及
びモータ119で構成される第2系統に属する主軸群で
ある。
【0004】また、141は第1系統内の主軸割付記憶
部、142、143は第1系統主軸群131に対する第
1系統内の主軸割付データであり、主軸割付データ14
2の「1−1」は第1系統の第1主軸を意味し、主軸割
付データ143の「1−2」は第1系統の第2主軸であ
ることを意味する。また、144は第2系統内の主軸割
付記憶部、145、146は第2系統主軸群132に対
する第2系統内の主軸割付データであり、主軸割付デー
タ145の「2−1」は第2系統の第1主軸を意味し、
主軸割付データ146の「2−2」は第2系統の第2主
軸であることを意味する。
【0005】上述の系統内の主軸割付データについて
は、予め割付が定められたインターフェイス(図示せ
ず)に主軸制御部108〜111を接続することによっ
て系統が決定し、主軸アンプ112〜115に設けられ
たロータリスイッチ等(図示せず)の設定により系統内
割付が決定する。
【0006】数値制御装置100で制御する駆動軸の
内、サーボ軸に関するアドレスとしては、各軸に対応し
てX,Y,Z,A,B,C等の座標語が割り当てられ、
当該系統を構成するサーボ軸は前記軸に対応する座標語
で任意に制御できる。しかし、主軸に関するアドレスと
しては、主軸回転数の指定をするS指令1つしかなく、
アドレスにより制御する主軸を指定することができない
ため、図10に示す複数の主軸を有するシステムにおい
て、制御する主軸を切り換える場合には、加工プログラ
ムに制御主軸切り換えコード(GコードやMコードを使
用)を指示し、その制御主軸切り換えコード続くS指令
の出力先を選択する方法が取られている。
【0007】また、図11はポリゴン加工を行う旋盤に
おける、駆動軸の構成を示す図である。図において、1
51はワーク、152はワーク151を把持するチャッ
ク、153はチャック152に把持されたワーク151
の回転を制御する主軸、154は工具、155は工具1
54の回転を制御するミル軸、156はミル軸155を
取り付けた刃物台である。ポリゴン加工は、円柱状のワ
ークを径方向の断面が多角形になるように加工するもの
で、主軸とミル軸の回転軸が平行である旋盤において主
軸とミル軸を整数比の回転数で同期して回転させること
により行われる加工である。
【0008】図12はポリゴン加工のプログラムの一例
を示す図である。図において、第1の指令M3S50
0;は主軸を回転方向CW(clock−wise、右
回り)に回転数500rpmで回転させる指令、第2の
指令G51.2P1Q2;はポリゴン加工を実行させる
ための指令で、Pの後の数字とQの後の数字で、それぞ
れ主軸とミル軸の回転数比を指定する。この指令の場合
は、主軸がS指令により500rpmで回転するのに同
期して、ミル軸は1000rpmで回転することにな
る。第3の指令G1Zー1000.;はミル軸155を
取り付けた刃物台をZ軸ー方向に直線補間で移動させる
指令、第4の指令G50.2;はポリゴン加工状態を解
除する指令、第5の指令M30;はプログラムエンドの
指令である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の数
値制御装置では、複数の主軸を系統毎に割り付け、制御
するようになっているので、同系統に属する複数の主軸
は制御できたが、異なる系統の主軸は制御できないとい
う問題点があった。
【0010】また、上述のような1つの主軸と1つのミ
ル軸によるポリゴン加工は行われてきたが、複数の主軸
と複数のミル軸を必要とするポリゴン加工は、それぞれ
1つの主軸と1つのミル軸とを有する機械を複数使用し
なければないという問題点があった。
【0011】この発明は、上述のような問題を解消する
ためになされたもので、第1の目的は主軸を制御する制
御系統を固定とせず、複数の制御系統から選択、指令で
きるようにしたものである。
【0012】また、第2の目的は、加工プログラムに記
された主軸選択指令により、主軸を制御する制御系統を
選択するようにしたものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係る複数の主
軸を複数の系統で制御する数値制御装置において、主軸
割付手段は複数の主軸を割り付け、全系統共通の主軸割
付データとして全系統共通の主軸割付記憶部に格納する
ものであり、主軸選択手段は主軸を制御する制御系統を
選択し、制御系統番号データとして制御系統番号記憶部
に格納するものである。
【0014】また、主軸選択手段は、各系統の加工プロ
グラムに記された主軸選択指令により、主軸を制御する
制御系統を選択するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.図1は、この発明の一実施形態で
ある4主軸を含む2系統で構成される多軸システム構成
図である。図において、101〜144は上述の従来装
置と同様のものであり、その説明を省略する。1は数値
制御装置、2は全系統共通の主軸割付を行う主軸割付手
段、3は全系統共通の主軸割付記憶部、4〜7は全系統
共通の主軸割付データ、8は主軸を制御する制御系統を
選択する主軸選択手段、9は制御系統番号記憶部、10
〜13は制御系統番号データである。
【0016】全系統共通の主軸割付データ4〜7の
「1」は全系統共通の主軸割付で第1主軸を、「2」は
全系統共通の主軸割付で第2主軸を、「3」は全系統共
通の主軸割付で第3主軸を、「4」は全系統共通の主軸
割付で第4主軸を意味する。また、制御系統番号データ
10〜13の「1」は第1系統を、「2」は第2系統を
意味する。
【0017】図2は、この発明の一実施形態である加工
プログラムに記されるアドレスP、Q、Rを使用した主
軸選択指令を示した図である。主軸選択指令はG150
及びアドレスP、Q、Rを使用して、アドレスPはメイ
ン主軸、Qはミル軸、Rはサブ主軸を表し、アドレスに
続く数字は主軸割付番号を示す。図において、21は第
1系統の加工プログラムに記された主軸選択指令で、G
150P1Q2R3;は第1系統のメイン主軸に第1主
軸を、ミル軸に第2主軸を、サブ主軸に第3主軸を選択
する指令であり、22、23は第2系統の加工プログラ
ムに記された主軸選択指令で、G150P4;は第2系
統のメイン主軸に第4主軸を選択する指令であり、G1
50P1;は第2系統のメイン主軸に第1主軸を選択す
る指令である。
【0018】図3は、この発明の一実施形態である主軸
割付及び主軸選択の動作手順を示すフローチャート図で
ある。主軸割付手段2は、ステップS1で第1系統内の
主軸割付記憶部141の内容を順に読み込み、ステップ
S2で全系統共通の主軸割付記憶部3に順次、共通主軸
割付番号を設定し、第1系統内の主軸の設定が終了する
と、ステップS3、ステップS4で第2系統内の主軸に
ついても同様に共通主軸割付番号を設定する。
【0019】ここで、全系統共通の主軸割付記憶部3の
主軸割付データと、第1系統内の主軸割付記憶部14
1、第2系統内の主軸割付記憶部144における系統内
の主軸割付データとの関係は、 全系統共通の主軸割付データ「1」:系統内の主軸割付データ「1ー1」 全系統共通の主軸割付データ「2」:系統内の主軸割付データ「1ー2」 全系統共通の主軸割付データ「3」:系統内の主軸割付データ「2ー1」 全系統共通の主軸割付データ「4」:系統内の主軸割付データ「2ー2」 となる。
【0020】次にステップS5で、主軸選択手段8は、
実行する加工プログラムに主軸選択指令が含まれている
場合、制御系統番号記憶部9に各々の主軸の制御系統の
番号を格納し、主軸選択指令した系統から主軸選択要求
を受け要求のあった系統に対し指定した主軸の制御を許
可する。
【0021】ここで、図1と図2とにより主軸選択手段
8の処理を説明すると、第1系統の主軸選択指令21
(G150P1Q2R3;)により、第1主軸をメイン
主軸、第2主軸をミル軸、第3主軸をサブ主軸として、
第1系統の主軸として選択し、続いて第2系統の主軸選
択指令22(G150P4;)で第4主軸をメイン主軸
として、第2系統の主軸として選択する。この状態が図
1のとして記載したもので、制御系統番号データ10〜
13は 第1主軸:第1系統の主軸として選択、 第2主軸:第1系統の主軸として選択、 第3主軸:第1系統の主軸として選択、 第4主軸:第2系統の主軸として選択、 となっている。
【0022】さらに、第2系統の主軸選択指令23(G
150P1;)が指令された場合、第1主軸の制御系統
番号データ10には「1」が格納されており、第1主軸
は既に第1系統にて選択されているため、主軸選択手段
8は第2系統の第1主軸選択を禁止し、所定のアラーム
やメッセージをCRT等(図示せず)に表示する。
【0023】この実施形態では、既にある系統に選択さ
れている主軸に対し、他の系統からの同一の主軸選択が
あった場合、後者の主軸選択指令を禁止したが、前者の
主軸に対する指令が突然遮断されるのを防止できればよ
く、前者の主軸選択指令が解除するまで待つようにして
もよい。
【0024】また、この実施形態では主軸選択指令とし
てG150を使用した例を示したが、他のGコードまた
はMコード等により指定してもよい。
【0025】発明の実施の形態2.図4はこの発明の一
実施形態に係る対向する2つの主軸を制御してポリゴン
加工を行う旋盤における、駆動軸の構成を示す図であ
る。図において、161はワーク、162、163はワ
ーク161を把持するチャック、164、165はチャ
ック162、163に把持されたワーク161の回転を
制御する主軸、166は工具、167は工具166の回
転を制御するミル軸、168はミル軸167を取り付け
た刃物台である。
【0026】図5は、この発明の一実施形態に係る主軸
選択指令を使用した加工プログラムを示した図である。
図において、第1の指令G150P1P3R2;は第1
主軸及び第3主軸をメイン主軸、第2主軸をミル軸と選
択する主軸選択指令であり、この場合第1主軸及び第3
主軸をメイン主軸として同一のS指令により同期運転を
行わせるために、P1P3と同一アドレスを指定してい
る。アドレスQ、Rについても同様である。
【0027】第2の指令M3S500;はメイン主軸
(第1主軸及び第3主軸)を回転方向CWに回転数50
0rpmで回転させる指令、第3の指令G51.2P1
Q2;はポリゴン加工を実行させるための指令で、この
場合は、メイン主軸がS指令により500rpmで回転
するのに同期して、ミル軸は1000rpmで回転する
ことになる。これにより、メイン主軸1、2によって回
転するワーク1をミル軸で加工でき、長いワークのポリ
ゴン加工が容易に実現できる。
【0028】第4の指令G1Zー1000.;はミル軸
167を取り付けた刃物台をZ軸ー方向に直線補間で移
動させる指令、第5の指令G50.2;はポリゴン加工
状態を解除する指令、第6の指令G150;は主軸選択
を解除する指令であり、上述の第1の指令G150P1
P3R2;で選択した第1主軸、第2主軸及び第3主軸
をこのプログラムを実行している系統から主軸選択を解
除することにより、制御系統番号データ10〜12の内
容はクリアされ、他のプログラム(他の系統)から第1
主軸、第2主軸及び第3主軸に対する主軸選択が可能と
なる。第7の指令M30;はプログラムエンドの指令で
ある。
【0029】図6は、この発明の一実施形態に係る加工
プログラムの主軸選択指令による主軸選択の例を示した
図である。図において、24は図5の第1の指令G15
0P1P3R2;を実行した状態で、第1主軸、第2主
軸及び第3主軸をこのプログラムを実行している系統で
主軸選択した例、25は第6の指令G150;を実行し
た状態で、第1主軸、第2主軸及び第3主軸をこのプロ
グラムを実行している系統からの主軸選択を解除した例
である。
【0030】発明の実施の形態3.図7は、この発明の
一実施形態に係るポリゴン加工を行う旋盤における、駆
動軸の構成を示す図である。図において、171はワー
ク、172はワーク171を把持するチャック、173
はチャック172に把持されたワーク171の回転を制
御する主軸、174はワーク、175はワーク174を
把持するチャック、176はチャック175に把持され
たワーク174の回転を制御する主軸、177、178
は工具、179は工具177、178の回転を制御する
ミル軸、180はミル軸179を取り付けた刃物台、1
81はワーク付け外しアームである。
【0031】図において、(a)は主軸173とミル軸
179(工具177)によりポリゴン加工を行う場合の
例、(b)は主軸176とミル軸179(工具178)
によりポリゴン加工を行う場合の例である。
【0032】図8は、この発明の一実施形態に係るポリ
ゴン加工のプログラムの一例を示す図であり、図7に示
す駆動軸の構成の旋盤においてポリゴン加工(a)、
(b)を続けて行わせるプログラムの一例である。図に
おいて、第1の指令G150P1Q2;は第1主軸をメ
イン主軸、第2主軸をミル軸と選択する主軸選択指令で
あり、第2の指令M3S500;はメイン主軸を回転方
向CWに回転数500rpmで回転させる指令、第3の
指令G51.2P1Q2;はポリゴン加工を実行させる
ための指令で、この場合は、メイン主軸がS指令により
500rpmで回転するのに同期して、ミル軸は100
0rpmで回転することになる。第4の指令G1Zー1
000.;は刃物台をZ軸方向に移動させる指令、であ
り、以上で図7(a)の主軸173とミル軸179(工
具177)によりポリゴン加工を行う。
【0033】第5の指令G50.2;でポリゴン加工状
態を解除し、続いて図7(b)の主軸176とミル軸1
79(工具178)によりポリゴン加工を行うために、
第6の指令G0X200.;第7の指令G0Z0.;第
8の指令G0X100.;により刃物台を移動させる。
【0034】第9の指令G150P3Q2;は第3主軸
をメイン主軸、第2主軸をミル軸と選択する主軸選択指
令であり、第10の指令M3S500;はメイン主軸を
回転方向CWに回転数500rpmで回転させる指令、
第11の指令G51.2P1Q2;はポリゴン加工を実
行させるための指令で、この場合は、メイン主軸がS指
令により500rpmで回転するのに同期して、ミル軸
は1000rpmで回転することになる。第12の指令
G1Z1000.;は刃物台をZ軸方向に移動させる指
令であり、以上で、図7(b)の主軸176とミル軸1
79(工具178)によりポリゴン加工を行う。
【0035】図7の構成とし、図8のプログラムを使用
することにより、ワーク交換の時間に、他方のポリゴン
加工を行うことができ、作業時間を短縮する事ができ
る。
【0036】発明の実施の形態4.図9は、この発明の
一実施形態に係る主軸選択手段8の主軸選択処理を示す
図である。図9は、第1系統の加工プログラム及び第2
系統の加工プログラムにおける主軸選択指令と主軸選択
手段8の主軸選択処理(○は主軸選択許可、×は主軸選
択禁止)との関係を説明したものである。まず、状態A
では第1系統の加工プログラムで主軸選択指令G150
P1P2;が指令されたため、主軸選択手段8は、第1
系統の主軸選択要求を受け付け、第1系統に対し主軸1
と主軸2の選択を許可する。これと同時に第2系統に対
し主軸1と主軸2の主軸選択を禁止する。
【0037】続いて、状態Bで第2系統の加工プログラ
ムで主軸選択指令G150P2;が指令され、主軸選択
手段8は、第2系統の主軸2に対する主軸選択要求を受
け付けるが、すでに主軸2は第1系統に選択を許可し、
第2系統に対しては禁止しているため、ここでも第2系
統に対して主軸2の選択を引き続き禁止する。但し、第
2系統からの主軸選択要求は残される。
【0038】さらに、状態Cで第1系統加工プログラム
で主軸選択を解除する指令G150;が指令されたた
め、主軸選択手段8は、第1系統に対しての主軸1と主
軸2の選択許可を解除し、第2系統に対し主軸2の選択
を許可する。
【0039】状態Dはいずれの系統からも主軸選択指令
がが無いため、状態Cを維持する。このように主軸選択
手段8は、各主軸に対して複数系統からの選択要求を同
時に受けても加工に支障がないように主軸の管理を行
う。
【0040】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0041】主軸割付手段は複数の主軸を割り付け、全
系統共通の主軸割付データとして全系統共通の主軸割付
記憶部に格納するようにし、また、主軸選択手段は主軸
を制御する制御系統を選択し、制御系統番号データとし
て制御系統番号記憶部に格納するようにしたので、主軸
を制御する制御系統を固定とせず、複数の制御系統から
選択、指令でき、効率の良い加工及び加工時間の短縮に
対応できる。
【0042】また、主軸選択手段は、各系統の加工プロ
グラムに記された主軸選択指令により、主軸を制御する
制御系統を選択するようにしたので、主軸に対する制御
をフレキシブルにでき、加工の多様化に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態である4主軸を含む2
系統で構成される多軸システム構成図である。
【図2】 この発明の一実施形態である加工プログラム
に記されるアドレスP、Q、Rを使用した主軸選択指令
を示した図である。
【図3】 この発明の一実施形態である主軸割付及び主
軸選択の動作手順を示すフローチャート図である。
【図4】 この発明の一実施形態に係る対向する2つの
主軸を制御してポリゴン加工を行う旋盤における、駆動
軸の構成を示す図である。
【図5】 この発明の一実施形態に係る主軸選択指令を
使用した加工プログラムを示した図である。
【図6】 この発明の一実施形態に係る加工プログラム
の主軸選択指令による主軸選択の例を示した図である。
【図7】 この発明の一実施形態に係るポリゴン加工を
行う旋盤における、駆動軸の構成を示す図である。
【図8】 この発明の一実施形態に係るポリゴン加工の
プログラムの一例を示す図である。
【図9】 この発明の一実施形態に係る主軸選択手段8
の主軸選択処理を示す図である。
【図10】 従来の4主軸を含む2系統で構成される多
軸システムの構成図である。
【図11】 ポリゴン加工を行う旋盤における、駆動軸
の構成を示す図である。
【図12】 ポリゴン加工のプログラムの一例を示す図
である。
【符号の説明】
1 数値制御装置、 2 全系統共通の主軸割付を行う
主軸割付手段、 3全系統共通の主軸割付記憶部、 4
〜7 全系統共通の主軸割付データ、 8主軸選択手
段、 9 制御系統番号記憶部、 10〜13 制御系
統番号データ、 21 第1系統の加工プログラムに記
された主軸選択指令、 22、23第2系統の加工プロ
グラムに記された主軸選択指令、 161 ワーク、
162、163 ワーク161を把持するチャック、
164、165 チャック162、163に把持された
ワーク161の回転を制御する主軸、 166 工具、
167 工具166の回転を制御するミル軸、 16
8 ミル軸167を取り付けた刃物台、 171 ワー
ク、 172 ワーク171を把持するチャック、 1
73 チャック172に把持されたワーク171の回転
を制御する主軸、 174 ワーク、 175 ワーク
174を把持するチャック、 176チャック175に
把持されたワーク174の回転を制御する主軸、 17
7、178 工具、 179 工具177、178の回
転を制御するミル軸、 180ミル軸179を取り付け
た刃物台、 181 ワーク付け外しアーム。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全系統共通の主軸割付を行う主軸割付手
    段と、この主軸割付手段で割付られた全系統共通の主軸
    割付データを格納する全系統共通の主軸割付記憶部と、
    主軸を制御する制御系統を選択する主軸選択手段と、こ
    の主軸選択手段で選択された制御系統番号データを格納
    する制御系統番号記憶部と、を備えた、複数の主軸を複
    数の系統で制御する数値制御装置。
  2. 【請求項2】前記主軸選択手段は、各系統の加工プログ
    ラムに記された主軸選択指令により、主軸を制御する制
    御系統を選択することを特徴とする請求項1記載の複数
    の主軸を複数の系統で制御する数値制御装置。
JP22887195A 1995-09-06 1995-09-06 複数の主軸を複数の系統で制御する数値制御装置 Pending JPH0973308A (ja)

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JP22887195A JPH0973308A (ja) 1995-09-06 1995-09-06 複数の主軸を複数の系統で制御する数値制御装置

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