JPH0973211A - 帯電部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

帯電部材、プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0973211A
JPH0973211A JP7228086A JP22808695A JPH0973211A JP H0973211 A JPH0973211 A JP H0973211A JP 7228086 A JP7228086 A JP 7228086A JP 22808695 A JP22808695 A JP 22808695A JP H0973211 A JPH0973211 A JP H0973211A
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charging
image
charging roller
photosensitive drum
elastic body
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Atsutoshi Ando
安藤温敏
Junichi Kato
加藤淳一
Satoshi Inami
居波聡
Atsushi Suzuki
鈴木淳
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers
    • G03G15/0233Structure, details of the charging member, e.g. chemical composition, surface properties

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯電部材製造時の端部型製造のためのコスト
を抑え、また、プリントアウト時に感光ドラム削れによ
る画像欠陥が画像形成領域内に侵入することを防止す
る。 【解決手段】 支持部材21によって回転可能に保持し
た導電性の弾性体22を回転可能な像担持体1にローラ
接触させ、該支持部材21に帯電電圧を印加して該弾性
体2を帯電することで該像担持体1を帯電する帯電部材
2において、該支持部材21はその両端が長手方向に沿
って少なくとも一つ以上の段差28を有し、前記弾性体
22が該支持部材21の少なくとも該段差28部位を被
覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
ー等、電子写真方式を利用した画像形成装置の帯電装置
に関するものである。
【0002】さらに詳しくは、支持部材上に導電性ゴム
等より成る一層以上の層を設け、表面を感光ドラムに接
触させて電圧を印加することにより感光ドラムを帯電さ
せる接触帯電装置における帯電部材、及びこれを用いた
プロセスカートリッジ、及びこれを用いた画像形成装置
に関するものである。
【0003】
【従来の技術】図17は従来の画像形成装置の一例を表
した図である。同図において、17は画像形成装置本体
である。1は潜像担持体たる円筒状の感光ドラムであ
り、その軸を中心に一方向に回転する。該感光ドラム1
は帯電装置2によってその表面が一様に帯電された後、
露光装置15により潜像が形成される。また、現像装置
6はトナー7の貯蔵・保管を行うホッパーと、現像剤担
持体たる現像スリーブ3とを備えており、感光ドラム1
上に形成した潜像にトナー7を供給して可視化せしめ
る。なお、現像スリーブ3の近傍には現像剤規制部材た
る現像ブレード4が設置されている。そして、感光ドラ
ム1と現像スリーブ3の間には直流バイアスに交流バイ
アスを重畳したバイアス供給電源(不図示)が接続され
ており、適正な現像バイアスを与えるようになってい
る。
【0004】このように、トナー7により可視化された
感光ドラム1上の像は転写装置9により転写材12に転
写される。転写材12は給紙ローラ14で給紙され、レ
ジストローラ(不図示)により感光ドラム1上の像と同
期がとられて転写装置9に送られる。そして転写材12
に転写されたトナー7による可視像は、転写材12とと
もに定着装置16に搬送され、熱もしくは圧力により定
着され、記録画像になる。一方、転写後に転写されず感
光ドラム1上に残った現像剤はクリーニングブレード1
0を有するクリーニング装置11によりのぞかれ、廃ト
ナー容器18に蓄積される。その後、感光ドラム1表面
は再び帯電装置2により帯電され上述の工程を繰り返
す。
【0005】図7を用いて従来の画像形成装置の帯電装
置について詳述する。
【0006】接触帯電装置は、電圧を印加した帯電部材
2を感光ドラム1に当接させて、感光ドラム1に電荷を
直接的に転移させて、感光ドラム1表面を所用の電位に
帯電するので、帯電装置として従来より広く利用されて
いるコロナ放電装置に比べて、感光ドラム1面に所望の
電位を得るのに必要とされる印加電圧の低電圧化がはか
れること、帯電過程で発生するオゾン量が極微量である
こと、構成が簡単である等の利点を有しているため、感
光体、誘電体等の像担持体、その他の感光ドラム1を帯
電処理する手段としてコロナ放電装置に代わるものとし
て注目され、実用化されている。
【0007】この接触帯電方式もしくは装置に関して、
均一な帯電処理のため、交流電圧に直流電圧を重畳した
振動電圧を接触帯電部材2に印加し、この接触帯電部材
2を感光ドラム1に当接させて帯電を行う方式がある。
【0008】ここで、接触帯電装置2の帯電部材たる帯
電ローラ2について詳述する。図7に示すように、帯電
ローラは芯金21上に導電性ゴム等より成る弾性層22
を設け、その上に抵抗層たる表層23を設けた構成にな
っている。また、帯電ローラ2は、バネ26により押圧
された軸受け24により、所定の圧力で感光ドラム1に
押しつけられ、固定されている。このとき片側もしくは
両側の軸受け24を、導電性の物質を用いた導電性軸受
けとして、電源27より導通をとる場合もある。
【0009】このとき、特にサイズの大きな転写材に対
応した画像形成装置の場合、帯電ローラ2の芯金も長く
なるため、ある程度の剛性を保つために、より小サイズ
の芯金に比較して、芯金径を太くする必要がある。しか
しながら、近年画像形成装置の小型化の要求、およびよ
り小サイズの転写材のみに対応した画像形成装置に用い
られている帯電ローラ2軸受けとの互換性を保つことに
よるコストダウンのメリットから、芯金中央部はある程
度太くし、芯金端部で段差を設け、芯金の軸受けのみ芯
金径を細くした帯電ローラ2が用いられることがある。
【0010】次に、帯電ローラ2の製造方法を図8を用
いて示す。帯電ローラ2の芯金21は帯電ローラ製造用
の型31にセットされ、該型31内に導電性ゴム等の基
材物質が注入されローラ状に形成される。その際、両端
に端部からの基材物質の流出を抑えるための端部型32
がセットされ、端部形状を出している。端部型32内部
は、帯電ローラ2端部形状と芯金21形状に合わせて、
帯電ローラ2端部及び芯金21形状に忠実に沿った形状
になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに芯金21長手方向に段差を設けた帯電ローラ2にお
いては、帯電ローラ2製造時に端部型32を作る際、帯
電ローラ2端部形状に忠実に沿った形にするため、端部
型32の内部にも段差をつけなければならなかった。端
部型32の内部の段差の数が多くなれば、精度の良い端
部型を作ることがより難しくなり、端部型32製造のた
めのコストが、芯金21に段差がない場合に比べて大き
くなってしまう。
【0012】また、従来の帯電ローラ弾性層は、長手方
向からの力に逆らって、弾性体部を支持部材に固定する
力が弱いため、帯電ローラ2の回転に伴って長手方向に
力が働いたときに、長手方向位置がずれてくる可能性が
ある。このように弾性層長手方向の位置がずれてしまっ
た帯電ローラ2は、後述する感光ドラム表層削れを起こ
した箇所が画像領域に入ってしまい、画像上欠陥を生じ
る。帯電ローラ2端部においては、感光ドラム表層削れ
が帯電ローラ2上の他の領域よりも顕著に生じる。その
理由を図9、図10、及び図11を用いて詳述する。
【0013】図9に示すように、帯電ローラ2端部で
は、表層塗工時のダレや、基層の端部処理のため、帯電
ローラ2の他の部分に比べて盛り上がり、凹み等の変形
部分41が生じやすい。このような帯電ローラ2の形状
により、図10の様に感光ドラム1に帯電ローラ2を押
圧したときに、空隙42が生じる。帯電ローラ2と感光
ドラム1の間の空隙42が小さい場合に比べ、端部の変
形等により、図の様に空隙42がある程度以上大きくな
るとその空隙42部で帯電時の放電が他の領域に比べて
大きくなる現象が発生する。このような現象の起こった
領域では、感光ドラム1に対するアタックが顕著にな
り、感光ドラム表層削れが他の部分よりも大きくなる。
【0014】また、図11に示すように、従来の帯電ロ
ーラ2端部では、抵抗層たる表層23が、帯電ローラ2
側面を覆わないものがあった。このような帯電ローラ2
では、バイアス電源27により電圧が印加されたとき、
端部側面より放電が生じる。このことによって、帯電ロ
ーラ2端部のみが、他の部分よりも広い放電面積を持つ
ことになり、帯電ローラ2上の他の部分よりも顕著に感
光ドラム表層削れを生じる。さらに、帯電ローラ2の芯
金21の軸受け部が感光ドラム1に近づくと、芯金21
からも、感光ドラム1に対する放電を起こす可能性があ
る。また、芯金21の軸受け部に段差を設けることによ
って感光ドラム1との距離を大きく採ることが出来たと
しても、段差部の側面からの放電は避けられない。
【0015】このように、感光ドラム1表層が顕著に削
れた場合、画像上欠陥を生じる。具体的には、感光ドラ
ム1表面が削れた箇所において、感光ドラム1感度が低
下し、白色画像部の電位が十分下がらずに、本来白色で
あるはずの部分が黒色に印字されるカブリが生じる。こ
れにより、プリントアウト時に縦の黒スジ画像等が現れ
る。このような画像欠陥が、画像形成装置の画像形成領
域外で起こる限り、画像上問題はないが、近年、画像形
成装置の小型化の要求も高まり、長手方向寸法も極力短
いものが好まれる。従って、十分に画像形成領域外にと
どまるようにこの画像欠陥領域を設ける寸法的余裕はな
く、前述のように、帯電ローラ2の弾性層22の長手方
向の移動が少しでも生じると、画像欠陥領域が画像形成
領域内に入ってしまい、プリントアウト時に画像欠陥を
生じてしまう。
【0016】また、仮にカブリ部分が画像領域内に入ら
ない場合も、カブリ部分の余分なトナー7がそのままク
リーニング装置11で除去され、廃トナー容器18にた
まるので、端部において、廃トナー容器18の容量に余
裕がなくなり、廃トナー容器18端部から廃トナーがこ
ぼれて画像形成装置内に飛散してしまう。さらに、廃ト
ナーが画像形成装置内に飛散した場合、飛散した廃トナ
ーが転写材12に付着して画像が汚れる等の弊害があ
る。
【0017】さらに、感光ドラム1表層の削れを生じた
部分は感光ドラム1表面状態が悪く、摩擦係数が大きく
なり、転写工程後、感光ドラム1表面に残ったトナー7
をクリーニングブレード10によって掻き落とす際に、
クリーニングブレード10と感光ドラム1との間に働く
摩擦力が増し、クリーニングブレード10はその摩擦力
に耐えられず裏側へ反ってしまい、クリーニングブレー
ド10めくれを生じる。クリーニングブレード10めく
れを生じた画像形成装置は感光ドラム1を清掃する機能
を失い、正常な画像を形成出来ないため、もはや使用不
能になってしまう。
【0018】本出願に係る発明の第1の目的は、帯電部
材製造時の単純化された構成と製造コストの引き下げに
伴い、像担持体表層が削れた際の画像領域内への画像欠
陥の侵入を防止し、プリントアウト時の縦黒スジ画像の
発生を無くすことにある。
【0019】本出願に係る発明の第2の目的は、感光ド
ラム表層削れの生じた部分の画像領域内への侵入を確実
に防止することにある。
【0020】本出願に係る発明の第3の目的は、感光ド
ラム端部削れを抑え、画像欠陥およびクリーニングブレ
ードめくれを防止することにある。
【0021】本出願に係る発明の第4の目的は、帯電部
材による安定した帯電を可能とすることにある。
【0022】本出願に係る発明の第5の目的は、支持部
材端部からの電流のリークを抑えることにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
の目的を実現する構成は、請求項1に記載のように、支
持部材によって回転可能に保持された導電性の弾性体を
回転可能な像担持体に接触させ、該支持部材に帯電電圧
を印加して該弾性体を帯電することで該像担持体を帯電
する帯電部材において、該支持部材はその両端が長手方
向に沿って少なくとも一つ以上の段差を有し、前記弾性
体が該支持部材の少なくとも該段差部位を被覆すること
を特徴とした帯電部材にある。
【0024】この構成によれば、帯電部材製造時の端部
型製造のためのコストダウンを図り、また、上記弾性体
の長手方向の移動を抑えることにより、プリントアウト
時に感光ドラム削れによる画像欠陥が起こる領域が画像
形成領域内に侵入することを防止することができる。
【0025】本出願に係る第2の発明の目的を実現する
構成は、請求項2に記載のように、請求項1において、
前記支持部材は、その段差が中央部から端部にかけて支
持部材の径が小さくなるように構成されていることを特
徴とする。
【0026】この構成によれば、さらに確実に弾性体の
長手方向の移動を抑え、帯電部材端部における感光ドラ
ム表層削れが生じた部分が画像領域内に侵入してしまう
のを防止することができる。
【0027】本出願に係る第3の発明の目的を実現する
構成は、請求項3に記載のように、請求項1または2に
おいて、前記弾性体には、その一部または全部の表面を
覆うように抵抗体からなる表層を有することを特徴とす
る。
【0028】この構成によれば、帯電部材端部側面から
の放電現象をより確実に抑えることで、感光ドラム端部
削れを抑え、画像欠陥およびクリーニングブレードめく
れを防止することができる。
【0029】本出願に係る第4の発明の目的を実現する
構成は、請求項4に記載のように、請求項3において、
前記表層は前記段差を有する支持部材両端で該支持部材
に沿って断面テーパー状に交差させていることを特徴と
する。
【0030】この構成によれば、例えば支持部材である
芯金に対して90度角度未満の傾斜にて表層を交差させ
るように該表層で前記弾性体の端部側面を被覆すること
で、端部が堅くなることによる帯電部材中央部の浮き上
がりを防止し、安定した帯電を可能にすることができ
る。
【0031】本出願に係る第5の発明の目的を実現する
構成は、請求項5に記載のように、請求項1乃至4のい
ずれかにおいて、前記弾性体が前記支持部材によって支
持された発泡部材であることを特徴とする。
【0032】この構成によれば、帯電部材に交流電圧を
印加することに伴って、帯電部材と感光ドラムの振動に
より発生する帯電音を抑えつつ、弾性体の硬度が低く、
支持部材たる芯金と感光ドラムの距離が小さくなった場
合にも、支持部材たる芯金からの放電現象を抑えること
によって、支持部材端部からの電流のリークを抑え、感
光ドラム端部削れを防止することができる。
【0033】上記目的を実現する具体的な構成として
は、請求項6に記載のように、請求項1乃至5のいずれ
かにおいて、前記像担持体と帯電部材とを一体に収容す
るカートリッジ容器を有し、該カートリッジ容器を画像
形成装置本体に対して着脱自在に装着する装着手段を有
することを特徴とする画像形成装置のプロセスカートリ
ッジにある。
【0034】この構成によれば、互換性のある形態性と
収容能率の良いプロセスカートリッジを得ることができ
る。
【0035】上記目的を実現する具体的な他の構成とし
ては、請求項7に記載のように、請求項1乃至5のいず
れかに記載の帯電部材と、前記像担持体を露光して静電
潜像を形成する露光手段と、該静電潜像を現像してトナ
ー像を得る現像手段と、該トナー像を転写材に転写する
転写手段とを有することを特徴とする画像形成装置。こ
の構成によれば、画像欠陥のない鮮明な画像が形成され
かつ低コストの画像形成装置を得ることができる。
【0036】請求項8に記載のように、請求項6に記載
の、プロセスカートリッジを有することを特徴とする画
像形成装置にある。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本出願に係
る発明の実施の形態について説明する。
【0038】(第1の実施の形態)図1は本出願に係る
発明における第1の実施の形態を表す図であり、帯電部
材としての帯電ローラ2端部を長手方向に対し側面から
見た図である。
【0039】本実施の形態においては、帯電部材芯金の
段差部を弾性層が覆う構成をとることによって、帯電部
材製造時に使用する端部型内部に帯電部材形状に沿った
段差をつける必要をなくし、より安価に精度の良い端部
型を得ることを可能にし、また、段差部において、弾性
層を固定することによって弾性層の長手方向への動きを
なくし、帯電部材端部における感光ドラム表層削れが生
じた際にも、画像欠陥領域が画像領域内に侵入すること
を防止することを特徴とする。
【0040】図1において、1は、被帯電部材としての
帯電極性がマイナスまたはプラスの回転可能な感光ドラ
ムとする。2は接触帯電部材としての帯電ローラであ
る。この帯電ローラ2は、支持部材としてのステンレス
等で出来た芯金21と、この芯金21の外周に同心一体
にローラ状に形成した弾性体(弾性層)22と、この弾
性層22の外周面を覆う抵抗層たる表層23を設けたも
のである。また、芯金21は、長手方向に少なくとも一
カ所以上の段差28が設けられている。この段差28は
好ましくは端部付近に設けられる。段差28は中央部に
比べて端部の芯金径が小さくなる構成とすれば、芯金2
1の強度を維持しつつ、端部径が小さいため、芯金軸受
け24等の構成部品の小型化を図ることが可能となり、
画像形成装置の長手寸法短縮に資することが出来る。
【0041】弾性層22は、エチレン−プロピレンゴ
ム、エチレン−プロピレン−ジエンゴム、ブチルゴム、
ブタジエンゴム、シリコーンゴム、ポリノルボルネン等
に、カーボン、酸化チタン、酸化スズ等を分散し、形成
した。抵抗層たる表層23は、フッ化ビニリデン系ゴ
ム、四フッ化エチレン−プロピレンゴム、エピクロルヒ
ドリンゴム、ウレタンゴム等のゴムや、フッ化樹脂等に
カーボン、酸化スズ等を分散したもの等を用いる。ま
た、弾性層22と表層23の間に、さらに一層以上の機
能層、例えば帯電部材に印加された電圧を長手方向に均
一にするための導電層等を設けても良い。
【0042】本実施の形態における帯電ローラの仕様は
以下の通りである。
【0043】芯金21は直径が中央部で約8mm、端部
で約6mm、長さ約340mm(8mm径の部分の長さ
は322mm)の、一つの段差28がついたステンレス
丸棒であり、弾性層22はカーボン分散のソリッドのE
PDM導電性ゴムで、体積抵抗値は105 Ω・cm、層
厚は2.8mm、長さは326mmであり、導電層はE
PDMやウレタンに多量のカーボン、酸化スズ等の導電
性粉体を分散させたもので、その体積抵抗値は106 Ω
・cm、層厚は80μmであり、中抵抗値はエピクロル
ヒドリンゴムで、その体積抵抗値は109 Ω・cm、層
厚は80μmである。
【0044】この帯電ローラ2を、図12に示すよう
に、従来の帯電ローラと同様に芯金21の両端部を軸受
け部材24で保持させ、かつ加圧バネ26で感光ドラム
1の方向へ押圧付勢させて感光ドラム1表面に所定の押
圧力、本実施の形態では総圧13.72Nで圧接させて
あり、感光ドラム1の回転に伴い従動回転する。この帯
電ローラ2にはバイアス電源27から、芯金21に接触
させた摺動電極25を介して、交流電圧:2.0kVp
p、350Hz、直流電圧:目標帯電位に相当する直流
電圧、との重畳振動電圧(Vac+Vdc)が印加され
る。これにより感光ドラム1の表面がAC印加方式で目
標帯電電位に均一に接触帯電処理される。従来の、弾性
層が芯金21の段差部を覆わない構成をした帯電ローラ
として、同じ芯金、同じ層構成で、弾性層の長手方向の
長さが約321mmのものを使用した。
【0045】従来の帯電ローラに比較して、本実施の形
態における帯電ローラ2は、芯金21の段差28部を弾
性体22が覆う構成となっているため、帯電ローラ2製
造時で用いる型を製造するときに、従来は段差28部分
を精密に型どらなければならなかったのに対して、段差
28部分を型どる必要がなくなったために、端部型の製
造コストを安価に抑えることが可能になった。
【0046】また、従来の帯電ローラに対して、横方向
(長手方向)の力に対して弾性層22が動くことが少な
いため、帯電ローラ2端部で、感光ドラム1表層の削れ
が生じた際に、画像欠陥を起こす領域が画像領域内に入
る可能性を小さくすることが出来る。
【0047】(第2の実施の形態)図2は本出願に係る
発明の第2の実施の形態を表す図である。本実施の形態
は、第1の実施の形態に加えて、抵抗層たる表層23
が、帯電部材端部側面をも覆うことにより、帯電部材側
面からの放電現象を抑えることによって感光ドラム1端
部表層削れを防止し、画像欠陥及びクリーニングブレー
ド10のめくれを防止することを特徴とする。
【0048】本実施の形態においては、第1の実施の形
態の帯電ローラ2に加えて、帯電部材たる帯電ローラ2
の端部側面は、抵抗層たる表層23によって覆われてい
る。従来の、端部側面が表層たる抵抗層によって覆われ
ていない帯電ローラでは図11に示すようにローラ端部
側面からの放電現象が起こる。これによって感光ドラム
1表層が削られ、画像欠陥や、クリーニングブレード1
0のめくれの原因となる。本実施の形態における帯電ロ
ーラ2としては、第1の実施の形態と同様の層構成を持
つものを用いた。ただし、本実施の形態においては、帯
電ローラ2の端部側面が、抵抗層たる表層23に覆われ
ているところが異なる。
【0049】帯電ローラ2端部側面から放電現象が起こ
っているかどうかは、図14の様に帯電ローラ2を金属
ドラムに当接させて、回転させながら電圧を印加するこ
とによって確かめることが出来る。リークが起こってい
る場合、周りを暗くした状態で観察すると、端部からの
放電が光って見える。このような放電が生じると、帯電
ローラ2端部における感光ドラム1に対するアタックが
顕著になり、感光ドラム1表層の削れが帯電ローラ2端
部において著しくなる。それによって、削れ部分に画像
欠陥が生じたり、クリーニングブレード10のめくれの
原因となる。
【0050】帯電ローラ2端部側面が、抵抗層によって
覆われていることによって、帯電ローラ2端部側面から
のリークによる放電現象は改善される。実際、抵抗層た
る表層23に覆われた部分が、感光ドラム1表面から約
2mm以上の高さまで及んだ帯電ローラ2で確認したと
ころ、端部からの放電現象は観察されなかった。従っ
て、本実施の形態の帯電ローラ2を用いることによっ
て、感光ドラム1に対する放電によるアタックを減少さ
せることが出来、感光ドラム1端部削れも軽減すること
が可能になった。
【0051】(第3の実施の形態)図3は本出願に係る
発明の第3の実施の形態を表す図である。本実施の形態
における帯電ローラは第1及び第2の実施の形態に加え
て、帯電ローラ2端部が、芯金21に対して90度未満
のテーパー角度を描くことを特徴とする帯電ローラ2を
用いることによって、帯電ローラ2端部側面にも抵抗層
たる表層23を設けた場合にも、帯電ローラ2端部の硬
度上昇を防ぎ、帯電ローラ2端部での放電領域の変化を
押さえ、感光ドラム1端部削れを防止するものである。
【0052】帯電ローラ2端部側面にまで表層23たる
抵抗層が及ぶ場合、図15に示すように、帯電ローラ2
端部においては、表層23が側面を覆うことによって、
中央部ではd1 の厚みの表層23の影響を考慮すればい
いのに対して、帯電ローラ2端部において、表層材料が
端部側面覆っている場合、d2 の厚みの表層の影響を受
けることになる。従って、表層23の硬度が基材の硬度
に比較して相対的に高い場合、帯電ローラ2端部におい
て、帯電ローラ2の硬度が高くなる。帯電ローラ2端部
の硬度が高くなった場合、図13のように端部に押圧し
て帯電ローラ2を固定した場合、帯電ローラ2端部の硬
度の高い部分を支点にして、中央部に向かって、帯電ロ
ーラ2の浮きが生じる。このように帯電ローラ2中央部
が浮いてしまった場合、浮いた部分では放電領域の面積
が広がり、感光ドラム1削れがそれ以外の部分に比べて
顕著になる。従って、浮いた部分ではそれ以外の部分よ
りも画像欠陥が生じやすくなってしまう。
【0053】また、帯電ローラ2中央部に浮きを生じる
と、中央の浮いた部分において転写残トナーの内、さら
にクリーニングブレード10をもすり抜けてきたトナー
や、感光ドラム1表層が放電によるアタックにより削れ
た際に生じる削れ粉が付着する可能性が高くなる。この
ような粉体が付着し、中央部に堆積することによって、
帯電ローラ2中央部の抵抗がそれ以外の部分よりも高く
なり、その結果、長手中央部での帯電不良を起こしやす
くなってしまう。
【0054】本実施の形態の帯電ローラ2においては、
帯電ローラ2端部が芯金21に対して90度未満のテー
パー状に角度を描くことにより、表層23が帯電ローラ
2端部側面に達した場合にも、表層23の影響による端
部硬化を緩和し、帯電ローラ2中央部での浮きを防止す
ることが出来る。実際、帯電ローラ2端部が芯金21に
対して90度の角度を形成するとき、表層23の影響
は、図16の様に、d2の分だけ受けることになるが、
帯電ローラ端部が芯金に対してθ(θ<90°)の角度
を形成するとき、表層の影響は図16のごとく、d1 /
cosθの分しか受けずに済む。そして、θを小さくと
ることによって、d1 /cosθの値は、d2 よりはる
かに小さな値にすることが可能である。
【0055】本実施の形態の帯電ローラ2の基材及び表
層23は第1及び第2の実施の形態で示したものを用い
る。ただし、本実施の形態の帯電ローラ2においては、
帯電ローラ2端部に、芯金21に対して90度未満のテ
ーパー角度θを形成するように傾斜を設けたところが異
なる。このときθが小さくなるほど、d1 /cosθの
値は小さくなり、端部の硬度上昇が小さくなるが、θを
あまりにも小さくすると、帯電ローラ2の非画像領域が
長くなってしまい、帯電ローラ2長手方向の長さを長く
しなければならなくなってしまう。また、d3 の大きさ
も十分とれなくなってしまうため、端部側面からの放電
が起こりやすくなってしまう。従ってθの値は好ましく
は10°から50°程度の範囲が適当で、さらに望まし
くは15°から30°の間の帯電ローラ2を用いること
によって、帯電ローラ2端部からの放電と中央部の浮き
の防止効果を、得ることが出来る。
【0056】(第4の実施の形態)図4は本出願に係る
発明の第4の実施の形態を表す図である。本実施の形態
では第1乃至第3の実施の形態の帯電部材に加えて、帯
電部材に交流電圧を印加したときに、帯電部材と感光ド
ラム1が振動することによる帯電音を防止するために、
弾性層22として、発泡部材等、硬度の低い物質を用い
た場合にも芯金21と感光ドラム1表面との距離を保
ち、帯電ローラ2芯金21からの放電による感光ドラム
1に対するアタックを抑え、感光ドラム1表層削れを防
止することを特徴とする。
【0057】本実施の形態においては、弾性層22とし
て、ポリスチレン、ポリオレフィン、ポリウレタン、ポ
リアミド系等の発泡部材や、EPDMやウレタンを発泡
させた柔軟な素材に、カーボン、酸化スズなどの導電性
粉体を分散させて体積抵抗率を低くした部材を用いる。
【0058】図5にも示したように、本実施の形態のよ
うな発泡部材を弾性層22として使用した帯電ローラ2
は、弾性層22内に多くの発泡による気泡43を持ち、
図6に示した従来のソリッドゴムの弾性層を持つ帯電ロ
ーラに比べ、非常に柔軟な弾性層22を形成することが
可能になる。
【0059】本実施の形態のように、柔軟な発泡部材を
弾性層22として使用し、弾性層22を柔軟にすること
によって、帯電ローラ2に振動電圧を印加することによ
る帯電ローラ2、感光ドラム1の振動を吸収緩和し、帯
電ローラ2や感光ドラム1の振動電圧のための振動によ
って発生する帯電音を防止することが出来るが、これら
発泡部材は非常に柔軟なため、帯電ローラ2を感光ドラ
ム1に圧接すると、帯電ローラ2の 弾性層22は押圧
力により容易に変形する。
【0060】このように、帯電ローラ2の弾性層22が
押圧力により変形すると、芯金21端部の金属露出部分
と、感光ドラム1表面との距離が小さくなり、芯金21
端部より感光ドラム1に対して放電が生じる可能性が高
くなる。本実施の形態においては、芯金21端部は、中
央部より径が小さく、かつ、段差28部を弾性層22が
覆う構成をとっているため、芯金21の径が一定の場合
に比べて、芯金21と感光ドラム1表面との距離をより
大きく採ることが可能になった。従って、芯金21端部
より感光ドラム1に対して放電を生じることを防ぐこと
が出来る。
【0061】(第5の実施の形態)図18は第5の実施
の形態を表す図である。本実施の形態では、第1ないし
第5の実施の形態の帯電部材を、少なくとも像担持体た
る感光ドラムと帯電部材たる帯電ローラとを一体に収容
するカートリッジ容器を有し、該カートリッジ容器を画
像形成装置本体に対して着脱自在に装着する装着手段を
有する、画像形成装置のプロセスカートリッジを構成す
ることを特徴とする。
【0062】図18において、1は帯電部材としての帯
電極性がマイナスまたはプラスの回転可能な感光ドラム
である。2は接触帯電部材としての帯電ローラである。
この帯電ローラ2は、第1ないし第5の実施の形態に記
載された帯電部材を使用している。
【0063】本実施の形態におけるプロセスカートリッ
ジ41は、感光ドラム1,帯電部材2,現像装置8,ク
リーニング装置18を一体に収容するカートリッジ容器
を有し、画像形成装置本体に対して着脱自在に装着する
装着手段(不図示)を有する。
【0064】プロセスカートリッジ41は、画像形成装
置に装着することによって、機械的、電気的に画像形成
装置と接続する。感光ドラム1は、画像形成装置本体の
モータにより駆動され、帯電装置、現像装置は画像形成
装置本体から接点を介してバイアス電源を供給される。
【0065】このようにプロセスカートリッジが画像形
成装置本体と接続されることによって、画像形成装置は
画像形成可能な状態となり、通常の画像形成プロセスを
経て記録画像を供することが可能になる。
【0066】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、帯電部
材製造時の端部型製造のためのコストダウンを図り、ま
た、上記弾性体の長手方向の移動を抑えることにより、
プリントアウト時に感光ドラム削れによる画像欠陥が起
こる領域が画像形成領域内に侵入することを防止するこ
とができる。
【0067】請求項2に記載の発明によれば、さらに確
実に弾性体の長手方向の移動を抑え、帯電部材端部にお
ける感光ドラム表層削れが生じた部分が画像領域内に侵
入してしまうのを防止することができる。
【0068】請求項3に記載の発明によれば、帯電部材
端部側面からの放電現象をより確実に抑えることで、感
光ドラム端部削れを抑え、画像欠陥およびクリーニング
ブレードめくれを防止することができる。
【0069】請求項4に記載の発明によれば、例えば支
持部材である芯金に対して90度角度未満の傾斜にて表
層を交差させるように該表層で前記弾性体の端部側面を
被覆することで、端部が堅くなることによる帯電部材中
央部の浮き上がりを防止し、安定した帯電を可能にする
ことができる。
【0070】請求項5に記載の発明によれば、帯電部材
に交流電圧を印加することに伴って、帯電部材と感光ド
ラムの振動により発生する帯電音を抑えつつ、弾性体の
硬度が低く、支持部材たる芯金と感光ドラムの距離が小
さくなった場合にも、支持部材たる芯金からの放電現象
を抑えることによって、支持部材端部からの電流のリー
クを抑え、感光ドラム端部削れを防止することができ
る。
【0071】請求項6に記載の発明によれば、互換性の
ある形態性と収容能率の良いプロセスカートリッジを得
ることができる。
【0072】請求項7、8に記載の発明によれば、画像
欠陥のない鮮明な画像が形成されかつ低コストの画像形
成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本出願に係る発明の第1の実施の形態の帯電部
材を長手方向の側面より見た断面図。
【図2】本出願に係る発明の第2の実施の形態の帯電部
材を長手方向の側面より見た断面図。
【図3】本出願に係る発明の第3の実施の形態の帯電部
材を長手方向の側面より見た断面図。
【図4】本出願に係る発明の第4の実施の形態の帯電部
材を長手方向の側面より見た断面図。
【図5】本出願に係る発明の第4の実施の形態の帯電部
材を長手方向より見た断面図。
【図6】従来例の帯電部材を長手方向より見た断面図。
【図7】従来例の帯電部材による帯電の機構を示す正面
図。
【図8】帯電ローラの製造方法を示す概念図。
【図9】帯電ローラの端部形状の一部を示す正面図。
【図10】帯電ローラの端部の変形による感光ドラムへ
の放電を説明する正面図。
【図11】帯電ローラ端部からの感光ドラムへのリーク
現象を説明する正面図。
【図12】本出願に係る発明の帯電部材による帯電機構
を説明する正面図。
【図13】帯電ローラ端部の硬化による帯電ローラ中央
部浮状態を示す正面図。
【図14】帯電ローラは端部からの放電を観察するため
の装置の概略を示す斜視図。
【図15】帯電ローラの硬度と端部形状の関係を説明す
るための正面図。
【図16】帯電ローラの硬度と端部形状の関係を説明す
るための正面図。
【図17】従来の画像形成装置を示す断面図。
【図18】第5の実施の形態を示す断面図。
【符号の説明】
1…感光ドラム 2…帯電部材 21…芯金 22…弾性体 23…表層 28…段差 31…帯電ローラ製造用の型 32…端部型 41…変形部分 42…空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持部材によって回転可能に保持された
    導電性の弾性体を回転可能な像担持体に接触させ、該支
    持部材に帯電電圧を印加して該弾性体を帯電することで
    該像担持体を帯電する帯電部材において、該支持部材は
    その両端が長手方向に沿って少なくとも一つ以上の段差
    を有し、前記弾性体が該支持部材の少なくとも該段差部
    位を被覆することを特徴とした帯電部材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記支持部材は、そ
    の段差が中央部から端部にかけて支持部材の径が小さく
    なるように構成されていることを特徴とする帯電部材。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記弾性体
    には、その一部または全部の表面を覆うように抵抗体か
    らなる表層を有することを特徴とする帯電部材。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記表層は前記段差
    を有する支持部材両端で該支持部材に沿って断面テーパ
    ー状に交差させていることを特徴とする帯電部材。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかにおいて、前
    記弾性体が前記支持部材によって支持された発泡部材で
    あることを特徴とする帯電部材。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記像担持体と帯電部材とを一体に収容するカートリッジ
    容器を有し、該カートリッジ容器を画像形成装置本体に
    対して着脱自在に装着する装着手段を有することを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至5のいずれかに記載の帯電
    部材と、前記像担持体を露光して静電潜像を形成する露
    光手段と、該静電潜像を現像してトナー像を得る現像手
    段と、該トナー像を転写材に転写する転写手段とを有す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載のプロセスカートリッジ
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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